JP6306966B2 - 電動車両の駆動装置 - Google Patents
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Description
モータがロック状態に陥った場合に、通電を継続すると、所定の相に電流が集中し、特にパワー素子が過熱しやすい状態となる。過熱の結果、所定値以上の高温となると、デバイスを保護するためにモータの出力トルクを制限する必要が生じる。
また、例えば悪路でのスタック時や急な登り勾配での発進時などのように、車両発進時の走行抵抗が大きい場合には、ロック状態を脱したとしてもモータ起動トルクが走行抵抗に打ち勝つことができず、発進が不可能となって再度ロック状態に陥ることが懸念される。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、簡素な構成によりモータのロック状態を解消しかつ車両の発進性能を向上可能な電動車両の駆動装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、走行用動力源であるモータと、前記モータの駆動力を第1の駆動輪及び第2の駆動輪に伝達する動力伝達機構と、前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪との差動を拘束するクラッチと、前記クラッチの締結力を制御する締結制御手段とを備える電動車両の駆動装置であって、前記モータのロック状態を検出するロック状態検出手段を備え、前記締結制御手段は、車両を発進させる要求がありかつ前記ロック状態が検出された場合に、前記クラッチの締結力を前記ロック状態が解消するまで低減し、その後前記クラッチの締結力を増加させることを特徴とする電動車両の駆動装置である。
これによれば、ロック状態が生じた際に、クラッチの締結力を低減して一方の駆動輪を空転させることによって、モータの起動に要するトルクを低下させ、ロック状態を解消することができる。
その後、クラッチの締結力を増加させることによって、モータのトルク及び空転側の駆動輪のイナーシャに起因するトルク(空転側の駆動輪に蓄積された運動エネルギ)を非空転側の駆動輪に伝達させ、大きなトルクを与え車両の発進を容易にすることができる。
このようなクラッチは例えば駆動力配分制御用、差動制限用などとして車両の駆動装置に一般的に搭載されているものを利用することができ、モータロック対応のために新たなデバイスを付加する必要がない。
請求項3に係る発明は、前記前輪又は前記後輪の一方は、前記モータの駆動力が常時伝達され、他方は、前記モータの駆動力が前記クラッチの締結時にのみ伝達されることを特徴とする請求項2に記載の電動車両の駆動装置である。
請求項4に係る発明は、前記動力伝達機構は、前記前輪と前記後輪との差動を許容するセンターディファレンシャルを備え、前記クラッチは、前記センターディファレンシャルの差動を制限する差動制限機構に設けられることを特徴とする請求項2に記載の電動車両の駆動装置である。
これらの各発明によれば、AWDシステムの差動制限機構を用いて、既存の車両に容易に本発明を適用することができる。
これによれば、ドライバのアクセルペダル踏込量が不足するなどの理由によりモータがロック状態から脱出するトルクが不足する場合に、ドライバ要求に応じて設定されるトルクに対して実際のトルクを増加させる制御を行なうことによって、ロック状態からの脱出を迅速化してデバイスの過熱を防止することができる。
これによれば、モータの出力制限が開始される前にクラッチの締結力制御によりロック状態の解消を図ることによって、出力制限がかかってさらに車両が発進し難くなることを防止できる。
前記締結制御手段は、ロック状態が解消した後の前記クラッチの締結力を前記摩擦係数の増加に応じて増加させることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置である。
これによれば、クラッチの締結力増加によって回転を開始する側の駆動輪のスリップを抑制し、車両を安定して発進させることができる。
これによれば、モータの回転数が高い場合に急激にクラッチを締結して車両が急発進することを防止できる。
これによれば、クラッチ締結時に駆動力が不足して再度ロック状態に陥ることを防止できる。
これによれば、クラッチの締結時に差回転が大きくなってクラッチ等の耐久性に悪影響を与えることを防止できる。
これによれば、路面の勾配や車輪が溝にはまる等の原因によって発進が困難である場合に、より大きな駆動力を与えることができる。
実施例の電動車両の駆動装置は、例えば、四輪の乗用電気自動車(EV)に設けられるものである。
図1は、実施例の電動車両の駆動装置を有するパワートレーンの構成を示す図である。
モータ10としては、例えば、永久磁石(PM型)の三相誘導ACモータもしくは同期モータが用いられる。
モータ10には、モータ本体及び駆動回路等のデバイス温度を検出する温度センサ11、及び、ロータの回転速度を検出する回転センサ12が設けられている。
温度センサ11、回転センサ12の出力は、モータ制御ユニット80に伝達される。
動力伝達機構20には、必要に応じて減速機、変速機、ダンパ等が設けられる。
フロントディファレンシャル30は、最終減速装置、左右前輪の差回転を吸収する差動装置などを有して構成されている。
