本明細書に開示される特定の実施形態は、レーダ検出器から送信される信号強度データを使用して、車両ナビゲーションシステムディスプレイにグラフィック表現を生成する。いくつかの実施形態では、レーダ検出器及び車両ナビゲーションシステムは別々のコンポーネントであり、それらは車両(例えば、自動車又は別の陸上ビークル)内部で有線又は無線のデータリンクを介して通信する。特定の一実施形態では、車両ナビゲーションシステムは、地図、計画ルートなどの車両ナビゲーション情報を提示するように構成されたディスプレイと、地図データ、ルートデータ、及びその他のナビゲーションデータ(例えば、全地球測位システムの信号)を処理するように構成されたプロセサとを含んでいる。
また、車両ナビゲーションシステムは、レーダ検出器からの信号強度データを処理して、レーダ検出器によって検出されたレーダ信号の発信源に関する情報を決定(例えば、推定)するように適合されている。車両ナビゲーションシステムは、ディスプレイを介したグラフィック表現として情報を提示する。グラフィック表現は、車両の運転者などのユーザが迅速且つ容易に理解可能なビジュアルキューを用いて情報を提示することができる。具体的には、グラフィック表現は、車両の位置を示す地図データと、検出されたレーダ信号の発信源が関連付けられた幾何学形状とを表示することができる。幾何学形状は、検出されたレーダ信号の発信源の予想位置に関する情報をユーザに伝えるような方式で表示される。例えば、幾何学形状は、レーダ発信源が車両を自動追跡していた(すなわち、速度評価のために車両に注意を向けていた)可能性を示すような方式で色分けすることができる。別の実施例では、幾何学形状は、レーダ発信源が車両を自動追跡していた可能性に応じて点滅してもよく、又は点滅しなくてもよい。別の実施例では、ディスプレイ上の幾何学形状の大きさが信号強度データに基づいて選択される。また別の実施例では、幾何学形状の形状は、信号強度データと、信号方向データ、地図データ、地形データ、ルートデータ、その他のデータ(例えば、天候情報、建造物の位置、地勢効果、レーダ発信源方向)、又はこれらの組み合わせといった他のデータとの組み合わせに基づいて選択される。
図1は、レーダ検出器110及びナビゲーションシステム130を含むシステム100の特定の一実施形態を示すブロック図である。システム100は、レーダ信号106を送信し、反射したレーダ信号108を受信し、且つ反射したレーダ信号108に基づいて車両102の速度を推定するように構成されたレーダ発信源104も示している。
レーダ検出器110は、レーダ信号106を検出するように構成された受信機118を含んでいる。レーダ検出器110は、レーダ信号106の強度を示す信号又はデータを生成する信号強度推定器114も含んでいる。レーダ信号106の強度は、レーダ検出器110とレーダ信号106の発信源104との間の距離に関連している。すなわち、他の要因に変化がないと仮定すると、レーダ信号106は、レーダ検出器110と発信源104との間の距離が増大するにつれて弱まる。障害物(例えば、建造物、地形など)といった距離以外の他の要因も信号強度に影響しうる。特定の一実施形態では、信号強度推定器114は、信号強度を示す信号又はデータを生成する回路を含む。別の実施形態では、信号強度推定器114は、信号強度を示す信号又はデータを生成するためにプロセッサ116によって実行可能な命令を含む。例えば、図1では信号強度推定器114はレーダ検出器110の個別のコンポーネントとして図示されているが、信号強度推定器114の全部又は一部は、レーダ検出器110のメモリ124に実行可能な命令として格納されてもよい。したがって、信号強度推定器114は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれら両方を含みうる。
特定の一実施形態では、レーダ検出器110は、レーダ検出器110からみた発信源104の方向を示す信号又はデータを生成する方向推定器122を含む。検出推定器122は、方向の推定を可能にするような方式で、レーダ信号106を受信することにより、発信源104の方向を決定する。例えば、レーダ検出器110は、第2の受信機(図示しない)を含む。受信機118は、第1の方向(例えば、車両102の正面に向かう方向)からのレーダ信号を受信する(又はより強く受信する)ように位置決めすることができ、第2の受信機は、第2の方向(例えば、車両102の後部に向かう方向)からのレーダ信号を受信する(又はより強く受信する)ように位置決めすることができる。このように、いずれの受信機がレーダ信号106を検出するかに基づいて(又は、いずれの受信機がレーダ信号106をより強く受信するかに基づいて)、方向推定器122は、レーダ検出器110からみた発信源104の方向(例えば、車両102の正面に向かう方向、又は車両102の後部に向かう方向)を推定する。別の実施例では、レーダ検出器110は、第2の受信機の代わりに、又は第2の受信機に加えて、方向アンテナ又は方向アンテナアレイといった方向決定を容易にする他のコンポーネントを含みうる。
特定の一実施形態では、方向推定器122は、レーダ検出器110からみた発信源104の方向を示す信号又はデータを生成する回路を含む。別の実施形態では、方向推定器122は、レーダ検出器110からみた発信源104の方向を示す信号又はデータを生成するためにプロセッサ116によって実行可能な命令を含む。例えば、図1では方向推定器122はレーダ検出器110の個別のコンポーネントとして図示されているが、方向推定器122の全部又は一部は、レーダ検出器110のメモリ124に実行可能な命令として格納されてもよい。したがって、方向推定器122は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれら両方を含みうる。
信号強度を示す信号又はデータ、レーダ検出器110からみた発信源104の方向を示す信号又はデータ、或いはその両方は、レーダ検出器110の出力装置112において出力を生成するために使用される。出力装置112は、警報音を生成するスピーカーや視覚的警報を生成する一又は複数の光のような比較的単純なものでも、或いは液晶ディスプレイ(LCD)や別の映像又はグラフィック表示といったもっと複雑なものでもよい。特定の一実施例として、出力装置112は一連の光を含み、照明される任意の数の照明は信号強度を示すことができ、照明光が多いほど信号強度が大きいことを示す。照明される光の色又は特定の組により、発信源104の方向を示してもよい。
レーダ検出器110は、入力装置120も含みうる。入力装置120は、一又は複数のボタン、一又は複数のスイッチ、タッチスクリーン、別の入力機構、或いはこれらのいずれかの組み合わせを含みうる。入力装置120は、ユーザからレーダ検出器110の機能をオンにする入力を受け取るか、モニタリングすべき一又は複数のレーダ帯域を選択するか、出力装置112の出力モードを選択するか、レーダ検出器をナビゲーションシステム130と通信させるか、或いはこれらのいずれかの組み合わせを実行するように適合される。
レーダ検出器110は、ローカル通信モジュール126も含んでいる。ローカル通信モジュール126は、レーダ検出器110、ナビゲーションシステム130、車両102内部の他のコンポーネント、或いはこれらの組み合わせ間の通信を容易にするために、有線インターフェース、無線インターフェース、又はこれらの両方を含むことができる。例えば、ローカル通信モジュール126は、レーダ検出器110とナビゲーションシステム130との間の無線ローカル通信を容易にする無線インターフェースを含むことができる。無線通信は、802標準(例えば、無線パーソナルエリアネットワーク、又は無線ローカルエリアネットワーク)、或いは別の標準に基づくプロトコル又は優先的プロトコル(例えば、ブルートゥース、又ジグビー)においてIEEE(Institute for Electrical and Electronic Engineers)によって指定された無線通信プロトコルのうちの一又は複数などの、いずれかの適切な無線通信プロトコルを利用することができる。
レーダ検出器110及びナビゲーションシステム130が通信を確立した後(例えば、ハンドシェーク手続きを実行した後)、レーダ検出器110は、検出された信号を説明する情報をナビゲーションシステム130に送信する。例えば、レーダ検出器110は、信号強度を示す信号又はデータ、レーダ検出器110からみた発信源104の方向を示す信号又はデータ、或いはこれらの両方を、ナビゲーションシステム130に送信する。
