JP6362437B2 - Auxiliary sheet for nursing diapers - Google Patents
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Description
本発明は、使用者の少なくとも尻部を覆う介護おむつの内側に貼付けて使用する介護おむつ用補助シートに関する。 The present invention relates to an auxiliary sheet for a nursing diaper that is used by being attached to the inside of a nursing diaper that covers at least the buttocks of a user.
従来、使用者(被介護者)の介護等に用いる使い捨ての介護おむつは広く知られているが、このような介護おむつは、使用者の排泄物が使用者自身の身体にも大量に付着してしまうため、介護者はおむつ交換する際に、身体に付着した排泄物を拭き取る作業が必要になる。このように、介護者にとってはできるだけ避けたい作業が強いられることになり、この作業に伴う介護者の労力や時間の浪費、更には、排泄物の付着に伴う使用者における肉体的及び精神的な不快感も無視できない。しかも、使用者の身体に付着した排泄物を拭き取る際にはペーパーやタオル等を必要とするため、この際に使用するペーパー或いはタオルを濯ぐ水等の無駄な消費を招く問題があるとともに、特に、このような作業は毎日繰り返し行われることから、ペーパーや水等の頻繁な消費は資源の節減、更には経済的な面からも不利になる問題があった。 Conventionally, disposable care diapers used for the care of users (caregivers) are widely known. However, such care diapers have a large amount of user's excrement attached to the user's own body. Therefore, the caregiver needs to wipe off excrement adhered to the body when changing the diaper. In this way, caregivers are forced to perform work that they want to avoid as much as possible, and the caregiver's labor and time associated with this work are further wasted, as well as the physical and mental health of the user accompanying excrement deposits. Discomfort cannot be ignored. In addition, when wiping the excrement adhered to the user's body, paper and towels are required, so there is a problem that causes wasteful consumption of water or the like for rinsing the paper or towel used at this time, In particular, since such operations are repeated every day, frequent consumption of paper, water, and the like has a problem in that it is disadvantageous from the viewpoint of saving resources and economically.
一方、この問題を解決するためのおむつ用の各種補助シート(補助具,インナシート部)も提案されており、特許文献1には、使用者の少なくとも尻部を覆うおむつ本体の内側に重ねて使用するおむつ用補助具であって、おむつ本体の内側或いは使用者の腰部に固定する帯状部と、この帯状部から延出し、使用者に装着した際に尻部を覆うとともに、使用者の肛門部に対応する位置に形成した排泄物が通過可能な開孔部を有するカバー部と、このカバー部から延出し、使用者の股下を通すことにより使用者の腹部に位置する帯状部に固定可能な少なくとも一つのバンド部とを、シート部材により一体に形成したおむつ用補助具が開示され、また、特許文献2には、使用者に装着した際に尻部を覆うとともに、使用者の肛門部に対応する位置に形成した排泄物が通過可能な開孔部を設けたカバー部であって、このカバー部を、少なくとも型崩れしない又は型崩れしにくい紙素材を使用し、かつ尻部の少なくとも一部の形状に沿った型により成形した成形体として形成したおむつ用補助具が開示され、さらに、特許文献3には、左シート部と右シート部を有し、かつ左シート部と右シート部間に、隙間をゼロにした前後方向のスリットを設け、スリット部の両側に位置する各内端辺部にゴム素材を含ませることによりそれぞれ前後方向に伸縮可能な弾性伸縮部として形成するとともに、この弾性伸縮部以外の部位をそれぞれギャザー部として形成し、左シート部と右シート部における少なくとも前端辺部と後端辺部を、それぞれおむつ本体部の内面に対して後付け可能又は固着可能に構成してなる全体を紙素材により形成したインナシート部が開示されている。
On the other hand, various auxiliary sheets for diapers for solving this problem (auxiliary tool, inner sheet part) have also been proposed, and in
しかし、上述した従来の補助シート(おむつ用補助具,インナシート部)は、次のような解決すべき課題も残されていた。 However, the above-described conventional auxiliary sheet (diaper auxiliary tool, inner sheet part) still has the following problems to be solved.
