以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1に、本実施形態に係る情報処理システム10の一例を示す。情報処理システム10は、情報管理サーバ20と、複数の端末装置30A、30B、及び30Cと、が通信回線40により接続されるシステムである。なお、図1では情報管理サーバ20に3台の端末装置30A、30B、及び30Cが接続される例を示すが、情報処理システム10に含まれる端末装置の台数はこれに限定されない。また、以下では、端末装置30A、30B、及び30Cを特に区別する必要がない場合には、単に端末装置30と称す。
情報管理サーバ20は、情報管理部50、管理情報格納部62、つながり情報格納部64、及びユーザ情報格納部66を含む。また、情報管理部50は、中継部52、転送記録部58、及び決定部60を含み、更に中継部52は、送信部54及び受信部56を含む。
そして、中継部52、転送記録部58、決定部60、管理情報格納部62、つながり情報格納部64、及びユーザ情報格納部66は、互いに機能的に接続され、相互に必要なデータを通知し合う。また、送信部54及び受信部56も互いに機能的に接続され、相互に必要なデータを通知し合う。
中継部52は、通信回線40を介して後述する端末装置30から送信された新規情報及び転送情報(新規情報及び転送情報をまとめて通知情報という)を受信すると共に、端末装置30からの要求に基づいて、受信した通知情報を要求元の端末装置30へ送信する。ここで新規情報とは、これまで何れの端末装置30からも送信されていない内容を含む情報をいう。また転送情報とは、何れかの端末装置30が既に送信した内容と同じ情報をいう。
受信部56は、例えば受信した通知情報のヘッダに含まれる、通知情報の送信元のユーザIDを参照して、当該ユーザが情報処理システム10に参加するユーザとして、予め登録されているユーザであれば通知情報の受信を許可する。なお、ユーザ情報格納部66には、情報処理システム10に参加するユーザの情報、例えばユーザID(identification)及びユーザ氏名等の個人を特定するための個人情報等が予め登録されている。受信部56はユーザ情報格納部66を参照することで、通知情報の受信の可否を決定し、受信を許可した通知情報を管理情報格納部62へ保存する。そして、受信部56は、通知情報が転送情報であれば転送記録部58へ転送情報の処理を依頼する。
更に、受信部56は、端末装置30のユーザから当該ユーザ宛の通知情報の有無を問い合わせる情報取得要求を受信する。情報取得要求のヘッダには情報取得要求の送信元ユーザのユーザIDが含まれており、受信部56は、当該ユーザID及び情報取得要求の送信元を一意に示す端末装置30の情報、例えば端末装置30のIPアドレスと共に、送信部54へ通知情報の送信依頼を行う。
なお、受信部56が受信する電文、即ち新規情報、転送情報、及び情報取得要求のヘッダには、電文の種別を示す情報種別フラグが含まれ、新規情報、転送情報、及び情報取得要求に対して異なる識別子が設定される。従って、受信部56は、情報種別フラグを参照することで受信した電文の種別を判別することができる。
転送記録部58は、受信した転送情報がこれまでに受信した転送情報と重複するものであるか否かを判定し、転送情報毎の転送回数を管理情報格納部62へ記録する。
なお、端末装置30のユーザが情報管理サーバ20を経由して、コミュニティ内の他の端末装置30のユーザへ新規情報を送信する際、例えば新規情報のヘッダには当該新規情報を一意に示す情報IDが付与される。そして、新規情報を受信した端末装置30のユーザが、更に別の端末装置30のユーザに受信した新規情報を転送情報として転送する際、転送情報のヘッダには新規情報に付与された情報IDがそのまま付与される。従って、転送記録部58は、転送情報のヘッダに含まれる情報IDを参照することで、受信した転送情報がこれまでに受信した転送情報と重複するものであるか否かを判定することができる。
図2は、管理情報格納部62に保存される転送情報毎の転送回数を記録した転送回数表の一例を示した図である。
図2に示すように、転送回数表は情報IDと、転送情報の送信元ユーザである転送元ユーザIDと、転送依頼前の転送回数と、現在の転送回数と、を含む。ここで転送依頼前の転送回数とは、転送元ユーザIDで示されるユーザ(転送ユーザ)から転送情報の転送依頼を受信する前までに、転送依頼を受信した転送情報と同じ情報IDを有する転送情報の転送依頼を何回受信したかを示す。また、現在の転送回数とは、転送ユーザから転送情報の転送依頼を受信した以降に、転送依頼を受信した転送情報と同じ情報IDを有する転送情報の転送依頼を何回受信したかを示す。
図2の例では、転送回数表に、情報IDがI1及びI2で示される2つの転送情報の転送履歴が記録されており、情報IDがI1の転送情報は、ユーザIDがB、C、及びDの3名から転送依頼があったことが記録されている。また、情報IDがI2の転送情報は、ユーザIDがCで示されるユーザから転送依頼があったことが記録されている。以降、ユーザIDが#(#は例えばアルファベットの組み合わせ)で示されるユーザをユーザ#と表記する。また、情報IDが%(%は例えば英数字の組み合わせ)で示される情報を情報%と表記する。
例えば、情報I1に関して、ユーザBの転送依頼前の転送回数が15回というのは、ユーザB以外の者から既に情報I1に関して15回の転送依頼があった後に初めてユーザBから情報管理サーバ20に対して情報I1の転送依頼を受信したことを示す。また、情報I1に関して、ユーザBの現在の転送回数が93回というのは、ユーザBが初めて情報I1の転送依頼を行って以降、情報I1に関して、情報処理システム10に参加する各ユーザから情報管理サーバ20へ更に93回の転送依頼があったことを示す。
換言すれば、転送依頼前の転送回数は、各ユーザによる転送情報の転送時期を示す指標であり、転送依頼前の転送回数が多くなるに従って、転送情報の転送時期が遅くなっていることを示している。また、各ユーザにとって重要な情報ほど転送される回数が多くなることから、現在の転送回数は各ユーザによる転送情報の重要度を示す値ということができる。即ち、現在の転送回数が多くなるに従って、当該転送情報がより多くのユーザにとって重要な情報であることを示している。
転送記録部58は、受信部56から転送情報を受け付ける毎に転送回数表の内容を更新すると共に、決定部60へその後の処理を依頼する。
決定部60は、転送記録部58からの処理依頼を受け付けると、管理情報格納部62に保存された転送回数表を参照して、転送ユーザの中にキュレータとなるべき条件を満たすユーザが存在するか否かを判定する。ここでキュレータとは、重要な情報をいち早く転送するユーザをいう。
