Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6304875B2 - 料金自動収受機 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6304875B2 - 料金自動収受機 - Google Patents

料金自動収受機 Download PDF

Info

Publication number
JP6304875B2
JP6304875B2 JP2014038148A JP2014038148A JP6304875B2 JP 6304875 B2 JP6304875 B2 JP 6304875B2 JP 2014038148 A JP2014038148 A JP 2014038148A JP 2014038148 A JP2014038148 A JP 2014038148A JP 6304875 B2 JP6304875 B2 JP 6304875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane
housing
coin
use position
external force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014038148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015162168A (ja
Inventor
幸夫 西尾
幸夫 西尾
中山 博之
博之 中山
伸行 尾張
伸行 尾張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority to JP2014038148A priority Critical patent/JP6304875B2/ja
Publication of JP2015162168A publication Critical patent/JP2015162168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6304875B2 publication Critical patent/JP6304875B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

本発明は、料金自動収受機に関する。
有料道路等の料金所や駐車場の出入口には料金を自動的に収受するための料金自動収受機が設置されている。このような料金自動収受機は、料金収受員を不要とし、車両の運転手から料金の支払いを受け付け、さらに釣銭の自動払い出しを行う装置である。そして、料金自動収受機では、車両に乗ったまま運転手がスムーズに料金の支払いを行うことができるように、硬貨投入口の硬貨受皿や身障者レバーが料金自動収受機本体から車線に向かって突出して設置されている。そのため、硬貨受皿や身障者レバーに対して車両が接触してしまい、車両が損傷を受けてしまう場合がある。
このような問題の対策が施された料金自動収受機が、例えば特許文献1に開示されている。この料金自動収受機では、道路の車線に向かって突出する硬貨受皿である突出本体部の上下方向に対する保持力が横方向に対する保持力よりも大きくなるように該突出本体部を料金自動収受機本体に取り付けている。即ち、この料金自動収受機では、車両が横方向から突出本体部に接触して横方向に外力が加わった場合に料金自動収受機から突出本体部が容易に外れるようになっている。その一方で、この料金自動収受機は、突出本体部に横方向以外の方向から外力が加わった場合には、突出本体部が外れにくい構成とされている。これによって、使用性を低下させずに、車両が料金自動収受機に接触した場合に車両に生じる衝撃を軽減している。
特開2009−157910号公報
ところで、特許文献1に記載の料金自動収受機では、硬貨受皿等の突出部が一度脱落してしまうと、料金収受員等の係員が料金自動収受機まで移動してこの突出部を再び取り付ける必要がある。特に、料金所が完全に無人化されている場合には、係員は料金自動収受機から遠く離れた位置で監視しているため、突出部を取り付けるために料金収受機まで出向くことによる負担が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、突出部を脱落させずに、接触による車両への衝撃を軽減することが可能な料金自動収受機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様における料金自動収受機は、車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、前記車線に向かって突出する突出部と、前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成の料金自動収受機によれば、突出部の車線前後方向に外力が作用した場合に、案内手段によって突出部が収容部に案内される。即ち、突出部が車両の一部と接触した場合に、突出部を案内手段が車両と接触した位置から退避させることで、車両にかかる衝撃を軽減することができる。さらに突出部は案内手段を介して筐体内の収容部に収容されることで、突出部を脱落させることなく車両と接触する位置から退避させることができる。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記案内手段が、前記突出部を回転可能に支持する回転軸を有し、前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記回転軸回りに前記突出部を回転させて前記収容部に案内してもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、回転軸を介した回転運動によって突出部を収容部に円滑に案内することができる。
さらに、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記案内手段は、前記回転軸として、前記突出部の前記車線前後方向の一方側に設けられ、前記車線前後方向の一方側から他方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を回転させて前記収容部に案内する第一回転軸と、前記車線前後方向の他方側から一方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を前記第一回転軸とともに回転させて前記収容部に案内する第二回転軸と、を有していてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、案内手段は第一回転軸及び第二回転軸のいずれかの軸を中心として突出部を回転させる。そのため、車線前後方向の一方側及び他方側(前進方向及び後退方向)のどちらの方向から車両が突出部に接触して外力が作用した場合であっても、突出部を収容部に収容させることができる。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記案内手段は、前記筐体に対して前記突出部を支持し、かつ、前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かってスライド可能に移動させるスライドレールを有し、当該案内手段は、前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記スライドレールに沿って前記突出部をスライドさせて前記収容部に案内してもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、突出部に対して車線前後方向に外力が作用した場合に、スライドレール上を突出部が滑るようにスライド移動することで、該突出部をより円滑に収容部に案内することができる。
さらに、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かうように力を加える加力手段と、該加力手段による力に抗して、前記突出部を前記使用位置に保持する保持手段と、を有していてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、突出部は加力手段によって収容部に向かう力が与えられたまま、保持手段によって使用位置に保持される。一方、突出部に外力が作用した場合に、該外力と加力手段による力との和が保持手段による保持力を超えることで、保持手段による保持が解除され加力手段により加えられる力によって突出部が収容部に移動する。即ち、加力手段が突出部の移動を補助することで突出部に作用する外力が小さい場合であっても、突出部を収容部に収容させることができる。したがって、通常利用時の料金自動収受機の使用性(突出部の機能)を維持しながらも、車両の一部との接触による車両への衝撃をより効果的に軽減することができる。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記収容部に位置する前記突出部を、前記使用位置まで復帰させる復帰手段を備えていてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、突出部が収容部に収容されたままの状態となることを防ぐことができる。即ち、外力が受けた突出部を復帰手段によって使用位置に容易に戻すことができ、突出部を使用位置に戻す作業負担を軽減できる。
なお、手動操作によって直接突出部を引き出すが可能な形状とすることによって、突出部を任意のタイミングで使用位置に戻すことができるようにしてもよい。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記復帰手段は、前記突出部に作用する重力を利用して前記使用位置まで復帰させてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、復帰手段に別途動力を与えずとも突出部を再び使用位置に自動的に戻すことができる。
なお、突出部の外面に衝撃を吸収するような緩衝材を設けてもよい。
緩衝材を設けることで、重力によって自動的に突出部が使用位置に復帰して再度車両に衝突しても、車両を傷つけてしまうことを防止できる。
さらに、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記復帰手段は、前記筐体から離れた遠隔地からの信号を受けることで、前記使用位置に前記突出部を移動させてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、遠隔地から任意のタイミングで突出部を使用位置に戻すことができる。したがって、突出部と接触した車両が筐体の前から移動し終わる前に、突出部を使用位置に戻してしまい、再び車両に突出部を接触させてしまうことを防止できる。これにより、突出部と接触することによって車両に生じる損傷を抑制することができる。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記突出部が、前記車線前後方向の少なくとも一方から作用する外力を、前記使用位置から前記収容部に向かう力に変換させる変換部を有していてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、作用する外力を利用して突出部を筐体内の収容部により円滑に案内することができる。
さらに、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記突出部は、硬貨の受け取り又は払い出しが可能な硬貨受皿を含んでいてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、硬貨受皿を筐体の前面から突出させて、利用者が料金自動収受機に硬貨にて支払いをする際に利便性を向上させることができる。そして、硬貨受皿の車線前後方向に車両が接触するなどして外力が作用した場合に、硬貨受皿を脱落させることなく車両から離すことができる。したがって、料金自動収受機の利便性を向上させた上で、接触による車両への衝撃を軽減して安全性を向上させることができる。
