Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6344366B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6344366B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6344366B2
JP6344366B2 JP2015230214A JP2015230214A JP6344366B2 JP 6344366 B2 JP6344366 B2 JP 6344366B2 JP 2015230214 A JP2015230214 A JP 2015230214A JP 2015230214 A JP2015230214 A JP 2015230214A JP 6344366 B2 JP6344366 B2 JP 6344366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
developing
roller
developing device
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015230214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017097202A (ja
Inventor
清水 保
保 清水
広佳 猪谷
広佳 猪谷
賢一 玉置
賢一 玉置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2015230214A priority Critical patent/JP6344366B2/ja
Publication of JP2017097202A publication Critical patent/JP2017097202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6344366B2 publication Critical patent/JP6344366B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いられる二成分現像式の現像装置、及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における乾式トナーを用いた現像方式としては、キャリアを用いない一成分現像方式と、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる二成分現像剤を使用し、現像ローラー上に形成されたトナー及びキャリアから成る磁気ブラシにより感光体上の静電潜像を現像する二成分現像方式とが知られている。
このような二成分現像剤を用いる現像装置では、摩擦帯電したキャリアが感光体上の非画像部に形成される逆電界によって感光体表面に移動する、いわゆるキャリア飛びが問題となる。感光体表面に移動したキャリアは、感光体と感光体上の残留トナーを除去するクリーニングブレードとの隙間に挟まり、感光体に強く押し当てられることでキャリア表面のコート剤が感光体に付着する。その結果、付着筋が画像上に白線として現れる画像不具合が発生する。
また、二成分現像方式及び一成分現像方式のいずれにおいても、感光体と現像ローラーとの対向部分(現像領域)で飛散したトナーが感光体の回転によって発生する空気流に伴って現像装置の外部に飛散し、画像形成装置内部を汚染するという問題点もある。
そこで、感光体の回転方向に対し現像領域の下流側にキャリア回収ローラーを配置して感光体に付着したキャリアを回収したり、トナー飛散防止ローラーを配置してトナーの飛散を防止したりする方法が提案されている。例えば特許文献1には、感光体の表面移動方向における現像ローラーの下流側に設けられ、感光体に付着したキャリアを表面上に担持して回転可能なキャリア回収スリーブと、キャリア回収スリーブに内包されるように固定配置され複数の磁極を有するキャリア回収磁石ローラーと、を有するキャリア回収ローラーを備えた現像装置が開示されている。
特開2014−81405号公報
ところで、感光体からキャリアを回収する場合、現像領域よりも強い磁界や強い電界をかけないとキャリアを完全に回収することはできない。通常、キャリア回収ローラーは現像ローラーよりも小径であるため、キャリア回収ローラー内に配置した磁石によって強い磁力を得ることは困難であった。そのため、強い磁界や電界を得るには現像ローラーと感光体とのギャップよりも小さいギャップでキャリア回収ローラーを感光体に対向させる必要がある。しかし、キャリア回収ローラーと感光体とのギャップを小さくすると、キャリア回収ローラーとの接触による感光体表面の傷付きや感光層の削れ、或いはトナーやトナー外添剤によるキャリア回収ローラーの汚れが発生するおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、キャリア回収部材を用いて像担持体上に付着したキャリアを効果的に回収可能な現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、筐体と、現像剤担持体と、キャリア回収部材と、を備え、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置である。筐体は、磁性を有するキャリアとトナーとを含む二成分現像剤を収容する。現像剤担持体は、筐体の開口部から像担持体に対向するように回転可能に支持され、外周面に現像剤を担持する。キャリア回収部材は、像担持体の回転方向に対し現像剤担持体の下流側において像担持体に対向するように回転可能に支持され、像担持体の表面に付着したキャリアを回収する。キャリア回収部材は、金属繊維を複数本撚り合わせた撚糸を用いて筒状に編んだ導電性編物と、導電性編物に内挿される円筒状の支持部材と、支持部材の内部に固定され、複数の磁極を有する回収マグネットと、を有する。導電性編物には、像担持体に付着したキャリアがキャリア回収部材側に移動する方向の回収電圧が印加される。
