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JP6301168B2 - 局側終端装置 - Google Patents
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本開示は、パッシブ光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)におけるリソース割り当て技術に関する。
光アクセスシステムとして、PONが利用されている。PONにおいては、1つの局側終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が、光カップラを介して1つ以上の加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)と通信する。このとき、OLTは、上り方向、つまり、ONUからOLT方向への通信において各ONUが送信する光信号が衝突しない様に、各ONUに、各ONUの送信タイミング及び期間、つまり、リソースを割り当てる。
この上り方向のリソースの割り当ては、割当周期を単位として行われる。具体的には、各ONUは、送信データが有る場合、OLTに送信データ量を示す情報を含む要求信号を送信する。OLTは、所定期間に受信した要求信号に基づき、次の割当周期において、要求信号を送信したONUに割り当てるリソースを、要求信号に含まれる送信データ量に基づき決定する。そして、割り当てた帯域を割当信号で各ONUに通知する。
また、特許文献1は、PONに波長多重(WDM)を適用した構成(TWDM-PON)における波長割当方法を開示している。
特開2013−207716号公報
従来、PONは、例えば、インターネット等のアクセス回線として用いられ、その端末に対するサービスは、所謂、ベストエフォートが中心であった。しかしながら、近年、PONを移動通信システムにおける基地局とコア網の接続に使用することが検討されている。この様な場合、PONには、ベストエフォートでサービスを受けるONUと、低遅延且つ固定帯域でサービスを受けるONUが混在することになる。特許文献1に記載の構成は、ベストエフォートでサービスを受けるONUと、低遅延且つ固定帯域でサービスを受けるONUが混在した場合を想定しておらず、その様な環境下において適切なリソースの割り当てを行うことができない。
本発明は、パッシブ光ネットワークにおいて、加入者側終端装置に適切なリソースを割り当てる局側終端装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、パッシブ光ネットワークの局側終端装置であって、1つ以上の加入者側終端装置から要求信号を受信すると、当該要求信号に含まれる継続的な固定帯域を要求するか否かの情報に応じて、当該要求信号を送信した加入者側終端装置に波長の割り当てを行う割当手段と、前記割当手段が割り当てた波長を、要求信号を送信した加入者側終端装置に通知する通知手段と、を備え、前記割当手段は、継続的な固定帯域を要求する加入者側終端装置を第1加入者側終端装置と分類し、継続的な固定帯域を要求しない加入者側終端装置を第2加入者側終端装置と分類し、前記第1加入者側終端装置と前記第2加入者側終端装置には異なる基準に従い波長を割り当て、前記割当手段は、波長の全帯域から当該波長を既に割り当てた前記第1加入者側終端装置それぞれの要求帯域を減じた値である空き帯域に対応する第1の値と、当該波長を割り当てた前記第2加入者側終端装置の数に対応する第2の値に基づき、前記第2加入者側終端装置に波長を割り当てることを特徴とする。
加入者側終端装置に適切なリソースを割り当てることができる。
一実施形態によるPONの構成図。 一実施形態による固定帯域を要求するONUの登録処理のシーケンス図。 一実施形態によるベストエフォートを要求するONUの登録処理のシーケンス図。 一実施形態による登録処理のフローチャート。 一実施形態による波長変更処理のフローチャート。 一実施形態によるリソース割り当ての説明図。 一実施形態による登録処理のフローチャート。 一実施形態によるリソース割り当ての説明図。 一実施形態による局側終端装置の概略的な構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。また、以下の実施形態は例示であり本発明の範囲を実施形態の内容に限定するものではない。なお、以下の説明は、上り方向、つまり、ONUからOLT方向の伝送のためのリソース割り当てについてのものである。
