Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6312493B2 - 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6312493B2 - 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム - Google Patents

差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6312493B2
JP6312493B2 JP2014066403A JP2014066403A JP6312493B2 JP 6312493 B2 JP6312493 B2 JP 6312493B2 JP 2014066403 A JP2014066403 A JP 2014066403A JP 2014066403 A JP2014066403 A JP 2014066403A JP 6312493 B2 JP6312493 B2 JP 6312493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map data
difference
information
unit
difference map
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014066403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015191028A (ja
Inventor
威郎 坂入
威郎 坂入
下谷 光生
光生 下谷
御厨 誠
誠 御厨
裕喜 小中
裕喜 小中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014066403A priority Critical patent/JP6312493B2/ja
Publication of JP2015191028A publication Critical patent/JP2015191028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6312493B2 publication Critical patent/JP6312493B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Description

この発明は、差分地図データを作成するための差分地図データ作成装置、差分地図データ作成のための差分地図リストを作成する差分地図リスト作成装置、差分地図データを作成する差分地図データ作成方法、および、差分地図データ作成装置により作成された差分地図データを利用するカーナビゲーションを始めとする情報端末装置へ、差分地図データを配信する差分地図データ配信システムに関するものである。
カーナビゲーション装置を始めとする情報端末装置用のデジタル化された地図データは、道路の敷設や建物の新設などにより変化している。このような事象により変化した地図データ(差分地図データ)を、情報端末装置が備える地図データへ反映(地図差分更新)することで、新規開通した道路を使った経路案内などを実行することができる。差分地図データサイズが大きくなると、データ配信やカーナビゲーションシステムなど情報端末装置における処理負荷が大きくなるため、差分地図データサイズが問題となる。
そこで、例えば、特許文献1には、地図データ種別ごとに差分地図データを分割することで差分地図データを小さくし、さらにどの種別の地図データから差分更新を実施するかを規定した更新順番情報を有することで、必要な地図データから差分更新することが開示されている。
特開2009−175252号公報
差分地図データサイズが大きい場合、カーナビゲーションシステムなどの情報端末装置における差分地図データを、情報端末装置が有する地図データベースに適用する差分更新処理に時間がかかり、その間、情報端末装置のCPUリソースを占有するため音楽再生や地図表示などの他処理に影響が出る可能性がある。また、インターネットなどの通信回線を用いて、差分地図データを配信する場合、データサイズが大きい場合や通信速度が遅い場合などにおいては、データ通信に多くの時間を要するという課題があった。
このような課題に対して、特許文献1のような技術では、上述したように、地図データ種別ごとに差分地図データを分割することが開示されているが、特許文献1のような技術では、地図データ種別の分割単位が地図描画データ、経路探索データ、誘導データなどと大きく、差分地図データサイズが小さくならないという課題があった。また、ナビゲーション機能を実行するためには、必ず格納されていることが必要な地図データが決まっており、例えば経路案内を実行する場合、経路探索データのみが更新され、右左折の箇所や名称、音声などを格納した誘導データが更新されなかった場合、経路案内機能はナビゲーションシステムが想定している動作を実行できない可能性があるという課題があった。
この発明は、このような課題を解決するものであり、必要に応じて設定された差分更新の優先順位に従って地図データを更新するための差分地図データを作成する差分地図データ作成装置、差分地図データ作成のための差分地図リストを作成する差分地図リスト作成装置、差分地図データ作成方法、および、当該差分地図データ作成装置によって作成された差分地図データを配信する差分地図データ配信システムを提供することを目的とする。
この発明は、新旧の地図データからそれぞれ構成される新地図データベースおよび旧地図データベースに基づき、情報端末装置が使用する地図データベースへ差分更新する際の差分地図データを作成する差分地図データ作成装置であって、旧地図データベースと新地図データベースとの差分である新旧差分抽出後地図データを抽出する差分地図データ抽出部と、差分地図データ抽出部によって抽出された新旧差分抽出後地図データを、地図データ種別に基づき、地図データ種別分類後差分地図データとして分類する差分地図データ分類部と、差分更新の優先順位を示す第1優先情報と、第1優先情報とは異なる差分更新の優先順位を示す第2優先情報とに基づき、差分更新を行う更新単位を決定する更新単位情報を作成する更新単位情報作成部と、差分地図データ分類部によって分類された地図データ種別分類後差分地図データと、更新単位情報作成部によって作成された更新単位情報とに基づき、差分地図データを作成する差分地図データ生成部とを備え、第2優先情報は、情報端末装置において地図データを用いて実行される機能を示す機能種別又は情報端末装置が有する機能毎に必要な地図データ種別を定義した情報であることを特徴とするものである。
この発明によれば、必要に応じて設定された差分更新の優先順位に基づき差分地図データを作成し、当該差分地図データに基づいて地図データを更新するので、より効率よく、適切な地図データ更新を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る差分地図データ作成装置の構成図である。 この発明の実施の形態1における地図データの構成を示すものである。 地物の幾何情報の構成を説明する図である。 複数の地物の幾何情報を示す幾何情報リストの構造を示す図である。 地物の位相情報の構成を説明する図である。 地物の特徴を示す属性情報の構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る差分地図データ作成装置の動作のフローチャートである。 差分地図データ抽出部による図7のステップST001の処理を詳細に説明するフローチャートである。 差分地図データ分類部による図7のステップST002の処理を詳細に説明するフローチャートである。 地図データが道路の場合におけるカテゴリ定義情報の構成図の一例である。 道路データの場合において、新旧差分抽出後地図データを構成する地物ごとに各カテゴリに該当するか否かのフラグが付与された一例を示す図である。 更新単位情報作成部による図7のステップST003の処理を詳細に説明するフローチャートである。 優先情報の一例を示す図である。 実施の形態1において、差分地図データ生成部による図7のステップST004の処理を詳細に説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1における差分地図データの内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における差分地図データ作成方法を示す概念図である。 この発明の実施の形態1において、差分地図データ作成装置が作成した差分地図データを用いる情報端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る情報端末装置の構成図である。 この発明の実施の形態1の情報端末装置における差分地図データ更新のフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置の構成図である。 この発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置の動作のフローチャートである。 この発明の実施の形態2において、差分地図データ分類部が出力する地図データ種別分類後差分地図データの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2の更新単位情報作成部による図7のステップST003の処理を詳細に説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2において、更新単位情報作成部が読み込む優先情報の一例を示す図である。 機能定義情報の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態2における更新単位情報の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2の差分地図リスト生成部による図21のステップST105の処理を詳細に説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2における差分地図リストの内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2における差分地図データ作成方法を示す概念図である。 この発明の実施の形態3に係る情報端末装置に、情報配信装置から差分地図データを配信する差分地図データ配信システムの構成図である。 この発明の実施の形態3の情報端末装置における差分地図データ更新のフローチャートである。 この発明の実施の形態4において、情報端末装置に、情報配信装置から差分地図データを配信する差分地図データ配信システムの構成図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る差分地図データ作成装置100の構成図である。