また、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記硬貨受皿が、前記収容部に案内される経路上を鉛直方向下側から覆うように配置され、前記硬貨受皿が移動することで落下する硬貨を受けて回収する落下硬貨回収部を有していてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、硬貨受皿に既に硬貨が投入された後に、硬貨受皿が収容部に移動して硬貨が筐体の内部に落下しても、落下硬貨回収部によって落下した硬貨を回収して利用者に返却したり、料金自動収受機によって継続して処理したりすることができる。これにより、硬貨受皿に車両の一部が接触しても、利用者が硬貨受皿に投入した硬貨をなくすことを防止できる。
さらに、本発明の他の態様における料金自動収受機は、前記突出部は、利用者が身体障害者である場合に、該利用者が料金収受員に支援を求めるための身障者レバーを含んでいてもよい。
このような構成の料金自動収受機によれば、身障者レバーを筐体の前面から突出させて、容易に身障者レバーを触って操作することができる。そして、身障者レバーの車線前後方向に車両が接触するなどして外力が作用した場合に、身障者レバーを脱落させることなく車両から離すことができる。したがって、料金自動収受機の利便性を向上させた上で、接触による車両への衝撃を軽減して安全性を向上させることができる。
また、本発明の第二の態様における料金自動収受機は、車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、利用者が身体障害者である場合に、該利用者が係員に支援を求めるための身障者レバーと、前記身障者レバーを前面に配置するとともに、前記身障者レバーを収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、使用位置においては前記前面から突出する前記身障者レバーに車線前後方向に外力が作用した場合に、前記身障者レバーを前記収容部に案内する案内手段と、を備え、前記案内手段は、複数の前記身障者レバーを回転可能に支持する回転軸を有し、前記回転軸には、複数の前記身障者レバーが、前記回転軸と交差する方向であって、異なる方向に突出するよう複数設けられ、該案内手段は、複数の前記身障者レバーの一つに前記車線前後方向に外力が作用した場合に、外力が直接作用した前記身障者レバーを前記回転軸回りに回転させて、前記収容部に案内するとともに、他の身障者レバーを前記回転軸回りに回転させて、前記使用位置に案内することを特徴とする。
このような構成の料金自動収受機によれば、身障者レバーの車線前後方向に外力が作用した場合に、身障者レバーを脱落させることなく車両から離しながらも、他の身障者レバーを自動で使用位置に移動させることができる。したがって、接触による車両への衝撃を軽減しながら、別途動力を与えずとも身障者レバーを再び使用位置に自動的に戻すことが容易にできる。
本発明の料金自動収受機によれば、車線前後方向から外力を受けた場合に、突出部を収容部に収容することで、突出部を脱落させずに、接触による車両への衝撃を軽減することができる。
本発明の料金自動収受機が設置されている様子を示す模式図である。 本発明の第一実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する横断面図である。 本発明の第一実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部を示す縦断面図である。 本発明の第二実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する横断面図である。 本発明の第二実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部を示す縦断面図である。 本発明の第三実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部の硬貨受皿が第一回転軸回りに回転する様子を示す横断面図である。 本発明の第三実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部の硬貨受皿が第二回転軸回りに回転する様子を示す縦断面図である。 本発明の第四実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する横断面図である。 本発明の第四実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部を示す縦断面図である。 本発明の第五実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する横断面図である。 本発明の第五実施形態の料金自動収受機の硬貨処理部を示す縦断面図である。 本発明の第一変形例の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する縦断面図である。 本発明の第二変形例の料金自動収受機の硬貨処理部における硬貨を投入する部分を詳細に説明する縦断面図である。 本発明の第六実施形態の料金自動収受機の利用者操作部を示す模式図である。 本発明の第六実施形態の料金自動収受機の身障者スイッチを示す斜視図である。 本発明の第六実施形態の料金自動収受機の身障者スイッチを示す縦断面図である。 本発明の第六実施形態の料金自動収受機の身障者スイッチを示す横断面図である。 本発明の第七実施形態の料金自動収受機の身障者スイッチを示す横断面図である。 本発明の第七実施形態の料金自動収受機の身障者スイッチの第二方向固定部を示す横断面図である。
《第一実施形態》
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図3を参照して説明する。
図1に示すように、第一実施形態の料金自動収受機100は、有料道路の料金所等に設置されている。料金自動収受機100は、車線5の側部に配置され、車線5上を通行する車両4から無人で貨幣を収受可能とされている。料金自動収受機100は、料金自動収受機100本体である筐体1と、貨幣のうち硬貨を処理する硬貨処理部20と、紙幣や通行券等を処理する利用者操作部3と、を備えている。
筐体1は、鉛直方向の上下方向に延びる直方状をなしており、車線5に対して該車線5の幅方向に面する車線5の側部と平行な面を前面1bとする前面パネル1aを有している。としている。筐体1は、その前面パネル1aの前面1bが車線5の側部における端部から法律で定められた所定の間隔を開けて配置されている。そして、筐体1には、硬貨受皿21を収容可能とする収容部10が内部に形成されている。
収容部10は、筐体1の前面パネル1aの前面1bの一部が窪むように形成された空間(収容空間)である。収容部10は、後述する硬貨受皿21を収容した場合に筐体1の前面1bから突出しないように、筐体1の中に完全に硬貨受皿21を収容可能とするような大きさの空間として形成されている。
図2、3に示すように、硬貨処理部20は、車線5上を通行する車両4の運転手等の利用者により、投入される硬貨を処理している。硬貨処理部20は、筐体1の前面1bから突出して配置される突出部である硬貨受皿21と、硬貨受皿21が受け取った硬貨を処理する硬貨処理装置22と、硬貨受皿21から硬貨処理装置22に硬貨を送る硬貨案内路23と、釣銭のうち硬貨を返却するための釣銭返却口24と、硬貨処理装置22から払い出される釣銭を釣銭返却口24まで送る釣銭案内路25と、を有している。さらに、硬貨処理部20は、硬貨受皿21を筐体1内に案内する案内手段26と、硬貨受皿21が収容部10に案内される間に硬貨受皿21から落下する硬貨を回収する落下硬貨回収部27と、硬貨受皿21を収容部10に向かうように力を加える加力手段28と、硬貨受皿21を筐体1の前面1bである使用位置に保持する保持手段29とを有している。
硬貨受皿21は、車両4の運転手から投入される硬貨の受け取りを可能とするよう筐体1の前面1bから突出して配置されている硬貨投入口である。硬貨受皿21は、料金自動収受機100において車線5に向かって突出する突出部である。突出部とは、車両4上の利用者が料金自動収受機100を使用するための機能を有し、筐体1の前面1bから突出する部材である。ここで、本実施形態においては、硬貨受皿21が筐体1の前面1bから突出して配置された位置を利用者が通常利用時に硬貨を投入する位置である使用位置と称する。硬貨受皿21は、鉛直方向上側が開口した有底筒状に形成されている。具体的には、硬貨受皿21は、車線5幅方向(図2紙面上下方向)に平行に配置された第一部材21aと、車線5前後方向(図2紙面左右方向)に平行に配置された第二部材21bと、第一部材21aと第二部材21bとを接続していることで有底筒状を形成している第三部材21cとを有している。
第一部材21aは、筐体1の前面1bから車線5に向かって垂直に平板状をなして突出している。第一部材21aは、矩形状をなす矩形平板部と、矩形平板部の鉛直方向下側に一体に接続される弧状平板部とを有している。弧状平板部は、筐体1の前面1b側が直線状をなして矩形平板部と平滑に接続されており、筐体1の前面1b側から離れている側である車線5側における矩形平板部との鉛直方向下側の接点から筐体1の前面1b側に向かって円弧状に形成されている。
第二部材21bは、筐体1の前面1bに対して平行な平板状をなすように延びている。第二部材21bは、第一部材21aと同一の形状をなしており、円弧状が形成されていない直線状をなす部分同士で、後述する回転案内手段263を介して第一部材21aに対して垂直に接続されている。そして、第二部材21bは、第一部材21aとの接続部分の鉛直方向下側に開口21dが形成され、この開口21dにて後述する硬貨案内路23と接続されている。
第三部材21cは、第一部材21aと第二部材21bとを接続する曲面板材であり、硬貨受皿21の有底部を形成している。第三部材21cは、鉛直方向上側から見た形状が円弧状をなして、第一部材21a及び第二部材21bに接続されている。そして、第三部材21cは、第一部材21aと第二部材21bとの接続部分の鉛直方向下側の接点に向かって徐々に収束するような球面状をなしている。
硬貨処理装置22は、利用者から硬貨受皿21で受け取った硬貨を処理しており、異なる金種の硬貨を分類して回収するともに、必要な金額の釣銭を払い出す。
硬貨案内路23は、硬貨受皿21に投入された硬貨を硬貨処理装置22へと搬送する搬送路である。
釣銭返却口24は、硬貨処理装置22から払い出された硬貨を利用者が釣銭として受け取るために筐体1に形成された開口である。この釣銭返却口24は、筐体1の前面1bから凹んで形成されている。
釣銭案内路25は、硬貨処理装置22から払い出された硬貨を釣銭返却口24へと搬送する搬送路である。
案内手段26は、硬貨受皿21に車線5前後方向の一方側である後方側(図2紙面右側)から他方側である前方側(図2紙面左側)に向かって外力が作用した場合に、硬貨受皿21を筐体1の内部の収容部10に案内する。具体的には、第一実施形態における案内手段26は、筐体1に対して硬貨受皿21を回転可能に支持する回転軸26aを有している。案内手段26は、硬貨受皿21に車線5前後方向の後方側から前方側に向かって外力が作用した場合に、回転軸26a回りに硬貨受皿21を回転させて収容部10に案内する。
回転軸26aは、筐体1の前面パネル1aの前面1bと対向する裏面に沿って鉛直方向に延びるよう筐体1に接続されている。この回転軸26aは、硬貨受皿21の第一部材21aと第二部材21bとの接続部分である車線5前後方向の後方側の角部分で硬貨受皿21とも接続されている。即ち、案内手段26は、筐体1に対して回転軸26aを中心に硬貨受皿21を時計回り(図2A方向)に回転させることによって、硬貨受皿21を収容部10に収めるよう案内する。
落下硬貨回収部27は、硬貨受皿21が収容部10に向かって移動する場合に、硬貨受皿21から筐体1の内部に落下した硬貨を回収している。落下硬貨回収部27は、硬貨受皿21が収容部10に案内される経路上の硬貨受皿21よりも鉛直方向下側に、硬貨受皿21を覆うように配置されている。本実施形態における落下硬貨回収部27は、硬貨受皿21の軌道を鉛直方向下側から大きく受けるように形成される受け部27aと、受け部27aで回収した硬貨を釣銭返却口24に送る落下硬貨案内路27bとを有している。
受け部27aは、鉛直方向の深さが浅い矩形箱状をなしており、底部分に落下硬貨案内路27bに接続される開口が形成されている。受け部27aは、底部分が落下硬貨案内路27bに接続される開口に向かって傾斜して形成されている。
