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JP6282558B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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JP6282558B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給装置に関する。詳しくは、自動車等の車両に搭載される燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
従来から、燃料供給装置を燃料タンクに取り付けることは広く知られている。この際、燃料タンクの上面に設けた開口部から燃料供給装置の一部を挿入して取り付けることも広く知られている。また、特許文献1に記載されているように、燃料供給装置に設けたポンプユニットが回動可能となるように構成することも知られている。
特開2012−184760号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、なお改良の余地がある。特許文献1に記載の燃料供給装置は、ポンプユニットを横方向にずらしながら燃料タンクの開口を通過させることになるが、当該動作の最中に開口部付近に燃料供給装置が引っ掛かり、スムーズに燃料供給装置を移動させることができない恐れがあった。例えば、ロアベースの側面に設けられた凹部に対して、開口部の縁が嵌るように引っ掛かる恐れがあった(図31参照)。また、蓋部材に取り付けられた棒部材の先端が燃料タンクの開口部周囲や、開口部周りに配置された樹脂製のリングなどに引っ掛かる恐れがあった(図32参照)。したがって、燃料供給装置を燃料タンクに取り付けるために多くの時間を必要とする恐れがあった。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、燃料供給装置を燃料タンクにスムーズに挿入できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記ポンプユニットにはポンプが載置されるアッパベースと前記燃料タンクに接することになるロアベースとが備えられており、前記アッパベースと前記ロアベースは、前記ロアベースの側面に設けられた凹部に対して前記アッパベースに設けた係止部が嵌った状態で結合されるものであり、前記凹部は、所定箇所から底面に向けて対向する面間の距離が漸次広がるように構成されている燃料供給装置である。
この第1の発明によれば、ロアベースの側面に設けられた凹部は、所定箇所から底面に向けて対向する面間の距離が漸次広がるように構成されているものであるため、燃料タンクの開口部の縁が凹部に引っ掛かりにくい。そのため、燃料タンクの開口部に対してポンプユニットをスムーズに挿入しやすくなる。
第2の発明は、第1の発明において、前記アッパベースの上面側には段差が設けられており、前記段差の構成要素に対して前記開口部の縁が引っ掛かることを抑制可能なガイド部を備えた燃料供給装置である。
この第2の発明によれば、ポンプユニットのアッパベースの上面側に段差が設けられているにも関わらず、ガイド部を備えているため、ポンプユニットが燃料タンクの開口部の縁に引っ掛かることが抑制される。したがって、燃料供給装置をスムーズに燃料タンクに装着することが可能となり得る。
第3の発明は、第2の発明において、前記ガイド部は、前記ベース部の底面に対して傾斜する傾斜面を備えている燃料供給装置である。
この第3の発明によれば、傾斜面と開口部の縁が当接した状態でポンプユニットを動かすことで、ポンプユニットを開口部内にスムーズに挿入させることが可能となり得る。
第4の発明は、第1乃至3の何れかの発明において、前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、前記ジョイントが下端に位置する状態では前記棒部材の先端がジョイントより下方に突出しない状態とすることが可能な燃料供給装置である。
この第4の発明によれば、ジョイントが下端に位置する状態では、シャフトの先端がジョイントより下方に突出していないため、シャフトの先端により開口部近傍に配設されるシール材などに引っ掛かることが抑制される。したがって燃料供給装置を燃料タンクに装着することがスムーズに行われ得る。
第5の発明は、第4の発明において、前記ジョイントには、前記棒部材の軸線に対して傾いた面により構成されているガイド面を形成しており、前記ガイド面を前記燃料タンクに当接させながら前記ジョイントを移動させることで、前記ポンプユニットを所定の位置に向けて移動させることが可能である燃料供給装置である。
この第5の発明によれば、シャフトの軸線に対して傾いた面により構成されているガイド部を利用することでポンプユニットを所定の位置に向けて移動させることが可能であるため、燃料供給装置をスムーズに燃料タンクに装着することが可能となり得る。
第6の発明は、第1乃至3の何れかの発明において、前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、前記棒部材の下端が、曲面状に形成されている燃料供給装置である。
この第6の発明によれば、棒部材の下端が燃料タンクの開口部周りに配置したシール材などに悪影響を及ぼすことが抑制可能となり得る。
第7の発明は、第3又は第4の発明において、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに挿入される際に、前記燃料供給装置を横方向にずらしながら挿入されるものである。