差分地図データ作成装置100は、図1に示すように、旧地図DB(データベース)101と、新地図DB102と、差分地図データ抽出部103と、カテゴリ情報設定部104と、差分地図データ分類部105と、更新単位情報作成部106と、差分地図データ生成部107と、差分地図DB108とを備える。
なお、ここでは、差分地図データ作成装置100は、旧地図DB101と、新地図DB102と、差分地図DB108とを備える構成としているが、これに限らず、外部に備えるものとしてもよい。
旧地図DB101および新地図DB102は、地図データを収録する。
差分地図データ抽出部103は、旧地図DB101と新地図DB102とから、それぞれの差分のデータ(新旧差分抽出後地図データとする)を抽出する。
カテゴリ情報設定部104は、予めカテゴリ毎に地図データを定義したカテゴリ定義情報を参照し、カテゴリ定義情報に基づいてカテゴリ情報を設定し、差分地図データ作成装置100が備えるメモリ上、または記憶装置に一時的に保管する。なお、カテゴリ情報とは、例えば、地図データ種別が道路の場合、高速道路、国道、都道府県道、市区町村道路といった地図データが有する属性(この場合、道路種別)に応じた分類や、ある地域範囲における道路形状や建物のデータ変更量、すなわち、差分地図データの変化量や、経路誘導や経路探索といった、情報端末装置(詳細は後述する)が有する機能で必要な属性によって地図データがカテゴリ化された情報である。
差分地図データ分類部105は、差分地図データ抽出部103によって抽出された新旧差分抽出後地図データを、カテゴリ情報設定部104によって設定されたカテゴリ情報に基づき分類する。
更新単位情報作成部106は、情報端末装置において差分更新の優先順位を示す優先情報から、更新単位を決定するための更新単位情報を作成する。
差分地図データ生成部107は、差分地図データ分類部105によって分類されたカテゴリ化後差分地図データと、更新単位情報作成部106によって作成された更新単位情報とに基づき差分地図データを作成する。なお、差分地図データ生成部によって作成された差分地図データは、差分地図DB108に格納される。
差分地図DB108は、差分地図データを格納する。
ここで、地図データの構成について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1における地図データの構成を示すものである。
旧地図DB101、新地図DB102は、図2に示す地図データ構成からなる地図データの集合である。図2において、旧地図DB101および新地図DB102をまとめて地図データベース(地図DB20)として以下説明する。
図2に示すように、地図DB20は、地図の構成要素(以下、地物21)の集合からなり、地物21は、幾何情報と、属性情報と、位相情報とから構成される。
幾何情報は、形状を表現する緯度・経度などからなる位置情報を示す座標を配列した情報であり、属性情報は、地物の特徴を示す情報であり、位相情報は、地物同士のつながりを示す情報であって、これらの情報は、組み合わせることが可能である。例えば、道路ネットワークを示す場合は、位相情報と属性情報、道路形状を示す場合は、幾何情報と属性情報などのように利用される。なお、幾何情報と位相情報とは、それぞれの情報が配列として管理され、それぞれ属性情報と関連付けられる。
図3は、地物21の幾何情報の構成を説明する図である。
図3に示すように、幾何情報の主な種類(幾何情報種別31)には、市区町村名や地名の代表点などを表現するポイント(点)データ、川、バス路線、等高線などの線を表現するポリライン(線)データ、家形図、公園、湖沼など閉空間を表現するポリゴン(面)データがある。また、これらの特徴を表現する属性情報として、例えば、道路の場合、国道、県道、市町村道などの道路種別、道路幅、道路名称などが属性情報として定義される。
このように、幾何情報と属性情報とは関連付けられている。なお、位相情報と属性情報についても同様に関連付けられている。
幾何情報は、地物の形を構成する座標点の配列で構成され、座標は、緯度経度や平面直角座標系などで定義された数値情報で表現される。
図4は、複数の地物21の幾何情報を示す幾何情報リスト41の構造を示す図である。
幾何情報リスト41は、例えば、図4に示すように、幾何情報を示す座標点の配列の他に、幾何形状の種別を示す種別情報、地物を一意に識別する地物IDなども合わせて管理することができる。また、図4に示すような内容に限らず、幾何情報リスト41は、その他、地図データの特徴によっては、セキュリティ面から座標値の配列に対して暗号化、圧縮して表現される場合もある。
図5は、地物21の位相情報の構成を説明する図である。
図5に示すように、位相情報は、地物同士のつながりを表現し、ノードとリンクで表現される。位相情報は、道路ネットワークや鉄道ネットワークのような、ネットワークデータを管理する。ノードは、交差点などのネットワークを構成する結節点であり、リンクはノードとノードの間をつないだものである。
図6は、地物21の特徴を示す属性情報の構成を説明する図である。
図6に示すように、属性情報は、対象となる地物21を識別する地物IDと、当該地物21の特徴を示した複数種類の属性で構成される。属性値の種類としては、数値、文字列、画像など、地物21を特徴付ける各種情報で構成される。複数地物21に対する属性情報の集合が属性情報リストとなる。
上述したように、図2〜図6で説明した地図データは、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POI(Point of interest)データ、といった地図データ種別ごとに磁気ディスク等を有する記憶装置(HDD:HARD DISK DRIVE)に格納される。
また、新地図DB102および旧地図DB101は、上述した構成により地図データが格納されているデータベースである。
差分地図DB108には、新地図DB102と旧地図DB101とから、差分地図データ作成装置100が、新しく追加された地物21、地物21の幾何や属性が変更された地物21、削除された地物21に対して、その差分を抽出したデータである差分地図データが格納される。なお、差分地図DB108は、差分地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータ、といった地図データ種別ごとに磁気ディスク等を有する記憶装置(HDD:HARD DISK DRIVE)に格納される。
この発明の実施の形態1に係る差分地図データ作成装置100の動作について説明する。
図7は、この発明の実施の形態1に係る差分地図データ作成装置100の動作のフローチャートである。
差分地図データ抽出部103は、旧地図DB101と新地図DB102とから、それぞれの差分のデータ(新旧差分抽出後地図データとする)を抽出する(ステップST001)。
図8は、差分地図データ抽出部103による図7のステップST001の処理を詳細に説明するフローチャートである。
差分地図データ抽出部103は、旧地図データが格納された旧地図DB101を読み込む(ステップST1)。
次に、差分地図データ抽出部103は、新地図データが格納された新地図DB102を読み込む(ステップST2)。
差分地図データ抽出部103は、ステップST1で読み込んだ旧地図データと、ステップST2で読み込んだ新地図データとを地物21単位で比較する(ステップST3)。
差分地図データ抽出部103は、ステップST3の比較の結果、新しく追加された地物21、地物の幾何や属性が変更された地物21、削除された地物21に対して、その差分を抽出する(ステップST4)。なお、ステップST4において、差分地図データ抽出部103が抽出した地図データを、ここでは、新旧差分抽出後地図データとする。
差分地図データ抽出部103は、新旧差分抽出後地図データを出力する(ステップST5)。なお、新旧差分抽出後地図データは、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータごとにそれぞれ分けて管理される。また、この新旧差分抽出後地図データは、差分地図データ作成装置100が備えるメモリ上、または、記憶装置に一時的に保管され、後述する差分地図データ分類部105による処理で利用される。
図7のフローチャートに戻る。
図7のステップST001において、差分地図データ抽出部103が新旧差分抽出後地図データを抽出すると、差分地図データ分類部105は、差分地図データ抽出部103によって抽出された新旧差分抽出後地図データを、カテゴリ情報設定部104によって設定されたカテゴリ情報に基づき分類する(ステップST002)。
図9は、差分地図データ分類部105による図7のステップST002の処理を詳細に説明するフローチャートである。
差分地図データ分類部105は、図7のステップST001において差分地図データ抽出部103が出力し、一時的に保管されている新旧差分抽出後地図データを読み込む(ステップST11)。
次に、差分地図データ分類部105は、カテゴリ情報を読み込む(ステップST12)。
ここで、カテゴリ情報について説明する。
カテゴリ情報は、予め設定されたカテゴリ定義情報に基づき設定される、地図データが有する属性に応じた分類、新旧差分抽出後地図データにおけるデータ変化量、情報端末装置が有する機能などによってカテゴリ化された情報であって、新旧差分抽出後地図データをカテゴリ分けする場合に用いる情報である。なお、予め設定されたカテゴリ定義情報に基づき設定される、地図データが有する属性に応じた分類、新旧差分抽出後地図データにおけるデータ変化量、情報端末装置が有する機能などのいずれか1つによってカテゴリ分けされるものとしてもよいし、1つ以上を組み合わせてカテゴリ分けするようにしてもよい。
また、予め設定されているカテゴリ定義情報をそのままカテゴリ情報としてもよいし、カテゴリ情報設定部104が適宜カテゴリ情報を設定しなおすようにしてもよい。
カテゴリは、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータ、名称データといった地図を構成する種別に対して付与することができる。例えば、地図データが道路の場合、高速道路、国道、都道府県道などの道路種別や、ある地域範囲における道路形状や建物のデータ変更量や、差分内容が新規、変更、削除のいずれか、といった視点によって定義される。