ナビゲーションシステム130は通信モジュール136を含む。通信モジュール136は、レーダ検出器110のローカル通信モジュール126と通信するように適合されている。通信モジュール136は、携帯電話、車両の102のエンターテイメントシステム、或いは車両の制御、診断又は情報コンピュータといった一又は複数の他のデバイスと通信することもできる。通信モジュール136は、一又は複数の有線インターフェース、一又は複数の無線インターフェース、或いはこれらの組み合わせを含みうる。特定の一実施形態では、通信モジュール136は、他のユーザ(例えば、車両の運転者)との検出情報の通信を容易にする。具体的には、通信モジュール136は、携帯電話又は他のワイドエリア無線ネットワークを介して検出データ(例えば、検出されたレーダ信号の位置タグ付きレコード)を他の車両に送信する。別の実施例では、通信モジュール136は、データのインポート及び/又はエクスポートを可能にする。具体的には、通信モジュール136は、第1のユーザが検出データ(例えば、検出されたレーダ信号の位置タグ付きレコード、又は関連の統計情報)をエクスポートすることを可能にし、この検出データは別のナビゲーションシステムにインポートされる。特定の一実施形態では、検出データには、検出された信号の割符又は総数と、対応する位置とが含まれる。検出データには、アクティブなレーダ発信源が特定の位置で検出される時間の割合といった、このような割符又は総数から獲得される統計情報も含まれる。統計情報には、特定の時間帯、曜日、日、又は他の期間を関連付けることができる。
ナビゲーションシステム130は、一又は複数の入力装置140、一又は複数の出色装置134、ディスプレイ132、或いはこれらの組み合わせも含みうる。入力装置140は、ボタン、ノブ、スイッチ、ディスプレイ132のタッチスクリーン、音声コマンドを受け取るためのマイク、他の入力機構、或いはこれらの組み合わせを含むことができる。出力装置134は、一又は複数のスピーカー、一又は複数の光、他の出力機構(例えば、車両エンターテイメントシステムのスピーカーといった、車両の他のコンポーネントへ出力信号を送るためのインターフェース)、或いはこれらの組み合わせを含みうる。特定の一実施形態では、ディスプレイ132はタッチスクリーンを含む。この実施形態では、ディスプレイ132は出力装置134及び入力装置140を含む。例えば、出力はディスプレイ132を介してユーザに提供され、入力はディスプレイ132とのタッチ式インタラクションを介してユーザから受け取られる。
ナビゲーションシステム130は、位置検出モジュール138も含んでいる。特定の一実施形態では、位置検出モジュール138は、衛星信号を受信し、この衛星信号に基づいて車両102の位置を決定することができる全地球測位システム(GPS)受信機を含む。他の実施形態では、位置検出モジュール138は、慣性航法システム、推測航法システム、地球的ネットワークからの信号を用いて位置を決定する測位システム、別の航法又は位置決定システム、或いはこれらの組み合わせといった他の位置決定システムを含むことができる。
ナビゲーションシステム130は、プロセッサ142にアクセス可能なプロセッサ142及びメモリ144を含む。メモリ144は、ナビゲーションシステム130の機能を提供するためにプロセッサ142が使用するデータ、命令、又はこれらの両方を格納する。例えば、メモリ144は、ナビゲーション及びルート計画命令150を含むことができる。ナビゲーション及びルート計画命令150は、位置検出モジュール138から位置データを受信し、この位置データを地図データ152に相関させて、車両102の現在位置を示す地図表示を生成するよう、プロセッサ142によって実行可能である。ナビゲーション及びルート計画命令150は、さらに、入力装置140を介して目的地入力を受け取り、車両の現在位置(又は別の位置)から目的地までのルートを計画するよう、プロセッサ142によって実行可能である。例えば、ルートは、ルートデータ154、道路データ156、地形データ158、障害物データ160、その他のデータ(例えば、交通データ)、又はこれらの組み合わせに基づいて計画される。ルートを計画した後、ルートの詳細情報(例えば、進路変更毎の方向、ウェイポイント、POI、移動時間、移動距離など)がデータレコードとしてルートデータ154に格納される。
メモリ144は、レーダ検出器相互接続命令162も含むことができる。レーダ検出器相互接続命令162は、ナビゲーションシステム130がレーダ検出器110と相互作用可能となるよう、プロセッサ142によって実行可能である。例えば、レーダ検出器相互接続命令162は、信号強度データ、方向データ、その他のデータ、又はこれらの組み合わせといったデータをレーダ検出器110から受信し、受信したデータを処理してディスプレイ132にグラフィックユーザインターフェースを生成するように実行可能である。グラフィックユーザインターフェースは、受信データに基づいてレーダ信号106のレーダ発信源104に関連付けられたグラフィック表現を含むことができる。例えば、グラフィック表現は、ユーザに対し、レーダ信号106の発信源104の推定位置、又はレーダ信号106の発信源104までの距離のビジュアルキューを提供する。
メモリ144は、グラフィック表現を決定するために、プロセッサ142が使用する較正データ164も格納する。例えば、較正データ164は、以前に検出されたレーダ信号の位置を示す以前の検出データ166(例えば、後述するような、較正作業に応答して生成されるスピードトラップの履歴のログなど)を含む。具体的には、以前の検出データ166は、各々が以前に検出されたレーダ信号に対応する一組のデータレコードを含む。各データレコードは、以前に検出されたレーダ信号の発信源のおおよその位置にも関連付けられる。したがって、検出されたレーダ信号(すなわち、レーダ信号106)を示すデータがレーダ検出器110から受信されるとき、検出されたレーダ信号(すなわち、発信源104)の発信源の推定位置又は検出されたレーダ信号までの推定距離が決定される。特定の一実施形態では、以前の検出データ166は、メモリ144内に連続ログとして維持され、統計情報(例えば、レーダ発信源が特定の位置に位置する頻度)を決定するために使用される。発信源104の推定位置又は発信源104までの推定距離が以前の検出データ166と比較されることにより、発信源104が、スピードトラップ、スピードカメラ、又は速度以外を検出するレーダ発信源(例えば、店舗の自動ドア)といった既知の発信源に対応するかどうかが決定される。グラフィックユーザインターフェースにより、レーダ検出器110から受信されたデータに基づいて、レーダ信号106の発信源104に対応する以前に検出されたレーダ信号の発信源の位置を強調表示又はその他の方法で視覚的に示すことができる。レーダ信号106の発信源104が速度以外を検出する既知のレーダ発信源に対応する場合、グラフィックユーザインターフェースは、検出されたレーダ信号106が速度以外を検出する既知のレーダ発信源に対応すること(又は速度を検出するレーダ発信源に対応しないこと)を示す。例えば、グラフィックユーザインターフェース内において、検出されたレーダ信号106が速度以外を検出する既知のレーダ発信源に対応すること(又は速度を検出するレーダ発信源に対応しないこと)を示すために、発信源104に関連するグラフィック表現を、色分けするか、又は他の方法で視覚的にコード化する(例えば点滅する)ことができる。
較正データ164は、距離に対する信号強度データ168を含む。距離に対する信号強度データ168は、レーダ検出器110から受信した信号強度データに基づいて、レーダ検出器110からレーダ信号106の発信源104までのおおよその距離を決定するために、レーダ検出器相互接続命令162によって使用されるデータを含む。特定の一実施形態では、距離に対する信号強度データ168は、レーダ検出器110の製造者又は供給業者によって予め決定されて、レーダ検出器110からナビゲーションシステム130に通信される。別の特定の実施形態では、距離に対する信号強度データ168は、レーダ検出器110の製造者又は供給業者により提供されるユーザマニュアル又は試験データといったレーダ検出器110に関連付けられたデータに基づいて、入力装置140を介してユーザにより供給される。また別の特定の実施形態では、距離に対する信号強度データ168は、較正プロセスに基づきナビゲーションシステム130によって決定される。較正プロセスの特定の実施例については、図11及び12を参照して記載する。他の実施形態では、距離に対する信号強度データ168は、複数のデータ供給源から提供される。例えば、Kバンドに関する距離に対する信号強度データの値は入力装置140を介して提供され、Kaバンドに関する距離に対する信号強度データの値は較正プロセスにより決定される。別の実施例では、距離に対する信号強度データの初期値は入力装置140を介して提供され、距離に対する信号強度データの更新値は較正プロセスにより決定される。
