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JP6294183B2 - メニュー選択装置及びメニュー選択方法 - Google Patents
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JP6294183B2 - メニュー選択装置及びメニュー選択方法 - Google Patents

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本発明は、メニュー項目を選択する技術に関する。
バーチャルサラウンド技術を利用して、メニュー項目の選択を実現する技術が知られている。例えば、特許文献1には、仮想的な3次元音場に複数のメニュー項目に対応する複数のメニュー音像を定位させ、装着者が頭を動かすことによって任意のメニュー音像を選択し、選択されたメニュー音像に対応するメニュー項目を実行することが記載されている。また、特許文献2のように、AR(Augmented Reality)を利用して、仮想オブジェクトを表示する技術が知られている。
特開2000−194460号公報 特開2014−21569号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、メニュー項目を示す仮想オブジェクトの配置を音だけで認識しなければならないため、特に慣れていないユーザにとっては、仮想オブジェクトの配置を認識し難い場合がある。
本発明は、メニュー項目を示す仮想オブジェクトの配置を認識し易くすることを目的とする。
本発明は、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想オブジェクトを配置する配置部と、前記仮想オブジェクトが配置された位置から前記ユーザに至る音の伝達特性に応じた信号処理を、前記メニュー項目を示す音声信号に施す信号処理部と、前記信号処理が施された前記音声信号に応じた音を出力するスピーカーと、前記仮想オブジェクトの配置に沿って、前記仮想オブジェクトを表示する表示部と、前記ユーザの体の動作を検出する検出部と、前記仮想オブジェクトが配置された方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記メニュー項目を選択する選択部とを備えるメニュー選択装置を提供する。
前記メニュー選択装置は、前記メニュー項目を示す音が前記スピーカーから出力されたときに、前記メニュー項目を示す前記仮想オブジェクトの表示を変化させる表示制御部を更に備えてもよい。
前記配置部は、複数のメニュー項目を示す複数の仮想オブジェクトを配置し、前記表示部は、前記複数の仮想オブジェクトの一部を表示してもよい。
前記スピーカーは、前記複数のメニュー項目のうち、前記表示部に表示されている仮想オブジェクトが示すメニュー項目に限り、前記メニュー項目を示す音を出力してもよい。
前記選択部は、前記複数のメニュー項目のうち、前記表示部に表示されている仮想オブジェクトが示すメニュー項目に限り、選択を行ってもよい。
前記メニュー選択装置は、前記複数の仮想オブジェクトに互いに同じ大きさの複数の検知領域を設定する設定部を更に備え、前記選択部は、前記複数の検知領域のいずれかの検知領域の方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記検知領域が設定された仮想オブジェクトが示すメニュー項目を選択し、前記設定部は、前記表示部に表示されている仮想オブジェクトに設定された検知領域を拡大してもよい。
前記配置部は、複数のメニュー項目を示す複数の仮想オブジェクトを配置し、前記メニュー選択装置は、前記複数の仮想オブジェクトに互いに同じ大きさの複数の検知領域を設定する設定部を更に備え、前記選択部は、前記複数の検知領域のいずれかの検知領域の方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記検知領域が設定された仮想オブジェクトが示すメニュー項目を選択し、前記検出部は、前記ユーザの顔の向きを検出し、前記設定部は、前記検出された向きに配置された第1仮想オブジェクトに設定された検知領域を拡大してもよい。
前記表示部は、前記複数の仮想オブジェクトを表示し、前記メニュー選択装置は、前記表示部に表示された前記複数の仮想オブジェクトのうち、前記第1仮想オブジェクトを拡大する表示制御部を更に備えてもよい。
前記信号処理部は、前記第1仮想オブジェクトが示す第1メニュー項目を示す音声信号には、前記複数のメニュー項目の他のメニュー項目を示す音声信号とは異なる信号処理を施してもよい。
また、本発明は、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想オブジェクトを配置するステップと、前記仮想オブジェクトが配置された位置から前記ユーザに至る音の伝達特性に応じた信号処理を、前記メニュー項目を示す音声信号に施すステップと、前記信号処理が施された前記音声信号に応じた音を出力するステップと、前記仮想オブジェクトの配置に沿って、前記仮想オブジェクトを表示するステップと、前記ユーザの体の動作を検出するステップと、前記仮想オブジェクトが配置された方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記メニュー項目を選択するステップとを備えるメニュー選択方法を提供する。
本発明によれば、メニュー項目を示す仮想オブジェクトの配置を認識し易くすることができる。
