JP6330626B2 - 回転数検出装置 - Google Patents
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特許文献1に記載の回転数検出装置は、羽根に対して非接触に設けたセンサから出力される信号を処理することにより、回転軸の回転数、回転軸の振動、及び、羽根とセンサとのクリアランスを検出している。このうち、回転軸の回転数の検出は、センサから出力される信号を羽根の枚数と同じ分周比で分周し、その分周された信号の周期を検出することにより行われる。
センサは、被検体に設けられた被検出部の移動に応じた信号を出力する。第1比較器は、センサから出力された信号を第1閾値により2値化した矩形波信号を出力する。メモリ部は、被検体に設けられた被検出部の数を記憶する。第1分周回路は、第1比較器から出力される矩形波信号をメモリ部に記憶された被検出部の数に対応した分周比で分周する。
本発明の第1の態様は、周波数測定手段、メモリ集積回路をさらに備える。周波数測定手段は、センサから出力された信号の周波数を測定する。メモリ集積回路は、センサから出力された信号の周波数と第1閾値との関係が示された周波数−閾値マップを有し、メモリ部に記憶された被検出部の数、及び、周波数測定手段が測定した周波数に対応する第1閾値を第1比較器へ出力する。
本発明の第2の態様は、第2比較器、第2分周回路、周期測定回路、メモリ集積回路をさらに備える。第2比較器は、センサから出力された信号を第2閾値により2値化した矩形波信号を出力する。第2分周回路は、第2比較器から出力される矩形波信号を、メモリ部に記憶された被検出部の数に基づく分周比で分周する。周期測定回路は、第2分周回路から出力される矩形波信号の周期を測定する。メモリ集積回路は、周期測定回路が測定した周期と第1閾値との関係を示す周期−閾値マップを有し、周期測定回路が測定した周期に対応する第1閾値を第1比較器へ出力する。
本発明の第3の態様は、周期測定回路、メモリ集積回路をさらに備える。周期測定回路は、第1分周回路から出力される矩形波信号の周期を測定する。メモリ集積回路は、周期測定回路が測定した周期と第1閾値との関係を示す周期−閾値マップを有し、周期測定回路が測定した周期に対応する第1閾値を第1比較器に出力する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図4に示す。回転数検出装置1は、被検体としての回転体に設けられた被検出部の移動を検出することにより、その回転体の回転数に応じた信号を出力するものである。
第1実施形態の回転数検出装置1は、例えばターボチャージャーが備える回転軸2の回転数の検出に使用することが可能である。その場合、回転数検出装置1は、ターボチャージャーの回転軸2に設けられた羽根3の移動を検出することにより、その回転軸2の回転数に応じた信号を出力する。
第1実施形態では、ターボチャージャーの回転軸2が特許請求の範囲に記載の「被検体」の一例に相当し、その回転軸2に設けられた羽根3が特許請求の範囲に記載の「被検出部」の一例に相当する。
回転数検出装置1は、センサ11、第1比較器12、メモリ部13、第1分周回路14、周波数測定手段15およびメモリ集積回路16等を備えている。
センサ11は、例えばコイル等であり、被検出部としてのターボチャージャーの羽根3に非接触で設けられ、その羽根3の移動に応じて発生する渦電流の作用によりアナログ信号(以下「センサ信号」という)を出力するものである。センサ信号は、コンデンサ18を介して交流増幅器19に入力され、その交流増幅器19により増幅される。
第1比較器12から出力された矩形波信号は、第1分周回路14に入力される。第1分周回路14は、第1比較器12から出力された矩形波信号を、メモリ部13から読み出した分周比で分周する。
即ち、第1分周回路14が、被検体(回転軸)に設けられた被検出部(羽根)の数を分周比として分周することにより、第1分周回路14から出力された矩形波信号の1周期は被検体の1回転の時間と一致するものとなる。
なお、回転数検出装置1は、n分周回路17を廃止し、第1分周回路14から出力された信号をそのままECU40に出力してもよい。
回転数検出装置1が、例えばターボチャージャーの回転軸2又はクランクシャフトなどを被検体とする場合、被検体の回転数が高くなると、通常、エンジンの回転数も高くなる。そのため、センサ信号は、被検体の回転数に応じて周波数が高くなると、その出力電圧(p−p)も大きくなる。センサ信号には、点火ノイズ等が重畳されることもあるので、エンジンの回転数に応じたノイズマージンを確保するためには、周波数に応じて第1閾値を変えることが望ましい。