特定の一実施形態では、グラフィック表現は、ルートデータ154、道路データ156、地形データ158、及び障害物データ160といった、メモリ144に格納されたデータに基づいていてもよい。例えば、発信源104の推定位置を決定するとき、レーダ検出器相互接続命令162は、道路データ156、地形データ158、障害物データ160、又はこれらの組み合わせに基づいて、発信源104の位置として現実的でない、又はありそうもない位置を考慮対象から除外することができる。具体的には、(信号強度データに基づいて)発信源の位置が車両から約1マイルであるとき、レーダ検出器相互接続命令162は、地形的制約(例えば、1マイル以内に車両の左側に大規模な高度の変化が存在する)により、道路に関連する制約(例えば、1マイル以内に車両の左側には道路が存在しない)により、障害物に関する制約(例えば、車両の左側に大規模な建造物が存在する)により、又はこれらの組み合わせにより、発信源が車両の左側にはありそうもないことを決定する。別の実施例として、レーダ検出器相互接続命令162は、ルートデータ154が示すように、現在のルート沿いには存在しない位置を考慮対象から除外することができる。例えば、特定の道路がルートデータ154によって示される計画された移動ルートに沿って存在する場合は、その先で車両の左側に速度検出レーダが使用されていることをユーザに通知し、特定の道路が計画された移動ルートに沿って存在しない場合はユーザに通知しない。
動作時、ナビゲーションシステム130及びレーダ検出器110は、レーダ検出器110とナビゲーションシステム130との相互接続をアクティブにするためにハンドシェーク工程を実行する。ナビゲーションシステム130は、図11及び12を参照してさらに説明するように、レーダ検出器110が提供する信号強度データに基づいてレーダ信号(例えば、レーダ信号106)の発信源までの距離を推定するために、例えば製造者又は販売業者によって、或いはユーザによって較正される。車両102の移動中、ナビゲーションシステム130は、(例えば、GPSデータに基づいて)車両102の位置を決定し、車両102の位置を図式的に表す表示を生成する。例えば、車両102のグラフィック表現は、地図表示中において車両102の位置に対応する位置に配置される。ユーザが計画ルートのプログラミングを終えていれば、表示には計画ルートを示す情報も含まれている。
レーダ検出器110が発信源104からのレーダ信号106検出すると、信号強度推定器114は受信された信号106の信号強度を決定する。ローカル通信モジュール126は、決定された信号強度を示す信号強度データをナビゲーションシステム130に送信する。レーダ検出器110が方向情報を決定することができる場合、レーダ検出器110の方向推定器122は発信源104の方向を決定し、ローカル通信モジュール126は決定された方向を示す方向データをナビゲーションシステム130に送信する。
ナビゲーションシステム130は、例えば、信号強度データ及び較正データ164に基づいて車両102から発信源104までのおおよその距離を決定することができる。ナビゲーションシステム130は、発信源104に関連するグラフィック表現を含むように表示を更新する。発信源104に関連するグラフィック表現は、発信源104までのおおよその距離を示すような方式で表示される。表示はユーザにとって有用な他の情報も示すことができる。例えば、レーダ検出器110が方向データを供給するとき、ナビゲーションシステム130は、発信源104の方向を示すような方式で発信源104に関連するグラフィック表現を表示することができる。これに加えて又は代えて、表示は、地形データ158、道路データ156、又は障害物データ160といった他の情報に基づいて発信源104の方向を示すこともできる。ディスれプレイ及びディスプレイ中に図式的に表わされる情報の実施例については、図2〜6を参照してさらに記載する。
したがって、システム100は、検出されたレーダ信号(例えば、レーダ信号106)に関する情報のグラフィック表現を可能にする。特定の一実施形態では、システム100は、レーダ検出器とは別であるがレーダ検出器と相互作用するナビゲーションシステムを使用する。このような実施形態では、ナビゲーションシステムとレーダ検出器は別々のコンポーネントであるため、ユーザは所望の特徴(レーダ検出器が、特定のバンドを検出できるか、又は方向情報を検出できる)に従ってコンポーネントを「うまく組み合わせる」ことができる。ナビゲーションシステムは現代の車両においてますます普及しており、そのようなナビゲーションシステムの多くは車両の他のデバイスとの通信能を(例えば、ブルートゥースにより)有している。このように、ナビゲーションシステム130が実行する処理は(例えば、ナビゲーションシステム130がレーダ検出器相互接続命令162を実行することを可能にするための)ソフトウェアの更新により行われるので、システム100の機能性は比較的低コストで提供される。
図2は、検出されたレーダ信号に関する情報を含むナビゲーションシステムディスプレイ200の第1の特定の実施形態を示している。ディスプレイ200は、ナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって生成される。ディスプレイ200は、車両(例えば、車両102)の現在位置に関する情報をユーザ(例えば、車両の運転者)に提示する。例えば、ディスプレイ200は、地図データ202のグラフィック表現を含むことができる。地図データ202のグラフィック表現には、道路204、基本方位206(例えば、東西南北)、距離(例えば、地図縮尺208)、対象地点(例えば、ガソリンスタンド、宿泊施設、店舗など)を表す記号210、地理的フィーチャ(例えば、湖)を表す記号212、その他の情報、又はこれらの組み合わせが含まれうる。特定の実施形態では、車両214のグラフィック表現は、ディスプレイ200に示される他の位置に対する車両の位置を示すような方式でディスプレイ200中に示される。例えば、図2に示すように、車両214のグラフィック表現は、車両が比較的大きな道路又は幹線道路と交差する概ね北西に延びる道路上にあることを示している。
これに加えて又は代えて、ディスプレイ200は計画ルート216に関する情報を含んでもよい。例えば、ユーザがナビゲーションシステムに対して目的地を示す入力を行ったとき、ナビゲーションシステムは目的地に到着するためにたどることができる計画ルートを準備することができる。計画ルート216は、ユーザが計画ルート216に沿って進むことを助けるような方式でディスプレイ200に示される。具体的には、計画ルート216は、地図データ202の道路の一部を強調表示又は色分けすることにより示される。計画ルート216は、ディスプレイ200に示されるナビゲーション指示メッセージ218を決定するか、運転者に対して音響的に出力するか、又はこれらの両方を行うために使用することもできる。
特定の一実施形態では、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から検出されたレーダ信号に関する情報を受信して、検出されたレーダ信号に関する情報をディスプレイ200に含めるように動作することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、信号強度データ、レーダ帯域データ、方向、その他の情報、又はこれらの組み合わせをレーダ検出器から受信する。レーダ信号の信号強度はレーダ検出器からレーダ信号の発信源までの距離に関連しているため、ナビゲーションシステムは信号強度データを使用して車両からレーダ信号の発信源までの距離を推定することができる。ナビゲーションシステムは、レーダ信号の発信源までの推定距離に関する情報をディスプレイ200に提示することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、閉じた幾何学形状220(地勢及び他のフィーチャに基づく発信源のグラフィック表現を単に区切る波線であって、分断又は不連続性を示すものではない波線を用いて示されている)としてレーダ信号の発信源に関連するグラフィック表現を示すことができる。ディスプレイ200が車両214のグラフィック表現を含むとき、閉じた幾何学形状220は車両214のグラフィック表現を包囲するか又は取り囲む。