そして、決定部60は、転送ユーザの中にキュレータとなるべき条件を満たすユーザの存在を検出した場合に、当該ユーザをキュレータとしてつながり情報格納部64のつながり設定表へ記録する。
図3は、つながり情報格納部64に保存される、ユーザ毎のコミュニティを示したつながり設定表の一例を示した図である。
図3に示すように、つながり設定表はユーザ欄、つながり欄、及びキュレータ欄を含む。ここで、ユーザ欄は、情報処理システム10に参加している各ユーザを表し、つながり欄は、ユーザ欄に示されたユーザとつながりのあるユーザ(コミュニティ内ユーザ)を表し、キュレータ欄は、コミュニティ内ユーザがキュレータか否かを表す。キュレータ欄の記号“○”は、該当するコミュニティ内ユーザがキュレータであることを表し、記号“×”は、該当するコミュニティ内ユーザがキュレータではないことを表す。
図3の例では、ユーザAのコミュニティ内ユーザは、ユーザB、ユーザC、及びユーザDであり、コミュニティ内ユーザのうち、ユーザCがキュレータであることを示している。また、ユーザBのコミュニティ内ユーザはユーザA、ユーザE、及びユーザFであり、そのうちユーザFがキュレータであることを示している。また、ユーザCのコミュニティ内ユーザはユーザA、ユーザE、及びユーザGであり、コミュニティ内ユーザは何れもキュレータではないことを示している。
決定部60は、転送ユーザの中にキュレータとなるべき条件を満たすユーザの存在を検出した場合に、つながり欄からキュレータとなるべき条件を満たすユーザと一致するユーザを検索し、検索したユーザに対応するキュレータ欄を“○”に設定する。
送信部54は、受信部56から情報取得要求受信に伴う送信依頼を受け付けると、管理情報格納部62に格納された通知情報の中から、通知情報の送信先(宛先)が受信部56から通知されたユーザIDと一致する通知情報を取得する。そして、送信部54は、管理情報格納部62から取得した通知情報を、受信部56から通知されたIPアドレスで表される端末装置30へ送信する。
この際、送信部54は、管理情報格納部62から取得した通知情報が転送情報であれば、転送情報を送信する前に、つながり情報格納部64に保存されるつながり設定表を参照して、転送情報のヘッダに含まれる送信元のユーザIDがキュレータか否か判定する。
そして、送信部54は、キュレータの判定結果に基づいて、管理情報格納部62から取得した転送情報のヘッダに、当該転送情報の送信元がキュレータであるか否かを示すキュレータ識別フラグを付加してから、端末装置30へ送信する。
次に、端末装置30の構成について説明する。
端末装置30は、通信部70、入力部76、及び表示部78を含む。更に、通信部70は送信部72及び受信部74を含む。通信部70、入力部76、及び表示部78は、互いに機能的に接続され、相互に必要なデータを通知し合う。
入力部76は、端末装置30のユーザによる、タッチパネル等に表示されるソフトウェアキーの押下によって入力される新規情報を受け付け、受け付けた新規情報を送信部72へ通知する。また、入力部76は、受信した情報を転送するための操作を受け付け、受信した情報を転送情報として送信部72へ通知する。更に、入力部76は通知情報の他、ソフトウェアキーの押下によって入力される情報取得要求を受け付け、受け付けた情報取得要求を送信部72へ通知する。また、入力部76は、端末装置30において、通知情報を閲覧するためのアプリケーションが起動された際に、情報取得要求を送信部72へ通知してもよい。
なお、通知情報のヘッダには通知情報の送信元のユーザID、即ち端末装置30を使用しているユーザのユーザID、通知情報の送信先のユーザID、及び情報IDが含まれている。また、情報取得要求のヘッダには、情報取得要求の送信元のユーザIDが含まれている。更に、通知情報及び情報取得要求のヘッダには、既に説明した情報種別フラグが含まれる
送信部72は、入力部76から通知された通知情報及び情報取得要求を情報管理サーバ20へ送信する。なお送信部72は通知情報を送信する際、通知情報が転送情報であれば、転送情報を含む転送依頼を情報管理サーバ20へ送信し、通知情報が新規情報であれば、新規情報を含む送信依頼を情報管理サーバ20へ送信する。また、送信部72は、端末装置30に予め割り当てられているIPアドレスを、通知情報及び情報取得要求のヘッダに付加して情報管理サーバ20へ送信する。
受信部74は、送信部72から送信した情報取得要求に伴って、情報管理サーバ20から送信される通知情報を受信し、表示部78へ通知する。
表示部78は、受信部74から通知された通知情報を、液晶パネル等の表示装置に表示する。そして、受信部74から通知された通知情報が転送情報である場合、表示部78は、転送情報の送信元がキュレータか否かに応じて、表示装置に表示する転送情報の表示色を変更する。
なお、端末装置30の具体例として、例えばパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、可搬型PC、タブレット端末、及びスマートフォン等の情報機器が用いられる。
図4に、情報処理システム10に含まれる情報管理サーバ20及び端末装置30を、コンピュータで実現可能な一例としてのコンピュータシステム100を示す。情報処理システム10としての図4に示すコンピュータシステム100は、情報管理サーバ20としてのコンピュータ200、及び端末装置30としてのコンピュータ300を含む。
なお、既に説明した図1では、通信回線40に端末装置30A、30B、及び30Cの3台の端末装置30が接続される例を示した。端末装置30としてのコンピュータ300は何れの端末装置30においても共通であるため、説明の都合上、図4に示したコンピュータシステム100の例では、1台のコンピュータ300のみ図示する。しかし、実際には通信回線40に、端末装置30として複数のコンピュータ300が接続されている。
コンピュータ200は、CPU202、メモリ204、及び不揮発性の記憶部206を含む。CPU202、メモリ204、及び不揮発性の記憶部206は、バス208を介して互いに接続される。またコンピュータ200は、記録媒体250に対して読み書きするためのIO210がバス208に接続される。更に、コンピュータ200は、通信回線40に接続するためのインタフェースを含む通信IF(Interface)212を備え、通信IF212もバス208に接続される。なお、記憶部206はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。
