JP6349028B2 - 議論支援装置及び議論支援方法 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、要解決箇所を容易に発見し、議論の途中経過を有効に表示することを目的とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
事象とは、時系列で変化する統計値として表現され得る社会現象又は自然現象である。例えば、事象“エコ製品/サービス数”は、資源節約を目的とした製品又はサービスの種類の数として時系列で表現され得る。また、事象“エコ製品/サービス比率”は、市場に流通する製品又はサービスの種類の総数のうち、資源節約を目的とした製品又はサービスの種類の数が占める比率として時系列で表現され得る。なお、以降CLDの説明において、“事象A”のように事象を簡略的に表記する場合がある。
因果関係とは、先行する1つの原因と後続する1つの結果との関係である。
相関とは、原因となる事象の統計値の変化と、結果となる事象の統計値の変化との間の関係である。2つの統計値の間には、正又は負の相関係数が定義される(詳細後記)。
一般的に、時系列で変化する2つの統計値をx及びyとする。第n期のxの統計値をxnとし、第n期のyの統計値をynとする。但し、n=1,2,3,・・・である。x及びyの時系列の変化に注目し、Δxn=xn+1−xn 及びΔyn=yn+1−yn とする。
本実施形態のCLDにおいては、個々の事象は、“ノード”で表示される。また、因果関係は、2つのノードを接続する有向線分である“リンク”で表示される。リンクの起点となるノード及び終点となるノードが、それぞれ、原因及び結果に相当する。以降、“事象”は“ノード”と同義であり、“因果関係”は“リンク”と同義であるものとして説明を続ける。
当然のことながら、負のリンクを1つ経由すると、最初のノードの統計値の変化の方向が逆向きになる。さらに、別の負のリンクを1つ経由すると、一旦逆向きになった方向はさらに反転し、結局最初のノードの統計値の変化の方向に戻る。“ノードA→ノードB→ノードC”という因果関係の連鎖があることを前提に、以下に具体例を説明する。
(2)ノードAの統計値とノードBの統計値との間に正の相関があり、ノードBの統計値とノードCの統計値との間には負の相関があるとする。この場合、ノードAの統計値が時系列で増加すると、ノードCの統計値は時系列で減少する。
(3)ノードAの統計値とノードBの統計値との間に負の相関があり、ノードBの統計値とノードCの統計値との間にも負の相関があるとする。この場合、ノードAの統計値が時系列で増加すると、ノードCの統計値も時系列で増加する。
説明の都合上図1〜図9を飛ばし、図10において、まず、ループR02に注目する。ループR02は、“エコ製品/サービス比率”、“事象C”、“環境リテラシー”及び“環境ネイティブ”という4個のノードを有する。ノード“エコ製品/サービス比率”とノード“事象C”との間には、前者が原因であるのに対し後者が結果であるという因果関係がある。ノード“事象C”とノード“環境リテラシー”との間には、前者が原因であるのに対し後者が結果であるという因果関係がある。
図1に沿って、議論支援システム1の構成を説明する。議論支援システム1は、議論支援装置2、テーブル型入出力装置3、衝立型入出力装置4、タブレット型入出力装置5を有する。これらは、有線(実線)又は無線(破線)の通信技術によって相互に接続されている。議論支援装置2は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、主記憶装置12、補助記憶装置13及び通信装置14を有する。これらは、バスによって相互に接続されている。補助記憶装置13は、ノード情報31、リンク情報32、ループ情報33、メモ情報34及びスコア情報35を記憶している。主記憶装置12における、CLD表示部21及び議論支援部22はプログラムである。以降、“○○部は”と主体を記した場合は、中央制御装置11が、補助記憶装置13から各プログラムを読み出し、主記憶装置12にロードしたうえで、各プログラムの機能(詳細後記)を実現するものとする。なお、“図形描画情報”には、ノード情報31、リンク情報32及びループ情報33が相当する。