この第7の発明によれば、燃料供給装置を燃料タンクに装着する際に横方向にずらしながら挿入することが求められるものであるため、燃料供給装置の構成の自由度はあがるが、燃料供給装置のシャフトの各所が燃料タンクの各所に当接しやすい。したがって、第1乃至6の発明によりもたらされる効果が、より発揮されやすくなっている。
第8の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記アッパベースの上面側には段差が設けられており、前記段差の構成要素に対して前記開口部の縁が引っ掛かることを抑制可能なガイド部を備え、当該ガイド部は前記ベース部の底面に対して傾斜する傾斜面を備えている燃料供給装置である。
この第8の発明によれば、ポンプユニットのアッパベースの上面側に段差が設けられているにも関わらず、ガイド部を備えているため、ポンプユニットが燃料タンクの開口部の縁に引っ掛かることが抑制される。したがって、燃料供給装置をスムーズに燃料タンクに装着することが可能となり得る。また、傾斜面と開口部の縁が当接した状態でポンプユニットを動かすことで、ポンプユニットを開口部内にスムーズに挿入させることが可能となり得る。
第9の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、前記ジョイントが下端に位置する状態では前記棒部材の先端がジョイントより下方に突出しない状態とすることが可能な燃料供給装置である。
この第9の発明によれば、ジョイントが下端に位置する状態では、シャフトの先端がジョイントより下方に突出していないため、シャフトの先端により開口部近傍に配設されるシール材などに引っ掛かることが抑制される。したがって燃料供給装置を燃料タンクに装着することがスムーズに行われ得る。
第10の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、前記棒部材の下端が、曲面状に形成されている燃料供給装置である。
この第10の発明によれば、棒部材の下端が曲面状に形成されているため、燃料タンクの開口部周りに配置したシール材などに悪影響を及ぼすことが抑制可能となり得る。
本発明によれば、燃料供給装置を燃料タンクにスムーズに挿入できるようにすることが可能となり得る。
実施例の燃料供給装置の斜視図である。 実施例の燃料供給装置を吊り上げた状態における側面図である。 実施例のポンプユニットが燃料タンクの開口部を通過している状態を示す部分拡大図である。 第一変形例における燃料供給装置の係止部及び被係止部周りの拡大図である。 第二変形例における燃料供給装置の係止部及び被係止部周りの拡大図である。 第三変形例における燃料供給装置の係止部及び被係止部周りの拡大図である。 第四変形例のポンプユニットの平面図である。 第四変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第五変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第六変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第七変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第八変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第九変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第十変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第十一変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第十二変形例のポンプユニットを左側から見た側面図である。 第十三変形例のポンプユニットを左斜め上から見た斜視図である。 第十四変形例のポンプユニットを左側から見た側面図である。 第十五変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第十六変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第十七変形例のポンプユニットを右斜め上から見た斜視図である。 第十八変形例のポンプユニットを右斜め上から見た斜視図である。 第十九変形例のポンプユニットを右斜め上から見た斜視図である。 第二十変形例のポンプユニットを前側から見た側面図である。 第二十変形例のポンプユニットを右側から見た側面図である。 第二十変形例のポンプユニットを裏側から見た底面図である。 実施例の燃料供給装置を燃料タンクに装着した状態を表した側面図である。 第二十一変形例の棒部材周りを表した斜視図である。 第二十二変形例の燃料供給装置を左側面から見た概略図である。 第二十三変形例の燃料供給装置を左側面から見た概略図である。 従来例のポンプユニットが燃料タンクの開口部を通過している状態を示す部分拡大図である。 従来例のポンプユニットが燃料タンクの開口部を通過している状態を示す側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1などに示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定する。例えば、通常、燃料供給装置1の蓋部材2が位置する側が上側でポンプユニット4が位置する側が下側となる。また、ポンプユニット4が回転する回転軸方向が左右方向である。また、当該回転軸方向に直交するとともに、上下方向に直交する方向が前後方向である。なお、以下においては、特に断りが無い限り、燃料供給装置1が燃料タンク7に装着されている状態であることを前提にして、方向について言及している。