第一に、従来の補助具を付設したおむつであっても、寝た状態の使用者に対して使用するため、おむつの装着状態及び排泄物の質や量等によって身体への付着を回避することは容易でなく、現実には少なからず付着が発生する。したがって、身体への付着量を如何に少なくするかが重要な技術的課題となるが、従来のおむつやその補助具は、付着量を如何に少なくするの観点からのアプローチ(改良)に関しては必ずしも十分であるとは言えず、更なる改善の余地があった。 First, even diapers fitted with conventional aids are used for sleeping users, so avoid attachment to the body depending on the wearing state of diapers and the quality and quantity of excreta. This is not easy, and in actuality, there is a considerable amount of adhesion. Therefore, how to reduce the amount of adhesion to the body is an important technical issue, but conventional diapers and their aids are not necessarily related to the approach (improvement) from the viewpoint of how to reduce the amount of adhesion. It was not enough and there was room for further improvement.
第二に、この種のおむつや補助具は毎日使用するため、使用者の経済的負担を少なくする観点からは製造面のコストダウンを図ることも重要な課題となり、できるだけ構造及び製造工程をシンプル化することが望ましい。一方、使用者は寝た状態で長時間使用するため、おむつや補助具を装着した際における使用者の快適性も無視できない重要な課題となる。しかし、この種の補助具(補助シート)の場合、コストダウンを図るには装着快適性が犠牲になり、他方、装着快適性を高めるためにはコストアップを招くなど、装着快適性とコストダウンの双方を両立させることは容易でない難点があった。 Secondly, since these types of diapers and aids are used every day, it is also important to reduce manufacturing costs from the viewpoint of reducing the economic burden on the user, and the structure and manufacturing process are as simple as possible. It is desirable to make it. On the other hand, since a user uses for a long time in a sleeping state, the user's comfort when wearing a diaper or an auxiliary tool is an important issue that cannot be ignored. However, in the case of this type of auxiliary tool (auxiliary seat), wearing comfort is sacrificed in order to reduce the cost, while on the other hand, in order to increase wearing comfort, the cost is increased and the wearing comfort and cost are reduced. It was not easy to make both of them compatible.
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した介護おむつ用補助シートの提供を目的とするものである。 The object of the present invention is to provide an auxiliary sheet for a nursing diaper that solves such problems in the background art.
本発明は、上述した課題を解決するため、使用者Hの少なくとも尻部Hhを覆う介護おむつ20の内面20iに貼付けて使用する介護おむつ用補助シート1を構成するに際して、不織布Cを用いたシート材Scの左右方向Fwにおける複数の位置に対して、前後方向Fsに沿ってゴム糸3を縫い付けてなる複数の縫付部J1,J2,J3…を設けることにより、シート材Scが前後方向Fsに伸縮できるように全体をギャザー状かつ全体を矩形状に形成するとともに、左右方向Fw中央位置Xcにおける前後方向Fsに、排泄物Eが通過可能な長さLsに選定したスリット4を形成してなるシート本体部2と、このシート本体部2の肌接触面2sの裏面となる非接触面2nにおける前端辺2nfの近傍に、当該前端辺2nfに沿って設けた所定幅Lcの前接着部5fと、当該非接触面2nにおける後端辺2nrの近傍に、当該後端辺2nrに沿って設けた所定幅Lcの後接着部5rとを備え、複数の縫付部J1,J2,J3…には、少なくともスリット4の左右両側近傍にそれぞれ配した左右一対の内縫付部J1,J2と、シート本体部2の左右端辺2p,2q近傍にそれぞれ設け、かつ他の位置の縫付部J7…に対して相対的に弾発力を大きく設定した左右一対の外縫付部JP,JQとを含ませてなることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a sheet using a nonwoven fabric C when the
この場合、発明の好適な態様により、シート材Scは、一枚又は複数枚を重ね合わせて用いることができる。また、縫付部J1,J2…には、シート本体部2における非接触面2nに配したゴム糸3…と、このゴム糸3…をシート本体部2に縫い付ける天然繊維糸11…とを用いることができる。さらに、外縫付部JP…は、左右端辺2p,2q近傍にそれぞれ設けた複数の縫付部J3,J4…により構成し、かつ当該外縫付部JP…を構成する複数の縫付部J3,J4…の間隔Lp…を、当該外縫付部JP…以外の縫付部7,8…の間隔よりも狭くすることにより弾発力を大きく設定することができる。一方、スリット4は、排泄物Eが通過可能な長さLsとなる概ね7〜8〔cm〕程度を選定するとともに、スリット4の前後方向中央位置は、シート本体部2の前後方向中央位置よりも前方向Ffの位置Xsを選定することができる。
