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JP6283717B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の遊技機に関するものである。
遊技機、例えばパチンコ機等の弾球遊技機は、矩形枠状の外枠と、この外枠に開閉・着脱自在に枢着された前枠とを備え、その前枠側に遊技盤、ガラス扉、発射手段等が装着されている。外枠は左右一対の縦枠材と、この両縦枠材の上下端間を左右に連結する上横枠材及び下横枠材と、両縦枠材の前面下部に左右方向に配置された前横枠材とを備え、その左側の縦枠材にヒンジを介して前枠が開閉・着脱自在に枢着されている。
この弾球遊技機を遊技ホールの遊技島に設置する場合には、外枠を遊技島の受け枠内に嵌め込んだ後、その上横枠材及び下横枠材を受け枠の上枠部及び下枠部に釘付けにより固定する。この場合、従来の外枠は補強金具等を除く略全体が木材製であるため、その下横枠材を受け枠の下枠部にそのまま釘付け可能であったが、近年のパチンコ機は、合成樹脂材又は金属材により一体に成型された下横枠材を採用する傾向にあり、下横枠材自体を釘付けで受け枠に固定することはできない。
そこで、内周の係合縁を有する取り付け孔を下横枠材に左右方向に複数個設けて、その係合縁に係合する係合溝を有する釘打ち部材を各取り付け孔に嵌め込み、その各釘打ち部材に釘を打ち付けて下横枠材を受け枠の下枠部に固定する方法を採用している(特許文献1)。
特開2008−5937号公報
従来の固定方法では、取り付け孔、釘打ち部材が下横枠材の左右方向に複数個ある上に、下横枠材は取り付け孔の内周に係合縁を、釘打ち部材は外周に係合溝を有する構造であるため、構造的に複雑であって製作コストがアップする欠点がある。
また各釘打ち部材から受け枠の下枠部に跨がって釘を打ち付けてはいるものの、取り付け孔の内周の係合縁と釘打ち部材の外周の係合溝との係合構造を介して下横枠材を受け枠の下枠部に固定するため、外枠を受け枠に確実に固定し難いという問題がある。
即ち、下横枠材には上下方向の厚さに限界があり、その厚さ内に収まるように取り付け孔の内周に係合縁を設け、この係合縁に対応して釘打ち部材の外周に係合溝を設けるため、両者の係合部分の強度を十分に確保することが困難である。一方、最近のパチンコ機では遊技盤が重量的に非常に重たくなる傾向にあり、遊技盤を装着した状態で前枠を開閉する際に、遊技盤を含む前枠側の全荷重が外枠に対して加わるが、その全荷重を複数個の釘打ち部材の係合部分を介して支持することになる。このため従来の固定方法では、外枠を受け枠に対して確実に固定できず、設置後に外枠の取り付け姿勢に狂いが生じ易くなる等の問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技島の受け枠に外枠を固定する際に、外枠の下横枠材を確実に固定できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、左右一対の縦枠材と、該両縦枠材の上下両端側を左右に連結する上横枠材及び下横枠材とを含む外枠を備え、前記下横枠材は前記外枠を遊技島の受け枠に固定する場合に釘打ち可能な釘打ち部材を備えた遊技機において、前記下横枠材は左右方向に長い下本体部と、該下本体部の左右両端から起立して前記縦枠材が外側から取り付けられる側面取り付け部と、前記下本体部の前側から起立して左右の前記側面取り付け部の前部間を連結する前面取り付け部とを一体的に備えた合成樹脂製であり、前記下本体部は前記各側面取り付け部側から中央側へと伸びる左右段部と、前記前面取り付け部の後側で前記左右段部間に設けられ且つ前記釘打ち部材が嵌め込まれる凹部とを備え、前記左右段部側から前記縦枠材の外側に跨がって配置され且つ前記左右段部及び前記側面取り付け部に対してネジにより着脱自在に固定される連結金具を備え、前記連結金具を前記左右段部に固定するネジは、前記連結金具の下側から挿通して前記左右段部に螺合しているものである。