そこで、回転数検出装置1は、周波数測定手段15およびメモリ集積回路16等により、第1閾値を設定する。
第2比較器20は、交流増幅器19から出力されたアナログ信号を所定の閾値と比較することにより2値化した矩形波信号を出力する。その矩形波信号は、周波数測定カウンタ21に入力される。
周波数測定カウンタ21は、発振回路22から所定間隔(例えば5ms)で出力されるクロック信号の間に、第2比較器20から出力された矩形波信号の立ち上がり又は立ち下がりの回数をカウントする。このカウント値は、センサ信号の周波数に相当するものである。周波数測定カウンタ21が測定したカウント値は、メモリ集積回路16に入力される。
図2は、ターボチャージャーの羽根3の数が6枚の場合の周波数−閾値マップ23であり、図3は、ターボチャージャーの羽根3の数が12枚の場合の周波数−閾値マップ23である。
図2の実線Aは、センサ信号の出力電圧(p−p電圧:+側波形の最大値と−側波形の最大値との差)と、センサ信号の周波数との関係を示している。センサ信号の出力電圧は、センサ信号の周波数に比例して大きくなる。これは、ターボチャージャーの回転軸2の回転数が高くなると、通常、エンジンの回転数も高くなることから、その回転軸2の回転数に応じて、周波数が高くなると、センサ信号の出力電圧も大きくなると考えられる。
図2及び図3において、回転軸2の回転数が1万rpmのときのセンサ信号の周波数を矢印で示す。図3のマップでは、図2のマップと比較して、同一のセンサ信号の周波数に対し、センサ信号の出力電圧が低いものとなっている。これは、図3のマップは羽根3の数が12枚の場合を示したものであり、図2のマップは羽根3の数が6枚の場合を示したものであるので、回転軸2の回転数が同一の場合に、図2のマップよりも図3のマップの方がセンサ信号の周波数が高くなるためである。
なお、一点鎖線C、Dに示すように、本実施形態のセンサ信号は、所定の周波数を超えると、一定の電圧にクランプされるものとなっている。
また、図3では、第1閾値の電圧(p−p電圧)を、破線及び実線Vth2で示す。この第1閾値Vth2は、周波数γからεの間で、センサ信号の出力電圧から所定の電圧だけ低い値となっている。
なお、図2において、周波数αより下の領域と、周波数βより上の領域は、ターボチャージャーの回転数を検出する必要のない領域である。また、図3においても、周波数γより下の領域と、周波数εより上の領域は、ターボチャージャーの回転数を検出する必要のない領域である。
そして、メモリ集積回路16は、その選出した周波数−閾値マップ23に基づき、周波数測定カウンタ21が測定したカウント値(周波数)に対応する第1閾値(p−p電圧)を検出する。メモリ集積回路16は、その検出した第1閾値をDA変換回路30に出力する。
図4(A)は第1比較器12に入力されるセンサ信号を示し、図4(B)は、第1比較器12から出力される矩形波信号を示している。
図4(A)に示すように、第1閾値(p−p電圧:ΔVth)は、基準電圧Vrefを中心としたHI側の閾値電圧VUとLO側の閾値電圧VLとして第1比較器12に入力される。図4(B)に示すように、第1比較器12は、センサ信号がHI側の閾値電圧VUより高くなるとHI側の電圧を出力し、センサ信号がLO側の閾値電圧VLより低くなるとLO側の電圧を出力する。これにより、第1比較器12は、センサ信号を第1閾値により2値化した矩形波信号を出力する。この第1比較器12の第1閾値は、ターボチャージャーの回転軸2の回転数に応じてメモリ集積回路16により適切に設定されるので、第1比較器12に入力されるセンサ信号の周波数が高くなる場合にも、ノイズマージンを確保することが可能である。
(1)第1実施形態では、メモリ部13は、ターボチャージャーの羽根3の数を記憶する。第1分周回路14は、第1比較器12から出力される矩形波信号をメモリ部13に記憶された羽根3の数に対応した分周比で分周する。
これにより、回転数検出装置1は、羽根3の数が異なる種々のターボチャージャーに設置される場合でも、メモリ部13に記憶させる羽根3の数を変えることにより、ターボチャージャーの回転軸2の回転数に応じた信号を同じ条件で出力することが可能である。したがって、回転数検出装置1は、同一の回路構成により、羽根3の数が異なる種々のターボチャージャーに設置することが可能である。その結果、この回転数検出装置1から出力される信号を受信するECU40は、羽根3の数が異なる種々のターボチャージャーに応じて受信回路の設定を変えることなく、ターボチャージャーの回転軸2の回転数を検出することが可能である。
これにより、回転数検出装置は、羽根3の数が異なる種々のターボチャージャーに対応したセンサ信号のノイズマージンを確保することができる。
