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JP6328481B2 - 物干装置の取付装置 - Google Patents
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Description

本発明は、ベランダ手摺や建物壁面等の被取付体に物干装置を取り付けるための物干装置の取付装置に関するものである。
従来より、被取付体に物干装置を取り付けるための物干装置の取付装置として、特開2012−239730号発明のように、物干装置のベースを、ベース座の前面から被せるようにあてがい、ベース上部の外止具の両側の側板とベースの両側の側板との間の上部締付ねじがベース座の上端面を通過すると共に、ベース下部の外止具の両側の側板とベースの両側の側板との間の下部締付ねじがベース座の切欠部を通過するようにし、上部締付ねじを上部の受部の上方に、下部締付ねじを下部の受部の上方にそれぞれ位置させ、ベースを下方へ移動し、それぞれ締付ねじを受部に当接させ、締め付けて取り付けるものは存在する。
特開2012−239730号公報
上記従来例においては、物干装置のベースを上方へ移動させる力は、上下部外止具の両側の側板と、ベースの両側の側板とで、ベース座の両側の側板を挟んでいる摩擦力で受け止めるので、竿受部に通した物干竿を上方へ持ち上げる時等に、物干装置を上方へ移動させる大きな力がかかった時には、物干装置のベースが上方へ移動してしまうことがあり、強固な取付状態を得られないという問題があり、さらには、最悪の場合には、締付ねじが受部から外れて、物干装置がベース座から外れ落ちてしまう危険性もある。そこで、本発明は、物干装置のベースが容易に上方へ移動しないように改良することを課題としている。
本発明は上記の問題を解決するために、ベースを有する物干装置を、被取付体に固定したベース座に取り付ける物干装置の取付装置において、ベース座は、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状で、両側の側板は、相対向する先端縁に開口する切欠部を設けると共に、その下部に切欠部と連続する略U字状の受部を設けて成り、底板には、両側板の間に前方に突出するように抜止部を設けて成り、抜止部は、両側板からそれぞれ間隔をおいて、なおかつ、その上下位置は、受部の底部より上部に位置するように成し、ベースは、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状の取付部を有し、ベースに取り付けられる外止具は、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状で、ベースの底板の内部に、外止具の底板を取り付けて、外止具の両側の側板外面とベースの両側の側板内面との間に隙間を設けるように成し、ベースの両側の側板から締付ねじを挿通して、外止具の両側の側板に設けたねじ孔に螺合し、締付ねじを締め付けることによって外止具の両側の側板を変形させ得るように構成し、被取付体に固定したベース座に、外止具を取り付けたベースを被せるようにしてあてがい、予め外止具に螺合してある締付ねじを、ベース座の切欠部から挿入して下方へ移動させ受部に当接させると共に、両側の隙間にベース座の両側の側板を位置するように成し、締付ねじを締め付けることによって外止具の両側の側板を変形させて、ベース座の両側の側板に圧接させると共に、締付ねじの先端部を抜止部の下方に位置させてベースを固定し、ベースは、締付ねじの先端部が抜止部に当接して上方への移動を阻止されるように構成されていることを特徴とするものである。
以上のように本発明によれば、予め外止具に螺合してある締付ねじを締め付けることによって外止具の両側の側板を変形させて、ベース座の両側の側板に押し付けてベースを固定するように構成したので、物干装置の取付の手間が簡略化されると共に、締付ねじを落下させて紛失してしまうという心配がなく、コスト低減や施工性の向上に資することができ、なおかつ、ベースが上方に移動する大きな力が加わると、締付ねじの先端部が抜止部に当接するので、ベースの上方への移動を確実に阻止することができるという効果がある。
また、締付ねじを外さずに緩めるだけで、物干装置を取り外すことができるので、物干装置を着脱するいずれの場合にも、締付ねじを落下させる心配がないという効果もある。