<第一実施形態>
図1は、一実施形態によるPONの構成図である。図1では、局側終端装置(OLT)1は、スプリッタ2を介して複数の加入者側終端装置(ONU)31、32、33と接続している。本実施形態では、固定的な帯域の割り当てを要求するONU(以後、固定帯域ONUと呼ぶ。)と、固定的な帯域の割り当てを必要とせず、ベストエフォートでのサービスを要求するONU(以後、ベストエフォートONUと呼ぶ。)が混在可能である。例えば、図1のONU31は固定帯域ONUであり、ONU33はベストエフォートONUである。
まず、図2を用いて固定帯域ONU31の登録処理について説明する。OLT1は、所定のタイミングにおいて、送信タイミング通知信号を各ONUに向けてブロードキャストする。なお、送信タイミング通知信号とは、例えば、ディスカバリ・ゲート(Discovery Gate)信号であり、基準となるタイミングを新たにPONに接続したONUに対して通知する信号である。新たに接続した固定帯域ONU31は、送信タイミング通知信号を受信後、低遅延かつ固定的な帯域の割り当てを要求するものであることを示す情報を含む登録要求信号をOLT1に送信する。登録要求信号とは、ONUがOLT1に自装置を登録するよう要求する信号であり、登録要求信号には、要求帯域を示す情報が含まれている。なお、例えば、要求帯域を示す情報が含まれていることを、登録要求信号が固定的な帯域の割り当てを要求していることの、OLT1に対する表示とすることができる。しかしながら、登録要求信号に、低遅延かつ固定的な帯域の割り当てを要求するものであることを示す情報を、要求帯域を示す情報とは別に明示的に含めることもできる。なお、登録要求信号は、所定の波長にて送信される。OLT1は、登録要求信号を受信すると、固定帯域ONU31に要求帯域を割り当て可能であるかを判定し、割り当て可能であると、登録信号により使用する波長を固定帯域ONU31に通知し、送信タイミング及び送信期間を割当信号で通知する。ここで、割当信号は、例えば、ゲート(Gate)信号である。なお、使用する波長と、送信タイミング及び送信期間を登録信号により通知しても良い。固定帯域ONU31は、割当信号を受信すると応答信号をOLT1に送信する。
以後、固定帯域ONU31は、OLT1に対して個々の帯域要求を行うことなく、割り当てられた波長を使用し、割り当てられた送信タイミングから通知された送信期間の間、OLT1に対してデータを送信することができる。以後、ONUがデータ伝送に使用する波長、送信タイミング、送信期間のいずれか、又は、それらの組み合わせを総称してリソースと呼ぶ。本実施形態において、固定帯域ONU31は、割り当てられたリソースを使用する限りにおいては、OLT1から個別にリソースの割り当てを受ける必要はない。しかしながら、追加のデータを伝送する必要がある場合等には、OLT1に対してリソースの要求信号を送信して、一時的に、追加のリソースの割り当てを受けることもできる。なお、図2には示していないが、固定帯域ONU31に要求帯域を割り当て可能でなければ、OLT1は、ONU31に対して拒絶通知信号を送信する。
続いて、図3を用いてベストエフォートONU33の登録処理について説明する。新たに接続したベストエフォートONU33は、送信タイミング通知信号を受信後、ベストエフォートでのサービスを要求するものであることを示す情報を含む登録要求信号をOLT1に送信する。例えば、要求帯域を示す情報がないことや、要求帯域が0であることを示す情報をベストエフォートでのサービスを要求する情報とすることができる。OLT1は、登録要求信号を受信すると、ベストエフォートONU33が使用する波長を決定し、決定した波長を登録信号によりONU33に通知し、その後、割当信号をベストエフォートONU33に送信する。ベストエフォートONU33は、割当信号を受信すると応答信号をOLT1に送信する。
以後、ベストエフォートONU33は、送信すべきデータが発生すると、OLT1に対してリソースの要求信号を送信し、要求信号の応答としてOLT1がベストエフォートONU33に割り当てたリソースを使用してデータを送信する。
