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JP6327451B2 - 浮上式フェンス - Google Patents
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本発明は、水よりも低比重の油類や液状危険物等の貯留液を貯留するタンクを囲む防液堤の内側に設けられ、津波や高波が生じて防液堤が水没し、タンク内の貯留液が漏洩した場合に、貯留液の拡散を軽減するための浮上式フェンスに関する。
従来、水よりも低比重の油類や液状危険物等の貯留液を貯留するタンクを囲む防液堤の内側に設けられ、津波や高波が生じて防液堤が水没し、タンク内の貯留液が漏洩した場合に、フェンス本体が浮上して貯留液の拡散を軽減する浮上式フェンスが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−25219号公報
このような浮上式フェンスの中には、フェンス本体が地盤や防液堤などに係留索で係留されているが、想定される津波や高波の高さが高い場合、フェンス本体を係留する係留索を長くする必要がある。しかしながら、係留索が長いと、津波や高波による浸水の水位が低下すると、係留索がたるんでしまったり、フェンス本体が係留されている地盤や防液堤から大きく移動したりして、タンクから漏洩した貯留液を所定の位置においてフェンス本体の内側に留めることができない虞がある。
そこで、本発明は、浸水したタンクから貯留液が漏洩した際に、タンクから漏洩した貯留液を所定の位置においてフェンス本体の内側に確実に留めることができる浮上式フェンスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る浮上式フェンスは、水よりも低比重の貯留液を貯留するタンクの周囲に構築された防液堤の内側に間隔をあけて配列された複数の杭体と、該複数の杭体にそれぞれ少なくとも一部が上下方向に移動可能に支持されるとともに所定範囲以上の水平方向の移動が拘束された複数の移動体と、水面に浮上可能な浮体と、該浮体と連結され該浮体が浮上した際に該浮体から垂下し前記タンクの周囲に筒状に展開されるフェンス本体と、を備え、前記複数の杭体は、それぞれ上端部が前記防液堤の上端部よりも上側に配置され、前記複数の移動体は、それぞれ環状に形成されていて、内部に前記杭体が挿通された状態で前記杭体の上下方向全長にわたって移動可能で、それぞれの少なくとも一部が前記防液堤の上側へ移動可能に構成され、前記フェンス本体は、前記複数の移動体に係止されていることを特徴とする。
本発明では、フェンス本体を係止する複数の移動体は、それぞれの少なくとも一部が防液堤の上側へ移動可能であることにより、津波や高波が生じて防液堤が水没した際も、防液堤よりも上側の水面付近において、フェンス本体をタンクの周囲に筒状に展開させることができる。このため、津波や高波が生じて防液堤が水没しタンクから貯留液が漏洩しても、漏洩した貯留液をフェンス本体の内側に確実に留めることができる。
そして、フェンス本体を係止する複数の移動体は、それぞれ所定範囲以上の水平方向の移動が拘束されていることにより、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、フェンス本体が杭体から水平方向に所定範囲以上移動することを防止できる。このため、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、漏洩した貯留液を所定の位置においてフェンス本体の内側に確実に留めることができる。
また、本発明に係る浮上式フェンスでは、前前記複数の杭体は、それぞれ上端部が前記防液堤の上端部よりも上側に配置され、前記複数の移動体は、それぞれ環状に形成されていて、内部に前記杭体が挿通された状態で前記杭体の上下方向全長にわたって移動可能に構成されている。
このような構成とすることにより、移動体は、杭体から離間しないため、フェンス本体が杭体から大きく離間することを防止できる。このため、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、漏洩した貯留液を所定の位置においてフェンス本体の内側に確実に留めることができる。
また、本発明に係る浮上式フェンスでは、隣り合う前記杭体の間隔は、前記タンクの直径よりも小さく設定されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、津波や高波が生じて防液堤が水没した際に、タンクが浮上しても、配列された杭体の外側へタンクが漂流することを防止できる。また、複数の杭体が、津波や高波による漂流物がタンクへ衝突すること少なくすることができる。
本発明によれば、フェンス本体を係止する複数の移動体は、それぞれの少なくとも一部が防液堤の上側へ移動可能であることにより、津波や高波が生じて防液堤が水没した際も、防液堤よりも上側の水面付近において、フェンス本体をタンクの周囲に筒状に展開させることができる。このため、津波や高波が生じて防液堤が水没しタンクから貯留液が漏洩しても、漏洩した貯留液をフェンス本体の内側に確実に留めることができる。