記憶部206には、コンピュータ200を図1に示す情報管理サーバ20として機能させるための情報管理プログラム220、転送回数情報230、つながり設定情報232、及びユーザ情報234が記憶される。記憶部206に記憶された情報管理プログラム220は、送信プロセス222、受信プロセス224、転送記録プロセス226、及び決定プロセス228を含む。CPU202は、情報管理プログラム220を記憶部206から読み出してメモリ204に展開し、情報管理プログラム220が有する各プロセスを実行する。また、CPU202は、転送回数情報230を図2に示す転送回数表として、メモリ204に展開すると共に、つながり設定情報232を図3に示すつながり設定表として、メモリ204に展開する。また、CPU202は、ユーザ情報234をメモリ204に展開する。
なお、本実施形態に係るコンピュータ200のCPU202は複数のタイマを内蔵し、タイマ毎に起動した時点からの時間(経過時間)を計測すると共に、情報管理プログラム220から経過時間を取得することができる。
CPU202が情報管理プログラム220を記憶部206から読み出してメモリ204に展開し、情報管理プログラム220を実行することで、コンピュータ200が図1に示す情報管理サーバ20として動作する。CPU202が送信プロセス222を実行することで、コンピュータ200が図1に示す送信部54として動作する。また、CPU202が受信プロセス224を実行することで、コンピュータ200が図1に示す受信部56として動作する。また、CPU202が転送記録プロセス226を実行することで、コンピュータ200が図1に示す転送記録部58として動作する。更に、CPU202が決定プロセス228を実行することで、コンピュータ200が図1に示す決定部60として動作する。
また、コンピュータ300は、CPU302、メモリ304、及び不揮発性の記憶部306を含む。CPU302、メモリ304、及び記憶部306は、バス308を介して互いに接続される。また、コンピュータ300は、タッチパネル及びキーボード等の入力装置314、液晶表示パネル等の表示装置316を備え、入力装置314及び表示装置316はバス308に接続される。また、コンピュータ300は、記録媒体250に対して読み書きするためのIO310がバス308に接続される。更に、コンピュータ300は、通信回線40に接続するためのインタフェースを含む通信IF312を備え、通信IF312もバス308に接続される。なお、記憶部306も記憶部206と同様にHDDやフラッシュメモリ等によって実現できる。
記憶部306には、コンピュータ300を図1に示す端末装置30として機能させるための端末プログラム320が記憶される。記憶部306に記憶された端末プログラム320は、送信プロセス322、受信プロセス324、表示プロセス326、及び入力プロセス328を含む。CPU302は、端末プログラム320を記憶部306から読み出してメモリ304に展開し、端末プログラム320が有する各プロセスを実行する。
CPU302が端末プログラム320を記憶部306から読み出してメモリ304に展開し、端末プログラム320を実行することで、コンピュータ300が図1に示す端末装置30として動作する。CPU302が送信プロセス322を実行することで、コンピュータ300が図1に示す送信部72として動作する。また、CPU302が受信プロセス324を実行することで、コンピュータ300が図1に示す受信部74として動作する。また、CPU302が表示プロセス326を実行することで、コンピュータ300が図1に示す表示部78として動作する。更に、CPU302が入力プロセス328を実行することで、コンピュータ300が図1に示す入力部76として動作する。
なお、情報管理サーバ20及び端末装置30は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る情報管理サーバ20の作用を説明する。本実施形態に係る情報管理サーバ20は、情報管理サーバ20の起動後に図5に示す第1のキュレータ判定処理を実行し、当該第1のキュレータ判定処理実行後も再び第1のキュレータ判定処理を実行する。なお、本実施形態に係る情報管理サーバ20は、一例として、端末装置30から通知情報及び情報取得要求の電文を受信するものとする。
まず、ステップS10では、受信部56は端末装置30から電文を受信したか否かを判定する。否定判定であれば再びステップS10へ移行し、受信部56は端末装置30から電文を受信するまでステップS10の処理を繰り返す。また、肯定判定、即ち端末装置30から電文を受信した場合にはステップS15へ移行する。
なお、受信部56はステップS10での判定処理が否定判定の場合、予め定めた待機時間が経過するまで待機してから再びステップS10へ移行するようにしてもよい。この様にすることで、予め定めた待機時間を経過するまで待機せずに電文の受信処理を繰り返す場合と比較して、受信部56の負荷を低減することができる。
ステップS15では、受信部56はステップS10で受信した電文のヘッダに含まれる情報種別フラグを参照して、ステップS10で受信した電文が転送情報か否かを判定する。そして、肯定判定の場合にはステップS20へ移行し、否定判定の場合にはステップS45へ移行する。
ステップS20では、受信部56は受信した転送情報を管理情報格納部62に保存すると共に、受信した転送情報を転送記録部58へ通知し、転送記録部58へ転送回数表の更新を依頼する。
ステップS25では、転送記録部58は受信部56から通知された転送情報のヘッダに含まれる情報ID、送信元のユーザID、送信先のユーザIDを取得する。そして、転送記録部58は転送回数表を参照して、送信元のユーザIDで表されるユーザが初めて情報IDで表される転送情報を送信したか否かを判定し、判定結果に応じて転送回数表の更新を行う。
まず、送信元のユーザIDで表されるユーザが初めて情報IDで表される転送情報を送信した場合、例えば、今まで情報I2で示される転送情報を転送したことのないユーザから、情報I2の転送があった場合の転送回数表の更新について説明する。
例えば、ユーザDが初めて情報I2の転送を行った際の転送回数表が図2に示す転送回数表であった場合、転送記録部58は、転送回数表を図6に示すように更新する。具体的には、転送記録部58は情報I2の行の転送元ユーザID欄にユーザDを追加する。そして、転送記録部58は、追加したユーザDの転送依頼前の転送回数欄に、ユーザDから情報I2を受信する前の情報I2の転送回数(図6の例では135回)を記録する。また、転送記録部58は、追加したユーザDの現在の転送回数欄に仮値として0回を記録する。なお、転送記録部58は情報ID毎に全てのユーザから受信した転送情報の累積転送回数を記録しており、転送依頼前の転送回数欄に記録する回数は累積転送回数に基づいて設定される。
更に転送記録部58は、情報I2における各転送元ユーザIDに対応した現在の転送回数欄の回数を1増やす。図2に示す転送回数表で、情報I2におけるユーザCの現在の転送回数は131であったことから132、情報I2におけるユーザDの現在の転送回数は1となる。