本実施の形態における燃料供給装置1は乗物に搭載されるものである。特に、乗物の中でも車両に搭載されるものである。燃料供給装置1は、車両の床面よりも下方に配置した燃料タンク7に取り付けられるものであり、燃料タンク7内の液体燃料を図示しない内燃機関に送液するために使用されるものである。
本実施例における燃料供給装置1は、燃料タンク7の上面部71に設けられた開口部72に取り付けられる蓋部材2と、燃料タンク7内の燃料を外部に送液するために使用されるポンプ41を備えたポンプユニット4と、蓋部材2とポンプユニット4を連結するために使用される連結部3と、燃料タンク7における燃料の残量を検出するために使用される燃料残量検出装置48とを備えている。ポンプユニット4は、燃料タンク7の底面部73に設置されるものであり、燃料タンク7の開口部72に蓋部材2を取り付けることにより、燃料タンク7の開口部72を閉じることが可能であるとともに、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に沿って設置可能なものである。
本実施例の蓋部材2は、燃料タンク7の開口部72を覆うことになるセットプレート部21を備えている。略円盤形状のセットプレート部21には、ポンプユニット4から送液された燃料を燃料タンク7外に導くために使用される吐出ポート23が備えられている。またセットプレート部21には、電気配線の接続のために使用される電気コネクタ24が備えられている。燃料タンク7の開口部72は通常円形であるため、蓋部材2のセットプレート部21も平面視で略円形となるように形成されている。燃料タンク7に設けられた円形の開口部72にはシール材としてOリングなどの樹脂製のリング(図示せず)が取り付けられており、燃料タンク7と蓋部材2との間に隙間が生じることを抑制している。
本実施例の燃料供給装置1は、連結部3が伸縮可能に構成されている。連結部3は蓋部材2に取り付けた棒部材35と棒部材35に沿って移動可能なジョイント部36とを備えている。当該棒部材35はセットプレート部21が広がる面方向に対して直交するように伸びるものである。また、ジョイント部36と蓋部材2との間には弾性力を発揮可能な部材としてスプリング53を備えている。当該スプリング53は、蓋部材2とポンプユニット4が所定の間隔よりも近接した際に、蓋部材2とポンプユニット4を離間させるように付勢可能なものである。したがって、ポンプユニット4の底面が燃料タンク7の底面部73に接した状態から更に蓋部材2を燃料タンク7の底面部73に近づけるように移動させる間にスプリング53は縮むことになる。このスプリング53が縮んだ状態が維持されると、ポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73に対して押し続けられた状態が維持されることになる。
本実施例の燃料供給装置1には、蓋部材2の下方にポンプユニット4が備えられている。本実施例のポンプユニット4は、燃料を送液するために使用されるポンプ41と、前記ポンプ41を載置するために使用されるベース部42とを備えている。本実施例のベース部42は略平板状に形成されており、ベース部42の一側面が燃料タンク7の底面部73と対向するように配置されるものである。ベース部42は燃料貯留部やサブタンクなどとも称されることがある部分であり、ベース部42はポンプ41が取り付けられるアッパベース421と、燃料タンク7の底面部73に接するロアベース422と、アッパベース421とロアベース422に挟まれるろ過部材423により構成されている。アッパベース421にはポンプ41と接続される吸引口(図示せず)が設けられており、ろ過部材423を通過した燃料をポンプ41により吸引することが可能な構成とされている。
ロアベース422には格子が施された開口である底面開口4223が備えられている。ロアベース422を燃料タンク7の底面部73に接した状態で配置した場合でも、底面開口4223から燃料を吸い込むことができるように脚部4222が設けられている。また、アッパベース421の外周はロアベース422の外周よりも一回り小さく構成されており、ろ過部材423を挟み込まない状態においてはアッパベース421とロアベース422との間に隙間が生じるように構成されている。当該隙間は燃料をベース部42内に導入することが可能な隙間である。本実施例においては、アッパベース421の一側面をろ過部材423により覆うように配置しているため、当該隙間からベース部42内に侵入する燃料についても、ろ過部材423を通過した上でポンプ41まで到達する。
ポンプユニット4には、燃料の送液圧力を調整するために使用される圧力調整弁43が取り付けられている。圧力調整弁43はポンプ41から伸びている弁支持部411に取り付けられている。圧力調整弁43で圧力が調整された燃料は、ホース51や吐出ポート23などを介して内燃機関に送られる。
本実施例のポンプユニット4のベース部42には、アッパベース421側に燃料残量検出装置48が備えられている。燃料残量検出装置48は、電気配線が接続されているゲージ本体481と、ゲージ本体481に対して回動可能に設けられたアーム部482と、アーム部482の自由端側に設けられる図示しないフロートとを備えている。当該フロートは動くことが可能であり、燃料の液面高さにあわせてフロートの位置が定められる。また、当該フロートの位置によりアーム部482の位置が定められる。当該アーム部482とゲージ本体481との相対位置により、ゲージ本体481における電気的な抵抗値が定まり、燃料の残量を検出することが可能となるものである。
