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JP6310352B2 - 呼び出し管理システム、呼び出し元端末、および呼び出し管理装置 - Google Patents
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呼び出し管理システム、呼び出し元端末、および呼び出し管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、呼び出し管理システム、呼び出し元端末、呼び出し先端末、および呼び出し管理装置に関する。
次のような車両配車システムが知られている。この車両配車システムは、契約者からの車両の呼び出しに応じて、契約者と車両の位置の特定をするとともに、契約者へ近くにいる車両を配車する(例えば、特許文献1)。
特開2000−82199号公報
従来の車両配車システムでは、呼び出しを行う契約者と、呼び出し対象の車両は、いずれも移動可能であるため、契約者から車両の呼び出し要求があった場合には、契約者と車両の両方について現在位置を特定する必要があった。このため、従来の車両配車システムでは、契約者から車両の呼び出し要求があるごとに、ビーコンを使用して、契約者が所持する携帯呼出装置と、車両に搭載される車両呼出通知装置の現在位置を特定する必要があった。一方で、スタジアム内で客席に着席している観客が、観客席内を歩き回って商品を販売する売り子を呼び出す場合等、呼び出し元ユーザは移動せず、呼び出し先ユーザのみが移動している状況で、呼び出し元ユーザが呼び出し先ユーザを呼び出す場合も考えられる。この場合、呼び出し元ユーザの現在位置は固定であるため、呼び出し元ユーザからの呼び出し要求があったときには、呼び出し先ユーザの最新の現在位置を特定できれば、呼び出し元ユーザの現在位置に近い呼び出し先ユーザを特定して呼び出すことが可能となる。このように、呼び出し元ユーザは移動せず、呼び出し先ユーザのみが移動する場合を想定した場合には、現在位置が変化しない呼び出し元ユーザが所持する端末は、一度、現在位置の登録を行えば、以降は現在位置の特定が不要となるため、従来の車両配車システムのように、携帯呼出装置にビーコンから発信される情報を受信する機能や、受信した情報に基づいて携帯呼出装置の現在位置を特定する機能を有することは、かえって無駄な処理や通信を発生させたり、不要な機能のために余計なコストを発生させることにつながる。しかしながら、従来の車両配車システムにおいては、これらの機能を排して、呼び出し元ユーザが移動しないことを想定した場合の機器構成や、処理の内容については何ら検討されていなかった。
本発明による呼び出し管理システムは、呼び出し元ユーザが所持する呼び出し元端末と、呼び出し先ユーザが所持する呼び出し先端末と、呼び出し元端末による呼び出し先端末の呼び出しを管理する呼び出し管理装置とを通信回線を介して接続した呼び出し管理システムであって、呼び出し先端末は、呼び出し先ユーザに対して一意に付されているユーザ識別情報を特定するユーザ識別情報特定手段と、呼び出し先ユーザの移動範囲内に、所定距離間隔で設置された情報発信装置から、各情報発信装置の設置位置を特定するための設置位置特定情報を受信する設置位置特定情報受信手段と、設置位置特定情報受信手段によって受信された設置位置特定情報と、ユーザ識別情報特定手段によって特定されたユーザ識別情報とを関連付けた識別用情報を、所定時間間隔で前記呼び出し管理装置へ送信する識別用情報送信手段と、呼び出し管理装置から、呼び出し元端末からの呼び出し要求に基づく呼び出し情報を取得する呼び出し情報取得手段と、呼び出し情報取得手段によって呼び出し情報が取得されたときに、呼び出し先ユーザに対して、呼び出し元端末から呼び出しがあったことを報知する報知手段とを備え、呼び出し元端末は、呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置情報特定手段と、現在位置情報特定手段によって特定された現在位置情報を、呼び出し元ユーザの現在位置近傍に設置されている情報発信装置の設置位置特定情報に変換する変換手段と、呼び出し元ユーザから、呼び出し先ユーザの呼び出し要求を受け付ける呼び出し要求受付手段と、呼び出し要求受付手段で呼び出し要求を受け付けたときに、変換手段で変換した変換後設置位置特定情報を呼び出し管理装置へ送信する変換後設置位置特定情報送信手段と、呼び出し管理装置から、設置位置特定情報に応じて、呼び出し可能な呼び出し先ユーザに関するリスト(以下「呼び出し可能リスト」と呼ぶ)を受信する呼び出し可能リスト受信手段と、呼び出し可能リスト受信手段によって受信された呼び出し可能リストを表示する呼び出し可能リスト表示手段と、呼び出し可能リスト表示手段によって表示された呼び出し可能リストの中から呼び出し対象の選択を受け付ける呼び出し対象選択受付手段と、呼び出し対象選択受付手段が呼び出し対象の選択を受け付けたときに、選択を受け付けた呼び出し対象を特定するための呼び出し対象特定情報と現在位置特定手段によって特定された現在位置情報とを含む呼び出し要求情報を呼び出し管理装置へ送信する呼び出し要求情報送信手段とを備え、呼び出し管理装置は、呼び出し先端末から識別用情報を受信する識別用情報受信手段と、識別情報受信手段によって受信された識別用情報を記録装置に記録する識別用情報記録手段と、呼び出し元端末から変換後設置位置特定情報を受信する変換後設置位置特定情報受信手段と、変換後設置位置特定情報受信手段によって変換後設置位置特定情報が受信されたときに、記録装置に記録されている識別用情報の中から設置位置特定情報が変換後設置位置特定情報と一致するユーザ識別情報を抽出するユーザ識別情報抽出手段と、ユーザ識別情報抽出手段によって抽出されたユーザ識別情報に基づいて、呼び出し可能リストを作成する呼び出し可能リスト作成手段と、呼び出し可能リスト作成手段によって作成された呼び出し可能リストを呼び出し元端末へ送信する呼び出し可能リスト送信手段と、呼び出し元端末から呼び出し要求情報を受信する呼び出し要求情報受信手段と、呼び出し要求情報受信手段によって呼び出し要求情報が受信されたときに、呼び出し要求情報に含まれる呼び出し対象特定情報に基づいて、呼び出し対象とする呼び出し先ユーザのユーザ識別情報を特定する呼び出し先ユーザ特定手段と、各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、呼び出し先ユーザ特定手段で特定された呼び出し先ユーザのユーザ識別情報と現在位置情報、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報を呼び出し管理データベースに登録する呼び出し管理データベース登録手段とを備えることを特徴とする。
本発明による呼び出し管理システムはまた、呼び出し先ユーザに対して一意に付されているユーザ識別情報を特定するユーザ識別情報特定手段と、呼び出し先ユーザの移動範囲内に、所定距離間隔で設置された情報発信装置から、各情報発信装置の設置位置を特定するための設置位置特定情報を受信する設置位置特定情報受信手段と、設置位置特定情報受信手段によって受信された設置位置特定情報と、ユーザ識別情報特定手段によって特定されたユーザ識別情報とを関連付けた識別用情報を記録する識別用情報記録手段と、呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置情報特定手段と、現在位置情報特定手段によって特定された現在位置情報を、呼び出し元ユーザの現在位置近傍に設置されている情報発信装置の設置位置特定情報に変換する変換手段と、呼び出し元ユーザから、呼び出し先ユーザの呼び出し要求を受け付けたときに、記録されている識別用情報の中から設置位置特定情報が、変換手段によって変換された変換後設置位置特定情報と一致するユーザ識別情報を抽出するユーザ識別情報抽出手段と、ユーザ識別情報抽出手段によって抽出されたユーザ識別情報に基づいて、呼び出し可能な呼び出し先ユーザに関するリスト(以下「呼び出し可能リスト」と呼ぶ)を作成する呼び出し可能リスト作成手段と、呼び出し可能リスト作成手段によって作成された呼び出し可能リストを表示する呼び出し可能リスト表示手段と、呼び出し可能リスト表示手段によって表示された呼び出し可能リストの中から呼び出し対象の選択を受け付ける呼び出し対象選択受付手段と、呼び出し対象選択受付手段が呼び出し対象の選択を受け付けたときに、選択を受け付けた呼び出し対象を特定するための呼び出し対象特定情報に基づいて、呼び出し対象とする呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報を特定する呼び出し先ユーザ特定手段と、各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、呼び出し先ユーザ特定手段で特定された呼び出し先ユーザのユーザ識別情報と現在位置情報、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報を呼び出し管理データベースに登録する呼び出し管理データベース登録手段と、呼び出し管理データベースから呼び出し管理情報を取得して、呼び出し先ユーザに対して、呼び出し元ユーザから呼び出しがあったことを報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、呼び出し元端末では、呼び出し元ユーザから呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報の入力を受け付け、これを呼び出し元ユーザの現在位置近傍に設置されている情報発信装置の設置位置特定情報に変換しておき、呼び出し元ユーザからの呼び出し要求を受け付けたときには、変換後設置位置特定情報を呼び出し元端末の現在位置を特定するための情報として呼び出し管理装置へ送信するようにしたので、呼び出し元端末は、呼び出し元ユーザからの呼び出し要求がある度に情報発信装置から情報を受信して呼び出し元端末の現在位置を特定する必要を無くすことができる。
呼び出し管理システム100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 呼び出し管理装置200としてサーバ装置を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 呼び出し元端末300としてスマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 呼び出し先端末400としてスマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 観客席内におけるビーコン500の設置例を模式的に示した図である。 呼び出し管理装置200で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 呼び出し元端末300で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 呼び出し先端末400で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における呼び出し管理システム100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。呼び出し管理システム100は、呼び出し管理装置200と、呼び出し元端末300と、呼び出し先端末400とで構成される。