一方、情報I2を既に転送依頼したことのあるユーザから更に情報I2の転送依頼を受信した場合には、情報I2における各転送元ユーザIDに対応した現在の転送回数欄の回数を1増やす。
このようにして、転送記録部58は転送回数表を更新する。そして転送記録部58は、転送情報の情報ID、送信元のユーザID、及び送信先のユーザIDを決定部60へ通知する。
ステップS30では、決定部60は転送記録部58から通知された転送情報の送信元のユーザID及び送信先のユーザIDから、転送情報の送信元がキュレータであるか否かを判定する。具体的には、決定部60は、つながり設定表のユーザ欄を参照して、転送情報の送信先のユーザIDと一致するユーザIDを含む行を検索する。そして、決定部60は検索した行のつながり欄を参照し、転送情報の送信元のユーザIDと一致するユーザIDを検索し、検索したユーザIDに対応したキュレータ欄が“○”であればキュレータと判定し、“×”であればキュレータでないと判定する。
決定部60が転送情報の送信元のユーザをキュレータと判定した場合には、既に転送情報の送信元に対するキュレータ判定が終了していることを意味するため、第1のキュレータ判定処理を終了する。一方、転送情報の送信元のユーザはキュレータではないと判定した場合には、ステップS35へ移行する。
ステップS35では、決定部60は、転送回数表の情報ID欄を参照し、転送記録部58から通知された転送情報の情報IDと一致する情報IDを含む行を検索する。そして、決定部60は検索した行の転送元ユーザID欄を参照し、転送情報の送信元のユーザIDと一致するユーザIDを検索し、検索したユーザIDに対応した転送依頼前の転送回数を取得する。更に、決定部60は、取得した転送依頼前の転送回数が規定回数R1以下であるか否かを判定する。
キュレータとは重要な情報をいち早く転送するユーザである。従って、転送依頼前の転送回数を規定回数R1以下に制限することで、情報をいち早く転送するというキュレータとなるための1つの条件を担保する。規定回数R1をより小さい値に設定するほど、決定部60は、情報が転送され始めてからより早い時期に情報を転送するユーザをキュレータ候補として選択することができる。
そして、取得した転送依頼前の転送回数が規定回数R1以下である場合にはステップS40へ移行する。一方、取得した転送依頼前の転送回数が規定回数R1を超える場合には、転送情報の転送元のユーザはキュレータの条件を満たしていないと考えられるため、第1のキュレータ判定処理を終了する。
ステップS40では、決定部60は、CPU202内蔵のタイマT1及びタイマT2を起動する。
なお、決定部60はタイマT1を起動する際、併せてタイマT1に時間Taを設定する。この場合、タイマT1は時間Ta経過後にCPU202に割り込み信号を出力し、CPU202は割り込み信号を受信すると、後述する図7に示す第2のキュレータ判定処理を実行する。また、本実施形態に係る決定部60は、説明を簡略化するため既にタイマT1及びタイマT2が起動している場合には、タイマT1及びタイマT2を起動しない。なお、決定部60はタイマT1及びタイマT2を起動した場合、ステップS25の処理で転送記録部58から通知された転送情報の情報ID、送信元のユーザID、及び送信先のユーザIDを、メモリ204の予め定めた領域(キュレータ判定情報領域)に保存する。
一方、ステップS15の処理で、ステップS10で受信した電文が転送情報ではないと判定された場合はステップS45の処理が実行される。
ステップS45では、受信部56はステップS10で受信した電文のヘッダに含まれる情報種別フラグを参照して、ステップS10で受信した電文が情報取得要求か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には、受信部56は情報取得要求のヘッダに含まれる情報取得要求の送信元のユーザID及び情報取得要求を送信した端末装置30のIPアドレスを送信部54へ通知し、ステップS50へ移行する。
一方、否定判定、即ちステップS10で受信した電文が新規情報である場合にはステップS70へ移行する。そして、ステップS70で受信部56は、受信した新規情報を管理情報格納部62へ保存し、第1のキュレータ判定処理を終了する。
ステップS50では、送信部54は管理情報格納部62に保存されている通知情報のヘッダを順次読み込む。そして、送信部54は、通知情報の送信先のユーザIDとして、ステップS45で受信部56から通知された、情報取得要求の送信元のユーザIDを含む通知情報(送信対象通知情報)があるか否かを判定する。なお、通知情報は通知情報の送信先のユーザから情報取得要求を受信するまで管理情報格納部62に保存されるため、送信対象通知情報として複数の通知情報が存在する場合がある。
ステップS50の判定処理が否定判定の場合にはステップS75へ移行し、ステップS75で送信部54は、送信対象通知情報がないことを示す応答を生成する。そして送信部54は、生成した応答を、ステップS45の処理で受信部56から通知されたIPアドレスで示される端末装置30へ送信する。一方、肯定判定の場合にはステップS55へ移行する。
ステップS55では、送信対象通知情報に転送情報が含まれるか否かを判定する。否定判定、即ち送信対象通知情報が全て新規情報である場合にはステップS65へ移行し、肯定判定の場合にはステップS60へ移行する。
ステップS60では、送信部54は送信対象通知情報に含まれる転送情報のヘッダから、転送情報の送信元のユーザIDを取得する。そして、送信部54はつながり設定表のユーザ欄を参照し、ステップS45の処理で受信部56から通知された情報取得要求の送信元のユーザIDと一致するユーザIDを含む行を検索する。そして、決定部60は、検索した行のつながり欄から、ステップS60の処理で取得した転送情報の送信元のユーザIDと一致するユーザIDを検索し、検索したユーザIDに対応したキュレータ欄の設定内容を読み込む。
そして、決定部60は、読み込んだキュレータ欄の設定内容が“○”であれば、処理中の転送情報はキュレータからの転送情報であると判定し、当該転送情報のヘッダに値をtrueに設定したキュレータ識別フラグを付加する。一方、決定部60は、読み込んだキュレータ欄の設定内容が“×”であれば、処理中の転送情報はキュレータからの転送情報ではないと判定し、当該転送情報のヘッダに値をfalseに設定したキュレータ識別フラグを付加する。
なお、送信対象通知情報に複数の転送情報が含まれる場合には、各々の転送情報に対して本ステップの処理を実行する。また、キュレータ識別フラグは転送情報の送信元がキュレータか否かを示す識別子の一例であり、他の方法を用いて転送情報の送信元がキュレータか否かを示すようにしてもよいことはいうまでもない。
