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JP6347751B2 - シミュレーションモデル生成支援方法およびシミュレーションモデルシステム - Google Patents
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シミュレーションモデル生成支援方法およびシミュレーションモデルシステム Download PDF

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Description

本発明は、シミュレーションモデル生成支援方法およびシミュレーションモデル生成支援システムに関するものであり、具体的には、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図る技術に関する。
ビジネスや社会システムにおける変化や傾向を予測すべく、情報システムを活用したシミュレーション技術の一つとしてシステムダイナミクス(以下、SD)の技術が存在している。このSDを活用したシミュレーションモデル(以下、単にSDモデル)の開発には、モデルの考え方を可視化するツールとして有向グラフネットワークの形状で事象の要素間の因果構造をモデリングするCLD(Causal Loop Diagram:因果ループ図。以下CLD)が使われることが多い。また、定量シミュレーションモデルの開発には、一般に、Powersim StudioやVensim、iThink/Stella(いずれも登録商標)といったSDモデル開発専用ソフトウェア(以下、単にSD専用ソフト)を用いたモデル開発とシミュレーション実行が行われる。
こうした技術に関連する従来技術としては、例えば、人間が理解しやすい因果関係の構造に基づいてシミュレーションモデルを定義して、シミュレーションプログラム開発期間を大幅に短縮することを目的として、システムダイナミクスのシミュレーションに用いられるストックとフローなどの構成要素の関係、ノード間の関係式をビジュアルなモデル図SFD(Stock−Flowモデル。以下SFD)と関係式の定義を補助するI/Fで定義させ、シミュレーションを行うシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、グラフ理論を元にCLDの構造からSFDを生成するルールの定義手法(非特許文献1参照)なども提案されている。
特開2007−286777号公報
上述したSDモデルの開発において、CLDを用いてシミュレーションに含まれる変数間の関係を整理する場合でも、SDモデルの開発には多くの時間および手間を要する。これは、一連の開発作業に必要となる、SFDそのものの表記法や各SD専用ソフトが用意する独自の関数に対する知識について担当者が網羅しておらず、工数が徒に増大することが原因の一つである。また更に、SDモデルに多数含まれる変数間の関係式を担当者が一つ一つ立式することに多くの時間を要することも原因の一つとなっている。一方、従来技術でもこうした課題を解決する手段等は提示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図る技術
の提供を目的とする。
上記課題を解決する本発明のシミュレーションモデル生成支援方法は、シミュレーション対象の所定事象を示した因果ループ図、および前記因果ループ図の各構成要素に対応したシステムダイナミクス変数の候補、の各データを格納した記憶装置を備えた情報処理装置が、前記記憶装置のデータに基づき、前記因果ループ図の各構成要素について、システムダイナミクス変数に関する候補情報を表示装置に出力し、前記候補情報に基づくシステムダイナミクス変数の指定と、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力とを入力装置で受け付ける処理と、前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理と、前記指定がなされた所定のシステムダイナミクス変数間の関係性を示す関係式の候補として、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定して表示装置に出力し、前記関係式の候補に基づく該当システムダイナミクス変数間の関係式の指定を入力装置で受け付ける処理と、前記各処理で得た、前記各構成要素に対応するシステムダイナミクス変数、および前記所定のシステムダイナミクス変数間の関係式を少なくとも含む、システムダイナミクスモデルの定義情報を、所定アルゴリズムにより、システムダイナミクスモデル開発用プログラムの仕様に変換する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のシミュレーションモデル生成支援システムは、シミュレーション対象の所定事象を示した因果ループ図、および前記因果ループ図の各構成要素に対応したシステムダイナミクス変数の候補、の各データを格納した記憶装置と、前記記憶装置のデータに基づき、前記因果ループ図の各構成要素について、システムダイナミクス変数に関する候補情報を表示装置に出力し、前記候補情報に基づくシステムダイナミクス変数の指定と、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