本発明によれば、遊技島の受け枠に外枠を固定する際に、外枠の下横枠材を確実に固定できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示するパチンコ機の正面図である。 同パチンコ機の背面図である。 同パチンコ機の一部切欠き側面図である。 同外枠の分解斜視図である。 同外枠の下部側の分解斜視図である。 同要部の側面断面図である。 同要部の正面断面図である。 同要部の平面断面図である。 同外枠の取り付け状態の正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す要部の側面断面図である。 同要部の正面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す要部の側面断面図である。 同要部の平面断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す要部の側面断面図である。 同要部の正面断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す要部の側面断面図である。 同要部の一部破断平面図である。 同要部の正面断面図である。 同下連結金具の斜視図である。 本発明の第6の実施形態を示す正面断面図である。 本発明の第7の実施形態を示す平面断面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示する。パチンコ機1は、図1に示すように矩形枠状の外枠2と、この外枠2の左側の上下のヒンジ3,4を介して開閉自在及び着脱自在に枢着された前枠5とを備えている。前枠5にはガラス扉6及び前面板7が装着され、その裏側に遊技盤8が着脱自在に装着されている。
前面板7には、発射用の遊技球を貯留するための上皿9が装着されている。前枠5の下部には、余剰球を貯留するための下皿10が装着され、この下皿10の側方に発射手段11の発射ハンドル12が配置されている。発射手段11は、発射ハンドル12を操作したときに駆動される打撃槌を備え、発射レール上に1個ずつ供給される遊技球を打撃槌で打撃して遊技盤8側へと発射させるようになっている。
遊技盤8の前面には、発射手段11から発射された遊技球を案内するガイドレール13が環状に装着され、そのガイドレール13の内側の遊技領域14内に液晶表示手段15、第1図柄始動手段16、可変入賞手段17、第2図柄始動手段18、普通入賞手段19等の複数の遊技部品が装着されている。
前枠5の裏側には、図2に示すように、遊技盤8を裏側から押さえる裏機構板20が開閉自在に装着されている。裏機構板20には開口部21が形成され、その上側に遊技球タンク22及びタンクレール23が、左右方向の一側に球払い出し手段24が、下側に通路ユニット25が夫々設けられている。
開口部21には、遊技盤8の裏側に装着された裏カバー26が嵌合されている。裏カバー26は、遊技盤8に装着された液晶表示手段15、第1図柄始動手段16、可変入賞手段17等の各遊技部品を裏側から覆うためのもので、遊技盤8に着脱自在に固定されている。また裏カバー26には主制御基板等の各種制御基板を収納した基板ケース27〜29が着脱自在に装着され、その下方近傍では各種制御基板を収納した基板ケース30,31が裏機構板20に着脱自在に装着されている。
外枠2は、図2及び図4に示すように、略平行に配置された左右一対の縦枠材32と、この両縦枠材32の上端間を左右に連結する上横枠材33と、両縦枠材32の下端間を左右に連結する下横枠材34と、両縦枠材32の前面下端部に左右方向に配置された前横枠材35と、この前横枠材35の前側に着脱可能に装着された化粧カバー36とを備えている。
ヒンジ3,4は、図4に示すように、外枠2側のヒンジ板37a,38aと、前枠5側のヒンジ板37b,38bとを備え、外枠2及び前枠5の左側に設けられている。ヒンジ3,4は外枠2のヒンジ板37a,38aにより前枠5のヒンジ板37b,38bを受けるようになっている。上側のヒンジ3では外枠2のヒンジ板37aにヒンジ孔37cが設けられ、このヒンジ孔37cに挿通されるヒンジ軸37dが前枠5のヒンジ板37bに下向きに設けられている。また下側のヒンジ4では外枠2のヒンジ板38aにヒンジ軸38cが上向きに設けられ、このヒンジ軸38cが挿通するヒンジ孔38dが前枠5のヒンジ板38bに設けられている。
両縦枠材32は例えば金属製であって、アルミ系合金の押し出し型材、又は板金材等が使用されている。上横枠材33は木材製であって、縦枠材32の上端に跨がって左右方向に配置され、その左右両端は上連結金具39を介して両縦枠材32の上端に連結されている。なお、上横枠材33は合成樹脂製、金属製であっても良い。左側の上連結金具39にヒンジ3のヒンジ板37aが一体に設けられている。
下横枠材34は合成樹脂製であって、図4〜図8に示すように、左右方向の下本体部41と、この下本体部41の左右両端から起立する側面取り付け部42と、下本体部41の前端から起立して左右の側面取り付け部42の前端側を左右に連結する前面取り付け部43とが一体に成型され、その下本体部41の後部側に板金製の補強部材44が左右方向に設けられ、また側面取り付け部42の外側に縦枠材32が、前面取り付け部43の前面に前横枠材35が夫々連結されている。