フロントディファレンシャル30には、前輪(前軸)の回転速度を検出する前輪回転センサ31が設けられている。
前輪回転センサ31の出力は、AWD制御ユニット90に伝達される。
リアディファレンシャル40は、最終減速装置、左右後輪の差回転を吸収する差動装置などを有して構成されている。
リアディファレンシャル40には、後輪(後軸)の回転速度を検出する後輪回転センサ41が設けられている。
後輪回転センサ41の出力は、AWD制御ユニット90に伝達される。
クラッチ50として、例えば、圧着力を電磁的にあるいは油圧制御によって連続的に調節可能な湿式多板クラッチを用いることができる。
バッテリ60は、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等の二次電池を備えている。
バッテリ60は、例えば、外部電源や、モータ10の回生発電によって充電され、蓄積された電力をインバータ70に供給する。
インバータ70は、モータ制御ユニット80から伝達されるトルク指令値に応じてモータ10を駆動する。
モータ制御ユニット80は、例えば、CPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
モータ制御ユニット80は、図示しないアクセルペダルからのドライバ入力に基づいて設定されるドライバ要求トルクや、クルーズコントロール制御装置からの指令に基づいて、モータ10の目標出力トルクを設定し、逐次トルク指令値をインバータ70に伝達する。
モータ制御ユニット80は、電流センサ81の出力値により推定されるスイッチング素子(IGBT)の温度、もしくは、温度センサ11のセンサ値が所定値以上の高温である場合に、トルク指令値を制限するデバイス保護制御を行なう。
また、モータ制御ユニット80は、トルク指令値を出力しているにも関わらず回転センサ12が回転を検出しない場合に、モータ10のロック状態を判別するロック状態判別機能を備えている。
通常走行時においては、AWD制御ユニット90は、例えば車速、モータトルク、路面の推定摩擦係数、ステアリング舵角、ブレーキ制動力、ヨーレート、各駆動輪の回転数等の車両の走行状態に関する各種パラメータに応じて、クラッチ50の締結力を設定するAWD制御を行う。
また、AWD制御ユニット90は、モータ制御ユニット80とCAN通信システム等の車載LANを介して通信し、車両の発進時に以下説明する協調制御を行なうようになっている。
図2は、実施例の電動車両の駆動装置の動作を示すフローチャートである。
図3は、実施例の電動車両の駆動装置を有するパワートレーンにおける各パラメータの推移の一例を示す図である。
図3において、横軸は時間を示し、縦軸は上段から順に、要求駆動力、モータ指令トルク、前輪軸回転数(モータ回転数と比例関係にある)、後輪軸回転数、デバイス温度、モータトルク制限率、クラッチ締結量を示している。
図3の横軸には、図2の対応するステップを記している(S08まで)。
以下、図2のステップ毎に順を追って説明する。
モータ制御ユニット80は、アクセルペダルの操作量や、クルーズコントロール制御装置からの指令に基づいて、車両発進要求(ドライバが車両を発進させようとする意図)の有無を判別する。
車両発進要求がある場合はステップS02に進み、ない場合はステップS11に進む。
モータ制御ユニット80は、現在のトルク指令値を予め設定された閾値と比較することによって、要求駆動力が前輪を回転(空転)させる駆動力より大きいか否かを判別する。
閾値は、例えば、従前の走行によって推定された路面の推定摩擦係数(推定μ)及び、前輪の接地荷重に基づいて設定することが可能である。
摩擦係数の推定は、各種の公知の手法を用いることが可能であり、例えば旋回時におけるセルフアライニングトルク等に基づいて摩擦係数を推定することができる。
要求駆動力が前輪を空転させる駆動力よりも大きい場合にはステップS03に進み、その他の場合にはステップS11に進む。
モータ制御ユニット80は、インバータ70に伝達されているトルク指令値、及び、回転センサ12の出力に基づいて、モータ10が起動困難なロック状態に陥っているか否かを判別する。
なお、ロック状態の判別は、デバイスが過熱して温度センサ11のセンサ値、もしくは、電流センサ81のセンサ値により推定されるスイッチング素子の温度が、所定の出力制限温度に達し、出力制限が開始される前に成立させて、以下説明するクラッチ50の締結力制御を早期に(モータ10のトルクが制限される前に)開始することが好ましい。
モータロック状態である場合はステップS04に進み、その他の場合にはステップS11に進む。
AWD制御ユニット90は、クラッチ50の締結力を、通常のAWD制御に基づいて設定される締結力から低下させ、実質的にクラッチ50を切断状態(解放状態)とする。
これによって、モータ10のトルクは実質的に前輪のみに伝達されるようになり、前輪が空転しやすい状態となる。
このとき、モータ制御ユニット80は、トルク指令値を、例えばアクセル操作に応じて設定されるドライバ要求トルクに対して大きくし、より前輪が空転しやすいようにしてもよい。
その後、ステップS05に進む。
AWD制御ユニット90は、前輪回転センサ31の出力に基づいて、前輪が回転(空転)を開始したか否かを判別する。
前輪が回転を開始している場合はステップS05に進み、前輪が停止している場合はステップS11に進む。