本実施例における連結部3とポンプユニット4は、連結部3に設けられた連結孔31にポンプユニット4に設けられた連結軸45を挿入して接続されており、連結部3とポンプユニット4が相対移動可能に構成されている。したがって、本実施例の燃料供給装置1の蓋部材2を持って吊り上げた場合、連結部3に対してポンプユニット4が回動するように移動する。この際、ポンプユニット4のベース部42の一端側が燃料タンク7の底面部73に対向することになる。
本実施例においては、連結部3と当接可能な係合部49がポンプユニット4のロアベース422に設けられている。より詳しくは、ロアベース422の下端から側方に板状の部位が伸びるように配設されている。したがって、連結部3によりこの係合部49を押圧することにより、ポンプユニット4が傾くことを抑制しながらポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に押し付けることが可能となる。
本実施例の燃料供給装置1は、アッパベース421に設けた係止部4211と、ロアベース422に設けた被係止部4221とが引っ掛かることでアッパベース421とロアベース422とが結合されている(図1参照)。より詳しくは、ロアベース422の両側面をアッパベース421で挟み込むようにすることで、ロアベース422とアッパベース421が結合されている。当該係止部4211はアッパベース421の側面に六箇所設けられており、被係止部4221はロアベース422の側面に六箇所設けられている。樹脂で形成された係止部4211は、弾性変形可能に構成されており、被係止部4221として設けられた凸部位に対して引っ掛かることが可能なものである。
本実施例の凸部位は、ロアベース422の側面に対して凹部4225aを設けることで形成している。当該凹部4225aは、ポンプユニット4の底面側及びアッパベース421側に開かれるように設けられている。当該凹部4225aで囲われるように凸部位が形成されており、係止部4211に設けた孔部4212に凸部位を挿入することができるように構成されている。このように形成された凸部位に対して孔部4212を挿入した状態においては、係止部4211が凹部4225aに対して嵌った状態となる。また、係止部4211の一側面と被係止部4221の一側面が略同一平面上に位置することが可能なように形成されている。したがって、係止部4211と被係止部4221とが嵌め合わされた状態であっても、ベース部42の側方に向けて凹凸形状ができることが抑制されている。
ところで、図31に示すように、ロアベース422の底面と直交した溝を切るように凹部4225を形成すると、凹部4225に開口部72の縁が進入して引っ掛かることがあった。また、当該引っ掛かりが生じた際に、無理やりポンプユニット4を動かすと、凸部位が孔部4212に挿入された状態が解除されてしまう恐れがあった。注意してポンプユニット4を移動させれば、そのような事態は避けられるが、燃料供給装置1を燃料タンク7に速やかに取り付けることの障害になりうるものであった。
上記した事態を回避するため、本実施例の凹部4225aについては所定箇所から底面側に向けて対向する面間の距離が漸次広がるように形成されている(図3参照)。より具体的には、凹部4225aの所定の部位は、側面視で等脚台形を形成するように構成されている。したがって、開口部72の縁が当該凹部4225aに進入した状態となったとしても、凹部4225aから容易に脱することが可能となっている。なお、本実施例における所定箇所は、係止部4211の下端位置と略同じ高さ位置に形成されている。つまり、係止部4211の下端の位置とポンプユニット4の底面との距離と、所定箇所とポンプユニット4の底面との距離が略同じとなるように形成されている。
本実施例は、所定箇所から底面に向けて対向する面の周りは、外方に位置する端部が面取りされるように凹部4225aを形成している。この対向する面に関しては、面取りされている形態である必要性は無い。例えば、図4に示す第一変形例の凹部4225bのように、上記箇所について、略直交するように形成された面と面により稜角が形成される形態とすることも可能である。また、図5に第二変形例として示す凹部4225cのように、外方に位置する端部が弧状に形成することも可能である。当該端部を弧状に形成することで、開口部72周りに配置された環状のシール材などを傷つけることが抑制可能となっている。
燃料タンク7の開口部72の縁がロアベース422の凹部4225に引っ掛からないようにするために、凹部4225が底面側に開かれていない構成とすることも可能である(図6参照)。第三変形例として示した図6においては、係止部4211の下端がロアベース422と当接するように凹部4225dが構成されているが、係止部4211の下端がロアベース422に当接しない構成とすることなども可能である。
本実施例においては、ベース部42の底面側が燃料タンク7の開口部72の縁と引っ掛かることを抑制することに加えて、ベース部42の上面側に関しても燃料タンク7の開口部72の縁と引っ掛かることを抑制可能に構成している。
ところで、ベース部42を燃料タンク7の開口部72外から開口部72内に移動させるには、ベース部42のうち開口部72にはじめに挿入されることになる側(挿入開始側)から、徐々にベース部42を開口部72に挿入する。当該挿入作業を継続することで、ベース部42全体が開口部72を通過することになり、燃料タンク7内に配置されることになる。