図3に沿って、ノード情報31を説明する。ノード情報31においては、ノードID欄101に記憶されたノードIDに関連付けて、テーマ欄102にはテーマが、位置欄103には位置が、制御可能性欄104には制御可能性フラグが、分野欄105には分野フラグが、ノード名称欄106にはノード名称が、時系列統計値欄107には時系列の統計値が記憶されている。
テーマ欄102のテーマは、ユーザが議論する題目である。なお、テーマごとにCLD画面51(図10、詳細後記)が作成される。
位置欄103の位置は、CLD画面51におけるノードの位置を示す2次元座標値である。図3では簡略化してどのノードの位置も“(x,y)”と記したが、実際にはノードごとに座標値が異なる。なお、ここでの“(x,y)”は、統計値の例として前記した“x”及び“y”とは無関係である。
制御可能性欄104の制御可能性は、“可”又は“否”のいずれかである。“可”は、当該ノードが、ユーザによって制御され得る“制御可能ノード”であることを示す。“否”は、当該ノードが、ユーザによって制御され得ないことを示す。事象が“東日本大震災”のような自然現象である場合、その時系列の統計値(例えば、地震の発生件数等)をユーザが制御することは不可能である。よって、ノード“東日本大震災”は、“制御可能ノード”ではない。
ノード名称欄106のノード名称は、ノードの事象の名称である。
時系列統計値欄107の時系列の統計値は、前記した統計値である。ここでは、“(時点,統計値)”が、時点の早い順に“,”で区切られて並んでいる。
図4に沿って、リンク情報32を説明する。リンク情報32においては、リンクID欄111に記憶されたリンクIDに関連付けて、テーマ欄112にはテーマが、原因欄113には原因が、結果欄114には結果が、相関欄115には相関フラグが、ディレイ欄116にはディレイフラグが、説明欄117には説明が記憶されている。
テーマ欄112のテーマは、図3のテーマと同じである。
原因欄113の原因は、当該リンクによって接続される2つのノードのうち、当該リンクの起点となるノードのノードIDである。
結果欄114の結果は、当該リンクによって接続される2つのノードのうち、当該リンクの終点となるノードのノードIDである。
なお、結果のノードを原因のノードの“子ノード”と呼ぶことがある。
ディレイ欄116のディレイフラグは、当該リンクが前記した“タイムラグリンク”であることを示す“有”、又は、“タイムラグリンク”ではないことを示す“無”のいずれかである。
説明欄117の説明は、当該リンクについての簡略な説明文言である。説明は、なくてもかまわない(空欄とする)。
図5に沿って、ループ情報33を説明する。ループ情報33においては、ループID欄121に記憶されたループIDに関連付けて、テーマ欄122にはテーマが、構成要素欄123には構成要素が、種類欄124には種類が、ストーリ欄125にはストーリが、傾向欄126には傾向が、説明欄127には説明が、着目点欄128には着目点が記憶されている。
テーマ欄122のテーマは、図3のテーマと同じである。
構成要素欄123の構成要素は、当該ループに含まれるノードのノードID及び当該ループに含まれるリンクのリンクIDである。
種類欄124の種類は、当該ループが前記した“自己強化ループ”であることを示す“自己強化”、又は、当該ループが前記した“バランスループ”であることを示す“バランス”のいずれかである。
傾向欄126の傾向は、“好循環”又は“悪循環”のいずれかである。“好循環”は、当該ループが望ましい事象の変化を表現している“好循環ループ”であることを示す。“悪循環”は、当該ループが望ましくない事象の変化を表現している“悪循環ループ”であることを示す。
説明欄127の説明は、当該ループについての簡略な説明文言である。
着目点欄128の着目点は、当該ループについてユーザが着目すべき点を示す文言である。
図6に沿って、メモ情報34を説明する。メモ情報34においては、メモID欄131に記憶されたメモIDに関連付けて、ノードID欄132にはノードIDが、区分欄133には区分が、メモ内容欄134にはメモ内容が記憶されている。
ノードID欄132のノードIDは、メモが付されるノードのノードIDである。
区分欄133の区分は、“課題”、“施策”又は“コメント”のいずれかである。