In this case, according to a preferred aspect of the invention, the sheet material Sc can be used by superimposing one sheet or a plurality of sheets. Further, the sewing parts J1, J2... Are provided with
このような構成を有する本発明に係る介護おむつ用補助シート1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
According to the assisting diaper
(1) 要部の構成として、シート本体部2の肌接触面2sの裏面となる非接触面2nにおける前端辺2nfの近傍に、当該前端辺2nfに沿って設けた所定幅Lcの前接着部5fと、当該非接触面2nにおける後端辺2nrの近傍に、当該後端辺2nrに沿って設けた所定幅Lcの後接着部5rとを備え、複数の縫付部J1,J2,J3…には、少なくともスリット4の左右両側近傍にそれぞれ配した左右一対の内縫付部J1,J2と、シート本体部2の左右端辺2p,2q近傍にそれぞれ設け、かつ他の位置の縫付部J7…に対して相対的に弾発力を大きく設定した左右一対の外縫付部JP,JQとを含ませてなるため、一般的な介護おむつ20を使用する場合であっても、当該介護おむつ20を使用しつつ、排泄物Eが使用者H自身の身体に付着する不具合を解消又は大幅に低減できる。
(1) As a configuration of the main part, a front adhesive portion having a predetermined width Lc provided along the front end side 2nf in the vicinity of the front end side 2nf in the
(2) 補助シート1は、不織布Cを用いたシート材Scの左右方向Fwにおける複数の位置に対して、前後方向Fsに沿ってゴム糸3を縫い付けてなる複数の縫付部J1,J2,J3…を設けることにより、シート材Scが前後方向Fsに伸縮できるように全体をギャザー状かつ全体を矩形状に形成するとともに、左右方向Fw中央位置Xcにおける前後方向Fsに、排泄物Eが通過可能な長さLsに選定したスリット4を形成してなるシート本体部2を、主要部の構成とするため、構造のシンプル化及び製造工程のシンプル化を実現できるとともに、全体を簡易なギャザー状としたことによる装着時の快適性を確保できるなど、装着快適性とコストダウンの双方を両立させることができる。
(2) The
(3) 好適な態様により、シート材Scは、一枚又は複数枚を重ね合わせて用いることができる。このように、使用するシート材Sc…の枚数は任意に選択できるため、装着快適性の度合とコストダウンの度合を容易に調整でき、もって、商品グレードの多様化も容易に実現できる。 (3) According to a preferred embodiment, the sheet material Sc can be used by superimposing one sheet or a plurality of sheets. Thus, since the number of sheet materials Sc to be used can be arbitrarily selected, the degree of wearing comfort and the degree of cost reduction can be easily adjusted, and diversification of product grades can be easily realized.
(4) 好適な態様により、縫付部J1,J2,J3…に、シート本体部2における非接触面2nに配したゴム糸3…と、このゴム糸3…をシート本体部2に縫い付ける天然繊維糸11…とを用いれば、必要な伸縮性を確保しつつ、ゴム糸3…が使用者Hの肌に直接当たる不具合を回避できる。
(4) According to a preferred embodiment, the
(5) 好適な態様により、外縫付部JP…を、左右端辺2p,2q近傍にそれぞれ設けた複数の縫付部J3,J4…により構成し、かつ当該外縫付部JP…を構成する複数の縫付部J3,J4…の間隔Lp…を、当該外縫付部JP…以外の縫付部7,8…の間隔よりも狭くすることにより弾発力を大きく設定すれば、共通形式による縫付部J1…を設ける場合であっても、各縫付部(J3…)の位置及び間隔を選定することにより使用者Hの肌に対する圧接力(密着力)を設定できるため、外縫付部JP…からの排泄物Eの漏れを容易かつ有効に阻止できる。
(5) According to a preferred embodiment, the outer sewing portion JP is constituted by a plurality of sewing portions J3, J4, which are provided in the vicinity of the left and
(6) 好適な態様により、スリット4を形成するに際し、排泄物Eが通過可能な長さLsとなる概ね7〜8〔cm〕程度を選定するとともに、スリット4の前後方向中央位置は、シート本体部2の前後方向中央位置よりも前方向Ffの位置Xsを選定すれば、排泄物Eの通過を許容する第一の機能と後戻りを阻止する第二の機能を有するスリット4を実現できるとともに、特に、左右一対の内縫付部J1,J2と組合わせることにより、第一の機能と第二の機能の双方を実現する際の最適化も容易に行うことができる。
(6) When the
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, preferred embodiments according to the present invention will be given and described in detail with reference to the drawings.
