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JP6358073B2 - 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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JP6358073B2 - 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンター、複写機、及びファクシミリ等の画像形成装置に用いられる、ビーム光を走査して画像を書き込み形成する光走査装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やプリンター等の電子写真方式を用いる画像形成装置では、帯電装置によって均一に帯電された感光体ドラムの表面に、入力された画像データに基づいて変調したビーム光(レーザー光)を照射して走査する光走査装置を備えており、この光走査装置によって形成された静電潜像が現像装置によってトナー像に現像され、さらにトナー像を記録紙等に転写し、定着装置により永久像とする画像形成プロセスが行われる。
このような光走査装置は、LD(レーザーダイオード)等の光源部、ポリゴンミラー、走査レンズ、平面ミラー等の光学部材をハウジング内に備えており、画像形成装置の構成ユニットの中でも精密性が高く、ポリゴンミラーの高速回転に伴う振動や温度上昇による熱変形等を考慮した構成にしておく必要がある。
例えば特許文献1には、下面が開放されたハウジングケースの天板内側に光走査装置の構成部品を予め装着し、ハウジングケースを左右一対の治具ブロックに載置したタイバーに固定した後、ハウジングケースをタイバーと共にプリンターのメインフレームに取付け固定する光走査装置の取付け構造が開示されている。
また、特許文献2には、光ビーム発生器と光偏向器とを含む複数の光学部品を保持した第1のフレームと、第1のフレームにおける最後段の光学部品から出力される光ビームを入射して画像形成面の存在する方向に射出する光ビーム方向変更手段を保持した第2のフレームと、第1のフレームに対して第2のフレームを位置決めした状態で両者を固定して一体化するフレーム一体化手段と、一体化した第1および第2のフレームを所定の不動部材に別個に固定するフレーム固定手段とを具備する光走査装置が開示されている。
また、特許文献3には、光学箱に設けられた複数の位置決め部のうち、高さ方向の位置決め固定を3点で行うとともに、この3点の位置決め部とは別に、弾性部材を介して高さ方向の押えを行うようにした光走査装置が開示されている。特許文献4には、光学箱をその支持手段に対して位置決めするための少なくとも1個の位置決めプレートを有し、該位置決めプレートが、互いに異なる向きに配設された第1および第2の位置決め部を備えており、第1または第2の位置決め部を用いて光学箱の位置決めを行なうように構成された光走査装置が開示されている。
特開平8−22175号公報 特開平8−244270号公報 特開平8−278670号公報 特開2000−10036号公報
従来、光走査装置の底面には、光走査装置を画像形成装置の本体フレーム上に固定するビスが締結される締結部や位置決め用のボスが設けられている。平面状の本体フレームに光走査装置を取り付ける場合、位置決め用のボスは、締結部に比べて光走査装置の底面に対する突出高さが大きくなるように形成される。
しかしながら、位置決め用のボスは通常、光走査装置の底面に2つだけ設けられるので、光走査装置の単体での姿勢が不安定になる。また、位置決め用のボスが他の部材と接触する可能性が高くなるので、位置決め用のボスが損傷する場合がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、光走査装置の単体での姿勢が不安定になるのを抑制するとともに、位置決め用のボスが損傷するのを抑制することが可能な光走査装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、ハウジングと、光源部と、ポリゴンミラーと、ポリゴンモーターと、を有し、被走査面を偏向走査する光走査装置である。ハウジングは、ハウジング本体と、ハウジング本体の開口部に装着される上蓋と、で構成される。光源部は、ハウジング本体に支持され、ビーム光を射出する。ポリゴンミラーは、ハウジング内に配置され、光源部から射出されるビーム光を偏向する。ポリゴンモーターは、ポリゴンミラーを回転駆動させる。ハウジング本体の底面には、画像形成装置本体の本体フレームの係合穴に係合してハウジングの位置決めを行う位置決めボスと、光走査装置の単体での姿勢を保持する3つ以上の姿勢保持突起と、が設けられている。姿勢保持突起のハウジング本体の底面に対する突出高さは、位置決めボスのハウジング本体の底面に対する突出高さよりも大きい。
本発明の第1の構成によれば、姿勢保持突起のハウジング本体の底面に対する突出高さは、位置決めボスのハウジング本体の底面に対する突出高さよりも大きい。これにより、ハウジング本体を載置したときに位置決めボスが他の部材と接触するのを抑制することができるので、位置決めボスが損傷するのを抑制することができる。