特定の実施形態では、閉じた幾何学形状220は、車両からレーダ信号の発信源までの推定距離を示すように選択される。例えば、図2では、閉じた幾何学形状220は、道路に沿った長軸と道路を横切る短軸とを有する楕円である。車両速度のモニタリングに関連付けられたレーダ発信源は道路沿いに存在すると予想されるため、レーダ信号の発信源が(車両の左右にある道路以外の領域に対して)車両の前方又は後方にあることを示すために、閉じた幾何学形状220は楕円又は別の細長い幾何学形状として示される。特定の一実施形態では、閉じた幾何学形状220は、車両が公示された制限速度を超えていると決定されるときのみ、検出されたレーダ信号に応答して表示される。
特定の実施形態では、閉じた幾何学形状220の大きさは、車両からレーダ信号の発信源までの推定距離を示すように選択される。例えば、図2では、閉じた幾何学形状220は、道路に沿った長軸と道路を横切る短軸とを有する楕円である。地図縮尺208に従って、長軸の長さは約1マイルに相当する。したがって、この実施例では、ディスプレイ200は、レーダ信号の発信源が車両から約1マイルの距離にあることを示している。いくつかの実施形態では、ディスプレイ200は、レーダ信号の発信源までの推定距離のテキスト表現222も含む。
特定の実施形態では、閉じた幾何学形状220の色、強度、又は他の視覚的パラメータは、車両からレーダ信号の発信源までの推定距離を示すように、或いは、レーダ信号の発信源が車両を自動追跡している、又は車両に向けられている(例えば、レーダ信号の発信源を操作する警察官が当該車両の速度をモニタリングしようとしている)可能性などの、他の情報を示すように選択される。例えば、レーダ信号が検出されるがレーダ信号の発信源が車両に向けられていないことを示すにはレーダ信号の信号強度が弱すぎるとき(例えば、信号強度が閾値を下回るとき)、閉じた幾何学形状220は、第1組の視覚的パラメータ(例えば、第1の色、第1の強度、固定か点滅かなど)を用いて表示される。しかしながら、レーダ信号が検出されてレーダ信号の信号強度がレーダ信号の発信源が車両に向けられていることを示すのに十分に強いとき(例えば、信号強度が閾値以上であるとき)、閉じた幾何学形状220は、第2組の視覚的パラメータ(例えば、異なる色、異なる強度、異なるパターンの固定又は点滅など)を用いて表示される。具体的には、レーダ信号が最初に検出されるとき、レーダ信号の発信源は車両から比較的離れている。この場合、閉じた幾何学形状220は大きく(発信源までの距離を示す)、且つ固定の(すなわち、点滅していない)黄色のライン(レーダ信号の発信源が車両の速度をモニタリングしている可能性が低いことを示す)を含んでいる。車両が道路に沿って進むにつれて、車両はレーダ信号の発信源に近づき、ディスプレイ200は更新されて閉じた幾何学形状220が小さくなり(車両が発信源に近づいたことを示す)、色が変更される及び/又は点滅を開始する(レーダ信号の発信源が車両の速度をモニタリングしている可能性が高まったことを示す)。信号強度が、レーダ信号の発信源が車両の速度をモニタリングしている(例えば、車両を「自動追跡」している)ことを示すために十分に大きいとき(例えば、閾値を上回るとき)、閉じた幾何学形状220はさらに小さくなり(車両が発信源にさらに近づいたことを示す)、赤く点滅する(レーダ信号の発信源が車両の速度をモニタリングしている可能性が高いことを示す)。
このように、ユーザには、ナビゲーションシステムとレーダ検出器との相互作用に基づいて、検出されたレーダ信号に関連する理解し易いグラフィックキューが提供される。ナビゲーションシステムとレーダ検出器とは車両内部において別々のコンポーネント又は装置であるので、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器が検出した信号強度に対応する距離を推定することができるように較正されうる。したがって、ディスプレイ200は、レーダ信号が検出されたときにナビゲーションシステムを較正するためのユーザ選択可能なオプション224を含むことができる。ナビゲーションシステムの較正については、図11及び12を参照してさらに詳細に記載する。
図3は、検出されたレーダ信号に関する情報を含むナビゲーションシステムディスプレイ300の第2の特定の実施形態を示している。ディスプレイ300は、ナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって生成される。ディスプレイ300は、車両(例えば、車両102)の現在位置に関する情報をユーザ(例えば、車両102の運転者)に提示する。例えば、ディスプレイ300は、図2を参照して記載した地図データ202のグラフィック表現を含むことができる。これに加えて又は代えて、ディスプレイ300は、計画ルート216、ナビゲーション指示メッセージ218、又はこれらの両方に関する情報を含んでもよい。
図2を参照して記載したように、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から検出されたレーダ信号に関する情報を受信して、検出されたレーダ信号に関する情報をディスプレイ300に含めるように動作することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から信号強度データを受信し、車両からレーダ信号の発信源までの距離を推定するためにこの信号強度データを使用することができる。ナビゲーションシステムは、レーダ信号の発信源までの推定距離に関するデータをディスプレイ300に提供することができる。ナビゲーションシステムは、車両からみたレーダ信号の発信源の方向に関する情報を決定することもできる。例えば、方向は、レーダ検出器から受信した情報(例えば、方向データ)に基づいて決定される。別の実施例では、方向は、ナビゲーションシステムが利用可能な他の情報(例えば、計画ルート216を説明する情報)に基づいて決定される。具体的には、ユーザは、車両の速度を追跡するために使用されるレーダ発信源の心配だけをすればよいので、車両前方の計画ルート216に沿って位置していない比較的遠隔地のレーダ発信源を気にしなくてよい。
方向が、レーダ検出器から受信した方向データに基づいて決定されるか、或いはナビゲーションシステムが利用可能な他の情報に基づいて決定されるかを問わず、ナビゲーションシステムは、レーダ信号の発信源に関連するグラフィック表現を、開いた幾何学形状320として示すことができる。開いた幾何学形状320は、発信源までの推定距離及び発信源の方向を示すような方式で表示することができる。例えば、開いた幾何学形状320は、車両214のグラフィック表現の前方、後方、側方、又はそれ以外の周囲に表示される。具体的には、開いた幾何学形状320は、レーダ信号の発信源に可能な位置として、車両の周囲約180°にわたる範囲を示すことができる。ディスプレイ300上で車両214のグラフィック表現から開いた幾何学形状320までの距離は、地図縮尺208に基づいて推定されたレーダ信号発信源から車両までの距離に対応している。したがって、或いは別の構成において、開いた幾何学形状320を表示するために使用される一組の視覚的パラメータ(例えば、色、強度、固定か点滅か)が、推定距離、方向、車両の速度をモニタリングするためにレーダ信号が使用されている可能性、或いはこれらの組み合わせを示すために選択される。
特定の一実施形態では、ナビゲーションシステムが利用可能な履歴(例えば、図1の以前の検出データ116)を使用して、レーダ信号の発信源の推定位置を決定することができる。レーダ信号の発信源の推定位置が決定できたら、この推定位置がディスプレイ300に示される。例えば、レーダ信号の発信源の一又は複数に可能な位置(例えば、発信源の位置である可能性が閾値を上回る位置)を示すために、ディスプレイ300に発信源の記号310を含めることができる。
図4は、検出されたレーダ信号に関する情報を含むナビゲーションシステムディスプレイ400の第3の特定の実施形態を示している。ディスプレイ400は、ナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって生成される。ディスプレイ400は、車両(例えば、車両102)の現在位置に関する情報をユーザ(例えば、車両102の運転者)に提示する。例えば、ディスプレイ400は、図2を参照して記載した地図データ202のグラフィック表現を含むことができる。これに加えて又は代えて、ディスプレイ400は、計画ルート216、ナビゲーション指示メッセージ218、又はこれらの両方に関する情報を含んでもよい。
