JP6364245B2 - 光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
式(3)で示される光学活性化合物の製造方法として、非特許文献1には、例えば、酵素の存在下でピルビン酸誘導体と3−アルコキシアルデヒドとを反応させた後、ヒドロキシルアミンとの反応を経て、光学活性な4−ヒドロキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド誘導体を得る方法が記載されている。
で示される化合物(以下、アルデヒド化合物(1)ともいう)と、式(2):
で示される化合物(以下、アルデヒド化合物(2)ともいう)とを反応させる工程を含む、式(3):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物(3)ともいう)の製造方法。
<群G1>
群G2より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基、群G2より選ばれる置換基を有していてもよい芳香族複素環基、C1−C12アルコキシ基、群G2より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基を有するC1−C12アルコキシ基、ハロゲン原子、オキソ基及びトリC1−C12アルキルシリル基からなる群
<群G2>
C1−C12アルキル基、C1−C12アルコキシ基、C2−C13アルコキシカルボニル基、C1−C12フッ化アルキル基、C1−C13アシル基、ニトロ基、シアノ基、保護されたアミノ基及びハロゲン原子からなる群
[2] 光学活性なピロリジン誘導体が、光学活性なプロリンである、上記[1]に記載の製造方法。
[3] 光学活性なピロリジン誘導体が、式(4)
12アルコキシ基、C1−C12フッ化アルキルオキシ基または−OSiR4R5R6(式中、R4、R5およびR6はそれぞれ独立に、C1−C8アルキル基またはC6−C20アリール基を表す。)で示される基を表し、**は、不斉炭素原子を表す。)
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なピロリジン化合物(4)ともいう)である、上記[1]に記載の製造方法。
[4] R3が水酸基である、上記[3]に記載の製造方法。
[5] Ar1およびAr2がそれぞれ独立に、C1−C12フッ化アルキル基を有していてもよいフェニル基である、上記[4]に記載の製造方法。
[6] 上記[1]〜[5]のいずれかに記載の製造方法により式(3):
で示される光学活性化合物を得る工程;および
当該工程で得られる式(3)で示される光学活性化合物と、Ph3P=C(R7)COOR8(式中、Phはフェニル基を表し、R7は水素原子またはC1−C8アルキル基を表し、R8はC1−C8アルキル基を表す。)とを反応させる工程;
を含む、式(5)
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5)ともいう)の製造方法。
[7] 式(5a):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5a)ともいう)と還元剤とを反応させる工程を含む、式(6a):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なテトラヒドロオキサジン化合物(6a)ともいう)の製造方法。
[8] 式(5b):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5b)ともいう)と還元剤とを反応させる工程を含む、式(6b):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なジヒドロピロールオキシド化合物(6b)ともいう)の製造方法。
[9] 式(5c):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)ともいう)に変換する工程、および
当該工程で得られる式(5c)で示される光学活性化合物と水素供与体とを、フェノール化合物の存在下に反応させる工程を含む、式(6c):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なジヒドロピロール化合物(6c)ともいう)の製造方法。
本明細書中、「C1−C12脂肪族炭化水素基」とは、C1−C12鎖式炭化水素基又はC3−C12脂環式炭化水素基を意味する。
本明細書中、「C1−C12鎖式炭化水素基」とは、C1−C12アルキル基、C2−C12アルケニル基又はC2−C12アルキニル基を意味する。
本明細書中、「C1−C12アルキル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1〜12のアルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル等が挙げられる。中でも、C1−C8アルキル基が好ましく、特にC1−C4アルキル基が好ましい。
本明細書中、「C1−C8アルキル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1〜8のアルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘプチル、オクチル等が挙げられる。中でも、C1−C4アルキル基が好ましい。
本明細書中、「C1−C6アルキル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル等が挙げられる。中でも、C1−C4アルキル基が好ましい。
本明細書中、「C1−C4アルキル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1〜4のア
ルキル基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル等が挙げられる。
本明細書中、「C2−C12アルケニル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2〜12のアルケニル基を意味し、例えば、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−ヘキセニル、3−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−ヘプテニル、1−オクテニル、1−ノネニル、1−デセニル、1−ウンデセニル、1−ドデセニル等が挙げられる。中でも、C2−C8アルケニル基が好ましく、特にC2−C4アルケニル基が好ましい。
本明細書中、「C2−C6アルケニル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2〜6のアルケニル基を意味し、例えば、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−ヘキセニル、3−ヘキセニル、5−ヘキセニル等が挙げられる。中でも、特にC2−C4アルケニル基が好ましい。
