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JP6318692B2 - フィニッシャ、画像形成装置、フィニッシャの制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents
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JP6318692B2 - フィニッシャ、画像形成装置、フィニッシャの制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

フィニッシャ、画像形成装置、フィニッシャの制御方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像が印刷された用紙の後処理に関する。
従来、画像が印刷された用紙(シート)を排紙トレイに次々に積み重ねる技術が提案されている。
特許文献1に記載される技術によると、あらゆる種類のシートを良好に積載することのできるように、次のように処理を行う。排紙モータによってシート排出速度が可変に駆動される排紙ローラ対によりシートを排出する。それとともに、排紙モータを制御し、積載トレイのシート排出速度を、シートの先端が積載トレイ上の積載済みシートに接した際、シートの種類に応じたシート排出速度となるように減速制御する。
特開2010−159124号公報
ところで、近年、画像形成装置の小型化が図られている。その1つの方法が、フィニッシャをコンパクトにすることである。
そこで、後処理が先に進んでいる、1枚または複数枚の用紙からなる印刷書類の上に、次に後処理が施される他の印刷書類の用紙を重ねることが、考えられる。つまり、同一の空間を、異なるフェーズにある2組の印刷書類で共有することが、考えられる。
ただし、先の印刷書類を爪などの部材で保持するなどして、これら2組の印刷書類が混ざらないようにする必要がある。
しかし、この部材の上に後の印刷書類の用紙が送られてくると、この用紙に印刷されている画像が擦れ、汚れてしまうおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、フィニッシャにおいて先の印刷書類を保持する部材によって後の印刷書類が汚れるのを従来よりも軽減することを、目的とする。
本発明の一形態に係るフィニッシャは、印刷装置によって画像が印刷された1枚または複数枚の用紙からなる印刷書類をN組(ただし、N≧2)、互いに混ざらないように区別処理を施すフィニッシャであって、前記印刷装置から送り出されるK組目(ただし、1≦K≦N)の印刷書類を格納する格納器と、前記格納器を、最速で第一の速さで第一の位置から第二の位置まで上昇させ、または前記第二の位置から前記第一の位置へ下降させる昇降機構と、前記格納器が前記第一の位置にあるときに、前記格納器に格納されている前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理を施す区別処理機構と、前記区別処理が施された前記K組目の印刷書類を、前記格納器が前記第一の位置から前記第二の位置へ上昇する際に保持する保持部材と、前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、前記格納器が前記第一の速さよりも遅い第二の速さで上昇しまたは特定の時間が経過した時に上昇し始めるように、前記昇降機構を制御するコントローラと、前記印刷装置から送り出される(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙を前記第二の位置の方向へ案内する案内部材、とを有し、前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時以降に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する。
または、前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する。
または、前記コントローラは、N組目の印刷書類が前記格納器に格納されている場合は、前記N組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、直ちに前記格納器が上昇するように前記昇降機構を制御する。
または、前記格納器が前記第二の位置へ上昇した後、前記K組目の印刷書類を所定の場所へ排出する、排出機構、を有し、前記コントローラは、前記K組目の印刷書類が前記所定の場所へ排出され始めた後、前記格納器が前記第一の位置へ下降するように前記昇降機構を制御する。
または、前記区別処理機構は、前記区別処理として、前記K組目の印刷書類をステープルで綴じす処理を施す。
本発明によると、フィニッシャにおいて先の印刷書類を保持する部材によって後の印刷書類が汚れるのを従来よりも軽減することができる。
画像形成装置の外観の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 プリントユニットの構成の例を示す概略図である。 後処理装置の構成の例を示す斜視図である。 後処理装置の構成の例を示すブロック図である。 後処理装置の上昇前の状態を示す図である。 後処理装置の上昇後の状態を示す図である。 後処理装置の動作のデフォルトのタイミングの例を示す図である。 用紙に印刷された画像が汚れる原理を説明するための図である。 汚れを軽減する際の、後処理装置の動作のタイミングの例を示す図である。 上昇した状態の排紙トレイへの用紙の仮の格納(プレスタック)の様子の例を示す図である。 後処理装置における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 第二のフェーズおよび第三のフェーズの処理の手順の例を説明するフローチャートである。