なお、カテゴリには、カテゴリ番号が付与され、付与されたカテゴリ番号は、地図DB(旧地図DB101、新地図DB102、差分地図DB108)全体に対して一意な値となる。
カテゴリ情報設定部104は、このようなカテゴリが予め定義されたカテゴリ定義情報に基づき、適宜カテゴリ情報を設定する。なお、カテゴリ定義情報は、XML(Extensible Markup Language)形式、テキスト形式といったデジタル記憶方式に基づき磁気ディスク等を有する記憶装置に格納されている。
図10は、地図データが道路の場合におけるカテゴリ定義情報の構成図の一例である。
例えば、図10に示すように、カテゴリ定義情報は、5つのカテゴリに分けられ、カテゴリ1では、道路形状変化量が新旧道路形状を比較して20%以上あるかどうかで判断される。
カテゴリ2では、差分内容が、道路が新設されたものなのか、形状や属性が変更されたものなのか、または、廃道によって削除されたものなのか、のいずれかで判断される。
カテゴリ3では、差分対象となる道路種別が、高速道路、都道府県道、市区町村道路のいずれであるかで判断される。
カテゴリ4では、差分対象となる道路の規制情報がどのように変更されたかで判断される。例えば、最高速度が変更されたかどうか、一方通行に変更されたかどうか、など、経路探索や経路誘導に影響を及ぼす内容かどうかによって、カテゴリ4に該当するかどうかが判断される。
カテゴリ5では、地図データが有する属性などに基づいて予め設定された優先順位が、5位までであるかどうかによって判断される。
なお、ここでは、図10のようにカテゴリ分けするような一例を示しているが、これに限らず、各カテゴリをさらに細分化してもよい。例えば、図10のカテゴリ2に定義されている差分内容について、新設、変更、削除のいずれかによって、さらにそれぞれカテゴリ分けするようにしてもよいし、図10のカテゴリ3に定義されている道路種別について、高速道路、国道、都道府県道、市区町村道を、さらにそれぞれカテゴリ分けするようにしてもよい。
カテゴリ情報設定部104は、図10に示すようなカテゴリ定義情報を記憶装置から読み出し、カテゴリ情報として差分地図データ作成装置100が備えるメモリ上、または、記憶装置に一時的に保管する。
そして、差分地図データ分類部105は、ステップST12において、一時的に保管されているカテゴリ情報を読み込む。
差分地図データ分類部105は、ステップST12にて読み込んだカテゴリ情報に基づき、ステップST11で読み込んだ新旧差分抽出後地図データを構成する地物21ごとに各カテゴリのいずれに該当するかを判定する(ステップST13)。
差分地図データ分類部105は、ステップST13の判定に基づき、ステップST11で読み込んだ新旧差分抽出後地図データを構成する地物21ごとに、各カテゴリに該当するか否かのフラグを付与する(ステップST14)。
図11は、道路データの場合において、新旧差分抽出後地図データを構成する地物21ごとに各カテゴリに該当するか否かのフラグが付与された一例を示す図である。
図11に示す差分地物IDは、新旧差分抽出後地図データに格納されている地物21を一意に識別するユニークなIDである。さらに、地物21ごとに、カテゴリ情報設定部104が設定したカテゴリ情報に該当するか否かのフラグが、各カテゴリに対して付与されている。図11においては、○印がカテゴリに該当することを示し、空欄はカテゴリに該当しないことを示している。
差分地図データ分類部105は、ステップST14にて地物21ごとにカテゴリに該当するか否かのフラグを付与した新旧差分抽出後地図データ(ここでは、カテゴリ化後差分地図データとする)を出力する(ステップST15)。
なお、図11において図示は省略しているが、図11に示す情報と、新旧差分抽出後地図データ、すなわち、図2で説明したような地物21の構成要素の情報とを関連付けてカテゴリ化後差分地図データとしてもよいし、図11に示す情報をカテゴリ化後差分地図データとし、新旧差分抽出後地図データを別で管理し、カテゴリ化後差分地図データと差分地物IDによって紐付けられるようにしておいてもよい。
また、ステップST15において出力されたカテゴリ化後差分地図データは、差分地図データ作成装置100が備えるメモリ上、または、記憶装置に一時的に保管され、後述する差分地図データ生成部107による処理で利用される。
また、ここでは図11を用いて、道路データの場合を例にとって説明したが、差分地図データ分類部105によって分類され、カテゴリ情報に該当するか否かのフラグが付与されたカテゴリ化後差分地図データは、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータ、名称データごとに作成、出力される。
図7のフローチャートに戻る。
図7のステップST002において、差分地図データ抽出部103がカテゴリ化後差分地図データを出力すると、更新単位情報作成部106は、情報端末装置において差分更新の優先順位を示す優先情報から、更新単位を決定するための更新単位情報を作成する(ステップST003)。
図12は、更新単位情報作成部106による図7のステップST003の処理を詳細に説明するフローチャートである。
更新単位情報作成部106は、優先情報を優先順位の高いものから順番に読み込む(ステップST21)。
ここで、優先情報について説明する。
優先情報とは、差分地図データ作成装置100が作成する差分地図データについて、当該差分地図データを利用する情報処理装置に対して、当該差分地図データを適用するにあたっての優先順位を示す情報である。なお、優先順位は予め適宜設定可能である。
優先情報は、差分地図データを適用する空間的な範囲、すなわち地図範囲と、カテゴリの内容とから構成され、記憶装置に格納されている。
図13は、優先情報の一例を示す図である。
図13に示すように、優先情報は、データ範囲(地図範囲)、カテゴリで構成され、それぞれの組み合わせに対して、差分更新の優先順位が設定されている。なお、図13においては、データ範囲を対象の市で例示したが、範囲を示す矩形範囲の座標で構成してもよい。優先情報は、XML(Extensible Markup Language)形式、テキスト形式といったデジタル記憶方式に基づき磁気ディスク等を有する記憶装置に格納される。
更新単位情報作成部106は、読み込んだ優先情報を、情報端末装置において更新単位を決定するための更新単位情報として出力する(ステップST27)。
なお、ここでは、ステップST27において、優先情報をそのまま更新単位情報としているが、これに限らず、更新単位情報作成部106が適宜更新単位情報を設定しなおすようにしてもよい。
図7のフローチャートに戻る。
差分地図データ生成部107は、ステップST002にて差分地図データ分類部105によって分類されたカテゴリ化後差分地図データと、ステップST003にて更新単位情報作成部106によって作成された更新単位情報とに基づき、差分地図データを作成する(ステップST004)。
図14は、実施の形態1において、差分地図データ生成部107による図7のステップST004の処理を詳細に説明するフローチャートである。
差分地図データ生成部107は、図7のステップST003にて更新単位情報作成部106が作成した更新単位情報を読み込む(ステップST31)。
差分地図データ生成部107は、図7のステップST002で差分地図データ分類部105が作成したカテゴリ化後差分地図データを読み込む(ステップST32)。
差分地図データ生成部107は、ステップST31で読み込んだ更新単位情報で定義されている優先順位(第1の優先順位)に基づき、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータのそれぞれに該当するステップST32で読み込んだカテゴリ化後差分地図データに対し、優先順位(第2の優先順位)を付与する(ステップST33)。例えば、更新単位情報が図13に示すような内容であり、カテゴリ化後差分地図データが図11に示すような内容であった場合で、図11の差分地物D1の地物21が、A市に属するものであったとすると、カテゴリ1,2に該当する差分地物ID1が優先順位1位となる。また、同様に、図11の差分地物ID2がB市に属するものであったとすると、差分地物ID2は、優先順位2位となる。また、図11の差分地物D3、差分地物ID4、差分地物ID5が、それぞれD市、C市、A市に属するものであったとすると、それぞれ、優先順位4位、3位、1位となる。
なお、差分地物IDがどのデータ範囲に属するものであるかは、カテゴリ化後差分地図データに含まれる、図2で説明したような、地物21の構成要素の幾何情報、位相情報から判断すればよい。カテゴリ化後差分地図データと、図2で説明したような地物21の構成要素の情報を別で管理している場合は、差分地物IDで紐付けられる構成要素の情報から判断すればよい。
このように、この実施の形態1では、差分更新の優先度を定義する優先情報が更新単位となる。例えば、道路データの場合、道路はその規格によって高速道路、国道、都道府県道、市区町村道のようにランク分けされている。そこで、図10では高速道路、国道、都道府県道、市区町村道はカテゴリ3としているが、これらをさらにそれぞれ細分化してカテゴリ分けし、この道路規格に優先度を設けると、ランクの最も高い高速道路を対象に、地図データが更新されているデータが、優先度の最も高い差分更新の更新単位となり、道路規格に沿ったランクに基づいて地図データを更新することができる。
なお、ステップST33において優先順位(第2の優先順位)が付与されたカテゴリ化後差分地図データを差分地図データとする。
カテゴリ化後差分地図データと、地物21の構成要素の情報を別で管理している場合は、差分地図データ生成部107は、カテゴリ化後差分地図データと、差分地物IDで紐付けられる構成要素の情報とをマージして差分地図データとすればよい。
差分地図データ生成部107は、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータのそれぞれに該当する差分地図データに対し、更新単位情報にて定義された優先情報を元にステップST33において付与した優先順位(第2の優先順位)に従って、優先順位(第2の優先順位)の高い順に、差分地図データをソートする(ステップST34)。
図15は、この発明の実施の形態1における差分地図データの内容の一例を示す図である。