メニュー選択システムの構成を示す図。 音声再生端末のハードウェア構成を示す図。 音声再生端末の制御部の機能構成を示す図。 表示端末のハードウェア構成を示す図。 表示端末の制御部の機能構成を示す図。 メニュー選択システムの動作を示すシーケンスチャート。 仮想アイコンの配置の一例を示す図。 仮想アイコンの表示例を示す図。 表示端末の移動の一例を示す図。 仮想アイコンの表示例を示す図。 第2実施形態に係る音声再生端末の制御部の機能構成を示す図。 第2実施形態に係るメニュー選択システムの動作を示すシーケンスチャート。 第2実施形態に係る仮想アイコンの配置の一例を示す図。 第2実施形態に係る仮想アイコンの表示例を示す図。 ユーザが頭の向きの変更の一例を示す図。 第2実施形態に係る仮想アイコンの表示例を示す図。 検知領域の大きさの変更の一例を示す図。 検知領域の大きさの変更の一例を示す図。 変形例に係る検知領域の一例を示す図。
1.第1実施形態
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
(1)システムの全体構成
図1は、メニュー選択システム1の構成を示す図である。メニュー選択システム1は、音声再生端末10と、表示端末20とを備える。音声再生端末10は、イヤホン型のウェアラブルコンピュータである。音声再生端末10は、ユーザの耳に装着される。表示端末20は、腕時計型のウェアラブルコンピュータである。表示端末20は、ユーザの腕に装着される。音声再生端末10と表示端末20とは、予めペアリングされている。音声再生端末10と表示端末20とは連携して、ユーザによるメニュー項目の選択を実現する。つまり、本実施形態では、音声再生端末10と表示端末20とが協働してメニュー選択装置として機能する。
(2)音声再生端末10の構成
音声再生端末10は、右耳用の筐体101と、左耳用の筐体102と、ケーブル103と、本体104とを備える。筐体101は、ユーザの右耳に装着される。筐体101には、スピーカー16‐1が収容される。筐体102は、ユーザの左耳に装着される。筐体102には、スピーカー16‐2が収容される。ケーブル103は、筐体101と本体104、及び筐体102と本体104とを接続する。本体104は、2チャンネルの音声信号をスピーカー16‐1及び16‐2に供給することにより、ステレオ方式で音を再生する。
図2は、音声再生端末10のハードウェア構成を示す図である。音声再生端末10は、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想アイコンを配置し、バーチャルサラウンドを利用してユーザに仮想アイコンの配置を認識させる機能を有する。ユーザは、仮想アイコンが配置された方向に体を動かす動作を行うことにより、その仮想アイコンが示すメニュー項目を選択することができる。音声再生端末10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、操作部14と、マイクロフォン15と、スピーカー16‐1及び16‐2と、測位部17と、センサ部18と、電源19とを備える。これらの構成要素は、バス又はケーブル103を介して接続される。なお、スピーカー16‐1及び16‐2以外の構成要素は、基本的には、本体104に収容される。ただし、センサ部18は、筐体101又は102に収容される。
制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、データの演算や他の構成要素の制御を行う。制御部11には、例えばCPUが用いられる。記憶部12は、制御部11により実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。記憶部12は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置には、例えばRAMが用いられる。補助記憶装置には、例えばフラッシュメモリが用いられる。
通信部13は、データ通信を行うための通信インタフェースである。通信部13は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従って表示端末20と通信を行う。操作部14は、ユーザの操作に応じた信号を制御部11に入力する。操作部14には、例えばタッチセンサーが用いられる。マイクロフォン15は、音を受信し、受信した音に応じた信号を制御部11に入力する。スピーカー16‐1及び16‐2は、音声信号に応じた音を出力する。
測位部17は、音声再生端末10の現在の位置を測定する。測位部17には、例えばGPS(Global Positioning System)受信機が用いられる。電源19は、音声再生端末10の各構成要素に電力を供給する。電源19には、例えばバッテリーが用いられる。
センサ部18は、ユーザの動作の検出に用いられる。センサ部18には、例えば加速度センサ181と、角速度センサ182と、地磁気センサ183とが含まれる。加速度センサ181は、三軸方向の加速度を測定する。角速度センサ182は、三軸方向の角速度を測定する。地磁気センサ183は、三軸方向の地磁気を測定する。
図3は、制御部11の機能構成を示す図である。制御部11は、記憶部12に記憶された1又は複数のプログラムを実行することにより、配置部111、信号処理部112、出力制御部113、送信部114、検出部115、選択部116、及び実行部117の機能を実現する。また、これらの機能は、制御部11と他の構成要素との協働により実現されてもよい。
配置部111は、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想オブジェクトを配置する。信号処理部112は、仮想オブジェクトが配置された位置からユーザに至る音の伝達特性に応じた信号処理を、メニュー項目を示す音声信号に施す。出力制御部113は、信号処理が施された音声信号に応じた音をスピーカー16‐1及び16‐2から出力する。送信部114は、仮想オブジェクトの配置を示す配置情報を表示端末20に送信する。検出部115は、ユーザの体の動作を検出する。選択部116は、仮想オブジェクトが配置された方向に体を動かす動作が検出されたことに応じて、メニュー項目を選択する。実行部117は、選択部116により選択されたメニュー項目に対応する処理を実行する。
(3)表示端末20の構成