力とを入力装置で受け付ける処理と、前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理と、前記指定がなされた所定のシステムダイナミクス変数間の関係性を示す関係式の候補として、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定して表示装置に出力し、前記関係式の候補に基づく該当システムダイナミクス変数間の関係式の指定を入力装置で受け付ける処理と、前記各処理で得た、前記各構成要素に対応するシステムダイナミクス変数、および前記所定のシステムダイナミクス変数間の関係式を少なくとも含む、システムダイナミクスモデルの定義情報を、所定アルゴリズムにより、システムダイナミクスモデル開発用プログラムの仕様に変換する処理とを実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図ることができる。
本実施形態におけるシミュレーションモデル生成支援システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるCLDの例を示す図である。 本実施形態のCLD管理データにおけるノードデータファイルを示す図である。 本実施形態のCLD管理データにおけるリンクデータファイルを示す図である。 本実施形態におけるSD変数名置換データの構造を示す図である。 本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法の手順例1を示す図である。 本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法の手順例2を示す図である。 本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法の手順例3を示す図である。 本実施形態におけるSDモデル定義の初期画面を示す図である。 本実施形態におけるSDモデル定義でのSD変数名の定義画面を示す図である。 本実施形態におけるSDモデル定義での変数の単位の定義画面を示す図である。 本実施形態におけるSDモデル定義でのフロー変数の定義画面を示す図である。 本実施形態におけるSDモデル定義での変数の計算式の定義画面を示す図である。 本実施形態におけるSD専用ソフトと一般的な表計算ソフトの各関数間を変換する関数変換データを示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態におけるシミュレーションモデル生成支援システム100の構成例を示す図である。図1に示すシミュレーションモデル生成支援システム100は、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図るコンピュータシステムである。
こうしたシミュレーションモデル生成支援システム100は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成を備えており、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、シミュレーションモデル生成業務を担うユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置105、処理データの表示を行うディスプレイ等の表示装置106を備える。なお、記憶装置101内には、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102と、その他のデータ類120、125、126、127等が少なくとも記憶されている。
続いて、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援システム100が備える機能について説明する。以下に説明する機能部2011〜2014、2019は、例えばシミュレーションモデル生成支援システム100が備えるプログラム102を実行することで実装される。
シミュレーションモデル生成支援システム100は、CLD読取部2011、ロジック定義ルール管理部2012、データ相関計算部2013、SD専用ソフト変換部2014、およびSD専用ソフト実行部2019を有する。
このうちCLD読取部2011は、入力装置105や適宜な媒体リーダー等を介し入力されるCLD120のデータから、ノードやリンクといった属性情報を読み取り、これをCLDデータ管理部2015のCLD管理データ125に格納するものである。CLD管理データ125の詳細については後述する。
また、ロジック定義ルール管理部2012は、ロジック定義ファイル管理部2016が保持するロジック定義用のファイルを用いつつ、SDモデルの定義を促すための手順や支援情報を管理するものである。換言すると、このロジック定義ルール管理部2012は、シミュレーション対象の所定事象を示した上述のCLD120(因果ループ図のデータ)のノード(各構成要素)について、SD変数に関する候補情報を表示装置106に出力し、この候補情報に基づくSD変数の指定を入力装置105でユーザから受け付ける機能に
対応する。この場合、SD変数の指定を受け付ける処理に際し、シミュレーション実行条件および各SD変数の単位の入力を受付けるものとする。