また、ハウジング本体の底面には、3つ以上の姿勢保持突起が設けられている。これにより、光走査装置の単体での姿勢が不安定になるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る光走査装置4a、4bが搭載された画像形成装置100の全体構成を示す概略図 光走査装置4aの内部構造を示す斜視図 光走査装置4aの内部構造を示す平面図 光走査装置4aの内部構造を模式的に示す側面断面図 光走査装置4aを裏面側から見た平面図 光走査装置4aを光源部43a、43b側から見た斜視図 光走査装置4aを光源部43a、43bの反対側から見た斜視図 光走査装置4aの光源部43a、43b側の断面図 光走査装置4a、4bが固定される本体フレーム19の斜視図 光走査装置4a、4bを本体フレーム19に固定した状態を示す斜視図 本発明の変形例の画像形成装置100の本体フレーム19に設けられた防振部材76周辺の構造を示す断面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、光走査装置4a、4bが搭載された画像形成装置100の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラー画像形成装置について示している。画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、さらに駆動手段(図示せず)により図1において時計回り方向に回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各感光体ドラム1a〜1dに当接しながら移動する中間転写ベルト8上に順次転写された後、二次転写ローラー9において転写紙P上に一度に転写され、さらに、定着部7において転写紙P上に定着された後、装置本体より排出される。感光体ドラム1a〜1dを図1において反時計回り方向に回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される転写紙Pは、画像形成装置100本体下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12a及びレジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、主に継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転可能に配設された各感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する光走査装置4a及び4bと、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像ユニット3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。光走査装置4a、4bは画像形成装置100の本体フレーム19にビス固定されている。
ユーザーにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで光走査装置4a及び4bによってレーザー光を照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像ユニット3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、光走査装置4a、4bからの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a〜6dと中間転写ベルト8との間に所定の転写電圧で電界が付与された後、一次転写ローラー6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面の残留トナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側の搬送ローラー10と、下流側の駆動ローラー11とに掛け渡されており、駆動モーター(図示せず)による駆動ローラー11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回り方向に回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラー対12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラー9へ搬送され、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラー画像が転写される。トナー像が転写された転写紙Pは定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13により加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、永久像とされる。定着部7においてフルカラー画像が定着された転写紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。転写紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラー対15によって排出トレイ17に排出される。