図4は、表示端末20のハードウェア構成を示す図である。表示端末20は、仮想アイコンを表示する機能を有する。表示端末20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、操作部24と、表示部25と、センサ部26と、電源27とを備える。これらの構成要素は、バスを介して接続される。
制御部21は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、データの演算や他の構成要素の制御を行う。制御部21には、例えばCPUが用いられる。記憶部22は、制御部21により実行されるプログラムや各種のデータを記憶する。記憶部22は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置には、例えばRAMが用いられる。補助記憶装置には、例えばフラッシュメモリが用いられる。
通信部23は、データ通信を行うための通信インタフェースである。通信部23は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従って音声再生端末10と通信を行う。操作部24は、ユーザの操作に応じた信号を制御部21に入力する。操作部24には、例えばタッチセンサーが用いられる。表示部25は、情報を表示する。表示部25には、例えば液晶ディスプレイが用いられる。電源27は、表示端末20の各構成要素に電力を供給する。電源27には、例えばバッテリーが用いられる。
センサ部26は、ユーザの動作の検出に用いられる。センサ部26には、例えば加速度センサ261と、角速度センサ262と、地磁気センサ263とが含まれる。加速度センサ261は、三軸方向の加速度を測定する。角速度センサ262は、三軸方向の角速度を測定する。地磁気センサ263は、三軸方向の地磁気を測定する。
図5は、制御部21の機能構成を示す図である。制御部21は、記憶部22に記憶された1又は複数のプログラムを実行することにより、表示制御部211及び送信部212の機能を実現する。また、これらの機能は、制御部21と他の構成要素との協働により実現されてもよい。
表示制御部211は、仮想オブジェクトの配置に沿って、仮想オブジェクトを表示する。送信部212は、表示部25に表示されている仮想オブジェクトを識別する情報を音声再生端末10に送信する。
(4)動作
図6は、メニュー選択システム1の動作を示すシーケンスチャートである。この動作は、例えばユーザが音声再生端末10を用いてメニュー項目を起動する操作を行ったときに開始される。この操作は、例えば音声認識技術を利用した音声操作である。例えば、ユーザにより「メニュー」という言葉が発せられたときに、この動作が開始される。
ステップS101において、配置部111は、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想アイコン(仮想オブジェクトの一例)を配置する。「仮想アイコンを配置する」とは、具体的には、仮想空間における仮想アイコンの位置を決定することをいう。仮想アイコンの配置は、例えばユーザの頭の位置を原点としたxy平面上の位置を示す端末座標系に基づいて行われる。図7は、仮想アイコンの配置の一例を示す図である。図7は、仮想アイコンの配置を上から見た図である。図7では、ユーザの前方向がy軸方向で示され、ユーザの後ろ方向が−y軸方向で示され、ユーザの右方向がx軸方向で示され、ユーザの左方向が−x軸方向で示されている。
図7に示す例では、xy平面において、ユーザの頭の位置を中心とする仮想円C1上に、45度間隔で仮想アイコンI1〜I8が配置される。仮想アイコンI1〜I8は、それぞれ第1〜第8メニュー項目を示す。仮想アイコンI1は、ユーザの前方に配置される。仮想アイコンI2は、ユーザの右前方に配置される。仮想アイコンI3は、ユーザの右に配置される。仮想アイコンI4は、ユーザの右後方に配置される。仮想アイコンI5は、ユーザの後方に配置される。仮想アイコンI6は、ユーザの左後方に配置される。仮想アイコンI7は、ユーザの左に配置される。仮想アイコンI8は、ユーザの左前方に配置される。
ステップS102において、送信部114は、仮想アイコンの配置を示す配置情報を表示端末20に送信する。この配置情報には、仮想空間において仮想アイコンが配置された位置を示す位置座標が含まれる。図7に示す例では、配置情報には、仮想空間における仮想アイコンI1〜I8の位置座標が含まれる。また、この配置情報には、仮想空間におけるユーザの頭の位置を示す位置座標と、表示端末20の位置を示す位置座標とが含まれる。この表示端末20の位置は、例えばユーザが表示端末20の表示部25を見る基本的な姿勢をとったときの表示端末20の位置であり、予め音声再生端末10に登録される。表示端末20は、音声再生端末10から配置情報を受信すると、ステップS103に進む。
ステップS103において、表示制御部211は、受信した配置情報が示す配置に沿って、表示部25に仮想アイコンを表示する。このとき、全ての仮想アイコンが表示されてもよいし、仮想アイコンの一部だけが表示されてもよい。後者の場合、表示制御部211は、仮想空間内に選択範囲を設定し、選択範囲内の仮想アイコンだけを表示部25に表示する。仮想アイコンの表示は、表示部25の画面の左上を原点とするXY平面上の位置を示すスクリーン座標系に基づいて行われる。
図8は、仮想アイコンの表示例を示す図である。この例では、まず図7に示すxy平面において、表示端末20とユーザの頭とを含むように選択範囲R1が設定される。この選択範囲R1は、表示部25に対応する大きさ及び形状を有する。図7に示すように、選択範囲R1には、仮想アイコンI1及びI8が含まれる。この場合、図8に示すように、表示部25には、選択範囲R1における仮想アイコンI1及びI8の位置に基づいて、仮想アイコンI1及びI8が表示される。
具体的には、仮想アイコンI1は、選択範囲R1における位置に対応する画面上の位置に表示される。また、仮想アイコンI8は、選択範囲R1における位置に対応する画面上の位置に表示される。仮想アイコンI1及びI8の画面上の位置は、仮想アイコンI1及びI8の端末座標系の位置座標を、スクリーン座標系の位置座標に座標変換することにより求められる。