本明細書中、「C2−C12アルキニル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2〜12のアルキニル基を意味し、例えば、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、1−ヘプチニル、1−オクチニル、1−ノニニル、1−デシニル、1−ウンデシニル、1−ドデシニル等が挙げられる。中でも、C2−C8アルキニル基が好ましく、特にC2−C4アルキニル基が好ましい。
本明細書中、「C2−C6アルキニル基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2〜6のアルキニル基を意味し、例えば、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル等が挙げられる。中でも、C2−C4アルキニル基が好ましい。
本明細書中、「C3−C12脂環式炭化水素基」とは、C3−C12シクロアルキル基又はC4−C12シクロアルケニル基を意味する。
本明細書中、「C3−C12シクロアルキル基」とは、炭素原子数3〜12の環状アルキル基を意味し、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル、シクロドデシル等が挙げられる。中でも、C3−C8シクロアルキル基が好ましい。
本明細書中、「C4−C12シクロアルケニル基」とは、炭素原子数4〜12の環状アルケニル基を意味し、例えば、2−シクロペンテニル、3−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、2−シクロヘプテニル、2−シクロオクテニル、2−シクロノネニル、2−シクロデセニル、2−シクロドデセニル、2,4−シクロペンタジエニル、2,4−シクロヘキサジエニル、2,5−シクロヘキサジエニル等が挙げられる。中でも、C4−C8シクロアルケニル基が好ましい。
本明細書中、「C6−C12芳香族炭化水素基(C6−C12アリール基)」とは、芳香族性を示す単環式あるいは多環式(縮合)の炭素原子数6〜12の炭化水素基を意味し、例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、アセナフチレニル、ビフェニリル、ビフェニレニル等が挙げられる。中でも、C6−C10芳香族炭化水素基(C6−C10アリール基)が好ましい。
本明細書中、「C6−C10芳香族炭化水素基(C6−C10アリール基)」とは、芳香族性を示す単環式あるいは多環式(縮合)の炭素原子数6〜10の炭化水素基を意味し、例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル等が挙げられる。
2−フェニルエチル、(ナフチル−1−イル)メチル、(ナフチル−2−イル)メチル、1−(ナフチル−1−イル)エチル、1−(ナフチル−2−イル)エチル、2−(ナフチル−1−イル)エチル、2−(ナフチル−2−イル)エチル等が挙げられる。
本明細書中、「C1−C6アルコキシ基」とは、直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1〜6のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。中でも、C1−C4アルコキシ基が好ましい。
本明細書中、「単環式芳香族複素環基」としては、例えば、フリル、チエニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル(1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル)、チアジアゾリル(1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル)、トリアゾリル(1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−トリアゾリル)、テトラゾリル、トリアジニル等が挙げられる。中でも、5又は6員の単環式芳香族複素環基が好ましい。
本明細書中、「縮合芳香族複素環基」とは、上記単環式芳香族複素環基が、単環式芳香族環(好ましくは、ベンゼン環又は単環式芳香族複素環)と縮合した基を意味し、例えば、キノリル、イソキノリル、キナゾリル、キノキサリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンズオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、インドリル、インダゾリル、ピロロピリジル、ピラゾロピリジル、イミダゾピリジル、チエノピリジル、ピロロピラジニル、ピラゾロピラジニル、イミダゾピラジニル、チエノピラジニル、ピロロピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、イミダゾピリミジニル、チエノピリミジニル、ピラゾロチエニル等が挙げられる。
本明細書中、「単環式芳香族複素環」としては、例えば、フラン、チオフェン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、オキサジアゾール(1,2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキサジアゾール)、チアジアゾール(1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール)、トリアゾール(1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール)、テトラゾール、トリアジン等が挙げられる。中でも、5又は6員の単環式芳香族複素環が好ましい。
る。
本明細書中、「C1−C13脂肪族アシル基」とは、−C(=O)−に「水素原子」又は「C1−C12脂肪族炭化水素基」が結合した基を意味し、例えば、ホルミル、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイル、ペンタノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、アクリロイル、メタアクリロイル、クロトノイル、イソクロトノイル、プロピオノイル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル等が挙げられる。中でも、C2−C13アルキルカルボニル基が好ましく、特にC2−C9アルキルカルボニル基が好ましい。
本明細書中、「C7−C13芳香族アシル基」とは、−C(=O)−に「C6−C12芳香族炭化水素基(C6−C12アリール基)」が結合した基、即ち、「C6−C12芳香族炭化水素(C6−C12アリール)−カルボニル基」を意味し、例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイル等が挙げられる。