使用状態を示す全体側面図である。 ベースとベース座が離れている状態を示す分解斜視図である。 ベースとベース座が離れている状態を示す縦断面図である。 ベースをベース座に被せるようにしてあてがった状態を示す縦断面図である。 図4の状態からベースを下方へ移動して、締付ねじが受部の底部に当接している状態を示す縦断面図である。 図5のA−A線拡大断面図(締付ねじを締め付けていない状態)である。 図6の状態から締付ねじを締め付けた状態の横断面図である。 図5のB−B線拡大断面図(締付ねじを締め付けていない状態)である。ベースの取付に不要な部材は省略している。 図8の状態から締付ねじを締め付けた状態の横断面図である。ベースの取付に不要な部材は省略している ベース部分の分解斜視図である。
本発明は、ベランダ手摺Tに固着ねじ15・15で固着されるベース座2に物干装置のベース1を取り付ける物干装置の取付装置に関するものであり、物干装置は、ベース1に支柱3を摺動可能に取り付け、さらに支柱3上端部に固定した支持具4に、竿受部35・・・35を設けた腕杆5を回動可能かつ摺動可能に取り付けて成るものである。なお、物干装置の詳細な構造については、説明を省略する。
ベース1は、押し出し材で、前部に両側外方に突出する被抱持突条33・33を設け、後部にベース座2への取付部16を設けてある。取付部16は、横断面略コ字状で、底板17の両側から側板18・18をそれぞれ外側に傾斜させて立ち上げて構成されている。
ベース1の上部に取り付けられる外止具6は、横断面略コ字状の短い部材で、底板25の両側から側板26・26をそれぞれ外側に傾斜させて立ち上げ、両側の側板26・26には、それぞれねじ孔27・27を設けてある。ベース1の下部に取り付けられる外止具7も、同じく、横断面略コ字状の短い部材で、底板28の両側から側板29・29をそれぞれ外側に傾斜させて立ち上げ、両側の側板29・29には、それぞれねじ孔30・30を設けてある。
ベース1の上端部にベース上キャップ12を被せ、外止具6を、ベース1の上部に、両側の側板26・26の外側面とベース1の両側の側板18・18の内側面との間に隙間31・31を設けて、底板25をベース1の底板17に固定ねじ9でベース上キャップ12と共に固定する。また同じく、ベース1の下端部にベース下キャップ13を被せ、外止具7を、ベース1の下部に、両側の側板29・29の外側面とベース1の両側の側板18・18の内側面との間に隙間32・32を設けて、底板28をベース1の底板17に固定ねじ11でベース下キャップ13と共に固定する。
そして、ベース1の上端部においては、ベース上キャップ12の両外側から、締付ねじ8・8をねじ孔27・27に螺合し、ベース1の下端部においては、ベース下キャップ13の両外側から、締付ねじ10・10をねじ孔30・30に螺合しておく。
その後、ベース1の被抱持突条33・33を支柱3の抱持溝34・34で抱持させて支柱3をベース1にスライド可能に取り付け、支柱下キャップ14を固定して物干装置が組み立てられる。
ベース座2は、押し出し材で、横断面略コ字状で、底板19の両側から側板20・20をそれぞれ内側に傾斜させて立ち上げて構成されており、底板19には、上下部に被取付体への固着用孔36・36を設け、両側の側板20・20には、上端部に上方に開口するU字状に切り欠いた受部24・24を設け、下部に前方に開口する切欠部21・21を設けると共に、切欠部21・21に連続して上方に開口するU字状の受部22・22を設けてある。さらに、切欠部21・21の上面には下方に突出し内方に折り曲げた当接部23・23を設けてある。
そして、底板19の下端部には、両側板20・20の間に前方に突出するように抜止部37を設けて成り、この抜止部37は、両側板20・20からそれぞれ間隔をおいて、かつ、その上下位置は、受部22・22の底部より上部に位置するように成し、抜止部37の下面に締付ねじ10・10が進出できるように構成する。抜止部37の前縁面は、固定ねじ11の頭部を避けるために円弧状に切り欠いてある。なお、上端部の受部24・24は必ずしも必要なものではないし、また、切欠部21・21及び受部22・22を複数設けてもいいものである。
ベース座2を被取付体であるベランダ手摺Tに固着ねじ15・15で固着し、組み立てられた物干装置のベース1を、ベース座2の前面から被せるようにあてがい、ベース1上部の外止具6の両側の側板26・26とベース1の両側の側板18・18との間の締付ねじ8・8がベース座2の上端面を通過すると共に、ベース1下部の外止具7の両側の側板29・29とベース1の両側の側板18・18との間の締付ねじ10・10がベース座2の切欠部21・21を通過するようにし、締付ねじ8・8を受部24・24の上方に、締付ねじ10・10を受部22・22の上方にそれぞれ位置させる(図4参照)。