本発明の第2実施形態の回転数検出装置1を図5に示す。
第2実施形態の回転数検出装置1は、上述した第1実施形態の回転数検出装置1が備えていた周波数測定手段15を備えていない。その代わり、第2実施形態の回転数検出装置1は、周期測定手段26を備えている。また、第2実施形態では、メモリ集積回路16は、周期測定手段26から出力された信号の周期と第1閾値との関係を示す1枚の周期−閾値マップ24のみを記憶している。
第2実施形態の回転数検出装置1は、周期測定手段26およびメモリ集積回路16等により、第1比較器12に使われる第1閾値を設定する。
第2比較器20は、交流増幅器19から出力されたアナログ信号を所定の閾値と比較することにより2値化した矩形波信号を出力する。
第2比較器20から出力された矩形波信号は、第2分周回路27に入力される。第2分周回路27は、第2比較器20から出力される矩形波信号をメモリ部13に記憶されたターボチャージャーの羽根3の数に対応した分周比で分周する。これにより、第2分周回路27から出力された矩形波信号の1周期は、ターボチャージャーの回転軸2の1回転の時間と一致する。
センサ信号の出力電圧(P−P)は、羽根3の数に関わりなく、ターボチャージャーの回転軸2の回転数に比例して高くなる。第2分周回路27から出力された信号の周期はターボチャージャーの回転軸2の1回転の時間と一致するので、この周期が短いほどターボチャージャーの回転数が高くなる関係にある。そのため、メモリ集積回路16は、1つの周期−閾値マップ24に基づき、第1閾値を設定することが可能である。メモリ集積回路16は、周期測定回路28が測定した周期に対応する第1閾値(p−p電圧)を検出し、その検出した第1閾値をDA変換回路30に出力する。
第1比較器12から出力された信号は、第1分周回路14により、ターボチャージャーの羽根3の数を分周比として分周され、さらに、必要に応じてn分周回路17により所定の分周比で分周された後、ECU40に出力される。
これにより、回転数検出装置1は、メモリ集積回路16の記憶容量を少なくすることができる。
本発明の第3実施形態の回転数検出装置1を図6に示す。
第3実施形態では、上述した第2実施形態の回転数検出装置1が備えていた第2比較器20及び第2分周回路27を備えていない。
第3実施形態が備える周期測定回路28は、第1分周回路14から出力された矩形波信号の周期を測定する。この周期測定回路28による周期測定は、第1分周回路14から出力された矩形波信号の立ち上がりから次の立ち上がりの間、または、立ち下りから次の立ち下りの間、発振回路22から出力されるクロック信号をカウントすることにより行われる。周期測定回路28が測定した周期は、メモリ集積回路16に入力される。メモリ集積回路16は、その周期と、周期−閾値マップ24に基づき第1閾値を設定する。
この時マップ24は検出開始可能な様に図2,図3の回転数検出する必要のない領域は設定しない。
これにより、回転数検出装置1は、第2実施形態の回転数検出装置1が備える第2比較器20と第2分周回路27を廃止し、回路構成を簡素にすることが可能である。
本発明の第4から第6実施形態の回転数検出装置1を図7から図9に示す。
第4から第6実施形態の回転数検出装置1は、例えばSENT(Single EdgeNibble Transmission)通信などのシリアル通信に適用されるものである
第4から第6実施形態では、通信用周期測定回路31が、第1分周回路14から出力された信号の周期を測定する。通信用周期測定回路31による周期測定は、第1分周回路14から出力された矩形波信号の立ち上がりから次の立ち上がりの間、または、立ち下りから次の立ち下りの間、発振回路221から出力されるクロック信号をカウントすることにより行われる。通信用周期測定回路31は、その「周期カウント値」をシリアル通信回路33に格納する。
本実施形態のシリアル通信回路33は、特許請求の範囲に記載の「通信回路」の一例に相当する。
第4から第6実施形態では、回転数検出装置1は、被検体の回転数に応じたデータを通信により出力することが可能である。
本発明の第7実施形態の回転数検出装置1を図10に示す。
この第7実施形態と後述する第8実施形態は、第1実施形態の構成におけるDA変換回路30の一例を示したものである。なお、このDA変換回路は、上述した第2から第6実施形態に適用することも可能である。
第7実施形態では、メモリ集積回路16に複数格納されている周波数−閾値マップ23に、HI側の閾値電圧VUと、LO側の閾値電圧VLとが記憶されている。
なお、HI側の閾値電圧VUは特許請求の範囲に記載の「高電位側の閾値」に相当し、LO側の閾値電圧VLは特許請求の範囲に記載の「低電位側の閾値」に相当する。