なお、図1では、呼び出し管理システム100は、それぞれ1台の呼び出し管理装置200、呼び出し元端末300、呼び出し先端末400で構成される例を示しているが、呼び出し管理システム100の構成はこれに限定されない。例えば、複数の呼び出し管理装置200で処理を分散させるようにしてもよい。また、呼び出し元端末300や呼び出し先端末400の数は特に限定されるものではない。
本実施の形態における呼び出し管理システム100では、呼び出し先端末400は、呼び出し管理装置200を介して、呼び出し元端末300から呼び出しがあったことを検出して、呼び出し先端末400を所持するユーザへ通知することができる。本実施の形態では、この呼び出し管理システム100を利用して、スポーツの試合が開催されるスタジアムの観客席において、観客が物品を販売する売り子を呼び出す場合を想定して、処理の詳細について説明する。
呼び出し管理システム100を導入するスタジアムでは、観客席全体を通信範囲に含むように無線通信環境が整えられており、呼び出し元端末300や呼び出し先端末400は、無線通信によりネットワークに接続して、呼び出し管理装置200と通信を行うことができる。無線通信環境は、携帯電話の通信網を利用してもよいし、観客席全体を通信範囲に含むように敷設された無線LANの通信網を利用してもよい。
呼び出し管理装置200は、呼び出し管理システム100を管理する管理装置としての役割を果たす装置であって、例えば、パソコンやサーバが用いられる。
図2は、本実施の形態における呼び出し管理装置200としてサーバ装置を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。呼び出し管理装置200は、接続IF(インターフェース)201と、制御装置202と、記録装置203とを備えている。
接続IF201は、呼び出し管理装置200を通信回線に接続するためのインターフェースであり、例えば、通信回線に有線で接続するための有線LANモジュールや、通信回線に無線で接続するための無線LANモジュールなどが用いられる。本実施の形態では、呼び出し管理装置200は、接続IF201を介してネットワークに接続され、該ネットワークを介して、呼び出し元端末300や呼び出し先端末400との間でデータの送受信を行う。
制御装置202は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、呼び出し管理装置200の全体を制御する。なお、制御装置202を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。例えば、接続IF201を介して受信されたデータは、バッファメモリに一時的に記録される。
記録装置203は、呼び出し管理装置200が蓄える種々のデータや、制御装置202が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記録装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記録装置203に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、取得されたプログラムのデータを記録装置203にインストールすることによって、制御装置202がプログラムを実行できるようになる。
呼び出し元端末300は、呼び出し元ユーザである観客が所持する端末であって、例えば各自が所持するスマートフォンやタブレット端末が用いられる。呼び出し元端末300は、上述した無線通信網を介してネットワークに接続し、呼び出し管理装置200の間でデータの送受信を行うことができる。
図3は、本実施の形態における呼び出し元端末300としてスマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
呼び出し元端末300は、タッチパネル301と、通信モジュール302と、マイク303と、制御装置304と、スピーカー305とを備えている。
タッチパネル301は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、呼び出し元ユーザは、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、呼び出し元端末300を操作することができる。タッチパネル301は、呼び出し元ユーザによるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置304へ出力する。
通信モジュール302は、LANや携帯電話通信網を介してネットワークに接続するための無線通信モジュールが用いられる。本実施の形態では、呼び出し元端末300は、通信モジュール302を介してネットワークに接続され、該ネットワークを介して、呼び出し管理装置200との間でデータの送受信を行う。
マイク303は、呼び出し元ユーザによる発話音声を入力するための集音装置である。マイク303から入力されたアナログデータは、制御装置304でデジタル信号に変換される。
制御装置304は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、呼び出し元端末300の全体を制御する。なお、制御装置304を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、呼び出し元端末300を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。
本実施の形態では、この不揮発性のメモリに、スマートフォンを本実施の形態における呼び出し元端末300として動作させるための呼び出し元用アプリケーションのプログラムが記録されている。なお、呼び出し元用アプリケーションのプログラムは、インターネットを介して接続されたサーバ上で公開されることにより提供されるものとし、呼び出し元ユーザは、これをダウンロードにより入手してあらかじめインストールしておく。あるいは、呼び出し元用アプリケーションのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
スピーカー305は、音声を出力するための出力装置である。制御装置304は、他のユーザから着信があった場合の通話音声データ等をスピーカー305を介して出力する。
呼び出し先端末400は、呼び出し先ユーザである売り子が所持する端末であって、例えば各自が所持するスマートフォンやタブレット端末が用いられる。呼び出し先端末400は、上述した無線通信網を介してネットワークに接続し、呼び出し管理装置200の間でデータの送受信を行うことができる。
図4は、本実施の形態における呼び出し先端末400としてスマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
呼び出し先端末400は、タッチパネル401と、ネットワーク接続用通信モジュール402と、マイク403と、制御装置404と、スピーカー405と、ビーコン受信用通信モジュール406を備えている。
タッチパネル401は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、呼び出し先ユーザは、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、呼び出し先端末400を操作することができる。タッチパネル401は、呼び出し先ユーザによるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置404へ出力する。
ネットワーク接続用通信モジュール402は、LANや携帯電話通信網を介してネットワークに接続するための無線通信モジュールが用いられる。本実施の形態では、呼び出し先端末400は、ネットワーク接続用通信モジュール402を介してネットワークに接続され、該ネットワークを介して、呼び出し管理装置200との間でデータの送受信を行う。
マイク403は、呼び出し先ユーザによる発話音声を入力するための集音装置である。マイク403から入力されたアナログデータは、制御装置404でデジタル信号に変換される。
制御装置404は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、呼び出し先端末400の全体を制御する。なお、制御装置404を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、呼び出し先端末400を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。
本実施の形態では、この不揮発性のメモリに、スマートフォンを本実施の形態における呼び出し先端末400として動作させるための呼び出し先用アプリケーションのプログラムが記録されている。なお、呼び出し先用アプリケーションのプログラムは、インターネットを介して接続されたサーバ上で公開されることにより提供されるものとし、呼び出し先ユーザは、これをダウンロードにより入手してあらかじめインストールしておく。あるいは、呼び出し先用アプリケーションのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
スピーカー405は、音声を出力するための出力装置である。制御装置404は、他のユーザから着信があった場合の通話音声データ等をスピーカー405を介して出力する。
ビーコン受信用通信モジュール406は、ビーコン500からのデータを受信するための通信モジュールである。本実施の形態では、ビーコン受信用通信モジュール406は、Bluetooth(登録商標)モジュールであって、Bluetooth(登録商標)通信によりビーコン500と接続されてデータを受信するものとする。
ビーコン500は、呼び出し先ユーザの移動範囲内に、所定距離間隔で設置されている。各ビーコン500には、ビーコン500を一意に特定するための識別情報が付されており、ビーコン500は、自身に付された識別情報を発信する。なお、識別情報としては、ビーコン500に一意に付されたユニークIDを用いればよい。本実施の形態では、呼び出し先ユーザである売り子が移動する可能性がある観客席内に、所定距離間隔で複数のビーコン500が設置されており、後述するように、ビーコン受信用通信モジュール406によって受信された識別情報が、観客席内のどの位置に設置されたビーコン500から発信されたものであるかを特定することにより、呼び出し先端末400を所持する売り子の観客席内における現在位置を特定することができる。
図5は、観客席内におけるビーコン500の設置例を示す図である。図5は、一例として野球場の観客席の一部を模式的に示した図であり、1列に10席の座席が配置され6列で構成された3つの前段ブロックと、1列に10席の座席が配置され9列で構成された3つの後段ブロックが配置されて、各ブロックの間には通路が設けられている例を示している。この図5に示す例では、呼び出し元端末300を所持する呼び出し元ユーザは、各々座席に着席した観客であり、呼び出し先端末400を所持する呼び出し先ユーザは、通路を回って物販を行う売り子である。
この図5に示す観客席においては、ビーコン500は黒丸で表示した位置に設置され、例えば観客席内に設置された座席、柵、壁、手摺などの構造物に取り付けられている。なお、図5を用いた以下の説明では、図5に示す設置位置に設置されたビーコンを、図中に示した符号2a〜2lを用いて、ビーコン2a、ビーコン2bのように表記する。なお、図5においては、符号2mは観客が着席した座席を示し、符号2n、2o、2pは、観客席内の売り子の位置を示している。
以下、この図5に示す観客席で観客が売り子を呼び出す場合を想定して、呼び出し管理システム100における処理について説明する。