落下硬貨案内路27bは、受け部27aから釣銭返却口24まで接続され、受け部27aで回収された硬貨を釣銭返却口24へと搬送する搬送路である。
加力手段28は、硬貨受皿21の第二部材21bと筐体1の内部とを接続するコイルスプリング等のバネ部材である。加力手段28は、硬貨受皿21を使用位置から収容部10に向かって力を加えている。なお、加力手段28はバネ部材に限定されるものではなく、例えば、油圧シリンダ等であってもよく、硬貨受皿21を収容部10に引き込むよう力を加える構造であればよい。
保持手段29は、硬貨受皿21に所定の大きさの外力が作用するまで、加力手段28であるバネ部材が収容部10に向かって加える力に抗して硬貨受皿21を使用位置に保持している。保持手段29は、硬貨受皿21側と筐体1側とに設置されている部材によってロックされており、予め定めた大きさの外力が生じることで容易にロックが外れるような構造をしている。第一実施形態における保持手段29としては、例えば、硬貨受皿21の第二部材21b側と前面パネル1aの裏面との間に設けられて、扉の固定に用いられるようなボールキャッチ、マグネットキャッチ等を採用することができる。保持手段29のロックが外れる外力の大きさは、接触時の車両4に生じる衝撃の大きさや通常利用時に硬貨受皿21にかかる外力の大きさ等から適宜算出して予め定めておくことが好ましい。
利用者操作部3は、硬貨処理部20とともに、各口や各ボタンを通じて料金自動収受機100に対して金銭の収受、通行券・領収書のやり取りが行われる。利用者操作部3は、料金を表示する料金表示部31と、紙幣が挿入される紙幣挿入口32と、紙幣を返却するための紙幣返却口33と、領収書の発行指示を受け付ける領収書発行ボタン34と、領収書を外方に送り出す領収書発行口35とを有している。また、利用者操作部3は、通行券が挿入される通行券挿入口36と、クレジットカード等を挿入するカード挿入口37と、異常時等に収受員を呼び出す収受員呼び出しボタン38とを有している。
次に、上記構成の第一実施形態の料金自動収受機100の作用について説明する。
上記のような第一実施形態の料金自動収受機100は、筐体1の前面1b側に停車した車両4の運転手等の利用者により通行券挿入口36に通行券が挿入されたとき、その通行券の磁気情報に基づき車種、通行距離に応じた料金を計算して、料金表示部31に表示する。そして、利用者は、この料金表示部31の料金表示に従って、硬貨受皿21及び紙幣挿入口32に金銭を投入する。すると、料金自動収受機100は、投入された金銭を計数し、この計数結果と先の料金との差額に基づき、釣銭がある場合には、その釣銭を釣銭返却口24及び紙幣返却口33から返却する。
特に、硬貨にて利用者が支払いをする場合、料金自動収受機100から突出している硬貨受皿21に硬貨を利用者が投げ入れると、第二部材21bと接続された硬貨案内路23を介して硬貨が硬貨処理装置22に回収される。そして、硬貨処理装置22にて、釣銭が生じる場合には、釣銭案内路25を介して釣銭返却口24に釣銭が払い出される。
また、硬貨受皿21にドアミラー等の車両4の一部が接触して、車両4の進行方向である車線5前後方向の後方側から前方側に向かって硬貨受皿21に外力が作用すると、硬貨受皿21の位置を使用位置に保持している保持手段29のロックが外れる。ロックが外れると、加力手段28であるバネ部材によって硬貨受皿21は収容部10に向かって力が加えられて引っ張られる。硬貨受皿21は、作用する外力とともに加力手段28により引っ張られる力によって、回転軸26aを中心に時計回りに回転して収容部10に勢いよく収容される。
さらに、硬貨受皿21に外力が作用した場合に、硬貨受皿21に既に硬貨が投入されている状態であると、硬貨受皿21が回転することで硬貨は筐体1の内部に落下する。落下した硬貨は、落下硬貨回収部27の受け部27aに落下して回収される。そして、受け部27aの底部分に傾斜が設けられていることで、落下硬貨案内路27bに案内されて釣銭返却口24にて利用者に返却される。
上記のような料金自動収受機100によれば、硬貨受皿21の車線5前後方向の後方側から前方側に向かって外力が作用した場合に、案内手段26である回転軸26aによって硬貨受皿21を収容部10に案内する。そのため、車線5上を通行する車両4が料金を支払うために料金自動収受機100に近づいて車両4のドアミラー等が硬貨受皿21に接触した場合に、硬貨受皿21を筐体1内の収容部10に収容することができる。即ち、車両4の一部と接触した場合に、硬貨受皿21を案内手段26である回転軸26aが車両4と接触した位置から退避させることができる。その結果、車両4にかかる衝撃を軽減することができる。さらに、硬貨受皿21は、案内手段26の回転軸26aを介して筐体1と接続されたまま、筐体1内の収容部10に収容される。そのため、硬貨受皿21を脱落させることなく車両4と接触した位置から退避させることができる。したがって、車両4前後方向の後方側から前方側に向かって外力を受けた場合に、硬貨受皿21を脱落させずに、接触による車両4への衝撃を軽減することができる。
また、回転軸26aを介した回転運動によって硬貨受皿21を収容部10に円滑に案内することができる。そのため、硬貨受皿21を脱落させずに、接触による車両4への衝撃を軽減する案内手段26を簡易な構造で構成することができる。
さらに、使用位置から収容部10に向かうように力を加えて硬貨受皿21を引き込む加力手段28であるバネ部材と、予め定めた大きさの外力が作用した場合にロックが外れる保持手段29とが設けられている。そのため、硬貨受皿21は、バネ部材によって収容部10に向かう力が加えられたまま、保持手段29により使用位置に保持される。その一方で、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって硬貨受皿21に外力が作用した場合に、この外力と加力手段28による力の和が保持手段29によって硬貨受皿21を使用位置に保持する保持力を超えることで、硬貨受皿21を収容部10に移動させることができる。即ち、加力手段28であるバネ部材が、硬貨受皿21の収容部10への移動を補助することで、硬貨受皿21に作用する外力が小さい場合であっても、所定の大きさの外力であれば、硬貨受皿21を収容部10に収容することができる。したがって、通常利用時の料金自動収受機100の使用性である硬貨受皿21としての機能を維持しながらも、車両4の一部との接触による車両4への衝撃をより効果的に軽減することができる。
また、落下硬貨回収部27が、収容部10に案内される経路上の硬貨受皿21を鉛直方向下側から覆うように配置されている。そのため、落下硬貨回収部27の受け部27aによって硬貨受皿21から落下した硬貨を回収することができる。即ち、硬貨受皿21にすでに硬貨が投入された後に、硬貨受皿21が収容部10に移動して硬貨が筐体1の内部に落下しても、落下した硬貨を、釣銭返却口24から利用者に返却することができる。これにより、硬貨受皿21に車両4の一部が接触しても、利用者が硬貨受皿21に投入した硬貨をなくすことなく、硬貨を利用者に返却することができる。
さらに、硬貨受皿21の鉛直方向上側から見た形状が円弧状をなすように第三部材21cが形成されている。そのため、回転軸26aによって硬貨受皿21が収容部10に案内されるときの回転運動が筐体1の内部の部品と干渉して阻害されることを防ぐことができる。これにより、案内手段26はより効率的に硬貨受皿21を収容部10に案内させることができる。
また、突出部を硬貨受皿21とすることで、硬貨受皿21を筐体1の前面1bから突出させて配置できる。そのため、利用者が料金自動収受機100に硬貨を投入したりすることで支払いをする際に利便性を向上させることができる。そして、硬貨受皿21の車線5前後方向に車両4が接触するなどして外力が作用した場合に、硬貨受皿21を収容部10に収容することができ、硬貨受皿21を脱落させることなく車両4から離すことができる。したがって、料金自動収受機の利便性を向上させた上で、接触による車両4への衝撃を軽減して安全性を向上させることができる。
《第二実施形態》
次に、図4及び図5を参照して第二実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の料金自動収受機100は、硬貨処理部202の復帰案内手段262が復帰手段を兼ねている点について、第一実施形態と相違する。
即ち、第二実施形態の料金自動収受機100における硬貨処理部202の復帰案内手段262は、筐体1の裏面と平行な回転軸26aの鉛直方向下側を筐体1の内部に向かって傾けて配置される傾斜回転軸262aを有している。また、第二実施形態の料金自動収受機100は、加力手段28や保持手段29を有していない。
傾斜回転軸262aは、硬貨受皿21を収容部10に案内する案内手段でありながら、硬貨受皿21に作用する重力を利用して、収容部10に位置する硬貨受皿21を使用位置まで復帰させる復帰手段でもある。つまり、傾斜回転軸262aは、外力が作用して収容部10に収容された硬貨受皿21に対して、復帰手段として硬貨受皿21に作用する重力を利用して外力が作用する前の使用位置に硬貨受皿21を移動させる。具体的には、傾斜回転軸262aは、一端が前面パネル1aの裏面に面して配置されており、他端が筐体1の前面1bと直交して鉛直方向に広がる面に沿って筐体1の内側に向かって収容部10に入り込むよう配置されている。即ち、傾斜回転軸262aは、筐体1の前面1bから所定の角度αだけ傾いて配置される回転軸26aである。
なお、傾斜回転軸262aの所定の角度αは、硬貨受皿21の質量や硬貨受皿21を収容部10に移動させたい外力の大きさ等の使用する環境に合わせて適宜選択すればよい。
硬貨受皿21は、筐体1の前面1bから突出し過ぎないよう位置を調整する突起部21eを有している。突起部21eは、収容部10における前面パネル1aの裏面側の一部と接触するよう第三部材21cから車線5前後方向の前方側に向かって突出して延びている。
図5に示すように、第二実施形態の硬貨受皿21は、第一実施形態と同じ形状の硬貨受皿21を回転軸26aの傾斜に合わせて配置しているが、硬貨受皿21の内部の形状を、傾斜回転軸262aが傾斜しても、硬貨案内路23との接続部分の開口21fに向かって傾斜するように形成することが好ましい。そして、第二実施形態における硬貨受皿21は、第一実施形態と同様の形状であることに限定されるものではない。例えば、硬貨受皿21の開口部分が水平となるよう、硬貨受皿21の形状を変更してもよい。
次に、上記構成の第二実施形態の料金自動収受機100の作用について説明する。
上記のような第二実施形態の料金自動収受機100は、通常利用時において、傾斜している傾斜回転軸262aで硬貨受皿21を支持している。そのため、硬貨受皿21は、硬貨受皿21自体に作用する重力によって傾斜回転軸262aに対してぶら下がりつつ、突起部21eによって筐体1に支持されていることとなる。その結果、硬貨受皿21は、使用位置である筐体1の前面1bから突出した位置に配置されている。
そして、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって車両4の一部が接触して硬貨受皿21に外力が作用すると、硬貨受皿21は傾斜回転軸262aを中心に時計回り(図4A方向)に回転して収容部10に収容される。その後、硬貨受皿21に作用する重力によって、傾斜回転軸262aを中心に反時計回りに回転して、筐体1の前面1bである使用位置に自動的に復帰する。
上記のような第二実施形態の料金自動収受機100によれば、復帰手段である傾斜回転軸262aによって使用位置まで硬貨受皿21の位置を収容部10から復帰させる。そのため、硬貨受皿21が収容部10に収容されたままの状態となることを防ぐことができる。これにより、外力が受けた硬貨受皿21を、復帰手段である傾斜回転軸262aによって使用位置に容易に戻すことができ、硬貨受皿21を使用位置に戻す負担を軽減できる。
また、硬貨受皿21が収容部10に収容されたとしても、復帰手段である傾斜回転軸262aが傾斜していることで、硬貨受皿21に作用する重力を利用して傾斜回転軸262aを中心に回転させることができる。即ち、収容部10に収容された硬貨受皿21を再び使用位置に自動的に戻すことができる。したがって、収容部10に収容された硬貨受皿21に別途動力を与えずとも硬貨受皿21を再び使用位置に自動的に戻すことができる。