また、データ相関計算部2013は、上述のロジック定義ファイル管理部2016等で保持するデータに基づき、CLD120のノードに対して指定された各SD変数に対して、そのSD変数を変化させる原因側変数を、リンクデータ管理ファイル502から検索し、原因側変数と結果側変数との相関を分析し、変数間の関係式を推定するものである。換言すると、このデータ相関計算部2013は、所定のSD変数間の関係性を示す関係式の候補を所定アルゴリズムで推定して表示装置106に出力し、この関係式の候補に基づく該当SD変数間の関係式の指定を入力装置105でユーザから受け付ける機能に対応する。この場合、シミュレーション実行条件および各SD変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すSD変数をストックとなる変数として識別し、関係式の候補を推定する処理に際し、ストックと識別されたSD変数について、該当SD変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置105で受付ける処理と、各SD変数の状態を表す所定データの情報を入力装置105で受付ける処理と、所定のSD変数間について該当各SD変数の属性情報および所定データを、所定アルゴリズムに適用して該当SD変数間の関係式の候補を推定するものとする。
なお、上述の関係式の候補を推定する処理に際し、各SD変数の状態を表す所定データの情報を入力装置105で受付ける処理と、所定のSD変数間について該当各SD変数の所定データを所定アルゴリズムに適用して該当SD変数間の関係式を算出し、当該算出した関係式と、各SD変数の各所定データ間の関係との適合度が所定基準以下である場合、所定データの情報の再設定を促す情報を表示装置106に出力するものとする。
また、SD専用ソフト変換部2014は、上述のロジック定義ファイル管理部2016等で保持するロジック定義データをSD専用ソフトの仕様(例:表記)に変換するものである。換言すると、このSD専用ソフト変換部2014は、これまでの各処理で得た、CLD120の各構成要素(ノード)に対応するSD変数、および所定のSD変数間の関係式を少なくとも含む、SDモデルの定義情報(ロジック定義ファイル等)を、所定アルゴリズムにより上述のSD専用ソフトの仕様に変換する機能に対応する。
また、SD専用ソフト実行部2019は、SD専用ソフトデータ管理部2020で保持するデータを用いて、SD専用ソフトを実行するものである。
なお、上述のCLD読取部2011、ロジック定義ルール管理部2012、データ相関計算部2013、SD専用ソフト変換部2014、CLDデータ管理部2015、ロジック定義ファイル管理部2016、SD変数名置換データ管理部2017、変数状態データ管理部2018は、一般的な表計算ソフト上に実装するとしても良い。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援システム100が用いるデータの構造例について説明する。まずは、シミュレーション対象となる事象に対応したCLD120について説明する。図2は本実施形態にて用いるCLD120の例を示す図である。一般的にCLD120は、ビジネスや社会システムなどにおける評価対象の因果構造を示した図であり、マサチューセッツ工科大学J.W.Forresterが提案したシステムシミュレーション手法、システム・ダイナミクスの中で利用されるものである。またその構造は、評価対象の構成要素を示すノード、構成要素間の因果関係を示すリンクで構成されている。こうした構成要素間の因果関係は、「原因と結果で値の増減方向が一致するか否か」、「原因が結果に反映される時間的ギャップの有無」という二つの尺度により分類されており、それに応じてリンクも複数の種類が存在する。
例えば、リンク連結元の構成要素が上がる(または下がる)とそのリンク連結先の構成要素も上がる(または下がる)因果関係を示す場合、該当リンクは正相関リンクである。また、その逆の因果関係を示すリンクは逆相関リンクであり、時間遅れを伴って影響が及ぶものをディレイを伴う正相関リンク(または逆リンク)と呼ぶ。
図2に例示するCLD120の場合、正相関リンクは、「経験値」ノードと「品質」ノードを結ぶリンク4011であり、ディレイを伴う正相関リンクは、「品質」ノードと「受注」ノードを結ぶリンク4012、また、ディレイを伴う逆リンクは、「設備劣化度」ノードと「品質」ノードを結ぶリンク4013が相当する。
このCLD120からシミュレーションモデル生成支援システム100のCLD読取部2011が生成し、CLDデータ管理部2015でCLD管理データ125として管理されるものが、図3に例示するノードデータ管理ファイル501および図4に例示するリンクデータ管理ファイル502である。
このうち図3にて示すノードデータ管理ファイル501は、各ノードのノードID5011とノード名5012を対応づけたレコードの集合体から成っている。また図4にて示すリンクデータ管理ファイル502は、各リンクのリンクID5021、リンク種別5022、および、該当リンクの始点ノード5023と終点ノード5024の各データを対応づけたレコードの集合体から成っている。