“課題”は、メモ内容がノードに対する課題となっていることを示す。“施策”は、メモ内容がノードに対する施策となっていることを示す。“コメント”は、メモ内容がノードに対するコメントになっていることを示す。
メモ内容欄134のメモ内容は、メモに記載される文言である。
“ノードの属性”、“リンクの属性”及び“ループの属性”と言うとき、それらは、議論支援装置2が、ノード情報31(図3)、リンク情報32(図4)及びループ情報33(図5)において識別し得る、ノード、リンク及びループの特徴すべてを意味する。同様に、“メモの属性”と言うとき、それは、議論支援装置2が、メモ情報34(図6)において識別し得るメモの特徴すべてを意味する。
図7に沿って、スコア情報35を説明する。スコア情報35においては、種類欄141に記憶された種類に関連付けて、検索条件ID欄142には検索条件IDが、検索条件欄143には検索条件が、スコア欄144にはスコアが記憶されている。
種類欄141の種類は、“メモ”又は“ノード・リンク”のいずれかである。“メモ”は、ノードを抽出するに際して、ノードに付されたメモの属性を間接的に検索することを示す。“ノード・リンク”は、ノードそのもの属性を直接的に、又は、ノードを接続するリンクの属性を関接的に検索することを示す。
検索条件ID欄142の検索条件IDは、検索条件を一意に特定する識別子である。
検索条件欄143の検索条件は、メモ、ノード又はリンクを検索する具体的な条件である。前記したように、いずれの検索条件もノードを抽出することを目的とする。
スコア欄144のスコアは、当該検索条件によって抽出されたノードに対して与えられる重要度を示す点数である。
ユーザは、検索条件及びスコアを任意に設定することができる。
図8に沿って、全体処理手順を説明する。全体処理手順を開始する前提として、ノード情報31(図3)、リンク情報32(図4)、ループ情報33(図5)及びスコア情報35(図7)が完成された状態で補助記憶装置13に記憶されているものとする。
第2に、CLD表示部21は、選択されたノードについての時系列の統計値を、統計値画面52として、衝立型入出力装置4に表示する。つまり、“環境ネイティブ”の時系列の統計値161、及び、“環境リテラシー”の時系列の統計値162を、同じ時間軸上のグラフとして表示する。ユーザは、両者間には正の相関があるものの、無視できないディレイがあることを知る。
第2に、議論支援部22は、“メモ作成要求”を入力したユーザのタブレット型入出力装置5にメモ作成画面54を表示する。
第3に、議論支援部22は、メモ情報34(図6)の新たなレコードを作成する。そして、入力された区分(ここでは“課題”である)を新たなレコードの区分欄133に記憶し、入力された文字列“・・・と考える人が増える。現在の小学校5年生以上は、・・・学ぶのだろうか??”をメモ内容欄134に記憶する。さらに、ノードID欄132には、ノード“環境ネイティブ”のノードIDを記憶し、メモID欄131にはメモIDを採番したうえで記憶する。
第2に、議論支援部22は、“第1”において取得したノードIDが特定するノードごとに、以下のように合計スコアを算出する。
(2)ノード情報31(図3)、リンク情報32(図4)及びループ情報33(図5)を参照し、スコア情報35の検索条件“n1”が当該ノードに該当するか否かを判断する。そして、該当する場合は、当該ノードにスコア“10”を与える。当該処理を種類“ノード・リンク”についてのすべての検索条件n2、n3、・・・について繰り返す。
(3)ノードごとに与えたスコアを合計し、合計スコアとする。
第5に、議論支援部22は、あるユーザ(主としてファシリテータ6)が、メモ付ノード一覧画面56において、任意のメモに指で触れるのを受け付ける。当該メモを“アイデア補足対象メモ”と呼ぶ。
(1)ユーザは、タイトル欄212に文字列を入力する。ここでは、“中学生向けテレビ放送”が入力されたとする。
(2)ユーザは、手書き入力欄213に手書きの画像、文字列等を入力する。ここでは、手書きの文字列“中学生向けテレビ放送のスポンサーを探す”が入力されたとする。
(4)ユーザは、“その他の気づき”欄216に文字列を入力する。ここでは、“政府に対する批判は避ける”が入力されたものとする。