図2を参照して記載したように、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から検出されたレーダ信号に関する情報を受信して、検出されたレーダ信号に関する情報をディスプレイ400に含めるように動作することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から信号強度データを受信し、車両からレーダ信号の発信源までの距離を推定するためにこの信号強度データを使用することができる。ナビゲーションシステムは、レーダ信号の発信源までの推定距離に関するデータをディスプレイ400に提供することができる。ナビゲーションシステムは、車両からみたレーダ信号の発信源の方向に関する情報を決定することもできる。方向は、例えば、レーダ検出器から受信した情報(例えば、方向データ)に基づいて、計画ルートを表す情報に基づいて、ナビゲーションシステムが利用可能な他の情報に基づいて、又はこれらの組み合わせに基づいて決定される。
図4は、方向情報が地形情報(例えば、図1の地形データ158)の少なくとも一部に基づいて決定される一実施形態を示している。地形情報は、一組の等高線420〜422としてディスプレイ400に示され、この場合各等高線は局所地形の特定の一高度に対応している。例えば、第1の等高線420は100フィート(例えば、海抜100フィート、又は他の何らかの基準の高さに対して100フィート)の高度を示しており、第2の等高線421は110フィートの高度を示しており、第3の等高線422は130フィートの高度を示している。つまり、ディスプレイ400は、車両が登り坂を進行中であることを示している(現在の高度100フィートから、それよりも高い少なくとも130フィートに向かっている)。第3の等高線422は、その後の他の等高線が130フィートより低い高度を示しているので、丘の最高高度に対応している。
特定の一実施形態では、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から検出されたレーダ信号に関する情報を受信して、検出されたレーダ信号に関する情報をディスプレイ400に含めるように動作することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から信号強度データを受信する。レーダ信号の信号強度はレーダ検出器からレーダ信号の発信源までの距離に関連しているため、ナビゲーションシステムは信号強度データを使用して車両からレーダ信号の発信源までの距離を推定することができる。図4では、推定距離は、推定距離に対応する縮尺距離で車両214のグラフィック表現を取り囲む円430として示されている。
ナビゲーションシステムは、ナビゲーションシステムが利用可能な情報(例えば、地形データ)を使用して、車両からみた、(例えば、人工知能、その他の経験則、又はその他の実行可能な命令を用いて)検出されたレーダ信号の発信源の推定方向を決定することもできる。例えば、上述のように、地形データは、車両が、等高線422に又は等高線422の近くに頂上を有する丘の上に位置していることを示している。レーダ信号の発信源までの推定距離は、丘の頂上を通り過ぎた位置に達している(第3の等高線422の先まで広がる円430によって図4に示す)。ナビゲーションシステムは、検出されたレーダ信号の発信源が丘の頂上の先にはありそうにないということを決定し、それにしたがって、生成される円412に関連するグラフィック表現には丘の頂上の先の部分を含めない。特定の一実施形態では、閾値高度の変化を使用して発信源に見込まれる方向を決定する。例えば、車両の高度より10フィート高い位置に位置する頂上を使用してディスプレイ400が生成されるように、閾値高度の変化が設定される(例えば、高度は上昇させた後低下させる)。この実施例では、車両は高度約100フィート(第1の等高線420に対応)に位置しているので、ナビゲーションシステムは、110フィート(すなわち、100フィート+10フィート)未満の高度に対応する円430の弧(図4に半径432により示される)を決定することができる。円430の弧は、発信源までの推定距離及び発信源に見込まれる方向を示すために、発信源に関連するグラフィック表現412として表示される。
別の特定の実施形態では、ナビゲーションシステムは、地形データを使用して、車両とレーダ信号発信源との間に存在する可能性のある障害物を特定することができる。例えば、ナビゲーションシステムは、発信源が丘の頂上を越えたところに位地suる場合、頂上が発信源と車両との間の障害物として作用しうることを決定することができる。すなわち、頂上近傍ではじめて発信源から車両が見える。したがって、ディスプレイ400は、存在しうる障害物を強調表示するためのインジケータ434を含むことができる。インジケータ434は、発信源から車両がはじめて見える位置に対応している。具体的には、図4の実施例では、頂上は概ね第3の等高線422に対応している。したがって、インジケータ434は、ディスプレイ上において頂上に対応する位置に示される線又は他のインジケータを含むことができる。
図4のディスプレイ400には地形情報が示されているが、特定の実施形態では、ナビゲーションシステムが地形データを使用して、地形データそのものを表示することなく、検出されたレーダ信号に関連する情報を表示することができる。例えば、等高線420〜422は、ディスプレイ400に表示されなくともよいが、それでも発信源412に関連するグラフィック表現を生成するために発信源の推定位置を決定するために使用されるか、存在しうる障害物を強調表示するインジケータ434を表示するために使用されるか、それらの両方である。さらに、円430、半径432、又はそれらの両方は、ディスプレイ400に示されても、又はディスプレイ400から省略されてもよい。
図5は、検出されたレーダ信号に関する情報を含むナビゲーションシステムディスプレイ500の第4の特定の実施形態を示している。ディスプレイ500は、図4のディスプレイ400の生成と同様の方式で生成される。例えば、図4のディスプレイ400は地形に関連して存在しうる障害物を示すような発信源412に関連するグラフィック表現の表示を示しているが、図5のディスプレイ500は、一又は複数の構造物(例えば、第1の構造物520及び第2の構造物521)に関連して存在しうる障害物を示すような発信源512及び514に関連するグラフィック表現の表示を示している。
図5の実施形態では、ナビゲーションシステムは、構造物520及び521の各々のおおよその大きさ、形状、及び位置を示すデータを利用することができる。例えば、図1の障害物データ160は、特定の構造物(例えば、大規模な構造物)に関する情報を含むことができる。ナビゲーションシステムは、レーダ検出器から信号強度データを受信すると、車両から、検出されたレーダ信号の発信源までの推定距離(図5に円530として示す)を決定する。ナビゲーションシステムは、発信源の推定位置に対応しない円530の部分を決定することができる。例えば、発信源の推定位置に対応しない円530の部分は、車両への直接的な視線を有さない円530の部分を含む。図5では、構造物520、521によって遮られる車両までの視線を示すために半径532が使用されている。ナビゲーションシステムは、発信源までの推定距離及び発信源の推定位置を示す、発信源に関連するグラフィック表現512、514を生成する。
図5のディスプレイ500には構造物520、521が示されているが、特定の実施形態では、ナビゲーションシステムが構造物520、521を説明するデータを使用することにより、構造物520、521そのものを表示することなく、検出されたレーダ信号に関連する情報を表示することができる。例えば、構造物を説明するデータを使用して、構造物520、521を表示することなく発信源に関連するグラフィック表現512、514を生成するために、発信源の推定位置を決定することができる。さらに、円530、半径532、又はそれらの両方は、ディスプレイ500に示されても、又はディスプレイ500から省略されてもよい。
図2〜5のディスプレイ200〜500は、上から見た地図データを示している。図6は、検出されたレーダ信号に関する情報を含むナビゲーションシステムディスプレイ600の第5の特定の実施形態を示しており、ユーザの視点から地図データを示している。ディスプレイ600は、ディスプレイ200〜500のすべてと同様に生成されるが、上から見た地図データ及び発信源に関連するグラフィック表現を提示するのではなく、地図データ及び発信源に関連するグラフィック表現612の斜視図を示している。ディスプレイの特定の情報を決定する説明を簡略化するために、ディスプレイ200〜600について別々に説明した。特定の実施形態では、ディスプレイ200〜600の二つ以上、又はディスプレイ200〜600の二つ以上を生成するために用いた方法を組み合わせて単一のディスプレイを生成することができる。例えば、方向データは、(図3を参照して説明した)レーダ検出器から受信され、発信源の推定位置を決定するために、(図5を参照して説明した)障害物データと併せて、(図4を参照して説明した)地形データと併せて、又はそれら両方と併せて使用することができる。