ベース部42の上面側にはポンプ41や圧力調整弁43や燃料残量検出装置48などを配置している。したがって、ベース部42の上面側には凹凸が形成されることになる。この凹凸が段差状となることにより、開口部72に引っ掛かることが生じうる。本実施例においてはガイド部8を備えることで、当該段差に対して開口部72の縁が引っ掛かることを抑制している。具体的には、ポンプ41の真上に位置するサポート部46から圧力調整弁43側に向けて薄板状のガイド部8aを備えるように形成している(図1、図2参照)。当該ガイド部8aは、圧力調整弁43の上端より高い位置まで傾斜面を形成するように構成されており、ポンプ41と圧力調整弁43との間に段差が生じているにもかかわらず、ポンプ41よりも高い位置にある圧力調整弁43に対して開口部72の縁が引っ掛かることを抑制することが可能となっている。
当該サポート部46から伸びるガイド部8aは一端がサポート部46に固定されているものの、他端は固定されていないものである。なお、本実施例におけるガイド部8aとサポート部46は各々が異なる部品として形成されているわけではなく、一体的に形成されているものである。より詳しくは、樹脂を成形する際にガイド部8a付きのサポート部46が形成可能な型に樹脂を充填して固化することで形成されるものである。
ガイド部8aは、サポート部46と一体として構成されている必要性は無く、図7及び図8に第四変形例として示すように、ポンプ41の圧力調整弁43側の端部にガイド部8cを設ける構成とすることも可能である。
当該ガイド部8はポンプ41側に固定されるように形成する必要性は無く、図9に第五変形例として示すように圧力調整弁43のケースから薄板状の部位を伸ばすように形成しても良い。図9に示す当該ガイド部8dは圧力調整弁43のケースからやや左側に向かって伸びるように形成されている。図9に示したガイド部8dは圧力調整弁43のケースとガイド部8dの双方を形成可能な型に樹脂を充填して固化することで形成されるものである。
また、図10に第六変形例として示すように、圧力調整弁43のケースに別部品を取り付けることでガイド部8eを形成することも可能である。この場合、ワイヤ状の部材を屈曲形成することで得られた部材を圧力調整弁43のケースに取り付けることでガイド部8eを形成している。当該ガイド部8eはワイヤ状の部材の一部が、圧力調整弁43とポンプ41との間に位置するものである。当該ガイド部8eはワイヤ状の部材の一部がポンプユニット4の底面に対して傾くように配置されることで傾斜面が形成された構成となっている。
ポンプ41や圧力調整弁43ではなくベース部42から伸びるようにガイド部8を形成することも可能である。図11に第七変形例として示すように、ガイド部8の役割を果たすように、アッパベース421から突出する部位を設けることが可能である。図11においては、アッパベース421の側面から伸びる部位に傾斜面を形成し、ポンプ41と圧力調整弁43との間に突出する部位の先端が位置するように形成している。
図11に示したガイド部8fは、アッパベース421に対して分離不能に一体的に形成されているが、図12に第八変形例として示すように、別部品をアッパベース421に取り付けることでガイド部8gを形成することも可能である。図12に示した例の場合、アッパベース421の中でもポンプ41の側方位置に、別部品を取り付けることが可能な取り付け部424を設けている。当該取り付け部424に対して別備品を取り付けることで圧力調整弁43側に伸びるようにガイド部8gが形成されている。
ところで、ガイド部8をタンク部に設ける場合、本実施例のようにポンプ41の頂上からガイド部8が真上に延びるように形成する態様に限ることはない。例えば、図13に第九変形例として示すように、ポンプ41の頂上からやや下方に位置する箇所でガイド部8hを固定するように形成することも可能である。図13に示す例の場合、ガイド部8hはやや右側に振れるように傾きながら後方かつ上方に伸びる構成となっている。
図13に示す例においては、ポンプ41に対して一体的にガイド部8hを形成したものであるが、図14に第十変形例として示す例においては、ポンプ41に対して別途用意した部品を取り付けることでガイド部8iを形成している。このように形成すると、ガイド部8iの形状の自由度が高まる。そのため、図14に示すように、ポンプ41に取り付ける側の側面視の上下幅を大きくし、圧力調整弁43側の部位の側面視の上下幅を狭くするようにすることも容易に可能となる。
具体的な記載は省略しているが実施形態全般において、図15に示すように、圧力調整弁43のケースに弾性力を有するクリップ432が付設されている。当該クリップ432は圧力調整弁本体431を挟みこむことが可能なものであり、そのようにすることで、ケースが圧力調整弁本体431に取り付けられている。当該クリップ432に対してガイド部8を取り付けることも可能である。例えば、図15に第十一変形例として示すように、クリップ432に対して薄板状の部材を取り付けてガイド部8jとして機能させることも可能である。
本実施例においては、ベース部42とポンプ41の間にも段差を備えている。当該段差に起因してポンプ41が開口部72の縁に引っ掛からないようにするために、ベース部42の挿入開始側からポンプ41の端部に向けて薄板状のガイド部8bが形成されている。当該ガイド部8bはベース部42の左右方向の中央位置付近に形成されており、側面視略矩形状に形成されている(図3参照)。
ガイド部8はベース部42の左右側の端に設けることも可能である。図16に示す第十二変形例の場合、ベース部42の左側に立設するようにガイド部8kが設けられている。当該ガイド部8kは燃料残量検出装置48を取り付けることが可能な取り付け支持部62の上端付近まで延びるように形成されている。当該構成とすることにより、燃料残量検出装置48が燃料タンク7に衝突することを抑制することも可能となる。なお、図16に示す例の場合、ガイド部8kはアッパベース421から伸びるように形成されており、燃料残量検出装置48の取り付け部に固定されてはいない。