(5)ユーザは、解決区分欄217に表示される候補から1つの解決区分を選択する。解決区分の詳細については後記する。
第2に、議論支援部22は、ユーザが縦軸の任意の“アイデア補足対象メモ”に指で触れるのを受け付ける。
第2に、議論支援部22は、ユーザが“ビジネスモデルキャンバス”欄229に指で触れるのを受け付ける。
ビジネスモデルキャンバス233を表示した後、全体処理手順を終了する。
“ビジネスモデルキャンバス”233は、新たなビジネスモデルを議論する際に使用される公知のツールである。ビジネスモデルキャンバス233は、あたかもキャンバス(画材)のように、以下のように名付けられた9個の領域を有する。
図9に沿って、要解決箇所抽出処理手順を説明する。要解決箇所抽出処理手順は、全体処理手順のステップS3の詳細である。
パターン1は、以下の条件をすべて満たす1つのループ、及び、1又は複数の“ヒゲノード”の組み合わせである。なお、“ヒゲノード”とは、因果関係の末端にあるノードである。
・当該ループが、“メインループ”である。
・当該ループが、“制御可能ノード”を含む。
・当該制御可能ノードが、“ヒゲノード”の子ノードとなっている。
パターン1の例として、図10のループR02及びヒゲノード“東日本大震災”が該当する。
パターン2は、以下の条件をすべて満たす2つのループの組み合わせである。
・当該ループが、“メインループ”である。
・当該ループが、“タイムラグリンク”を含む。
・当該ループが、“制御可能ノード”を含む。
・当該2つのループがあるノードを共有している。
パターン2の例として、図10のループR02及びループR04が該当する。
パターン3は、以下の条件をすべて満たす2つのループの組み合わせである。
・当該2つのループのうちの一方が“メインループ”であり、“タイムラグリンク”を含む。
・当該2つのループのうちの他方が“サブループ”である。
・当該2つのループがあるノードを共有している。
・当該2つのループのうち少なくともいずれかが、“制御可能ノード”を含む。
パターン3の例として、図10のループR04とループR05との組み合わせ、及び、ループR02とループR03との組み合わせが該当する。
パターン4は、以下の条件をすべて満たす2つのループの組み合わせである。
・当該2つのループのうちの一方が“メインループ”である。
・当該2つのループのうちの他方が“サブループ”であり、“タイムラグリンク”を含む。
・当該2つのループがあるノードを共有している。
・当該2つのループのうち少なくともいずれかが、“制御可能ノード”を含む。
パターン4の例は、図10には存在しない。
(ルール)
(1)当該ノードが“ヒゲノード”である場合、当該ノードに“1”を与える。
(2)当該ノードが“ヒゲノード”の子ノードとなっている場合、当該のノードに“1”を与える。
(3)当該ノードが、“メインループ”に含まれる場合、当該ノードに“1”を与える。
(4)当該ノードが、“サブループ”に含まれる場合、当該ノードに“1”を与える。
(5)当該ノードが、ステップS301において抽出したパターンに含まれる場合、当該ノードに“1”を与える。
(6)当該ノードが、“タイムラグリンク”の起点又は終点にある場合、当該ノードに“1”を与える。
(7)当該ノードが、“制御可能ノード”である場合、当該ノードに“1”を与える。
なお、CLD表示部21は、すべてのノードを対象とするのではなく、ステップS301において抽出したパターンに含まれるノードのみを対象として、当該“第1”の処理を行ってもよい。この場合、上記のルール“(5)”は適用されない。さらに、与えられる点数は“1”に限定されず、個々のルールごとに与えられる点数が異なってもよい。
第3に、CLD表示部21は、合計された点数が所定の閾値以上であるノードをすべて抽出する。
〈対策候補A〉
「ヒゲノードの子ノードを強化してください。」
“強化”とは、ループの回転を強めるためのノードへの働きかけである。
〈対策候補B〉
「ヒゲノードの子ノードを抑制してください。」
“抑制”とは、ループの回転を弱める又は止めるためのノードへの働きかけである。
〈対策候補C〉
「メインループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを抑制してください。」