当該保護基の具体例としては、アセチル、トリフルオロアセチル、ピバロイル、tert−ブトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、ベンジルオキシ
カルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニル、ベンズヒドリル、トリチル、フタロイル、アリルオキシカルボニル、p−トルエンスルホニル、o−ニトロベンゼンスルホニル等が挙げられる。
本明細書中、「C1−6アルコキシ−カルボニル基」とは、−C(=O)−に「C1−6アルコキシ基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C2−6アルケニル−オキシカルボニル基」とは、−C(=O)O−の酸素原子に「C2−6アルケニル基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C6−10アリール−カルボニル基」とは、−C(=O)−に「C6−10アリール基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C7−14アラルキル−カルボニル基」とは、−C(=O)−に「C7−14アラルキル基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C6−10アリール−オキシカルボニル基」とは、−C(=O)O−の酸素原子に「C6−10アリール基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C7−14アラルキル−オキシカルボニル基」とは、−C(=O)O−の酸素原子に「C7−14アラルキル基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「C6−10アリールスルホニル基」とは、−S(=O)2−に「C6−10アリール基」が結合した基を意味する。
本明細書中、「トリC1−6アルキルシリル基」とは、「C1−C6アルキル基」でトリ置換された−SiH3を意味する。
R1は、
好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C20アルキル基、又は群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基であり、より好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C12アルキル基、又は群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C12芳香族炭化水素基であり、
さらに好ましくは、C6−C12芳香族炭化水素基を有していてもよいC1−C12アルキル基、又はC6−C12芳香族炭化水素基であり、
さらにより好ましくは、
(1)C1−C12アルキル基(好ましくはC1−C6アルキル基(例、プロピル、イソプ
ロピル、ヘキシル))、
(2)C6−C10アリール−C1−C4アルキル基(即ちC7−C14アラルキル基(例
、ベンジル))、又は
(3)C6−C10芳香族炭化水素基(例、フェニル)
である。
R1aは、
好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C20アルキル基であり、
より好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C12アルキル基であり、
さらに好ましくは、C6−C12芳香族炭化水素基を有していてもよいC1−C12アルキル基であり、
さらにより好ましくは、
(1)C1−C12アルキル基(好ましくはC1−C6アルキル基(例、プロピル、イソプ
ロピル、ヘキシル))、又は
(2)C6−C10アリール−C1−C4アルキル基(即ちC7−C14アラルキル基(例
、ベンジル))
である。
R1bは、
好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C12芳香族炭化水素基であり、
より好ましくは、C6−C12芳香族炭化水素基であり、
さらにより好ましくは、C6−C10芳香族炭化水素基(例、フェニル)である。
Aは、好ましくは、C1−12アルキル−カルボニル基、又はC6−12アリール−カルボニル基であり、より好ましくは、C1−6アルキル−カルボニル基(例、アセチル)、又はC6−10アリール−カルボニル基(例、ベンゾイル)である。
R2は、
好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C20アルキル基、又は水素原子であり、
より好ましくは、群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C12アルキル基、又は水素原子であり、
さらに好ましくは、
(1)(i)置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基を有するC1−C12アルコキシ基、または
(ii)C6−C12芳香族炭化水素基
を有していてもよいC1−C12アルキル基、又は
(2)水素原子であり、
さらにより好ましくは、
(1)C1−6アルコキシ基を有していてもよいC7−10アラルキルオキシ基(例、p−
メトキシベンジルオキシ)を有していてもよいC1−C6アルキル基(好ましくはC1−C4アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル))、
(2)C6−C10アリール−C1−C4アルキル基(即ちC7−C14アラルキル基(例
、ベンジル))、又は
(3)水素原子である。
Ar1及びAr2は、
好ましくは、それぞれ独立に、群G2より選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基であり、
より好ましくは、それぞれ独立に、C1−C12フッ化アルキル基を有していてもよいフェニル基であり、
さらに好ましくは、それぞれ独立に、C1−C4フッ化アルキル基を有していてもよいフェニル基であり、
さらに一層好ましくは、それぞれ独立に、トリフルオロメチル基を有していてもよいフェニル基であり、
さらにより一層好ましくは、共にフェニル基であるか、又は共に3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基であり、
特に好ましくは、共に3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基である。
R3は、
好ましくは、水酸基又は−OSiR4R5R6(式中、R4、R5及びR6は上記で定義された通りである。)で示されるシリルオキシ基であり、
より好ましくは、水酸基又は−OSiR4R5R6(式中、R4、R5及びR6はそれぞれ独立に、C1−C8アルキル基(好ましくはメチル基)である。)で示されるシリルオキシ基であり、
特に好ましくは、水酸基である。
(1)Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、群G2より選ばれる置換基を有していてもよい