図1は、画像形成装置1の外観の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図3は、プリントユニット2の構成の例を示す概略図である。図4は、後処理装置3の構成の例を示す斜視図である。図5は、後処理装置3の構成の例を示すブロック図である。
図1に示す画像形成装置1は、一般にMFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる画像処理装置であって、コピー、ネットワークプリント、ファックス、スキャナ、およびドキュメントサーバなどの機能を集約した装置である。
画像形成装置1は、図1または図2に示すように、メインCPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、NIC(Network Interface Card)10e、モデム10f、タッチパネルディスプレイ10g、操作キーパネル10h、スキャンユニット10i、プリントユニット2、および後処理装置3などによって構成される。
ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、画像形成装置1の全体を制御するオペレーティングシステムのほか、上述の機能を実現するためのアプリケーションなどが記憶されている。さらに、後述する後処理に関するデータを後処理装置3へ送信するためのソフトウェアも記憶されている。
これらのソフトウェアを構成するプログラムは必要に応じてRAM10bにロードされ、メインCPU10aによって実行される。大容量記憶装置10dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
NIC10eは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってLAN(Local Area Network)またはインターネットなどを介して他の装置と通信を行う。
モデム10fは、G3などのプロトコルによって電話回線を介して他の装置と通信を行う。
タッチパネルディスプレイ10gは、ユーザに対してメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが画像処理装置1に対して指示を入力するための画面などを表示する。また、タッチされた位置を検知し、CPU10aへその位置を通知する。
操作キーパネル10hは、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなど、コマンドを入力するためのキーによって構成される。
スキャンユニット10iは、ADF(Auto Document Feeder)、スキャナ、およびプラテンガラスなどによって構成される。ADFは、セットされた原稿の用紙を1枚ずつスキャナへ送り出す。スキャナは、ADFから送られてきた用紙に記されている文書、写真、絵、図表などの画像を読み取って原稿の画像データを生成する。また、スキャナは、プラテンガラスにセットされた用紙の画像を読み取って原稿の画像データを生成することもできる。
プリントユニット2は、図3に示すように、給紙トレイ20、送出ローラ21、現像ユニット22、プリントヘッドユニット23、トナーカートリッジ24、一次転写ローラ25、転写ベルト26、タイミングローラ27、二次転写ローラ28、定着器29、および排出ローラ2Aなどによって構成される。
以下、画像形成装置1の4つの側面のうちタッチパネルディスプレイ10gおよび操作キーパネル10hが設けられている面を正面として、各部の位置または方向を表わすものとする。
給紙トレイ20には、何も印刷されていない用紙つまり白紙が複数枚、格納される。送出ローラ21は、給紙ユニット20から用紙を1枚ずつ、タイミングローラ22へ送出する。
現像ユニット22は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの色ごとに設けられており、各色の像を形成する。以下、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックそれぞれの現像ユニット22を「現像ユニット22Y」、「現像ユニット22M」、「現像ユニット22C」、および「現像ユニット22K」と区別して記載することがある。
現像ユニット22は、帯電チャージャ22a、感光体22b、および現像装置22dなどによって構成される。帯電チャージャ22aは、感光体22bの表面を一様な電位に帯電させる。
プリントヘッドユニット23は、表面が一様に帯電した各感光体22bへ各感光体22bの色の像に応じた光を照射することによって、静電潜像を形成する。例えば、現像ユニット22Yの感光体22bへ、イエローの像に応じた光を照射することによって、イエローの静電潜像を形成する。
現像装置22dは、感光体22bの、静電潜像が形成された部分に、トナーを静電吸着させる。
トナーカートリッジ24(24Y、24M、24C、24K)は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの色ごとに設けられており、各色のトナーを現像装置22dへ供給する。例えば、トナーカートリッジ24Yは、イエローのトナーを現像ユニット22Yの現像装置22dへ供給する。
一次転写ローラ25(25Y、25M、25C、25K)は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの色ごとに設けられており、各感光体22bに吸着されたトナーを転写ベルト26へ転写(一次転写)する。
タイミングローラ27は、送出ローラ21から搬送されてきた用紙を一旦停止させる。そして、転写ベルト26に転写されたトナーが二次転写ローラ28においてこの用紙の所定の位置に転写されるようにタイミングを合わせて、送出する。
二次転写ローラ28は、転写ベルト26に転写されたトナーを、タイミングローラ27から搬出されてきた用紙へ転写(二次転写)する。そして、この用紙を定着器29へ送出する。