上述のリンクデータ管理ファイル501にて示したリンク種別とは、既に述べたリンクの種類を示している。例えば、正相関リンクはDN(Direct,Normal)、逆相関はON(Opposite,Normal)、ディレイを伴う正相関リンクはDD(Direct,Delay)、ディレイを伴う逆相関リンクはON(Opposite,Delay)といったリンクの種別に応じた識別情報が設定されている。
続いて図5は本実施形態におけるSD変数名置換データ126の構造を示す図である。SD変数名置換データ126は、SD変数名置換データ管理部2017にて管理されるデータあり、上述したCLD120のノードとSDモデルで用いる変数の対応候補との関係を定めたテーブルである。こうした本実施形態におけるSD変数名置換データ126は、少なくともCLDノード名110101とSD変数名候補110102とを対応づけたレコードの集合体から成っている。
−−−処理フロー−−−
以下、本実施形態におけるシミュレーションモデル生成支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するシミュレーションモデル生成支援方法に対応する各種動作は、シミュレーションモデル生成支援システム100がメモリ103等に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。ここでは、シミュレーションモデル生成支援システム100を説明の簡便化のためシステム100と記載する。
図6は、本実施形態におけるシミュレーションモデル生成支援方法の処理手順例1を示すフロー図であり、具体的には本実施形態における基本処理フローを示している。この場合、システム100のCLD読取部2011は、入力装置105からユーザが入力した、或いは記憶装置101ないし適宜な媒体リーダー等からCLD120のデータを取得し、ここで得たCLD120のデータから、該当CLD120を構成するノードおよびリンクを抽出して、既に述べたノードデータ管理ファイル501、リンクデータ管理ファイル502を生成し、CLD管理データ125として記憶装置101に格納する(ステップs1
01)。ここで得たCLD120はSDモデルの元となる。CLD120からノードおよびリンクの情報を抽出する技術については既存技術を採用すればよい。
次にシステム100のロジック定義ルール管理部2012は、記憶装置101のロジック定義ファイル管理部2016で予め保持するSDモデル定義画面のフォーマットを読み出し、このフォーマットにおけるCLDのノードの設定欄に対し、上述のステップs101でCLD120に関して抽出した各ノードの情報を設定してSDモデル定義画面601を生成し、これを表示装置105に出力する(ステップs102)。
このステップs102で出力するSDモデル定義画面601の初期画面を図9に基づき説明する。SDモデル定義画面601は、シミュレーション実行条件602と、ロジック定義シート603で構成される。このうちシミュレーション実行条件602は、シミュレーション実行条件項目6021、その項目の値6022、およびその単位6023から構成される。また、ロジック定義シート603は、該当CLD120に関して得ているノードデータ管理ファイル501から読み出して設定したノードID6031およびCLDのノード名6032と、該当CLDノードと対応するSDモデル上の変数名を示すSD変数名60とその単位6034および種別6035とからなる。ここで、変数の単位6034のうち分子は、該当SD変数の量の単位であり、分母は、該当する変数を取り扱う際の単位期間(タイムスパン)に該当する。また、変数の種別6035には、SDモデルで扱われるストック、フローなどの情報に該当する。
次にシステム100のロジック定義ルール管理部2012は、上述のSDモデル定義画面601におけるノード間の関係式のユーザ指定を入力装置105から受付ける(ステップs103)。ここで、当該ステップs103の詳細を図7を用いて更に説明する。
図7は、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法の手順例2を示す図であり、具体的には、関係式の設定フローを示す図である。この場合、システム100のロジック定義ルール管理部2012は、図10にて示すようにSDモデル定義画面601のSD変数名6033欄において、SD変数名の入力を入力装置105から受付ける(ステップs301)。ここでのユーザの入力作業は、SDモデル定義画面601におけるCLDノード名6032に対し、SDモデル上で定量指標に置き換えるためのSD変数の名称をSD変数名6033欄に定義する作業に該当する。但し、CLDノードによっては、定量指標に置き換えにくいものもあり、ユーザのスキル等によっては対応困難となりやすいため、このステップs301に際し、システム100のロジック定義ルール管理部2012は、CLDノード名6032をキーにSD変数名置換データ管理部2017に管理されるSD変数名置換データ126を検索し、候補となるSD変数名を候補リスト60331として該当SD変数名欄にて選択可能に表示し、ユーザからの選択を受け付ける。