まず、本実施形態に係る介護おむつ用補助シート1の構成及び製造方法について、図1〜図3を参照して説明する。
First, the structure and manufacturing method of the nursing diaper
図1は、介護おむつ用補助シート1の全体構成を示すとともに、使用者Hの肌に接触する面、即ち、肌接触面2sの裏面となる非接触面2nを示す。したがって、図1に示す非接触面2nは、後述する介護おむつ20の内面20iに貼り付ける面となる。補助シート1は、基本的な構成として、全体が矩形状をなすシート本体部2と、このシート本体部2における非接触面2nの前端辺2nfの近傍に設けた前接着部5fと、同非接触面2nの後端辺2nrの近傍に設けた後接着部5rと、を備える。
FIG. 1 shows the entire configuration of the assisting diaper
シート本体部2は、不織布Cを用いたシート材Scの左右方向Fwにおける複数の位置に対して、前後方向Fsに沿ってゴム糸3を縫い付けた複数の縫付部J1,J2,J3,…J9,J10を設けることにより、シート材Scが前後方向Fsに伸縮できるように全体をギャザー状に製作する。シート材Scに用いる不織布Cの種類としては、特に、特定の素材に限定するものではないが、低コスト性に優れ、かつ肌触り性の良好な不織布が望ましい。一例としては、レンゴー・ノンウーブン・プロダクツ株式会社製のサーマルボンド不織布(商品名)を用いることができる。この不織布は、原綿として、プラスチック短繊維をノーバインダーかつ熱融着により不織布に加工したものであり、衛生的かつ柔軟性に優れている。
The
また、本実施形態におけるシート本体部2は、図2に示すように、二枚のシート材Sc,Scを、重ね合わせて使用する。この場合、使用するシート材Sc…の枚数は任意である。例示のように、二枚のシート材Sc…を使用することが、装着快適性とコストダウンの双方を両立させる観点からは最も望ましい実施形態となるが、その他、一枚であってもよいし、必要に応じて三枚以上であってもよい。このように、使用するシート材Sc…の枚数は任意に選択できるため、装着快適性の度合とコストダウンの度合を容易に調整でき、もって、商品グレードの多様化も容易に実現できる利点がある。
Further, as shown in FIG. 2, the sheet
一方、縫付部J1には、シート本体部2における非接触面2nに配したゴム糸3と、このゴム糸3をシート本体部2に縫い付ける木綿糸等の天然繊維糸11とを用いる。したがって、縫い付けを行う際には、ゴム糸3又は天然繊維糸11の一方を上糸とし、他方を下糸としてミシン等の縫付機にセットする。そして、重ね合わせた二枚のシート材Sc,Scにおける左右方向Fwにおける予め設定した位置に対して、前後方向Fsに沿って縫い付けを行う。この際、二枚のシート材Sc,Scは、前後方向に弛ませた状態にする。これにより、図1及び図2に示すように、シート本体部2(シート材Sc…)における非接触面2nにゴム糸3が配され、かつ肌接触面2sには天然繊維糸11が露出する。なお、例示の場合、図3に示すように、十本の縫付部J1…J10をそれぞれ予め設定した位置に設けるため、他の縫付部J2…J10も上述した縫付部J1と同様に設けることができる。このように、縫付部J1,J2,J3…に、シート本体部2における非接触面2nに配したゴム糸3…と、このゴム糸3…をシート本体部2に縫い付ける天然繊維糸11…とを用いれば、必要な伸縮性を確保しつつ、ゴム糸3…が使用者Hの肌に直接当たる不具合を回避できる利点がある。
On the other hand, a
シート材Sc…上における各縫付部J1…J10の位置は予め設定し、設定した位置に各縫付部J1…J10を設ける。例示の場合、図1及び図3に示すように、各縫付部J1…J10を設けた後に、シート本体部2の左右方向Fwにおける中央位置に、前後方向Fsに沿ったスリット4を形成するため、シート本体部2の左右方向Fwにおける中央位置には、左右一対の内縫付部J1とJ2による縫付部位JMを設ける。これにより、スリット4の左側近傍の位置に一方の内縫付部J1が配され、かつスリット4の右側近傍の位置に他方の内縫付部J2が配される。
The positions of the respective sewing portions J1... J10 on the sheet material Sc... Are set in advance, and the respective sewing portions J1. In the case of illustration, as shown in FIGS. 1 and 3, the