定着器29は、二次転写ローラ28から送出されてきた用紙に熱を加えることによってこの用紙にトナーを定着させ、排出ローラ2Aへ送出する。
そして、排出ローラ2Aは、定着器29から送出されてきた用紙を後処理装置3へ送出する。以下、プリントユニット2によって画像が印刷された用紙を「用紙4」と記載する。このとき、用紙4の下側の面が印刷面になっている。
プリントユニット2として、公知のタンデム方式かつ電子写真方式の印刷装置が用いられる。
図1および図2に戻って、後処理装置3は、プリントユニット2によって生成された、複数枚の用紙4からなる一組の印刷書類5をステープルで綴じたり、各組の印刷書類5を混ざらないように仕分けして排出したりする。つまり、後処理装置3は、後処理を行うフィニッシャ(FNS)である。
後処理装置3は、図4または図5に示すように、先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、奥整合板304、押出板305、ステープラ32、排紙トレイ33、用紙保持爪34、プレスタック板35、および用紙トレイ36などによって構成される。さらに、これらを制御するために、FNS用CPU30a、RAM30b、ROM30c、先端整合板駆動部371、後端整合板駆動部372、手前整合板駆動部373、奥整合板駆動部374、押出板駆動部375、ステープラ駆動部376、排紙トレイ駆動部377、用紙保持爪駆動部378、およびプレスタック駆動部379などが備わっている。
ROM30cには、上述のステープル綴じおよび仕分けなどの後処理のための後処理プログラム30P(図12参照)が記憶されている。
後処理プログラム30Pは、RAM30bにロードされ、FNS用CPU30aによって実行される。
以下、図4または図5に示す後処理装置3の各部の役割および処理の流れを順次、説明する。
〔各部の主な機能〕
図6は、後処理装置3の上昇前の状態を示す図である。図7は、後処理装置3の上昇後の状態を示す図である。
特に図6(A)および図7(A)は、後処理装置3を正面に平行な面で断面したときの断面図であり、図6(B)および図7(B)は、後処理装置3を上から見たときの上面図である。なお、本発明にあまり関連しない部分は、省略している。
排紙トレイ33は、排出ローラ2Aから排出された用紙4を格納する。複数枚の用紙4からなる一組の印刷書類5に対して後処理を行うために、これらの用紙4を格納する。
図6(A)および図7(A)に示すように、排紙トレイ33の下に昇降部材3771が設けられている。排紙トレイ駆動部377は、昇降部材3771の一端を軸に他端を上下させることによって、排紙トレイ33を上下に昇降させる。
先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、および奥整合板304は、用紙4の位置を整えたり、用紙4を移動させたりする。
先端整合板駆動部371、後端整合板駆動部372、手前整合板駆動部373、および奥整合板駆動部374は、それぞれ、先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、および奥整合板304を動かす。
ステープラ32は、印刷書類5をステープルで綴じる。ステープラ駆動部376は、ステープラ32を駆動する。
用紙保持爪34は、手前(正面)から奥方向へ2つ並んでおり、排紙トレイ33が上昇する際に印刷書類5を、斜面を滑り落ちないように上流側から支える。また、用紙保持爪34は、その先端が印刷書類5の上方まで移動することができるで、他の印刷書類5の用紙4が混じらないようにする役割も果たす。用紙保持爪駆動部378は、用紙保持爪34を駆動する。
押出板305は、後処理が施された印刷書類5を用紙トレイ36へ押し出す。押出板駆動部375は、押出板305を駆動する。
プレスタック板35は、右端を軸に上下に昇降する。プレスタック駆動部379は、プレスタック板35を駆動する。特に、排紙トレイ33が上昇した状態であるときは、プレスタック板35を上昇させ、排紙トレイ33が下降した状態であるときは、下降させておく。これにより、一組の印刷書類5が用紙トレイ36へ押し出される前であっても、次の印刷書類5の用紙4を排紙トレイ33に格納することができる。
先端整合板駆動部371ないしプレスタック駆動部379の各駆動部として、例えばモータが用いられる。一部の複数の駆動部を、1つのモータを共用して実現してもよい。例えば、排紙トレイ33が図6のように降下した状態であるときは、押出板305と奥整合板304とが連結し、押出板駆動部375によって奥整合板304を動作させてもよい。
また、先端整合板駆動部371ないしプレスタック駆動部379は、後処理プログラム30Pに基づいてFNS用CPU30aによって制御される。
〔汚れの低減を考慮せずに複数組の印刷書類を後処理する場合〕
図8は、後処理装置3の動作のデフォルトのタイミングの例を示す図である。図9は、用紙4に印刷された画像が汚れる原理を説明するための図である。
次に、減速することなく複数組の印刷書類5を後処理する場合の各部の動作を、図8のタイミングチャートなどを参照しながら説明する。
後処理は、主に次の3つのフェーズからなる。第一のフェーズは、一組の印刷書類5の用紙4を排紙トレイ33に格納するフェーズである。第二のフェーズは、一組の印刷書類5の用紙4を必要に応じてステープルで綴じ、仕分けのための位置へ移動させるフェーズである。第三のフェーズは、印刷書類5を用紙トレイ36へ排出するフェーズである。
以下、用紙4としてA4サイズの普通紙が用いられる場合を例に説明する。なお、図8において、「搬送中」は、排出ローラ2Aによって用紙4が搬送されていることを意味し、より具体的には、搬送中がオンである時間帯は、用紙4が排出ローラ2Aから排出し始めてから排紙トレイ33に納まるまでの時間帯である。