下本体部41は図5〜図8に示すように左右方向に長い凹部45を備え、その凹部45に木材、合成樹脂材等により構成された左右方向に長い釘打ち部材46が嵌め込まれている。即ち、凹部45は前面取り付け部43と、この前面取り付け部43の後側で下本体部41の左右両側に設けられた左右段部47と、下本体部41の後側で左右段部47間に設けられた後段部48との間に設けられており、凹部45及びこの凹部45内に設けられた釘打ち部材46の左右方向の長さは、その左右両端部が後述する左右の下連結金具49の近傍に少なくとも達する程度となっている。
この凹部45は上下方向の外側である下側に固定壁50を有し、その固定壁50には釘打ち部材46の釘打ち箇所に対応して釘挿通孔51が形成されている。釘打ち部材46、釘挿通孔51は、図9に示すように、外枠2を左右の球貸し機53間で受け枠54の上枠部55と下枠部56との間に挿入して、その上横枠材33側から上枠部55に、下横枠材34側から下枠部56に夫々釘57,58を打ち込んで取り付ける際に、下横枠材34側の釘58の打ち込み用として使用するものであって、釘58が釘挿通孔51を通るように釘打ち部材46に釘58を打ち込むようになっている。
固定壁50の釘挿通孔51は、例えば図8に示すように、釘打ち部材46の釘打ち箇所が左右2箇所の場合には、その各釘打ち箇所毎に対応して2個設けられている。なお、このように釘挿通孔51を独立して複数個設けることにより、釘挿通孔51の開口面積が小さくなり、しかも固定壁50の釘挿通孔51間に前後方向の連結部分ができるので、下横枠材34の固定壁50側の強度が向上するが、釘打ち箇所の全てに対応して左右方向に長い釘挿通孔51を1個設けてもよい。
下本体部41には、図7、図8に示すように、凹部45の左右両側等の適当箇所に、凹部45内の釘打ち部材46を着脱自在に固定するための係合爪52が設けられている。係合爪52は例えば左右段部47に設けられており、左右方向の弾性変形により釘打ち部材46に係脱するようになっている。なお、釘打ち部材46が凹部45から脱落しないように固定するための固定手段が係合爪52により構成されている。
側面取り付け部42と左右段部47は図7に示すように略L字状に構成されており、その左右段部47の下側が下面取り付け部59となっている。側面取り付け部42の外側、下面取り付け部59の下側に複数個の取り付けボス60,61が夫々設けられ、この各取り付けボス60,61に螺合するネジ62,63により、板金製の下連結金具49を介して縦枠材32と下横枠材34とが着脱自在に連結されている。
下連結金具49は図5に示すように側面取り付け部42と下面取り付け部59とに対応して側板部64と下板部65とを略L字状に備えており、その側板部64は縦枠材32の前後方向の複数個の溝部32aに収まるように前後方向に複数個に分割され、また下板部65は矩形状の板状であり、この下板部65の後端に補強部材44用の取り付け片66が設けられている。
縦枠材32は側面取り付け部42の前後両側から内側に屈曲する屈曲縁32bを有し、側面取り付け部42と下連結金具49の側板部64との間に介在され、下連結金具49の側板部64側から挿通されて取り付けボス60に螺合するネジ62により固定されている。下連結金具49の下板部65は取り付けボス61に下側から当接し、その下側から挿通されて取り付けボス61に螺合するネジ63により固定されている。ヒンジ板38aは縦枠材32に沿って屈曲する取り付け片38eを有し、その取り付け片38eと下連結金具49の側板部64とが縦枠材32を挟んでネジ38fにより結合されている。なお、ネジ38fは下連結金具49の側板部64側から縦枠材32に挿通されてヒンジ板38aの取り付け片38eに螺合されている。
前面取り付け部43は側面取り付け部42間の左右方向の略全長で前側に屈曲する屈曲縁43aが上下両側に設けられると共に、前側に突出する複数個の取り付けボス43bが設けられている。前横枠材35は合成樹脂製であって、左右両端部が各縦枠材32の前面に当接すると共に、前側から挿通されて取り付けボス43bに螺合する複数個のネジ67により前面取り付け部43に着脱自在に固定されている。なお、前横枠材35は左右の縦枠材32の前面下部に固定できればよく、前面取り付け部43以外のものを介して取り付けてもよい。