図15に示すような差分地図データは、図13に示す更新単位情報と、図11に示すカテゴリ化後差分地図データとに基づいて優先順位(第2の優先順位)が付与され、優先順位(第2の優先順位)の高い順にソートされたものとする。なお、図15において図示は省略しているが、上述したように、差分地図データは、図15に示す内容と、図2で説明したような地物21の構成要素の情報とを有する。
ステップST34でソートされた差分地図データは、差分地図DB108に格納される。この時、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータごとにそれぞれ分けて磁気ディスク等を有する記憶装置に格納される。また、差分地図データは、それぞれ、優先順位を明示するために優先順位(第2の優先順位)が付与された状態で差分地図DB108に格納される。
このように、差分地図データを、差分更新の優先順位が高い順番で並べることで、優先順位の高い差分地図データから順に更新することができ、優先順位の高い地図データを必要とする機能を他機能より優先して実行することができる。
以上のように、差分地図データ作成装置100によって、差分地図データが作成される。
なお、図7において、差分地図データ分類部105が新旧差分抽出後地図データを分類してから(ステップST002)、更新単位情報作成部106が更新単位情報を作成する(ステップST003)こととしたが、これに限らず、差分地図データ生成部107が差分地図データを作成する(ステップST004)前に更新単位情報が作成されていればよい。
なお、図16は、この発明の実施の形態1における差分地図データ作成方法を示す概念図である。図16に示すように、差分地図データ作成装置100において、各種情報に基づき、差分地図データが作成される。
図17は、この発明の実施の形態1において、差分地図データ作成装置100が作成した差分地図データを用いる情報端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
情報端末装置としては、例えば、カーナビゲーション装置、携帯電話やPDA(PERSONAL DIGITAL ASSISTANT)などの移動体情報端末が挙げられる。図17に示す外部記憶装置206には、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データにアクセスするデータアクセスプログラム、当該差分地図データを用いて所望の機能を実行するためのアプリケーションプログラム、アプリケーション処理で利用されるデータなどが格納される。これらプログラムは、外部記憶装置206からメモリ205上へ展開されて、CPU204で実行される。アプリケーションプログラムは、情報端末装置で実行される各種の機能を実現するためのプログラムであり、例えば、カーナビゲーション装置における経路誘導機能、地図表示機能、経路探索機能を実現する。
データアクセスプログラムは、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータを、外部記憶装置206のデータ集合から取得するためのプログラムである。
なお、外部記憶装置206は、情報端末装置に搭載されたハードディスク装置(HDD)、ドライブ装置で再生可能なCDやDVDなどの外部記憶メディア、所定の入出力インタフェースを介してデータ読み書きが可能なUSB(UNIVERSAL SERIAL BUS)メモリ等に構築することができる。
CPU204による演算結果は、バスを介して表示装置202へ出力されて画面表示される。表示装置202は、例えば、経路誘導に利用される地図等を表示する装置であり、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等により実現される。
通信装置203は、不図示の外部装置と通信を行う装置である。情報端末装置がカーナビゲーション装置である場合、通信装置203が、GPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)衛星からのGPS信号やFM電波を受信して位置情報を検出する位置検出部としても機能する。
入力装置201は、外部からの操作入力を受け付ける装置であり、キーボードや操作スイッチ、表示装置202と組み合わされたタッチパネル等に相当する。情報端末装置がカーナビゲーション装置である場合は、この入力装置201を用いて経路探索の条件等を入力する。
図18は、この発明の実施の形態1に係る情報端末装置300の構成図である。
情報端末装置300は、入力装置201と、地図DB301と、差分地図データ適用部302と、ナビ機能実行部303と、位置検出部304と、通信装置203とを備える。
入力装置201は、図17で説明した入力装置201と同様であるので重複した説明を省略する。
地図DB301は、地図データを格納する。なお、地図DB301は、ここでは、情報端末装置300が備えるものとしているが、情報端末装置300の外部に備えるものとしてもよい。
差分地図データ適用部302は、ナビ機能実行部303により実行される機能を実行するため、地図DB301に対し、差分地図データを適用する差分更新プログラムを用いて地図DB301を最新の状態に更新する。例えば、図17で示した情報端末装置300のCPU204が、差分更新プログラムを実行することにより、差分地図データ適用部302として動作する。
ナビ機能実行部303は、地図DB301から取得された地図データ、および、位置検出部304により検出された現在位置に基づいて、ナビゲーション処理の各種の機能を実行する。
位置検出部304は、GPS衛からのGPS信号やFM電波を受信して位置情報を検出する。
通信装置203は、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データを受信する。なお、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データは、CD、DVD、SDカードといったメディア媒体にコピーされる。また、このとき、ユーザがどの優先順位の差分地図データをメディア媒体にコピーするかを指定することもできる。
図19は、この発明の実施の形態1の情報端末装置300における差分地図データ更新のフローチャートである。
通信装置203は、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データがコピーされているメディア媒体から、差分地図データを読み込む(ステップST41)。
差分地図データ適用部302は、ステップST41で読み込んだ差分地図データのうち、優先順位の最も高い地図データを用いる機能を停止する(ステップST42)。例えば、更新対象の地図データが高速道路である場合、当該データを使用する経路案内機能は利用できなくなる。なお、差分地図データの地図範囲を考慮し、経路案内機能が当該範囲を利用しない場合は、経路案内機能を停止することなく差分地図データを更新することも可能である。
差分地図データ適用部302は、ナビ機能実行部303により実行される機能を実行するため、地図DB301に対し、差分地図データを適用する差分更新プログラムを用いて、ステップST41で読み込んだ差分地図データに示されている優先順位の最も高い地物21に対し、地図DB301を更新する(ステップST43)。
差分地図データ適用部302は、地図DB301の地図データの更新が完了したかどうかを判断する(ステップST44)。
ステップST44において、地図データの更新が完了していないと判断した場合(ステップST44の“NO”の場合)、当該処理を繰り返し、地図データの更新が完了するのを待つ。
一方、ステップST44において、地図データの更新が完了したと判断した場合(ステップST44の“YES”の場合)、差分地図データ適用部302は、ステップST42で停止していた地図データを用いる機能を再開する(ステップST45)。
差分地図データ適用部302は、ステップST41にて読み込んだ差分地図データについて、次に優先度の高いデータがあるかどうかを判断する(ステップST46)。
ステップST46において、次に優先度の高いデータがないと判断した場合(ステップST46の“NO”の場合)処理終了する。
ステップST46において、次に優先度の高いデータがあると判断した場合(ステップST46の“YES”の場合)、ステップST42に戻り、次に優先度の高いデータについて、以降の処理を行う。
以上のように、この実施の形態1によれば、必要に応じて設定された差分更新の優先順位に基づき差分地図データを作成し、当該差分地図データに基づいて地図データを更新するので、より効率よく、適切な地図データ更新を行うことができる。また、優先度に応じて差分地図データを適用することで、情報端末装置300で必要とするデータから順に、地図データを更新することができる。さらに、優先順位を付与して差分地図データを細分化することで、差分地図データをコピーするCD、DVD、SDカードといったメディア媒体の容量に制約がある場合でも、優先順位の高いものから地図データを更新することができる。また、データ範囲(地図範囲)ごとに優先順位を決めて差分地図データを適用するので、整合性の取れた地図データ更新を行うことができる。
なお、この実施の形態1において、差分地図データ作成装置100は、図1で示すような構成としたが、差分地図データ作成装置100は、差分地図データ抽出部103と、差分地図データ分類部105と、更新単位情報作成部106と、差分地図データ生成部107とを備える構成であればよい。
また、この実施の形態1において、情報端末装置300は、図19で示すような構成としたが、情報端末装置300は、差分地図データ適用部302と、通信装置203とを備える構成であればよい。
また、新旧差分抽出後地図データ、カテゴリ定義情報、カテゴリ情報、カテゴリ化後差分地図データ、優先情報、更新単位情報が保管される記憶装置は、差分地図データ作成装置100が備えるものとしてもよいし、差分地図データ作成装置100の外部に備えるものとしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、更新単位情報の優先順位に基づき、差分地図データを生成していた。この実施の形態2では、更新単位情報に基づき、差分更新の優先順位と差分地物とが関連付けられた差分地図リストを作成し、当該差分地図リストに基づき差分地図データを生成する実施の形態について説明する。
図20は、この発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置500の構成図である。