FNS用CPU30aは、メインCPU10aから後処理対象データ20Dを受け付ける。また、排出ローラ2Aから用紙4が排出されるタイミングをメインCPU10aまたはプリントユニット2から通知される。そして、FNS用CPU30aは、後処理対象データ20D、通知されたタイミング、および後処理プログラム30Pに基づいて先端整合板駆動部371ないしプレスタック駆動部379を制御する。
なお、後処理対象データ20Dには、後処理の対象である印刷書類5に関する情報が示されている。具体的には、各組の印刷書類5を構成する用紙4の枚数、サイズ、および紙質が示される。印刷の際のモード(例えば、光沢モード)または画像の特性(例えば、写真画像)がさらに示されることもある。
1組目の印刷書類5の1枚目の用紙4が排出ローラ2Aから排出される時刻(図8の時刻Pa)よりも前に、先端整合板駆動部371ないしプレスタック駆動部379は、予め、各部を所定の位置へ次のように配置する。以下、m組目の印刷書類5のn枚目の用紙を特に「用紙4mn」のように記載する。よって、例えば、1組目の印刷書類5の2枚目の用紙4は、「用紙412」である。
先端整合板駆動部371、後端整合板駆動部372、手前整合板駆動部373、および奥整合板駆動部374は、それぞれ、先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、および奥整合板304を、用紙411のサイズに応じたそれぞれの待機位置に移動させる。待機位置は、排紙トレイ33における用紙411が落下する領域の各端から約20ミリメートル離れた位置である。
押出板駆動部375、ステープラ駆動部376、排紙トレイ駆動部377、用紙保持爪駆動部378、およびプレスタック駆動部379は、それぞれ、押出板305、ステープラ32、排紙トレイ33、用紙保持爪34、およびプレスタック板35がホームポジションになければ、ホームポジションへ移動させる。
押出板305のホームポジションは、図6(B)に示すように、印刷書類5を押し出す前の位置、つまり、排紙トレイ33の奥側の端部よりもさらに少し(例えば、数ミリメートル)奥方向の位置である。
図6(A)に示すように、ステープラ32のホームポジションは、ステープルを打つスタンバイの姿勢および位置、つまり、口を開いたような状態である。排紙トレイ33のホームポジションは、完全に降下した位置である。用紙保持爪34のホームポジションは、先端が排紙トレイ33の上面よりも下に隠れる位置である。プレスタック板35にホームポジションは、完全に降下した位置である。
用紙411が排出ローラ2Aから排出され(図8(A)、(B)の時刻Pa)、排紙トレイ33に落下したら(時刻Pb)、先端整合板駆動部371は、先端整合板301と後端整合板302との距離が用紙411の進行方向(印刷時の主走査方向)の長さになるように、先端整合板301を上流側つまり右方向へ移動させる。また、手前整合板駆動部373および奥整合板駆動部374は、手前整合板303と奥整合板304との距離が用紙411の印刷時の副走査方向の長さになるように、手前整合板303および奥整合板304を移動させる。これにより、用紙411が、他の用紙4とともに1つの束にするための定位置に配置される。以下、この定位置に配置することを「整合」と記載する。
後処理装置3の各部は、2枚目以降の用紙4も用紙411と同様に整合する。1組目の印刷書類5が2枚の用紙4からなる場合は、用紙412についても、排出ローラ2Aから排出され(時刻Pc)、排紙トレイ33に落下したら(時刻Pd)、整合する。これにより、用紙411、412の端部が揃う。
印刷書類5の最後の用紙4(上述の例では、用紙412)の整合が終わったら、ステープル綴じの要否に応じて次の通り処理が行われる。
印刷書類5をステープルで綴じる場合は、先端整合板駆動部371および後端整合板駆動部372は、先端整合板301および後端整合板302を下流側(左方向)へ移動させることによって、印刷書類5(用紙411、412)をステープラ32の位置まで移動させる。なお、先端整合板301は、印刷書類5の端部をつまむことができる機構になっており、印刷書類5を下流側へ移動させる際は、つまんで移動させる。
ステープラ駆動部376は、印刷書類5の移動が完了したら、ステープルを打つようにステープラ32を動作させ、さらに、ステープラ32を奥方向へ待避させる。
先端整合板駆動部371および後端整合板駆動部372は、ステープル綴じが完了したら、先端整合板301および後端整合板302を所定の距離だけ左方向へ移動させる。これにより、印刷書類5がステープル綴じ用の仕分け位置へ移動する。以上の処理によって、第二のフェーズが完了する(時刻Pe)。
一方、印刷書類5をステープルで綴じない場合は、先端整合板駆動部371および後端整合板駆動部372は、先端整合板301および後端整合板302を所定の距離だけ左方向へ移動させることによって、印刷書類5を仕分けの位置まで移動させる。例えば、奇数番目の組の印刷書類5は、距離Laだけ移動させ、偶数番目の組の印刷書類5は距離Lbだけ移動させる。ただし、距離La≠距離Lbである。これにより、連続する2組の印刷書類5同士がぴったりと重ならないように仕分けることができる。
以上の処理によって、第二のフェーズが完了する(時刻Pe’)。第二のフェーズが完了すると、印刷書類5を用紙トレイ36へ搬送するための処理(第三のフェーズ)が次のように行われる。
用紙保持爪駆動部378は、印刷書類5を上流側から支えつつ印刷書類5の上方に先端が来るように用紙保持爪34を駆動し、排紙トレイ駆動部377は、排紙トレイ33を図7(A)のように上昇させる。並行して、プレスタック駆動部379は、プレスタック板35を上昇させる。
上昇が完了したら(時刻Pf、Pf’)、用紙保持爪駆動部378は、印刷書類5を解放するように用紙保持爪34を駆動し、押出板駆動部375は、押出板305を手前(正面)方向へ高速で動作させる。これにより、印刷書類5が用紙トレイ36へ押し出される。