図4は、本実施形態においてOLT1が実行するONUの登録処理のフローチャートである。なお、図4の登録処理は、固定帯域ONUと、ベストエフォートONUに対するリソース割当処理でもある。なお、説明を簡略化するため、図2及び図3に示す信号の内、説明に必要ではない信号の送信については、図4のフローチャートから省略している。また、以下のフローチャートにおいてNは、PONにおいて使用する波長数であり、i(1≦i≦N)は、波長を示すインデックスである。なお、本実施形態において、固定帯域ONUに割り当てる波長には割当順序が存在し、iの値が小さい程、割当順序が高いものとする。
処理の開始により、OLT1は、S10で値Cを0に、値Bを値Bに初期化する。ここで、値Cは、波長λが割り当てられているベストエフォートONUの数を示し、値Bは、波長λでの全伝送帯域(伝送速度)から、固定帯域ONUに既に割り当てた帯域を減じた空き帯域(以後、単に空き帯域と呼ぶ。)であり、値Bは、波長λでの全伝送帯域である。その後、OLT1は、S11で、ONUから登録要求信号を受信するまで待機する。OTL1は、S11で、ONUから登録要求信号を受信すると、S12で、ONUがベストエフォートONUであるか固定帯域ONUであるかを判定する。なお、ベストエフォートONUであるか固定帯域ONUは、例えば、登録要求信号により固定的な帯域を要求しているか否かにより判定できる。しかしながら、登録要求信号に含まれる他の情報から判定する形態であっても良い。
ONUが固定帯域ONUであると、OLT1は、S13で、固定帯域ONUの要求帯域B以上の空き帯域Bを有する波長λが存在するかを判定する。存在しなければ、固定帯域の割り当てが不可能であるため、OLT1は、S17で、固定帯域ONUに対して拒絶通知信号を送信する。一方、要求帯域B以上の空き帯域Bを有する波長λが存在すると、OLT1は、S14で、インデックスiが最小の波長を選択する。つまり、割当順序の最も高い波長を選択する。そして、OLT1は、選択した波長λでの送信タイミング及び送信期間と共に、波長λを割り当てたことを、S15で固定帯域ONUに通知する。また、OLT1は、S15で、空き帯域Bを、固定帯域ONUに割り当てた帯域Bだけ減ずる様に更新する。その後、OLT1は、S16において波長変更処理を行った後、S11からの処理を繰り返す。なお、波長変更処理の詳細については後述する。
一方、S12において、ONUがベストエフォートONUであると、OLT1は、S18で、各波長λについて、値(B/C)を計算し、値(B/C)を最大とするiを選択する。なお、値(B/C)を最大とするiが複数ある場合は、その中から任意の1つを選択する。また、値(B/C)の計算においては、Bの値が0であれば、Cの値に拘らず、値(B/C)は0であるものとする。さらに、Bの値が0ではない場合において、Cの値が0であると、値(B/C)は無限大であるものとする。OLT1は、S19において、S18で選択したiに対応する波長λをベストエフォートONUに割り当てると決定し、S19で、波長λを割り当てたことをベストエフォートONUに通知する。また、OLT1は、数Cを1だけ増加させる様に更新する。
図4のフローチャートによる割り当ての遷移を、図6を用いて説明する。なお、以下の説明において、N=4であり、各波長の全帯域は、いずれも10Gbpsとする。また、固定帯域ONUの要求帯域をいずれも2.5Gbpsとする。なお、図6において、LLは固定帯域ONUを示し、BEはベストエフォートONUを示している。なお、各波長の下には、数Cと空き帯域Bを示している。
図6(A)は、説明に使用する初期状態であり、波長λは、4つの固定帯域ONUに割り当てられており、数Cは0であり、空き帯域Bは0である。また、波長λは、2つの固定帯域ONUに割り当てられており、数Cは0であり、空き帯域Bは5Gbpsである。さらに、波長λは、1つのベストエフォートONUに割り当てられており、数Cは1であり、空き帯域Bは10Gbpsである。さらに、波長λは、1つのベストエフォートONUに割り当てられており、数Cは1であり、空き帯域Bは10Gbpsである。
図6(A)の状態において、2つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。本実施形態では、波長λの割当順序が最も高いが、波長λの空き帯域は0である。一方、2番目に割当順序が高い波長λの空き帯域は5Gbpsであり、2つの固定帯域ONUを収容可能である。よって、OLT1は、2つの固定帯域ONUに波長λを割り当て、図6(B)に示す状態となる。なお、空き帯域Bは0に更新される。その後、図6(B)の状態において、1つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。図6(B)の状態において、波長λ及び波長λの空き帯域は共に0であり、その次に割当順序の高い波長λの空き帯域は10Gbpsである。よって、OLT1は、固定帯域ONUに波長λを割り当て、図6(C)に示す状態となる。なお、空き帯域Bは7.5Gbpsに更新される。