呼び出し先端末400では、あらかじめ観客席内に設置された全てのビーコン500から上述した識別情報を受信できるように設定が行われる。ここでの設定内容は、ビーコン500の仕様に応じた内容となるため詳細な説明は省略するが、例えば、本実施の形態では、上述した呼び出し先用アプリケーションによって、ビーコン500から識別情報を受信するための機能が提供され、呼び出し先端末400に呼び出し先用アプリケーションをインストールすることにより、ビーコン500から識別情報を受信するための設定が完了するものとすればよい。
呼び出し元端末300を所持する観客は、スタジアムへの来場前、または来場後に、呼び出し管理システム100を利用するために必要な呼び出し元用アプリケーションを呼び出し元端末300へインストールしておく。
これによって、スタジアムに来場した観客は、呼び出し元端末300を操作して売り子を呼び出すことが可能となる。以下、呼び出し管理装置200、呼び出し元端末300、呼び出し先端末400のそれぞれにおいて実行される処理の詳細について説明する。
呼び出し先端末400では、売り子は、呼び出し先端末400で呼び出し先用アプリケーションの起動を指示する。制御装置404は、売り子によって呼び出し先用アプリケーションの起動が指示されたことを検出すると、呼び出し先用アプリケーションをフラッシュメモリから読み出して実行して、タッチパネル401上に売り子に対してログインを促すログイン画面を表示する。
売り子には、各売り子を一意に特定するためのユーザIDと、ログイン時に用いるパスワードがあらかじめ通知されており、売り子は、ログイン画面上であらかじめ通知されているユーザIDとパスワードを入力する。制御装置404は、ログイン画面上で入力されたユーザIDとパスワードをネットワーク接続用通信モジュール402を介して呼び出し管理装置200へ送信する。
呼び出し管理装置200には、発行済みのユーザIDとパスワードとを関連付けたユーザ情報が記録装置203に記録されており、制御装置202は、呼び出し先端末400からユーザIDとパスワードを受信すると、記録装置203に、呼び出し先端末400から受信したユーザIDとパスワードの組と一致する情報が記録されているか否かを判定して、売り子のユーザ認証を行う。
制御装置202は、記録装置203に、呼び出し先端末400から受信したユーザIDとパスワードの組と一致する情報が記録されていると判定した場合には、ユーザのログインを許可する旨の情報を呼び出し先端末400へ送信する。一方、制御装置202は、記録装置203に、呼び出し先端末400から受信したユーザIDとパスワードの組と一致する情報が記録されていないと判定した場合には、ユーザのログインを禁止する旨の情報を呼び出し先端末400へ送信する。
呼び出し先端末400では、制御装置404は、呼び出し管理装置200からログインを許可する旨の情報を受信した場合には、ユーザに、呼び出し先用アプリケーションを利用した呼び出し管理システム100の利用を許可する。一方、制御装置404は、呼び出し管理装置200からログインを禁止する旨の情報を受信した場合には、タッチパネル401に、入力されたユーザIDとパスワードではログインができない旨の表示を行う。
制御装置404は、呼び出し先用アプリケーションを利用した呼び出し管理システム100の利用を許可した場合には、ログインに用いられたユーザIDをバッファメモリに記録するとともに、ビーコン受信用通信モジュール406によるビーコン500から発信される識別情報の受信を開始する。制御装置404は、受信した識別情報をバッファメモリに記録し、以降、バッファメモリ内の識別情報を受信した識別情報で更新していく。これによって、常に最新の識別情報がバッファメモリ記録される。
制御装置404は、バッファメモリに記録したユーザIDと識別情報とを関連付けた識別用情報を所定の時間間隔で呼び出し管理装置200へ送信する。このときの送信間隔は、例えば5秒間隔、10秒間隔といった間隔があらかじめ設定されているものとする。なお、ビーコン500は、その通信範囲が売り子の移動範囲を網羅するように設置されるようにし、売り子が観客席内で移動したときに、少なくとも1つのビーコン500が呼び出し先端末400との通信を継続できるようにすることが好ましい。しかしながら、観客席内に、いずれのビーコンからも識別情報を受信できないエリアが存在してしまう可能性もある。この場合でも、識別用情報の送信タイミングにおいては、バッファメモリに記録されている、最後に受信した識別情報を含んだ識別用情報を呼び出し管理装置200へ送信することができる。また、ビーコン500は、観客席内に複数設置されているため、売り子が複数のビーコン500から識別情報を受信できるエリアにいる場合には、ビーコン受信用通信モジュール406は、複数のビーコン500から識別情報を受信する可能性がある。この場合、制御装置404は、受信した全ての識別情報をメモリに記録し、送信タイミングで、バッファメモリに記録されている複数の識別情報を識別用情報に含めて呼び出し管理装置200へ送信する。例えば、図5において、位置2pにいる売り子が所持する呼び出し先端末400がビーコン2cとビーコン2gの2つのビーコンから識別情報を受信可能な場合には、ビーコン2cから受信した識別情報とビーコン2gから受信した識別情報が識別用情報に含められる。
呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し先端末400から識別用情報を受信した場合には、識別用情報を記録装置203へ記録する。このとき、制御装置202は、識別用情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含む識別用情報が記録装置203に記録されている場合には、そのユーザIDに関連付けられて記録されている識別情報を、新たに受信した識別用情報に含まれる識別情報で更新する。これにより、ユーザIDごとに、呼び出し先端末400がどのビーコン500と通信可能な範囲に存在しているかを特定するための最新の情報が記録装置203に記録されることになる。すなわち、ここで記録された識別用情報を用いれば、後述する処理において、観客席内における売り子のおおよその位置を特定することが可能となる。
観客席に着席した観客は、呼び出し元端末300を操作して、あらかじめインストールしておいた呼び出し元用アプリケーションを起動する。制御装置304は、観客によって呼び出し元用アプリケーションの起動が指示されたことを検出すると、呼び出し元用アプリケーションをフラッシュメモリから読み出して実行して、タッチパネル301上に現在位置の入力を促す現在位置入力画面を表示する。
観客は、自身が着席した座席の位置を特定するための情報を現在位置情報として現在位置入力画面上で入力する。自身が着席した座席の位置を特定するための情報としては、例えば、各座席に一意な座席番号が付されている場合には、座席番号を入力すればよい。あるいは、各座席が何列目何番のように列番号と座席番号により一意に特定できる場合には、その情報を入力すればよい。また、各座席が何ブロック何番のように、ブロック番号と座席番号により一意に特定できる場合には、その情報を入力すればよい。なお、ここで示した観客の現在位置情報の入力方法は一例であり、呼び出し管理システム100を利用するスタジアムの座席表記方法に応じて入力方法を変えればよい。本実施の形態では、観客が座席番号を入力する場合を想定して、以下の説明を行う。
制御装置304は、観客によって現在位置情報が入力されると、入力された現在位置情報を、観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換する。例えば、呼び出し元用アプリケーションには、呼び出し管理システム100を利用するスタジアムの観客席を対象として、観客席の各座席番号と、その座席番号により特定される各座席位置の最も近くに設置されているビーコン500の識別情報とを関連付けた設置位置情報が含まれている。図5に示す座席2mを例にとると、設置位置情報では、座席2mの座席番号と、座席2mに設置位置が最も近いビーコン2cの識別情報とが関連付けられている。同様に、観客席内の全ての座席について、座席番号と設置位置が最も近いビーコン500の識別情報とが関連付けられている。なお、座席位置から最も近いビーコン500の設置位置は、座席位置とビーコン500の設置位置との間の直線距離が最も短いものとしてもよいし、座席位置とビーコン500の設置位置との間の通路を経由した距離が最も短いものとしてもよい。
制御装置304は、設置位置情報を参照して、観客によって入力された現在位置情報に基づいて特定される座席位置に関連付けられているビーコン500の識別情報を特定することにより、現在位置情報をビーコン500の識別情報に変換する。これにより、例えば、観客が図5に示す座席2mの座席番号を現在位置として入力した場合には、座席2mの座席番号は、ビーコン2cの識別情報に変換される。制御装置304は、変換によって得た、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報をバッファメモリに記録する。
ユーザは、座席から売り子を呼び出したいときには、タッチパネル301上に表示された不図示の画面上で、売り子の呼び出しを指示するための操作を行う。例えば、観客は画面上に表示されている「呼び出し」ボタンにタッチすることにより呼び出し指示を行うようにすればよい。
制御装置304は、観客によって売り子の呼び出しが指示された場合には、上述した処理で記録しておいた、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報をバッファメモリから読み出して、呼び出し管理装置200へ送信する。
呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し元端末300からビーコン500の識別情報を受信すると、上述した処理によって記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン500の識別情報が呼び出し元端末300から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出する。
例えば、制御装置202は、座席2mに着席している観客の呼び出し元端末300から、ビーコン2cの識別情報を受信した場合には、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン2cの識別情報に関連付けられて記録されているユーザIDを全て抽出する。図5の例では、位置2n、2o、位置2pにいるそれぞれの売り子のユーザIDがビーコン2cの識別情報と関連付けられて記録されている場合には、識別用情報の中から、位置2n、2o、位置2pにいる3人の売り子のユーザIDが抽出される。
制御装置202は、抽出したユーザIDに基づいて、呼び出し可能リストとして、呼び出し可能な売り子のリストを作成し、作成したリストを呼び出し元端末300へ送信する。呼び出し元端末300では、制御装置304は、呼び出し管理装置200から呼び出し可能な売り子のリストを受信すると、受信したリストをタッチパネル301に表示する。これによって、観客は、自身の座席位置から近い売り子のリストを確認することができる。なお、呼び出し可能な売り子のリストは、例えば、上述したユーザ情報に、ユーザIDと関連付けて売り子を被写体として撮像された画像データを記録しておき、制御装置202は、抽出したユーザIDに関連付けて記録されている画像データを読み出して、ユーザIDと画像データを関連付けたリストを作成して送信するようにすれば、観客は、タッチパネル301上で自身の座席位置から近い売り子を写真で確認することができる。