本発明の第1の構成によれば、キャリア回収部材の表面に、金属繊維で編んだ導電性編物が装着されており、金属繊維に磁界及び電界が集中するため、像担持体とキャリア回収部材との間の隙間を広く設定することが可能となる。その結果、像担持体表面の傷付きや感光層の削れ、或いはトナーやトナー外添剤によるキャリア回収部材の汚れを防止することができる。従って、長期間に亘って安定したキャリア回収効果を維持可能となる。
また、導電性編物の表面に形成された多数の凹凸が、キャリア回収部材の回転によってキャリア回収部材の回転方向の空気流を発生させる。空気流の方向は、筐体の開口部の外側から内側に向かう方向となるため、筐体の開口部からのトナー飛散を抑制することができる。また、金属繊維からの放電により、像担持体上に現像されたトナーの帯電量を増加させることも可能になり、高湿時にトナーの帯電量低下によって発生する転写性低下に対しても効果がある。
本発明の現像装置16を備えた画像形成装置100の全体構成を示す概略図 本発明の一実施形態に係る現像装置16の側面断面図 図2における現像ローラー25及びキャリア回収ローラー29周辺の拡大図 キャリア回収ローラー29の分解斜視図 導電性編物29cの表面の拡大写真
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す概略図であり、右側を画像形成装置100の前方側として図示している。図1に示すように、画像形成装置100(ここではモノクロプリンター)は、装置本体1の下部に積載された用紙を収容する給紙カセット2が備えられている。この給紙カセット2の上方には、装置本体1の前方から後方へ略水平に延び、更に上方へ延びて装置本体1の上面に形成された排紙部3に至る用紙搬送路4が形成されており、この用紙搬送路4に沿って上流側から順に、ピックアップローラー5、フィードローラー6、中間搬送ローラー7、レジストローラー対8、画像形成部9、定着装置10及び排出ローラー対11が配置されている。更に、画像形成装置100内には、上記の各ローラー、画像形成部9、定着装置10等の動作を制御する制御部(CPU)70が配置されている。
給紙カセット2には、用紙搬送方向後端部に設けられた回動支点12aによって、給紙カセット2に対して回動可能に支持された用紙積載板12が備えられており、用紙積載板12上に積載された用紙(記録媒体)がピックアップローラー5に押圧されるようになっている。また、給紙カセット2の前方側には、フィードローラー6に圧接するようにリタードローラー13が配設されており、ピックアップローラー5によって複数枚の用紙が同時に給装された場合には、これらフィードローラー6とリタードローラー13とによって用紙が捌かれ、最上位の1枚のみが搬送されるよう構成されている。
そして、フィードローラー6とリタードローラー13とによって捌かれた用紙は、中間搬送ローラー7によって搬送方向を装置後方へと変えられてレジストローラー対8へと搬送され、レジストローラー対8によってタイミングを調整されて画像形成部9へと供給される。
画像形成部9は、電子写真プロセスによって用紙に所定のトナー像を形成するものであり、図1において時計回り方向に回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム14と、この感光体ドラム14の周囲に配置される帯電装置15、現像装置16、クリーニング装置17、除電装置(図示せず)、用紙搬送路4を挟んで感光体ドラム14に対向するように配置される転写ローラー18及び感光体ドラム14の上方に配置される露光装置(LSU)19から構成されている。現像装置16の上方には、現像装置16へトナーを補給するトナーコンテナ20が配置されている。
本実施形態では、感光体ドラム14はアモルファスシリコン(a−Si)感光体であり、アルミニウム等の導電性基体(筒体)上に、感光層としてa−Si系の光導電層を形成し、その上面にa−Si系のSiC、SiN、SiO、SiON、SiCNなどの無機絶縁体または無機半導体から成る表面保護層が積層されている。
帯電装置15は、ハウジング内に、感光体ドラム14に接触してドラム表面に帯電バイアスを印加する帯電ローラーと、帯電ローラーをクリーニングするための帯電ローラークリーニングブラシとを有している。帯電ローラーは導電性ゴムで形成されており、感光体ドラム14に当接するよう配置されている。
現像装置16は、現像ローラー25(図2参照)によって感光体ドラム14上に形成された静電潜像にトナーを供給する。現像装置16へのトナーの供給はトナーコンテナ20により行われる。なお、ここでは磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう)が現像装置16内に収容されている。