一方、転写紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した転写紙Pの大部分を排出トレイ17に排出した後、排出ローラー対15を逆回転させて再び装置内部に引き込む。引き込まれた転写紙Pは分岐部14で反転搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ローラー9に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラー9により転写紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
図2及び図3は、それぞれ本発明の光走査装置4aの内部構成を示す斜視図及び平面図であり、図4は、光走査装置4aの内部構造を模式的に示す側面断面図(図3のAA′矢視断面図)である。なお、図2及び図3では、光走査装置4aの内部が見えるように上蓋41bを取り外した状態を示している。また、ここでは光走査装置4aの構成について説明するが、光走査装置4bについても全く同様の構成である。
図2〜図4に示すように、光走査装置4aはハウジング本体41aと上蓋41bで構成されるハウジング41を有しており、ハウジング本体41aの略中央部にはポリゴンミラー42が配置されている。本実施形態では、ポリゴンミラー42は側面に6つの偏向面(反射面)を有する正六角形の回転多面鏡から成り、ポリゴンモーター51により所定の速度で回転する。ポリゴンモーター51はハウジング本体41aの底面に形成されたモーター位置決め穴52に嵌合している。
また、ハウジング本体41aの前面側(図3の下側)の側壁には2つの光源部43a、43bが配置されている。光源部43a、43bはLD(レーザーダイオード)で構成され、画像信号に基づき光変調したビーム光(レーザー光)D1、D2を射出する。
光源部43a、43bとポリゴンミラー42との間には、各光源部43a、43bに対応して設けられた2つのコリメーターレンズ44a、44bと、コリメーターレンズ44a、44bを通過したビーム光D1、D2をそれぞれ所定の光路幅とする2つの第1アパーチャ45a、45bと、第1アパーチャ45a、45bを通過した後、ビーム光D1、D2がそれぞれ通過する2つのシリンドリカルレンズ46a、46bと、シリンドリカルレンズ46a、46bを通過したビーム光D1、D2をそれぞれ所定の光路幅とする第2アパーチャ47a、47bが配置されている。
コリメーターレンズ44a、44bは光源部43a、43bから射出したビーム光D1、D2をそれぞれ略平行光束にするものであり、シリンドリカルレンズ46a、46bは副走査方向(図3の紙面と垂直な方向)にのみ所定の屈折力を有するものである。また、ハウジング本体41a内には走査レンズ48a、48bがポリゴンミラー42を挟んでそれぞれ対向配置されている。走査レンズ48a、48bはfθ特性を有しており、ポリゴンミラー42によって偏向反射されたビーム光を感光体ドラム1a〜1d(図1参照)上に結像させる。また、走査レンズ48a、48bから感光体ドラム1a〜1d(図1参照)までの各ビーム光D1、D2の光路上にはそれぞれ3つの平面ミラー(折り返しミラー)49a、49bが配置されている。
上記のように構成された光走査装置4aによるビーム光の走査動作について説明する。まず、図2及び図3に示すように、光源部43a、43bから射出されたビーム光D1、D2は、コリメーターレンズ44a、44bによって略平行光束とされ、第1アパーチャ45a、45bによって所定の光路幅とされる。次に、略平行光束となったビーム光D1、D2をシリンドリカルレンズ46a、46bに入射させる。シリンドリカルレンズ46a、46bに入射したビーム光D1、D2は、主走査断面においてはそのまま平行光束の状態で、副走査方向においては収束して射出され、第2アパーチャ47a、47bによって所定の光路幅とされた後、ポリゴンミラー42の偏向面に線像として結像する。
ポリゴンミラー42に入射されたビーム光D1、D2は、ポリゴンミラー42によって等角速度偏向された後、走査レンズ48a、48bによって等速度偏向される。走査レンズ48a、48bを通過したビーム光D1、D2は、図4に示すように、それぞれの光路に配置された平面ミラー49a、49bによって所定回数(ここでは3回)折り返され、上蓋41bに形成された窓部54を通過して感光体ドラム1c、1dへ配光される。光走査装置4bから射出されたビーム光も同様にして感光体ドラム1a、1bへ配光される。
図5は、光走査装置4aを裏面側から見た平面図、図6及び図7は、それぞれ光走査装置4aを光源部43a、43b側とその反対側から見た斜視図、図8は、光走査装置4aの光源部43a、43b側の断面図、図9は、光走査装置4a、4bが固定される本体フレーム19の斜視図である。図5〜図9を参照しながら、本体フレーム19に対する光走査装置4a、4bの取り付け構造について説明する。以下、光走査装置4aについて説明するが、光走査装置4bについても全く同様である。