《第三実施形態》
次に、図6及び図7を参照して第三実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の料金自動収受機100は、硬貨処理部203の案内手段26の回転軸26aが二つである点について、第一実施形態と相違する。
即ち、第三実施形態の料金自動収受機100における硬貨処理部203は、図6、図7に示すように、円形硬貨受皿213と、円形硬貨受皿213を異なる方向に回転させて収容部10に案内する回転案内手段263とを有している。
円形硬貨受皿213は、硬貨受皿21と異なる形状をしており、鉛直方向上側から見た形状が半円形状をなして開口した有底筒状に形成されている。具体的には、円形硬貨受皿213は、半円筒状をなして有底筒状の側面部分を形成する上部筒と、半球面状をなして有底筒状の底部分を形成する下部筒とを有している。
上部筒は、一面が平面をなす半円筒状に形成されており、平面部分が筐体1の前面1bと平行に配置されている。
下部筒は、上部筒の平面部分と平面をなすよう一体に接続される半円板部分と、半円板部分と上部筒とを球面状をなして滑らかに接続して有底筒状の底部分を形成する半球面部分とを有している。下部筒は、半円板部分に硬貨案内路23との接続部分の開口21gが形成されている。
回転案内手段263として、硬貨受皿21を時計回り(図6A方向)に回転させて収容部10に収容する第一回転部2631と、硬貨受皿21を第一回転部2631と反対の回転方向である反時計回り(図7B方向)に回転させて収容部10に収容する第二回転部2632とを有している。
第一回転部2631は、車線5前後方向の後方側から前方側に向けて円形硬貨受皿213に外力が作用した場合に円形硬貨受皿213を時計回りに回転させて収容部10に案内する第一回転軸263aを有している。
第一回転軸263aは、筐体1の前面1bにおいて円形硬貨受皿213に対して車線5前後方向の後方側に設けられている。具体的には、第一回転軸263aは、円形硬貨受皿213の車線5前後方向の後方側の角部で筐体1に対して円形硬貨受皿213を回転可能に固定している。第一回転軸263aは、鉛直方向に延びる回転軸26aであり、円形硬貨受皿213を時計回りに回転させることによって、円形硬貨受皿213を収容部10に収めるよう案内する。
第二回転部2632は、車線5前後方向の前方側から後方側に向けて円形硬貨受皿213に外力が作用した場合に、円形硬貨受皿213及び第一回転部2631を一体として回転させて収容部10に案内する。第二回転軸263cは、第一回転部2631を回転可能に支持する第二回転部本体263bと、第二回転部本体263bを筐体1に対して回転可能に支持する第二回転軸263cとを有している。
第二回転部本体263bは、内部が開口しているO状の枠体をなしている。第二回転部本体263bは、内部の開口の車線5前後方向の後方側にて、第一回転軸263aの一端と他端とを回転可能に支持している。即ち、第二回転部本体263bは、円形硬貨受皿213を周りから取り囲むように開口部分に回転可能に配置している。
第二回転軸263cは、筐体1の前面1bにおいて円形硬貨受皿213に対して車線5前後方向の前方側に第一回転軸263aに対して平行に配置されている。即ち、第二回転軸263cは、第二回転部本体263bである枠体の車線5前後方向の前方側の端部で、筐体1に対して第二回転軸263c本体を反時計回りに回転可能に固定している。第二回転軸263cは、鉛直方向に延びる回転軸26aであり、第二回転軸263c本体を反時計回りに回転させることによって、円形硬貨受皿213及び第一回転部2631を収容部10に収めるよう案内する。
また、第一実施形態や第二実施形態と同様に、落下硬貨回収部27の受け部27cは、硬貨受皿21の軌道を鉛直方向下側から大きく受けるように形成される。そのため、第三実施形態における受け部27cは、第一実施形態及び第二実施形態の受け部27aよりも大きく形成されている。
次に、上記構成の第三実施形態の料金自動収受機100の作用について説明する。
上記のような第三実施形態の料金自動収受機100において、車両4の前進方向である車線5前後方向の後方側から前方側に向かって車両4の一部が接触して円形硬貨受皿213に外力が作用する。その結果、図6に示すように、円形硬貨受皿213は、第一回転部2631によって円形硬貨受皿213は第一回転軸263aを中心に時計回りに回転して収容部10に案内されて収容される。
一方、料金自動収受機100の前を行き過ぎてしまいドアを半開き状態で後退した場合には、車両4の後退方向である車線5前後方向の前方側から後方側に向かって車両4の一部が接触して円形硬貨受皿213に外力が作用する。その結果、図7に示すように、円形硬貨受皿213は、第二回転部2632によって円形硬貨受皿213は第一回転軸263aとともに第二回転軸263cを中心に反時計回りに回転して収容部10に案内されて収容される。
上記のような第三実施形態の料金自動収受機100によれば、回転案内手段263が第一回転部2631及び第二回転部2632を有している。そのため、異なる方向に回転する第一回転軸263a及び第二回転軸263cのいずれの軸を中心としても円形硬貨受皿213を回転させることができる。したがって、車線5前後方向の前方側及び後方側のいずれの方向から車両4が接触して円形硬貨受皿213に外力が作用しても、円形硬貨受皿213を収容部10に収容することができる。つまり、車両4前後方向のどちらの方向から外力を受けた場合であっても、円形硬貨受皿213を筐体1内の収容部10に収容させることができる。これにより、円形硬貨受皿213を脱落させずに、接触による車両4への衝撃をより効果的に軽減することができる。
また、硬貨受皿21が鉛直方向上側から見た形状が半円形状をなしている。そのため、車線5前後方向の前方側及び後方側のどちらかの方向から外力が作用して、第一回転軸263a及び第二回転軸263cのいずれかの軸を中心として硬貨受皿21が回転しても筐体1内の部品と干渉して回転運動が阻害されることを防ぐことができる。これにより、二つの回転軸26aを有する構造を容易に形成し、回転案内手段263はより効率的に円形硬貨受皿213を収容部10に案内させることができる。
なお、第三実施形態における硬貨受皿である円形硬貨受皿213は、半円形状をなしているものに限定されるわけではない。即ち、第三実施形態における硬貨受皿は、回転案内手段263によって硬貨受皿を収容する際の動きを阻害しないように回転案内手段263の回転軌跡よりも小さい形状であればよく、例えば台形状をなしていてもよい。
《第四実施形態》
次に、図8及び図9を参照して第四実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第四実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第四実施形態の料金自動収受機100は、硬貨処理部204について第一実施形態と相違する。
即ち、第四実施形態の料金自動収受機100における硬貨処理部204は、図8、9に示すように、第一実施形態とは形状の異なる変換硬貨受皿214と、変換硬貨受皿214を収容部10に案内するスライド案内手段264と、硬貨案内路23と一体をなした一体落下硬貨回収部274とを有している。なお、第四実施形態における硬貨処理装置22や釣銭返却口24は第一実施形態と同様の構成である。
変換硬貨受皿214は、鉛直方向上側が開口した第一実施形態と形状の異なる有底筒状に形成されている。具体的には、変換硬貨受皿214は、鉛直方向上側から見た形状が車線5前後方向の後方側が傾斜した斜辺をなす台形形状に形成されている。変換硬貨受皿214は、筐体1の前面1bから鉛直方向下側に向かって斜めに突出するよう配置されている。変換硬貨受皿214は、底部分に開口21hが形成され、硬貨案内路23が接続されている。変換硬貨受皿214は、投入された硬貨が硬貨案内路23に送られるよう開口21hに向かって傾斜して設けられている。変換硬貨受皿214は、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって作用する外力を使用位置から収容部10に向かう力に変換させる変換部6を有している。また、変換硬貨受皿214には、筐体1の前面1bから突出し過ぎないよう位置を調整するために、筐体1の前面1bの裏側である収容部10の一部と接触する突起部21eが側面から車線5前後方向の両側に向かって延びている。
変換部6は、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって作用する外力を、使用位置から収容部10に向かう方向の力と、そのまま車線5前後方向の前方側に向かう力とに分解して変換している。変換部6は、変換硬貨受皿214の車線5前後方向の後方側の側面である台形形状の斜辺に該当する傾斜面である。変換部6である傾斜面は、車線5前後方向に対して45°の角度で傾斜して設けられていることが好ましいが、車線5前後方向の後方側から作用する外力を使用位置から収容部10に向かう方向の力に変換できるよう車線5前後方向に対して傾いて形成されていればよい。
スライド案内手段264は、筐体1に対して変換硬貨受皿214を使用位置である筐体1の前面1bから収容部10に向かってスライド可能に支持するスライドレール264aを有している。スライド案内手段264は、筐体1の前面1bから収容部10である筐体1の内部に向かいながら、鉛直方向上側に向かって傾くようスライドレール264aを傾斜して配置している。スライドレール264aは、変換硬貨受皿214を鉛直方向下側から支持して、車線5前後方向に平行に並ぶ二本のレールである。
また、スライド案内手段264は、スライドレール264aを傾斜して配置することで復帰手段を兼ねている。即ち、スライド案内手段264は、スライドレール264aを利用して変換硬貨受皿214を収容部10に案内しつつ、変換硬貨受皿214に作用する重力によって、収容部10に収容された変換硬貨受皿214を筐体1の前面1bまで移動させて使用位置に復帰させる。具体的には、スライド案内手段264は、スライドレール264aの一端が筐体1の前面1bに面して配置されており、他端が収容部10において一端よりも鉛直方向上側に向かって配置されている。即ち、スライド案内手段264は、筐体1の前面1bから水平面に対して所定の角度βだけ傾けてスライドレール264aを配置している。
なお、スライドレール264aを配置する際の所定の角度βは、硬貨受皿21の質量や硬貨受皿21を収容部10に移動させたい外力の大きさ等の使用する環境に合わせて適宜選択すればよい。
一体落下硬貨回収部274は、第一実施形態における硬貨案内路23と落下硬貨回収部27とが一体になっている。即ち、一体落下硬貨回収部274は、変換硬貨受皿214が収容部10に向かって移動する場合に、変換硬貨受皿214から落下した硬貨を回収して、釣銭返却口24ではなく硬貨処理装置22に搬送している。
次に、上記構成の第四実施形態の料金自動収受機100の作用について説明する。
上記のような第四実施形態の料金自動収受機100は、通常利用時においては、傾斜して配置されるスライドレール264a上に変換硬貨受皿214が支持されている。そのため、変換硬貨受皿214は、変換硬貨受皿214自体に作用する重力によってスライドレール264aを滑り降りつつ、突起部21eによって筐体1に対して支持されている。その結果、変換硬貨受皿214は、使用位置である筐体1の前面1bから突出した位置に配置されている。
そして、変換硬貨受皿214にドアミラー等の車両4の一部が変換部6である傾斜面に接触すると、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって変換硬貨受皿214に外力が作用する。この外力は、変換部6によって使用位置から収容部10に向かう方向の力と、車線5前後方向の前方側に向かう力とに分解される。そして、分解された力のうち使用位置から収容部10に向かう方向の力によって、変換硬貨受皿214は、スライド案内手段264であるスライドレール264aに沿ってスライド移動する。スライド移動した変換硬貨受皿214は、筐体1の内部である収容部10に収容される。その後、変換硬貨受皿214に作用する重力によって、変換硬貨受皿214はスライドレール264aを滑り降りるそして、変換硬貨受皿214は、筐体1の前面1bである使用位置に自動的に復帰する。