また、表示部25には、選択範囲R1における表示端末20の位置及び頭の位置を示すマークW1及びH1が表示される。具体的には、マークW1は、選択範囲R1における表示端末20の位置に対応する画面上の位置に表示される。マークH1は、選択範囲R1における頭の位置に対応する画面上の位置に表示される。このマークW1及びH1の画面上の位置は、表示端末20の端末座標系の位置座標及び頭の端末座標系の位置座標を、スクリーン座標系の位置座標に変換することにより求められる。
ユーザが表示端末20を移動させると、その移動量に応じて選択範囲R1が移動し、表示部25の表示が更新される。例えば、図9に示すように、ユーザが表示端末20を右側の移動させた場合には、選択範囲R1も右側に移動する。図9に示すように、移動後の選択範囲R1には、仮想アイコンI1及びI2が含まれる。この場合、図10に示すように、表示部25には、移動後の選択範囲R1における仮想アイコンI1及びI2の位置に基づいて、仮想アイコンI1及びI2が表示される。また、表示部25には、移動後の選択範囲R1における表示端末20の位置及び頭の位置を示すマークW1及びH1が表示される。
ステップS104において、信号処理部112は、仮想アイコンが配置された仮想空間内の位置及び仮想空間上のユーザの位置に基づいて、仮想アイコンの位置からユーザに至るまでの音の伝達特性に応じた信号処理を、メニュー項目を示す音声信号に施す。人間は、左右の耳に伝達する音の大きさの差、時間差、周波数特性の差により、音の到来方向及び距離を認識している。そこで、仮想アイコンが配置された位置及び方向に応じて、左右のスピーカー16‐1及び16‐2に供給される音声信号に、音圧レベル差、時間差、周波数特性の差を付加することにより、疑似的に仮想アイコンが配置された位置から聞こえる音を作り出すことができる。この場合、仮想アイコンの位置に仮想音源があることになる。具体的には、信号処理では、仮想アイコンが配置された位置とユーザの位置とに応じた頭部伝達関数を、メニュー項目を示す音声信号に畳み込む処理が行われる。
ステップS105において、出力制御部113は、メニュー項目の読み上げ処理を行う。この読み上げ処理では、メニュー項目を示す音が一つずつ順番にスピーカー16‐1及び16‐2から出力される。メニュー項目を示す音は、例えばメニュー項目の名称を読み上げる音声である。
具体的には、出力制御部113は、まずメニュー項目の読み上げ順序を決定する。図7に示す例では、ユーザの前方に配置された仮想アイコンI1を基準として時計周りに見ると、仮想アイコンI1〜I8は、仮想アイコンI1、I2、I3、I4、I5、I6、I7、I8という順序で配列されている。この場合、第1〜第8メニュー項目の読み上げ順序は、第1メニュー項目、第2メニュー項目、第3メニュー項目、第4メニュー項目、第5メニュー項目、第6メニュー項目、第7メニュー項目、第8メニュー項目という順序になる。
続いて、出力制御部113は、読み上げ順序に従って、信号処理が施されたメニュー項目を示す音声信号を一つずつ順番にスピーカー16‐1及び16‐2に供給する。このとき、右耳用の音声信号はスピーカー16‐1に供給され、左耳用の音声信号はスピーカー16‐2に供給される。これにより、第1〜第8メニュー項目を示す音が一つずつ順番にスピーカー16‐1及びスピーカー16‐2から出力される。
図7に示す例では、第1メニュー項目を示す仮想アイコンI1は、ユーザの前方に配置されている。したがって、第1メニュー項目を示す音は、疑似的にユーザの前方から聞こえる。第2メニュー項目を示す仮想アイコンI2は、ユーザの右前方に配置されている。したがって、第2メニュー項目を示す音は、疑似的にユーザの右前方から聞こえる。第3〜第8メニュー項目を示す音についても、同様である。これにより、ユーザは、仮想アイコンI1〜I8の配置を認識することができる。
他の例として、表示部25に仮想アイコンの一部だけが表示されている場合には、表示部25に表示されている仮想アイコンが示すメニュー項目に限り、メニュー項目を示す音が出力されてもよい。図8に示す例では、表示部25には、仮想アイコンI1及びI8が表示されている。この場合、送信部212は、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI8を示す第1及び第8メニュー項目を識別するIDを音声再生端末10に送信する。表示端末20から第1及び第8メニュー項目のIDを受信すると、出力制御部113は、第1メニュー項目を示す音及び第8メニュー項目を示す音を順番にスピーカー16‐1及び16‐2から出力する。
ユーザが表示端末20を移動させることにより表示部25の表示が更新されたときにも、同様の処理が行われてもよい。例えば、図10に示すように表示部25の表示が更新された場合、表示部25には、仮想アイコンI1及びI2が表示されている。この場合、送信部212は、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI2が示す第1及び第2メニュー項目を識別するIDを音声再生端末10に送信する。表示端末20から第1及び第2メニューのIDを受信すると、出力制御部113は、第1メニューを示す音及び第2メニュー項目を示す音を順番にスピーカー16‐1及び16‐2から出力する。
ステップS106において、送信部114は、各々のメニュー項目を示す音がスピーカー16‐1及び16‐2から出力される度に、そのメニュー項目を識別するIDを表示端末20に送信する。例えば、第1メニュー項目を示す音がスピーカー16‐1及び16‐2から出力されると、第1メニュー項目を識別するIDが表示端末20に送信される。第2メニュー項目を示す音がスピーカー16‐1及び16‐2から出力されると、第2メニュー項目を識別するIDが表示端末20に送信される。表示端末20は、音声再生端末10からメニュー項目のIDを受信すると、ステップS107に進む。