フェニル基であり、かつR3が、水酸基である態様。
(2)Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、C1−C12フッ化アルキル基を有していても
よいフェニル基であり、かつR3が、水酸基である態様。
(3)Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、C1−C4フッ化アルキル基を有していてもよ
いフェニル基であり、かつR3が、水酸基である態様。
(4)Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、トリフルオロメチル基を有していてもよいフェ
ニル基であり、かつR3が、水酸基である態様。
(5)Ar1及びAr2が共にフェニル基であるか、又は共に3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル基であり、かつR3が、水酸基である態様。
(6)Ar1及びAr2が共に3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基であり、か
つR3が、水酸基である態様。
R7は、好ましくは、水素原子である。
R8は、好ましくは、C1−C4アルキル基(好ましくはエチル)である。
20アリール基を表す。
R9、R10およびR11は、好ましくは、それぞれ独立に、C1−C6アルキル基またはC6−C12アリール基であり、
より好ましくは、それぞれ独立に、C1−C6アルキル基またはフェニル基であり、
さらに好ましくは、それぞれ独立に、C1−C4アルキル基(好ましくはエチル)である。
アルデヒド化合物(2)は、市販品を使用してもよく、あるいは従来公知の方法に従って製造してもよい。
で示される基が挙げられる。
光学活性なピロリジン誘導体としては、光学活性なプロリン、または式(4):
で示される光学活性化合物(光学活性なピロリジン化合物(4))が好ましい。光学活性なピロリジン化合物(4)としては、式(4a):
で示される光学活性化合物が好ましく、中でも、Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、C1−C4フッ化アルキル基を有していてもよいフェニル基である光学活性化合物が好ましく、さらには、Ar1及びAr2がそれぞれ独立に、トリフルオロメチル基を有していてもよいフェニル基である光学活性化合物が好ましく、さらには、Ar1及びAr2が共にフェニル基であるか、あるいは共に3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基である光学活性化合物が好ましく、特に、Ar1及びAr2が共に3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル基である光学活性化合物が好ましい。
光学活性なピロリジン誘導体としては、ジアステレオ選択性の点から、光学活性なプロリンが特に好ましい。
溶媒の使用量は、アルデヒド化合物(1)1gに対して、好ましくは1〜50mL、より好ましくは3〜20mLである。
また、その反応時間は、アルデヒド化合物(1)、アルデヒド化合物(2)および光学活性なピロリジン誘導体の種類及び反応温度にもよるが、好ましくは1〜100時間、より好ましくは2〜50時間、特に好ましくは10〜40時間である。
反応の進行度合いは、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。
晶処理、抽出精製処理、蒸留処理、活性炭、シリカ、アルミナ等の吸着処理、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等のクロマトグラフィー処理に付すことにより行うことができる。
で示されるピロリジン化合物を触媒として使用した場合、C*がS配置である光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物(3)、即ち、式(3S):
で示される光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物が優先的に得られる。
で示されるピロリジン化合物を触媒として使用した場合、C*がR配置である光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物(3)、即ち、式(3R):
で示される光学活性な4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物が優先的に得られる。
溶媒の使用量は、4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物(3)1
gに対して、好ましくは1〜50mL、より好ましくは3〜20mLである。
また、その反応時間は、4−アシルオキシイミノ−3−ヒドロキシアルデヒド化合物(3)およびPh3P=C(R7)CO2R8の種類及び反応温度にもよるが、好ましくは10分〜50時間、より好ましくは30分〜20時間、特に好ましくは1〜10時間である。
反応の進行度合いは、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なテトラヒドロオキサジン化合物(6a)ともいう)に変換される。
また、R1が上記群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基である式(5b):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なジヒドロピロールオキシド化合物(6b)ともいう)に変換される。
還元剤の使用量は、収率及び経済性の点から、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5a)または光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5b)1モルに対して、好ましくは0.3〜10モル、より好ましくは1〜8モルである。
溶媒の使用量は、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5a)または光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5b)1gに対して、好ましくは1〜50mL、より好ましくは3〜20mLである。
また、その反応時間は、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5a)または光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5b)および還元剤の種類及び反応温度にもよるが、好ましくは10分〜5時間、より好ましくは30分〜2時間である。
反応の進行度合いは、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。
