JP6356980B2 - 吸収体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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周面に切断刃を有する鉛直方向の上方側に配置されたカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受ける鉛直方向の下方側に配置されたアンビルロールとで吸収体前駆体を挟圧し、該切断刃を該吸収体前駆体の厚み方向に沿って該吸収体前駆体内に進行させて前記スリットを形成する工程を有し、
前記工程においては、前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去しながら、該スリットを形成する、吸収体の製造方法を提供するものである。
周面に切断刃を有するカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受けるアンビルロールとを備え、
前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去するための異物除去具を、該アンビルロールの周面に当接するように配置した、吸収体の製造装置を提供するものである。
<1>
吸収体前駆体を一方向に向けて搬送させながら、該吸収体前駆体の厚み方向に向けて切り込みを入れて、スリットを有する吸収体を製造する方法であって、
周面に切断刃を有する鉛直方向の上方側に配置されたカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受ける鉛直方向の下方側に配置されたアンビルロールとで吸収体前駆体を挟圧し、該切断刃を該吸収体前駆体の厚み方向に沿って該吸収体前駆体内に進行させて前記スリットを形成する工程を有し、
前記工程においては、前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去しながら、該スリットを形成する、吸収体の製造方法。
先端角が40度以上90度以下の切断刃を有するカッターロールを用いて前記スリットを形成する前記<1>に記載の製造方法。
<3>
板状体からなる異物除去具を用い、該異物除去具の端縁を、アンビルロールの中心軸よりも鉛直方向の下方に位置において、該アンビルロールの周面に当接させて異物を除去する前記<1>又は<2>に記載の吸収体の製造方法。
<4>
異物除去具の端縁がアンビルロールの周面と当接する位置に引いた接線に対する、該異物除去具の当接角度を0度以上60度以下に設定して異物を除去する前記<1>ないし<3>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<5>
カッターロールの中心軸及びアンビルロールの中心軸を含む仮想面でアンビルロールの周面を仮想的に二分して、吸収体前駆体の搬送方向上流側に位置する半周面を一次側面とし、搬送方向下流側に位置する半周面を二次側面としたとき、異物除去具の端縁を、二次側面に当接させて異物を除去する<1>ないし<4>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
前記吸収体は、本体吸収性シート及び中央吸収性シートが複数層積層されてなる積層構造を有する前記<1>ないし<5>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<7>
前記吸収体は、本体吸収性シート及び中央吸収性シートが複数層積層されてなる積層構造を有し、
前記吸収体は、排泄部対向部に前記積層構造からなる多層部を有している前記<1>ないし<6>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<8>
前記多層部は、前記吸収体を構成する前記本体吸収性シート及び前記中央吸収性シートの積層枚数が、その周囲に位置する部分より多い部分である前記<7>に記載の吸収体の製造方法。
<9>
前記多層部は、その周囲に位置する部分よりも厚みも厚く、排泄部対向部Bに、前記吸収性物品の肌対向面側である前記表面シート側に突出した隆起部を形成している前記<7>又は<8>に記載の吸収体の製造方法。
<10>
前記吸収体は、前記本体吸収性シート及び前記中央吸収性シートの積層構造のみから構成されている前記<6>ないし<9>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
前記吸収体が主吸収体を有し、該主吸収体が、パルプを含む前記本体吸収性シートの折り畳み構造からなる前記<6>ないし<10>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<12>
前記吸収体は、その排泄部対向部に、該吸収体の縦方向Xへ長手方向を有するように延びるスリットである縦スリットが複数、分散した状態に形成されている前記<1>ないし<11>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<13>
各縦スリットは個々に独立している前記<12>に記載の吸収体の製造方法。
<14>
前記縦スリットは、前記吸収体をその厚み方向に向けて切り込むことで形成されている前記<12>又は<13>に記載の吸収体の製造方法。
<15>
前記吸収体は、本体吸収性シート及び中央吸収性シートが複数層積層されてなる積層構造を有し、
前記縦スリットは、前記吸収体を構成する前記本体吸収性シート及び前記中央吸収性シートの積層構造を貫通している前記<12>ないし<14>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
前記縦スリットが、前記吸収体4の上下に配される前記表面シート及び前記裏面シートに形成されていない前記<12>ないし<15>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<17>
前記縦スリットは、実質的に幅を有していない切り込みから形成されている前記<12>ないし<16>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<18>
前記吸収体は、排泄部対向部Bより後方に位置する後方部Cに、前記吸収性物品の縦方向Xと交差する方向へ長手方向を有するように延びる複数本の後方スリットを有する前記<1>ないし<17>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<19>
前記後方スリットは、前方部A側に向かって凸に湾曲した平面視形状を有している前記<18>に記載の吸収体の製造方法。
<20>
前記後方スリットは、前記吸収性物品の縦方向Xに間隔を開けて複数本形成されている前記<17>又は<18>に記載の吸収体の製造方法。
生理用ナプキン、使い捨ておむつ、失禁パッド又はパンティライナ等の吸収体の製造に適用される前記<1>ないし<20>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<22>
吸収体前駆体を一方向に向けて搬送させながら、該吸収体前駆体の厚み方向に向けて切り込みを入れて、スリットを有する吸収体を製造する装置であって、