クリーニング装置17は、感光体ドラム14に接触してドラム表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを有している。クリーニングブレードとしては、例えばJIS硬度が78°のポリウレタンゴム製のブレードが用いられ、その当接点において感光体ドラム14の接線方向に対し所定の角度で取り付けられている。クリーニングブレードの材質及び硬度、寸法、感光体ドラム14への食い込み量及び圧接力等は、感光体ドラム14の仕様に応じて適宜設定される。
転写ローラー18は、感光体ドラム14表面に形成されたトナー像を乱さずに用紙搬送路4を搬送されてくる用紙に転写する。転写ローラー18には、トナーと逆極性の転写バイアスを印加するための転写バイアス電源及びバイアス制御回路(いずれも図示せず)が接続されている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置15によって感光体ドラム14の表面を一様に帯電させる。次いで、露光装置(LSU)19からのレーザービームにより感光体ドラム14上に入力された画像データに基づく静電潜像が形成される。さらに、現像装置16により静電潜像にトナーが付着されて感光体ドラム14の表面にトナー像が形成される。感光体ドラム14の表面に形成されたトナー像は、転写ローラー18により感光体ドラム14と転写ローラー18とのニップ部(転写位置)に供給された用紙へと転写される。
トナー像が転写された用紙は、感光体ドラム14から分離されて定着装置10に向けて搬送される。この定着装置10は、画像形成部9の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成部9においてトナー像が転写された用紙は、定着装置10に備えられた加熱ローラー及び加熱ローラーに圧接される加圧ローラーから成る定着ローラー対10aによって加熱、加圧され、用紙に転写されたトナー像が定着される。そして、画像形成部9及び定着装置10において画像形成がなされた用紙は、排出ローラー対11によって排紙部3に排出される。
転写後に感光体ドラム14表面の残留トナーがクリーニング装置17により除去され、感光体ドラム14表面の残留電荷は除電装置により除電される。そして、感光体ドラム14は帯電装置15によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2は、本実施形態の現像装置16の側面断面図であり、図3は、図2における現像ローラー25付近の拡大断面図である。図2に示すように、現像装置16のハウジング21(筐体)内はハウジング21と一体形成された仕切壁21aによって、第1貯留室22aと第2貯留室22bとに区画されている。そして、この第1貯留室22aには第1攪拌スクリュー23が配設され、第2貯留室22bには第2攪拌スクリュー24が配設されている。
第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24は、それぞれ支軸(回転軸)の周囲に螺旋羽を設けた構成になっており、互いに平行な状態でハウジング21に回転可能に軸支されている。なお、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24の軸方向であるハウジング21の長手方向(図2の紙面と垂直な方向)の両端部においては仕切壁21aが存在せず、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24間でのトナーの受け渡しが可能となっている。これにより、第1攪拌スクリュー23は、第1貯留室22a内の現像剤を攪拌しながら第2貯留室22に搬送し、第2攪拌スクリュー24は、第2貯留室22bに搬送されてきた現像剤を攪拌しながら搬送して現像ローラー25に供給する。
現像ローラー25は、ハウジング21の開口部21bから露出して感光体ドラム14に対向しており、感光体ドラム14の回転に応じて回転することで、感光体ドラム14の感光層に現像剤を供給する。現像ローラー25は、回転可能な非磁性の現像スリーブ25aと、現像スリーブ25aの内部に固定される複数の磁極を有する永久磁石から成る現像マグネット25bとで構成されている。図3に示すように、現像マグネット25bは、S1極、S2極と、N1極、N2極、N3極から成る5つの磁極が現像スリーブ25aの内周面に沿って配置されている。この現像マグネット25bの磁力により現像スリーブ25aの表面に現像剤を付着(担持)させて磁気ブラシを形成する。なお、現像マグネット25bは5極構成に限らず、例えば3極構成や7極構成としてもよい。
現像ローラー25は、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24と平行な状態で、ハウジング20に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24、及び現像ローラー25は、モーター(図示せず)により回転駆動される。また、現像ローラー25には電圧印加装置30が接続されており、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される。