また、シート本体部2(シート材Sc…)の左端辺2p近傍に、他の位置の縫付部J7…に対して相対的に弾発力を大きく設定した外縫付部JPを設け、かつシート本体部2における右端辺2q近傍に、他の位置の縫付部J9…に対して相対的に弾発力を大きく設定した外縫付部JQを設ける。この場合、外縫付部JPは、複数(例示は二本)の縫付部J3とJ4により構成し、この縫付部J3とJ4の間隔Lpを狭くすることにより弾発力を大きく設定するとともに、他方の外縫付部JQも同様に、複数(例示は二本)の縫付部J5とJ6により構成し、この縫付部J5とJ6の間隔(Lp)を狭くすることにより弾発力を大きく設定する。このように設定すれば、共通形式による縫付部J1…を設ける場合であっても、各縫付部(J3…)の位置及び間隔を選定することにより使用者Hの肌に対する圧接力(密着力)を設定できるため、外縫付部JP…からの排泄物Eの漏れを容易かつ有効に阻止できる利点がある。したがって、例示の場合、外縫付部JPと内縫付部J1間には縫付部J7,J8を設けるが、外縫付部JPと縫付部J7の間隔、縫付部J7とJ8の間隔,縫付部J8とJ1の間隔は、いずれも外縫付部JPを構成する縫付部J3とJ4の間隔Lpよりも広くなる。同様に、外縫付部JQと内縫付部J2間には、縫付部J9,J10を設けるが、外縫付部JQと縫付部J10の間隔、縫付部J10とJ9の間隔,縫付部J9とJ2の間隔は、いずれも外縫付部JQを構成する縫付部J5とJ6の間隔(Lp)よりも広くなる。
Further, an outer sewing part JP having a relatively large elasticity relative to the sewing parts J7 at other positions is provided in the vicinity of the left end side 2p of the sheet main body part 2 (sheet material Sc ...), and In the vicinity of the
縫付部J1…J10を設けたなら、シート材Sc,Scを、例えば一対の平坦板の間に挟んで面直角方向に加圧する。これにより、シート材Sc,Scの弛んだ部分は押し潰され、図2に示すように、多数の個所が部分的に潰れた状態となり、全体がギャザー状に形成される。即ち、シート材Sc…(シート本体部2)は、ゴム糸3…により前後方向Fsに弾性伸縮可能になるとともに、シート材Sc…は伸縮に追従可能になる。この際、伸張時の長さは、伸張前(引張る前)の長さに対して、概ね1.5倍程度伸張できるように設定することが望ましい。
If the sewing parts J1... J10 are provided, the sheet materials Sc and Sc are pressed between the pair of flat plates, for example, in a direction perpendicular to the plane. As a result, the loose portions of the sheet materials Sc, Sc are crushed, and as shown in FIG. 2, a large number of portions are partially crushed, and the whole is formed in a gather shape. That is, the sheet material Sc (sheet body portion 2) can be elastically expanded and contracted in the front-rear direction Fs by the
以上の工程が終了したなら、図1及び図3に示すように、シート本体部2の左右方向Fwにおける中央位置に、前後方向Fsに沿ったスリット4を形成する。スリット4を形成するに際しては、所定のカッター等を用いて単純に切込み形成すれば足りる。また、スリット4は、排泄物Eが通過可能な長さLsを選定するとともに、スリット4の前後方向中央位置は、シート本体部2の前後方向中央位置よりも前方向Ffの位置Xsを選定する。このように選定すれば、排泄物Eの通過を許容する第一の機能と後戻りを阻止する第二の機能を有するスリット4を実現できるとともに、特に、左右一対の内縫付部J1,J2と組合わせることにより、第一の機能と第二の機能の双方を実現する際の最適化も容易に行える利点がある。具体的には、縫付部位JM内にスリット4が形成されるため、スリット4の左側近傍に内縫付部J1が位置するとともに、スリット4の右側近傍に内縫付部J2が位置し、シート本体部2を前後方向Fsに伸張させた状態では、スリット4の両側に設けた内縫付部J1とJ2の伸張により、スリット4は隙間なく閉じた状態となる。以上により、シート本体部2を得ることができる。