観客は、タッチパネル301上に表示されたリストの中から、呼び出したい売り子を選択する。制御装置304は、観客によってリストの中から呼び出し対象とする売り子が選択されたことを検出すると、リストから選択された売り子のユーザIDと、上述した現在位置入力画面上で入力された座席番号とを関連付けた呼び出し要求情報を呼び出し管理装置200へ送信する。
呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し元端末300から呼び出し要求情報を受信すると、受信した呼び出し要求情報に対して、各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、呼び出し要求情報に含まれるユーザID、座席番号、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報のレコードを記録装置203に記録された呼び出し管理データベースに追加する。
呼び出し先端末400では、制御装置404は、所定時間間隔、例えば1分ごとに呼び出し管理装置200の呼び出し管理データベースにアクセスし、呼び出し管理データベースに、バッファメモリに記録されているユーザIDを含む呼び出し管理情報のレコードが記録されているか否かを判定する。制御装置404は、その結果、呼び出し管理データベースに、バッファメモリに記録されているユーザIDを含む呼び出し管理情報のレコードが記録されていると判定した場合には、そのレコードの呼び出しIDと座席番号を呼び出し情報として取得する。
制御装置404は、呼び出し管理データベースから呼び出し情報を取得した場合には、売り子に対して、観客から呼び出しがあったことを報知する。売り子への報知方法としては、タッチパネル401に、売り子の現在位置周辺の観客席マップを表示するとともに、観客席マップ内の呼び出し情報に含まれる座席番号に対応する座席位置にマークやアイコンを表示するなどして、呼び出し元である観客の座席位置を売り子に報知するようにすればよい。これによって、呼び出しを受けた売り子は、呼び出した観客の座席位置を特定することができるため、呼び出し元の観客の座席へ赴いて商品を販売することができる。なお、報知に当たっては、スピーカー405を介してあらかじめ設定された報知音を出力してもよいし、バイブレーション機能を利用して呼び出し先端末400を振動させてもよい。
図6は、本実施の形態において、呼び出し管理装置200で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、呼び出し管理装置200の電源がオンされると起動するプログラムとして、制御装置202によって実行される。なお、ここでは、上述した発行済みのユーザIDとパスワードとを関連付けたユーザ情報は、あらかじめ記録装置203に記録されているものとし、ユーザIDとパスワードを用いた売り子のログイン処理は完了しているものとする。
ステップS10において、制御装置202は、呼び出し先端末400から識別用情報を受信したか否かを判断する。ステップS10で否定判断した場合は、後述するステップS30へ進む。これに対して、ステップS10で肯定判断した場合には、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置202は、識別用情報を記録装置203へ記録する。なお、上述したように、制御装置202は、識別用情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDの含む識別用情報が記録装置203に記録されている場合には、そのユーザIDに関連付けられて記録されている識別情報を、新たに受信した識別用情報に含まれる識別情報で更新する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置202は、呼び出し元端末300から、上述した観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報を受信したか否かを判断する。ステップS30で否定判断した場合には、後述するステップS70へ進む。これに対して、ステップS30で肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置202は、上述したように、呼び出し先端末400から受信して記録装置203に記録されている識別用情報の中から、識別情報が呼び出し元端末300から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出する。その後、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置202は、ステップS40で抽出したユーザIDに基づいて、呼び出し可能な売り子のリストを作成する。その後、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置202は、ステップS50で作成したリストを呼び出し元端末300へ送信する。その後、ステップS70へ進む。
ステップS70では、制御装置202は、呼び出し元端末300から呼び出し要求情報を受信したか否かを判断する。ステップS70で否定判断した場合には、後述するステップS100へ進む。これに対して、ステップS70で肯定判断した場合には、ステップS80へ進む。
ステップS80では、制御装置202は、呼び出し元端末300から受信した呼び出し要求情報に対して、各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行する。その後、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御装置202は、呼び出し要求情報に含まれるユーザID、座席番号、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報のレコードを記録装置203に記録された呼び出し管理データベースに追加する。その後、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置202は、呼び出し管理装置200の電源がオフされたか否かを判断する。ステップS100で否定判断した場合には、ステップS10へ戻る。これに対して、ステップS100で肯定判断した場合には、処理を終了する。
図7は、本実施の形態において、呼び出し元端末300で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す処理は、呼び出し元ユーザである観客によって、上述した呼び出し元用アプリケーションの実行が指示されると起動するプログラムとして、制御装置304によって実行される。
ステップS110において、制御装置304は、不図示の現在位置入力画面上で、観客によって現在位置情報として、座席の座席番号が入力されたか否かを判断する。ステップS110で肯定判断した場合には、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御装置304は、上述したように、観客によって入力された現在位置情報を観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換する。変換によって得た観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報はバッファメモリにされる。その後、ステップS130へ進む。
ステップS130では、制御装置304は、観客によって売り子の呼び出しが指示されたか否かを判断する。ステップS130で否定判断した場合には、後述するステップS190へ進む。これに対して、ステップS130で肯定判断した場合には、ステップS140へ進む。
ステップS140では、制御装置304は、バッファメモリに記録しておいた、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報を読み出して、呼び出し管理装置200へ送信する。その後、ステップS150へ進む。
ステップS150では、制御装置304は、呼び出し管理装置200から上述した呼び出し可能な売り子のリストを受信したか否かを判断する。ステップS150で肯定判断した場合には、ステップS160へ進む。
ステップS160では、制御装置304は、呼び出し管理装置200から受信した呼び出し可能な売り子のリストをタッチパネル301に表示する。その後、ステップS170へ進む。
ステップS170では、制御装置304は、観客によってリストの中から呼び出し対象とする売り子が選択されたか否かを判断する。ステップS170で肯定判断した場合には、ステップS180へ進む。
ステップS180では、制御装置304は、リストから選択された売り子のユーザIDと、上述した現在位置入力画面上で入力された座席番号とを関連付けた呼び出し要求情報を呼び出し管理装置200へ送信する。その後、ステップS190へ進む。
ステップS190では、制御装置304は、観客によって呼び出し元用アプリケーションの終了が指示されたか否かを判断する。ステップS190で否定判断した場合には、ステップS130へ戻る。これに対して、ステップS190で肯定判断した場合には、処理を終了する。
図8は、本実施の形態において、呼び出し先端末400で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、呼び出し先ユーザである売り子によって、上述した呼び出し先用アプリケーションの実行が指示されると起動するプログラムとして、制御装置404によって実行される。なお、ここでは、上述したように、呼び出し先端末400で、観客席内に設置された全てのビーコン500から識別情報を受信できるようにするための設定は完了しているものとする。また、制御装置404は、呼び出し先用アプリケーションの起動後は、ビーコン500からの識別情報の受信を継続する。
ステップS210において、前回の識別用情報の送信から所定時間が経過したことにより、識別用情報の送信タイミングとなったか否かを判定する。ステップS210で否定判断した場合には、後述するステップS230へ進む。これに対して、ステップS210で肯定判断した場合には、ステップS220へ進む。
ステップS220では、制御装置404は、バッファメモリに記録しておいたユーザIDと、ビーコン500から受信した識別情報とを関連付けた識別用情報を呼び出し管理装置200へ送信する。その後、ステップS230へ進む。
ステップS230では、制御装置404は、前回の呼び出し有無の確認から所定時間が経過したことにより、呼び出し有無の確認タイミングとなったか否かを判定する。ステップS230で否定判断した場合には、後述するステップS270へ進む。これに対して、ステップS230で肯定判断した場合には、ステップS240へ進む。
ステップS240では、制御装置404は、呼び出し管理装置200の呼び出し管理データベースにアクセスし、呼び出し管理データベースに、バッファメモリに記録されているユーザIDを含む呼び出し管理情報のレコードが記録されているか否かを判定することにより、呼び出し管理データベースに取得対象のレコードが存在するか否かを判断する。ステップS240で否定判断した場合には、後述するステップS270へ進む。これに対して、ステップS230で肯定判断した場合には、ステップS250へ進む。
ステップS250では、制御装置404は、対象レコードの呼び出しIDと座席番号を呼び出し情報として取得する。その後、ステップS260へ進む。