ステップS107において、表示制御部211は、受信したIDにより識別されるメニュー項目を示す仮想アイコンの表示を変化させる。この表示の変化は、例えば仮想アイコンの色、形、又は大きさを変化させることが含まれる。図8に示す例では、表示部25に第1及び第2メニュー項目を示す仮想アイコンI1及びI2が表示されている。例えば第1メニュー項目のIDが受信されると、第1メニュー項目を示す仮想アイコンI1が光る。
ユーザは、スピーカー16‐1及び16‐2から出力されるメニュー項目を示す音及び表示部25に表示される仮想アイコンの配置に基づいて、仮想アイコンの配置を認識する。図7に示す例では、第1メニュー項目の音はユーザの前方から聞こえるため、第1メニュー項目を示す仮想アイコンI1はユーザの前方に配置されていることが分かる。また、図8に示す例では、仮想アイコンI1とマークH1の相対的な位置関係により、仮想アイコンI1がユーザの前方に配置されていることが分かる。例えば、第1メニュー項目を選択する場合、ユーザは、頭を前方に傾ける動作又は表示端末20が装着された腕を前方に移動させる動作を行う。
ステップS108において、検出部115は、ユーザの体の動作を検出する。例えばユーザが頭を傾ける動作を行った場合、この動作は、角速度センサ182により測定された角速度に基づいて検出される。一方、ユーザが表示端末20の装着された腕を移動させる動作を行った場合、この動作は、加速度センサ261により測定された加速度に基づいて検出される。具体的には、送信部212は、加速度センサ261により測定された加速度を音声再生端末10に送信する。表示端末20から加速度を受信すると、検出部115は、予め登録された表示端末20の位置とこの加速度とに基づいて、表示端末20が装着された腕を移動させる動作を検出する。
ステップS109において、選択部116は、仮想アイコンが配置された方向に体を動かす動作が検出されると、その仮想アイコンが示すメニュー項目を選択する。なお、仮想アイコンが配置された方向とは、必ずしも仮想アイコンが配置された位置を通る方向である必要はない。例えば、仮想アイコンが配置された位置を含む所定の範囲を通る方向も、仮想アイコンが配置された方向に含まれてもよい。例えば、頭を前方に傾ける動作又は表示端末20が装着された腕を前方に移動させる動作が検出された場合には、ユーザの前方に配置された仮想アイコンI1が示す第1メニュー項目が選択される。
他の例として、選択部116は、表示部25に表示されている仮想アイコンが示すメニュー項目に限り、選択を行ってもよい。図8に示す例では、表示部25には、仮想アイコンI1及びI8が表示されている。この場合、送信部212は、上述したように、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI8が示す第1及び第8メニュー項目を識別するIDを音声再生端末10に送信する。表示端末20から第1及び第8メニュー項目のIDを受信すると、選択部116は、第1及び第8メニュー項目だけを選択できるようにし、それ以外の第2〜第7メニュー項目については選択できないように制限する。この場合、仮想アイコンI1又はI8が配置された方向に体を動かす動作が行われた場合には、第1又は第8メニュー項目が選択される。一方、仮想アイコンI2〜I7が配置された方向に体を動かす動作が行われても、第2〜第7メニュー項目は選択されない。
ステップS110において、実行部117は、ユーザにより選択されたメニュー項目に対応する処理を実行する。例えば、第1メニュー項目がアプリケーションに関するものである場合において、第1メニュー項目が選択されると、第1メニュー項目に対応するアプリケーションが起動される。
本実施形態によれば、ユーザは、メニュー項目を示す仮想アイコンの配置を音と表示とで認識できるため、仮想アイコンの配置が認識し易くなる。また、仮想アイコンの数が多い場合には、全て仮想アイコンを表示すると、仮想アイコンが小さくなり、互いに区別し難くなる。しかし、本実施形態のように仮想アイコンの一部だけが表示される場合には、仮想アイコンが視認し難くなるのを防ぐことができる。また、メニュー項目を示す音がスピーカー16‐1及び16‐2から出力されたときに、そのメニュー項目を示す仮想アイコンの表示が変化するため、メニュー項目を示す音と表示部25に表示されている仮想アイコンとの対応関係が認識し易くなる。
2.第2実施形態
以下、図面を参照して本発明の第2実施形態を説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2実施形態に係るメニュー選択システム1の構成は、基本的には、第1実施形態に係るメニュー選択システム1の構成と同じである。ただし、制御部11の機能構成が第1実施形態とは異なる。
図11は、第2実施形態に係る制御部11の機能構成を示す図である。第2実施形態では、制御部11は、第1実施形態で説明した機能に加えて、設定部118の機能を実現する。設定部118は、メニュー項目に検知領域を設定する。選択部116は、検知領域の方向に体を動かす動作が検出されたことに応じて、検知領域が設定されたメニュー項目を選択する。
図12は、第2実施形態に係るメニュー選択システム1の動作を示すシーケンスチャートである。この動作は、第1実施形態と同様に、例えばユーザが音声再生端末10を用いてメニュー項目を起動する操作を行ったときに開始される。
ステップS201において、配置部111は、第1実施形態で説明したステップS101と同様に、ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想アイコンを配置する。図13は、第2実施形態に係るメニュー項目の配置の一例を示す図である。図13は、仮想アイコンの配置を上から見た図である。図13では、ユーザの前方向がy軸方向で示され、ユーザの後ろ方向が−y軸方向で示され、ユーザの右方向がx軸方向で示され、ユーザの左方向が−x軸方向で示されている。