押出の後、次の組の印刷書類5のために、先端整合板駆動部371ないしプレスタック駆動部379は、各部をホームポジション(HP)へ移動させる。すると、次の組の印刷書類5の1枚目の用紙4も、排紙トレイ33とともに下降する。先端整合板301などは、適宜、この用紙4をつまんで移動させるなどして整合する。そして、各部は、2枚目の用紙4が送られてくるのを待つ。
ところで、ある組(本例では、1組目)の印刷書類5の第二のフェーズの最中に、次の組(本例では、2組目)の印刷書類5の1枚目の用紙4(本例では、用紙421)が排出ローラ2Aから排出されてくることがある。プレスタック板35が上昇した状態なので、用紙421の下流側(左方向)の一部分が、上昇後の排紙トレイ33に格納されている1組目の印刷書類5の上流側(右方向)の一部分に重なることがある。
この場合に、図9(A)に示すように、用紙421が、用紙保持爪34に印刷面が接触しながら排出ローラ2Aから送り出されることがある。用紙保持爪34は、やや尖っている。よって、印刷された画像のうちの用紙保持爪34に接触した部分のトナーが擦れて、図9(B)に示すような筋などの汚れを生じることがある。具体的には、時刻Pfまたは時刻Pf’以降に用紙保持爪34に当たった部分に汚れを生じることがある。
そこで、後処理装置3の各部は、汚れが低減されるように用紙4および印刷書類5に対して次のように処理を行う。
〔汚れを低減するように印刷物を後処理する場合〕
図10は、汚れを軽減する際の、後処理装置3の動作のタイミングの例を示す図である。図11は、上昇した状態の排紙トレイ33への用紙4の仮の格納(プレスタック)の様子の例を示す図である。
FNS用CPU30aは、図10(A)または(B)に示すタイミングで各部を次のように制御する。1組目の印刷書類5を必要に応じてステープルで綴じ、所定の位置まで移動させるように、後処理装置3の各部を制御する。ここまでの処理のタイミングは、図8(A)または(B)で示したタイミングと同様である。
移動が完了したら(時刻Pt)、排紙トレイ駆動部377は、当組(本例では、1組目)の印刷書類5の上で次の組の印刷書類5の1枚目の用紙4(本例では、用紙421)が止まる時刻Pvに排紙トレイ33の上昇が完了するようにタイミングを合わせて、排紙トレイ33の上昇を開始する。以下、このタイミングを「上昇タイミング」と記載する。
ところで、用紙4は、所定の時間Taの間隔で排出ローラ2Aから排出される。例えば、A4サイズの普通紙は、1.50秒ごとに排出される。排紙トレイ33が図6(A)のようにホームポジションに配置されているときに、排出ローラ2Aからの排出後、ほぼ一定の時間が経過した後に、排紙トレイ33に納まる。そして、排紙トレイ33に納まったら直ちに整合が開始される。したがって、整合が開始する時刻は、用紙4が排出され始めてから所定の時間(用紙4が排出ローラ2Aからの排出された後、排紙トレイ33に納まるまでに掛かる時間。以下、「時間Tb」と記載する。)が経過した時である。
また、用紙4は、排紙トレイ33が図7(A)のように上昇した位置に配置されているときに、排出ローラ2Aからの排出が始まった後、ほぼ一定の時間(以下、「時間Tc」と記載する。)が経過した後に、図11に示すように排紙トレイ33に納まる。
また、用紙4の整合に掛かる時間、ステープラ32への印刷書類5の移動に掛かる時間、および仕分けの位置への印刷書類5の移動に掛かる時間も、ほぼ一定である。したがって、第二のフェーズに掛かる時間は、第二のフェーズの内容に応じてほぼ一定に決まる。
ステープル綴じを要する場合は、図8(A)、図10(A)の通り、時間Tdが第二のフェーズに要する時間である。1組目の印刷書類5であれば、時刻Pd〜時刻Peまたは時刻Pr〜時刻Ptの時間が時間Tdである。他の組の印刷書類5の第二のフェーズに要する時間も、ほぼ時間Tdに等しい。
ステープル綴じを要しない場合は、図8(B)、図10(B)の通り、時間Td’が第二のフェーズに要する時間であって、1組目の印刷書類5の場合は時刻Pd〜時刻Pe’または時刻Pr〜時刻Pt’の時間である。なお、仕分けの位置によって移動させる時間が異なる場合は、仕分けの位置ごとに時間Td’が決まる。
また、排紙トレイ33を図6(A)に示す状態から図6(B)に示す状態へ上昇させるのに掛かる時間もほぼ一定である。以下、この時間を「時間Te」と記載する。
これらの時間は、用紙4としてA4サイズの普通紙を用いて後処理のテストを行い、後処理装置3の各部位の動作および各用紙4の位置のデータを収集し解析することによって、予め求めることができる。
そして、これらの時間に基づいて、上に述べた上昇タイミングを予め決めておく。すなわち、図10(A)または(B)に示すように、第二のフェーズを開始した後(つまり、印刷書類5の最後の用紙4の整合を開始した後)、時間Ta−時間Teが経過した時を、上昇タイミングに予め決めておく。
この上昇タイミングによると、用紙4(本例では、用紙421)は、移動している間は用紙保持爪34に当たらないので、用紙保持爪34に接触することによる汚れを従来よりも軽減することができる。
上昇が完了したら(時刻Pf、Pf’)、汚れの低減を考慮しない場合と同様に、用紙保持爪34は印刷書類5を解放し、押出板305は手前(正面)方向へ高速で移動する。これにより、印刷書類5が用紙トレイ36へ押し出される。
図10の例では、上昇タイミングを、次の組の印刷書類5の1枚目の用紙4が排紙トレイ33に格納し終わる時点で排紙トレイ33の上昇が完了するように定めたが、デフォルトよりも遅くするのであれば、多少、前後してもよい。
〔他の形態の用紙4を用いる場合〕
印刷速度は、用紙の特性によって変わる。よって、排出ローラ2Aからの用紙4の排出のインターバルも変わり、これに応じて上昇タイミングも変わる。以下、上昇タイミングの変更を例を2つ、挙げる。
(1)レターサイズの普通紙