図20に示すこの発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置500の構成について、実施の形態1で図1に示した差分地図データ作成装置100と同様のものについては、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図1に示した実施の形態1の差分地図データ作成装置100の構成とは、カテゴリ情報設定部104を備えず、差分地図リスト生成部109を新たに備える点が異なる。
差分地図リスト生成部109は、更新単位情報作成部106が作成した更新単位情報と、差分地図データ分類部が作成した地図データ種別分類後差分地図データとに基づき、差分更新の優先順位と差分地物とが関連付けられた差分地図リストを作成する。
この発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置500の動作について説明する。
図21は、この発明の実施の形態2に係る差分地図データ作成装置500の動作のフローチャートである。
なお、図21のステップST001は、実施の形態1において説明した図7のステップST001と同様であるため重複した説明を省略する。この実施の形態2に係る差分地図データ作成装置500は、実施の形態1の差分地図データ作成装置100と比べ、差分地図データ分類部105、更新単位情報作成部106、差分地図データ生成部107の動作が異なり、差分地図リスト生成部109による動作が増えている(図21のステップST102〜ステップST105)。
図21のステップST001において、差分地図データ抽出部103が新旧差分抽出後地図データを抽出すると、差分地図データ分類部105は、差分地図データ抽出部103によって抽出された新旧差分抽出後地図データを、地図データ種別ごとに分類し、地物21ごとにどの地図データ種別に該当するかのフラグを付与した新旧差分抽出後地図データ(ここでは、地図データ種別分類後差分地図データとする)を出力する(ステップST102)。
図22は、この発明の実施の形態2において、差分地図データ分類部105が出力する地図データ種別分類後差分地図データの一例を示す図である。
図22に示す差分地物IDは、新旧差分抽出後地図データに格納されている地物21を一意に識別するユニークなIDである。図22において、○印が、各地図データ種別に該当することを示し、空欄は地図データ種別に該当しないことを示している。
なお、この時、図22に示す地図データ種別分類後差分地図データとは別に、新旧差分抽出後地図データ、すなわち、図2で説明したような地物21の構成要素の情報の情報を別途管理し、地図データ種別分類後差分地図データと差分地物IDによって紐付けられようにしておく。
また、ステップST102において出力された地図データ種別分類後差分地図データは、差分地図データ作成装置500が備えるメモリ上、または、記憶装置に一時的に保管され、後述する差分地図データ生成部107による処理で利用される。
図21のステップST102において、差分地図データ分類部105が地図データ種別分類後差分地図データを出力すると、更新単位情報作成部106は、情報端末装置において差分更新の優先順位を示す優先情報と、地図データを用いて所定の機能を実行する際に必要な地図データの関連を考慮して定義された機能定義情報との2つの情報から、更新単位を決定するための更新単位情報を作成する(ステップST103)。
図23は、この発明の実施の形態2の更新単位情報作成部106による図21のステップST03の処理を詳細に説明するフローチャートである。
なお、図23に示す更新単位情報作成部106の動作は、実施の形態1において図12で説明した更新単位情報作成部106の動作に、ステップST22,ステップST25,ステップST26が追加されたものである。
更新単位情報作成部106は、優先情報を優先順の高いものから順番に読み込む(ステップST21)。
具体的な動作は、実施の形態1において図12で説明したのと同様であるが、この実施の形態2では、読み込む優先情報の内容が異なる。
図24は、この発明の実施の形態2において、更新単位情報作成部106が読み込む優先情報の一例を示す図である。
図24に示すように、この実施の形態2において、優先情報は、データ範囲(地図範囲)、機能種別で構成され、それぞれの組み合わせに対して、差分更新の優先順位が設定されている。なお、図24においては、データ範囲を対象の市で例示したが、範囲を示す矩形範囲の座標で構成してもよい。優先情報は、XML(Extensible Markup Language)形式、テキスト形式といったデジタル記憶方式に基づき磁気ディスク等を有する記憶装置に格納される。
更新単位情報作成部106は、ステップST21で読み込んだ優先情報があるかどうか、すなわち、優先情報の読み込みを終了したかどうかを判断する(ステップST22)。
ステップST22において、読み込んだ優先情報があった場合(ステップST22の“NO”の場合)、更新単位情報作成部106は、機能定義情報を読み込む(ステップST25)。
ここで、ステップST25で読み込む機能定義情報について説明する。
機能定義情報は、情報端末装置が地図データを使って、ある機能を実行するときに必要な地図データ種別を定義した情報である。なお、定義については、予め適宜設定可能である。
図25は、機能定義情報の一例を説明する図である。
例えば、経路探索を実行する場合、道路のつながりを示す道路ネットワーク、道路交通規制情報が格納された道路データが必要となる。また、経路誘導を行う場合は、経路探索の実行結果と、右左折箇所の交差点名称が格納された名称データ、案内の際の音声データも必要となる。
そこで、図25に示すように、機能定義情報として、機能毎に必要な地図データ種別が定義され、機能と地図データ種別とが関連付けられる。なお、機能定義情報は、XML(Extensible Markup Language)形式、テキスト形式といったデジタル記憶方式に基づき磁気ディスク等を有する記憶装置に格納されている。
図23のフローチャートに戻る。
更新単位情報作成部106は、ステップST21にて読み込んだ優先情報の機能種別のデータと、ステップST25にて読み込んだ機能定義情報に示されている情報とを比較し、機能定義情報に該当する値を設定する(ステップST26)。具体的には、例えば、ステップST21において、図24の優先順位1の優先情報を読み込んだ場合、読み込んだ優先情報には、機能種別として経路探索が設定されている。そして、ステップST25において、図25に示す機能定義情報を読み込むと、経路探索の機能には、必要な地図データ種別として、「道路ネットワーク、道路データ」が定義されている。そこで、更新単位情報作成部106は、優先順位1の優先情報について、機能実行に必要なデータとして「道路ネットワーク、道路データ」を設定する。
このように、機能実行に必要な地図データを関連付けることで、当該機能を正しく実行することができるようになる。
その後、ステップST21に戻り、ステップST22にて読み込みが終了するまで上述した処理を繰り返す。
ステップST22おいて、読み込みが終了したと判断されると、更新単位情報作成部106は、優先情報と機能定義情報とに基づき作成された、情報端末装置において更新単位を決定するための情報(ここでは、更新単位情報とする)を出力する(ステップST27)。
すなわち、この実施の形態2では、ナビ機能の実行に必要な地図データの種別に基づいて更新単位が判断される。例えば、最短経路探索を行おうとした場合、その機能を実行するためには道路ネットワークデータ、道路形状データなどが必要になるため、これら2種類のデータで変化のあった差分データを更新単位とする。
図26は、この発明の実施の形態2における更新単位情報の一例を示す図である。
図26において、更新単位情報は、図24に示した優先情報と、図25に示した機能定義情報から構成される。すなわち、図26に示すように、更新単位情報は、差分地図データを適用するデータ範囲(地図範囲)と地図データ種別とによって差分更新の優先順位を示す情報である。
なお、更新単位情報は、差分地図データ作成装置500が備えるメモリ上、または、XML(Extensible Markup Language)形式、テキスト形式といったデジタル記憶方式に基づき磁気ディスク等を有する記憶装置に一時的に保管される。
図21のフローチャートに戻る。
差分地図リスト生成部109は、ステップST102にて差分地図データ分類部105によって分類された地図データ種別分類後差分地図データと、ステップST103にて更新単位情報作成部106よって作成された更新単位情報とに基づき、差分地図リストを作成する。
図27は、この発明の実施の形態2の差分地図リスト生成部109による図21のステップST105の処理を詳細に説明するフローチャートである。
差分地図リスト生成部109は、図21のステップST103にて更新単位情報作成部106が作成した更新単位情報を読み込む(ステップST301)。
差分地図リスト生成部109は、図21のステップST102で差分地図データ分類部105が作成した地図データ種別分類後差分地図データを読み込む(ステップST302)。
差分地図リスト生成部109は、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータのそれぞれに該当するステップST302で読み込んだ地図データ種別分類後差分地図データに基づき、ステップST301で読み込んだ更新単位情報で定義されている優先順位(第1の優先順位)ごとに、差分地物ID割り当てられたリストを作成する(ステップST303)。
例えば、更新単位情報が図26に示すような内容であり、地図データ種別分類後差分地図データが図22に示すような内容であった場合で、図22の差分地物D1の地物21が、A市に属するものであったとすると、A市に属し、地図データ種別に道路データが該当する差分地物ID1は優先順位1位に該当する差分地物となる。また、図22の差分地物ID2の地物21もA市に属するものであったとすると、A市に属し、地図データ種別に道路データが該当する差分地物ID2も、優先順位1位に該当する差分地物となる。また、図22の差分地物ID3の地物21がC市に属するものであったとすると、C市に属し、地図データ種別に道路ネットワークが該当する差分地物ID3は、優先順位3位に該当する差分地物となる。同様に、図22の差分地物ID4、差分地物ID5がB市に属するものであったとすると、差分地物ID4、差分地物ID5は、優先順位2位に該当する差分地物となる。