さらに、変換硬貨受皿214に外力が作用した場合に、変換硬貨受皿214に既に硬貨が投入されている状態であると、変換硬貨受皿214がスライド移動することで硬貨は筐体1の内部に落下する。落下した硬貨は、一体落下硬貨回収部274に落下して回収され、硬貨処理機に送られる。
上記のような第四実施形態の料金自動収受機100によれば、変換硬貨受皿214に車線5前後方向の後方側から前方側に向かって外力が作用して、スライド案内手段264のスライドレール264a上を滑るようにスライド移動する。そのため、作用する外力を利用して収容部10に変換硬貨受皿214をより円滑に案内することができる。したがって、変換硬貨受皿214を脱落させずに、接触による車両4への衝撃を軽減する案内手段26を簡易な構造で構成することができる。
また、変換硬貨受皿214が収容部10に収容されたとしても、復帰手段である傾斜して配置されたスライドレール264aによって変換硬貨受皿214に作用する重力を利用して、スライドレール264a上を滑り下ろすことができる。即ち、収容部10に収容された変換硬貨受皿214を再び使用位置に自動的に戻すことができる。これにより、収容部10に収容された変換硬貨受皿214を再び使用位置に自動的に戻すことができる。したがって、別途動力を与えずとも収容部10に収容された変換硬貨受皿214を再び使用位置に自動的に戻すことができる。
さらに、変換硬貨受皿214に変換部6として車線5前後方向に対して傾いて形成される傾斜面を設けている。これにより、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって作用する外力を簡単に使用位置から収容部10に向かう力に変換することができる。つまり、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって変換硬貨受皿214に作用する外力が生じた場合に、変換硬貨受皿214に対して収容部10に向かう力を効果的に作用させることができる。これにより、変換硬貨受皿214を筐体1内の収容部10により一層円滑に案内することができる。
なお、本実施形態において変換部6である傾斜面は、変換硬貨受皿214の車線5前後方向の後方側に面する側面のみ設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、変換硬貨受皿214は、車線5前後方向の前方側の側面を傾斜面として変換部6を設けてもよく、車線5前後方向の前方側及び後方側の両方を傾斜面として変換部6を設けてもよい。即ち、変換硬貨受皿214には、車線5前後方向の前方側か後方側の少なくとも一方からの作用する外力を使用位置から収容部10に向かう力に変換させよう変換部6が設けられていればよい。
《第五実施形態》
次に、図10及び図11を参照して第五実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第五実施形態においては第四実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第五実施形態の料金自動収受機100は、硬貨処理部205が自動復帰手段7を備える点について第四実施形態と相違する。
即ち、第五実施形態の料金自動収受機100における硬貨処理部205は、図10、11に示すように、スライドレール264aを水平に配置した水平スライド案内手段265と、筐体1から離れた遠隔地からの信号を受けることで収容部10から使用位置に変換硬貨受皿214を移動させる自動復帰手段7とを有している。さらに、硬貨処理部205は、変換硬貨受皿214が収容部10に向かうように力を加える加力手段28と、変換硬貨受皿214を筐体1の前面1bである使用位置に保持する保持手段29とを有している。なお、第五実施形態における加力手段28と保持手段29とは、第一実施形態と同様の構成である。
水平スライド案内手段265は、第四実施形態と同様の変換硬貨受皿214を筐体1に対して使用位置である筐体1の前面1bから収容部10に向かって水平にスライド可能に支持している。水平スライド案内手段265は、第四実施形態のスライド案内手段264で用いたスライドレール264aを筐体1の前面1bから収容部10に向かって水平に配置している。
自動復帰手段7は、収容部10に収容された変換硬貨受皿214を筐体1から離れた遠隔地において、料金自動収受機100を監視・制御する遠隔監視端末8からの信号を受けることで、使用位置に向かって押し出して移動させる。自動復帰手段7は、収容部10に収容された変換硬貨受皿214を使用位置に向かって押し出すシリンダ部71と、遠隔監視端末8からの信号を受けてシリンダ部71を動かす制御部72とを有している。
シリンダ部71は、制御部72からの信号を受けて駆動する油圧シリンダである。シリンダ部71は、制御部72から信号が入力されると収容部10から筐体1の前面1bに向かってスライドレール264aに沿って水平に延びるよう駆動する。
なお、シリンダ部71は、油圧シリンダに限定されるものではなく、例えば、空気圧シリンダやソレノイドを用いてもよい。
制御部72は、筐体1内に内蔵され、変換硬貨受皿214が収容部10に収容されたことを不図示のセンサが検知した場合に、遠隔地に配置された遠隔監視端末8に信号を送る。さらに、制御部72は、遠隔監視端末8にて作業されることで信号が入力されると、シリンダ部71を駆動させる信号を出力する。
次に、上記構成の第五実施形態の料金自動収受機100の作用について説明する。
上記のような第五実施形態の料金自動収受機100では、変換硬貨受皿214にドアミラー等の車両4の一部が接触すると、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって変換硬貨受皿214に外力が作用する。その結果、変換硬貨受皿214の位置を使用位置に保持している保持手段29のロックが外れる。ロックが外れると、加力手段28であるバネ部材によって変換硬貨受皿214は収容部10に向かうように力が加えられて引っ張られる。変換硬貨受皿214は、作用する外力とともに加力手段28により引っ張られる力によって、スライドレール264a上を滑るようにスライド移動して収容部10に勢いよく収容される。
その後、収容部10に変換硬貨受皿214が収容されたとの情報が制御部72から遠隔監視端末8に信号として送られる。そして、遠隔監視端末8を操作している係員に変換硬貨受皿214が収容部10に収容されていることが通知される。係員が遠隔操作端末を操作して変換硬貨受皿214を使用位置に戻すよう入力すると、遠隔操作端末から信号を受けた制御部72はシリンダ部71を駆動させる信号を出力する。シリンダ部71は、信号が入力されると筐体1の前面1bに向かって移動する。シリンダ部71の移動によって、変換硬貨受皿214が押されて収容部10から筐体1の前面1bに向かって移動し始める。その後もシリンダ部71に押し出されるように変換硬貨受皿214は移動をつつけて、使用位置まで戻され、保持手段29が再びロックされる。
上記のような第五実施形態の料金自動収受機100では、水平スライド案内手段265において水平に配置されたスライドレール264aに支持された変換硬貨受皿214を加力手段28であるバネ部材を用いて使用位置から収容部10に向かうように力を加えている。そして、予め定めた大きさの外力が作用した場合にロックが外れる保持手段29が設けられている。そのため、変換硬貨受皿214はバネ部材による収容部10に向かう力が与えられたまま、保持手段29により使用位置に保持される。その一方で、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって変換硬貨受皿214に外力が作用した場合に、この外力と加力手段28による力の和が保持手段29によって使用位置に保持する保持力を超えることで、変換硬貨受皿214を収容部10に移動させることができる。即ち、加力手段28であるバネ部材が、変換硬貨受皿214の収容部10への移動を補助することで、変換硬貨受皿214に作用する外力が小さい場合であっても、所定の大きさの外力であれば、変換硬貨受皿214を収容部10に収容することができる。したがって、通常利用時の料金自動収受機100の使用性を維持しながらも、車両4の一部との接触による車両4への衝撃をより効果的に軽減することができる。
また、自動復帰手段7によって遠隔地からの信号を受けることで使用位置に硬貨受皿21を戻すことができる。即ち、遠隔地の遠隔監視端末8を係員が操作することにより、シリンダ部71を駆動させて収容部10に収容されている変換硬貨受皿214を使用位置まで移動させることができる。そのため、遠隔地から任意のタイミングで変換硬貨受皿214を使用位置に戻すことができる。したがって、変換硬貨受皿214と接触した車両4が筐体1の前から移動し終わる前に、変換硬貨受皿214を使用位置に戻してしまい、再び車両4に変換硬貨受皿214を接触させてしまうことを防止できる。これにより、変換硬貨受皿214と接触することによって車両4に生じる損傷を抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、第四実施形態の第一変形例として、スライド案内手段264を筐体1の前面1bから水平に変換硬貨受皿214をスライド移動可能にしてもよい。
即ち、第一変形例は、図12に示すようにスライドレール264aを筐体1の前面1bから水平面に対して所定の角度βだけ傾けずに、第五実施形態のように水平に配置している。
スライドレール264aが水平に配置されていることで、第四実施形態に比べて、変換硬貨受皿214を収容部10に収容する場合に、筐体1の前面1bに向かう重力等の力の影響を変換硬貨受皿214が受けにくくなる。そのため、変換硬貨受皿214に車両4が接触した場合に、第四実施形態に比べて大きな力を必要とせずに変換硬貨受皿214を収容部10へ収容することができる。したがって、簡単な構成によって収容部10に効率的に収容させることができ、車両4への損傷を抑制することを目的とする。
また、第四実施形態の第二変形例として、スライド案内手段264は、変換硬貨受皿214を筐体1の前面1bから下がるようにスライド移動可能にしてもよい。
即ち、第二変形例は、図13に示すようにスライドレール264aを筐体1の前面1bから水平面に対して所定の角度βだけ下げるように傾けて配置している。また、自重によって変換硬貨受皿214が収容部10に収容されないように、所定の大きさの外力が作用するまで変換硬貨受皿214を使用位置に保持しておく第一実施形態と同様の保持手段29を設けている。
スライドレール264aを筐体1の内部に向かうにしたがって鉛直方向下側に向かうように配置することで、重力を利用して変換硬貨受皿214を収容部10に収容させることができる。そのため、変換硬貨受皿214に車両4が接触した場合に、僅かな力でも収容部に収容することができる。したがって、簡単な構成で変換硬貨受皿214を収容部10により効率的に収容させることができる。
なお、第二変形例の場合、変換硬貨受皿214の開口部分が水平となるよう、変換硬貨受皿214の形状を変更することがより好ましい。
《第六実施形態》
次に、図14から図17を参照して第六実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第六実施形態においては、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第六実施形態の料金自動収受機100では、身障者スイッチ9をさらに備える。
即ち、第六実施形態の料金自動収受機100は、図14に示すように、下段側の利用者操作部3の構成として身障者スイッチ9を備える。身障者スイッチ9は、利用者が身体障害者である場合に、利用者が係員である料金収受員に支援を求めるために操作するスイッチである。身障者スイッチ9には、車線5にいる車両4の運転手等の利用者に対して身体障害者用の入力装置であることを示す表示がされている。身障者スイッチ9は、利用者が操作してオン動作させることで料金収受員を呼び出す。
また、第六実施形態の料金自動収受機100は、収容部10として、後述する身障者スイッチ9の身障者レバー91を収容するレバー収容部11が形成されている。レバー収容部11は、筐体1の前面1bの一部が矩形状に開口して、筐体1の内部に形成される空間(収容空間)である。レバー収容部11は、身障者レバー91を収容した場合に筐体1の前面1bから突出しないように、筐体1の中に完全に身障者レバー91を収容可能とするような大きさの空間として形成されている。