一方、図6(A)の状態において、1つのベストエフォートONUからの登録要求信号を受信したものとする。値(B/C)は0であり、値(B/C)は無限大であり、値(B/C)及び値(B/C)は共に10であるため、値(B/C)が最も大きい。よって、OLT1は、このベストエフォートONUに波長λを割り当て、図6(D)に示す状態となる。なお、数Cは1に更新される。その後、図6(D)の状態において、2つのベストエフォートONUからの登録要求信号を受信したものとする。値(B/C)は0であり、値(B/C)は5であり、値(B/C)及び値(B/C)は共に10であるため、OLT1は、1つのベストエフォートONUに波長λを割り当てる。よって、値(B/C)は、5となる。したがって、もう1つのベストエフォートONUに波長λを割り当てる。よって図6(E)に示す状態となる。その後、図6(E)の状態において、1つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。この場合、2.5Gbps以上の空き帯域がある波長のうち、最も割当順序の高い波長λをOLT1は割り当て、図6(F)に示す状態となる。
以上、本実施形態においては、固定帯域ONUができるだけ同じ波長を使用する様に割り当てを行う。なお、ベストエフォートONUの割当波長を値(B/C)により決定するのは、ベストエフォートONUが使用できる帯域を大きくするためである。具体的には、値(B/C)は、当該波長において、1つのベストエフォートONUが使用できる平均帯域を示している。よって、この平均帯域が最も大きい波長を、あらたなベストエフォートONUに割り当てることで、ベストエフォートONUが利用できる平均帯域が、波長ごとに大きく変動することを防いでいる。
続いて、図4のフローチャートのS16における波長変更処理について図5を用いて説明する。上述した様に、本実施形態においては、1つのベストエフォートONUが使用できる平均帯域が偏らない様に、ベストエフォートONUへの波長割り当てを行っている。しかしながら、固定帯域ONUに波長を割り当てると、当該波長の空き帯域が減少し、よって、当該波長が割り当てられているベストエフォートONUの平均的な利用可能帯域が減少する。したがって、本実施形態においては、固定帯域ONUに波長を割り当てた後に、図5に示す波長変更処理を行い、当該波長が割り当てられているベストエフォートONUには、条件によっては別の波長を割り当てる。これにより、固定帯域ONUへの波長の割り当てにより、ベストエフォートONUが使用できる平均帯域が偏らない様にする。
まず、図5のS30において、OLT1は、図4のS15において、固定帯域ONUに割り当てた波長λについて、値(B/(C−1))を計算する。値(B/(C−1))は、波長λが割り当てられているベストエフォートONUを現在の状態から1つだけ減らした場合に、当該波長においてベストエフォートONUが利用できる平均帯域である。また、OLT1は、各j(1≦j≦N、かつ、j≠i)について、値(B/(C+1))を計算する。値(B/(C+1))は、波長λが割り当てられているベストエフォートONUを現在の状態から1つだけ増やした場合に、当該波長においてベストエフォートONUが利用できる平均帯域である。その後、OLT1は、値(B/(C+1))を、値(B/(C−1))以上とするjが存在するかをS30で判定する。存在しない場合、OLT1は、波長λを割り当てているベストエフォートONUについて、波長割り当ての変更を行わないと決定して処理を終了する。一方、存在する場合、OLT1は、S31で、波長λが割り当てられているベストエフォートONUから1つを選択して、選択したONUの割当波長を波長λから波長λに変更する。なお、S30の条件を満たすjが複数存在する場合には、値(B/(C+1))の最大値に対応するjを選択する。その後、選択したONUに対して波長の変更を通知し、OLT1は、S32で数C及びCを更新する。なお、本実施形態では、波長λを使用しているベストエフォートONUの1つを他の波長に移した後の値(B/C)により、波長変更を行うか否か判定するものであるが、変更前の値(B/C)により、波長変更を行うか否かを判定しても良い。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。図7は、本実施形態においてOLT1が実行するONUの登録処理のフローチャートである。なお、図4に示す処理との相違点は、図4におけるS14が、S44の処理に置き換わったことであり、その他の処理については図4と同様であるため再度の説明は省略する。