ステップS65では、送信部54はステップS45の処理で受信部56から通知されたIPアドレスで示される端末装置30へ、送信対象通知情報を送信する。なお、送信部54は、送信した送信対象通知情報を管理情報格納部62から削除する。以上の処理により、第1のキュレータ判定処理を終了する。なお、情報管理サーバ20は、端末装置30から受信した通知情報のヘッダに含まれる各種情報を削除することなく端末装置30へ送信する。従って、情報管理サーバ20から端末装置30へ送信される通知情報のヘッダには、通知情報の送信元が付加した、通知情報の送信元のユーザID、通知情報の送信先のユーザID、情報ID、及び情報種別フラグが含まれる。
前述したように、本実施形態に係る情報管理サーバ20は、CPU202がタイマT1から時間Taが経過した際に出力される割り込み信号を受信した場合、図7に示す第2のキュレータ判定処理を実行する。第2のキュレータ判定処理では、図5のステップS35の処理で、情報IDで示される転送情報の転送依頼前の転送回数が規定回数R1以下であると判定されたキュレータ候補のユーザを、キュレータにすべきか否かを決定する。
ステップS100では、決定部60は、図5のステップS40の処理でメモリ204のキュレータ判定情報領域に保存された転送情報の情報ID及び送信元のユーザIDを取得する。なお、ステップS100で取得した転送情報の送信元のユーザIDで表されるユーザを「キュレータ候補ユーザ」ということにする。
そして、決定部60は、取得した転送情報の情報ID及び送信元のユーザIDを用いて、図5のステップS35の処理と同様の処理によって、転送回数表から転送情報の情報ID及び送信元のユーザIDに対応した現在の転送回数を取得する。
更に、決定部60は、取得した現在の転送回数が規定回数R2以上であるか否かを判定する。既に説明したように、キュレータとは重要な情報をいち早く転送するユーザである。重要な情報ほど様々なユーザが転送するため、現在の転送回数が多くなる。従って、現在の転送回数が規定回数R2以上であれば、転送情報が重要な情報であることを示すことになる。規定回数R2は規定回数R1より大きい値に設定され、規定回数R2をより大きい値に設定するほど、より重要な転送情報を送信するユーザをキュレータ候補として選択することができる。
取得した現在の転送回数が規定回数R2以上であればステップS105へ移行し、取得した現在の転送回数が規定回数R2未満であればステップS120へ移行する。
ステップS105では、キュレータ候補ユーザが、転送依頼前の転送回数が規定回数R1以下で、且つ、現在の転送回数が規定回数R2以上である転送情報を送信していることから、決定部60はキュレータ候補ユーザをキュレータに仮判定する。
そして、決定部60は、キュレータ候補ユーザのキュレータ判定回数を1増加する。キュレータ判定回数は、ユーザ毎にキュレータと仮判定した回数を記録する値であり、各ユーザのキュレータ判定回数にはデフォルト値として予め「0」が設定されている。そして、各ユーザのユーザIDとキュレータ判定回数とが関連付けられて、例えばメモリ204の予め定めた領域に保存される。
ステップS110では、決定部60は、キュレータ候補ユーザのキュレータ判定回数が規定回数R3以上か否かを判定する。なお、規定回数R3は、ユーザがキュレータとなるために必要なキュレータの仮判定回数を規定した値である。規定回数R3をより大きい値に設定するほど、重要な情報をいち早く転送する傾向の強いユーザをキュレータとして決定することができる。なお、規定回数R3は1以上の整数であればよく、例えば規定回数R3を「1」に設定した場合、規定回数R3を他の値に設定した場合と比較して、より早くキュレータを決定することができる。
そして、肯定判定の場合にはステップS115へ移行し、否定判定の場合には、ユーザのキュレータ判定回数が、まだキュレータとなるために必要なキュレータの仮判定回数に達していないため、第2のキュレータ判定処理を終了する。
ステップS115では、決定部60はキュレータ候補ユーザを正式にキュレータとして決定する。この際、決定部60は、つながり設定表のつながり欄からキュレータに決定したユーザIDと一致するユーザIDを検索し、当該ユーザIDに対応したキュレータ欄を“○”に設定する。
一方、ステップS100の処理で現在の転送回数が規定回数R2未満であると判定された場合の移行先であるステップS120では、決定部60はCPU202からタイマT2の経過時間を取得する。そして、決定部60は、タイマT2の経過時間が時間Tb以上であるか否かを判定する。
この時間Tbは時間Taより長い時間に予め設定され、キュレータ候補ユーザに対するキュレータ判定の期間を制限するための時間である。即ち、時間Tbが経過しても、キュレータ候補ユーザが転送した転送情報に対する現在の転送回数が規定回数R2に達していなければ、決定部60は当該キュレータ候補ユーザに対するキュレータ判定を中止する。従って、ステップS120での判定処理が肯定判定の場合には、第2のキュレータ判定処理を終了する。一方、ステップS120での判定処理が否定判定の場合には、キュレータ判定を継続するためステップS125へ移行する。
ステップS125では、決定部60は、再度タイマT1に時間Taを設定してタイマT1を起動する。時間Ta経過後、再び図7の第2のキュレータ判定処理が実行され、キュレータ候補ユーザをキュレータとするか否かが判定される。
なお、本実施形態に係る情報管理サーバ20は、転送依頼前の転送回数が規定回数R1以下のタイミングで転送情報を送信し、且つ、当該転送情報の現在の転送回数が規定回数R2以上となった転送情報を送信したユーザをキュレータとして決定した。しかし、キュレータの決定方法はこれに限定されるものではない。
例えば、転送依頼前の転送回数が規定回数R1を超えたタイミングで転送情報を送信したユーザであっても、当該転送情報が、転送情報の送信先のユーザにおけるコミュニティ内ユーザから転送された最初の転送情報であれば、キュレータと決定してもよい。具体的には、例えば、決定部60は図5のステップS35で、転送情報の情報ID毎に、転送情報の送信先のユーザにおけるコミュニティ内ユーザから最初に転送された転送情報か否かを判定する。そして肯定判定の場合には、転送情報の送信元のユーザをキュレータ候補に選択して、ステップS40に移行すればよい。
次に、本実施形態に係る端末装置30の作用を説明する。端末装置30は、新規情報を含む送信依頼及び転送情報を含む転送依頼を情報管理サーバ20へ送信する。更に、本実施形態に係る端末装置30は、コミュニティ内ユーザから送信された転送情報及び新規情報を受信するため、情報管理サーバ20に対して情報取得要求を送信した後、図8に示す転送情報受信処理を実行する。