図5に示すように、ハウジング本体41aの底面41aaには、第1締結部60a、第2締結部60b、第3締結部60cが設けられている。第1締結部60a〜第3締結部60cは、ハウジング本体41aの底面41aaから環状に突出しており、中央にはビス80(図7参照)が挿入される貫通穴が形成されている。3つの締結部(第1締結部60a〜第3締結部60c)は、底面が本体フレーム19に当接し、本体フレーム19に対するハウジング本体41aの高さ方向の位置決めを行う。
第1締結部60a、第2締結部60bは、底面41aaの光源部43a、43b側(図5の下側)に、光源部43a、43bを挟み込むように配置されている。第3締結部60cは、光源部43a、43bと反対側(図5の上側)に配置されている。これにより、ハウジング本体41aの光源部43a、43b側を本体フレーム19に安定して締結することができる。
底面41aaの光源部43a、43b側とその反対側(図5の上下端部)には、本体フレーム19に対するハウジング本体41aの面方向(水平方向)の位置決めを行う位置決めボス61a、61bが突設されている。位置決めボス61a、61bは、それぞれハウジング本体41aの幅方向(図5の左右方向)中央部に配置されている。また、位置決めボス61a、61bの底面41aaに対する突出高さは、第1締結部60a〜第3締結部60cの底面41aaに対する突出高さよりも大きい。
図6及び図7に示すように、底面41aaは、幅方向(図5の左右方向)中央部が光源部43a、43b側とその反対側とに亘って内側に凹んだ形状の冷却ダクト63が設けられている。冷却ダクト63は、光源部43a、43bと反対側に吸気口63aが形成され、光源部43a、43b側に排気口63bが形成されている。
図5に示したように、冷却ダクト63を底面41aa側から見たとき、中央部は大きく開口しており、光走査装置4aが本体フレーム19(図9参照)に固定されたとき本体フレーム19が冷却ダクト63の底面の一部を構成する。また、冷却ダクト63の両端部(吸気口63aと排気口63bの近傍)では底面41aaが橋渡し状に残されており、冷却ダクト63の底面の一部を構成している。そして、この橋渡し状の底面41aaに位置決めボス61a、61bが外向き(下向き)に突設されている。
冷却ファン(図示せず)によって発生した空気流が、吸気口63aから排気口63bに向かって(図5の矢印方向)冷却ダクト63内を流れることにより、冷却ダクト63内に突出するポリゴンモーター51(図4参照)を冷却する。これにより、ポリゴンモーター51からの放熱によるハウジング本体41aの熱変形を抑制することができる。
また、底面41aaの光源部43a、43b側とその反対側(図5の上下端部)には、光走査装置4aの単体での姿勢を保持する姿勢保持突起62a、62b、64aおよび64bが突設されている。姿勢保持突起62a、62bは、底面41aaの光源部43a、43b側(図5の下側)に、冷却ダクト63に隣接して配置されている。姿勢保持突起64a、64bは、底面41aaの光源部43a、43bと反対側(図5の上側)に、ハウジング本体41aの幅方向(図5の左右方向)の両端部に配置されている。
姿勢保持突起62a、62b、64aおよび64bの底面41aaに対する突出高さは、位置決めボス61a、61bの底面41aaに対する突出高さよりも大きい。なお、姿勢保持突起62a、62b、64aおよび64bの底面41aaに対する突出高さは、互いに略同じである。
図8に示すように、ハウジング本体41aの内部には、感光体ドラム1c、1dの表面(被走査面)に対する光路ずれ(スキュー)を調整するためのスキュー調整機構(ミラー調整機構)90が設けられている。スキュー調整機構90は、調整ツマミ90a、90b(図6参照)を所定方向に回転させることで、窓部54の直近に配置された平面ミラー49a、49bの長手方向の一端側に当接する押圧部材を平面ミラー49a、49bの反射面に対して垂直方向に往復移動させ、平面ミラー49a、49bの長手方向の傾きを調整する。さらに、光走査装置4aの上面(上蓋41b)には、窓部54を清掃する清掃部材(図示せず)を窓部54に沿って往復移動させるスクリュー70が設けられている。
ハウジング本体41aの底面41aaのうちのスキュー調整機構90が設けられた部分は、スキュー調整機構90との接触を回避するために外側(下側)に突出した台形状の突出部となっている。そして、この突出部は、姿勢保持突起62a、62bを兼ねている。
本体フレーム19は板金製であり、図9に示すように、光走査装置4aを設置したときハウジング本体41aの第1締結部60a〜第3締結部60cに対向する位置には、ビス80が締結されるビス締結穴71a〜71cが形成されている。また、ハウジング本体41aの位置決めボス61a、61bに対向する位置には、位置決めボス61a、61bが係合する係合穴73a、73bが形成されている。
また、ハウジング本体41aの姿勢保持突起62a、62b、64a、64bに対向する位置には、姿勢保持突起62a、62b、64a、64bが嵌め込まれる開口穴72a、72b、74a、74bが形成されている。開口穴(第1開口穴)72a、72bは、姿勢保持突起62a、62bが嵌り込んだ状態で空気流が通過可能で、かつ、冷却ダクト63と連通するように形成されている。