そして、フェンス本体を係止する複数の移動体は、それぞれ所定範囲以上の水平方向の移動が拘束されていることにより、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、フェンス本体が杭体から水平方向に所定範囲以上移動することを防止できる。このため、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、漏洩した貯留液を所定の位置においてフェンス本体の内側に確実に留めることができる。
本発明の第1実施形態による浮上式フェンスの一例を示す平面図である。 通常時の図1のA−A線断面図である。 津波や高波が生じて浸水した際の浮上式フェンスを示す図で、図1のB−B線断面図である。 図3の浮体が水面を移動した際の浮上式フェンスを示す図である。 本発明の第2実施形態による浮上式フェンスの一例を示す平面図である。 津波や高波が生じて浸水した際の浮上式フェンスを示す図で、図5のC−C線断面図である。 図6よりも水位が低い状態における浮上式フェンスを示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による浮上式フェンスについて、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、第1実施形態による浮上式フェンス1は、水よりも低比重の油類や液状危険物等の貯留液11を貯留するタンク12を囲む防液堤13の内側に設けられ、津波や高波が生じて防液堤13が水没し、タンク12内の貯留液11が漏洩した場合に、貯留液11の拡散を軽減するために設けられている。
本実施形態では、タンク12は、地盤Gに立設し、外形が略円柱状に形成されている。
また、防液堤13は、外形の平面視が略正方形の角筒をなす壁体で、内部の中央にタンク12が配置されている。防液堤13は、内周面がタンク12の外周面と離間し、上端部13aがタンク12の上端部12aよりも下側に配置され、タンク12よりも低い高さに構築されている。
浮上式フェンス1は、防液堤13の内側にタンク12を囲むように配列された複数の鋼管杭(杭体)2,2…と、複数の鋼管杭2,2…にそれぞれ上下方向に移動可能に支持された複数の下ケーブル(移動体)3,3…と、水面14に浮上可能な浮体4と、浮体4と連結されているとともに下ケーブル3,3…に係止されるフェンス本体5と、を備えている。
複数の鋼管杭2,2…は、防液堤13の内周面の近傍において、防液堤13の内周面に沿って水平方向に所定の間隔をあけて配列されている。鋼管杭2,2…は、上端部2aがタンク12の上端部12aよりも下側に配置されているとともに、防液堤13の上端部13aよりも上側に配置されていて、タンク12よりも低く、防液堤13よりも高い高さに構築されている。
下ケーブル3,3…は、それぞれ環状に形成され、内部に鋼管杭2が挿通された状態で鋼管杭2の上下方向全長にわたって移動可能に構成されている。下ケーブル3,3…は、複数の鋼管杭2,2…にそれぞれに対して設けられている。下ケーブル3,3…は、それぞれ水よりも高比重の材料で形成されている。
図3および図4に示すように、浮体4は、例えば、中空体や空気袋、発泡材などで構成され、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に、水面14に浮上可能に構成されている。第1実施形態では、浮体4は、複数に分割されている。
なお、浮体4は、エアバッグのように通常時は小さく萎ませておいて、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に空気やガスが注入されて、瞬時に膨張して浮力を確保する形態のものとしてもよい。
フェンス本体5は、一般にオイルフェンスとして使用されている各種のシート材や膜材などで構成され、筒状に形成されている。
フェンス本体5は、軸方向の一方の端部5aが浮体4と上ケーブル6を介して連結されている。また、この上ケーブル6は、複数の接続ワイヤ7,7…を介して下ケーブル3,3…と連結されている。また、フェンス本体5は、接続ワイヤ7,7…と連結されている。
そして、フェンス本体5は、浮体4が水面14に浮上すると浮体4から垂下し、その軸を上下方向とする筒状に展開するように構成されている。このため、浮体4は、フェンス本体5,上ケーブル6、接続ワイヤ7,7…、下ケーブル3,3…が連結された状態で水面14に浮上可能な浮力を有している。
なお、下ケーブル3,3…は、水よりも比重の大きい材料で形成されているため、浮体4とともに浮上した場合も、下側へ移動しようとして、接続ワイヤ7,7…に張力が作用するように構成されている。そして、フェンス本体5は、接続ワイヤ7,7…と連結されているため、接続ワイヤ7,7…に作用する張力がフェンス本体5に伝達し、フェンス本体5の軸方向のたわみが軽減されるように構成されている。
また、第1実施形態では、フェンス本体5は、配列された複数の鋼管杭2,2を囲むように複数の鋼管杭2,2…のと防液堤13との間に配置されている。これにより、浮体4、上ケーブル6および接続ワイヤ7,7…も、配列された複数の鋼管杭2,2を囲むように複数の鋼管杭2,2…のと防液堤13との間に配置されている。