ガイド部8は図16に示すようなアッパベース421から伸びる構成ではなく、ロアベース422から伸びる構成とすることも可能である。図17に示す第十三変形例の場合、ベース部42の前側に立設するように帯板状のガイド部8mが設けられており、当該ガイド部8mは燃料残量検出装置48の取り付け支持部62の上端付近まで延びるように形成されている。当該構成とすることにより、燃料残量検出装置48が燃料タンク7に衝突することを抑制することも可能となる。図17に示す態様の場合、ロアベース422の前端に上方に伸びる部位を設けた構成であるが、ロアベース422の前端に帯板状の別部材を取り付ける構成とすることも可能である。
図17に示すガイド部8mのように左右方向に広がる帯板状の部位をロアベース422から上方に伸ばすのでは無く、図18に第十四変形例として示すように、アッパベース421の前側において左右方向に広がる帯板状の部位を上方に伸ばす構成のガイド部8nとすることも可能である。図18に示す態様の場合、やや前後方向に厚みのある帯板状の部位となっている。当該構成とすることにより、燃料残量検出装置48が燃料タンク7に衝突することを抑制することも可能となる。
本実施の形態においては、ベース部42にポンプ41を取り付けるため、ベース部42の前方にはポンプ41の一端側を固定するキャップ425を設けている。当該キャップ425はポンプ41の一側面を概ね覆うとともに、ポンプ41の一端側の外周を保持するように形成されている。本実施の形態においては、当該キャップ425とベース部42との間にも段差が生じている。図19に示す第十五変形例においては、当該キャップ425に側面視三角形の平板状のガイド部8pを備えている。このような構成とすることにより、段差の構成要素となるキャップ425に対して開口部72の縁が引っ掛かることを抑制することが可能となる。
キャップ425に対して開口部72の縁が引っ掛かることを抑制するためには、キャップ425自体にガイド部8を備える構成とするのではなく、アッパベース421にガイド部8を備える構成とすることも可能である。図20に示す第十六変形例においては、アッパベース421に対して側面視三角形の平板状のガイド部8qを備えている。当該ガイド部8qは、ベース部42の底面からの距離に関し、ガイド部8qの上端部までの距離よりもキャップ425の上端部までの距離の方が若干長くなるように形成している。このような構成であっても、ガイド部8qに傾斜面を設けているため、ポンプ41が開口部72の縁に引っ掛かることを抑制することが可能となっている。
略円筒形状のポンプ41の長手方向の略中心には、帯状のサポート部46が設けられている。当該サポート部46はポンプ41をベース部42に固定するために使用されるものであり、当該サポート部46で覆われている部位と、覆われていない部位では段差が生じている。そのため、ガイド部8を設けていなければ、サポート部46に引っ掛かることが生じうる。図21に示す第十七変形例においては、当該段差に開口部72の縁が引っ掛かることを抑制するため、略直方体状のガイド部8rを備えている。当該ガイド部8rはポンプ41の一部にのみ設けている構成であるが、当該ガイド部8rを開口部72の縁に当接した状態でポンプユニット4を動かせば、上記サポート部46に引っ掛かることを抑制することが可能となる。
開口部72の縁がサポート部46に引っ掛からないようにするには、図22に示す第十八変形例のように、キャップ425の一部を側方に向けて突出させてガイド部8sを形成することによっても可能となる。なお、当該ガイド部8はキャップ425の一部として形成することに限らず、キャップ425に別の部材を取り付けることで同様な構成とすることも可能である。
開口部72の縁がサポート部46に引っ掛からないような構成とするには、図23に示す第十九変形例のように、アッパベース421の一部を伸ばすことによっても可能となる。図23に示す例においては側面視略平行四辺形として構成された平板状のガイド部8tをアッパベース421の一部として設けている。当該ガイド部8tは、サポート部46よりも突出するように形成されているため、サポート部46に開口部72の縁が引っ掛かることが抑制可能となっている。
ガイド部8は一つの部品に一箇所だけ設けるものとする必要性は無い。図24〜26に示す第二十変形例のように、一つの部品の複数個所にガイド部8を設けることで、サポート部46に引っ掛からない構成とすることも可能である。図24に示す例においては、ガイド部8uが二つアッパベース421から伸びるように形成されている。当該ガイド部8uは図25に示すように、側面視において傾斜面を設けるように構成されており、その上端はサポート部46よりも上方に位置するように構成されている。このようなガイド部8uはアッパベース421の一部として形成するものであることに限らず、アッパベース421に対して別の部品を取り付けることで、同様の機能を確保することも可能である。
図24及び図25に示した第二十変形例のポンプユニット4の底面側を図26に示す。当該図26に示されていることから理解されるように、ベース部42に設けられた係合部49に関し、挿入開始側に位置する側の端面が形成する傾斜角度を挿入開始側の一側面に対して略60度となるように形成している。この角度が図26の二点鎖線で示した45度の角度よりも大きく90度以下とされているため、係合部49に対して開口部72の縁が引っ掛かることが抑制されている。なお反対側の端面が形成する傾斜角度は略45度となるように形成されている。