周面に切断刃を有するカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受けるアンビルロールとを備え、
前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去するための異物除去具を、該アンビルロールの周面に当接するように配置した、吸収体の製造装置。
<23>
カッターロールの切断刃の先端角が40度以上90度以下である前記<22>に記載の吸収体の製造装置。
<24>
カッターロールを鉛直方向の上方側に配置し、アンビルロールを鉛直方向の下方側に配置した前記<22>又は<23>に記載の吸収体の製造装置。
<25>
異物除去具が板状体からなり、該異物除去具の端縁が、アンビルロールの中心軸よりも鉛直方向の下方に位置において、該アンビルロールの周面に当接するように該異物除去具を配置した前記<24>に記載の吸収体の製造装置。
異物除去具の端縁がアンビルロールの周面の周面と当接する位置に引いた接線に対する、該異物除去具の当接角度を0度以上60度以下に設定した前記<24>又は<25>に記載の吸収体の製造装置。
<27>
カッターロールの中心軸及びアンビルロールの中心軸を含む仮想面でアンビルロールの周面を仮想的に二分して、吸収体前駆体の搬送方向上流側に位置する半周面を一次側面とし、搬送方向下流側に位置する半周面を二次側面としたとき、異物除去具の端縁が、二次側面に当接するように該異物除去具を配置した前記<24ないし<26>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<28>
カッターロールの切断刃は、その先端角が2段階に変化している前記<22>ないし<27>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<29>
カッターロールの切断刃は、その最も先端の位置において、2つの斜辺L1,L1によって第1先端角θ1をなしており、また、その最も先端の位置から若干基部寄りの位置で、各斜辺L1に連なる別の斜辺L2,L2によって第2先端角θ2をなしている前記<28>に記載の吸収体の製造装置。
<30>
カッターロールの切断刃は、第1先端角θ1が、第2先端角θ2よりも大きくなっている前記<29>に記載の吸収体の製造装置。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
401 本体吸収性シート
402 中央吸収性シート
42 多層部
43 縦スリット
45 後方スリット
4a 吸収体前駆体(原反)
5 吸収性本体
60 切断装置
61 カッターロール
62 アンビルロール
63,64 切断刃
65 異物除去具
7 ウイング部
10 サイドシート
A 前方部
B 排泄部対向部
C 後方部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (11)
- 吸収体前駆体を一方向に向けて搬送させながら、該吸収体前駆体の厚み方向に向けて切り込みを入れて、実質的な幅を有していないスリットを有する吸収体を製造する方法であって、
周面に切断刃を有する鉛直方向の上方側に配置されたカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受ける鉛直方向の下方側に配置されたアンビルロールとで吸収体前駆体を挟圧し、該切断刃を該吸収体前駆体の厚み方向に沿って該吸収体前駆体内に進行させて、搬送方向に沿う前記スリットを形成する工程を有し、
前記カッターロールは、その回転方向に延在する切断刃を有し、該切断刃は、その先端角が2段階に変化しており、その最も先端の位置において、2つの斜辺によって第1先端角をなしており、また、その最も先端の位置から基部寄りの位置で、各斜辺に連なる別の斜辺によって第2先端角をなしており、第1先端角が、第2先端角よりも大きくなっており、
前記工程においては、前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去しながら、該スリットを形成する、吸収体の製造方法。 - 第1先端角が40度以上90度以下の切断刃を有するカッターロールを用いて前記スリットを形成する請求項1に記載の製造方法。
- 板状体からなる異物除去具を用い、該異物除去具の端縁を、アンビルロールの中心軸よりも鉛直方向の下方に位置において、該アンビルロールの周面に当接させて異物を除去する請求項1又は2に記載の吸収体の製造方法。
- 異物除去具の端縁がアンビルロールの周面と当接する位置に引いた接線に対する、該異物除去具の当接角度を0度以上60度以下に設定して異物を除去する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の吸収体の製造方法。
- カッターロールの中心軸及びアンビルロールの中心軸を含む仮想面でアンビルロールの周面を仮想的に二分して、吸収体前駆体の搬送方向上流側に位置する半周面を一次側面とし、搬送方向下流側に位置する半周面を二次側面としたとき、異物除去具の端縁を、二次側面に当接させて異物を除去する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の吸収体の製造方法。
- 吸収体前駆体を一方向に向けて搬送させながら、該吸収体前駆体の厚み方向に向けて切り込みを入れて、搬送方向に沿い且つ実質的な幅を有していないスリットを有する吸収体を製造する装置であって、
周面に切断刃を有するカッターロールと、該カッターロールの該切断刃を受けるアンビルロールとを備え、
前記カッターロールは、その回転方向に延在する切断刃を有し、該切断刃は、その先端角が2段階に変化しており、その最も先端の位置において、2つの斜辺によって第1先端角をなしており、また、その最も先端の位置から基部寄りの位置で、各斜辺に連なる別の斜辺によって第2先端角をなしており、第1先端角が、第2先端角よりも大きくなっており、
前記スリットの形成に起因してアンビルロールの周面に付着した異物を除去するための異物除去具を、該アンビルロールの周面に当接するように配置した、吸収体の製造装置。 - カッターロールの切断刃の第1先端角が40度以上90度以下である請求項6に記載の吸収体の製造装置。
- カッターロールを鉛直方向の上方側に配置し、アンビルロールを鉛直方向の下方側に配置した請求項6又は7に記載の吸収体の製造装置。
- 異物除去具が板状体からなり、該異物除去具の端縁が、アンビルロールの中心軸よりも鉛直方向の下方に位置において、該アンビルロールの周面に当接するように該異物除去具を配置した請求項8に記載の吸収体の製造装置。
- 異物除去具の端縁がアンビルロールの周面の周面と当接する位置に引いた接線に対する、該異物除去具の当接角度を0度以上60度以下に設定した請求項8又は9に記載の吸収体の製造装置。
- カッターロールの中心軸及びアンビルロールの中心軸を含む仮想面でアンビルロールの周面を仮想的に二分して、吸収体前駆体の搬送方向上流側に位置する半周面を一次側面とし、搬送方向下流側に位置する半周面を二次側面としたとき、異物除去具の端縁が、二次側面に当接するように該異物除去具を配置した請求項8ないし10のいずれか一項に記載の吸収体の製造装置。
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