図10のSDモデル定義画面601の例では、CLDノード名「品質」に対して、SD変数名6033の候補リスト60331として、「返品率」、「納期遵守率」、「クレーム件数」、「不良品率」、「顧客評価スコア」、といったSD変数候補群がプルダウン形式で表示され、ユーザが「クレーム件数」をSD変数として選択した状況を示している。なお、ユーザが、上述の候補リスト60331にないSD変数名を入力装置105にて直接力した場合、システム100のロジック定義ルール管理部2012は、それを受け付けてSD変数名6033の欄に設定すると共に、SD変数名置換データ126において該当CLDノード名110101と対応づけてSD変数名候補110102の欄に該当SD変数名を追加する。
また、システム100のロジック定義ルール管理部2012は、SDモデル定義画面601において、シミュレーション実行条件602としてシミュレーション期間およびタイ
ムステップの各値6022および各単位6023と、各変数の単位6034の入力を入力装置105から受付ける(ステップs302)。図11のSDモデル定義画面601の例では、シミュレーション期間の値6022が「5」、その単位6023が「ヶ年」であり、タイムステップの値が「1」、その単位6023が「月毎」と指定された状況を示している。また同様に、各変数の単位6034として、例えばSD変数名「クレーム件数」について、その単位6034が、分子「件」、分母「月」などと指定された状況を示している。
次にシステム100のロジック定義ルール管理部2012は、SDモデル定義画面601でCLDノードと対応づけて指定されたSD変数中から、ストック変数を識別する(ステップs303)。この場合、システム100のロジック定義ルール管理部2012は、上述のステップs302で得たシミュレーション実行条件602および各変数の単位6034に基づき、各変数の単位6034の分母とタイムステップの値6022および単位6024とを比較し、各変数の単位6034>タイムステップの値6022および単位6024、または、各変数の単位6034の分子<>%、かつ、分母=Nullであれば、そのSD変数をストックと識別し、ロジック定義603における種別6035のセルにその旨を表示する。図11は、SD変数のうち、「年間受注件数」および「(商品A)累積製造量」をストックを識別し、それぞれの種別6035欄にて「stock」と表示している例を示している。システムダイナミクスにおいては、こうしたストック変数に関して、ストック変数に対する入力となるインフロー変数と、出力となるアウトフロー変数の少なくともいずれかが必要となる。
そこでロジック定義ルール管理部2012は、上述のステップs303で識別したストック変数について、その値を変化させるインフロー変数とアウトフロー変数を定義するための各行901、902を、SDモデル定義画面601のロジック定義603における該当変数のレコード下に追加する(ステップs304)。図12は、そうした行901、902を追加した後のロジック定義603の状態を例示している。この状態においてユーザは、インフロー変数とアウトフロー変数に関して、SD変数名6033、SD変数の単位6034の入力を促す。なお、インフロー変数およびアウトフロー変数は、必ずしも両者が必要となるとは限らない。そのためロジック定義ルール管理部2012は、該当行について削除指示を受けるインターフェイスを画面601にてあわせて表示すると好適である。また、ストック、フローのいずれにも識別されなかったSD変数について、ロジック定義ルール管理部2012は「補助変数」という表示を該当行に設定し表示するとしてもよい。
続いてロジック定義ルール管理部2012は、上述のフロー変数について各行901、902においてユーザ入力を入力装置105から受付ける(ステップs305)。図13の画面1100の例では、ロジック定義603のうちSD変数「月刊受注件数」について種別「In−flow」、SD変数「年末決算処理」について種別「Out−flow」、がユーザから設定された状況を例示している。またこのステップs305において、ロジック定義ルール管理部2012は、ロジック定義シート603に、データ紐付け6036および算定ロジック6037の各セルを追加表示する。
続いてデータ相関計算部2013は、各SD変数の時系列上の状態変化を表すデータ(該当SD変数に対応した事象について所定期間に蓄積されている値のログなど推移データ)のファイル名などを入力装置105で受付ける(ステップs306)。また、データ相関計算部2013は、各SD変数の計算式の候補リストを作成し(ステップs307)、これを表示装置106に出力して(ステップs308)、この候補リスト中から各SD変数の計算式のユーザ指定を入力装置105で受け付ける(ステップs309)。
ここで図13を用いつつ、上述のステップs306〜s309の詳細について説明する。図13はSD変数を算出するための算定ロジックの定義画面1100である。この場合、データ相関計算部2013は、上述のステップs305で追加表示したデータ紐付け6036のセルにおいて、各SD変数の状態変化を示すデータが含まれるファイル名を入力装置105で受け付けて、これをファイル名60361に設定し、更には、該当ファイルにおいて対象となるデータの開始時期および終了時期を入力装置105で受け付けて、それぞれ開始時期60362および終了時期60363に設定し、こうしてデータ紐付け6036に関して得た各データを、変数状態データ管理部2018に格納する。図13の例であれば、SD変数「クレーム件数」に関して、データ紐付け6036においてファイル名「顧客クレーム件数.dat」が設定され、そのファイル中での考慮対象とすべきデータの範囲である対象時期(開始)「$B$6」、対象時期(終了)「$BI$6」、が設定された状況を示している。