で示される光学活性化合物を還元および環化反応に供すると、式(6a−S):
で示される光学活性化合物が優先的に得られる。
で示される光学活性化合物を還元および環化反応に供すると、式(6b−S):
で示される光学活性化合物が優先的に得られる。
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)ともいう)に変換する工程、および
当該工程で得られる式(5c)で示される光学活性化合物と水素供与体とを、フェノール化合物の存在下に反応させる工程により、式(6c):
で示される光学活性化合物(以下、光学活性なジヒドロピロール化合物(6c)ともいう)に変換される。
シリル化剤の使用量は、収率及び経済性の点から、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5)1モルに対して、好ましくは1〜10モル、より好ましくは3〜8モルである。
塩基の使用量は、収率及び経済性の点から、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5)1モルに対して、好ましくは1〜10モル、より好ましくは3〜8モルである。
溶媒の使用量は、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5)1gに対して、好ましくは1〜50mL、より好ましくは3〜20mLである。
また、その反応時間は、光学活性なα,β−不飽和エステル化合物(5)およびシリル化剤の種類及び反応温度にもよるが、好ましくは10分〜5時間、より好ましくは30分〜2時間である。
反応の進行度合いは、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。
(還元および環化反応工程)により製造される。
水素供与体の使用量は、収率及び経済性の点から、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)1モルに対して、好ましくは1〜10モル、より好ましくは3〜8モルである。
フェノール化合物の使用量は、収率及び経済性の点から、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)1モルに対して、好ましくは0.01〜0.3モル、より好ましくは0.03〜0.1モルである。
溶媒の使用量は、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)1gに対して、好ましくは1〜50mL、より好ましくは3〜20mLである。
また、その反応時間は、光学活性なシリル置換α,β−不飽和エステル化合物(5c)、水素供与体およびフェノール化合物の種類及び反応温度にもよるが、好ましくは1〜20時間、より好ましくは5〜10時間である。
反応の進行度合いは、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分析手段により確認することができる。
で示される光学活性化合物を還元および環化反応に供すると、式(6c−S):
で示される光学活性化合物が優先的に得られる。
すべての液体のアルデヒド類及び溶媒は使用前に蒸留した。特段の断りがない限り、すべての反応は、アルゴンまたは窒素雰囲気下で、非水条件下、蒸留したばかりの溶媒を用いて行った。薄層クロマトグラフィーによる分析は、E. Merck 60 F254シリカゲルプレコートプレート(0.25mm層厚)を用いて行った。カラムクロマトグラフィーは、40-50 μm
のシリカゲル60N (関東化学工業株式会社)を用いて行った。1H-NMR (400 MHz)および13C-NMR (100 MHz)スペクトルは、Agilent 400MRスペクトルメーターで測定した。化学シフトは、溶媒シグナル[1H NMR: CHCl3 (7.26); 13C NMR: CHCl3(77.0)]を参照して、テトラメチルシランからの下方場のδ(ppm)で報告した。シグナルパターンは、s = singlet; d = doublet; t = triplet; q = quartet; m = multiplet; br = broad peak, coupling constant (Hz), 積分値および帰属として表した。IRスペクトルは、PERKIN ELMER Spectrum
BX FT-IR システムスペクトルメーターで測定した。融点(mp.)は、Yanaco MP-S3 マイクロ融点測定装置で測定した。旋光度([α]D)は、JASCO P-2200旋光計で測定した。高分解
能質量スペクトルは、Themo Fisher Scientific Orbitrap Discovery (ESI LTQ Orbitrap)で測定した。HPLC分析は、CHIRALPAK IC (4.0 mm x 10 mm) , CHIRALPAK AD-H (0.46 cm
x 25 cm), CHIRALCEL OD-H (0.46 cm x 25 cm)を用い、HITACHI Elite LaChrom Series HPLC にて、それぞれ適切な波長でUV検出波をモニタリングして行った。
間撹拌した。反応終了後、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、反応混合物をショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーに通し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して、対応するα,β−不飽和エステルを得た。α,β−不飽和エステルの収率、アンチ/シン比(ジアステレオマー比)及び主ジアステレオマー(anti体)のエナンチオマー過剰率を表1に示す。収率は、2工程の収率として求めた。アンチ/シン比は1H−NMRスペクトルにより測定した。エナンチオマー過剰率はキラルカラムを備えたHPLCにより測定した。結果を表1に示す。
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 2.0 : 1))のジアステレオマー混合物 (anti
: syn = 2.0 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体) :δ 1.09 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.70-2.75 (1H, m), 3.86 (1H, d, J = 14.4 Hz), 4.06 (1H, d, J = 14.8 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.41 (1H, d, J = 6.4 Hz), 5.83 (1H, d, J = 15.2 Hz), 6.96 (1H, dd, J = 8.0, 15.2 Hz), 7.23-7.34 (5H, m), 7.39-7.60 (3H, m), 7.94-7.97 (2H, m).