ステップS260では、制御装置404は、タッチパネル401に、売り子の現在位置周辺の観客席マップを表示するとともに、観客席マップ内の呼び出し情報に含まれる座席番号に対応する座席位置にマークやアイコンを表示して、売り子に呼び出しがあったことを報知する。その後、ステップS270へ進む。
ステップS270では、制御装置404は、売り子によって呼び出し先用アプリケーションの終了が指示されたか否かを判断する。ステップS270で否定判断した場合には、ステップS210へ戻る。これに対して、ステップS270で肯定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)呼び出し先端末400の制御装置404は、呼び出し先ユーザである売り子に対して一意に付されているユーザIDの入力を受け付けて特定し、売り子の移動範囲内に、所定距離間隔で設置されたビーコン500から、各ビーコンの識別情報を設置位置を特定するための設置位置特定情報として受信して、受信した設置位置特定情報と、特定したユーザIDとを関連付けた識別用情報を、所定時間間隔で呼び出し管理装置200へ送信する。制御装置404は、呼び出し管理装置200から、呼び出し元端末400からの呼び出し要求に基づく呼び出し情報を取得し、呼び出し情報を取得したときに、売り子に対して、呼び出し元端末から呼び出しがあったことを報知する。呼び出し元端末300の制御装置304は、呼び出し元ユーザである観客から、呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報のとして座席番号の入力を受け付け、入力された座席番号を、観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換し、観客から売り子の呼び出し要求を受け付けたときに、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報を呼び出し管理装置200へ送信する。そして、制御装置304は、呼び出し管理装置200から、呼び出し可能な売り子のリストを受信し、受信したリストをタッチパネル301に表示し、リストの中から呼び出し対象とする売り子の選択を受け付け、選択された売り子のユーザIDと観客が着席している座席の座席番号とを含む呼び出し要求情報を呼び出し管理装置200へ送信する。呼び出し管理装置200の制御装置202は、呼び出し先端末400から識別用情報を受信し、受信した識別用情報を記録装置203に記録し、呼び出し元端末200から観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報を受信し、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、呼び出し元端末200から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出し、抽出したユーザID識別情報に基づく呼び出し可能な売り子のリストを生成して呼び出し元端末300へ送信する。さらに、制御装置202は、呼び出し元端末300から呼び出し要求情報を受信し、各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、呼び出し要求情報に含まれるユーザIDと座席番号、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報を呼び出し管理データベースに登録する。これによって、観客は、簡易な操作で売り子を呼び出すことができる。また、呼び出し元端末300では、制御装置303は、観客によって入力された座席番号に基づいて、観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別番号を特定し、呼び出し管理装置200では、制御装置202は、この識別番号に基づいて呼び出し可能な売り子のリストを作成するようにしたので、呼び出し元端末300にビーコン500から識別情報を受信する機能を持たせることなく、安価にシステムを構築することができる。
(2)ビーコン500の設置間隔は、通信範囲が売り子が移動する可能性がある通路全体を網羅するように設定されるようにして、売り子が観客席内で移動したときに、少なくとも1つのビーコン500が呼び出し先端末400との通信を継続できるようにした。これによって、売り子が観客席内で移動した場合に、売り子の現在位置が特定できなくなることを防ぐことができる。
(3)呼び出し先端末400では、制御装置404は、上述した呼び出し管理データベースに、売り子のユーザIDを含む呼び出し管理情報が記録されているか否かを判定し、肯定判断したときに、呼び出しIDと座席番号を呼び出し情報として取得するようにした。これによって、ユーザIDを用いて売り子に対する呼び出しの有無を管理して、制御装置404は、呼び出し先端末400を所持するユーザに対する呼び出しを特定して、呼び出し情報を取得することができる。
(4)呼び出し先端末400の制御装置404は、観客から呼び出しがあったことを報知するに当たって、観客席のマップ上に観客の座席位置を表示するようにした。これによって、売り子は、呼び出された観客の座席位置を把握することができる。
(5)呼び出し元端末300では、制御装置304は、観客によって入力された座席番号を観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報に変換し、変換して得た識別情報をバッファメモリに記録するようにした。そして、制御装置304は、観客によって売り子の呼び出しが指示された場合には、記録しておいた識別情報をバッファメモリから読み出して、呼び出し管理装置200へ送信するようにした。これによって、観客によって売り子の呼び出しが指示される度に識別情報を特定する必要がなく、処理の高速化を図ることができる。
(6)呼び出し管理装置200の制御装置202は、ユーザIDと、売り子を被写体として撮像された画像データを記録しておき、呼び出し可能な売り子のリストを作成するに当たっては、呼び出し対象として抽出したユーザIDに関連付けて記録されている画像データを読み出して、ユーザIDと画像データを関連付けたリストを作成するようにした。これによって、観客は、リストを受信した呼び出し元端末300のタッチパネル301上で自身の座席位置から近い売り子を写真で確認することができる。この場合、観客は、自身が呼び出した売り子の顔を把握しているため、混雑時など、売り子が観客を見つけ難い状況であっても、観客から売り子を見つけて声をかけることができるというメリットもある。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の呼び出し管理システム100は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、呼び出し元用アプリケーションには、呼び出し管理システム100を利用するスタジアムの観客席を対象として、観客席の各座席番号と、その座席番号により特定される各座席位置の最も近くに設置されているビーコン500の識別情報とを関連付けた設置位置情報が含まれており、制御装置304は、この設置位置情報を用いて、座席番号を観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報に変換する例について説明した。しかしながら、設置位置情報で座席番号に関連付けられるビーコン500の識別情報は、座席位置の最も近くに設置されているビーコン500の識別情報でなくてもよい。例えば、座席位置の最も近くに設置されているビーコン500であっても、座席とビーコン500との間に障害物やフェンス等の障害物が設置されている場合は、座席位置から最も近いビーコン500よりも、移動に障害のない通路沿いに設置されたビーコン500の方が関連付けに適している場合がある。このような場合には、最も近いビーコン500ではなく、システムの管理者がより適していると判断したビーコン500の識別情報を座席番号に関連付ければよい。
(2)上述した実施の形態では、図5に示した設置位置にビーコン2a〜2lが設置される例について説明した。しかしながら、これはあくまでも一例であり、設置する観客席の座席配置や、使用するビーコン500の通信可能距離等に応じて、最適な設置場所が選択されるのが好ましい。また、上述した実施の形態では、ビーコン500は、座席、柵、壁、手摺などの構造物に取り付けられる例について説明したが、取り付け対象は、座席、柵、壁、手摺に限定されず、観客席内で移動しない他の構造物に設置してもよい。
(3)上述した実施の形態では、呼び出し管理システム100を利用して、スポーツの試合が開催されるスタジアムの観客席において、観客が物品を販売する売り子を呼び出す場合を想定して処理の内容を説明した。しかしながら、呼び出し管理システム100の利用シーンは上述した実施の形態における利用例に限定されるものではない。本発明は、上述した実施の形態における呼び出し管理システム100を利用して、呼び出し元ユーザが呼び出し先ユーザを呼び出すことが想定される様々な利用シーンに適用可能である。
(4)上述した実施の形態では、呼び出し元端末300の制御装置304は、観客によって売り子の呼び出しが指示された場合には、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報を呼び出し管理装置200へ送信し、呼び出し管理装置200では、制御装置202は、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン500の識別情報が呼び出し元端末300から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出して、呼び出し可能な売り子のリストを作成する例について説明した。しかしながら、呼び出し可能な売り子のリストの作成方法はこれに限定されない。例えば、売り子によって販売する商品が異なる場合には、観客が購入したい商品を販売する売り子のリストを提供する必要がある。このために、制御装置304は、観客から、売り子の呼び出し要求とともに、購入を希望する商品の指定を受け付け、観客の座席位置に応じたビーコン500の識別情報とともに、観客が購入を希望する商品の情報を呼び出し管理装置200へ送信するようにしてもよい。この場合、呼び出し管理装置200の記録装置203には、ユーザIDと、該ユーザIDに基づいて特定される売り子が取り扱う商品の情報とが関連付けられて記録されたデータベースを記録しておき、制御装置202は、該データベースを参照して、観客が購入を希望する商品を取り扱う売り子のユーザIDを特定し、特定したユーザIDを対象として、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン500の識別情報が呼び出し元端末300から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出することにより、呼び出し可能な売り子のリストを作成するようにすればよい。これによって、観客は、購入したい商品を指定して、その商品を販売する売り子を呼び出すことができる。
また、観客がリストの中から呼び出し対象を選択することができれば、リストに表示する内容は、呼び出し可能な売り子のリストに限定されず、他の呼び出し可能リストであってもよい。例えば、観客は、特定の売り子を選択して呼び出す必要がなく、購入したい商品を扱っている売り子のグループを選択して、そのグループに属する売り子を呼び出せれば十分な場合がある。この場合、ユーザIDをあらかじめ定められたグループ分け基準に基づいてグループ分けし、グループ分け情報を記録装置203に記録しておく。グループ分けの例としては、例えば、観客がビールメーカーを指定してビールを購入する場合を想定すると、販売するビールのメーカーごとにユーザIDを分類してグループ分けしておけばよい。