用紙4としてレターサイズの普通紙が用いられる場合は、時間Ta(排出ローラ2Aからの用紙4の排出のインターバル)が、A4サイズの普通紙が用紙4として用いられる場合よりも、やや短くなる。例えば、時間Taが、A4サイズの普通紙の場合が1.5秒であれば、レターサイズの普通紙の場合は1.42秒になり、時間Tbは、短くなる。よって、A4サイズの普通紙の場合よりも、上昇タイミングが少し早くなる。
(2)A4サイズの厚紙
用紙4としてA4サイズの厚紙が用いられる場合は、時間Taが、A4サイズの普通紙が用紙4として用いられる場合よりも、長くなり、上昇タイミングが遅くなる。例えば、時間Taが2倍であれば、上昇タイミングが2倍の時間だけ遅くなる。
排出ローラ2Aからの用紙の排出の速さが遅いほど、排紙トレイ33を上昇させる速さも遅いのが好ましい。例えば、A4サイズの厚紙の排出の速さが、A4サイズの普通紙の排出の速さの2分の1であるならば、A4サイズの厚紙の場合の排紙トレイ33の上昇の速さを、A4サイズの普通紙の場合の排紙トレイ33の上昇の速さの2分の1にする。
〔印刷された画像に傷が付きやすい場合〕
上述の例では、印刷書類5を用紙トレイ36へ排出するために排紙トレイ33が上昇した状態であるときも、次の印刷書類5の1枚目の用紙4をプレスタック板35によって排紙トレイ33に格納させた。
上述の上昇タイミングによると、この用紙4が用紙保持爪34に擦られることの防止を図ることができるものの、この用紙4が用紙保持爪34に触れてしまう。すると、印刷された画像または用紙4の特性によっては、画像が傷ついてしまうことがある。
そこで、次の場合は、プリントユニット2は、印刷速度を落とし、排出ローラ2Aからの用紙4の排出のインターバルを長くする。
具体的には、印刷書類5を用紙トレイ36へ排出するために排紙トレイ33が上昇し下降した後に次の印刷書類5の1枚目の用紙が排出ローラ2Aから排出されるようにインターバルを定める。なお、印刷速度が十分に遅い(インターバルが十分長い)ので、排紙トレイ33の上昇タイミングは、デフォルトのままで構わない。つまり、第二のフェーズが終わった後、直ちに上昇させればよい。
印刷された画像が傷つきやすい形態の例として、次の4つが挙げられる。1つ目の形態は、高濃度画像が用紙4の後端(上流側)から140ミリメートル付近(例えば、140±10ミリメートルの範囲)に印刷されている形態である。
「高濃度画像」は、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラック)の使用されるトナーの1ドット当たりの出現の頻度の合計が閾値を超えるものである。高濃度画像はトナーが乾きにくいので、用紙4の排出のインターバルを十分に取る必要がある。例えば、この付近のイエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックそれぞれの出現の頻度が20%、30%、40%、および50%であり、閾値が100%である場合は、この付近に高濃度画像が印刷されていると判断される。なお、閾値は、室温および湿度に応じて変更してもよい。例えば、室温が30℃以上でありかつ湿度が60%以上である場合は、高温度高湿度なのでトナーが溶解しやすく乾きにくいので、より高い値(例えば、130%)を閾値として用いてもよい。
2つ目の形態は、いわゆる写真画像が用紙4に印刷されている形態である。写真画像も高濃度画像と同様、トナーが乾きにくいので、用紙4の排出のインターバルを十分に取る必要がある。
3つ目の形態は、用紙4として光沢紙または写真用紙など、定着させたトナーが乾きにくい用紙を用いる形態である。
4つ目の形態は、用紙4として普通紙または厚紙を用いて光沢モードで印刷する形態である。光沢モードは、画像の表面の平滑性を高くするために通常のモードよりもトナーを多く使用し低温で定着させる。よって、トナーの定着性が通常のモードよりも低いので、用紙4の排出のインターバルを十分に取る必要がある。
図12は、後処理装置3における全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図13は、第二のフェーズおよび第三のフェーズの処理の手順の例を説明するフローチャートである。
次に、用紙4に対する全体的な処理の流れを、図12および図13のフローチャートを参照しながら説明する。
FNS用CPU30aは、後処理プログラム30Pに従って次の通り処理を実行する。メインCPU10aから後処理対象データ20Dを受け付けると(図12の#11)、この後処理対象データ20Dに基づいて次の通り各部を動作させる。
各部をホームポジションに待避させるなど、初期化の処理を行う(#12)。排出ローラ2Aから用紙4が送られてきたら(#13Yes)、この用紙4が印刷書類5の最後の用紙でない場合は(#14でNo)、先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、および奥整合板304によって、この用紙4を整合する(#15、#16)。そして、ステップ#13に戻って、次の用紙4が送られてくるのを待つ。
一方、排出ローラ2Aから送られてきた用紙4が印刷書類5の最後の用紙である場合は(#14でYes)、図13に示す第二のフェーズおよび第三のフェーズの処理を行う(#17)。
先端整合板301、後端整合板302、手前整合板303、および奥整合板304によって、この用紙4を整合する(#701、#702)。先端整合板301および後端整合板302によって、この印刷書類5を下流方向の所定の位置へ移動させる(#703)。
ステープルモードがオンであれば(#704でYes)、この印刷書類5をステープラ32によって綴じ(#705)、先端整合板301および後端整合板302によって所定の位置へ移動させる(#706)。
次の用紙4が排出ローラ2Aから送られてくる場合であって(#707でYes)、次の用紙4の形態が画像に傷が付きやすい形態でない場合は(#708でNo)、デフォルトの上昇タイミングよりも遅くなるように上昇タイミングを決定し(#709)、この上昇タイミングで排紙トレイ33を上昇させる(#712)。そして、押出板305によって印刷書類5を用紙トレイ36へ押し出し(#713)、排紙トレイ33を下降させてホームポジションへ戻す(#714)。