「2つのループがいずれも自己強化ループ又はバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを抑制してください。」
「2つのループの一方が自己強化ループであり、他方がバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを強化してください。」
「メインループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードに働きかけることによって又は新たなノードを追加することによって、メインループをバランスループに変えてください。」
〈対策候補D〉
「メインループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを抑制してください。」
「2つのループがいずれも自己強化ループ又はバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを抑制してください。」
「2つのループの一方が自己強化ループであり、他方がバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを強化してください。」
〈対策候補E〉
「メインループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを強化してください。」
「メインループが制御可能ノード及びタイムラグリンクを含む場合、制御可能ノードの子ノードとなり、タイムラグリンクの終点となるノードを子ノードとする新たなノードを追加してください。」
「2つのループの一方が自己強化ループであり、他方がバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを抑制してください。」
「2つのループがいずれも自己強化ループ又はバランスループであり、サブループが制御可能ノードを含む場合、制御可能ノードを強化してください。」
なお、強調されるパターンに含まれる強調表示されるノード、及び、強調されるパターンに含まれる強調表示されないノードを区別する場合は、強調表示の態様を変えるものとする。例えば、ループを強調する場合には、円形の帯をループに重ね、ノードを強調する場合は、ノードの図形を二重線とする。
CLD表示部21及び議論支援部22がそれぞれの画面51〜60を表示する入出力装置は限定されない。つまり、CLD表示部21及び議論支援部22は、ある入出力装置に対してある画面を表示することに替えて、当該画面を、他の2つ(2種)の入出力装置のいずれかに表示してもよい。
CLD表示部21及び議論支援部22は、表示した画面を補助記憶装置13に記憶するものとする。その後ユーザは、自身の端末装置から議論支援装置2にアクセスすることによって、それらの画面を見ることができる。例えば、アイデア総括画面59(図18)は、会議の議事録として使用される。解決区分確認画面58(図17)及びビジネスモデルキャンバス画面60(図19)は、立場を変えてビジネスを眺める等、ビジネスモデルの開発を次段階に進めるのに使用される。
本実施形態の議論支援装置2は、以下の効果を奏する。
(1)ユーザは、要解決箇所を容易に発見し、その対策を知り得る。
(2)ユーザは、メモが付された事象を、重要度の順に視認し得る。
(3)ユーザは、メモに対する補足情報を解決区分ごとに視認し得る。
(4)ユーザは、メモを付したノードについての議論の途中経過を容易に視認し得る。
(5)ユーザは、メモに対する補足情報をビジネスモデルキャンバスに対応付けて視認し得る。
(6)ユーザは、事象の制御可能性等に基づいて、現実的に要解決箇所を発見し得る。
(7)ユーザは、議論を集団で行いながら、機動的にメモ等の入力を行い得る。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
2 議論支援装置
3 テーブル型入出力装置
4 衝立型入出力装置
5 タブレット型入出力装置
11 中央制御装置(制御部)
12 主記憶装置(記憶部)
13 補助記憶装置(記憶部)
14 通信装置
21 CLD表示部
22 議論支援部
31 ノード情報
32 リンク情報
33 ループ情報
34 メモ情報
35 スコア情報
Claims (8)