したがって、上述のディスプレイ200〜600のいくつかは、単独で、又はこれらディスプレイに関して特に説明されていない他のフィーチャと共に使用されうる二つ以上のフィーチャを含んでいる。例えば、図3のディスプレイ300は、発信源に見込まれる位置を示すために発信源の記号310を含む。特定の一実施形態では、発信源の記号310は、発信源に関連する別のグラフィック表現なしで表示される。別の特定の実施形態では、発信源の記号310は、地形データ、障害物データ、又はこれらの両方といったディスプレイ300を生成するために使用されるデータ以外のデータに基づいて決定される発信源に関連するグラフィック表現と一緒に表示される。
図7は、検出されたレーダ信号に関する情報を表示する方法700の第1の特定の実施形態のフロー図である。方法700は、レーダ検出器(例えば、図1のレーダ検出器110)と協働する車両のナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって実行される。
方法700は、702において、検出されたレーダ信号の強度を示す信号強度データを受信することを含む。例えば、信号強度データは、レーダ検出器110から、図1のナビゲーションシステム130によって受信される。方法700は、さらに、704において、前記信号強度データに基づいて、車両ナビゲーションシステムが関連付けられた車両から、検出されたレーダ信号の発信源までの距離を推定することを含む。例えば、ナビゲーションシステム130は、信号強度データ及び構成データ164に基づいて、発信源104までの距離を推定する。
方法700はさらに、706において、発信源に関連するグラフィック表現(及び可能であれば車両のグラフィック表現)を含む表示を生成することを含む。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、車両のグラフィック表現の周りに、開いた幾何学形状(例えば、弧又は線)か、閉じた幾何学形状(例えば、円又は楕円)を含むことができる。車両及び発信源の様々なグラフィック表現については、図2〜6を参照して記載した。発信源に関連するグラフィック表現は、車両から発信源までの推定距離に関する情報を提供するような方式で表示される。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、距離を示すために色分けすることができる。別の実施例では、ディスプレイ中において発信源に関連するグラフィック表現の大きさは距離を示す。別の実施例では、別の表示特徴(例えば、点滅又は固定画像)、又は表示特徴の組み合わせ(例えば、色と大きさ)を使用して距離を示すことができる。
したがって、方法700は、検出されたレーダシングに関する情報を提示するために、車両のナビゲーションシステムがレーダ検出器と相互作用することを可能にする。車両のナビゲーションシステムは、理解し易いビジュアルキューを用いて、検出されたレーダ信号に関する情報を提示することができる。したがって、ユーザ(例えば、車両の運転者)は、例えば運転から、ほとんど注意を逸らすことなく、提示された情報を素早く評価することができる。
図8は、検出されたレーダ信号に関する情報を表示する方法の第2の特定の実施形態のフロー図である。方法800は、レーダ検出器(例えば、図1のレーダ検出器110)と協働する車両のナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって実行される。
方法800は、802において、検出されたレーダ信号の強度を示す信号強度データを(例えば、車両のナビゲーションシステムで)受信することを含む。例えば、信号強度データは、レーダ検出器110から、図1のナビゲーションシステム130によって受信される。方法800は、さらに、804において、前記信号強度データに基づいて、車両ナビゲーションシステムが関連付けられた車両から、検出されたレーダ信号の発信源までの距離を推定することを含む。例えば、ナビゲーションシステム130は、信号強度データ及び較正データ164に基づいて、発信源104までの距離を推定する。
方法800はさらに、806において、車両からみた、検出されたレーダ信号の発信源の方向を示す方向データを受信することを含む。例えば、方向データは、レーダ検出器110から、図1のナビゲーションシステム130によって受信される。
方法800はさらに、808において、発信源に関連するグラフィック表現(及び可能であれば車両のグラフィック表現)を含む表示を生成することを含む。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、車両のグラフィック表現の周りに、開いた幾何学形状(例えば、弧又は線)か、閉じた幾何学形状(例えば、円又は楕円)を含むことができる。車両及び発信源の様々なグラフィック表現については、図2〜6を参照して記載した。発信源に関連するグラフィック表現は、車両から発信源までの推定距離に関する情報を提供するような方式で、且つ車両からみた発信源の方向に関する情報を提供するような方式で、表示される。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、図3を参照して記載したように、方向を示すような方式で、車両のグラフィック表現を基準として表示される開いた幾何学形状を含むことができる。別の実施例では、色、形状、大きさ、方向、アイコン、点滅又は固定のグラフィックなどといった表示特徴の特定の組み合わせを使用して距離及び方向を示すことができる。
したがって、方法800は、検出されたレーダシングに関する情報を提示するために、車両のナビゲーションシステムがレーダ検出器と相互作用することを可能にする。車両のナビゲーションシステムは、理解し易いビジュアルキューを用いて、検出されたレーダ信号に関する情報を提示することができる。したがって、ユーザ(例えば、車両の運転者)は、例えば運転から、ほとんど注意を逸らすことなく、提示された情報を素早く評価することができる。
図9は、検出されたレーダ信号に関する情報を表示する方法の第3の特定の実施形態のフロー図である。方法900は、レーダ検出器(例えば、図1のレーダ検出器110)と協働する車両のナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって実行される。
方法900は、902において、検出されたレーダ信号の強度を示す信号強度データを受信することを含む。例えば、信号強度データは、レーダ検出器110から、図1のナビゲーションシステム130によって受信される。方法900は、さらに、904において、前記信号強度データに基づいて、車両ナビゲーションシステムが関連付けられた車両から、検出されたレーダ信号の発信源までの距離を推定することを含む。例えば、ナビゲーションシステム130は、信号強度データ及び較正データ164に基づいて、発信源104までの距離を推定する。
方法900はさらに、906において、車両ナビゲーションシステムのメモリから地図データにアクセスすることを含む。例えば、図1のナビゲーションシステム130のプロセッサ142は、メモリ144から地図データ152にアクセスすることができる。地図データは、ルートデータ、道路データ、地形データ、障害物データ、特定の地理領域又は特定の地理領域に関連付けられた対象点に関する他のデータ、或いはこれらの組み合わせを含むことができる。
特定の一実施形態では、方法900は、908において、車両から発信源までの推定距離を地図データの地形データと比較することを含む。この実施形態では、方法900はさらに、910において、発信源に関連するグラフィック表現(及び可能であれば車両のグラフィック表現)を含む表示を生成することを含む。検出されたレーダ信号の発信源に関連するグラフィック表現は、地形データを説明するような方式で表示される。例えば、地形データを説明するために、発信源に関連するグラフィック表現の他の表示特徴の形状を選択することができる。具体的には、発信源に関連するグラフィック表現の形状は、ユーザに対し、発信源が特定の方向にないことを示すために選択されてもよい。地形データを説明する発信源に関連するグラフィック表現の一例については、図4を参照して記載した。
これに加えて、又は代えて、特定の一実施形態では、方法900は、912において、地図データ及び車両から発信源までの推定距離に基づいて、車両と発信源との間に存在しうる障害物を特定することを含む。存在しうる障害物の例には、限定されないが、地図データの地形データに示される高度の変化、地図データに示される構造物、又は地図データに示される道路の曲がり角が含まれる。存在しうる障害物が特定されると、方法900は、914において、存在しうる障害物に関連付けられたグラフィック表現を表示することを含む。例えば、検出されたレーダ信号の発信源に関連するグラフィック表現は、存在しうる障害物を示すように選択することができる。別の実施例では、存在しうる障害物は、ディスプレイ上で強調表示される。