一方、次の用紙4の形態が画像に傷が付きやすい形態である場合は(#708でYes)、上昇タイミングをこの形態用のデフォルトのタイミングに決定する(#710)。そして、この上昇タイミングで排紙トレイ33を上昇させ、押出板305によって印刷書類5を用紙トレイ36へ押し出し、排紙トレイ33をホームポジションへ戻す(#712〜#714)。この上昇タイミングによると、次の用紙4は、排紙トレイ33が下降してから排出ローラ2Aから排出されるので、用紙保持爪34に当たることがない。
次の用紙4が送られてこない場合は(#707でNo)、上昇タイミングを汚れの低減を考慮しないときのタイミング(図8参照)に決定する(#711)。そして、この上昇タイミングで排紙トレイ33を上昇させ、押出板305によって印刷書類5を用紙トレイ36へ押し出し、排紙トレイ33をホームポジションへ戻す(#712〜#714)。
次の印刷書類5がある場合は(図12の#18でYes)、ステップ#13に戻って、次の用紙4が送られてくるのを待つ。
本実施形態によると、用紙保持爪34が先の印刷書類5を保持しているときに後の印刷書類の用紙4が用紙保持爪34によって汚れるのを、従来よりも軽減することができる。
本実施形態では、図8および図10を比較して分かるように、次の組の印刷書類5の1枚目の用紙4が排紙トレイ33に格納し終わる時点で排紙トレイ33の上昇が完了するように、排紙トレイ33を上昇させる速さを変えずに上昇タイミングを遅らせることによってタイミングを調整した。しかし、上昇タイミングを変えずに排紙トレイ33を上昇させる速さ遅くすることによって調整してもよい。
本実施形態では、プレスタック板35は、図6(A)に示したように、ホームポジションにおいて端部が排紙トレイ33の端部の下になるので、排紙トレイ33とともに上昇する。しかし、プレスタック板35の端部のほうが上になるように構成し、排紙トレイ33よりも先にプレスタック板35が上昇するように制御してもよい。
その他、画像形成装置1、プリントユニット2、後処理装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
2 プリントユニット(印刷装置、印刷機構)
3 後処理装置(フィニッシャ)
4 用紙
5 印刷書類
30a FNS用CPU(コントローラ)
301 先端整合板(区別処理機構)
302 後端整合板(区別処理機構)
305 押出板(排出機構)
32 ステープラ(区別処理機構)
33 排紙トレイ(格納器)
34 用紙保持爪(保持部材)
35 プレスタック板(案内部材)
371 先端整合板駆動部(区別処理機構)
372 後端整合板駆動部(区別処理機構)
375 押出板駆動部(排出機構)
377 排紙トレイ駆動部(昇降機構)

Claims (11)

  1. 印刷装置によって画像が印刷された1枚または複数枚の用紙からなる印刷書類をN組(ただし、N≧2)、互いに混ざらないように区別処理を施すフィニッシャであって、
    前記印刷装置から送り出されるK組目(ただし、1≦K≦N)の印刷書類を格納する格納器と、
    前記格納器を、最速で第一の速さで第一の位置から第二の位置まで上昇させ、または前記第二の位置から前記第一の位置へ下降させる昇降機構と、
    前記格納器が前記第一の位置にあるときに、前記格納器に格納されている前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理を施す区別処理機構と、
    前記区別処理が施された前記K組目の印刷書類を、前記格納器が前記第一の位置から前記第二の位置へ上昇する際に保持する保持部材と、
    前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、前記格納器が前記第一の速さよりも遅い第二の速さで上昇しまたは特定の時間が経過した時に上昇し始めるように、前記昇降機構を制御するコントローラと、
    前記印刷装置から送り出される(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙を前記第二の位置の方向へ案内する案内部材、を有し、
    前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時以降に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する、
    とを特徴とするフィニッシャ。
  2. 前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する、
    請求項1に記載のフィニッシャ。
  3. 前記コントローラは、N組目の印刷書類が前記格納器に格納されている場合は、前記N組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、直ちに前記格納器が上昇するように前記昇降機構を制御する、
    請求項1または請求項2に記載のフィニッシャ。
  4. 前記格納器が前記第二の位置へ上昇した後、前記K組目の印刷書類を所定の場所へ排出する、排出機構、を有し、
    前記コントローラは、前記K組目の印刷書類が前記所定の場所へ排出され始めた後、前記格納器が前記第一の位置へ下降するように前記昇降機構を制御する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のフィニッシャ。
  5. 前記区別処理機構は、前記区別処理として、前記K組目の印刷書類をステープルで綴じす処理を施す、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のフィニッシャ。