制御装置202は、呼び出し可能リストを作成するに当たり、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン500の識別情報が呼び出し元端末300から受信した識別情報と一致するユーザIDを抽出するとともに、グループ分け情報に基づいて、抽出したユーザIDの売り子が属するグループを特定し、特定したグループのリストを、呼び出し可能リストとすればよい。これによって、ビールメーカーの一覧を表示した呼び出し可能リストが作成される。
この場合、呼び出し可能リストを受信した呼び出し元端末300では、制御装置304は、呼び出し管理装置200から受信した呼び出し可能リストをタッチパネル301に表示し、観客から呼び出し可能リストに含まれるグループの選択を受け付ければよい。制御装置304は、観客によって選択されたグループを特定するためのグループ特定情報、例えば各グループに一意に付されたグループIDと、現在位置入力画面上で入力された座席番号とを関連付けた呼び出し要求情報を呼び出し管理装置200へ送信すればよい。これによって、観客は、ビールメーカーのリストの中から、購入したいビールのメーカーを選択することができる。
呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し可能リストを作成するに当たって抽出したユーザIDの中から、呼び出し要求情報に含まれるグループ特定情報に基づいて特定されるグループに属するユーザIDを選択して、これを呼び出し対象のユーザIDとして、上述した呼び出し管理情報のレコードを呼び出し管理データベースに追加すればよい。このとき、制御装置202は、呼び出し可能リストを作成するに当たって抽出したユーザIDの中に、呼び出し要求情報に含まれるグループ特定情報に基づいて特定されるグループに属するユーザIDが複数含まれる場合には、いずれか1つのユーザIDをランダムに選択する等、あらかじめ設定されたアルゴリズムで1つのユーザIDを選択すればよい。
(5)上述した実施の形態では、呼び出し管理システム100を利用して、呼び出し元ユーザである観客が呼び出し先ユーザである売り子を呼び出す例について説明した。この呼び出し管理システム100に、商品注文機能を追加するようにしてもよい。例えば、呼び出し元端末300上で、観客席内で注文可能な飲食物のメニューを表示し、観客から注文商品の選択を受け付けた上で売り子の呼び出しを受け付けるようにし、呼び出し管理装置200では、注文を受け付けた商品の情報を呼び出し先端末400へ送信するようにすればよい。これによって、呼び出しを受けた売り子は、観客が注文した商品を把握することができるため、注文商品を観客へ届けることができる。
(6)上述した実施の形態では、呼び出し可能な売り子のリストは、ユーザIDと画像データを関連付けたリストとするようにした。しかしながら、ユーザIDと関連付ける情報は、画像データ以外のユーザ情報でもよい。
(7)上述した実施の形態における呼び出し管理システム100では、呼び出し先端末400で売り子に対して観客から呼び出しがあったことを報知した後に、以下に示す処理を実行するようにしてもよい。
呼び出し先端末400では、制御装置404は、例えば、報知時に表示した画面上に、売り子が呼び出しに対して応答したときにタッチするための「応答」ボタンを表示しておき、売り子によって応答ボタンがタッチされたことを検出した場合には、呼び出し管理データベースから取得した呼び出し情報に含まれる呼び出しIDと、応答済みであることを示す情報とを含んだ応答情報を呼び出し管理装置200へ送信する。
呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し先端末400から応答情報を受信した場合には、呼び出し管理データベースに記録されている、応答情報に含まれる呼び出しIDを含んだ呼び出し管理情報に、呼び出し先ユーザが応答したことを示す応答済み情報を追加して、呼び出し管理データベースを更新する。これによって、呼び出し管理データベースを使用して、売り子が呼び出しに対して未応答であるか応答済みであるかを管理することができる。
さらに、呼び出し管理装置200の制御装置203は、呼び出しIDを発行したときに、呼び出し元端末300へ呼び出しIDを通知するようにし、呼び出し元端末300では、制御装置304は、呼び出し管理装置200から呼び出しIDの通知を受けた場合には、呼び出し管理データベースを参照して、該呼び出しIDを含む呼び出し管理情報に、応答済み情報が記録されている否かを判定し、応答済み情報が記録されていると判定した場合には、観客に対して、売り子が呼び出しに応答したことを通知するようにしてもよい。
この場合、制御装置304は、売り子が呼び出しに応答したことを観客に通知するとともに、該呼び出しIDを呼び出し管理装置200へ送信し、これを受信した呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し管理データベースから、呼び出し元端末300から受信した呼び出しIDを含む呼び出し管理情報を削除するようにしてもよい。これによって、観客が、呼び出しに対してユーザが応答済みであることを確認した段階で呼び出し管理情報を削除して、不要な情報が呼び出し管理データベースに残ることを防ぐことができる。
あるいは、呼び出し管理データベースから呼び出し管理情報を削除せずに、制御装置202は、呼び出し管理情報から応答済み情報を削除して呼び出し管理データベースを更新するようにしてもよい。このとき、呼び出し管理情報から応答済み情報を削除するタイミングは、あらかじめ設定された応答済みの解除条件を満たしたときとすればよい。なお、応答済みの解除条件としては、上述した呼び出し管理データベースから呼び出し管理情報を削除する条件と同様としてもよいし、呼び出し管理情報に応答済み情報が追加されてから所定時間、例えば5分経過後と設定してもよい。あるいは、観客が呼び出し元端末300上で対応完了入力を行ったことを解除条件としたり、売り子が呼び出し先端末400上で対応完了入力を行ったことを解除条件としてもよい。
また、制御装置304は、呼び出し管理装置200へ呼び出し要求情報を送信したときに、計時を開始し、これを観客が呼び出しを行ってからの経過時間として、タッチパネル301に表示するようにしてもよい。この場合、制御装置304は、売り子が呼び出しに応答したことを観客に通知したタイミングで計時を終了してタッチパネル301上の経過時間の表示も消すようにすればよい。これによって、観客は、呼び出しを行ってから、売り子が応答したことの通知を受けるまでの経過時間を把握することができる。
また、制御装置202は、呼び出し可能リストを作成するに当たり、呼び出し管理データベース内に、応答済み情報が記録されている呼び出し管理情報が含まれている場合には、その呼び出し管理情報に含まれるユーザ識別情報を抽出対象から除外するようにしてもよい。これによって、他の観客に対応中の売り子が別の観客から呼び出されることを防ぐことができる。
(8)上述した実施の形態では、呼び出し元端末300の制御装置304は、タッチパネル301上に現在位置の入力を促す現在位置入力画面を表示して、該現在位置入力画面上で観客が着席した座席の位置を特定するための情報の入力を受け付けることにより、観客の現在位置を示す現在位置情報を特定する例について説明した。しかしながら、現在位置情報の特定方法はこれに限定されない。例えば、座席やチケットにバーコードを印字しておき、観客が呼び出し元端末300を操作してバーコードを読み取ることにより、制御装置304が現在位置情報を特定できるようにしてもよい。また、バーコードに代えてICタグ等を用いても良い。
(9)上述した実施の形態では、呼び出し元端末300の制御装置304は、観客によって現在位置情報が入力されると、入力された現在位置情報を、観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換して、識別情報をバッファメモリに記録しておく例について説明した。しかしながら、この変換処理は呼び出し管理装置200で行ってもよい。例えば、呼び出し元端末300の制御装置304は、観客によって現在位置情報が入力されると、入力された現在位置情報を呼び出し管理装置200へ送信し、呼び出し管理装置200の制御装置202は、受信した現在位置情報を、観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換して呼び出し元端末300へ送信し、呼び出し元端末300の制御装置304は、受信した識別情報をバッファメモリに記録すればよい。
あるいは、呼び出し元端末300の制御装置304は、観客によって現在位置情報が入力されると、入力された現在位置情報をバッファメモリに記録しておき、観客によって売り子の呼び出しが指示された場合に、記録しておいた現在位置情報をバッファメモリから読み出して、呼び出し管理装置200へ送信するようにしてもよい。この場合、呼び出し管理装置200の制御装置202は、受信した現在位置情報を観客の現在位置近傍に設置されているビーコン500の識別情報に変換した後に、記録装置203に記録されている識別用情報の中から、ビーコン500の識別情報が、変換して得た識別情報と一致するユーザIDを抽出して、呼び出し可能な売り子のリストを作成すればよい。
(10)上述した実施の形態では、呼び出し先端末400では、制御装置404は、ビーコン500から発信される識別情報の受信を開始した後は、受信した識別情報をバッファメモリに記録し、以降、バッファメモリ内の識別情報を受信した識別情報で更新していき、所定時間間隔でユーザIDと識別情報とを関連付けた識別用情報を呼び出し管理装置200へ送信する例について説明した。そして、制御装置404は、いずれのビーコンからも識別情報を受信できない場合でも、識別用情報の送信タイミングにおいて、バッファメモリに記録されている、最後に受信した識別情報を含んだ識別用情報を呼び出し管理装置200へ送信する例について説明した。しかしながら、呼び出し管理装置200では、制御装置202は、呼び出し先端末400から最後に受信した識別用情報をバッファメモリに記録しておくようにし、呼び出し先端末400の制御装置404は、いずれのビーコンからも識別情報を受信できない場合には、識別用情報の送信タイミングにおいて、バッファメモリに記録されているユーザIDのみを呼び出し管理装置200へ送信するようにしてもよい。この場合、呼び出し管理装置200の制御装置202は、呼び出し先端末400からユーザIDを受信した場合には、バッファメモリに記録されている識別用情報の中から、呼び出し先端末400から受信したユーザIDの識別用情報を読み出して、これを該呼び出し先端末400の最新の識別用情報として記録装置203へ記録すればよい。