α,β−不飽和エステルのジアステレオマー混合物 (anti : syn = 2.9 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体) :δ 1.04 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.15 (3H, s), 2.65-2.74 (2H, m), 3.69 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.92 (1H,
d, J = 14.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.30 (1H, d, J = 5.8 Hz), 5.81 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.91 (1H, dd, J = 8.0, 15.6 Hz), 7.23-7.32 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体) :δ 14.2, 16.2, 19.6, 32.9, 40.4, 60.4, 75.4, 123.0, 127.1, 128.7, 128.8, 128.9, 134.7, 148.2, 166.2, 168.1;
IR (neat):νmax 3448, 2978, 1768, 1715, 1652, 1495, 1454, 1368, 1205, 1032, 701 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C18H23NNaO5]+: 356.1474, found: 356.1474; [α]D18 -23.3o (c = 1.18, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)を対応するベンゾエートに変換後、エナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 40)。1 mL/min, 副エナンチオマー tR = 43.4 min, 主エナンチオマー tR = 46.9 min.
2−アセトキシイミノ−3−フェニルプロパナール(0.40mmol)の表2に示す溶媒(0.4mL)の溶液に、プロパナール(0.60mmol)および表2に示す触媒(0.12mmol)を表2に示す温度で加え、表2に示す時間撹拌した。反応終了後、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、反応混合物をショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーに通し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して、対応するα,β−不飽和エステルを得た。
2−アセトキシイミノ−3−フェニルプロパナール(0.40mmol)の表2に示す溶媒(0.4mL)の溶液に、プロパナール(0.60mmol)および表2に示す触媒(0.12mmol)を表2に示す温度で加え、表2に示す時間撹拌した。反応終了後、反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)で精製して、対応するアルデヒドを単離した後、トルエン(0.8mL)中で、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、上記と同様の後処理及び精製を行い、対応するα,β−不飽和エステルを得た。
実施例2−1〜2−5および2−7の収率は対応するα,β−不飽和エステル(2工程
の収率)のものであり、実施例2−6の収率は対応するアルデヒドのものである。
アンチ/シン比は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、1H−NMRスペクトルにより測定した。
エナンチオマー過剰率は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、キラルカラムを備えたHPLCにより測定した。
実施例2−6で得られたアルデヒドとα,β−不飽和エステルとでは、アンチ/シン比およびエナンチオマー過剰率は同じであった。
結果を表2に示す。
2−アセトキシイミノ−3−フェニルプロパナール(0.40mmol)のDMF(0.4mL)の溶液に、表3に示す化合物(2)(0.60mmol)およびL−プロリン(0.12mmol)を−20℃で加え、表3に示す時間撹拌した。反応終了後、反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)で精製して、対応するアルデヒドを単離した後、トルエン(0.8mL)中で、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、反応混合物をショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーに通し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して、対応するα,β−不飽和エステルを得た。
2−アセトキシイミノ−3−フェニルプロパナール(0.40mmol)のDMF(0.4mL)の溶液に、(S)−2−[ビス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ヒドロキシメチル]プロリン(0.040mmol)及びアセトアルデヒド(2.00mmol)を23℃で加え、6時間撹拌後、反応混合物をショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーに通し、減圧濃縮した。得られた対応するアルデヒドのトルエン(0.80mL)溶液に、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して、対応するα,β−不飽和エステルを得た。
実施例3−1〜3−5の収率は対応するアルデヒドの収率であり、実施例3−6〜3−7の収率は対応するα,β−不飽和エステル(2工程の収率)である。
アンチ/シン比は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、1H−NMRスペクトルにより測定した。
エナンチオマー過剰率は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、キラルカラムを備えたHPLCにより測定した。
実施例3−1〜3−7で得られたアルデヒドとα,β−不飽和エステルとではアンチ/シン比およびエナンチオマー過剰率は同じであった。
結果を表3に示す。
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体) :δ 1.11 (3H, d, J = 6.8 Hz), 2.17 (3H, s), 2.85-2.92 (1H, m), 3.91 (2H, s), 4.47 (1H, d, J = 5.8 Hz), 7.21-7.32 (5H, m), 9.71 (1H, s).