ステップS200では、受信部74は情報管理サーバ20から通知電文を受信したか否かを判定する。否定判定であれば再びステップS200へ移行し、受信部74は情報管理サーバ20から通知電文を受信するまでステップS200の処理を繰り返す。また、肯定判定、即ち情報管理サーバ20から通知電文を受信した場合にはステップS205へ移行する。
なお、受信部74はステップS200での判定処理が否定判定の場合、予め定めた待機時間が経過するまで待機してから再びステップS200へ移行するようにしてもよい。この様にすることで、予め定めた待機時間を経過するまで待機せずに通知電文の受信処理を繰り返す場合と比較して、受信部74の負荷を低減することができる。
ステップS205では、受信部74は、受信した通知情報のヘッダに含まれる情報種別フラグを参照して、ステップS200の処理で受信した通知電文が転送情報であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合にはステップS210へ移行し、否定判定、即ち受信した電文が新規情報である場合にはステップS225へ移行する。なお、肯定判定及び否定判定の何れの場合でも、受信部74は受信した電文を表示部78へ通知する。
ステップS210では、表示部78はステップS205の処理で受信部74から通知された転送情報のヘッダに含まれるキュレータ識別フラグを参照する。そして表示部78は、キュレータ識別フラグがfalseに設定されていればステップS215へ移行し、キュレータ識別フラグがtrueに設定されていればステップS220へ移行する。
ステップS215では、表示部78は受信した転送情報を表示装置316に例えば黒で表示し、ステップS220では、表示部78は受信した転送情報を表示装置316に例えば赤で表示する。なお、表示装置316における転送情報の表示色は黒及び赤に限られず、ステップS215の処理で用いられる表示色と、ステップS220の処理で用いられる表示色と、が異なる表示色であれば、どのような表示色の組み合わせを用いてもよい。
一方、ステップS205の判定処理で否定判定となった場合の移行先であるステップS225では、表示部78は受信した新規情報を表示装置316に例えば青で表示する。なお、表示装置316における新規情報の表示色に制限はないが、ステップS220の処理で用いられるキュレータから受信した転送情報の表示色と異なる表示色にすることが好ましい。この場合、キュレータから受信した転送情報と新規情報とがより区別された形態で表示されるため、キュレータから受信した転送情報がより認識されやすくなるからである。
図9は、表示部78によって表示装置316に表示される通知情報の一例を示した図である。なお、図9の例では、情報1〜情報3を全て転送情報として説明する。
表示部78は、受信部74から受信した転送情報を時系列に並べて表示装置316に表示する。図9の例では、表示装置316上方に表示された転送情報が端末装置30で受信した転送情報の中で最も新しい転送情報であり、表示装置316上方から表示装置316下方に向かうに従って、受信時刻がより古い転送情報が表示される。
そして、表示部78は新たに転送情報を受信した際、表示装置316上方に新たに受信した転送情報を表示する。従って、既に表示装置316に表示されている転送情報は、新たな転送情報を受信する度に表示装置316下方へ移動し、最終的には表示装置316から表示が消える。そのため、表示部78は、タッチパネル等の操作による入力部76からの画面スクロール要求に従って、図9に示す画面スクロール方向に転送情報をスクロールさせ、これまで受信した転送情報を表示装置316に表示する。
図9の例では、ユーザCがキュレータであり、ユーザB及びユーザDがキュレータ以外の転送情報の転送者を示している。従って、ユーザCと、ユーザB及びユーザDと、の間では、表示装置316に表示される転送情報の表示色が異なる。従って、端末装置30のユーザは、他の転送者より重要な情報をいち早く転送するキュレータからの転送情報を、多くの転送情報の中から認識することが容易になる。即ち、キュレータからの転送情報が多くの転送情報に埋もれて端末装置30のユーザに認識されない状況を防止することができる。
なお、転送情報を異なる表示色で表示するとは、例えば転送情報を示す文字の色、及び、転送情報を囲む領域22の色(背景色)の少なくとも一方を異ならせることをいう。また、表示部78による転送情報の表示形態は図9の例に制限されない。図10は、表示部78によって表示装置316に表示される、図9の例とは異なる転送情報の表示例を示した図である。
図10に示すように、表示部78は表示装置316を上下2つの表示領域に分割し、上方の表示領域にキュレータから受信した転送情報を表示し、下方の表示領域にキュレータ以外のユーザから受信した転送情報を表示するようにしてもよい。この場合、キュレータから受信した転送情報と、キュレータ以外のユーザから受信した転送情報と、を分離して表示することができるため、キュレータからの転送情報がより認識されやすくなる。なお、この場合も各々の表示領域の上方から新たに受信した転送情報が表示され、これまで受信した転送情報が閲覧できるように、各々の表示領域がスクロール可能となっている。
更に、表示部78は、キュレータから受信した転送情報と、キュレータ以外のユーザから受信した転送情報と、で文字種、所謂フォントを異ならせたり、文字の大きさを異ならせたりして、表示装置316に表示するようにしてもよい。また、表示部78は、キュレータから受信した転送情報の近傍に、端末装置30のユーザから注目を集める画像や記号等を併記して、表示装置316に表示するようにしてもよい。また、表示部78は、上述したキュレータからの転送情報を認識しやすくするための表示方法を組み合わせて、表示装置316に表示するようにしてもよい。
以上、実施形態を用いて開示の技術を説明したが、開示の技術は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も開示の技術の技術的範囲に含まれる。例えば、開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
また、上記では情報管理プログラム220が記憶部206に、端末プログラム320が記憶部306にそれぞれ予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されるものではない。開示の技術に係る情報管理プログラム及び端末プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。例えば、開示の技術に係る情報管理プログラム及び端末プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、及びUSBメモリ等の可搬型記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。また、開示の技術に係る情報管理プログラム及び端末プログラムは、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等に記録されている形態で提供することも可能である。