規制ブレード27は、その長手方向(図2の紙面と垂直な方向)が最大現像幅よりも大きく形成されており、現像ローラー25と所定の間隔を隔てて配置されることにより、感光体ドラム14に供給する現像剤量を規制する規制部31を形成する。規制ブレード27の材質としては、磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。
第2攪拌スクリュー24に対向する第2貯留室22の底面には、ハウジング21内に貯留される現像剤量を検知する現像剤量検知センサー(図示せず)が設けられている。この現像剤量検知センサーの検知結果に応じて、トナーコンテナ20(図1参照)に貯留されたトナーがハウジング21の上部に設けられた現像剤供給口(図示せず)を介してハウジング21内に供給される。
現像ローラー25の回転軸にはDSコロ(図示せず)が回転可能に外挿されている。DSコロは、感光体ドラム14の外周面の両端部に当接することにより現像ローラー25と感光体ドラム14との距離(DS間ギャップ)d1を厳密に規制している。DSコロにはベアリングが内蔵されており、感光体ドラム14に従動して回転することでドラム表面の摩耗を防止できるようになっている。また、現像ローラー25の両端部にはハウジング21と現像ローラー25との隙間からの現像剤の漏出を防止するための磁気シール部材(図示せず)が配設されている。
規制ブレード27が磁性体で構成されるため、規制ブレード27の先端にはS極が誘起される。これにより、規制ブレード27の先端と現像マグネット25bのN3極(規制極)との間で規制部31に引き合う方向の磁界が発生する。
この磁界により、規制ブレード27と現像ローラー25との間に磁性キャリアが連なった磁気ブラシが形成され、磁気ブラシが規制部31を通過することにより所望の高さに層規制される。その後、現像スリーブ25aが時計回り方向に回転してS1極(搬送極)により現像スリーブ25aの外周面に沿う方向の磁界が付与され、磁気ブラシが感光体ドラム14に対向する領域(現像領域)に移動する。そして、N1極(主極)により磁界が付与されるため、現像スリーブ25a上の磁気ブラシが起立して感光体ドラム14の表面に接触する。これにより、感光体ドラム14の表面に形成された静電潜像が磁気ブラシ中のトナーによってトナー像に現像される。
さらに現像スリーブ25aが時計回り方向に回転すると、今度はS2極(搬送極)により現像スリーブ25aの外周面に沿う方向の磁界が付与されて、磁気ブラシと共にトナー像の形成に使われなかった現像剤が現像スリーブ25a上に回収される。さらに、現像マグネット25bの同極部分(N2極とN3極)において磁気ブラシが現像スリーブ25aから離脱して第2貯留室22b内に落下する。そして、第2攪拌スクリュー24により攪拌、搬送された後、N3極(汲上極)の磁界により再び現像スリーブ25a上に磁気ブラシが形成される。
ハウジング21内において現像ローラー25の上方には、感光体ドラム14表面に付着した磁性キャリアを回収するキャリア回収ローラー29が配置されている。キャリア回収ローラー29は、感光体ドラム14の回転方向に対し現像ローラー25の下流側において感光体ドラム14の表面に非接触で配置され、感光体ドラム14との対向面において逆方向(カウンター方向)に回転する。
キャリア回収ローラー29は、円筒状の支持部材29aと、支持部材29aの内部に固定される回収マグネット29bと、支持部材29aの外周面に装着された導電性編物29cとを有する。支持部材29aは金属製であり、長手方向両端部には支軸が形成されている。回収マグネット29bは、S3極、S4極と、N4極から成る3つの磁極が支持部材29aの内周面に沿って配置されている。なお、回収マグネット29bは3極構成に限らず、例えば5極構成としてもよい。
導電性編物29cは、金属繊維を複数本撚り合わせた撚糸を用いて筒状に編んだ編物である。金属繊維としては、例えばステンレス鋼繊維が用いられる。なお、本明細書でいう「編物」とは、一本の撚糸で結び目を作る要領で「一目ずつ」形成していくものであり、多数の縦糸と横糸が交差する構造を有し、「一段ずつ」形成される「織物」とは明確に区別される。
導電性編物29cは伸縮性を有するため、導電性編物29cの内径は支持部材29aの外径に比べて小さく形成しておく。キャリア回収ローラー29を組み立てる場合は、図4に示すように、導電性編物29cを径方向に伸長させながら、内部に回収マグネット29bが配置された支持部材29aを導電性編物29cの内側に挿入していくことにより、支持部材29aの外周面に導電性編物29cを装着する。導電性編物29cは、復元力(収縮力)によって支持部材29aの外周面に保持される。また、支持部材29aの両端部に設けられた支軸にはギャップコロ(図示せず)が回転可能に外挿されている。ギャップコロは、感光体ドラム14の外周面の両端部に当接することによりキャリア回収ローラー29と感光体ドラム14との距離(DC間ギャップ)d2を厳密に規制している。
また、キャリア回収ローラー29には電圧印加装置30が接続されている。キャリア回収ローラー29により感光体ドラム14の表面に付着したキャリアの回収を行う場合、支持部材29bを介して導電性編物29cにキャリアが感光体ドラム14側からキャリア回収ローラー29側に移動する方向の回収電圧を印加する。回収電圧としては、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を印加することが好ましい。