続いてデータ相関計算部2013は、各SD変数に対して、そのSD変数を変化させる原因側変数をリンクデータ管理ファイル502から検索し、原因側変数と結果側変数との相関を分析し、計算式候補リストのポップアップ画面1001または1002を表示する。例えば、データ相関計算部2013は、SD変数「故障件数」に対応するCLDノードIDは「N005」についてリンクデータ管理ファイル502の終点ノード5024を検索して、始点ノード、すなわち原因側のCLDノードIDが「N003」であると特定する。またデータ相関計算部2013は、このノード「N003」に対応するSD変数を、ロジック定義603において「月間延べ工数」と検索し、これを原因側変数と特定する。
つまりデータ相関計算部2013は、上述の「故障件数」を結果側変数y、「月間延べ工数」を原因側変数xと特定し、変数yおよび変数xに紐尽く各ファイル名60361が示すファイル中のデータ(対象時期60362、60363の範囲)に基づいて、yとxとの相関を分析することとなる。相関分析のアルゴリズムについては従来から存在する既存技術を採用すればよい。なお、この処理に際し、結果側変数yたるSD変数がフローまたは補助変数の場合とストック変数の場合とでは処理が異なる。以下に各処理について場合分けして示す。
i)結果側変数yたるSD変数がフロー、補助変数の場合:
結果側変数yたるSD変数がフローの場合、図13にて例示するように計算式の候補リスト1001は、少なくともxとyの散布図10011、および、計算式候補10012と、その適合度10013で構成される。計算式候補10012は、予め用意した相関のパターン分だけxとyとの関係を上述の相関分析のアルゴリズムにて計算したものである。ここで、相関のパターンとは、線形関数、多項式関数、ステップ関数などを指す。このとき、結果側変数yに対して、原因側変数xが2つ以上になる場合もあり得る。そこでデータ相関計算部2013は、SD変数ごとに、計算式候補リストを表示し、ユーザからの選択の入力を入力装置105で受け付け、選択された計算式を算定ロジック6037に設定し、ロジック定義ファイル管理部2016に格納する。このとき、相関のパターンは適合度の高い順に表示しても良い。
また、上述の処理に際し、データ相関計算部2013は、図8のフローにて示す通り、各パターンの適合度を所定の基準値と比較し(s401)、いずれのパターンの適合度も所定基準より低かった場合(s402:y)、候補なしとして、データ紐付け6036の内容を変更させることを促すメッセージを表示し(s403)、処理を上述の図7のフローにおけるステップs306に戻すとすれば好適である。
ii)結果側変数yたるSD変数がストックの場合:
一方、結果側変数yたるSD変数がストックの場合、図13にて例示するように計算式候補リスト1002は、少なくとも初期値入力セル10021、xとyの計算式10022、その計算式の係数を設定する候補リスト10023で構成される。データ相関計算部2013は、SD変数ごとに計算式候補リスト1002を表示し、ユーザからの選択の入力を入力装置105で受け付け、選択された計算式を算定ロジック6037に設定し、ロジック定義ファイル管理部2016に格納する。このとき、候補リスト10023は、スライド式のインジケータを用意し、グラフの形状を連動させて表示しても良い。
ここで図6のフローの説明に戻る。続いてシステム100のデータ相関計算部2013は、全てのSD変数に関する上述の定義が終了するまで(ステップs104:Y)、上述のステップs103を繰り返す。
他方、システム100のSDソフト変換部2014は、上述のステップs104で全てのSD変数に関する定義が終了したと判断した場合(ステップs104:Y)、ロジック定義ファイルの内容をSD開発ソフトの関数へ変換し(ステップs105)、変換した内容をSD専用ソフトへエクスポートする(ステップs106)。
ここで上述のステップs105について詳述する。SD専用ソフトの関数への変換処理は以下のように行う。ここでは一例として、SD専用ソフトとしてPowersim Studio(登録商標)、表計算ソフトとしてExcel(登録商標)を用いる状況を想定する。図14は本実施形態におけるSD専用ソフトと一般的な表計算ソフトの各関数間を変換する関数変換データ127を示す図である。なお、SDソフトが持つ関数と表計算ソフトが持つ関数との差分は、図14にて例示するように、SDの特徴を実現する「Delay関数」、「Condition関数」、「Control関数」、「GRAPH関数」である。他の関数は機能は同じだが、文法と時間概念が入るという点が異なる。
i)表計算ソフトとSD専用ソフトの両者共通にある関数の場合:
SDソフト変換部2014は、ロジック定義ファイルが含む各関数を、関数置換データ127のテーブル1271に適用して当該テーブル1271が規定する関数を特定し、ここで特定した関数と対応付けされたSD専用ソフトの関数を、テーブル1272で検索し、該当関数の仕様に変換する。図14の例であれば、例えば表計算ソフトにおける「NPV」関数が、NPV(r,p1,p2,・・・,pN)であったとすると(r:割引率、p:支払額)、Powersimの仕様ではNPV(p,r)となり、この場合、第1引数(r)と以降の引数(p1,p2,・・・pN)の順序を入れ替え、以降の引数は、t年目NPV(p1,r)、t+1年目NPV(p2,r),・・・と置き換える。