図13に示す例では、ユーザの前方においてx方向に延びる仮想直線L1上に仮想アイコンI1〜I5が等間隔で配置される。仮想アイコンI1〜I5は、それぞれ第1〜第5メニュー項目を示す。仮想アイコンI1〜I5は、ユーザの左側から仮想アイコンI1、I2、I3、I4、I5という順序で配列される。
ステップS202において、検出部115は、角速度センサ182により測定された角速度に基づいて、ユーザの頭の向きを検出する。
ステップS203において、送信部114は、仮想アイコンの配置を示す配置情報と、ステップS202で検出された頭の向きを示す向き情報とを表示端末20に送信する。表示端末20は、音声再生端末10から配置情報及び向き情報を受信すると、ステップS204に進む。
ステップS204において、表示制御部211は、受信した配置情報が示す配置に沿って、表示部25に仮想アイコンを表示する。第2実施形態では、全ての仮想アイコンが表示される。
図14は、第2実施形態に係る仮想アイコンの表示例を示す図である。図14に示す例では、表示部25には、仮想アイコンI1〜I5の配置に沿って、仮想アイコンI1〜I5が表示される。また、表示部25には、表示端末20の位置及び頭の位置を示すマークW1及びH1が表示される。
続いて、表示制御部211は、受信した向き情報に基づいて、仮想アイコンの表示サイズを変更する。例えば、向き情報が示す頭の向きと仮想直線L1との交点から近いメニュー項目ほど仮想アイコンが大きくなるように、仮想アイコンが拡大されてもよい。図13に示す例では、ユーザの顔の向きの方向に仮想アイコンI3(第1仮想オブジェクトの一例)が配置されている。この場合、図14に示すように、仮想アイコンI3が最も大きくなるように拡大される。また、仮想アイコンI3の隣に配置された仮想アイコンI2及びI4が二番目に大きくなるように拡大される。
ユーザが頭の向きを変えると、表示部25の表示が更新される。例えば、図15に示すように、ユーザが頭を左側に回した場合、検出部115は、角速度センサ182により測定された角速度に基づいて、ユーザの頭の向きを検出する。送信部114は、新たに検出された頭の向きを示す向き情報を表示端末20に送信する。音声再生端末10から向き情報を受信すると、表示制御部211は、受信した向き情報に基づいて、仮想アイコンの表示サイズを変更する。図15に示す例では、ユーザの顔の向きに仮想アイコンI1が配置されている。この場合、図16に示すように、仮想アイコンI1が最も大きくなるように拡大される。また、仮想アイコンI1の隣に配置された仮想アイコンI2が二番目に大きくなるように拡大される。
ステップS205において、設定部118は、仮想アイコンに検知領域を設定する。この検知領域は、仮想アイコンが配置された位置を含む領域である。図13に示す例では、仮想直線L1を底辺、ユーザの位置P0を頂点とする三角形の領域が、位置P0と仮想直線L1上の点P1〜P6とを結ぶ線により、検知領域D1〜D5に分割される。検知領域D1〜D5は、それぞれ仮想アイコンI1〜I5の位置を含む。検知領域D1〜D5の底辺の長さl1〜l5は互いに等しい。つまり、検知領域D1〜D5は、互いに同じ大きさを有する。
また、設定部118は、ステップS202で検出された頭の向きに基づいて、検知領域の大きさを変更する。図17は、検知領域の大きさの変更の一例を示す図である。この例では、ユーザの顔の向きの方向に仮想アイコンI3が配置されている。この場合、検知領域D3の底辺の長さl3が最も大きく、検知領域D3に隣接する検知領域D2及びD4の底辺の長さl2及びl4が二番目に大きく、検知領域D1及びD5の底辺の長さl1及びl5が最も小さくなるように、検知領域D1〜D5の大きさが変更される。
ユーザが頭の向きを変えると、更に検知領域の大きさが変更される。例えば、図15に示すように、ユーザが頭を左側に回した場合、検出部115は、角速度センサ182により測定された角速度に基づいて、ユーザの頭の向きを検出する。設定部118は、新たに検出された頭の向きに基づいて、検知領域の大きさを変更する。この例では、ユーザの顔の向きの方向に仮想アイコンI1が配置されている。この場合、検知領域D1の底辺の長さl1が最も大きく、検知領域D1に隣接する検知領域D2の底辺の長さl2が二番目に大きく、検知領域D3〜5の底辺の長さl3〜l5が最も小さくなるように、検知領域D1〜D5の大きさが変更される。
ステップS206において、信号処理部112は、第1実施形態で説明したステップS104と同様に、仮想アイコンが配置された位置からユーザに至るまでの音の伝達特性に応じた信号処理を、メニュー項目を示す音声信号に施す。また、信号処理部112は、検知領域の大きさに応じて、メニュー項目を示す音声信号に異なる信号処理を施してもよい。この信号処理は、音量レベルを変更する処理や、エコーをかける処理である。例えば、検知領域が大きいほど、その検知領域に対応するメニュー項目を示す音声信号の音量レベルを上げてもよい。他の例として、検知領域が大きいほど、その検知領域に対応するメニュー項目を示す音声信号の残響時間が大きくなるように、エコーをかけてもよい。
ステップS207において、出力制御部113は、第1実施形態で説明したステップS105と同様に、メニュー項目の読み上げ処理を行う。この読み上げ処理では、メニュー項目を示す音が一つずつ順番にスピーカー16‐1及び16‐2から出力される。図17に示す例では、第1〜第5メニュー項目を示す音が一つずつ順番にスピーカー16‐1及びスピーカー16‐2から出力される。このとき、検知領域が大きいほど、メニュー項目を示す音の音量レベル又は残響時間が大きくなる。この例では、第3メニュー項目を示す音の音量レベル又は残響時間が最も大きく、第2及び第4メニュー項目を示す音の音量レベル又は残響時間が二番目に大きくなる。したがって、ユーザは、第3メニュー項目に対応する検知領域D3が最も大きく、第2及び第4メニュー項目に対応する検知領域D2及びD4が二番目に大きいことが分かる。
ステップS208及びS209の処理は、第1実施形態で説明したステップS106及びS107と同じである。