When the above steps are completed, as shown in FIGS. 1 and 3, the
なお、シート本体2における好適なディメンションの一例を図3に示す。左右方向Fwの幅寸法Lwは、概ね20〔cm〕程度を選定できる。また、幅寸法Lwは変更することなしに、前後方向Fsの長さ寸法Lmをサイズにより変更する。即ち、Mサイズの場合は、概ね35〔cm〕程度に選定し、SサイズやLサイズは、Mサイズを基準にしてサイズ変更する。さらに、スリット4の長さLsは概ね7〜8〔cm〕程度を選定するとともに、シート本体2における前端辺2nfとスリット4の間隔Lfは、2〜3〔cm〕程度に選定する。
An example of suitable dimensions in the
他方、シート本体2には、前接着部5fと後接着部5rを設ける。具体的には、シート本体部2における使用者の肌に接触する肌接触面2s(ゴム糸3…が存在しない面)の裏面となる非接触面2nであって、この非接触面2nにおける前端辺2nfの近傍に、当該前端辺2nfに沿った所定幅Lcの前接着部5fを設けるとともに、当該非接触面2nにおける後端辺2nrの近傍に、当該後端辺2nrに沿った所定幅Lcの後接着部5rを設ける。前接着部5fと後接着部5rには、例えば、所定幅Lcが10〜20〔mm〕程度の両面接着テープを用いることができる。したがって、使用するまでは、各前接着部5fと後接着部5rには、それぞれ剥離紙を貼り付けた状態にする。
On the other hand, the sheet
次に、本実施形態に係る介護おむつ用補助シート1の使用方法及び機能(作用)について、図4〜図7を参照して説明する。
Next, the usage method and function (action) of the assisting diaper
本実施形態に係る補助シート1は、図4に示すように、市販されている一般的な介護おむつ20(大人用)と組合わせて使用する。したがって、一例として示す介護おむつ20は、使用者(被介護者)の身体の前側(腹側)を覆う広幅となる前身頃部20fと、身体の股下を覆う稍狭幅となる股下部20dと、身体の後側(背中側)を覆う広幅となる後身頃部20rにより全体が構成され、股下部20dの内部には図に現れない吸収体を備える。また、股下部20dの左右両側には弾性伸縮部を含むギャザー部22p,22qを有するとともに、前身頃部20fの前端縁には弾性伸縮部22fを有し、かつ後身頃部20rの後端縁には弾性伸縮部22rを有する。さらに、後身頃部20rの左右両端には、この後身頃部20rの両端を前身頃部20fの両端にそれぞれ固定するための計四個所に配した接着テープ等を用いた止着テープ21…を有する。この場合、止着テープ21…は剥離紙により覆われている。
As shown in FIG. 4, the
そして、補助シート1を使用する際には、まず、図4に示すように、一つの介護おむつ20と一枚の補助シート1を用意する。そして、介護おむつ20の内面20iを上に向けて広げ、当該内面20iにおける所定位置Xj(図4)に補助シート1を固定する。この場合、補助シート1は、前接着部5fと後接着部5rにそれぞれ剥離紙が貼り付けられているため、各剥離紙を取り除いた後、前接着部5fと後接着部5rを介護おむつ20の内面20iに貼り付けて固定する。貼り付ける位置(所定位置Xj)は、内面20iにおける左右方向Fwの中央位置であって、前後方向Fsの中央位置に対してやや後側となる位置が望ましい。なお、貼り付ける所定位置Xjは、使用者Hの体型や身長等により個人差があるため、予め、介護おむつ20を使用者Hに装着した際に、スリット4の位置が使用者Hの肛門部の真下に位置するように貼付位置を決めておくことが望ましい。
And when using the auxiliary | assistant sheet |
特に、前接着部5fと後接着部5rは、補助シート1を固定するシート固定機能を備えることに加え、固定した後は、それぞれ前方と後方に対する排泄物の漏れ防止機能を兼ねるため、前接着部5fと後接着部5rの各全面が介護おむつ20の内面20iに密着(接着)するように留意する。これにより、補助シート1と介護おむつ20の内面20i間の空間A(図7参照)は、前後方向が前接着部5fと後接着部5rにより遮断され、左右方向が外縫付部JPとJQにより遮断される。