身障者スイッチ9は、図15に示すように、筐体1の前面1bから突出して形成される身障者レバー91と、身障者レバー91を異なる二方向に移動させる案内手段26であるレバー案内手段92とを有している。
身障者レバー91は、硬貨受皿21と同様に、車両4の運転手等の利用者が料金自動収受機100を使用するための突出部である。ここで、第六実施形態においては、利用者によって身障者スイッチ9を作動させる前の初期位置を使用位置と称する。身障者レバー91は、棒状をなしており、使用位置において前面1bから垂直に突出している。具体的には、身障者レバー91は、前面1bから垂直に円柱状をなして延びるレバー本体部91aと、レバー本体部91aの筐体1から突出している側の端部に設けられる球状のレバー先端部91bとを有している。
レバー案内手段92は、身障者スイッチ9をオン動作させるよう身障者レバー91を移動させる方向である第一方向T1と、身障者レバー91をレバー収容部11に収容させる回転方向である第二方向T2との異なる二方向に身障者レバー91を移動させる。ここで、本実施形態における第一方向T1とは、レバー先端部91bを筐体1の鉛直方向に移動させるように、レバー本体部91aを筐体1の前面1bと直交する面に沿って移動させる方向である。また、第二方向T2とは、鉛直方向に延びる回転軸回りに回転する方向である。
レバー案内手段92は、使用位置において身障者レバー91を筐体1の前面1bから垂直に突出させるように支持するレバー支持軸921と、レバー支持軸921の一方の端部を回転可能に支持する第一支持受け部922とを有している。レバー案内手段92は、レバー支持軸921の第一支持受け部922によって支持されていない側の他方の端部を回転可能であって、車線5幅方向に移動可能に支持する第二支持受け部923を有している。レバー案内手段92は、身障者レバー91の位置を使用位置に維持するようレバー支持部に対して力を加える軸維持部924を有している。
レバー支持軸921は、身障者レバー91を第二方向T2に回転移動させる場合の鉛直方向に延びる回転軸である。具体的には、レバー支持軸921は、身障者レバー91が使用位置に配置されている状態において鉛直方向に延びる軸部材である。レバー支持軸921は、身障者レバー91と接続されるレバー支持軸本体921aと、レバー支持軸921の一方の端部に配置される第一支持部921bと、レバー支持軸921の第一支持部921bと反対の他方の端部に配置される第二支持部921cとを有している。
レバー支持軸本体921aは、鉛直方向の中心部分にて、レバー先端部91bが形成されていない側のレバー本体部91aの端部が一体に接続されている。
第一支持部921bは、使用位置においてレバー支持部本体の鉛直方向下側の端部に形成されている。第一支持部921bは、球状をなしている。
第二支持部921cは、使用位置においてレバー支持部本体の鉛直方向上側の端部に形成されている。第二支持部921cは、球状をなしている。
第一支持受け部922は、第一支持部921bを、球状をなす第一支持部921bの中心点を回転中心として、回転自在に支持している。第一支持受け部922は、筐体1の内部に固定され、鉛直方向上側を向いて球状に窪む凹部922aが形成されている。第一支持受け部922は、凹部922aに第一支持部921bを嵌め込むことで、ボールジョイントのようにレバー支持軸本体921aを傾動自在且つ回転自在に支持している。
第二支持受け部923は、第二支持部921cを第二方向T2に回転可能、かつ、筐体1の前面1bに対して近づく方向である車線5幅方向に揺動可能に支持している。第二支持受け部923は、筐体1の内部に固定されている。第二支持受け部923は、第一支持受け部922を中心とする弧状をなして、車線5幅方向に延在している。第二支持受け部923は、車線5幅方向に沿って鉛直方向下側を向いた溝部923aが形成されている。具体的には、第二支持受け部923は、筐体1の内部に固定され、鉛直方向下側に開口を向けるよう断面C状をなすレールである。第二支持受け部923は、溝部923aに第二支持部921cを嵌め込むことで、第二支持受け部923の延びる方向に沿って第一支持受け部922を中心に第二支持部921cを移動可能としている。また、第二支持受け部923は、第一支持受け部922とともにレバー支持軸本体921aを支持することで、レバー支持軸921を軸回りにラジアルベアリングのように回転可能としている。
軸維持部924は、身障者レバー91が使用位置に配置されている状態を維持するようレバー支持軸921に対して初期状態の姿勢を維持するよう力を加えている。具体的には、軸維持部924は、レバー支持軸921に対して、鉛直方向に延びて、かつ、身障者レバー91を筐体1の前面1bから垂直に突出させている初期状態の姿勢を維持させる。そのため、軸維持部924は、車線5幅方向に働く力とレバー支持軸本体921a周りに働く力をレバー支持軸本体921aに加えている。例えば、本実施形態における軸維持部924は、レバー支持軸本体921aと筐体1の内部とを接続するコイルスプリング等のバネ部材である。
なお、軸維持部924はバネ部材に限定されるものではなく、例えば、油圧シリンダ等であってもよい。また、軸維持部924は、レバー支持軸921に対して力を加える構造であることに限定されるわけではなく、身障者レバー91に対して直接力を加える構造であってもよく、身障者スイッチの位置を使用位置に維持するようにする構造であればよい。
次に、上記構成の第六実施形態の料金自動収受機100における身障者スイッチ9の作用について説明する。
上記のような第六実施形態の料金自動収受機100において、筐体1の前面1b側に停車した車両4の運転手等の利用者が身障者スイッチ9を使用する場合、利用者は身障者レバー91を第一方向T1の下側に向かって移動させる。具体的には、図16に示すように、利用者が手などを身障者レバー91に対して鉛直方向上側から下側に向かって当てることで、身障者レバー91が鉛直方向下側に向かって押される。鉛直方向下側に向かって身障者レバー91に外力が働くと、第二支持部921cが第二支持受け部923に沿って筐体1の前面1bに近づくように移動して、レバー支持軸本体921aは鉛直方向上側を前面1bに近づけるように傾く。これにより、身障者スイッチ9が作動して、不図示の料金自動収受機100の制御部に信号が送られて、遠隔地などにいる収受員を呼び出す。その後、利用者の手などが離れることにより鉛直方向下側に向かって働く外力がなくなると、軸維持部924によってレバー支持軸921を初期状態の姿勢に戻すように力が働いているために、レバー支持軸921が引っ張られて、身障者レバー91が使用位置に戻る。これにより、身障者レバー91を使用位置に自動的に復帰させている。
また、図17に示すように、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって、車両4の一部が接触して身障者レバー91に車線5前後方向の前方に向かって外力が作用する。身障者レバー91に車線5前後方向の前方に向かって外力が作用すると、レバー支持軸921は、第一支持受け部922と第二支持受け部923とによって、第二方向T2の時計回り(図17におけるA方向)に回転する。これにより、身障者レバー91は、レバー収容部11に案内されて収容される。その後、車両4が離れることにより車線5前後方向に働く外力がなくなると、軸維持部924によってレバー支持軸921を初期状態の姿勢に戻すように力が働いているために、レバー支持軸921が回転して身障者レバー91が使用位置に戻る。これにより、身障者レバー91を使用位置に自動的に復帰させている。
一方、料金自動収受機100の前を行き過ぎてしまいドアを半開き状態で後退した場合には、車両4の一部が接触して車線5前後方向の前方側から後方側に向かって、身障者レバー91に外力が作用する。この場合、第一支持受け部922と第二支持受け部923とによって、レバー支持軸921は、第二方向T2の半時計回りに回転する。これにより、身障者レバー91は、レバー収容部11に案内されて収容される。
上記のような料金自動収受機100によれば、身障者レバー91の車線5前後方向の後方側から前方側に向かって外力が作用した場合に、レバー案内手段92によって身障者レバー91を収容部10に案内することができる。そのため、車線5上を通行する車両4が料金を支払うために料金自動収受機100に近づいて車両4のドアミラー等が身障者レバー91に接触した場合に、身障者レバー91を筐体1内のレバー収容部11に収容することができる。即ち、車両4の一部と接触した場合に、レバー案内手段92が身障者レバー91を車両4と接触した位置から離れた位置に移動させることができる。その結果、車両4にかかる衝撃を軽減することができる。加えて、身障者レバー91はレバー案内手段92のレバー支持軸921を介して筐体1と接続されたまま、筐体1内の収容部10に収容される。そのため、身障者レバー91を脱落させることなく車両4から離すことができる。
また、突出部を身障者レバー91とすることで、身障者レバー91を筐体1の前面1bから突出させて配置できる。そのため、身体機能の一部に障害を持つ身体障害者が利用者であっても、容易に身障者レバー91を触って操作することができる。したがって、料金自動収受機100の利便性を向上させた上で、接触による車両4への衝撃を軽減して安全性を向上させることができる。
さらに、レバー案内手段92によって、身障者レバー91を第二方向T2にいずれの向きにも回転させることができる。したがって、車線5前後方向のいずれの方向から外力を受けた場合であっても、身障者レバー91を筐体1内のレバー収容部11に収容することができる。
なお、第一支持部921b及び第一支持受け部922の間には、所定の大きさの外力が作用するまで、第一支持部921bを第二方向T2に回転させない不図示の回転保持手段が設けられていてもよい。回転保持手段としては、例えば、ボールキャッチやマグネットキャッチ等を採用することができる。このような回転保持手段を設けることで、身障者レバー91の不要な移動を抑制することができる。
また、身障者スイッチ9は、第五実施形態のように、筐体1から離れた遠隔地からの信号を受けることでレバー収容部11から使用位置に身障者レバー91を移動させる自動復帰手段7を備えていてもよい。これにより、身障者レバー91と接触した車両4が筐体1の前から移動し終わる前に、身障者レバー91を使用位置に戻してしまい、再び車両4に身障者レバー91を接触させてしまうことを防止できる。
《第七実施形態》
次に、図18を参照して第七実施形態の料金自動収受機100について説明する。
第七実施形態においては、第六実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第七実施形態の料金自動収受機100では、第六実施形態における身障者スイッチ9が複数の身障者レバー91をさらに備える。
即ち、第七実施形態の料金自動収受機100においては、図18に示すように、レバー支持軸921に対して三つの身障者レバー91が、レバー支持軸921と交差する方向である水平方向の、互いに異なる方向に沿って伸びるように(放射状に)、均等に離れて配置されている。第七実施形態における身障者レバー91は、使用位置において、筐体1の前面1bから垂直に突出して配置される第一身障者レバー911と、第一身障者レバー911から第二方向の時計回り(図18におけるA方向)に120°ずつ離れた位置に配置される第二身障者レバー912と、第一身障者レバー911と第二身障者レバー912とからそれぞれ120°ずつ離れた位置に配置される第三身障者レバー913とを有している。
第一身障者レバー911、第二身障者レバー912、及び第三身障者レバー913は、第六実施形態における身障者レバー91と同じ構成を有しており、配置のみが異なっている。