なお、本実施形態では、キュレータの人数を特に制限していないが、キュレータの人数に上限値を設けるようにしてもよい。キュレータの人数を制限しない場合、キュレータの人数の増加に伴いキュレータからの転送情報が増加する。従って、受信した転送情報に対するキュレータからの転送情報の割合が増加し、端末装置30のユーザにおいて、キュレータからの転送情報に対する注意の度合いが低下する場合が考えられる。従って、キュレータの人数を制限することにより、キュレータから受信した転送情報の見落としを防止することができる。
キュレータの人数を制限する場合、既にキュレータの定員数までキュレータが存在する状況で新たなキュレータを決定した際、キュレータを入れ替える必要がある。このキュレータの入れ替え方法として様々な方法が考えられる。
例えば、決定部60は、既にキュレータの定員数に達する既存キュレータが存在する状況で図7のステップS115で新たなキュレータを決定した場合、既存キュレータのうちキュレータとしての評価が低いキュレータから順に新たなキュレータと入れ替える。
具体的には、決定部60は転送回数表を参照して、既存キュレータ毎に現在の転送回数が規定回数R2未満である転送情報数を算出する。そして、決定部60は、現在の転送回数が規定回数R2未満である転送情報数の多い既存キュレータから順に、新たなキュレータと入れ替えてもよい。
また、決定部60は、転送情報の重要性等に基づいて端末装置30のユーザが既存キュレータ毎に予め設定した評価点のうち、評価点が低い既存キュレータから順に新たなキュレータと入れ替えるようにしてもよい。
なお、キュレータの入れ替えによりキュレータでなくなったユーザ(キュレータ落ちユーザ)は、決定部60によって再度キュレータと決定されるまで、キュレータとして扱われない。従って、決定部60はステップS115の処理で、キュレータ落ちユーザに対応したつながり設定表のキュレータ欄を“×”に設定する。
また、キュレータの上限値は、例えば、ユーザ毎にコミュニティ内ユーザの人数に対するキュレータの割合に基づいて設定することが望ましい。例えば、ユーザXのコミュニティ内ユーザが10人で、キュレータの割合を30%とした場合、ユーザXに対するキュレータの上限値は3人となる。
また、本実施形態に係る転送回数表では、転送依頼前の転送回数を各ユーザによる転送情報の転送時期を示す指標として記録したが、転送依頼前の転送回数の替わりに、転送情報毎に最初に受信した転送依頼の受信時刻からの相対時刻を記録するようにしてもよい。
例えば情報管理サーバ20が、何れのユーザからも転送されていない情報I1の転送を最初に受信して、その10分後にユーザCから初めて情報I1の転送を受け付けると、転送依頼前の転送回数の替わりにユーザCの転送依頼時間として10分を記録する。この場合、図5のステップS35において、転送情報の送信元であるユーザCの転送依頼時間(この例では10分)が予め定めた時間以下であるか否かを判定し、転送依頼時間が予め定めた時間以下である場合に、ユーザCをキュレータ候補とすればよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
他者が発信した情報を転送する予め登録された複数の転送元から受信した複数の転送情報を内容に応じて分類し、同じ内容の転送情報毎に、各転送元による最初の転送時期を示す指標及び前記最初の転送時期以降に転送された転送情報の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録する転送記録部と、
前記最初の転送時期及び前記転送回数に応じて、前記複数の転送元から特定転送元を決定する決定部と、
前記決定部により前記特定転送元であると決定された転送元から受信した転送情報に、前記特定転送元からの転送情報であることを示す識別子を設定し、前記受信した転送情報により指定された転送先へ前記受信した転送情報を送信する送信部と、
を備えた情報管理装置。
(付記2)
前記転送記録部は、前記同じ内容の転送情報毎に、前記複数の送信元の各々から転送情報の転送依頼を受信するまでに既に転送した、前記転送依頼のあった転送情報と同じ内容の転送情報の転送回数を示す第1の転送回数を前記最初の転送時期を示す指標として前記複数の転送元の各々について記録すると共に、前記転送依頼の受信以降に転送した、前記転送依頼のあった転送情報と同じ内容の転送情報の転送回数を示す第2の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録し、
前記決定部は、前記複数の転送元のうち、前記第1の転送回数が第1の規定回数以下で、且つ、前記第2の転送回数が前記第1の規定回数より大きい第2の規定回数以上である転送記録を有する転送元を前記特定転送元に決定する
付記1記載の情報管理装置。
(付記3)
前記決定部は、前記複数の転送元のうち、前記第1の転送回数が前記第1の規定回数以下で、且つ、前記第2の転送回数が前記第1の規定回数より大きい前記第2の規定回数以上である転送記録を予め定めた数以上有する転送元を前記特定転送元に決定する
付記2記載の情報管理装置。
(付記4)
前記決定部は、前記特定転送元の総数を予め定めた上限数以下に制限する
付記2又は付記3記載の情報管理装置。
(付記5)
前記決定部は、新たな特定転送元を決定した際の特定転送元の総数が前記予め定めた上限数を超えた場合、前記新たな特定転送元以外の特定転送元のうち、前記第2の転送回数が前記第2の規定回数未満である転送記録の数が多い特定転送元から順に、前記新しい特定転送元と入れ替える
付記4記載の情報管理装置。
(付記6)
予め登録した複数の転送元から転送される、他者が発信した情報である転送情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信した転送情報に、他の転送情報と比較して、重要な転送情報であることを示す識別子が含まれる場合、前記識別子を含む転送情報を、前記識別子を含まない転送情報と異なる表示方法で表示する表示部と、
を備えた端末装置。
(付記7)
前記表示部は、前記識別子を含む転送情報と、前記識別子を含まない転送情報と、を異なる表示色で表示する
付記6記載の端末装置。
(付記8)
前記表示部は、前記識別子を含む転送情報と、前記識別子を含まない転送情報と、を異なる表示領域に分けて表示する
付記6又は付記7記載の端末装置。
(付記9)