図17に示す例において、第3メニュー項目を選択する場合、ユーザは、検知領域D3の方に頭を傾ける動作又は表示端末20が装着された腕を移動させる動作を行う。ステップS210において、検出部115は、第1実施形態で説明したステップS108と同様に、ユーザの体の動作を検出する。
ステップS211において、選択部116は、検知領域の方に体を動かす動作が検出されると、そのメニュー項目を選択する。例えば、検知領域D3の底辺と交わる方向に頭を傾ける動作又は表示端末20が装着された腕を移動させる動作が検出された場合には、検知領域D3が設定された仮想アイコンI3が示す第3メニュー項目が選択される。
ステップS212において、実行部117は、第1実施形態で説明したステップS110と同様に、ユーザにより選択されたメニュー項目に対応する処理を実行する。
第2実施形態によれば、ユーザは、メニュー項目を示す仮想アイコンの配置を音と表示とで認識できるため、仮想アイコンの配置が認識し易くなる。また、ユーザの顔の方向に配置された仮想アイコンに設定された検知領域が拡大されるため、この仮想アイコンが示すメニュー項目が選択し易くなる。さらに、ユーザの顔の方向に配置された仮想アイコンが拡大して表示されるとともに、この仮想アイコンが示すメニュー項目については、メニュー項目を示す音の音量レベル又は残響時間が他のメニュー項目を示す音とは相違するため、ユーザは、この仮想アイコンに設定された検知領域が拡大されたことを容易に認識することができる。
3.変形例
本発明は、上述した第1及び第2実施形態に限定されない。例えば、第1及び第2実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
(1)第1実施形態において、メニュー項目に検知領域が設定されてもよい。この場合、制御部11は、第2実施形態で説明した設定部118の機能を実現する。設定部118は、仮想アイコンに検知領域を設定する。図19は、変形例に係る検知領域の一例を示す図である。図19に示す例では、仮想円C1をその中心P10と仮想円C1上の点P11〜P18とを結ぶ線により、検知領域D1〜D8に分割する。検知領域D1〜D8は、それぞれ仮想アイコンI1〜I8の位置を含む。検知領域D1〜D8の中心角は互いに等しい。つまり、検知領域D1〜D8は、互いに同じ大きさを有する。
また、設定部118は、表示部25に表示された仮想アイコンに応じて、検知領域を変更する。図8に示す例では、表示部25には、仮想アイコンI1及びI8が表示されている。この場合、まず表示部25に表示されていない仮想アイコンI2〜I7に設定された検知領域D2〜D7が削除される。また、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI8に設定された検知領域D1及びD8をその中心角が大きくなるように拡大する。選択部116は、検知領域D1又はD8の方向、例えば検知領域D1又はD8の円周と交わる方向に体を動かす動作が検出されると、第1又は第8メニュー項目を選択する。この変形例によれば、表示部25に表示されている仮想アイコンが示すメニュー項目を選択し易くなる。
(2)第1実施形態において、表示部25に表示されている仮想アイコンが示すメニュー項目については、メニュー項目を示す音を変化させてもよい。図8に示す例では、表示部25には、仮想アイコンI1及びI8が表示されている。この場合、送信部212は、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI8を示す第1及び第8メニュー項目を識別するIDを音声再生端末10に送信する。表示端末20から第1及び第8メニュー項目のIDを受信すると、信号処理部112は、第1及び第8メニュー項目を示す音声信号に、第2〜第7メニュー項目を示す音声信号とは異なる信号処理を施す。この信号処理は、音量レベル、音の高さ、又は音色を変更する処理である。出力制御部113は、第1〜第8メニュー項目を示す音を一つずつ順番にスピーカー16‐1及び16‐2から出力する。このとき、表示部25に表示されている仮想アイコンI1及びI8が示す第1及び第8メニュー項目については、それ以外の第2〜第7メニュー項目とは、メニュー項目を示す音の音量レベル、音の高さ又は音色が異なる。そのため、表示部25に表示されている仮想アイコンと、メニュー項目を示す音との対応関係が認識し易くなる。
(3)第1実施形態及び第2実施形態において、表示端末20と仮想アイコンとの距離に応じて、仮想アイコンの表示サイズを変化させてもよい。例えば、ユーザが表示端末20を仮想アイコンに近づけると、その仮想アイコンが拡大されて表示されてもよい。
(4)音声再生端末10及び表示端末20は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した例に限定されない。例えば、音声再生端末10は、イヤーフック型やオーバーヘッド型のウェアラブルコンピュータであってもよい。表示端末20は、メガネ型のウェアラブルコンピュータや、スマートフォンであってもよい。また、音声再生端末10と表示端末20とが、一つの装置により実現されてもよい。例えば、メガネ型のウェアラブルコンピュータが、音声再生端末10と表示端末20の両方の機能を実現してもよい。
(5)メニュー項目は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した例に限定されない。メニュー項目は、音声再生端末10にダウンロードされた音楽や画像に関するものであってもよい。
(6)第1実施形態及び第2実施形態では、制御部11の機能及び制御部21の機能がソフトウェアにより実現される例について説明した。制御部11の機能及び制御部21の機能の少なくとも一部がハードウェアにより実現されてもよい。例えば、信号処理部112がハードウェアにより実現されてもよい。
(7)音声再生端末10の制御部11及び表示端末20の制御部21により実行されるプログラムは、インターネット等の通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