高電位側DA変換回路301と第1比較器12の反転入力端子とを接続する配線に第1のアナログスイッチ34が設けられ、低電位側DA変換回路302と第1比較器12の反転入力端子とを接続する配線に第2のアナログスイッチ35が設けられている。
また、第1のアナログスイッチ34のゲートと第1比較器12の出力端子とを接続する配線に反転回路36が設けられている。第2のアナログスイッチ35のゲートと第1比較器12の出力端子とは直接接続されている。
第1比較器12から出力される信号がHIのとき、第2のアナログスイッチ35のゲートにHI信号が入力され、第2のアナログスイッチ35がオンする。一方、第1比較器12から出力される信号は、反転回路36により反転され、第1のアナログスイッチ34のゲートにLO信号が入力される。そのため、第1のアナログスイッチ34はオフする。これにより、第1比較器12には、低電位側DA変換回路302からLO側の閾値電圧VLが入力される。
本発明の第8実施形態の回転数検出装置1を図11に示す。
第8実施形態では、メモリ集積回路16に複数格納されている周波数−閾値マップ23に、HI側の閾値電圧VUのみが記憶されている。また、第8実施形態の回転数検出装置1は、1つのDA変換回路30を備えている。
第3オペアンプ37は、出力端子が第1比較器12の反転入力端子に接続され、非反転入力端子が抵抗R11を介してDA変換回路30に接続され、反転入力端子が抵抗R12を介してDA変換回路30に接続されている。また、第3オペアンプ37の出力端子と反転入力端子が抵抗R14を介して接続されている。
交流増幅器19から中点電位信号を出力する配線は、アナログスイッチ38を介して、第3オペアンプ37の非反転入力端子と抵抗R11との間の配線に接続されている。このアナログスイッチ38のゲートは、第1比較器12の出力端子と接続されている。
第1比較器12から出力される信号がHIのとき、アナログスイッチ38にHI信号が入力され、アナログスイッチ38がオンする。このとき、交流増幅器19から中点電位信号が第3オペアンプ37の非反転入力端子に入力され、第3オペアンプ37は、その中点電位信号を中心として、DA変換回路30から出力される信号を反転して第1比較器12に出力する。したがって、メモリ集積回路16からDA変換回路30に出力されたHI側の閾値電圧VUは、第3オペアンプ37により反転され、LO側の閾値電圧VLとして第1比較器12の反転入力端子に入力される。
また、第8実施形態では、メモリ集積回路16が第1比較器12の高電位側の閾値のみを記憶しているので、メモリ集積回路16の記憶容量を低減することが可能である。
また、第8実施形態は、第7実施形態の構成と比較して、DA変換回路の数を減らすことができる。
上述した実施形態に対し、以下の実施形態を採用してもよい。
(1)回転数検出装置1は、ターボチャージャーの他に、例えばクランクシャフトなど、種々の回転体の回転数の検出に使用することが可能である。
(2)回転数検出装置1は、コイルの他に、例えばホールIC、または磁気抵抗効果素子(MRE)などのセンサ11から出力された信号を処理するものとしてもよい。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・回転軸(被検体)
3 ・・・羽根(被検出部)
11・・・センサ
12・・・第1比較器
13・・・メモリ部
14・・・第1分周回路
Claims (7)
- 被検体(2)の回転数に応じた信号を出力する回転数検出装置(1)であって、
前記被検体に設けられた被検出部(3)の移動に応じた信号を出力するセンサ(11)と、
前記センサから出力された信号を第1閾値により2値化した矩形波信号を出力する第1比較器(12)と、
前記被検体に設けられた前記被検出部の数を記憶するメモリ部(13)と、
前記第1比較器から出力される矩形波信号を前記メモリ部に記憶された前記被検出部の数に対応した分周比で分周する第1分周回路(14)と、
前記センサから出力された信号の周波数を測定する周波数測定手段(15)と、
前記センサから出力された信号の周波数と前記第1閾値との関係が示された周波数−閾値マップ(23)を有し、前記メモリ部に記憶された前記被検出部の数、及び、前記周波数測定手段が測定した周波数に対応する前記第1閾値を前記第1比較器へ出力するメモリ集積回路(16)と、を備えることを特徴とする回転数検出装置。 - 請求項1に記載の回転数検出装置において、
前記メモリ集積回路は、前記被検出部の数に対応した複数の周波数−閾値マップを記憶していることを特徴とする回転数検出装置。 - 被検体(2)の回転数に応じた信号を出力する回転数検出装置(1)であって、