図5は、導電性編物29cの表面の拡大写真である。図5に示すように、導電性編物29cの表面には多数の金属繊維が突出している。支持部材29aにキャリアと逆極性の電圧を印加すると、金属繊維の先端に電界が集中する。また、感光体ドラム14に対向する回収マグネット25bのN4極から発生する磁力線も金属繊維の先端に集中する。この金属繊維の先端に集まった電界及び磁界によって、感光体ドラム14の表面に付着したキャリアがキャリア回収ローラー29に吸着される。その結果、感光体ドラム14の表面に付着したキャリアを効率よく回収することができる。
キャリア回収ローラー29に回収されたキャリアは、回収マグネット29bの同極部分(S3極とS4極)において溜まり、保持しきれなくなると、キャリア回収ローラー29(導電性編物29c)から離脱して現像ローラー25の対向位置にあるS2極に保持される。ここで、現像ローラー25の対向位置にS極を配置しているのは、ここにN極を配置すると、現像ローラー25とキャリア回収ローラー29との間で磁気ブラシを形成してしまい、互いの電圧差によっていずれかのローラーにトナー現像が発生してしまうからである。その後、現像ローラー25上に回収されたキャリアは、現像マグネット25bの同極部分(N2極とN3極)において現像スリーブ25aから離脱し、第2貯留室22b内に落下する。
本実施形態の構成によれば、キャリア回収ローラー29の表面に、金属繊維で編んだ導電性編物29cが装着されており、金属繊維に磁界及び電界が集中するため、DC間ギャップd2をDS間ギャップd1よりも広く設定することが可能となる。その結果、感光体ドラム14の表面の傷付きや感光層の削れ、或いはトナーやトナー外添剤によるキャリア回収ローラー29の汚れを防止することができる。従って、長期間に亘って安定したキャリア回収効果を維持することができる。
また、キャリア回収ローラー29に用いる導電性編物29Cは、金属繊維を撚り合わせた撚糸を編み込むことで形成されるため、表面に多数の凹凸が形成されている。この凹凸がキャリア回収ローラー29の回転によってキャリア回収ローラー29の回転方向(図3の反時計回り方向)の空気流を発生させる。図3に示すように、キャリア回収ローラー29の回転によって発生する空気流の方向は、ハウジング21の開口部21bの外側から内側に向かう方向となるため、ハウジング21の開口部21bからのトナー飛散を抑制する。また、金属繊維からの放電により、感光体ドラム14上に現像されたトナーの帯電量を増加させることも可能になり、高湿時にトナーの帯電量低下によって発生する転写性低下に対しても効果がある。
さらに、導電性編物29cの伸縮性を利用して、接着剤等を用いることなく支持部材29aに固定することができる。この場合、支持部材29aの外周面を粗面としておくことで、導電性編物29cの保持性能をより向上させることができる。
なお、撚糸に用いる金属繊維の繊度が低い(繊維が細い)ほうが磁界及び電界が集中し易くなるが、繊維が細くなり過ぎるとキャリア回収ローラー29の耐久性が低下する。金属繊維の直径は8μm以上30μm以下が好ましい。また、導電性編物29cの厚みが大きすぎると導電性編物29cの中を磁力線が通過して隣の極へ向かってしまい、感光体ドラ14方向への磁力線の本数が減ってしまう。これは導電性編物29cの伸縮度が低い状態で使用する場合も同様である。そのため、導電性編物29cの厚みは0.7mm以上1.2mm以下、伸縮度は1.2倍以上とすることが好ましい。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態に示したような帯電ローラーを用いた接触帯電方式の帯電装置15に代えて、コロナワイヤーとグリッドとを備えたコロナ帯電方式の帯電装置を用いることもできる。
さらに、本発明の画像形成装置としては、図1に示したようなモノクロプリンターに限らず、モノクロ及びカラー複写機、デジタル複合機、カラープリンター、ファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良い。以下、実施例により本発明の効果について更に具体的に説明する。
本発明の現像装置16を用いた場合のキャリア回収性能を評価した。試験方法は、図2及び図3に示したように、導電性編物29cを装着したキャリア回収ローラー29を備えた本実施形態の現像装置16(本発明)と、導電性編物29cを装着しない従来のキャリア回収ローラー29を備えた現像装置(比較例)とを試験機(FS−13200改造機、京セラドキュメントソリューションズ社製)に搭載し、テスト画像として印字率5%の文字画像を10万枚出力した後のキャリア付着による筋画像の有無を確認した。
試験条件は、外周面に有機感光層(OPC)が形成された直径30mmの感光体ドラム14を用い、感光体ドラム14の線速を180mm/sec(プロセス速度30枚/分)とした。また、感光体ドラム14の白地部電位(明電位)V0を+430V、画像部電位(暗電位)を+100Vとした。現像ローラー25は、外周面にローレット加工を施した直径20mmの現像スリーブ25a内に5極非対称の現像マグネット25bを固定したものを用いた。また、現像ローラー25には、310Vの直流電圧にVpp=1500V、周波数3.7kHz、duty=50%の交流電圧を重畳した現像バイアスを印加した。また、感光体ドラム−現像ローラー間ギャップ(DS間ギャップ)を0.35mmに設定した。