図24〜26に示された第二十変形例の構成を備えるポンプユニット4とすることにより、燃料タンク7の開口部72の縁にガイド部8uを当接させながらポンプユニット4を移動させることが可能となる。また、当該状態でポンプユニット4を移動させることにより、開口部72の縁がサポート部46に引っ掛からずに移動させることが可能となる。更には、係合部49の端面にも開口部72の縁が引っ掛からないように構成しており、燃料タンク7の開口部72にポンプユニット4を挿通させる際に、スムーズに行うことが可能となり得る。なお、図24に示されている位置に設けたガイド部8uのうち一つのみでガイド機能を満たす場合は、ガイド部8uを二つ設ける必要性は無い。また、燃料残量検出装置48の取り付け支持部62に、ガイド部8としての機能を持たせることも可能である。
ところで、一般的に蓋部材2に取り付けられた棒部材35は、図32に示すようにその先端351aが略平面状に形成されている。当該棒部材35の先端351aが開口部72周りに引っ掛かると、燃料供給装置1をスムーズに燃料タンク7に装着できなくなる恐れがある。また、当該棒部材35の先端351aが開口部72の周囲に配置されたシール材に当たると、シール材に不具合を生じさせる恐れがある。そのため、本実施例においては当該棒部材35の先端が燃料タンク7などに当接することを回避可能な構成を採用している。より具体的には、ジョイント部36が下端に位置する状態においては、棒部材35の先端がジョイント部36より下方に突出しないように構成している。つまりは、棒部材35の先端351がジョイント部36で囲われるように構成している(図2及び図32参照)。このように棒部材35の先端351がジョイント部36より下方に突出していない状態とすることが可能なものであれば、棒部材35の先端351が燃料タンク7に引っ掛かることを抑制することが可能であるとともに、シール材に与える影響を抑制することが可能となり得る。
本実施例のジョイント部36には、前記棒部材35の軸線に対して傾いた面により構成されているガイド面361を形成しており、前記ガイド面361を前記燃料タンク7の開口部72の縁に当接させながら前記ジョイント部36を移動させることで、前記ポンプユニット4を所定の位置に向けて移動させることが可能である。
上記したように、棒部材35の先端がジョイント部36より下方に突出しない構成とするのは、燃料供給装置1を燃料タンク7に装着させる際に、棒部材35の先端351が悪影響をもたらす事態を回避するためである。そのため、棒部材35の先端351が燃料タンク7等に当接しうる場合以外においては、棒部材35の先端351はジョイント部36により囲われている必要性は無い。したがって、本実施例においては、燃料タンク7に燃料供給装置1を装着した状態において、棒部材35の先端351がジョイント部36より下方に突出する構成を採用している(図27参照)。このような構成であると、ジョイント部36を上下方向に長くしなくても、連結部3の伸縮性を十分に確保することが可能となり得る。なお、棒部材35の先端351は常時ジョイント部36より下方に突出しない構成とすることも可能である。
棒部材35の先端351は略平面状であることからシール材に不具合を生じさせる恐れがある。そこで、当該棒部材35の下端が曲面となるように形成することで、当該不具合を抑制することが考えられる。例えば図28に示す第二十一変形例のように、棒部材35の先端351bが球冠状の曲面となるように形成するようにすることで、当該不具合を抑制することも可能となり得る。この場合、ジョイント部36が下端に位置する際に、棒部材35の先端351bはジョイント部36により囲われる必要性は無いが、ジョイント部36に囲われる形態とすることも可能である。
棒部材35の先端351は球冠状の曲面を形成することに限らず、図29に示す第二十二変形例のように、棒部材35の先端351cを屈曲させることで、棒部材35の下端を曲面に形成することも可能である。なお、棒部材35の下端を曲面とすることと直接的な関係は無いが、図30に示す第二十三変形例のように、ジョイント部36から下方に飛び出す側の棒部材35をジョイント部36から飛び出さない側の棒部材35より短くすることで、棒部材35の先端が燃料タンク7の開口部72周りに衝突することを抑制させることも可能となり得る。
本実施例の燃料供給装置1であると、ポンプユニット4の底面側に対しても上面側に対しても開口部72が引っ掛かることが抑制されており、ポンプユニット4を開口部72に挿入しやすい構成とされている。
本実施例の燃料供給装置1におけるガイド部8は板状の部材を用いており、ポンプ41及び圧力調整弁43を覆うようなカバー状のものではないため、材料の増加を抑制することが可能となる。また、ベース部42の上側であるポンプ41側にも燃料がいきわたりやすく、ポンプユニット4周りへの燃料の流入性も確保されうる。
また、本実施例の燃料供給装置1においては、ガイド部8として機能する板状の部材は段差を構成する二部材間を連結するように固定はしておらず、一つの部材から突出するように取り付けられている。そのため、互いの部材間の相対的な動きを許容可能な構成となっている。
本実施例の燃料供給装置1であると、ポンプユニット4と連結部3の双方において開口部72の縁と引っ掛かることが抑制されているため、燃料タンク7にスムーズに装着することが可能となる。
以上、一つの実施例と複数の変形例を用いて実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、吸着材を充填したキャニスタ部を蓋部材に設けるものとすることも可能である。この場合、連結部はキャニスタ部と、ポンプユニットを連結する構成とすることが可能である。なお、キャニスタ部が備えられた蓋部材であったとしても、連結部はセットプレート部とポンプユニットを連結する構成とすることが可能である。