光走査装置4aを本体フレーム19に取り付ける際は、先ずハウジング本体41a内のポリゴンミラー42、光源部43a、43b、アパーチャ47a、47b、走査レンズ48a、48b等の位置決めを行った後、ハウジング本体41aを本体フレーム19上に載置する。そして、ハウジング本体41aの姿勢保持突起62a、62b、64a、64bを本体フレーム19の開口穴72a、72b、74a、74bに嵌め込むとともに、ハウジング本体41aの位置決めボス61a、61bを本体フレーム19の係合穴73a、73bに係合させる。これにより、ハウジング本体41aが本体フレーム19に対して位置決めされる。その後、第1締結部60a〜第3締結部60cと本体フレーム19のビス締結穴71a〜71cとをビス80により締結することにより、光走査装置4aが本体フレーム19に固定される。
同様の手順により光走査装置4bの取り付けを行い、本体フレーム19に対する光走査装置4a、4bの取り付けを完了する。本体フレーム19に光走査装置4a、4bが固定された状態を図10に示す。
本実施形態では、上記のように、姿勢保持突起62a、62b、64a、64bのハウジング本体41aの底面41aaに対する突出高さは、位置決めボス61a、61bのハウジング本体41aの底面41aaに対する突出高さよりも大きい。これにより、ハウジング本体41aを載置したときに位置決めボス61a、61bが他の部材と接触するのを抑制することができるので、位置決めボス61a、61bが損傷するのを抑制することができる。
また、ハウジング本体41aの底面41aaには、3つ以上(ここでは4つ)の姿勢保持突起62a、62b、64a、64bが設けられている。これにより、光走査装置4a、4bの単体での姿勢が不安定になるのを抑制することができる。
また、上記のように、ハウジング本体41aの底面41aaのうちのスキュー調整機構90が設けられた部分を、スキュー調整機構90との接触を回避するために外側に突出した突出部にする。これにより、ハウジング本体41a全体が高くなるのを抑制することができるので、画像形成装置100が大型化するのを抑制することができる。また、突出部は姿勢保持突起62a、62bを兼ねるので、光源部43a、43b側に姿勢保持突起を別途設ける場合に比べて構造を簡素化することができる。
また、上記のように、位置決めボス61a、61bのハウジング本体41aの底面41aaに対する突出高さは、第1締結部60a〜第3締結部60cのハウジング本体41aの底面41aaに対する突出高さよりも大きい。これにより、第1締結部60a〜第3締結部60cが他の部材と接触するのを十分に抑制することができるので、第1締結部60a〜第3締結部60cが損傷するのを十分に抑制することができ、高さ方向の位置決め精度を確保することができる。
また、上記のように、本体フレーム19には、姿勢保持突起62a、62b、64a、64bが嵌り込む開口穴72a、72b、74a、74bが設けられている。これにより、光走査装置4a、4bを本体フレーム19の取付位置に配置した状態で、姿勢保持突起62a、62b、64a、64bが本体フレーム19に接触するのを回避し、位置決めボス61a、61bを本体フレーム19の係合穴73a、73bに係合させてハウジング41の位置決めを容易に行うことができる。また、開口穴72a、72bは、突出部(姿勢保持突起62a、62b)が嵌り込んだ状態で空気流が通過可能で、かつ、冷却ダクト63と連通するように形成されている。これにより、開口穴72a、72bは冷却ダクト63内を通過する空気流の風抜き穴として機能し、冷却ダクト63内で空気流の流れが低下する(悪くなる)のを抑制することができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、2つの光源部43a、43bを備えた2ビーム方式の光走査装置4a、4bについて説明したが、本発明は2ビーム方式の光走査装置に限らず、4つの光源部を備えた4ビーム方式の光走査装置や、モノクロ複写機やモノクロプリンターに搭載されるシングルビーム方式の光走査装置にも全く同様に適用することができる。
また、光走査装置4a、4bの振動を抑制するように構成してもよい。この場合、例えば、図11に示した本発明の変形例の画像形成装置100のように、姿勢保持突起を利用して光走査装置4a、4bの振動を抑制してもよい。具体的には、本体フレーム19の開口穴74a、74bに環状の弾性部材からなる防振部材76を取り付け、防振部材76の中央部の貫通穴に姿勢保持突起64a、64bを嵌め込んで接触させる。このように構成すれば、ポリゴンミラー42を高速回転させた場合であっても、その振動を防振部材76によって吸収することができるので、ハウジング41の振動によるジッター(画像乱れ)の発生を抑制することができる。
本発明は、プリンター、複写機、及びファクシミリ等の画像形成装置に用いられる、ビーム光を走査して画像を書き込み形成する光走査装置に利用可能である。
19 本体フレーム
4a、4b 光走査装置
41 ハウジング
41a ハウジング本体
41aa 底面
41b 上蓋
42 ポリゴンミラー
43a、43b 光源部