キャリア回収ローラー29は、直径12mmの金属製の支持部材29a内に3極非対称の回収マグネット25bを固定し、外周面にステンレス鋼(SUS316L)繊維を複数本集め、撚りを加えて作成した撚糸を用いて円筒状にニット編みした厚み0.7mmの導電性編物29cを装着した。また、キャリア回収ローラー29には、700Vの直流電圧にVpp=650V、周波数3.7kHz、duty=50%の交流電圧を重畳した回収電圧を印加した。また、感光体ドラム−キャリア回収ローラー間ギャップ(DC間ギャップ)を0.4〜1.0mmに設定した。
試験の結果、キャリア回収ローラー29に導電性編物29cを装着した本発明の現像装置16では、感光体ドラム14へ付着したキャリアがキャリア回収ローラー29によって効率よく回収され、10万枚の耐久印字後においてもキャリア付着による筋画像の発生は認められなかった。
これに対し、キャリア回収ローラー29に導電性編物29cを装着しなかった比較例の現像装置では、感光体ドラム14へのキャリア付着によるクリーニング不良が発生し、10万枚の耐久印字後にキャリア付着による筋画像の発生が認められた。
本発明は、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いる現像装置であって、像担持体上に付着した磁性キャリアを回収するキャリア回収ローラーを備えた現像装置に利用可能である。
9 画像形成部
10 定着装置
14 感光体ドラム(像担持体)
15 帯電装置
16 現像装置
17 クリーニング装置
18 転写ローラー
25 現像ローラー(現像剤担持体)
25a 現像スリーブ
25b 現像マグネット
27 規制ブレード
29 キャリア回収ローラー(キャリア回収部材)
29a 支持部材
29b 回収マグネット
29c 導電性編物
30 電圧印加装置
41 帯電ローラー(帯電部材)
47 クリーニングブレード
100 画像形成装置

Claims (7)

  1. 磁性を有するキャリアとトナーとを含む二成分現像剤を収容する筐体と、
    該筐体の開口部から像担持体に対向するように回転可能に支持され、外周面に前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記像担持体の回転方向に対し該現像剤担持体の下流側において前記像担持体に対向するように回転可能に支持され、前記像担持体の表面に付着した前記キャリアを回収するキャリア回収部材と、
    を備え、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置において、
    前記キャリア回収部材は、
    金属繊維を複数本撚り合わせた撚糸を用いて筒状に編んだ導電性編物と、
    該導電性編物に内挿される円筒状の支持部材と、
    該支持部材の内部に固定され、複数の磁極を有する回収マグネットと、
    を有し、
    前記導電性編物に前記像担持体に付着した前記キャリアが前記キャリア回収部材側に移動する方向の回収電圧が印加されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記回収電圧は、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記像担持体と前記キャリア回収部材とのギャップは、前記像担持体と前記現像剤担持体とのギャップよりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記金属繊維の繊維径が8μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記導電性編物の厚みが0.7mm以上1.2mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記現像剤担持体は、前記筐体に回転可能に支持される現像スリーブと、該現像スリーブの内部に固定され、複数の磁極を有する現像マグネットと、を有し、
    前記現像剤担持体との対向部分に配置される前記回収マグネットの磁極は、前記キャリア回収部材との対向部分に配置される前記現像マグネットの磁極と同極性であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
JP2015230214A 2015-11-26 2015-11-26 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 Active JP6344366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230214A JP6344366B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230214A JP6344366B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017097202A JP2017097202A (ja) 2017-06-01