本実施形態においては、空き帯域Bが、固定帯域ONUの要求帯域B以上であるiが存在すると、OLT1は、S44で、その内の空き帯域Bが最大であるiを選択し、固定帯域ONUに波長λを割り当てると決定する。よって、第一実施形態とは異なり、空き帯域が各波長において偏らない様に固定帯域ONUに波長の割り当てが行われる。なお、空き帯域Bが最大であるiが複数存在する場合には、任意の1つを選択する。しかしながら、ベストエフォートONUに与える影響を少なくするため、数Cが最も小さいiを選択しても良い。
図7のフローチャートによる割り当ての遷移を、図8を用いて説明する。なお、図8の前提条件は図6と同じである。図8(A)は、説明に使用する初期状態であり、波長λ及び波長λは、2つの固定帯域ONUに割り当てられており、数C及び数Cは共に0であり、空き帯域B及び空き帯域Bは共に5Gbpsである。また、波長λは、1つの固定帯域ONUと、1つのベストエフォートONUに割り当てられており、数Cは1であり、空き帯域Bは7.5Gbpsである。波長λも波長λと同様である。
図8(A)の状態において、2つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。この場合、2つの固定帯域ONUには、空き帯域の大きい波長λ及び波長λがそれぞれ割り当てられる。よって図8(B)に示す状態となる。その後、図8(B)の状態において、1つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。総ての波長の空き帯域は同じ5Gbpsであるため、OLT1は、任意の1つの波長を選択して波長の割当を行う。図8の例では、波長λを選択して割り当てている。よって図8(C)に示す状態となる。
一方、図8(A)の状態において、1つのベストエフォートONUからの登録要求信号を受信したものとする。この場合、値(B/C)と値(B/C)は共に無限大であるため、OLT1は、波長λ又は波長λをこのベストエフォートONUに割り当てる。図8の例においては、波長λを選択して割り当てている。よって図8(D)に示す状態となる。その後、図8(D)の状態において、2つのベストエフォートONUからの登録要求信号を受信したものとする。値(B/C)は無限大であるため、1つのベストエフォートONUには、波長λが割り当てられる。波長λのベストエフォートONUへの割当により、値(B/C)の最大値は、波長λ及びλにおいて7.5となるため、OLT1は、波長λ又は波長λをもう1つのベストエフォートONUに割り当てる。図8の例においては、波長λを選択して割り当てている。よって図8(E)に示す状態となる。その後、図8(E)の状態において、1つの固定帯域ONUからの登録要求信号を受信したものとする。空き帯域Bの最大値は、波長λ又は波長λの7.5Gpsであり、OLT1は、波長λ又は波長λをこの固定帯域ONUに割り当て可能である。図8の例においては、波長λを選択して割り当てている。よって図8(F)に示す状態となる。
図9は、本実施形態によるOLT3の概略的な構成図である。割当部11は、登録要求信号を受信すると、登録要求信号を送信したONUがベストエフォートONUであるか、固定帯域ONUであるかを判定する。そして、割当部11は、上述した様に、ベストエフォートONUと固定帯域ONUには、それぞれ異なる基準を適用して割り当てる波長を決定する。なお、固定帯域ONUである場合、割当部11は、波長に加えて、送信タイミングと送信期間を更に決定する。通知部12は、登録要求信号を送信したONUに、割り当てた波長を通知し、さらに、固定帯域ONUである場合には送信タイミングと送信期間を通知する。