In particular, the front adhesive portion 5f and the rear adhesive portion 5r have a sheet fixing function for fixing the
以上により、介護おむつ20に対する補助シート1の取り付けが終了するため、後は、通常の介護おむつと同様に使用することができる。即ち、補助シート1を貼り付けた介護おむつ20(以下、介護おむつユニット30)を、布団やベッド等の上に寝た状態の使用者(被介護者)Hのお尻Hhの下に敷き、前身頃部20fを使用者Hの股下を通して前側の腹部に至らせる。そして、背中側に位置する後身頃部20rに設けた各止着テープ21…から剥離紙を離脱し、腹部に載せた前身頃部20fに貼付けて結合すればよい。図6及び図7に、使用者Hに介護おむつユニット30を装着した状態を模式図により示す。装着した状態においては、補助シート1の縫付部J1…J10は伸張した状態となり、比較的薄い補助シート1は内面が使用者Hの肌面に圧接する。この状態の断面が図6となる。
By the above, since attachment of
他方、介護おむつユニット30を装着した使用者Hが排便した場合を想定する。この場合、使用者Hからの排泄物Eは、その重さにより、補助シート1のスリット4を通過し、図7に示すように、補助シート1と介護おむつ20の内面20i間の空間Aに収容される。この際、排泄物Eが柔らかかったり、使用者Hが動くなどにより、排泄物Eが移動した場合であっても、前後方向への移動は、前接着部5fと後接着部5rにより阻止される。また、左右方向への移動は、補助シート1における相対的に弾発力の大きい外縫付部JP,JQにより阻止される。さらに、補助シート1におけるスリット4の左右両側近傍にそれぞれ配した内縫付部J1とJ2の伸張により、スリット4は閉じた状態となるため、排泄物Eの後戻りが阻止される。このように、空間Aに収容された排泄物Eは、安定した状態で補助シート1内に保持される。
On the other hand, it is assumed that the user H wearing the
よって、このような本実施形態に係る介護おむつ用補助シート1によれば、要部の構成として、シート本体部2の肌接触面2sの裏面となる非接触面2nにおける前端辺2nfの近傍に、当該前端辺2nfに沿って設けた所定幅Lcの前接着部5fと、当該非接触面2nにおける後端辺2nrの近傍に、当該後端辺2nrに沿って設けた所定幅Lcの後接着部5rとを備え、複数の縫付部J1,J2,J3…には、少なくともスリット4の左右両側近傍にそれぞれ配した左右一対の内縫付部J1,J2と、シート本体部2の左右端辺2p,2q近傍にそれぞれ設け、かつ他の位置の縫付部J7…に対して相対的に弾発力を大きく設定した左右一対の外縫付部JP,JQとを含ませてなるため、一般的な介護おむつ20を使用する場合であっても、当該介護おむつ20を使用しつつ、排泄物Eが使用者H自身の身体に付着する不具合を解消又は大幅に低減できる。
Therefore, according to the
また、補助シート1は、不織布Cを用いたシート材Scの左右方向Fwにおける複数の位置に対して、前後方向Fsに沿ってゴム糸3を縫い付けてなる複数の縫付部J1,J2,J3…を設けることにより、シート材Scが前後方向Fsに伸縮できるように全体をギャザー状かつ全体を矩形状に形成するとともに、左右方向Fw中央位置Xcにおける前後方向Fsにスリット4を形成してなるシート本体部2を、主要部の構成とするため、構造のシンプル化及び製造工程のシンプル化を実現できるとともに、全体を簡易なギャザー状としたことによる装着時の快適性を確保できるなど、装着快適性とコストダウンの双方を両立させることができる。
Further, the
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 Although the preferred embodiment has been described in detail above, the present invention is not limited to such an embodiment, and the detailed configuration, shape, material, quantity, technique, and the like do not depart from the gist of the present invention. It can be changed, added, or deleted arbitrarily.