このような浮上式フェンス1は、通常時は、図2に示すように、地盤G上に収納されており、図3および図4に示すように、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に、浮体4が水面14に浮上して、浮体4から垂下するフェンス本体5がタンク12の周囲において筒状に展開される。このとき、浮体4およびフェンス本体5は、鋼管杭2,2…に沿って上下方向に移動可能な下ケーブル3,3…に係止されているため、津波や高波による浸水の水位が変化しても浮体4が水面14に浮上し、水面14付近において、フェンス本体5が筒状に展開される。
そして、浸水した状態において、タンク12(図1および図2参照)が破損しタンク12内の貯留液11がタンク12から漏洩した際には、フェンス本体5は、その内側に漏洩した貯留液11を留めるように構成されている。
このため、筒状に展開されたフェンス本体5から貯留液11が流出しないように、筒状に展開されたフェンス本体5の内側の体積は、タンク12の貯留液11の貯留量(体積)よりも大きいことが好ましい。
なお、フェンス本体5には、浮上した際に筒状に展開されるための補強材などが設けられていてもよい。
また、第1実施形態では、想定される高さの津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に、浮体4が水面14に浮上可能なように、鋼管杭2,2…の高さ、および接続ワイヤ7,7…の長さが設定されている。なお、鋼管杭2,2…には、上端部2aから下ケーブル3が抜け出さないように上端部2aの近傍に拡径部(不図示)が形成されていてもよい。
次に、上述した第1実施形態による浮上式フェンス1の作用・効果について図面を用いて説明する。
第1実施形態による浮上式フェンス1では、浮体4およびフェンス本体5を係止する複数の下ケーブル3,3…は、防液堤13の上側へ移動可能であることにより、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際も、防液堤13よりも上側の水面14付近において、フェンス本体5をタンク12の周囲に筒状に展開させることができる。このため、津波や高波が生じて防液堤13が水没しタンク12から貯留液11が漏洩しても、漏洩した貯留液11をフェンス本体5の内側に確実に留めることができる。
そして、フェンス本体5を係止する環状の複数の下ケーブル3,3…は、それぞれ鋼管杭2,2…が挿通されて水平方向の移動が拘束されていることにより、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、フェンス本体5が水平方向に大きく移動することを防止できる。
本実施形態では、図4に示すように、フェンス本体5の浮体4が連結されている一方の端部5a側が水平方向に移動したとしても、フェンス本体5の他方の端部5b側が一方の端部5a側よりも下ケーブル3,3…に隣接した状態で下ケーブル3,3…に係止されて、水平方向の移動がほとんど拘束されているため、フェンス本体5が浮体4以上に水平方向に移動することを防止できる。
このため、津波や高波による浸水の水位が低下した場合も、漏洩した貯留液11を鋼管杭2,2…の近傍においてフェンス本体5の内側に確実に留めることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図5および図6に示すように、第2実施形態による浮上式フェンス21では、鋼管杭22,22…が、その上端部22aがタンク12の上端部12aよりも上側に配置されていて、タンク12の高さよりも高く構築されている。また、隣り合う鋼管杭22,22の間隔d1は、タンク12の直径Rよりも小さくなるように設定されている。
そして、第1実施形態による下ケーブル3,3…に代わって、地盤G面と略同じ高さおいて、一方の端部23aが鋼管杭22,22…にそれぞれ連結されたワイヤ(移動体)23,23…が設けられている。
このワイヤ23,23…は、他方の端部23bが一方の端部23aを軸として上下方向および水平方向に移動可能に構成されていて、この他方の端部23bにフェンス本体25が係止されている。ワイヤ23,23…は、それぞれその長さ寸法が、防液堤13の高さ寸法よりも大きい寸法に形成されていて、他方の端部23bは、一方の端部23aを軸として、防液堤13の高さよりも上側へ移動可能に構成されている。なお、ワイヤ23,23…は、可撓性のない直線状に形成されていてもよく、可撓性を有するひも状に形成されていてもよい。
フェンス本体25は、第1実施形態のフェンス本体5と同等のもので構成され、浮体24が連結されている一方の端部25aと反対側の他方の端部25bが、ワイヤ23,23…に係止されている。そして、フェンス本体5は複数の鋼管杭22,22…の内側に配置されている。
また、浮体24は、第1実施形態と同様の材料で形成され、第1実施形態のように複数に分割されておらず、一体に形成されている。そして、浮体24は、複数の係留索26,26…を介して鋼管杭22,22…に係留されている。係留索26,26…は、それぞれ一方の端部26aが浮体24と連結され、他方の端部26bが地盤G面と略同じ高さおいて鋼管杭22と連結されている。