以上、固定帯域ONUとベストエフォートONUには異なる判定基準を使用して波長の割り当てを行う。この構成により、固定帯域ONUとベストエフォートONUが混在している環境においても効率的なリソースの割り当てを実現することができる。例えば、ベストエフォートONUには、波長の空き帯域及びベストエフォートONUの収容数に基づき割当波長を決定することができる。より具体的には、波長の空き帯域とベストエフォートONUの収容数との比に基づき割当波長を決定することができる。これにより、ベストエフォートONUの平均的な利用可能帯域が、波長毎に偏ることを防ぐことができる。また、固定帯域ONUについては、空き帯域が要求帯域以上の波長のうち、その割当順序の最も高い波長を割り当てることができる。この構成により、波長の最大帯域をベストエフォートONUが利用可能となる確率が高くなる。一方、固定帯域ONUについては、空き帯域が要求帯域以上の波長のうち、その空き帯域が最大の波長を割り当てることができる。この構成により、波長の空き帯域が、波長毎に偏ることを防ぎ、ベストエフォートONUが利用可能な平均帯域の偏りを防ぐことができる。
また、固定帯域ONUに波長を割り当てると、当該波長の空き帯域が減少し、当該波長を使用するベストエフォートONUが利用可能な平均帯域も減少する。よって、固定帯域ONUへの波長の割り当てを行うと、ベストエフォートONUが利用可能な平均帯域の偏りを防ぐ様に波長変更処理を行うことができる。波長変更処理においては、固定帯域ONUに割り当てた波長を使用するONUを他の波長に移した場合における、各波長でのベストエフォートONUの平均利用可能帯域に基づき波長を変更するか否かと、変更する場合の変更先を決定する。

Claims (8)

  1. パッシブ光ネットワークの局側終端装置であって、
    1つ以上の加入者側終端装置から要求信号を受信すると、当該要求信号に含まれる継続的な固定帯域を要求するか否かの情報に応じて、当該要求信号を送信した加入者側終端装置に波長の割り当てを行う割当手段と、
    前記割当手段が割り当てた波長を、要求信号を送信した加入者側終端装置に通知する通知手段と、
    を備え
    前記割当手段は、継続的な固定帯域を要求する加入者側終端装置を第1加入者側終端装置と分類し、継続的な固定帯域を要求しない加入者側終端装置を第2加入者側終端装置と分類し、前記第1加入者側終端装置と前記第2加入者側終端装置には異なる基準に従い波長を割り当て、
    前記割当手段は、波長の全帯域から当該波長を既に割り当てた前記第1加入者側終端装置それぞれの要求帯域を減じた値である空き帯域に対応する第1の値と、当該波長を割り当てた前記第2加入者側終端装置の数に対応する第2の値に基づき、前記第2加入者側終端装置に波長を割り当てることを特徴とする局側終端装置。
  2. 前記割当手段は、前記第1の値と前記第2の値の比により、前記第2加入者側終端装置に波長を割り当てることを特徴とする請求項に記載の局側終端装置。
  3. 前記割当手段は、前記第1の値を前記第2の値で除した値が最大である波長を前記第2加入者側終端装置に割り当てることを特徴とする請求項又はに記載の局側終端装置。
  4. 前記割当手段は、波長の割当順序を示す情報を保持しており、前記第1加入者側終端装置には、要求帯域を割り当て可能な最も割当順序の高い波長を割り当てることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の局側終端装置。
  5. 前記割当手段は、前記第1加入者側終端装置には、要求帯域を割り当て可能な最も空き帯域が大きい波長を割り当てることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の局側終端装置。
  6. 前記割当手段は、前記第1加入者側終端装置に第1波長を割り当てると、前記第1波長が割り当てられている前記第2加入者側終端装置の割当波長を変更するか否かを決定することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の局側終端装置。
  7. 前記割当手段は、前記第1波長に関する前記第1の値と前記第2の値の比と、前記第1波長以外の波長に関する前記第1の値と前記第2の値の比とを比較することで、前記第1波長が割り当てられている前記第2加入者側終端装置の割当波長を変更するか否かを決定することを特徴とする請求項に記載の局側終端装置。
  8. 前記割当手段は、前記第1波長に関する前記第2の値から1だけ減じた値と前記第1の値の比と、前記第1波長以外の波長に関する前記第2の値に1を加えた値と前記第1の値の比と、を比較することで、前記第1波長が割り当てられている前記第2加入者側終端装置の割当波長を変更するか否かを決定することを特徴とする請求項に記載の局側終端装置。
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