化粧カバー36は合成樹脂製であって、その前面部の裏側に形成された圧入突起68を前横枠材35の圧入孔69に圧入する圧入手段等の固定手段70により、前横枠材35に着脱自在に固定されている。なお、化粧カバー36は前横枠材35を前側から覆う前面部36aと、前横枠材35及び前面取り付け部43を上側から覆う上面部36bと、前横枠材35及び前面取り付け部43を下側から覆う下面部36cと、前横枠材35及び前面取り付け部43を左右両側から覆う側面部36dとを有する。なお、化粧カバー36は前横枠材35に固定できればよく、その固定構造は自在に変更可能である。
補強部材44は板金材を断面コ字状に屈曲したものであって、下本体部41の後段部48に後側から着脱自在に装着され、左右両端部が下連結金具49の取り付け片66にネジ72により着脱自在に固定されている。
このような構成のパチンコ機を遊技島に据え付ける際には、次のように行う。先ず遊技盤8、ガラス扉6等を含む前枠5を外枠2から取り外し、その外枠2を遊技島の受け枠54の上枠部55と下枠部56との間に嵌め込んだ後、図9に示すように、上横枠材33を上枠部55に、下横枠材34を下枠部56に夫々釘57,58により固定する。
このとき上横枠材33は木材製であるため受け枠54の上枠部55に対して任意の箇所で釘57により容易に固定することができる。また下横枠材34は合成樹脂製であるにも拘わらず、その凹部45内に木材製の釘打ち部材46があり、この釘打ち部材46に釘58を打ち込むことにより、下横枠材34を受け枠54の下枠部56に対して容易に固定することができる。
即ち、下横枠材34には釘挿通孔51付きの固定壁50を有する凹部45があり、その凹部45内に釘打ち部材46が嵌め込まれているので、釘挿通孔51に対応する位置で釘打ち部材46に釘58を打ち込むことにより、釘打ち部材46を介して下横枠材34を受け枠54の下枠部56に固定することができる。
特に釘打ち部材46に釘58を打ち込んで下横枠材34を受け枠54の下枠部56に固定する場合、その釘打ち部材46で凹部45内の固定壁50の全周を受け枠54の下枠部56側に押さえ付けるため、取り付け孔内に釘打ち部材を嵌め込んで固定する従来のものに比較して構造的にも簡単であり、下横枠材34を容易且つ確実に受け枠54の下枠部56に固定することができる。このため遊技盤8側の重量が嵩むような場合でも、設置後の外枠2の姿勢が安定し、遊技盤8の取り付け姿勢の狂い等を防止できる。
また下横枠材34は上面側が開口し且つ固定壁50に釘挿通孔51を有する凹部45を備え、その凹部45内に上側から釘打ち部材46を着脱自在に嵌め込んでいるので、下横枠材34に対する釘打ち部材46の装着も容易にできる。しかも、凹部45内の釘打ち部材46は係合爪52等の係合構造により固定しているため、運搬等に当たっても凹部45内の釘打ち部材46が脱落する等の惧れもなく容易に取り扱うことができる。更に釘打ち部材46を左右方向に長く構成すれば、この釘打ち部材46によって合成樹脂製の下横枠材34を補強することもできる。
図10及び図11は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、下横枠材34の下本体部41は、前壁部43cと、この前壁部43cの上下方向の外側及び内側の両端から後方に延びる一対の固定壁50a,50bとを備え、その固定壁50a,50b間に、釘打ち部材45の挿入用の凹部45が左右に複数個(例えば2個)形成されている。各凹部45は後側に開口しており、その開口側に左右方向に補強部材44が配置されている。固定壁50a,50bには各凹部45に対応して釘挿通孔51a,51bが設けられている。左右の凹部45間では、両固定壁50a,50bを上下に連結する補強壁50cが左右方向に複数個設けられている。
この実施形態では、釘58の打ち込み側となる内側の固定壁50bの釘挿通孔51bの大きさを釘挿通孔51aよりも大きくしている。なお、釘挿通孔51a,51bは略同じ大きさでもよいし、大小逆の大きさにしてももよい。また釘挿通孔51bを小さくして、図11に二点鎖線で示すように内側の固定壁50bと釘58の頭部58aとの間に、固定壁50bに当接する薄板状の当て板58bを介在してもよい。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このように下横枠材34に凹部45を形成するに際しては、外側及び内側の両側に配置された固定壁50a,50b間に、後側が開口する凹部45を設けて、その凹部45に後側から釘打ち部材45を挿入するようにしてもよい。この場合には、釘打ち部材45の上下両側に固定壁50a,50bがあるため、下横枠材34自体の強度が更に向上する。また釘打ち部材45がない部分では固定壁50a,50b間に補強壁50cを設けることにより、強度の向上を図ることができる。