49a、49b 平面ミラー(折り返しミラー)
51 ポリゴンモーター
60a 第1締結部(締結部)
60b 第2締結部(締結部)
60c 第3締結部(締結部)
61a、61b 位置決めボス
62a、62b 姿勢保持突起(突出部)
63 冷却ダクト
64a、64b 姿勢保持突起
72a、72b 開口穴(第1開口穴)
73a、73b 係合穴
74a、74b 開口穴(第2開口穴)
76 防振部材
80 ビス
90 スキュー調整機構(ミラー調整機構)
100 画像形成装置
D1、D2 ビーム光

Claims (5)

  1. ハウジング本体と、該ハウジング本体の開口部に装着される上蓋と、で構成されるハウジングと、
    前記ハウジング本体に支持され、ビーム光を射出する光源部と、
    前記ハウジング内に配置され、前記光源部から射出されるビーム光を偏向するポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転駆動させるポリゴンモーターと、
    を有し、被走査面を偏向走査する光走査装置において、
    前記ハウジング本体の底面には、画像形成装置本体の本体フレームの係合穴に係合して前記ハウジングの位置決めを行う位置決めボスと、前記光走査装置の単体での姿勢を保持する3つ以上の姿勢保持突起と、が設けられており、
    前記姿勢保持突起の前記ハウジング本体の底面に対する突出高さは、前記位置決めボスの前記ハウジング本体の底面に対する突出高さよりも大きく、
    前記ハウジングには、ビーム光を折り返して前記被走査面へ導く折り返しミラーと、前記折り返しミラーの長手方向の傾きを調整するミラー調整機構と、が設けられており、
    前記ハウジング本体の底面のうちの前記ミラー調整機構が設けられた部分は、前記ミラー調整機構との接触を回避するために外側に突出した突出部となっており、
    前記突出部は、前記姿勢保持突起を兼ねており、
    前記ミラー調整機構は前記折り返しミラーの下方に設けられており、
    前記突出部は、前記折り返しミラーと前記ミラー調整機構のうち、前記ミラー調整機構に対応する部分だけに設けられ、
    前記突出部の断面は台形状であることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記ハウジング本体の底面には、前記ハウジング本体を前記画像形成装置本体の前記本体フレーム上に固定するビスが締結される締結部が設けられており、
    前記位置決めボスの前記ハウジング本体の底面に対する突出高さは、前記締結部の前記ハウジング本体の底面に対する突出高さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 請求項1または2に記載の光走査装置と、前記光走査装置が載置される本体フレームと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 走査装置と、前記光走査装置が載置される本体フレームと、を備え、
    前記光走査装置は、
    ハウジング本体と、該ハウジング本体の開口部に装着される上蓋と、で構成されるハウジングと、
    前記ハウジング本体に支持され、ビーム光を射出する光源部と、
    前記ハウジング内に配置され、前記光源部から射出されるビーム光を偏向するポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転駆動させるポリゴンモーターと、
    を有し、被走査面を偏向走査し、
    前記ハウジング本体の底面には、画像形成装置本体の本体フレームの係合穴に係合して前記ハウジングの位置決めを行う位置決めボスと、前記光走査装置の単体での姿勢を保持する3つ以上の姿勢保持突起と、が設けられており、
    前記姿勢保持突起の前記ハウジング本体の底面に対する突出高さは、前記位置決めボスの前記ハウジング本体の底面に対する突出高さよりも大きく、
    前記ハウジングには、ビーム光を折り返して前記被走査面へ導く折り返しミラーと、前記折り返しミラーの長手方向の傾きを調整するミラー調整機構と、が設けられており、
    前記ハウジング本体の底面のうちの前記ミラー調整機構が設けられた部分は、前記ミラー調整機構との接触を回避するために外側に突出した突出部となっており、
    前記突出部は、前記姿勢保持突起を兼ねており、
    前記ハウジングには、前記ポリゴンモーターを冷却する空気流が通過する冷却ダクトが設けられており、
    前記本体フレームには、前記突出部が嵌り込む第1開口穴が設けられており、
    前記第1開口穴は、前記突出部が嵌り込んだ状態で空気流が通過可能で、かつ、前記冷却ダクトと連通するように形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記ハウジング本体の底面には、前記姿勢保持突起が嵌り込む第2開口穴が設けられており、
    前記第2開口穴には、前記姿勢保持突起に接触する防振部材が設けられていることを特徴とする請求項またはに記載の画像形成装置。
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