コンピュータに、
他者が発信した情報を転送する予め登録された複数の転送元から受信した複数の転送情報を内容に応じて分類し、同じ内容の転送情報毎に、各転送元による最初の転送時期を示す指標及び前記最初の転送時期以降に転送された転送情報の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録し、
前記最初の転送時期及び前記転送回数に応じて、前記複数の転送元から特定転送元を決定し、
前記特定転送元であると決定された転送元から受信した転送情報に、前記特定転送元からの転送情報であることを示す識別子を設定し、前記受信した転送情報により指定された転送先へ前記受信した転送情報を送信する
ことを含む処理を実行させる情報管理方法。
(付記10)
コンピュータに、
予め登録した複数の転送元から転送される、他者が発信した情報である転送情報を受信し、
受信した転送情報に、他の転送情報と比較して、重要な転送情報であることを示す識別子が含まれる場合、前記識別子を含む転送情報を、前記識別子を含まない転送情報と異なる表示方法で表示する
ことを含む処理を実行させる端末装置の表示方法。
(付記11)
コンピュータに、
他者が発信した情報を転送する予め登録された複数の転送元から受信した複数の転送情報を内容に応じて分類し、前記同じ内容の転送情報毎に、各転送元による最初の転送時期を示す指標及び前記最初の転送時期以降に転送された転送情報の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録し、
前記最初の転送時期及び前記転送回数に応じて、前記複数の転送元から特定転送元を決定し、
前記特定転送元であると決定された転送元から受信した転送情報に、前記特定転送元からの転送情報であることを示す識別子を設定し、前記受信した転送情報により指定された転送先へ前記受信した転送情報を送信する
ことを含む処理を実行させるための情報管理プログラム。
(付記12)
前記同じ内容の転送情報毎に、前記同じ内容の転送情報毎に、前記複数の送信元の各々から転送情報の転送依頼を受信するまでに既に転送した、前記転送依頼のあった転送情報と同じ内容の転送情報の転送回数を示す第1の転送回数を前記最初の転送時期を示す指標として前記複数の転送元の各々について記録すると共に、前記転送依頼の受信以降に転送した、前記転送依頼のあった転送情報と同じ内容の転送情報の転送回数を示す第2の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録し、
前記複数の転送元のうち、前記第1の転送回数が第1の規定回数以下で、且つ、前記第2の転送回数が前記第1の規定回数より大きい第2の規定回数以上である転送記録を有する転送元を前記特定転送元に決定する
付記11記載の情報管理プログラム。
(付記13)
前記複数の転送元のうち、前記第1の転送回数が前記第1の規定回数以下で、且つ、前記第2の転送回数が前記第1の規定回数より大きい前記第2の規定回数以上である転送記録を予め定めた数以上有する転送元を前記特定転送元に決定する
付記12記載の情報管理プログラム。
(付記14)
前記特定転送元の総数を予め定めた上限数以下に制限する
付記12又は付記13記載の情報管理プログラム。
(付記15)
新たな特定転送元を決定した際の特定転送元の総数が前記予め定めた上限数を超えた場合、前記新たな特定転送元以外の特定転送元のうち、前記第2の転送回数が前記第2の規定回数未満である転送記録の数が多い特定転送元から順に、前記新しい特定転送元と入れ替える
付記14記載の情報管理プログラム。
(付記16)
コンピュータに、
予め登録した複数の転送元から転送される、他者が発信した情報である転送情報を受信し、
受信した転送情報に、他の転送情報と比較して、重要な転送情報であることを示す識別子が含まれる場合、前記識別子を含む転送情報を、前記識別子を含まない転送情報と異なる表示方法で表示する
ことを含む処理を実行させるための端末プログラム。
(付記17)
前記識別子を含む転送情報と、前記識別子を含まない転送情報と、を異なる表示色で表示する
付記16記載の端末プログラム。
(付記18)
前記識別子を含む転送情報と、前記識別子を含まない転送情報と、を異なる表示領域に分けて表示する
付記16又は付記17記載の端末プログラム。
(付記19)
コンピュータに、
他者が発信した情報を転送する予め登録された複数の転送元から受信した複数の転送情報を内容に応じて分類し、前記同じ内容の転送情報毎に、各転送元による最初の転送時期を示す指標及び前記最初の転送時期以降に転送された転送情報の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録し、
前記最初の転送時期及び前記転送回数に応じて、前記複数の転送元から特定転送元を決定し、
前記特定転送元であると決定された転送元から受信した転送情報に、前記特定転送元からの転送情報であることを示す識別子を設定し、前記受信した転送情報により指定された転送先へ前記受信した転送情報を送信する
ことを含む処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記20)
コンピュータに、
予め登録した複数の転送元から転送される、他者が発信した情報である転送情報を受信し、
受信した転送情報に、他の転送情報と比較して、重要な転送情報であることを示す識別子が含まれる場合、前記識別子を含む転送情報を、前記識別子を含まない転送情報と異なる表示方法で表示する
ことを含む処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記21)
他者が発信した情報を転送する予め登録された複数の転送元から受信した複数の転送情報を内容に応じて分類し、前記同じ内容の転送情報毎に、各転送元による最初の転送時期を示す指標及び前記最初の転送時期以降に転送された転送情報の転送回数を前記複数の転送元の各々について記録する転送記録部と、前記最初の転送時期及び前記転送回数に応じて、前記複数の転送元から特定転送元を決定する決定部と、前記決定部により前記特定転送元であると決定された転送元から受信した転送情報に、前記特定転送元からの転送情報であることを示す識別子を設定し、前記受信した転送情報により指定された転送先へ前記受信した転送情報を送信する送信部と、を備えた情報管理装置と、
前記複数の転送元から転送される、他者が発信した情報である転送情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した転送情報に前記識別子が含まれる場合、前記識別子を含む転送情報を、前記識別子を含まない転送情報と異なる表示方法で表示する表示部と、を備えた端末装置と、
を含む情報処理システム。