ii)表計算ソフトにない関数の場合
SDソフト変換部2014は、表計算ソフトの関数では不足する情報を入力させるセルを「SDモデル定義画面」に表示する。例えば、「Delay関数」の一つである「DELAYPPL」の場合、この関数は(input、delaytime)を引数とする関数である(inputが、delaytime後に入ってくる)。そこで、SDソフト変換部2014は、CLD管理データ125の各情報から、遅れを伴うリンクと接続していることを識別した場合には、「input」だけでなく「delaytime」も入力させるI/Fが自動的に現れるようにする。
iii)表計算ソフトにしかない関数の場合
この場合、SD専用ソフトの実装には必要ないため、使用禁止とする。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、SDモデル開発者はCLD作成以降のSDモデル開発の手間および時間を従来より大幅に低減することができる。したがって、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図ることができる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法において、前記情報処理装置が、前記システムダイナミクス変数の指定を受け付ける処理に際し、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力を受付ける処理を更に実行し、前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理を実行し、前記関係式の候補を推定する処理に際し、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定する処理を実行するとしてもよい。
これによれば、ストックとフローを踏まえたシステムダイナミクス変数間の関係性を的確に定義、把握し、システムダイナミクス変数間の関係式算出を効率的かつ精度良好なものと出来る。ひいては、SDモデル開発者はCLD作成以降のSDモデル開発の手間および時間を従来より大幅に低減することができる。したがって、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図ることができる。
また、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援方法において、前記情報処理装置が、前記関係式の候補を推定する処理に際し、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記所定データを前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式を算出し、当該算出した関係式と、前記各システムダイナミクス変数の各所定データ間の関係との適合度が所定基準以下である場合、前記所定データの情報の再設定を促す情報を表示装置に出力する処理を更に実行するとしてもよい。
これによれば、システムダイナミクス変数間の関係式を精度良好に推定出来ることとなり、ひいては、SDモデル開発者はCLD作成以降のSDモデル開発の手間および時間を従来より大幅に低減することができる。したがって、CLDからSDモデル生成に至る工程をユーザにとってインタラクティブに誘導し、SDモデル開発の効率化を図ることができる。
また、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援システムにおいて、前記演算装置は、前記システムダイナミクス変数の指定を受け付ける処理に際し、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力を受付ける処理を更に実行し、前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理を実行し、前記関係式の候補を推定する処理に際し
、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定する処理を実行するものである、としてもよい。
また、本実施形態のシミュレーションモデル生成支援システムにおいて、前記演算装置は、前記関係式の候補を推定する処理に際し、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記所定データを前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式を算出し、当該算出した関係式と、前記各システムダイナミクス変数の各所定データ間の関係との適合度が所定基準以下である場合、前記所定データの情報の再設定を促す情報を表示装置に出力する処理を更に実行するものである、としてもよい。
100 シミュレーションモデル生成支援システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 入力装置
106 表示装置
120 CLD(因果ループ図)