AWD制御ユニット90は、前輪の回転が検出された際のトルク指令値をモータ制御ユニット80から取得し、このトルク指令値に基づいて現在の路面摩擦係数(μ)を推定し、記憶する。
その後、ステップS07に進む。
AWD制御ユニット90は、前輪回転センサ31の出力に基づいて、前輪の回転速度を演算し、前輪の回転速度が所定値以上であるか否かを判別する。
前輪の回転速度が所定値以上である場合はステップS08に進み、その他の場合はステップS11に進む。
AWD制御ユニット90は、クラッチ50の締結力を、所定の目標締結力までリニアに増加(再締結)させる。
このとき、目標締結力は、ステップS06において記憶した路面μが高いほど大きく設定されるようになっている。
また、クラッチ50が実質切断状態から締結力を増加させ、目標到達力に到達するまでの時間は、後輪のスリップを防止するため、締結力増加開始時のモータ10の回転数が高いほど長く設定され、ステップS06において記憶した路面μが低いほど長く設定されるようになっている。
その後、ステップS09に進む。
AWD制御ユニット90は、後輪回転センサ41の出力に基づいて、後輪が回転を開始したか否かを判別する。
後輪が回転を開始している場合はステップS10に進み、後輪が停止している場合はステップS11に進む。
AWD制御ユニット90は、クラッチ50の締結力制御を、通常走行用のAWD制御に復帰させる。
その後、ステップS11に進む。
AWD制御ユニット90は、後輪回転センサ41の出力に基づいて、通常走行用のAWD制御においても後輪が回転を継続しているか判別する。
後輪が回転している場合は一連の処理を終了(リターン)し、後輪が停止している場合はステップS12に進む。
AWD制御ユニット90は、クラッチ50の締結力を、通常のAWD制御に基づいて設定される締結力から低下させ、実質的にクラッチ50を切断状態とする。
その後、ステップS13に進む。
AWD制御ユニット90は、前輪回転センサ31の出力に基づいて、前輪が所定値以上の速度で回転中であるか否かを判別する。
前輪が所定値以上の速度で回転している場合はステップS14に進み、その他の場合はステップS12に戻って以降の処理を繰り返す。
AWD制御ユニット90は、クラッチ50の締結力を、所定の目標締結力までリニアに増加させる。
このとき、クラッチ50が実質切断状態から目標到達力に到達するまでの時間は、ステップS08における1回目の再締結に対して短く(締結力の増加速度を速く)設定し、後輪に短期間により大きなトルクを伝達するようにしている。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
(1)モータ10のロック状態が生じた際に、クラッチ50の締結力を低減して前輪を空転させることによってロック状態を解消することができる。
その後、クラッチ50の締結力を増加させることによって、モータ10のトルク及び前輪、その駆動系部品(フロントディファレンシャル40やドライブシャフト等)、ブレーキロータ等のイナーシャに起因するトルク(前輪側回転部分に蓄積された運動エネルギ)を後輪に伝達させることによって、後輪に大きなトルクを与え、車両の発進を容易にすることができる。
このようなクラッチ50は例えば駆動力配分制御用、差動制限用などとしてAWDトランスファに一般的に搭載されているものを利用することができ、モータロック対応のために新たなデバイスを付加する必要がない。
(2)ドライバのアクセルペダル踏込量が不足するなどの理由によりモータ10がロック状態から脱出するトルクが不足する場合に、ドライバ要求トルクに基づいて設定されるトルク指令値に対して、トルク指令値を増加させる制御を行なうことによってロック状態からの脱出を迅速化してデバイスの過熱を防止することができる。
(3)前輪の空転開始時に推定された路面μに基づいて、クラッチ50の再締結時における締結力を設定することによって、低μ路における再締結時の後輪のスリップを抑制し、車両を安定して発進させることができる。
(4)前輪空転時の回転速度が速い場合に、クラッチ再締結時の締結力増加速度を小さくすることによって、急激にクラッチが締結されて車両が急発進することを防止できる。
(5)前輪の回転速度が所定値以上となってからクラッチ再締結を行うことによって、後輪に伝達されるトルクが不足して再度ロック状態に陥ることを防止できる。
(6)初回のクラッチ解放及び再締結によって車両が発進できない場合に、クラッチの再締結を急速に行うことによって、後輪に急激に大きなトルクを与えて発進性能を高めることができる。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)電動車両の駆動装置の構成は、上述した実施例の構成に限らず、適宜変更することが可能である。
例えば、実施例では前輪がモータ直結であり、後輪がクラッチを介して駆動されるAWDであったが、後輪側がモータ直結であり、前輪がクラッチを介して駆動される構成としてもよい。
また、プラネタリギヤ式、べベルギヤ式等のセンターディファレンシャルを有するフルタイムAWDシステムにおいて、センターディファレンシャルの前輪側出力部と後輪側出力部との差動を拘束する差動制限用クラッチを実施例のクラッチと同様に制御することによっても、実質的に同様の効果を得ることができる。
また、2輪駆動車において、左右駆動輪の差動制限を行うクラッチにおいても、実施例と同様の制御を行なうことによってモータロックへの対処及び発進性の向上を図ることができる。