また、レバー案内手段92は、レバー支持軸921の第二方向T2の位置を固定する第二方向固定部93を有している。第二方向固定部93は、レバー支持軸本体921aが第一支持受け部922に対して所定の角度のみ回転すると回転しないように位置を固定する。具体的には、第二方向固定部93は、図19に示すように、第一支持部921bと第一支持受け部922とに、ボールプランジャのような構造が設けられている。第二方向固定部93の第一支持部921bに設けられる構造としては、第一支持部921bの表面から突出する半球状の球状突起部93aである。この球状突起部93aは、スプリング等の弾性部材によって第一支持部921bの表面に対してへこませたり突出させたりすることが可能とされている。そして、第二方向固定部93の第一支持受け部922に設けられる構造としては、第一支持部921bに形成された半球状の突起と対応するように第一支持受け部922の凹部922aの表面から球面状に窪んだ球面窪み部93bを有している。第二方向固定部93は、これらの球状突起部93aと球面窪み部93bとを第一身障者レバー911、第二身障者レバー912、及び第三身障者レバー913と対応するように、レバー支持軸本体921aの周方向に均等に離れた位置に配置している。
次に、上記構成の第七実施形態の料金自動収受機100における身障者スイッチ9の作用について説明する。
上記のような第七実施形態の料金自動収受機100において、車線5前後方向の後方側から前方側に向かって、車両4の一部が接触して第一身障者レバー911に車線5前後方向の前方に向かって外力が作用する。第一身障者レバー911に車線5前後方向の前方に向かって所定の大きさ以上の外力が作用すると、レバー支持軸921を第二方向T2の時計回りに回転させるような力が作用する。レバー支持軸921を回転させる力が作用すると、第一支持部921bの球状突起部93aが第二支持受け部923に球面窪み部93bからずれる。そのため、球状突起部93aは、第一支持受け部922の凹部922aの表面によって押されて第一支持部921bの中心に向かってへこみ、第一支持部921bは固定が外れて第二方向T2を時計回りに回転する。その後、第一支持部921bが120°回転すると、隣接する球面窪み部93bと球状突起部93aとがはまる。これにより、レバー支持軸921の位置が再び固定される。この時、車両4と接触して外力が直接作用した第一身障者レバー911は、レバー収容部11へと案内されて収容される。同時に、第三身障者レバー913が、レバー収容部11から使用位置に向かって案内される。
同様に、車線5前後方向の前方側から後方側に向かって第一身障者レバー911に外力が作用すると、第二方向T2を反時計回り(図18におけるB方向)に回転して、第一身障者レバー911をレバー収容部11に案内して収容する。同時に、第二身障者レバー912が、レバー収容部11から使用位置に向かって案内される。
上記のような料金自動収受機100によれば、第一身障者レバー911の車線5前後方向の後方側から前方側に向かって外力が作用した場合に、外力が直接作用した第一身障者レバー911を収容部10に案内するとともに、他の外力が直接作用していない第二身障者レバー912または第三身障者レバー913を使用位置に案内することができる。そのため、車両4等が接触した場合に、接触した第一身障者レバー911を脱落させることなく車両4から離しながらも、他の第二身障者レバー912又は第三身障者レバー913を使用位置に自動で移動させることができる。したがって、接触による車両4への衝撃を軽減しながら、別途動力を与えずとも身障者レバー91を再び使用位置に自動的に戻すこと容易にできる。
なお、身障者レバー91は三つであることに限定されるものではなく、複数の身障者レバー91は、外力が直接作用した一の身障者レバーが収容された場合に、他の身障者レバーが使用位置に案内される構造であればよい。即ち、使用される料金自動収受機100に応じて適宜数を変更してもよい。例えば、複数の身障者レバー91は、二つとしてもよく、四つとしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、本実施形態では、料金自動収受機100として有料道路の料金所等に設置された料金自動収受機100を挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、駐車場等に設けられて自動で精算を行う料金自動収受機100であってもよい。
また、本実施形態においては案内手段26として回転軸26aを用いた実施形態とスライドレール264aを用いた実施形態とを別々に記載したが、これに限定されるものではなく。回転軸26aとスライドレール264aとを同時に用いた案内手段26を用いてもよい。
さらに、突出部である硬貨受皿21や身障者レバー91等が受ける外力は車線5前後方向の後方側から前方側に向かって作用する力だけでなく、逆に車線5前後方向の前方側から後方側に向かって作用する力であってもよい。この際、案内手段26である回転軸26aを設ける位置や変換硬貨受皿214の変換部6を設ける位置を変更することで対応できる。例えば、第一実施形態において回転軸26aを車線5前後方向の前方側に配置したり、回転軸26aを硬貨受皿21の鉛直方向上側か下側かに配置しつつ変換部6を硬貨受け設ける構造としたりすることによっても対応できる。
また、変換硬貨受皿214に設けられるような変換部6は、スライドレール264aを有する案内手段26であるスライド案内手段264である場合に限定されるものではなく、回転軸26aを有する案内手段26の場合に設けていてもよい。また、身障者レバー91に設けてもよい。例えば、第一実施形態における硬貨受皿21の車線5前後方向の後方側の側面に傾斜面が設けられて変換部6とされていてもよい。
さらに、硬貨受皿21や第一身障者レバー911等の突出部の外面に衝撃を吸収する緩衝材を設けてもよい。即ち、突出部の外面に緩衝材を設けることで、車両4が衝突した場合に、車両4に与える損傷を低減することができる。例えば、第二実施形態や第三実施形態のように硬貨受皿21が自動的に使用位置に復帰する場合、再び車両4に衝突する恐れがある。このような場合においても、硬貨受皿21に緩衝材が設けられていることで、車両に傷がつくことを効果的に低減できる。
また、落下硬貨回収部27と一体落下硬貨回収部274とは、実施形態に記載された硬貨処理部20,202,203,204,205の組み合わせに限定されるものではない。例えば、第一実施形態の硬貨受皿21や案内手段26に対して一体落下硬貨回収部274にように回収した硬貨を釣銭返却口24ではなく硬貨処理装置22に搬送する構造を用いてもよい。また、第四実施形態の変換硬貨受皿214やスライド案内手段264に対して落下硬貨回収部27のように回収した硬貨を釣銭返却口24に搬送する構造を用いてもよい。即ち、硬貨受皿21や案内手段26等の構造と筐体1の内部に落下した硬貨を回収する構造とは、どのような組み合わせで用いられてもよい。
さらに、利用者によって、収容部10に収容された硬貨受皿21、第一身障者レバー911等の突出部を手動で復帰させることが可能な構造としてもよい。例えば、第一実施形態のように硬貨受皿21が加力手段28によって、硬貨受皿21を収容部10に移動させる構造としている場合には、硬貨受皿21に把持して引き出すことが可能な溝等を設けてもよい。また、第五実施形態のように、収容部10に収容された後に、アクチュエータであるシリンダ部71を含む自動復帰手段7によって復帰させる構造としている場合には、復帰動作を行う場合以外は収容部10に変換硬貨受皿214が収容された後にもロックが掛からない構造としてもよい。
このようにすることで、慣れた利用者は手動で突出部を引き出すことによって使用位置に復帰させることが容易にできる。これにより、例えば、利用者が自分で硬貨受皿21を使用位置に復帰させて料金自動収受機100を継続して利用することができる。したがって、料金自動収受機100の利便性や操作性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、硬貨受皿21は硬貨を受け取る硬貨投入口として記載しているが、これに限定されるものではない。即ち、硬貨受皿21は釣銭返却口24の釣銭受皿として用いられてもよい。
このように硬貨受皿21を釣銭受皿として用いることで、筐体1から突出させて配置することができ、利用者が容易に釣銭を回収することができる。これにより、料金自動収受機100の利便性や操作性をより向上させることができる。
さらに、硬貨受皿21を釣銭受皿として用いる際に、硬貨受皿21に釣銭が払い出されて入っている場合がある。このような場合、硬貨受皿21を収容部10に収容しようとすると、釣銭が筐体1内に落下してしまうおそれがある。そのため、硬貨受皿21の収容部10に収容する際に、硬貨受皿21の上部の開口を閉塞する蓋部材を設けてもよい。例えば、収容部10の上部に板部材を設けて、収容されると同時に硬貨受皿21の開口が閉塞されるような構造としてもよい。
100…料金自動収受機 1…筐体 10…収容部 1a…前面 20,202,203,204,205…硬貨処理部 21…硬貨受皿 21a…第一部材 21b…第二部材 21c…第三部材 22…硬貨処理装置 23…硬貨案内路 24…釣銭返却口 25…釣銭案内路 26、…案内手段 26a…回転軸 27…落下硬貨回収部 27a、27c…受け部 27b…落下硬貨案内路 28…加力手段 29…保持手段 3…利用者操作部 31…料金表示部 32…紙幣挿入口 33…紙幣返却口 34…領収書発行ボタン 35…領収書発行口 36…通行券挿入口 37…カード挿入口 38…収受員呼び出しボタン 4…車両 5…車線 262…復帰案内手段 262a…傾斜回転軸 213…円形硬貨受皿 263…回転案内手段 2631…第一回転部 263a…第一回転軸 2632…第二回転部 263b…第二回転部本体 263c…第二回転軸 264…スライド案内手段 264a…スライドレール 214…変換硬貨受皿 6…変換部 274…一体落下硬貨回収部 265…水平スライド案内手段 7…自動復帰手段 71…シリンダ部 72…制御部 8…遠隔監視端末 9…身障者スイッチ 91…身障者レバー 91a…レバー本体部 91b…レバー先端部 92…レバー案内手段 921…レバー支持軸 921a…レバー支持軸本体 921b…第一支持部 921c…第二支持部 922…第一支持受け部 922a…凹部 923…第二支持受け部 923a…溝部 924…軸維持部 T1…第一方向 T2…第二方向 11…レバー収容部 911…第一身障者レバー 912…第二身障者レバー 913…第三身障者レバー 93…第二方向固定部 93a…球状突起部 93b…球面窪み部

Claims (19)

  1. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    を備え
    前記案内手段は、前記筐体に対して前記突出部を支持し、かつ、前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かってスライド可能に移動させるスライドレールを有し、
    当該案内手段は、前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記スライドレールに沿って前記突出部をスライドさせて前記収容部に案内することを特徴とする料金自動収受機。
  2. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かうように力を加える加力手段と、
    該加力手段による力に抗して、前記突出部を前記使用位置に保持する保持手段と、
    を備えることを特徴とする料金自動収受機。
  3. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    前記収容部に位置する前記突出部を、前記使用位置まで復帰させる復帰手段と、
    を備え、
    前記復帰手段は、前記突出部に作用する重力を利用して前記使用位置まで復帰させることを特徴とする料金自動収受機。
  4. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    前記収容部に位置する前記突出部を、前記使用位置まで復帰させる復帰手段と、
    を備え、
    前記復帰手段は、前記筐体から離れた遠隔地からの信号を受けることで、前記使用位置に前記突出部を移動させることを特徴とする料金自動収受機。
  5. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    を備え、
    前記突出部は、硬貨の受け取り又は払い出しが可能な硬貨受皿を含み、