(11)上述した実施の形態では、観客席に着席した観客は、呼び出し元端末300を操作して、あらかじめインストールしておいた呼び出し元用アプリケーションを起動し、現在位置入力画面上で座席番号を入力すると、呼び出し管理システム100を利用した売り子の呼び出しが可能となる例について説明した。この場合、呼び出し元端末300を操作する人物は、呼び出し元用アプリケーションを起動して座席番号を入力することができれば、実際に観客席にいなくても売り子の呼び出しを行うことができてしまう。このような不正利用を防止するために、呼び出し元端末300を所持する観客が、売り子の呼び出し可能範囲内にいることの認証を行って、呼び出し可能範囲内にいることが確認できた場合のみ、観客による売り子の呼び出しを許可するようにすればよい。観客が呼び出し可能範囲内にいることの認証処理としては、例えば以下のような処理を行えばよい。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、観客が呼び出し可能範囲内にいることを確認することができる方法であれば、以下の処理内容には限定されない。また、ここでは、呼び出し管理システム100が導入されたスタジアム内を、売り子を呼び出すことが許可された呼び出し可能範囲として設定した場合を例に、処理の説明を行う。
制御装置304は、認証処理を行うタイミングにおいて、呼び出し元端末300の現在位置が、呼び出し管理システム100が導入されたスタジアムに対応する位置であるか否かを特定し、呼び出し元端末300の現在位置が呼び出し管理システム100が導入されたスタジアムに対応する位置である場合に、売り子の呼び出しを許可する。呼び出し元端末300の現在位置を特定する方法としては、例えば、GPSを用いる方法、無線LANのSSIDを用いる方法、携帯電話の基地局の情報を用いる方法等、公知の方法を用いればよい。あるいは、制御装置304は、認証処理のタイミングでビーコン500から識別情報を受信し、受信した識別情報がスタジアム内に設置されているビーコン500の識別情報と一致する場合には、呼び出し元端末300は、呼び出し管理システム100が導入されたスタジアム内に位置していると判定して、売り子の呼び出しを許可してもよい。また、制御装置304は、呼び出し元端末300の現在位置を示す情報や、ビーコン500から受信した識別情報といった、認証に必要な情報を呼び出し管理装置200へ送信し、上記の認証のための処理は、呼び出し管理装置200で行うようにしてもよい。この場合は、制御装置304は、管理装置200から受信した認証結果に基づいて、売り子の呼び出しを許可するか否かを判定すればよい。
なお、この認証を行うタイミングは、観客が呼び出し元用アプリケーションを起動したタイミング、図7のステップS110で座席番号の入力を受け付ける前または後のタイミング、ステップS130で肯定判断したタイミング、ステップS170で肯定判断したタイミング等、あらかじめ設定されたタイミングとすればよい。これによって、スタジアム内にいない人物が不正に売り子を呼び出すことを防ぐことができる。
(12)上述した実施の形態では、呼び出し元端末300と呼び出し先端末400は、通話機能を備えたスマートフォンを想定しているため、発話者の音声を入力するためのマイクを備えるが、呼び出し元端末300や呼び出し先端末400として音声を入力する必要がない装置を用いる場合には、マイクは必ずしも搭載する必要はない。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 呼び出し管理システム
200 呼び出し管理装置
201 接続IF
202 制御装置
203 記録装置
300 呼び出し元端末
301 タッチパネル
302 通信モジュール
303 マイク
304 制御装置
305 スピーカー
400 呼び出し先端末
401 タッチパネル
402 ネットワーク接続用通信モジュール
403 マイク
404 制御装置
405 スピーカー
406 ビーコン受信用通信モジュール
500 ビーコン

Claims (23)

  1. 呼び出し元ユーザが所持する呼び出し元端末と、呼び出し先ユーザが所持する呼び出し先端末と、前記呼び出し元端末による前記呼び出し先端末の呼び出しを管理する呼び出し管理装置とを通信回線を介して接続した呼び出し管理システムであって、
    前記呼び出し先端末は、
    前記呼び出し先ユーザに対して一意に付されているユーザ識別情報を特定するユーザ識別情報特定手段と、
    前記呼び出し先ユーザの移動範囲内に、所定距離間隔で設置された情報発信装置から、各情報発信装置の設置位置を特定するための設置位置特定情報を受信する設置位置特定情報受信手段と、
    前記設置位置特定情報受信手段によって受信された前記設置位置特定情報と、前記ユーザ識別情報特定手段によって特定された前記ユーザ識別情報とを関連付けた識別用情報を、所定時間間隔で前記呼び出し管理装置へ送信する識別用情報送信手段と、
    前記呼び出し管理装置から、前記呼び出し元端末からの呼び出し要求に基づく呼び出し情報を取得する呼び出し情報取得手段と、
    前記呼び出し情報取得手段によって前記呼び出し情報が取得されたときに、前記呼び出し先ユーザに対して、前記呼び出し元端末から呼び出しがあったことを報知する報知手段とを備え、
    前記呼び出し元端末は、
    前記呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置情報特定手段と、
    前記現在位置情報特定手段によって特定された前記現在位置情報を、前記呼び出し元ユーザの現在位置近傍に設置されている前記情報発信装置の前記設置位置特定情報に変換する変換手段と、
    前記呼び出し元ユーザから、前記呼び出し先ユーザの呼び出し要求を受け付ける呼び出し要求受付手段と、
    前記呼び出し要求受付手段で前記呼び出し要求を受け付けたときに、前記変換手段で変換した変換後設置位置特定情報を前記呼び出し管理装置へ送信する変換後設置位置特定情報送信手段と、
    前記呼び出し管理装置から、前記設置位置特定情報に応じて、呼び出し可能な前記呼び出し先ユーザに関するリスト(以下「呼び出し可能リスト」と呼ぶ)を受信する呼び出し可能リスト受信手段と、
    前記呼び出し可能リスト受信手段によって受信された前記呼び出し可能リストを表示する呼び出し可能リスト表示手段と、
    前記呼び出し可能リスト表示手段によって表示された前記呼び出し可能リストの中から呼び出し対象の選択を受け付ける呼び出し対象選択受付手段と、
    前記呼び出し対象選択受付手段が前記呼び出し対象の選択を受け付けたときに、選択を受け付けた呼び出し対象を特定するための呼び出し対象特定情報と前記現在位置特定手段によって特定された前記現在位置情報とを含む呼び出し要求情報を前記呼び出し管理装置へ送信する呼び出し要求情報送信手段とを備え、
    前記呼び出し管理装置は、
    前記呼び出し先端末から前記識別用情報を受信する識別用情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段によって受信された前記識別用情報を記録装置に記録する識別用情報記録手段と、
    前記呼び出し元端末から前記変換後設置位置特定情報を受信する変換後設置位置特定情報受信手段と、
    前記変換後設置位置特定情報受信手段によって前記変換後設置位置特定情報が受信されたときに、前記記録装置に記録されている前記識別用情報の中から前記設置位置特定情報が前記変換後設置位置特定情報と一致する前記ユーザ識別情報を抽出するユーザ識別情報抽出手段と、
    前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報に基づいて、前記呼び出し可能リストを作成する呼び出し可能リスト作成手段と、
    前記呼び出し可能リスト作成手段によって作成された前記呼び出し可能リストを前記呼び出し元端末へ送信する呼び出し可能リスト送信手段と、
    前記呼び出し元端末から前記呼び出し要求情報を受信する呼び出し要求情報受信手段と、
    前記呼び出し要求情報受信手段によって前記呼び出し要求情報が受信されたときに、前記呼び出し要求情報に含まれる前記呼び出し対象特定情報に基づいて、呼び出し対象とする呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報を特定する呼び出し先ユーザ特定手段と、
    各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、前記呼び出し先ユーザ特定手段で特定された前記呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報と前記現在位置情報、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報を呼び出し管理データベースに登録する呼び出し管理データベース登録手段とを備えることを特徴とする呼び出し管理システム。
  2. 請求項1に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記現在位置情報特定手段は、前記呼び出し元ユーザから、前記呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報の入力を受け付けることにより、前記現在位置情報を特定することを特徴とする呼び出し管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し元端末は、
    前記呼び出し元ユーザが、あらかじめ設定された前記呼び出し先ユーザを呼び出すことが許可された呼び出し可能範囲内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記呼び出し元ユーザが前記呼び出し可能範囲内に存在すると判定された場合に、前記呼び出し元ユーザによる前記呼び出し先ユーザの呼び出しを許可する呼び出し許可手段をさらに備えることを特徴とする呼び出し管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し先端末は、
    前記呼び出し管理データベースに、前記ユーザ識別情報特定手段によって特定された前記ユーザ識別情報を含む前記呼び出し管理情報が記録されているか否かを判定する情報有無判定手段をさらに備え、
    前記呼び出し情報取得手段は、前記情報有無判定手段によって、前記呼び出し管理データベースに、前記ユーザ識別情報特定手段によって特定された前記ユーザ識別情報を含む前記呼び出し管理情報が記録されていると判定されたときに、前記呼び出しIDと前記現在位置情報とを前記呼び出し情報として取得することを特徴とする呼び出し管理システム。
  5. 請求項4に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記報知手段は、前記呼び出し元端末から呼び出しがあったことを報知するに当たって、前記呼び出し情報として受信した前記現在位置情報を表示して、前記呼び出し元ユーザの現在位置を前記呼び出し先ユーザへ通知することを特徴とする呼び出し管理システム。
  6. 請求項4または5に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し先端末は、
    前記報知手段による報知に応じて、前記呼び出し先ユーザから、呼び出し要求に対する応答入力を受け付ける応答入力受付手段と、
    前記応答入力受付手段で前記応答入力を受け付けたときに、前記呼び出し管理装置へ、応答入力がされた呼び出しの前記呼び出しIDと応答入力を受け付けたことを示す情報とを含んだ応答情報を送信する応答情報送信手段をさらに備え、
    前記呼び出し管理装置は、
    前記呼び出し先端末から前記応答情報を受信する応答情報受信手段と、
    前記応答情報受信手段によって前記応答情報が受信されたときに、前記呼び出し管理データベースに記録されている、前記応答情報に含まれる前記呼び出しIDを含んだ呼び出し管理情報に、呼び出し先ユーザが応答したことを示す応答済み情報を追加して、前記呼び出し管理データベースを更新する呼び出し管理データベース更新手段をさらに備えることを特徴とする呼び出し管理システム。