図12及び図13は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、下横枠材34の前端に、凹部45の前側に前段部73を介して前横枠材35が一体に形成され、その前横枠材35を化粧カバー36で前側から覆うようになっている。他の構成は第1の実施形態と同様である。この実施形態に示すように前横枠材35と下横枠材34は、一体に設けてもよい。
図14及び図15は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、下横枠材34の下側に板状の補強部材44が設けられ、釘打ち部材46を釘付けしたときに、釘打ち部材46と受け枠54の下枠部56との間で固定壁50と補強部材44とを挟むようになっている。補強部材44は下横枠材34の下本体部41の下側に左右方向に配置され、左右両端部が下連結金具49の下板部65と下面取り付け部59の取り付けボス61との間に挟まれてネジ63により固定されている。
補強部材44の中間は固定壁50に沿っており、また釘挿通孔51内に入る盛り上がり部44aを有し、その盛り上がり部44aの頂面に釘挿通用の通孔44bが形成されている。補強部材44の後端には釘打ち部材46の後側に屈曲する屈曲部44cが設けられ、この屈曲部44cと前段部73との間に凹部45が形成されている。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このように構成すれば、下横枠材34の下側に補強部材44を配置しているので、補強部材44の左右幅を十分に確保できる。また釘打ち部材46を釘付けしたときに、凹部45内の釘打ち部材46と受け枠54の下枠部56との間で固定壁50、補強部材44を上下方向に挟むため、外枠2を受け枠54に固定した状態での外枠2の剛性が更に向上し、遊技盤8等を含む前枠5側の全重量が嵩むような場合にも、外枠2によって前枠5側を確実に支持でき、前枠5側の開閉を容易且つ円滑にすることができる。
なお、補強部材44の後端の屈曲部44cは省略してもよい。この場合、凹部45は裏側にも開放するため、釘打ち部材46を凹部45内に適宜手段により固定すればよい。また下横枠材34には、第1の実施形態と同様に凹部45の後側に後段部48を設けてもよい。
図16〜図19は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、金属製の下横枠材34、例えばアルミ系合金等の押し出し型材が使用されている。下横枠材34は前後両側に配置された前段部73及び後段部48と、その間に配置された凹部45とを左右方向の全長に有し、その凹部45の固定壁50に釘挿通孔51が形成されている。
前段部73には前横枠材35が一体に設けられ、前横枠材35の左右両端部の切り欠き部35cに縦枠材32の屈曲縁32bが挿入されている。釘打ち部材46は下横枠材35と略同一長さを有し、凹部45内で固定壁50上に当接すると共に、左右両端が縦枠材32の内面に当接している。
下連結金具49は縦枠材32と下横枠材34との端部間に対応するL字状の連結部74と、この連結部74から両側に突出し且つ縦枠材32及び下横枠材34の溝部32a,35aに入る側板部64及び下板部65とを有する。そして、側板部64は左右方向の外側から挿通されたネジ62aにより縦枠材32及び釘打ち部材46に着脱自在に固定され、また下板部65が下側から挿通されたネジ61により下横枠材34及び釘打ち部材46に固定されている。なお、側板部64の上端側は縦枠材32又はその内側のナット75に螺合するネジ62bにより縦枠材32に固定されている。
下横枠材34の固定壁50は前後方向の略中央に下方に突出して受け枠54の下枠部56に当接する突条部35bを有し、固定壁50にはその突状を含む範囲に釘挿通孔51が設けられている。前横枠材35の前側には化粧カバー36が装着されている。他の構成は各実施形態と同様である。
このように下横枠材34が金属製の場合にも、その上側に凹部45を設けて釘打ち部材46を嵌め込むことにより、下横枠材34が合成樹脂製の場合と同様に実施することができる。また釘打ち部材46は左右の縦枠材32間の全長に跨がっており、この釘打ち部材46の両端部を下横枠材34、下連結金具49にネジ61,62aで固定することにより、釘打ち部材46によって下横枠材34を補強することができる。しかも、釘打ち部材46の両端をネジ62a,62bで各縦枠材32に固定することにより、下横枠材34が押し出し型材等であっても、その凹部45内の釘打ち部材46により左右の縦枠材32を強固に連結することができる。