例えば、シート材Scは、一枚又は複数枚用いることができるが、一枚(又は複数枚)のシート材Sc…に他の素材(一般紙)により形成したシート部材を組み合わせる態様を排除するものではない。また、ゴム糸3…をシート本体部2に縫い付ける糸として、天然繊維糸11…が望ましいが、化学繊維糸の使用を排除するものではない。一方、外縫付部JP…は、複数の縫付部J3,J4…の間隔Lp…を狭くすることにより弾発力を大きく設定する場合を示したが、他の位置のゴム糸3に対して相対的に太いゴム糸3を使用することにより弾発力を大きく設定してもよい。さらに、外縫付部JP,JQの弾発力を大きく設定した場合を示したが、内縫付部J1,J2の弾発力も必要により大きく設定してもよい。他方、スリット4は、排泄物Eが通過可能な長さLsを選定するとともに、スリット4の前後方向中央位置は、シート本体部2の前後方向中央位置よりも前方向Ffの位置Xsを選定する場合を示したが、他の形態を排除するものではない。
For example, one or a plurality of sheet materials Sc can be used, but a mode in which a sheet member formed of another material (general paper) is combined with one (or a plurality of) sheet materials Sc ... is excluded. is not. Further, the
本発明に係る介護おむつ用補助シートは、使い捨ての介護おむつと組合わせて利用できる。なお、介護おむつには、介護パンツ等の同様の目的で使用されるものも全て含む概念である。 The assisting diaper auxiliary sheet according to the present invention can be used in combination with a disposable nursing diaper. The care diaper is a concept including all items used for the same purpose such as care pants.
1:介護おむつ用補助シート,2:シート本体部,2s:シート本体部の肌接触面,2n:非接触面,2nf:非接触面の前端辺,2nr:非接触面の後端辺,2p:シート本体部の左端辺,2q:シート本体部の右端辺,3:ゴム糸,4:スリット,5f:前接着部,5r:後接着部,11:天然繊維糸,20:介護おむつ,20i:介護おむつの内面,H:使用者,Hh:使用者の尻部,Sc:シート材,C:不織布,Fw:左右方向,Fs:前後方向,J1…:縫付部,J1:内縫付部,J2:内縫付部,JP:外縫付部,JQ:外縫付部,Xc:左右方向中央位置,Xs:スリットの位置,Lp:縫付部の間隔,Ls:スリットの長さ,Lc:所定幅,E:排泄物 1: auxiliary diaper sheet, 2: sheet body, 2s: skin contact surface of sheet body, 2n: non-contact surface, 2nf: front edge of non-contact surface, 2nr: rear edge of non-contact surface, 2p : Left end side of sheet main body part, 2q: right end side of sheet main body part, 3: rubber thread, 4: slit, 5f: front adhesive part, 5r: rear adhesive part, 11: natural fiber thread, 20: nursing diaper, 20i : Nursing diaper inner surface, H: User, Hh: User's hip, Sc: Sheet material, C: Non-woven fabric, Fw: Left / right direction, Fs: Front / rear direction, J1 ...: Sewing part, J1: Inner sewing , J2: Inner seam, JP: Outer seam, JQ: Outer seam, Xc: Horizontal center position, Xs: Slit position, Lp: Sewing area, Ls: Slit length , Lc: predetermined width, E: excrement
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