  7. 請求項6に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記ユーザ識別情報抽出手段は、前記呼び出し管理データベース内に、前記応答済み情報が記録されている呼び出し管理情報が含まれている場合には、その呼び出し管理情報に含まれる前記ユーザ識別情報を抽出対象から除外することを特徴とする呼び出し管理システム。
  8. 請求項6または7に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し管理装置は、
    前記呼び出し管理データベース登録手段によって、前記呼び出し管理情報が前記呼び出し管理データベースに登録されたときに、前記呼び出し元端末へ前記呼び出しIDを通知する呼び出しID通知手段をさらに備え、
    前記呼び出し元端末は、
    前記呼び出しIDの通知を受けた場合には、前記呼び出し管理データベースを参照して、該呼び出しIDを含む前記呼び出し管理情報に、前記応答済み情報が記録されている否かを判定する応答済み判定手段と、
    前記応答済み判定手段によって、通知された呼び出しIDを含む前記呼び出し管理情報に、前記応答済み情報が記録されていると判定された場合には、前記呼び出し元ユーザに対して、前記呼び出し先ユーザが応答したことを通知する応答済み通知手段をさらに備えることを特徴とする呼び出し管理システム。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し管理データベース更新手段は、あらかじめ設定された応答済みの解除条件を満たしたことを検出したときに、前記呼び出し管理情報から前記応答済み情報を削除して前記呼び出し管理データベースを更新することを特徴とする呼び出し管理システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し元端末は、
    前記変換手段で変換した変換後設置位置特定情報を記録媒体に記録する変換後設置位置特定情報記録手段をさらに備え、
    前記変換後設置位置特定情報送信手段は、前記記録媒体に前記変換後設置位置特定情報が記録されている場合には、前記記録媒体から前記変換後設置位置特定情報を読み出して、前記呼び出し管理装置へ送信することを特徴とする呼び出し管理システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    呼び出し可能リスト作成手段は、前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報に基づく前記呼び出し先ユーザのリストを、前記呼び出し可能リストとして作成することを特徴とする呼び出し管理システム。
  12. 請求項11に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し対象選択受付手段は、前記呼び出し可能リスト表示手段によって表示された前記呼び出し可能リストの中から、呼び出し対象とする前記呼び出し先ユーザの選択を付けることにより、前記呼び出し対象の選択を受け付け、
    前記呼び出し要求情報送信手段は、前記呼び出し対象選択受付手段で選択を受け付けた前記呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報と前記現在位置情報とを含む呼び出し要求情報を前記呼び出し管理装置へ送信することを特徴とする呼び出し管理システム。
  13. 請求項12に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し先ユーザ特定手段は、前記呼び出し要求情報に含まれる前記ユーザ識別情報を、前記呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報として特定することを特徴とする呼び出し管理システム。
  14. 請求項11〜13のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し可能リスト作成手段は、前記ユーザ識別情報と、該ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザに関するユーザ情報とを関連付けて記録したユーザ管理情報を参照して、前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記ユーザ情報を特定し、前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報のそれぞれに、特定した前記ユーザ情報を付加して、前記呼び出し可能リストを作成することを特徴とする呼び出し管理システム。
  15. 請求項14に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記ユーザ情報には、呼び出し先ユーザを被写体として撮像された画像データを含み、
    前記呼び出し可能リスト表示手段は、呼び出し先ユーザを被写体として撮像された画像データを一覧表示することにより、前記呼び出し可能リストを表示することを特徴とする呼び出し管理システム。
  16. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記ユーザ識別情報は、あらかじめ定められたグループ分け基準に基づいて、グループ分けがされており、
    呼び出し可能リスト作成手段は、前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報が属するグループを特定し、特定したグループのリストを、前記呼び出し可能リストとして作成することを特徴とする呼び出し管理システム。
  17. 請求項16に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し対象選択受付手段は、前記呼び出し可能リスト表示手段によって表示された前記呼び出し可能リストの中から、呼び出し対象とする前記グループの選択を付けることにより、前記呼び出し対象の選択を受け付け、
    前記呼び出し要求情報送信手段は、前記呼び出し対象選択受付手段で選択を受け付けた前記グループを特定するためのグループ特定情報と前記現在位置情報とを含む呼び出し要求情報を前記呼び出し管理装置へ送信することを特徴とする呼び出し管理システム。
  18. 請求項17に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し先ユーザ特定手段は、前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報の中から、前記呼び出し要求情報に含まれる前記グループ特定情報に基づいて特定されるグループに属するユーザ識別情報を選択することにより、前記呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報を特定することを特徴とする呼び出し管理システム。
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記呼び出し先ユーザは、前記呼び出し元ユーザからの呼び出しに応じて、商品の販売に赴く売り子であって、
    前記呼び出し要求受付手段は、前記呼び出し元ユーザから、前記呼び出し先ユーザの呼び出し要求とともに、購入を希望する商品の指定を受け付け、
    変換後設置位置特定情報送信手段は、前記変換後設置位置特定情報とともに、前記呼び出し元ユーザが購入を希望する商品の情報を前記呼び出し管理装置へ送信し、
    前記ユーザ識別情報抽出手段は、ユーザ識別情報と、該ユーザ識別情報に基づいて特定される前記呼び出し先ユーザが取り扱う商品の情報とが関連付けられて記録されたデータベースを参照して、前記呼び出し元ユーザが購入を希望する商品を取り扱う前記呼び出し先ユーザを対象として、前記ユーザ識別情報を抽出することを特徴とする呼び出し管理システム。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項に記載の呼び出し管理システムにおいて、
    前記情報発信装置の設置間隔は、前記呼び出し先ユーザの移動範囲内で前記呼び出し先ユーザが移動したときに、少なくとも1つの情報発信装置が前記呼び出し先端末との通信を継続できるように、設置間隔が設定されることを特徴とする呼び出し管理システム。
  21. 呼び出し先ユーザに対して一意に付されているユーザ識別情報を特定するユーザ識別情報特定手段と、
    前記呼び出し先ユーザの移動範囲内に、所定距離間隔で設置された情報発信装置から、各情報発信装置の設置位置を特定するための設置位置特定情報を受信する設置位置特定情報受信手段と、
    前記設置位置特定情報受信手段によって受信された前記設置位置特定情報と、前記ユーザ識別情報特定手段によって特定された前記ユーザ識別情報とを関連付けた識別用情報を記録する識別用情報記録手段と、
    呼び出し元ユーザの現在位置を示す現在位置情報を特定する現在位置情報特定手段と、
    前記現在位置情報特定手段によって特定された前記現在位置情報を、前記呼び出し元ユーザの現在位置近傍に設置されている前記情報発信装置の前記設置位置特定情報に変換する変換手段と、
    前記呼び出し元ユーザから、前記呼び出し先ユーザの呼び出し要求を受け付けたときに、記録されている前記識別用情報の中から前記設置位置特定情報が、前記変換手段によって変換された変換後設置位置特定情報と一致する前記ユーザ識別情報を抽出するユーザ識別情報抽出手段と、
    前記ユーザ識別情報抽出手段によって抽出された前記ユーザ識別情報に基づいて、呼び出し可能な前記呼び出し先ユーザに関するリスト(以下「呼び出し可能リスト」と呼ぶ)を作成する呼び出し可能リスト作成手段と、
    前記呼び出し可能リスト作成手段によって作成された前記呼び出し可能リストを表示する呼び出し可能リスト表示手段と、
    前記呼び出し可能リスト表示手段によって表示された前記呼び出し可能リストの中から呼び出し対象の選択を受け付ける呼び出し対象選択受付手段と、
    前記呼び出し対象選択受付手段が前記呼び出し対象の選択を受け付けたときに、選択を受け付けた呼び出し対象を特定するための呼び出し対象特定情報に基づいて、呼び出し対象とする呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報を特定する呼び出し先ユーザ特定手段と、
    各呼び出しを一意に識別するための呼び出しIDを発行するとともに、前記呼び出し先ユーザ特定手段で特定された前記呼び出し先ユーザの前記ユーザ識別情報と前記現在位置情報、および発行した呼び出しIDを関連付けた呼び出し管理情報を呼び出し管理データベースに登録する呼び出し管理データベース登録手段と、
    前記呼び出し管理データベースから前記呼び出し管理情報を取得して、前記呼び出し先ユーザに対して、前記呼び出し元ユーザから呼び出しがあったことを報知する報知手段とを備えることを特徴とする呼び出し管理システム。
  22. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の呼び出し元端末。
  23. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の呼び出し管理装置
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