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 9.1 : 1))のジアステレオマー混合物 (anti
: syn = 10 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体) :δ 1.04 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.15 (3H, s), 2.65-2.74 (2H, m), 3.69 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.92 (1H,
d, J = 14.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.30 (1H, d, J = 5.8 Hz), 5.81 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.91 (1H, dd, J = 8.0, 15.6 Hz), 7.23-7.32 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体) :δ 14.2, 16.2, 19.6, 32.9, 40.4, 60.4, 75.4, 123.0, 127.1, 128.7, 128.8, 128.9, 134.7, 148.2, 166.2, 168.1;
IR (neat):νmax 3448, 2978, 1768, 1715, 1652, 1495, 1454, 1368, 1205, 1032, 701 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C18H23NNaO5]+: 356.1474, found: 356.1474; [α]D18 -23.3o (c = 1.18, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)を対応するベンゾエートに変換後、エナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 40)。1 mL/min, 副エナンチオマー tR = 43.4 min, 主エナンチオマー tR = 46.9 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.84 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.52-1.57 (1H, m), 1.68-1.75 (1H, m), 2.16 (3H, s), 2.69-2.72 (1H, m), 3.90 (2H, q, J = 14.0 Hz), 4.53 (1H, d, J = 5.6 Hz), 7.22-7.33 (5H, m), 9.75 (1H, s).
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = >20 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.76 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.32 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.41-1.52 (2H, m), 2.19 (3H, s), 2.34-2.38 (1H, m), 3.08 (1H, br), 3.68 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.99 (1H, d, J = 14.4 Hz), 4.22 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.44 (1H, d, J = 3.6 Hz), 5.81 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.81 (1H, dd, J = 9.6, 15.6 Hz), 7.24-7.36 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz):δ 11.4, 14.2, 19.5, 23.7, 32.8, 48.1, 60.3, 73.9, 124.3, 127.0, 128.8, 128.9, 134.7, 147.0, 165.9, 166.4, 168.1;
IR (neat):νmax 3446, 2965, 1769, 1716, 1652, 1495, 1454, 1368, 1206, 1042, 1001, 702 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C19H25NNaO5]+: 370.1630, found: 370.1628; [α]D18 -37.1o (c = 1.57, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 50)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 51.5 min, 副エナンチオマー tR = 64.2 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.91 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.80-1.86 (1H, m), 2.16 (3H, s), 2.69-2.72 (1H, m), 3.90 (2H, q, J = 14.0 Hz), 4.54 (1H, d, J = 5.6 Hz), 7.22-7.33 (5H, m), 9.76 (1H, s).
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = >20 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz): δ 0.84 (3H, d, J = 6.8 Hz), 0.88 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.34 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.85 (2H, q, J = 6.8 Hz), 2.20 (3H, s), 3.17 (1H, br),
3.61 (1H, d, J = 14.4 Hz), 4.02 (1H, d, J = 14.8 Hz), 4.23 (2H, q, J = 7.2 Hz),
4.64 (1H, t, J = 4.4 Hz), 5.77 (1H, d, J = 16.0 Hz), 6.89 (1H, dd, J = 10.4, 15.6 Hz), 7.26-7.37 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz): δ 14.2, 19.4, 19.6, 20.7, 28.2, 32.9, 52.7, 60.3, 72.2, 124.8, 127.0, 128.8, 128.9, 134.6, 145.7, 165.8, 166.6, 168.2;
IR (neat):νmax 3450, 2961, 1768, 1716, 1651, 1601, 1495, 1454, 1368, 1207, 1039, 1000, 954, 703 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C20H27NNaO5]+: 384.1787, found: 384.1787; [α]D18 -72.6o (c = 0.82, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 50)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 50.1 min, 副エナンチオマー tR = 67.8 min.