JP6344366B2 true JP6344366B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=58817791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230214A Active JP6344366B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6344366B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023065849A (ja) * 2021-10-28 2023-05-15 ヒューレット-パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 磁気部材を用いたキャリア除去装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181973U (ja) * 1986-05-08 1987-11-18
JPH0486778A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Minolta Camera Co Ltd キャリア回収装置
JP3246687B2 (ja) * 1993-04-16 2002-01-15 株式会社リコー 画像形成装置
JPH11237788A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4376478B2 (ja) * 2001-08-30 2009-12-02 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007094287A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4779817B2 (ja) * 2006-06-20 2011-09-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびクリーニング装置
US20080089715A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-17 Gary Allen Denton Image Forming Component
JP2013076980A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Ricoh Co Ltd 現像装置及びこれを用いる画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017097202A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005055689A (ja) 画像形成装置
JP2007086436A (ja) 画像形成装置
JP5030090B2 (ja) 画像形成装置における現像方法及び装置
JP2014048441A (ja) 画像形成装置
JP2005326758A (ja) 中間転写装置及び画像形成装置
JP6053639B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6447552B2 (ja) 放電部材及びそれを備えた除電装置並びに画像形成装置
JP6344366B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4829638B2 (ja) 画像形成装置
JP6447555B2 (ja) 放電部材及びそれを備えた除電装置並びに画像形成装置
JP4710454B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP7830120B2 (ja) 画像形成装置
JP2005257779A (ja) 画像形成装置
JP2014085523A (ja) 画像形成装置
JP6237292B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP6116515B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2009210933A (ja) クリーニング機構、および画像形成装置
JP4963355B2 (ja) 画像形成装置
JP2011169926A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4470579B2 (ja) 中間転写装置及び画像形成装置
JP2007322570A (ja) 現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5157118B2 (ja) 画像形成装置
US10261438B2 (en) Toner-receiving and toner-supply/developing roller systems for controlling toner accumulation and drop during toner recovery
JP6269567B2 (ja) 画像形成装置
JP5541838B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6344366

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150