  6. 前記区別処理機構は、前記区別処理として、前記K組目の印刷書類の位置を、前記(K+1)組目の印刷書類とぴったり重ならないようにシフトさせる処理を施す、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のフィニッシャ。
  7. 前記第二の速さは、前記用紙の種類に応じて決められる、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のフィニッシャ。
  8. 前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類が汚れやすい書類であって前記印刷装置からそうでない書類よりも遅く送り出される場合は、前記格納器が前記第一の速さで上昇するように前記昇降機構を制御する、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のフィニッシャ。
  9. 印刷機構と、前記印刷機構によって画像が印刷された1枚または複数枚の用紙からなる印刷書類をN組(ただし、N≧2)、互いに混ざらないように区別処理を施すフィニッシャと、を有する画像形成装置であって、
    前記フィニッシャに、
    前記印刷機構から送り出されるK組目の印刷書類を格納する格納器と、
    前記格納器を、最速で第一の速さで第一の位置から第二の位置まで上昇させ、または前記第二の位置から前記第一の位置へ下降させる昇降機構と、
    前記格納器が前記第一の位置にあるときに、前記格納器に格納されている前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理を施す区別処理機構と、
    前記区別処理が施された前記K組目の印刷書類を、前記格納器が前記第一の位置から前記第二の位置へ上昇する際に保持する保持部材と、
    前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、前記格納器が前記第一の速さよりも遅い第二の速さで上昇しまたは特定の時間が経過した時に上昇し始めるように、前記昇降機構を制御するコントローラと、
    前記印刷機構から送り出される(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙を前記第二の位置の方向へ案内する案内部材と、
    が設けられており、
    前記コントローラは、前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時以降に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 印刷装置によって画像が印刷された1枚または複数枚の用紙からなる印刷書類をN組(ただし、N≧2)、互いに混ざらないように区別処理を施すフィニッシャの制御方法であって、
    前記フィニッシャには、
    前記印刷装置から送り出されるK組目の印刷書類を格納する格納器と、
    前記格納器を、最速で第一の速さで第一の位置から第二の位置まで上昇させ、または前記第二の位置から前記第一の位置へ下降させる昇降機構と、
    前記格納器が前記第一の位置にあるときに、前記格納器に格納されている前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理を施す区別処理機構と、
    前記区別処理が施された前記K組目の印刷書類を、前記格納器が前記第一の位置から前記第二の位置へ上昇する際に保持する保持部材と、
    前記印刷装置から送り出される(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙を前記第二の位置の方向へ案内する案内部材と、
    が設けられており、
    前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、前記格納器が前記第一の速さよりも遅い第二の速さで上昇しまたは特定の時間が経過した時に上昇し始めるように、前記昇降機構を制御し、
    前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の前記用紙が前記案内部材によって案内され終わった時以降に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する、
    ことを特徴とするフィニッシャの制御方法。
  11. 印刷装置から送り出される1枚または複数枚のK組目の印刷書類を格納する格納器と、前記格納器を、最速で第一の速さで第一の位置から第二の位置まで上昇させ、または前記第二の位置から前記第一の位置へ下降させる昇降機構と、前記格納器が前記第一の位置にあるときに、前記格納器に格納されている前記K組目の印刷書類に対して(K+1)組目の印刷書類と区別するための区別処理を施す区別処理機構と、前記区別処理が施された前記K組目の印刷書類を、前記格納器が前記第一の位置から前記第二の位置へ上昇する際に保持する保持部材と、前記印刷装置から送り出される(K+1)組目の印刷書類の1枚目の用紙を前記第二の位置の方向へ案内する案内部材と、を有するフィニッシャを制御するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記K組目の印刷書類に対して前記区別処理が施された後、前記格納器が前記第一の速さよりも遅い第二の速さで上昇しまたは特定の時間が経過した時に上昇し始めるように前記昇降機構を制御する第一の制御処理を実行させ、
    前記(K+1)組目の印刷書類の1枚目の用紙が前記案内部材によって案内され終わった時以降に前記格納器が上昇し終わるように、前記昇降機構を制御する第二の制御処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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