したがって、方法900は、検出されたレーダ信号に関する情報を提示し、且つ検出されたレーダ信号に関する情報を、車両ナビゲーションシステムが利用可能な地図データに関連付けるために、車両ナビゲーションシステムがレーダ検出器と相互作用することを可能にする。車両のナビゲーションシステムは、理解し易いビジュアルキューを用いて、検出されたレーダ信号に関する情報を提示することができる。したがって、ユーザ(例えば、車両の運転者)は、例えば運転から、ほとんど注意を逸らすことなく、提示された情報を素早く評価することができる。
図10は、検出されたレーダ信号に関する情報を表示する方法1000の第4の特定の実施形態のフロー図である。方法1000は、レーダ検出器(例えば、図1のレーダ検出器110)と協働する車両のナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって実行される。
方法1000は、1002において、検出されたレーダ信号の強度を示す信号強度データを受信することを含む。例えば、信号強度データは、レーダ検出器110から、図1のナビゲーションシステム130によって受信される。方法1000は、さらに、1004において、前記信号強度データに基づいて、車両ナビゲーションシステムが関連付けられた車両から、検出されたレーダ信号の発信源までの距離を推定することを含む。例えば、ナビゲーションシステム130は、信号強度データ及び較正データ164に基づいて、発信源104までの距離を推定する。
方法1000はさらに、1006において、レーダ信号の発信源の位置を推定することを含む。発信源の位置は、1008において、以前に検出されたレーダ信号源に関連付けられている位置に基づいて推定される。例えば、ナビゲーションシステムが以前に検出された発信源に関する位置情報を含むメモリを含むとき、ナビゲーションシステムの位置及び推定距離を、以前に検出された発信源に関する位置情報と比較することができる。概ね推定距離に位置する以前に検出された一又は複数の発信源(及び方向情報が決定済みであれば方向)が、発信源に可能な位置として示される。
これに加えて、又は代えて、レーダ信号の発信源の位置は、1010において、ヒューリスティック評価を用いて推定することができる。ヒューリスティック評価は、信号強度データ、方向データ、地図データ、較正データ、ルートデータ、又はこれらの組み合わせといったナビゲーションシステムが利用可能な情報に基づいて、発信源としてありうる位置を選択するように適合される。具体的には、特定の一実施形態では、ヒューリスティック評価は、レーダ信号の発信源の推定位置を道路に沿った位置に限定するように構成される。この実施形態では、発信源に関連するグラフィック表現は、ナビゲーションシステムの地図表示中の弧又は線を含む。弧又は線は、発信源までの推定距離に対応する距離に位置する道路沿いの位置に示される。別の例示的実施形態では、ヒューリスティック評価は、レーダ信号発信源の推定位置を、ナビゲーションシステムの計画ルートに沿った位置に限定するように構成される。この例示的実施形態では、発信源に関連するグラフィック表現は、ナビゲーションシステムの地図表示中において車両前方の弧又は線を含み、この弧又は線は、発信源までの推定距離に対応する距離にある車両前方の道路沿いの位置に示される。計画ルートは通常車両の前方にあると予想されるので、弧又は線は車両の前方にのみ示される。
方法1000はさらに、1012において、発信源に関連するグラフィック表現(及び可能であれば車両のグラフィック表現)を含む表示を生成することを含む。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、車両のグラフィック表現の周りに、開いた幾何学形状(例えば、弧又は線)か、閉じた幾何学形状(例えば、円又は楕円)を含むことができる。車両及び発信源の様々なグラフィック表現については、図2〜6を参照して記載した。発信源に関連するグラフィック表現は、車両から発信源までの推定距離に関する情報を提供するような方式で表示される。例えば、発信源に関連するグラフィック表現は、距離を示すために色分けすることができる。別の実施例では、ディスプレイ中の発信源に関連するグラフィック表現の大きさは距離を示す。別の実施例では、別の表示特徴(例えば、点滅又は固定画像)、又は表示特徴の組み合わせ(例えば、色と大きさ)を使用して距離を示すことができる。特定の一実施形態では、発信源に関連するグラフィック表現は、発信源の推定位置を示す。発信源の推定位置を示す発信源に関連するグラフィック表現の一例については、図3を参照して記載した。
したがって、方法1000は、検出されたレーダ信号に関する情報を提示するために、車両のナビゲーションシステムがレーダ検出器と相互作用することを可能にする。車両のナビゲーションシステムは、理解し易いビジュアルキューを用いて、検出されたレーダ信号に関する情報を提示することができる。したがって、ユーザ(例えば、車両の運転者)は、例えば運転から、ほとんど注意を逸らすことなく、提示された情報を素早く評価することができる。
図11は、検出されたレーダ信号に関する情報の表示を較正する方法の特定の一実施形態のフロー図である。方法1100は、レーダ検出器(例えば、図1のレーダ検出器110)と協働する車両のナビゲーションシステム(例えば、図1のナビゲーションシステム130)によって実行される。方法1100は、信号強度データと物理的距離との関係を決定することにより距離を推定するためのナビゲーションシステムの較正を示している。方法1100は、検出されたレーダ信号に関連付けられた推定距離にナビゲーションシステムが使用される前に実行されるか、又はナビゲーションシステムの較正を更新又は改良するために時折又は周期的に(例えば、ユーザの要求に応じて)実行される。特定の一実施形態では、方法1100は、ナビゲーションシステムを較正するというユーザ選択可能なオプション(例えば、図2〜6の一又は複数のユーザ選択可能なオプション224)をユーザが選択すると実行される。
方法1100は、較正モードの間にレーダ検出器から信号強度データを受信すると、1102において、信号強度データが受信された時間を示すデータレコードを保存することを含む。例えば、データレコードは、信号強度データが受信された時間を示すタイムスタンプを含むことができる。データレコードは、信号強度データに関連付けられた値も含むことができる。
方法1100は、1104において、ユーザに対し、車両が発信源に近づいたときを示すように指示する較正ディスプレイを表示することを含む。較正ディスプレイは、(例えば、図2〜6に示すディスプレイの一つに)レーダ信号の発信源のグラフィック表現と共に表示される一又は複数の選択可能な要素を含むことができる。別の実施例では、較正ディスプレイは、表示スクリーンとは別個である。別個の表示スクリーンである較正ディスプレイ1200の一実施例を図12に示す。較正ディスプレイが別個であるか、又は別のディスプレイと一体であるかを問わず、較正ディスプレイは、較正の実行に際してユーザを支援する命令を含む。これに加えて、又は代えて、較正ディスプレイは、車両が発信源に近づいたことを示すためにユーザが選択することができる、ユーザ選択可能なオプション(例えば、図12のユーザ選択可能なオプション1202、又は図2〜6の較正オプション224)を含むことができる。較正モードでは、ユーザは、(ユーザ選択可能なオプション又は音声コマンドを介して)レーダ発信源が車両の約20フィートになったときを示すように誘導される。20フィートという距離は、例示のために示しているに過ぎない。他の実施形態では、車両が発信源に近づいた距離を示すために、20フィートを上回る又は下回る距離が選択されてよい。また別の実施形態では、ユーザに指示するために特定の距離を用いなくてもよい。むしろ、ユーザは、車両が発信源に対して特定の物理的配置をとる(例えば、発信源に隣接する道路レーン内にある、及び概ね発信源を有するレーン内にある)ときを示すように指示されてもよい。
方法1100はさらに、1106において、車両が発信源に近づいたことを示す入力を受け取ることを含む。例えば、図12において、このような入力は、ユーザ選択可能なオプション1202又は音声コマンドを介して受け取られる。他の実施形態では、入力は、ハンドルに搭載されたボタンの選択といった別の機構を介して受け取られる。