(2)実施例の車両はいわゆるピュアEVであるが、本発明はこれに限らず、燃料電池車や、EV走行モードを有するエンジン電気ハイブリッド車両にも適用することが可能である。
(3)実施例においては、クラッチ締結力低減時のモータ回転速度に応じて、再締結時の締結力や締結速度を変化させる構成としているが、これに代えて、モータ回転速度が目標速度となるように制御する構成としてもよい。これによれば、再締結時の差回転が大きくなってクラッチの耐久性に悪影響を及ぼすことを防止できる。
11 温度センサ 12 回転センサ
20 動力伝達機構 30 フロントディファレンシャル
31 前輪回転センサ 40 リアディファレンシャル
41 後輪回転センサ 50 クラッチ
60 バッテリ 70 インバータ
80 モータ制御ユニット 81 電流センサ
90 AWD制御ユニット
Claims (11)
- 走行用動力源であるモータと、
前記モータの駆動力を第1の駆動輪及び第2の駆動輪に伝達する動力伝達機構と、
前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪との差動を拘束するクラッチと、
前記クラッチの締結力を制御する締結制御手段と
を備える電動車両の駆動装置であって、
前記モータのロック状態を検出するロック状態検出手段を備え、
前記締結制御手段は、車両を発進させる要求がありかつ前記ロック状態が検出された場合に、前記クラッチの締結力を前記ロック状態が解消するまで低減し、その後前記クラッチの締結力を増加させること
を特徴とする電動車両の駆動装置。 - 前記電動車両は四輪自動車であり、
前記第1の駆動輪は前輪であり、
前記第2の駆動輪は後輪であること
を特徴とする請求項1に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記前輪又は前記後輪の一方は、前記モータの駆動力が常時伝達され、他方は、前記モータの駆動力が前記クラッチの締結時にのみ伝達されること
を特徴とする請求項2に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記動力伝達機構は、前記前輪と前記後輪との差動を許容するセンターディファレンシャルを備え、
前記クラッチは、前記センターディファレンシャルの差動を制限する差動制限機構に設けられること
を特徴とする請求項2に記載の電動車両の駆動装置。
を特徴とする - 前記モータの出力を制御する出力制御手段を備え、
前記出力制御手段は、ドライバ要求に応じて前記モータのトルクを制御するとともに、前記ロック状態が検出され前記締結制御手段が前記クラッチの締結力を低減した場合には、前記モータのトルクを前記ドライバ要求に応じて設定されるトルクに対して増加させること
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記モータの温度とモータ制御ユニットの温度との少なくとも一方の温度を検出又は推定する温度検出手段と、
前記モータの温度と前記モータ制御ユニットの温度との少なくとも一方が所定値の出力制限温度以上となった場合に前記モータの出力を制限する出力制限制御手段とを備え、
前記締結制御手段は、前記ロック状態が検出された後、前記モータの温度と前記モータ制御ユニットの温度との少なくとも一方が前記出力制限温度に到達する前に前記クラッチの締結力を低減させること
を特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 路面の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段を備え、
前記締結制御手段は、ロック状態が解消した後の前記クラッチの締結力を前記摩擦係数の増加に応じて増加させること
を特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記締結制御手段は、前記ロック状態が解消した後の前記クラッチの締結力の増加速度を、前記モータの回転数増加に応じて遅くすること
を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記締結制御手段は、前記ロック状態が解消した後、前記モータの回転数が所定値以上となってから前記クラッチの締結力を増加させること
を特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記ロック状態が解消した後、前記クラッチの締結力を増加開始する際の前記モータの回転数を所定の目標回転数に近づくよう制御する回転数制御手段を備えること
を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。 - 前記締結制御手段は、前記ロック状態が解消した後前記クラッチの締結力を増加させても車両が発進しないことを検出した場合に、再度前記クラッチの締結力を前記ロック状態が解消するまで低減し、その後前記クラッチの締結力を前回の締結力増加時よりも急速に増加させること
を特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の電動車両の駆動装置。
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