    前記硬貨受皿が、前記収容部に案内される経路上を鉛直方向下側から覆うように配置され、
    前記硬貨受皿が移動することで落下する硬貨を受けて回収する落下硬貨回収部をさらに備えることを特徴とする料金自動収受機。
  6. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    を備え、
    前記突出部は、利用者が身体障害者である場合に、該利用者が料金収受員に支援を求めるための身障者レバーを含むことを特徴とする料金自動収受機。
  7. 前記案内手段が、前記突出部を回転可能に支持する回転軸を有し、
    前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記回転軸回りに前記突出部を回転させて前記収容部に案内することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の料金自動収受機。
  8. 前記案内手段は、前記回転軸として、前記突出部の前記車線前後方向の一方側に設けられ、前記車線前後方向の一方側から他方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を回転させて前記収容部に案内する第一回転軸と、
    前記車線前後方向の他方側から一方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を前記第一回転軸とともに回転させて前記収容部に案内する第二回転軸と、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の料金自動収受機。
  9. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    前記車線に向かって突出する突出部と、
    前記突出部を前面に配置するとともに、前記突出部を収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記突出部に車線前後方向に外力が作用した場合に、前記突出部を前記収容部に案内する案内手段と、
    を備え、
    前記案内手段が、前記突出部を回転可能に支持する回転軸を有し、
    前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記回転軸回りに前記突出部を回転させて前記収容部に案内し、
    前記案内手段は、前記回転軸として、前記突出部の前記車線前後方向の一方側に設けられ、前記車線前後方向の一方側から他方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を回転させて前記収容部に案内する第一回転軸と、
    前記車線前後方向の他方側から一方側に向けて前記突出部に外力が作用した場合に、前記突出部を前記第一回転軸とともに回転させて前記収容部に案内する第二回転軸と、
    を有することを特徴とする料金自動収受機。
  10. 前記案内手段は、前記筐体に対して前記突出部を支持し、かつ、前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かってスライド可能に移動させるスライドレールを有し、
    当該案内手段は、前記突出部に前記車線前後方向に外力が作用した場合に、前記スライドレールに沿って前記突出部をスライドさせて前記収容部に案内することを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  11. 前記突出部を前記使用位置から前記収容部に向かうように力を加える加力手段と、
    該加力手段による力に抗して、前記突出部を前記使用位置に保持する保持手段と、
    を有することを特徴とする請求項1、及び請求項3から請求項10のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  12. 前記収容部に位置する前記突出部を、前記使用位置まで復帰させる復帰手段を備えることを特徴とする請求項1、及び請求項5から請求項11のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  13. 前記復帰手段は、前記突出部に作用する重力を利用して前記使用位置まで復帰させることを特徴とする請求項12に記載の料金自動収受機。
  14. 前記復帰手段は、前記筐体から離れた遠隔地からの信号を受けることで、前記使用位置に前記突出部を移動させることを特徴とする請求項3、請求項12及び請求項13の何れか一項に記載の料金自動収受機。
  15. 前記突出部が、前記車線前後方向の少なくとも一方から作用する外力を、前記使用位置から前記収容部に向かう力に変換させる変換部を有することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  16. 前記突出部は、硬貨の受け取り又は払い出しが可能な硬貨受皿を含むことを特徴とする請求項1から請求項4、及び請求項6から請求項15のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  17. 前記硬貨受皿が、前記収容部に案内される経路上を鉛直方向下側から覆うように配置され、前記硬貨受皿が移動することで落下する硬貨を受けて回収する落下硬貨回収部を有することを特徴とする請求項16に記載の料金自動収受機。
  18. 前記突出部は、利用者が身体障害者である場合に、該利用者が料金収受員に支援を求めるための身障者レバーを含むことを特徴とする請求項1から請求項5、及び請求項7から請求項17のいずれか一項に記載の料金自動収受機。
  19. 車線の側部に配置され、前記車線上の車両から料金を収受するための料金自動収受機であって、
    利用者が身体障害者である場合に、該利用者が係員に支援を求めるための身障者レバーと、
    前記身障者レバーを前面に配置するとともに、前記身障者レバーを収容可能とする収容部が内部に形成された筐体と、
    使用位置においては前記前面から突出する前記身障者レバーに車線前後方向に外力が作用した場合に、前記身障者レバーを前記収容部に案内する案内手段と、
    を備え、
    前記案内手段は、複数の前記身障者レバーを回転可能に支持する回転軸を有し、
    前記回転軸には、
    複数の前記身障者レバーが、前記回転軸と交差する方向であって、互いに異なる方向に突出するよう複数設けられ、
    該案内手段は、複数の前記身障者レバーの一つに前記車線前後方向に外力が作用した場合に、外力が直接作用した前記身障者レバーを前記回転軸回りに回転させて、前記収容部に案内するとともに、他の身障者レバーを前記回転軸回りに回転させて、前記使用位置に案内することを特徴とする料金自動収受機。
JP2014038148A 2014-02-28 2014-02-28 料金自動収受機 Active JP6304875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014038148A JP6304875B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 料金自動収受機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014038148A JP6304875B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 料金自動収受機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015162168A JP2015162168A (ja) 2015-09-07
JP6304875B2 true JP6304875B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=54185205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014038148A Active JP6304875B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 料金自動収受機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6304875B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990005967U (ko) * 1997-07-22 1999-02-18 최진호 자동판매기의 동전투입부
JP3059250U (ja) * 1998-05-15 1999-07-09 松夫 青木 自動販売機の投入用硬貨一時預け置き受皿
JP2004227185A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Toshiba Corp アンテナユニットとカード処理システム
JP2004265206A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 通行料金収受用非接触icカードリーダ/ライタ
JP5222060B2 (ja) * 2007-12-04 2013-06-26 三菱重工業株式会社 料金自動収受機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015162168A (ja) 2015-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4857224B2 (ja) 有料駐輪システムにおける施錠装置
SE531959C2 (sv) En myntutmatningsanordning och en myntdeponerings- och utmatningsanordning
US8844705B2 (en) Cash box system for a vending machine
PT643374E (pt) Sistema de franquia electronica para artigos postais
JP6843384B2 (ja) 景品取得ゲーム装置
JP6304875B2 (ja) 料金自動収受機
KR102947088B1 (ko) 더러운 표면을 청소하기 위한 장치
JP5268687B2 (ja) 自動取引装置
CN218614073U (zh) 一种自主配送药物机器人
JP2006009346A (ja) 有料駐輪システムにおける施錠装置
US20120267215A1 (en) Device for the acceptance of coins
JPH0693277B2 (ja) 価値ある紙類を引出しそして預入れるための装置
CN114347046A (zh) 一种票据自动报销设备
JP2003040164A (ja) 駐輪用ロック装置
JP2006116035A (ja) クレーンゲーム機
CN201654874U (zh) 用于自动取款机的大额出钞装置
JP6535934B2 (ja) 発進制御機
JP6054172B2 (ja) 改札機および改札機の集札処理方法
JP5222060B2 (ja) 料金自動収受機
US12073695B1 (en) Self-sanitizing payment assembly for drive-through windows
JP7459766B2 (ja) 硬貨処理装置及び硬貨回収器
JP6617954B2 (ja) 運賃箱
JP6304869B2 (ja) 料金所設備
JP4603500B2 (ja) 車上用自動改札装置
JP7502829B2 (ja) 容器回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160324

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20161209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6304875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150