125 CLD管理データ(因果ループ図データ)
126 SD変数名置換データ(システムダイナミクス変数の候補データ)
501 ノードデータ管理ファイル
502 リンクデータ管理ファイル

Claims (4)

  1. シミュレーション対象の所定事象を示した因果ループ図、および前記因果ループ図の各構成要素に対応したシステムダイナミクス変数の候補、の各データを格納した記憶装置を備えた情報処理装置が、
    前記記憶装置のデータに基づき、前記因果ループ図の各構成要素について、システムダイナミクス変数に関する候補情報を表示装置に出力し、前記候補情報に基づくシステムダイナミクス変数の指定と、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力とを入力装置で受け付ける処理と、
    前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理と、
    前記指定がなされた所定のシステムダイナミクス変数間の関係性を示す関係式の候補として、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定して表示装置に出力し、前記関係式の候補に基づく該当システムダイナミクス変数間の関係式の指定を入力装置で受け付ける処理と、
    前記各処理で得た、前記各構成要素に対応するシステムダイナミクス変数、および前記所定のシステムダイナミクス変数間の関係式を少なくとも含む、システムダイナミクスモデルの定義情報を、所定アルゴリズムにより、システムダイナミクスモデル開発用プログラムの仕様に変換する処理と、
    を実行することを特徴とするシミュレーションモデル生成支援方法。
  2. 前記情報処理装置が、
    前記関係式の候補を推定する処理に際し、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記所定データを前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式を算出し、当該算出した関係式と、前記各システムダイナミクス変数の各所定データ間の関係との適合度が所定基準以下である場合、前記所定データの情報の再設定を促す情報を表示装置に出力する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシミュレーションモデル生成支援方法。
  3. シミュレーション対象の所定事象を示した因果ループ図、および前記因果ループ図の各構成要素に対応したシステムダイナミクス変数の候補、の各データを格納した記憶装置と、
    前記記憶装置のデータに基づき、前記因果ループ図の各構成要素について、システムダイナミクス変数に関する候補情報を表示装置に出力し、前記候補情報に基づくシステムダイナミクス変数の指定と、シミュレーション実行条件および各システムダイナミクス変数の単位の入力とを入力装置で受け付ける処理と、前記シミュレーション実行条件および前記各システムダイナミクス変数の単位を所定の判定アルゴリズムに適用し、当該判定の結果が所定条件を示すシステムダイナミクス変数をストックとなる変数として識別する処理と、前記指定がなされた所定のシステムダイナミクス変数間の関係性を示す関係式の候補として、前記ストックと識別されたシステムダイナミクス変数について、該当システムダイナミクス変数の値を変化させるフロー変数の属性情報を入力装置で受付ける処理と、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記属性情報および前記所定データを、所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式の候補を推定して表示装置に出力し、前記関係式の候補に基づく該当システムダイナミクス変数間の関係式の指定を入力装置で受け付ける処理と、前記各処理で得た、前記各構成要素に対応するシステムダイナミクス変数、および前記所定のシステムダイナミクス変数間の関係式を少なくとも含む、システムダイナミクスモデルの定義情報を、所定アルゴリズムにより、システムダイナミクスモデル開発用プログラムの仕様に変換する処理とを実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とするシミュレーションモデル生成支援システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記関係式の候補を推定する処理に際し、各システムダイナミクス変数の状態を表す所定データの情報を入力装置で受付ける処理と、前記所定のシステムダイナミクス変数間について該当各システムダイナミクス変数の前記所定データを前記所定アルゴリズムに適用して該当システムダイナミクス変数間の関係式を算出し、当該算出した関係式と、前記各システムダイナミクス変数の各所定データ間の関係との適合度が所定基準以下である場合、前記所定データの情報の再設定を促す情報を表示装置に出力する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載のシミュレーションモデル生成支援システム。
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