なお、差分地物IDがどのデータ範囲に属するものであるかは、地図データ種別分類後差分地図データの分類時(図21のステップST102)に別途管理しておくようにした、新旧差分抽出後地図データの地物21の構成要素の情報から判断すればよい。
また、ここで割り当てられた差分地物IDは、地図データ種別分類後差分地図データの分類時(図21のステップST102)に別途管理しておくようにした新旧差分抽出後地図データを特定するための情報となる。
このステップST303において、優先順位(第1の優先順位)ごとに差分地物IDが割り当てられたリストを差分地図リストとする。
図28は、この発明の実施の形態2における差分地図リストの内容の一例を示す図である。
図28に示すように、優先順位毎に該当する地物21の地図データ種別と、地物21を一意に識別する差分地物IDとがセットで格納される。なお、図28では、データサイズを小さくすることを意識して、差分地物IDの範囲で示すようにしているが、これに限らず、差分地物IDを1つ1つ列挙して格納するようにしてもよい。
図21に戻る。
ステップST105において、差分地図リスト生成部109が差分地図リストを作成すると、差分地図データ生成部107は、差分地図データを作成する(ステップST104)。
具体的には、差分地図リストにて定義された差分地物IDに紐付けられる、地図データ種別分類後差分地図データの分類時(図21のステップST102)に別途管理しておくようにした新旧差分抽出後地図データの情報に、差分地図リストにて定義された優先順位に従って優先順位(第2の優先順位)を付与し、付与した優先順位の高い順に新旧差分抽出後地図データをソートする。なお、ここで優先順位の高い順にソートされた新旧差分抽出後地図データを差分地図データとする。
また、差分地図データ生成部107は、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータのそれぞれに該当する差分地図データに対し、差分地図データを作成する。
ステップST105でソートされた差分地図データは、差分地図DB108に格納される。この時、地図データを構成する道路データ、背景地図データ、道路ネットワークデータ、POIデータごとにそれぞれ分けて磁気ディスク等を有する記憶装置に格納される。また、差分地図データは、それぞれ、優先順位を明示するために優先順位(第2の優先順位)が付与された状態で差分地図DB108に格納される。
このように、差分地図データを、差分更新の優先順位が高い順番で並べることで、優先順位の高い差分地図データから順に更新することができ、優先順位の高い地図データを必要とする機能を他機能より優先して実行することができる。
なお、ここでは、地図データ種別分類後差分地図データの分類時に、新旧差分抽出後地図データ、すなわち、図2で説明したような地物21の構成要素の情報を別途管理しておくこととしたが、これに限らず、実施の形態1同様、地図データ種別分類後差分地図データに、新旧差分抽出後地図データの情報も含めるようにし、差分地図データ生成部107は、更新情報と地図データ種別分類後差分地図データとに基づき差分地図データを作成するようにしてもよい。
以上のように、差分地図データ作成装置500によって、差分地図データが作成される。
なお、図21において、差分地図データ分類部105が新旧差分抽出後地図データを分類してから(ステップST102)、更新単位情報作成部106が更新単位情報を作成する(ステップST103)こととしたが、これに限らず、差分地図リスト生成部109が差分地図リストを作成する(ステップST105)前に更新単位情報が作成されていればよい。
なお、図29は、この発明の実施の形態2における差分地図データ作成方法を示す概念図である。図29に示すように、差分地図データ作成装置500において、各種情報に基づき、差分地図データが作成される。
この発明の実施の形態2において、差分地図データ作成装置500が作成した差分地図データを用いる情報端末装置のハードウェア構成については、実施の形態1において、図17を用いて説明した構成と同様であるので重複した説明を省略する。
また、この発明の実施の形態2の情報端末装置300の構成についても、実施の形態1において、図18を用いて説明した構成と同様であるので重複した説明を省略する。
また、この発明の実施の形態2の情報端末装置300における差分地図データ更新の動作についても、実施の形態1において、図19を用いて説明したものと同様であるので重複した説明を省略する。
以上のように、この実施の形態2によれば、必要に応じて設定された差分更新の優先順位に基づき差分地図データを作成し、当該差分地図データに基づいて地図データを更新するので、より効率よく、適切な地図データ更新を行うことができる。また、優先度に応じて差分地図データを適用することで、情報端末装置300で必要とするデータから順に、地図データを更新することができる。さらに、優先順位を付与して差分地図データを細分化することで、差分地図データをコピーするCD、DVD、SDカードといったメディア媒体の容量に制約がある場合でも、優先順位の高いものから地図データを更新することができる。また、データ範囲(地図範囲)ごとに優先順位を決めて差分地図データを適用するので、整合性の取れた地図データ更新を行うことができる。
なお、この実施の形態2において、差分地図データ作成装置500は、図20で示すような構成としたが、差分地図データ作成装置500は、差分地図データ抽出部103と、差分地図データ分類部105と、更新単位情報作成部106と、差分地図データ生成部107と、差分地図リスト生成部109とを備える構成であればよい。
また、この実施の形態2において、情報端末装置300は、図19で示すような構成としたが、情報端末装置300は、差分地図データ適用部302と、通信装置203とを備える構成であればよい。
また、新旧差分抽出後地図データ、カテゴリ定義情報、カテゴリ情報、カテゴリ化後差分地図データ、優先情報、機能定義情報、更新単位情報が保管される記憶装置は、差分地図データ作成装置100が備えるものとしてもよいし、差分地図データ作成装置500の外部に備えるものとしてもよい。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データを、CD、DVD、SDカードといったメディア媒体にコピーし、情報端末装置でそれを読み込み、情報端末装置が有する地図データに対して差分更新を適用したが、この実施の形態3では、情報端末装置が、差分地図データを、インターネット通信を用いて情報配信する情報配信装置を経由して受信する実施の形態について説明する。なお、この時も、情報配信装置は、優先順位の高いものから段階的に差分地図データを配信するものとする。
図30は、この発明の実施の形態3に係る情報端末装置300に、情報配信装置400から差分地図データを配信する差分地図データ配信システムの構成図である。
図30に示すように、差分地図データ配信システムにおいて、情報配信装置400は、差分地図データ作成装置100を備え、差分地図データ作成装置100が作成した差分地図DBから差分地図データを受信して、情報端末装置300にインターネット通信網402を経由して差分地図データを配信する。
差分地図データ作成装置100および情報端末装置300の構成は、実施の形態1において、図1,図18でそれぞれ説明したものと同様であるため、重複した説明を省略する。なお、ここでは、実施の形態1の差分地図データ作成装置100を適用した場合で説明するが、差分地図データ作成装置100に代えて、実施の形態2において図20を用いて説明した差分地図データ作成装置500を適用してもよいことは言うまでもない。
情報配信装置400は、差分地図データ作成装置100と、差分地図データ配信部401とを備える。
差分地図データ配信部401は、差分地図DB10が格納している差分地図データを受信し、インターネット通信網402を経由して、情報端末装置300に配信する。
情報端末装置300の通信装置203は、情報配信装置400が配信する差分地図データを受信する。
なお、ここでは、図30に示すように、情報配信装置400が差分地図データ作成装置100を備えるものとしたが、これに限らず、情報配信装置400の外部の差分地図データ作成装置100において差分地図DB10を作成するようにしてもよい。
図31は、この発明の実施の形態3の情報端末装置300における差分地図データ更新のフローチャートである。
通信装置203は、インターネット通信網402を経由して、情報配信装置400から、差分地図データ作成装置100によって作成された差分地図データを読み込む(ステップST51)。なお、この時、情報配信装置400は、差分地図DB108に格納されている差分地図データを、優先順位の高いものから順番に配信する。
以降、ステップST52〜ステップST56は、実施の形態1の情報端末装置300の動作を説明した図19のステップST42〜ステップST46と同様であるので詳細な説明を省略する。
以上のように、実施の形態3によれば、差分地図データ作成装置100が作成した差分地図データを、インターネット通信(インターネット通信網402)を介して、差分地図データに付与された優先順位の高い順に配信する差分地図データ配信部401を有する情報配信装置400と、情報配信装置400から差分地図データを受信する通信部(通信装置203)と、差分地図データに基づき、地図データベース(地図DB301)を更新する差分地図データ適用部302とを有する情報端末装置300とを備えるように構成したので、情報端末装置300において、通信媒体を介して地図データを更新することができるため、メディア媒体に差分地図データをコピーする手間を省くことができ、差分更新の適用が効率化される。また、優先順位の高いものから順番に差分地図データを配信することで、通信負荷を抑える効果があると同時に、差分地図データを受信して適用する情報端末装置の負荷を抑えることができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、情報配信装置400を用いて、情報端末装置300に差分地図データを配信する実施の形態について説明したが、この実施の形態4では、さらに、情報端末装置300に蓄積されたユーザの走行履歴、登録地点、自宅周辺を加味して、ユーザが使用する確立の高い地図データの優先順位を高く設定する実施の形態について説明する。
図32は、この発明の実施の形態4において、情報端末装置300に、情報配信装置400から差分地図データを配信する差分地図データ配信システムの構成図である。