ベース部におけるろ過部材は必須のものではないため、ろ過部材が無い構成とすることも可能である。この場合、ベース部以外の部位にろ過部材を設けることも可能であるし、ポンプが吸引する燃料が清浄に保たれているのであれば、燃料供給装置にはろ過部材を設けないものとすることも可能である。
連結部とポンプユニットを相対移動可能に接続する構成は、連結部に設けられた連結孔にポンプユニットに設けられた連結軸を挿入して接続されていることに限らず、ポンプユニットに設けられた連結孔に連結部に設けられた連結軸を挿入して接続する構成とすることも可能である。
挿入開始側から、ポンプ、圧力調整弁の順番で開口部に挿入される構成とする必要性は無く、圧力調整弁の後にポンプが開口部に挿入されるように構成することなども可能である。また、燃料残量検出装置はポンプの左側に配置される構成である必要性は無く、右側に配置しても良いし、ポンプの前方若しくは後方に配置することも可能である。
ガイド部として機能する部位は板状やワイヤを屈曲させたような形状の形態であることに限ることは無く、各種の形態とすることが可能である。ただし、上記した形態であると、構造が簡単であるとともに、過度な重量の増加を伴わず、必要な剛性を確保しやすい。なお、ポンプや圧力調整弁などが配置されたベース部上面側全体を覆うケースは、本明細書でいうガイド部とは異なるものである。
凹部における所定箇所から底面側に向けて対向する面間の距離が漸次広がるように形成される構成としては、凹部の所定の部位が、側面視で等脚台形を形成するように構成されていることに限らない。例えば、等脚ではない台形とすることも可能であるし、対向する面が平面状ではなく曲面状に形成される構成とすること、つまりは、所定箇所から底面側に向けて対向する面間の距離が漸次広がる部位(実施例における側面視で等脚台形の脚となる部位に相当する部位)において、少なくともその一方を側面視において弧状に形成することも可能である。また、どちらか一方の面がポンプユニットの底面と直交するように設けられ、もう一方の面が当該底面に対して傾斜するように設けるものとすることも可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 燃料供給装置
2 蓋部材
3 連結部
4 ポンプユニット
7 燃料タンク
21 セットプレート部
31 連結孔
35 棒部材
36 ジョイント部
41 ポンプ
42 ベース部
43 圧力調整弁
45 連結軸
48 燃料残量検出装置
53 スプリング
71 上面部
72 開口部
73 底面部
421 アッパベース
422 ロアベース
4225 凹部

Claims (8)

  1. 燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、
    前記ポンプユニットにはポンプが載置されるアッパベースと前記燃料タンクに接することになるロアベースとが備えられており、
    前記アッパベースと前記ロアベースは、前記ロアベースの側面に設けられた凹部に対して前記アッパベースに設けた係止部が嵌った状態で結合されるものであり、
    前記凹部は、所定箇所から底面に向けて対向する面間の距離が漸次広がるように構成されている燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記アッパベースの上面側には段差が設けられており、前記段差の構成要素に対して前記開口部の縁が引っ掛かることを抑制可能なガイド部を備えた燃料供給装置。
  3. 請求項2に記載の燃料供給装置であって、
    前記ガイド部は、前記ロアベースの底面に対して傾斜する傾斜面を備えている燃料供給装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の燃料供給装置であって、
    前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、前記ジョイントが前記棒部材の下端に位置する状態では前記棒部材の先端がジョイントより下方に突出しない状態とすることが可能な燃料供給装置。
  5. 請求項4に記載の燃料供給装置であって、
    前記ジョイントには、前記棒部材の軸線に対して傾いた面により構成されているガイド面を形成しており、前記ガイド面を前記燃料タンクに当接させながら前記ジョイントを移動させることで、前記ポンプユニットを所定の位置に向けて移動させることが可能である燃料供給装置。
  6. 請求項1乃至3の何れかに記載の燃料供給装置であって、
    前記連結部は、一端が蓋部材と連結される棒部材と、前記棒部材にスライド可能に連結されるジョイントを備え、
    前記棒部材の下端が、曲面状に形成されている燃料供給装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料供給装置が前記燃料タンクに挿入される際に、前記燃料供給装置を横方向にず
    らしながら挿入されるものである燃料供給装置。
  8. 燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、
    前記ポンプユニットにはポンプが載置されるアッパベースと前記燃料タンクに接することになるロアベースとが備えられており、
    前記アッパベースの上面側には段差が設けられており、前記段差の構成要素に対して前記開口部の縁が引っ掛かることを抑制可能なガイド部を備え、
    当該ガイド部は前記ロアベースの底面に対して傾斜する傾斜面を備えている燃料供給装置。
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