方法1100はさらに、1108において、データレコードと、ユーザによって車両が発信源に接近したことが示されたときとに基づいて、信号強度データに対応する物理的距離を決定することを含む。物理的に距離を推定するために、信号強度データが受信されたときと、ユーザによって車両が発信源に接近したことが示されたときとの間の車両の進行速度が使用されてもよい。特定の一実施形態では、オペレータのミスを低減するために、連続的又は反復的較正により平均を求める。別の方法では、後続の較正により、直前の較正の構成データが上書きされる。
方法1100はさらに、1110において、決定された物理的距離に基づいて較正データを格納することを含む。較正データは、検出された別のレーダ信号の発信源までの推定距離を決定するために、後で使用することができる。
図13は、コンピューティング環境1300のブロック図であり、レーダ検出器とナビゲーションシステムとの相互作用を可能にするために、コンピュータで実施可能な方法及びコンピュータで実行可能なプログラム命令(又はコード)をサポートするように動作可能な汎用コンピューティング装置1310を含んでいる。例えば、コンピューティング装置1310、又はその一部は、レーダ検出器からデータ(例えば、信号強度データ、方向データ、他のデータ、又はこれらの組み合わせ)を受信し、レーダ検出器から受信したデータに関連付けられたグラフィック表現を含む表示を生成するように動作可能である。具体的には、コンピューティング装置1310は、図1のナビゲーションシステム130に対応する。
コンピューティング装置1310は、少なくとも一つのプロセッサ1320を含む。コンピューティング装置1310内部において、少なくとも一つのプロセッサ1320は、システムメモリ1330、一又は複数の記憶装置1340、一又は複数の入出力インターフェース1350、一又は複数の通信インターフェース1360、或いはこれらの組み合わせと通信する。
システムメモリ1330は、揮発性メモリデバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)デバイス)、非揮発性メモリデバイス(例えば、リードオンリーメモリ(ROM)デバイス、プログラマブルリードオンリーメモリ、及びフラッシュメモリ)、或いはこれらの両方を含むことができる。システムメモリ1330は、コンピューティング装置1310をブートするための基本/入出力システムを含みうるオペレーティングシステム1332と、コンピューティング装置1310がユーザと相互作用することを可能にするフルオペレーティングシステムと、他のプログラムと、他のデバイスとを含む。また、システムメモリ1330は、通常、ナビゲーションアプリケーション1335、及びレーダインジケーションアプリケーション1336といった一又は複数のアプリケーション1334を含む。例えば、ナビゲーションアプリケーション1335は、図1のナビゲーション及びルート計画命令150を含むか、同命令150に対応するか、或いは同命令150に含まれ、レーダインジケーションアプリケーション1336は、図1のレーダ検出器相互接続命令162を含むか、同命令162に対応するか、或いは同命令162に含まれる。システムメモリ1330は、プログラムデータ1338も含む。プログラムデータ1338は、アプリケーション1334の各機能を実行するためにアプリケーションが使用するデータを含むことができる。具体的には、プログラムデータ1338又はアプリケーション1334は、車両から発信源までの推定距離に関する情報を提供するような、検出されたレーダ信号の発信源に関連するグラフィック表現を含む表示の生成を可能にするために、人工知能アルゴリズム、経験則、又は他の実行可能なシステム及び規則を含むことができる。別の実施例として、プログラムデータ1338又はアプリケーション1334は、検出されたレーダ信号の発信源に可能な位置を推定するため、地勢、天候、障害物、又は発信源に可能な位置の推定に影響しうる他の要因を説明するための、人工知能アルゴリズム、経験則、又は他の実行可能なシステム及び規則を含むことができる。
プロセッサ1320は、一又は複数の記憶装置1340と通信することもできる。例えば、一又は複数の記憶装置1340は、磁気ディスク、光ディスク、又はフラッシュメモリデバイスといった非揮発性記憶装置を含むことができる。記憶装置1340は、取り外し可能なメモリデバイス及び取り外し不能なメモリデバイスの両方を含んでもよい。記憶装置1340は、オペレーティングシステム、アプリケーション、及びプログラムデータを格納するように構成される。特定の一実施形態では、システムメモリ1330、記憶装置1340、又はこれらの両方は、コンピュータで読込可能な有形で固定の媒体を含む。記憶装置1340は、アプリケーション1334の一又は複数によって使用されるデータを格納することができる。例えば、記憶装置1340は、地図データ1342(例えば、図1の地図データ152)、較正データ1344(例えば、図1の較正データ164)、又はこれらの両方を含むことができる。
プロセッサ1320は、コンピューティング装置1310が、ユーザとの相互作用を容易にするための一又は複数の入出力装置1370と通信することを可能にする一又は複数の入出力インターフェース1350も含む。入出力インターフェース1350は、シリアルインターフェース(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェース、又はIEEE1394インターフェース)、パラレルインターフェス、ディスプレイアダプタ、オーディオアダプタ、及びその他のインターフェースを含みうる。入出力装置1370は、ボタン、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、タッチスクリーン、及びその他のデバイスを含みうる。
プロセッサ1320は、一又は複数の通信インターフェース1360を介して他のコンピュータシステム1380及び/又は他のデバイス1380(例えば、図1のレーダ検出器110)と通信することができる。一又は複数の通信インターフェース1360は、有線イーサネットインターフェース、IEEE802無線インターフェース、ブルートゥース通信インターフェース、電気、光、又は無線周波数インターフェース、或いは他の有線又は無線インターフェースを含みうる。他のコンピュータシステム1380は、ホストコンピュータ、サーバ、ワークステーション、或いは車両の情報、診断、又は制御システムを含みうる。
上述の実施形態は、本発明を説明するものであって限定するものではない。本発明の原理に従って多数の修正例及び変形例が可能であることを理解されたい。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ規定される。
本明細書に記載の実施形態の説明は種々の実施形態の構造の全般的な理解を目的とするものである。この説明は、本明細書に記載の構造又は方法を利用する装置及びシステムの要素及びフィーチャすべての完全な記載となることを意図していない。本明細書を読んだ当業者には、他の多数の実施形態が明らかであろう。他の実施形態を利用すること及び本明細書から導くことが可能であり、例えば、本発明の範囲を逸脱することなく、構造的及び論理的置換及び変更を行うことができる。例えば、図示の順序とは異なる順序で方法ステップを実行することができる、或いは一又は複数の方法ステップを省略することができる。別の実施例では、連続してではなく、互いに平行に特定の方法ステップを実行することができる。したがって、本明細書及び添付図面は、制限的なものでなく、説明的なものとみなすべきである。
さらに、本明細書では特定の実施形態を示して説明したが、同じ又は同様の結果を達成するために設計されたあらゆる後続の構成で、それら示された特定の実施形態を置換できることを理解されたい。本開示内容は、種々の実施形態のすべての及びあらゆる後続の適合を含むことを意図している。本明細書を読んだ当業者には、上記実施形態の組み合わせ及び本明細書には特に記載されていない他の実施形態が明らかであろう。
本出願の要約書は、請求項の範囲又は意味を解釈又は制限するために使用されないという理解の下に提出されている。加えて、上述の「発明を実施するための形態」において、開示内容を合理化するために、種々のフィーチャをまとめて、又は単一の実施形態において説明した。このような開示は、特許請求された実施形態が、各請求項に明示的に記載されたもの以外にさらなるフィーチャを必要とするという意図を反映するものではない。そうではなく、特許請求の範囲に反映されているように、特許請求される主題は、開示された実施形態のいずれかのフィーチャのすべてを満たさないものを目的としている場合がある。