10:音声再生端末、16‐1,16‐2:スピーカー、20:表示端末、25:表示部、111:配置部、112:信号処理部、113:出力制御部、114:送信部、115:検出部、116:選択部、117:実行部、118:設定部、211:表示制御部、212:送信部

Claims (11)

  1. ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想オブジェクトを配置する配置部と、
    前記仮想オブジェクトが配置された位置から前記ユーザに至る音の伝達特性に応じた信号処理を、前記メニュー項目を示す音声信号に施す信号処理部と、
    前記信号処理が施された前記音声信号に応じた音を出力するスピーカーと、
    前記ユーザの体の少なくとも一部を含むように前記仮想空間内に選択範囲を設定する選択範囲設定部と、
    前記仮想オブジェクトの配置に基づいて、前記設定された選択範囲に含まれる前記仮想オブジェクトと前記体の位置を示すマークとを、前記選択範囲における位置に対応する画面上の位置に表示する表示部と、
    記体の動作を検出する検出部と、
    前記仮想オブジェクトが配置された方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記メニュー項目を選択する選択部と
    を備えるメニュー選択装置。
  2. 前記メニュー項目を示す音が前記スピーカーから出力されたときに、前記メニュー項目を示す前記仮想オブジェクトの表示を変化させる表示制御部を更に備える
    請求項1に記載のメニュー選択装置。
  3. 前記配置部は、複数のメニュー項目を示す複数の仮想オブジェクトを配置し、
    前記表示部は、前記複数の仮想オブジェクトの一部を表示する
    請求項1又は2に記載のメニュー選択装置。
  4. 前記スピーカーは、前記複数のメニュー項目のうち、前記表示部に表示されている仮想オブジェクトが示すメニュー項目に限り、前記メニュー項目を示す音を出力する
    請求項3に記載のメニュー選択装置。
  5. 前記選択部は、前記複数のメニュー項目のうち、前記表示部に表示されている仮想オブ
    ジェクトが示すメニュー項目に限り、選択を行う
    請求項3又は4に記載のメニュー選択装置。
  6. 前記複数の仮想オブジェクトに互いに同じ大きさの複数の検知領域を設定する検知領域設定部を更に備え、
    前記選択部は、前記複数の検知領域のいずれかの検知領域の方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記検知領域が設定された仮想オブジェクトが示すメニュー項目を選択し、
    前記検知領域設定部は、前記表示部に表示されている仮想オブジェクトに設定された検知領域を拡大する
    請求項3から5のいずれか1項に記載のメニュー選択装置。
  7. 前記配置部は、複数のメニュー項目を示す複数の仮想オブジェクトを配置し、
    前記複数の仮想オブジェクトに互いに同じ大きさの複数の検知領域を設定する検知領域設定部を更に備え、
    前記選択部は、前記複数の検知領域のいずれかの検知領域の方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記検知領域が設定された仮想オブジェクトが示すメニュー項目を選択し、
    前記検出部は、前記ユーザの顔の向きを検出し、
    前記検知領域設定部は、前記検出された向きに配置された第1仮想オブジェクトに設定された検知領域を拡大する
    請求項1に記載のメニュー選択装置。
  8. 前記表示部は、前記複数の仮想オブジェクトを表示し、
    前記表示部に表示された前記複数の仮想オブジェクトのうち、前記第1仮想オブジェクトを拡大する表示制御部を更に備える
    請求項7に記載のメニュー選択装置。
  9. 前記信号処理部は、前記第1仮想オブジェクトが示す第1メニュー項目を示す音声信号には、前記複数のメニュー項目の他のメニュー項目を示す音声信号とは異なる信号処理を施す
    請求項7又は8に記載のメニュー選択装置。
  10. 前記選択範囲設定部は、前記表示部の位置を基準として、前記選択範囲を設定し、
    前記検出部は、前記表示部の移動量及び移動方向を検出し、
    前記選択範囲設定部は、前記検出された移動量及び移動方向に応じて前記選択範囲を移動させ、
    前記表示部は、前記選択範囲が移動されると、前記画面を更新して、前記移動された選択範囲に含まれる前記仮想オブジェクトと前記マークとを、前記移動された選択範囲における位置に対応する前記画面上の位置に表示する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のメニュー選択装置。
  11. ユーザが存在する現実空間に対応する仮想空間に、メニュー項目を示す仮想オブジェクトを配置するステップと、
    前記仮想オブジェクトが配置された位置から前記ユーザに至る音の伝達特性に応じた信号処理を、前記メニュー項目を示す音声信号に施すステップと、
    前記信号処理が施された前記音声信号に応じた音を出力するステップと、
    前記ユーザの体の少なくとも一部を含むように前記仮想空間内に選択範囲を設定するステップと、
    前記仮想オブジェクトの配置に基づいて、前記設定された選択範囲に含まれる前記仮想
    オブジェクトと前記体の位置を示すマークとを、前記選択範囲における位置に対応する画面上の位置に表示するステップと、
    記体の動作を検出するステップと、
    前記仮想オブジェクトが配置された方向に前記体を動かす動作が検出されたことに応じて、前記メニュー項目を選択するステップと
    を備えるメニュー選択方法。
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