実施の形態3において説明した図30同様、図32に示すように、差分地図データ配信システムにおいて、情報配信装置400は、差分地図データ作成装置100を備え、差分地図データ作成装置100が作成した差分地図DBから差分地図データを受信して、情報端末装置300にインターネット通信網402を経由して差分地図データを配信する。
差分地図データ作成装置100および情報端末装置300の構成は、実施の形態1において、図1,図18でそれぞれ説明したものと同様であるため、重複した説明を省略する。なお、ここでは、実施の形態1の差分地図データ作成装置100を適用した場合で説明するが、差分地図データ作成装置100に代えて、実施の形態2において図20を用いて説明した差分地図データ作成装置500を適用してもよいことは言うまでもない。
情報配信装置400は、差分地図データ作成装置100と、差分地図データ配信部401とを備える。
差分地図データ配信部401は、差分地図DB10が格納している差分地図データを受信し、インターネット通信網402を経由して、情報端末装置300に配信する。
情報端末装置300の通信装置203は、情報配信装置400が配信する差分地図データを受信する。
図30と比べ、図32では、情報端末装置300が、優先情報作成部305をさらに備える点が異なる。
また、図30と比べ、図32では、情報配信装置400が、優先情報書き込み部403をさらに備える点が異なる。
その他の構成は、実施の形態3において図30で説明したものと同様であるため重複した説明を省略する。
情報端末装置300の優先情報作成部305は、情報端末装置300に蓄積されたユーザの走行履歴、登録地点、自宅周辺を加味して、ユーザが使用する確立の高い地図データの優先順位を設定した優先情報を作成する。
情報配信装置400の優先情報書き込み部403は、情報端末装置300の優先情報作成部305で作成した優先情報を、インターネット通信網402を経由して受信し、受信した優先情報を、差分地図データ作成装置100に送信する。
差分地図データ作成装置100では、情報配信装置400から受信した優先情報に従い、差分地図データを作成する。
なお、実施の形態3同様、ここでは、図3に示すように、情報配信装置400が差分地図データ作成装置100を備えるものとしたが、これに限らず、情報配信装置400の外部の差分地図データ作成装置100において差分地図DB10を作成するようにし、情報配信装置400の優先情報書き込み部403は、情報端末装置300から受信した優先情報を、インターネット通信網402を経由して差分地図データ作成装置100に送信するようにしてもよい。
このように、情報端末装置300から、優先順位に関連するユーザの走行履歴、登録地点、自宅周辺の位置情報を、情報配信装置400に送信し、それを受けた情報配信装置400の内部または外部にある差分地図データ作成装置100が有する優先情報に書き込み処理をすることにより、ユーザが使用する確立の高い地図データの優先順位を高く設定することができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、情報端末装置300は、地図データの優先順位を設定した優先情報を作成する優先情報作成部305をさらに備え、情報配信装置400は、情報端末装置300の優先情報作成部305が作成した優先情報を受信して差分地図データ作成装置100に送信する優先情報書き込み部403をさらに備え、情報端末装置300の通信部(通信装置203)は、優先情報作成部305が設定した優先情報を情報配信装置400へ送信し、情報配信装置400の優先情報書き込み部403は、情報端末装置300から受信した優先情報に基づき差分地図データ作成装置100が作成した差分地図データを、情報端末装置300に対して配信するように構成したので、ユーザの利用状況にあった地図差分更新が実現できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、各実施の形態1〜4における差分地図データ作成装置、情報端末装置、情報配信装置の制御に用いられる各部は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
20,301 地図DB、21 地物、31 幾何情報種別、41 幾何情報リスト、100,500 差分地図データ作成装置、101 旧地図DB、102 新地図DB、103 差分地図データ抽出部、104 カテゴリ情報設定部、105 差分地図データ分類部、106 更新単位情報作成部、107 差分地図データ生成部、108 差分地図DB、109 差分地図リスト生成部、201 入力装置、202 表示装置、203 通信装置、204 CPU、205 メモリ、206 外部記憶装置、300 情報端末装置、302 差分地図データ適用部、303 ナビ機能実行部、304 位置検出部、305 優先情報作成部、400 情報配信装置、401 差分地図データ配信部、402 インターネット通信網、403 優先情報書き込み部。

Claims (11)

  1. 新旧の地図データからそれぞれ構成される新地図データベースおよび旧地図データベースに基づき、情報端末装置が使用する地図データベースへ差分更新する際の差分地図データを作成する差分地図データ作成装置であって、
    前記旧地図データベースと前記新地図データベースとの差分である新旧差分抽出後地図データを抽出する差分地図データ抽出部と、
    前記差分地図データ抽出部によって抽出された前記新旧差分抽出後地図データを、地図データ種別に基づき、地図データ種別分類後差分地図データとして分類する差分地図データ分類部と、
    差分更新の優先順位を示す第1優先情報と、前記第1優先情報とは異なる差分更新の優先順位を示す第2優先情報とに基づき、前記差分更新を行う更新単位を決定する更新単位情報を作成する更新単位情報作成部と、
    前記差分地図データ分類部によって分類された前記地図データ種別分類後差分地図データと、前記更新単位情報作成部によって作成された前記更新単位情報とに基づき、前記差分地図データを作成する差分地図データ生成部とを備え
    前記第2優先情報は、前記情報端末装置において前記地図データを用いて実行される機能を示す機能種別又は前記情報端末装置が有する機能毎に必要な前記地図データ種別を定義した情報である
    ことを特徴とする差分地図データ作成装置。
  2. 新旧の地図データからそれぞれ構成される新地図データベースおよび旧地図データベースに基づき、情報端末装置が使用する地図データベースへ差分更新する際の差分地図データを作成する差分地図データ作成装置であって、
    前記旧地図データベースと前記新地図データベースとの差分である新旧差分抽出後地図データを抽出する差分地図データ抽出部と、
    前記差分地図データ抽出部によって抽出された前記新旧差分抽出後地図データを、地図データ種別に基づき、地図データ種別分類後差分地図データとして分類する差分地図データ分類部と、
    差分更新の優先順位を示す第1優先情報と、前記第1優先情報とは異なる差分更新の優先順位を示す第2優先情報とに基づき、前記差分更新を行う更新単位を決定する更新単位情報を作成する更新単位情報作成部と、
    前記差分地図データ分類部によって分類された前記地図データ種別分類後差分地図データと、前記更新単位情報作成部によって作成された前記更新単位情報とに基づき、前記差分地図データを作成する差分地図データ生成部とを備え、
    前記更新単位情報作成部は、前記第1優先情報である前記差分地図データを適用する地図範囲と、前記第2優先情報である、前記情報端末装置において前記地図データを用いて実行される機能を示す機能種別又は前記情報端末装置が有する機能毎に必要な前記地図データ種別を定義した機能定義情報とから、前記更新単位情報を作成する
    ことを特徴とする差分地図データ作成装置。
  3. 前記第1優先情報は、前記差分地図データを適用する地図範囲によって優先順位を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の差分地図データ作成装置。
  4. 前記地図データ種別分類後差分地図データに基づき、前記更新単位情報で定義されている第1の優先順位ごとに、前記新旧差分抽出後地図データを特定するための情報が割り当てられた差分地図リストを作成する差分地図リスト生成部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の差分地図データ作成装置。
  5. 前記差分地図データ生成部は、前記差分地図リスト生成部が作成した前記差分地図リストの前記第1の優先順位に基づき、前記新旧差分抽出後地図データに含まれる情報に第2の優先順位を付与し、前記第2の優先順位の順番に従い前記新旧差分抽出後地図データを並べ替えて、前記差分地図データとする請求項記載の差分地図データ作成装置。
  6. 新旧の地図データからそれぞれ構成される新地図データベースおよび旧地図データベースに基づき、情報端末装置が使用する地図データベースへ差分更新する際の差分地図データを作成する差分地図データ作成方法であって、
    差分地図データ抽出部が、前記旧地図データベースと前記新地図データベースとの差分である新旧差分抽出後地図データを抽出するステップと、
    差分地図データ分類部が、前記差分地図データ抽出部によって抽出された前記新旧差分抽出後地図データを、地図データ種別に基づき、地図データ種別分類後差分地図データとして分類するステップと、
    更新単位情報作成部が、差分更新の優先順位を示す第1優先情報と、前記第1優先情報とは異なる差分更新の優先順位を示す第2優先情報とに基づき、前記差分更新を行う更新単位を決定する更新単位情報を作成するステップと、
    差分地図データ生成部が、前記差分地図データ分類部によって分類された前記地図データ種別分類後差分地図データと、前記更新単位情報作成部によって作成された前記更新単位情報とに基づき、前記差分地図データを作成するステップとを有し、
    前記第2優先情報は、前記情報端末装置において前記地図データを用いて実行される機能を示す機能種別又は前記情報端末装置が有する機能毎に必要な前記地図データ種別を定義した情報である
    ことを特徴とする差分地図データ作成方法。
  7. 前記更新単位情報を作成するステップにおいて、前記更新単位情報作成部が、前記第1優先情報として前記差分地図データを適用する地図範囲を用い、前記第2優先情報として前記情報端末装置において前記地図データを用いて実行される機能を示す機能種別又は前記情報端末装置が有する機能毎に必要な前記地図データ種別を定義した機能定義情報を用いる