図20は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態の上横枠材33は合成樹脂製(又は金属製)であって、上下方向の外側である上側に固定壁50を有し且つ下側に開口する凹部45が設けられ、その凹部45内に木材製の釘打ち部材46が嵌め込まれている。固定壁50には釘挿通孔51が設けられている。その他の構成は第1の実施形態の下横枠材34の場合と略同様である。
このように上横枠材33が合成樹脂製の場合にも、その上横枠材33に釘挿通孔51、固定壁50を有する凹部45を設け、この凹部45内に釘打ち部材46を配置することより、その釘打ち部材46に釘を打ち付けることによって、上横枠材33を受け枠54の上枠部55に固定することができる。
図21は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態では、釘打ち部材46の釘打ち箇所を示す表示77が下横枠材34の上面等の適当箇所に設けられており、その表示77に対応して凹部45内の固定壁50に釘挿通孔51が形成されている。釘挿通孔51は前後方向の長孔状に構成されている。他の構成は各実施形態と同様である。
このように下横枠材34(又は上横枠材33)に釘打ち箇所を示す表示77を設けることにより、釘打ち部材46に対して釘58を打ち込むときの位置が略一定するため、各釘挿通孔51を前後方向の長孔にする等、その開口面積を小さくすることが可能であり、固定壁50の強度を増大させることができる。なお、釘打ち箇所の表示77は、釘打ち部材46自体に設けてもよい。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、釘打ち部材46は板状の木材が適当であるが、剛性を有する合成樹脂材により構成する場合には、その合成樹脂製の釘打ち部材46の釘打ち箇所に予め釘孔を設けておき、その釘孔に沿って釘打ち部材46に釘を打ち込むようにしてもよい。
また第1〜第5の実施形態は外枠2の下横枠材34について、第6の実施形態は外枠2の上横枠材33について夫々例示している。これらの各実施形態からも判るように、上横枠材33、下横枠材34の何れか一方が合成樹脂製又は金属製の場合でもよいし、またその両方が合成樹脂製又は金属製の場合でもよい。上横枠材33、下横枠材34が金属製の場合、実施形態に例示するように押し出し型材を利用してもよいし、板金材を折り曲げ加工、プレス加工したものでもよい。縦枠材32は木材製でもよいし、金属製でもよい。
固定壁50,50a,50bは上下方向の外側のみでもよいし、上下方向の外側及び内側の両側に設けてもよい。従って、上下方向の外側及び内側の内、少なくとも外側に固定壁50,50aがあればよい。また上下方向の外側及び内側の両側に固定壁50a,50bを設ける場合、その両固定壁50a,50b間の凹部45は前後方向の後側又は前側の何れか一方に開口すればよい。
また実施形態ではパチンコ機について例示しているが、パチンコ機等の弾球遊技機は勿論のこと、その他のスロットマシン等の各種の遊技機にも採用可能であることは云うまでもない。
2 外枠
32 縦枠材
33 上横枠材
34 下横枠材
35 前横枠材
36 化粧カバー
44 補強部材
45 凹部
46 釘打ち部材
49 下連結金具
50 固定壁
51 釘挿通孔
54 受け枠

Claims (1)

  1. 左右一対の縦枠材と、該両縦枠材の上下両端側を左右に連結する上横枠材及び下横枠材とを含む外枠を備え、
    前記下横枠材は前記外枠を遊技島の受け枠に固定する場合に釘打ち可能な釘打ち部材を備えた遊技機において、
    前記下横枠材は左右方向に長い下本体部と、該下本体部の左右両端から起立して前記縦枠材が外側から取り付けられる側面取り付け部と、前記下本体部の前側から起立して左右の前記側面取り付け部の前部間を連結する前面取り付け部とを一体的に備えた合成樹脂製であり、
    前記下本体部は前記各側面取り付け部側から中央側へと伸びる左右段部と、前記前面取り付け部の後側で前記左右段部間に設けられ且つ前記釘打ち部材が嵌め込まれる凹部とを備え
    記左右段部側から前記縦枠材の外側に跨がって配置され且つ前記左右段部及び前記側面取り付け部に対してネジにより着脱自在に固定される連結金具を備え
    前記連結金具を前記左右段部に固定するネジは、前記連結金具の下側から挿通して前記左右段部に螺合している
    ことを特徴とする遊技機。
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