そして、第2実施形態による浮上式フェンス21では、想定される高さの津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に、ワイヤ23,23…に係止されたフェンス本体25が連結された浮体4が水面14に浮上可能なように、浮体4の浮力が設定されているとともに、ワイヤ23,23…および係留索26,26…の長さが設定されている。
第2実施形態による浮上式フェンス21では、フェンス本体25を係止する複数のワイヤ23,23…は、それぞれの他方の端部23bが防液堤13の上側へ移動可能であることにより、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際も、防液堤13よりも上側の水面14付近において、フェンス本体25をタンク12の周囲に筒状に展開させることができる。また、フェンス本体25を係止する複数のワイヤ23,23…は、それぞれワイヤ23,23…の長さ以上の水平方向の移動が拘束されていて、フェンス本体25は、鋼管杭22,22からワイヤ23,23…の長さ以上離間しない構成とすることができる。これらのことにより、第2実施形態による浮上式フェンス21は、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、ワイヤ23,23…は、一方の端部23aが地盤G面と略同じ高さにおいて防液堤13の内側に設けられた鋼管杭22に固定されていることにより、図7に示すように、津波や高波による浸水の水位が低下した場合に、他方の端部23bが防液堤13の外側に移動することがないため、フェンス本体25が防液堤13の外側に移動することを防止できる。
また、第2実施形態では、鋼管杭22,22…がタンク12の高さよりも高く構築され、隣り合う鋼管杭22,22の間隔d1は、タンク12の直径Rよりも小さくなるように設定されていることにより、津波や高波が生じて防液堤13が水没した際に、タンク12が浮上しても、配列された鋼管杭22,22…の外側へタンク12が漂流することを防止できる。また、これらの鋼管杭22,22…が、津波や高波による漂流物がタンク12へ衝突すること少なくすることができる。
以上、本発明による浮上式フェンスの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、タンク12は、円柱状に形成され、防液堤13は、角筒状に形成されているが、タンク12や防液堤13の形状は適宜設定されてよい。また、鋼管杭2,22の高さは適宜設定されてよい。
また、上記の第2実施形態では、隣り合う鋼管杭22,22の間隔d1は、タンク12の直径Rよりも小さくなるように設定されているが、タンク12の直径Rよりも大きくなるように設定されていてもよい。また、第1実施形態においても、隣り合う鋼管杭2の間隔は、タンク12の直径よりも小さくなるように設定されてもよいし、タンク12の直径よりも大きくなるように設定されてもよい。
また、上記の実施形態では、杭体として鋼管杭2,22が採用されているが、鋼管杭2,22に代わってコンクリート杭などが採用されていてもよい。
また、浮体は、第1実施形態では、複数に分割されていて、第2実施形態では、一体に形成されているが、第1実施形態において一体に形成され、第2実施形態において複数に分割されていてもよい。
また、第1実施形態において、フェンス本体5は、鋼管杭2,2…と防液堤13との間に配置されているが、配列された鋼管杭2,2…の内側に配置されていてもよい。
1,21 浮上式フェンス
2,22 鋼管杭(杭体)
2a,22a 上端部
3 下ケーブル(移動体)
4,24 浮体
5,25 フェンス本体
6 上ケーブル
7 接続ワイヤ
11 貯留液
12 タンク
12a 上端部
13 防液堤
13a 上端部
14 水面
23 ワイヤ(移動体)
26 係留索
d1 間隔
G 地盤
R 直径

Claims (2)

  1. 水よりも低比重の貯留液を貯留するタンクの周囲に構築された防液堤の内側に間隔をあけて配列された複数の杭体と、
    該複数の杭体にそれぞれ少なくとも一部が上下方向に移動可能に支持されるとともに所定範囲以上の水平方向の移動が拘束された複数の移動体と、
    水面に浮上可能な浮体と、
    該浮体と連結され該浮体が浮上した際に該浮体から垂下し前記タンクの周囲に筒状に展開されるフェンス本体と、を備え、
    前記複数の杭体は、それぞれ上端部が前記防液堤の上端部よりも上側に配置され、
    前記複数の移動体は、それぞれ環状に形成されていて、内部に前記杭体が挿通された状態で前記杭体の上下方向全長にわたって移動可能で、それぞれの少なくとも一部が前記防液堤の上側へ移動可能に構成され、
    前記フェンス本体は、前記複数の移動体に係止されていることを特徴とする浮上式フェンス。
  2. 隣り合う前記杭体の間隔は、前記タンクの直径よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の浮上式フェンス。
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