    ことを特徴とする請求項6記載の差分地図データ作成方法
  8. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の差分地図データ作成装置が作成した前記差分地図データを、インターネット通信を介して、前記差分地図データに付与された優先順位の高い順に配信する差分地図データ配信部を有する情報配信装置と、
    前記情報配信装置から前記差分地図データを受信する通信部と、
    前記差分地図データに基づき、地図データベースを更新する差分地図データ適用部とを有する前記情報端末装置とを備えた差分地図データ配信システム。
  9. 前記情報端末装置は、前記地図データの優先順位を設定した第3優先情報を作成する優先情報作成部をさらに備え、
    前記情報配信装置は、前記情報端末装置の前記優先情報作成部が作成した前記第3優先情報を受信して前記差分地図データ作成装置に送信する優先情報書き込み部をさらに備え、
    前記情報端末装置の前記通信部は、前記優先情報作成部が設定した前記第3優先情報を前記情報配信装置へ送信し、
    前記情報配信装置の前記優先情報書き込み部は、前記情報端末装置から受信した前記第3優先情報に基づき前記差分地図データ作成装置が作成した前記差分地図データを、前記情報端末装置に対して配信する
    ことを特徴とする請求項8記載の差分地図データ配信システム。
  10. 前記情報端末装置は、前記地図データを用いてナビゲーション処理の各種機能を実行するナビ機能実行部をさらに備え、
    前記差分地図データ適用部は、前記地図データを更新する前に前記差分地図データを用いて更新する前記地図データを用いる機能を停止し、前記地図データの更新が完了したと判断した場合、前記地図データを用いる機能を再開する
    ことを特徴とする請求項記載の差分地図データ配信システム
  11. 前記情報端末装置は、前記地図データの優先順位を設定した第3優先情報を作成する優先情報作成部をさらに備え、
    前記通信部は、前記情報配信装置から前記差分地図データを受信し、前記優先情報作成部が設定した前記第3優先情報を前記情報配信装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項10記載の差分地図データ配信システム
JP2014066403A 2014-03-27 2014-03-27 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム Active JP6312493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066403A JP6312493B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066403A JP6312493B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015191028A JP2015191028A (ja) 2015-11-02
JP6312493B2 true JP6312493B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=54425586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014066403A Active JP6312493B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6312493B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11281652B2 (en) * 2017-03-28 2022-03-22 Clarion Co., Ltd. In-vehicle device and map updating system

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6271052B1 (ja) * 2017-01-30 2018-01-31 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム
JP6537702B1 (ja) * 2017-08-25 2019-07-03 株式会社Stroly 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム
CN113064889A (zh) * 2021-03-25 2021-07-02 慧图信息科技有限公司 一种bim+gis多源数据融合处理方法和系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032773A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Zenrin Co Ltd 地図データの処理装置及び方法
JP2005283880A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 地図更新装置およびナビゲーション装置における地図更新方法
JP4657954B2 (ja) * 2006-03-13 2011-03-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 地図データ管理方法
JP4995499B2 (ja) * 2006-06-23 2012-08-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 地図情報配信システム
JP2008232629A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Denso Corp 地図データ配信装置、ナビゲーション装置および地図データ更新方法
JP5339731B2 (ja) * 2008-01-22 2013-11-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 更新情報提供サーバ、更新情報提供システム、およびナビゲーション装置
JP5435001B2 (ja) * 2011-09-28 2014-03-05 株式会社デンソー 地図データ配信装置、電子機器及び地図更新システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11281652B2 (en) * 2017-03-28 2022-03-22 Clarion Co., Ltd. In-vehicle device and map updating system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015191028A (ja) 2015-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2089675B1 (en) Navigation device and data update system
US5893113A (en) Update transactions and method and programming for use thereof for incrementally updating a geographic database
JP2011158636A (ja) 地図データ作成方法及び地図データ
MX2009001952A (es) Filtrado de datos en capas en aplicaciones de delineado.
MX2011006474A (es) Sistema de navegacion con mecanismo de busqueda y metodo de operacion del mismo.
JP6312493B2 (ja) 差分地図データ作成装置、差分地図データ作成方法および差分地図データ配信システム
CN108731692A (zh) 用于提供地图数据的装置和方法及其系统
JP5006816B2 (ja) マッシュアップ地図パーマリンク生成システム及びその方法
JP2006003385A (ja) 地図データ提供装置
CN102338638A (zh) 一种导航设备及其地图数据更新方法
JP2009294479A (ja) 地図描画装置及びプログラム
US20090043497A1 (en) Conveying Locations In Spoken Dialog Systems
JP5096804B2 (ja) 地図データ更新方法、カーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置および地図センタ
JP5275349B2 (ja) 情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体
US20110153661A1 (en) Navigation device and database update program
CN101344398A (zh) 一种导航数据的更新方法、系统及导航设备
JPWO2020031296A1 (ja) 地図データ処理装置
KR20120039893A (ko) 네비게이션 시스템에서 실시간 맵 업데이트 방법
WO2015059872A1 (ja) 地図データ配信システム、サーバ、及びナビゲーション装置
JP5225380B2 (ja) 地図データ更新装置、更新地図データ作成装置、地図データ更新方法、更新地図データ作成方法、地図データ更新プログラム、更新地図データ作成プログラム、および記録媒体
CN103946671B (zh) 地图信息处理装置
CN102521982B (zh) Fcd引擎数据资源方法和装置
JP5638124B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5714137B2 (ja) 地図データ構造、地図データ作成方法、および車載情報端末装置
US20070236508A1 (en) Management of gridded map data regions

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6312493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250