そして、そのままベース1を下方へ移動させ、締付ねじ8・8を受部24・24の底部に当接させると共に、締付ねじ10・10を受部22・22の底部に当接させ(図5及び図6参照)、締付ねじ8・8及び締付ねじ10・10を締め付けることによって、外止具6の両側の側板26・26及び外止具7の両側の側板29・29を変形させ、ベース座2の両側の側板20・20に圧接させると、外止具6の両側の側板26・26及び外止具7の両側の側板29・29と、ベース1の両側の側板18・18とで、ベース座2の両側の側板20・20を挟んで、なおかつ、締付ねじ10・10の先端部が、抜止部37の下方まで進出し、ベース1がベース座2に取り付けられる。
ベース1は、上方に移動する力がかかった場合、外止具6の両側の側板26・26及び外止具7の両側の側板29・29と、ベース1の両側の側板18・18とで、ベース座2の両側の側板20・20を挟んでいる摩擦力で受け止めるが、摩擦力で受け止められないほど大きな力がかかると、締付ねじ10・10の先端部が、抜止部37の下面に当接して、ベース1は上方への移動が阻止される。
また、締付ねじ8・8及び締付ねじ10・10を緩め、下部の締付ねじ10・10の先端部を抜止具37の下方から外れた位置まで後退させ、下部の外止具7の両側の側板29・29が当接部23・23に当接するまで、物干装置のベース1を上方へ移動させてから、前方へ移動させれば、上部の締付ねじ8・8はベース座2の上方を、下部の締付ねじ10・10はベース座2の切欠部21・21を、それぞれ通過して、物干装置のベース1をベース座2から取り外すことができる。
当接部23・23がないと、下部の締付ねじ10・10が切欠部21・21の上端面に当接するまで、ベース1が上方へ移動してしまい、その状態から前方へ移動させると、外止具7の両側の側板29・29の上部の外面がベース座2の両側の側板20・20の内側面に接触し、取り外すことができない。
なお、本発明は、物干装置の取付装置に関するものであり、物干装置は、本実施例のものに限定されるものではなく、種々の物干装置に適用できるものであり、例えば、ベースに腕杆を回動可能かつ摺動可能に取り付けたものや、ベースが腕杆と一体になったものでもよい。
1 ベース
2 ベース座
7 外止具
10 締付ねじ
17 底板
18 側板
19 底板
20 側板
21 切欠部
22 受部
28 底板
29 側板
30 ねじ孔
32 隙間
37 抜止部

Claims (1)

  1. ベースを有する物干装置を、被取付体に固定したベース座に取り付ける物干装置の取付装置において、ベース座は、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状で、両側の側板は、相対向する先端縁に開口する切欠部を設けると共に、その下部に切欠部と連続する略U字状の受部を設けて成り、底板には、両側板の間に前方に突出するように抜止部を設けて成り、抜止部は、両側板からそれぞれ間隔をおいて、なおかつ、その上下位置は、受部の底部より上部に位置するように成し、ベースは、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状の取付部を有し、ベースに取り付けられる外止具は、底板の両側から側板を立ち上げた横断面略コ字状で、ベースの底板の内部に、外止具の底板を取り付けて、外止具の両側の側板外面とベースの両側の側板内面との間に隙間を設けるように成し、ベースの両側の側板から締付ねじを挿通して、外止具の両側の側板に設けたねじ孔に螺合し、締付ねじを締め付けることによって外止具の両側の側板を変形させ得るように構成し、被取付体に固定したベース座に、外止具を取り付けたベースを被せるようにしてあてがい、予め外止具に螺合してある締付ねじを、ベース座の切欠部から挿入して下方へ移動させ受部に当接させると共に、両側の隙間にベース座の両側の側板を位置するように成し、締付ねじを締め付けることによって外止具の両側の側板を変形させて、ベース座の両側の側板に圧接させると共に、締付ねじの先端部を抜止部の下方に位置させてベースを固定し、ベースは、締付ねじの先端部が抜止部に当接して上方への移動を阻止されるように構成されていることを特徴とする物干装置の取付装置。
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