前記被検体に設けられた被検出部(3)の移動に応じた信号を出力するセンサ(11)と、
前記センサから出力された信号を第1閾値により2値化した矩形波信号を出力する第1比較器(12)と、
前記被検体に設けられた前記被検出部の数を記憶するメモリ部(13)と、
前記第1比較器から出力される矩形波信号を前記メモリ部に記憶された前記被検出部の数に対応した分周比で分周する第1分周回路(14)と、
前記センサから出力された信号を第2閾値により2値化した矩形波信号を出力する第2比較器(20)と、
前記第2比較器から出力される矩形波信号を、前記メモリ部に記憶された前記被検出部の数に基づく分周比で分周する第2分周回路(27)と、
前記第2分周回路から出力される矩形波信号の周期を測定する周期測定回路(28)と、
前記周期測定回路が測定した周期と前記第1閾値との関係を示す周期−閾値マップ(24)を有し、前記周期測定回路が測定した周期に対応する前記第1閾値を前記第1比較器へ出力するメモリ集積回路と、を備えることを特徴とする回転数検出装置。 - 被検体(2)の回転数に応じた信号を出力する回転数検出装置(1)であって、
前記被検体に設けられた被検出部(3)の移動に応じた信号を出力するセンサ(11)と、
前記センサから出力された信号を第1閾値により2値化した矩形波信号を出力する第1比較器(12)と、
前記被検体に設けられた前記被検出部の数を記憶するメモリ部(13)と、
前記第1比較器から出力される矩形波信号を前記メモリ部に記憶された前記被検出部の数に対応した分周比で分周する第1分周回路(14)と、
前記第1分周回路から出力される矩形波信号の周期を測定する周期測定回路と、
前記周期測定回路が測定した周期と前記第1閾値との関係を示す周期−閾値マップを有し、前記周期測定回路が測定した周期に対応する前記第1閾値を前記第1比較器に出力するメモリ集積回路と、を備えることを特徴とする回転数検出装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の回転数検出装置において、
前記メモリ集積回路は、前記第1閾値として高電位側の閾値(VU)と低電位側の閾値(VL)とを記憶しており、
前記高電位側の閾値を前記第1比較器に出力する高電位側DA変換回路(301)と、
前記低電位側の閾値を前記第1比較器に出力する低電位側DA変換回路(302)と、
前記高電位側DA変換回路と前記第1比較器とを接続する配線に設けられ、前記第1比較器の出力信号によりオンオフする第1のアナログスイッチ(34)と、
前記低電位側DA変換回路と前記第1比較器とを接続する配線に設けられ、前記第1比較器の出力信号によりオンオフする第2のアナログスイッチ(35)と、
前記第1比較器の出力信号を反転して前記第1のアナログスイッチまたは前記第2のアナログスイッチに入力する反転回路(36)と、をさらに備えることを特徴とする回転数検出装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の回転数検出装置において、
前記メモリ集積回路は、前記第1閾値として高電位側の閾値または低電位側の閾値の一方のみを記憶しており、
前記メモリ集積回路に記憶された前記高電位側の閾値または前記低電位側の閾値を前記第1比較器に出力するDA変換回路(30)と、
前記高電位側の閾値と前記低電位側の閾値の中点電位信号を出力する中点電位出力手段(19,191,192)と、
前記DA変換回路と前記第1比較器とを接続する配線に設けられるオペアンプ(37)と、
前記中点電位出力手段と前記オペアンプの非反転入力端子とを接続する配線に設けられ、前記第1比較器の出力に応じてオンオフするアナログスイッチ(38)と、をさらに備え、
前記オペアンプは、
前記非反転入力端子に前記中点電位信号が入力されるとき、前記メモリ集積回路に記憶された前記高電位側の閾値または前記低電位側の閾値を前記中点電位信号を対称として反転して前記第1比較器に出力し、
前記非反転入力端子へ前記中点電位信号が入力されないとき、前記メモリ集積回路に記憶された前記高電位側の閾値または前記低電位側の閾値をそのまま前記第1比較器に出力することを特徴とする回転数検出装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の回転数検出装置において、
前記第1分周回路から出力された矩形波信号の周期を測定する通信用周期測定回路(31)と、
前記通信用周期測定回路により測定された周期をデータ化して出力する通信回路(33)と、をさらに備えることを特徴とする回転数検出装置。
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