- 時系列で変化する統計値として表現され得る社会現象又は自然現象を示す事象のノード、前記事象を接続する因果関係のリンク、並びに、前記ノード及び前記リンクが環状に接続されるループが記憶されるとともに、前記ノード、前記リンク及び前記ループに関連付けて、前記ノードの属性、前記リンクの属性及び前記ループの属性が記憶される図形描画情報が格納される記憶部と、
前記ノードの属性、前記リンクの属性及び前記ループの属性に基づいて、複数の前記ループのうちの少なくとも1つを、解決を要する箇所として抽出し、
前記抽出したループを強調表示し、
前記抽出したループの属性、前記抽出したループに含まれる前記ノードの属性、及び、前記抽出したループに含まれる前記リンクの属性に基づいて、前記解決のための対策を表示する制御部と、
を備えることを特徴とする議論支援装置。 - 前記記憶部は、
前記ノードの属性、前記リンクの属性、及び、前記ノードに対して付されるメモの属性に関連付けてスコアが記憶されるスコア情報を格納しており、
前記制御部は、
ユーザが、複数の前記ノードのうち任意のものに前記メモを付すのを受け付け、
前記スコア情報に基づいて、前記メモが付されたノードのそれぞれについて合計スコアを算出し、
前記合計スコアの大小関係に基づいて、前記メモが付されたノードを並び替えて表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の議論支援装置。 - 前記制御部は、
前記ユーザが、前記メモを補足する補足情報を入力するのを受け付け、
前記メモ及び前記解決の態様に関連付けて、前記受け付けた補足情報を表示すること、
を特徴とする請求項2に記載の議論支援装置。 - 前記制御部は、
前記メモに関連付けて、前記メモが付されたノードを含むループ、前記メモが付されたノードに関する時系列の統計値、及び、前記受け付けた補足情報を表示すること、
を特徴とする請求項3に記載の議論支援装置。 - 前記制御部は、
前記受け付けた補足情報に関連付けられた前記解決の態様を、ビジネス上の留意点を示すビジネスモデルキャンバスの領域に割り当て、
前記受け付けた補足情報を前記領域に関連付けて表示すること、
を特徴とする請求項4に記載の議論支援装置。 - 前記ノードの属性は、
前記ユーザにとっての制御可能性を含み、
前記リンクの属性は、
前記リンクが接続する2つの前記ノードの前記時系列の統計値の変化についての相関、及び、前記リンクが接続する2つの前記ノード間において前記相関が現れるまでの時間を含み、
前記ループの属性は、
前記ループに含まれる前記リンクのうち前記相関が負の相関となる前記リンクの数を含むこと、
を特徴とする請求項5に記載の議論支援装置。 - 前記制御部は、
複数の前記ユーザが同時に視認できる据え置き型入出力装置を介して前記ループを強調表示し、
個々の前記ユーザが携帯する入出力装置を介して、前記メモ及び前記補足情報を受け付けること、
を特徴とする請求項6に記載の議論支援装置。 - 議論支援装置の記憶部は、
時系列で変化する統計値として表現され得る社会現象又は自然現象を示す事象のノード、前記事象を接続する因果関係のリンク、並びに、前記ノード及び前記リンクが環状に接続されるループが記憶されるとともに、前記ノード、前記リンク及び前記ループに関連付けて、前記ノードの属性、前記リンクの属性及び前記ループの属性が記憶される図形描画情報を格納しており、
前記議論支援装置の制御部は、
前記ノードの属性、前記リンクの属性及び前記ループの属性に基づいて、複数の前記ループのうちの少なくとも1つを、解決を要する箇所として抽出し、
前記抽出したループを強調表示し、
前記抽出したループの属性、前記抽出したループに含まれる前記ノードの属性、及び、前記抽出したループに含まれる前記リンクの属性に基づいて、前記解決のための対策を表示すること、
を特徴とする議論支援装置の議論支援方法。
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| WO2016151828A1 (ja) | 2016-09-29 |
| JPWO2016151828A1 (ja) | 2017-10-12 |
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