プロピルペンタナール(実施例3−4 アルデヒド)
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.84 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.42-1.56 (2H, m), 1.60-1.73 (2H, m), 2.17 (3H, s), 2.79-2.83 (1H, m), 3.23 (1H, br), 3.92 (2H, q, J = 14.0 Hz), 4.53 (1H, br), 7.22-7.32 (5H, m), 9.77 (1H, s).
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = >20 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz): δ 0.78 (3H, t, J = 7.2 Hz), 0.89-1.03(1H, m), 1.20-1.29 (1H, m), 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.35-1.40 (2H, m), 2.17 (3H, s), 2.42-2.47 (1H, m), 3.29 (1H, br), 3.67 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.98 (1H, d, J = 14.0 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.41 (1H, t, J = 5.0 Hz), 5.78 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.80 (1H, dd, J = 9.6, 15.6 Hz), 7.24-7.34 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz): δ 13.6, 14.1, 19.5, 20.0, 32.6, 32.7, 46.2, 60.3, 74.2, 124.0, 126.9, 128.7, 128.9, 134.7, 147.4, 166.0, 166.5, 168.2; IR (neat):νmax 3451, 2958, 1768, 1715, 1652, 1495, 1454, 1368, 1206, 1039, 702 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C20H27NNaO5]+: 384.1787, found: 384.1787; [α]D18 -45.7o (c = 0.938, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 50)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 48.4 min, 副エナンチオマー tR = 63.6 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 2.16 (3H, s), 2.87 (1H, dd, J = 7.8, 14.0 Hz), 3.06 (1H, dd, J = 7.2, 14.0 Hz), 3.16-3.19 (1H, m), 3.78 (1H, d, J = 14.0 Hz ), 3.89 (1H, d, J = 14.0 Hz), 4.41 (1H, br), 7.07-7.31 (10H, m), 9.78 (1H, d, J = 2.0 Hz).
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = >20 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz): δ 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.20 (3H, s), 2.72-2.80 (2H, m), 2.88-2.95 (1H, m), 3.09 (1H, br), 3.53 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.93 (1H, d,
J = 14.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.38 (1H, br), 5.66 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.91 (1H, dd, J = 8.8, 15.6 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09-7.11 (2H, m),
7.20-7.29 (6H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz): δ 14.2, 19.6, 33.2, 37.2, 47.7, 60.4, 72.3, 124.3, 126.4, 127.1, 128.4, 128.9, 128.9, 129.1, 134.3, 138.4, 145.8, 165.8, 166.1, 168.0;
IR (neat):νmax 3441, 3028, 2981, 1768, 1715, 1653, 1601, 1495, 1454, 1368, 1272, 1206, 1160, 1099, 1032, 1002, 956, 870, 739, 700 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C24H27NNaO5]+: 432.1787, found: 432.1783; [α]D18 -52.1o (c = 1.07, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 40)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 61.5 min, 副エナンチオマー tR = 68.9 min.
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = 2.0 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体): δ 1.34 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.18 (3H, s), 2.85-2.94 (1H, m), 3.56-3.73 (3H, m), 3.85 (3H, s), 3.85-4.00 (2H, m), 4.23 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.36-4.44 (2H, m), 5.87 (1H, d, J = 16.0 Hz), 6.80-6.85 (2H, m),
6.92 (1H, dd, J = 8.8, 16.0 Hz), 7.23-7.34 (7H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.2, 19.5, 33.2, 46.0, 55.2, 60.3, 70.2, 72.1, 73.0, 113.7, 124.7, 126.9, 128.7, 128.9, 129.3, 129.4, 134.9, 143.6, 159.2, 165.8, 166.5, 168.2;
IR (neat):νmax 3445, 2935, 1768, 1715, 1652, 1612, 1513, 1454, 1367, 1248, 1208, 1096, 1034, 821, 702 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C26H31NNaO7]+: 492.1998, found: 492.1998.
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK ICカラム備えた
HPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 10)。 1 mL/min, 副エナンチオマー tR =37.2 min, 主エナンチオマー tR = 27.9 min.
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 6.3 : 1));
1H NMR (CHCl3, 400 MHz)(主異性体): δ 1.32 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.20 (3H, s), 2.53-2.59 (2H, m), 3.29 (1H, br), 3.83 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.98 (1H, d, J = 14.4
Hz), 4.21 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.57 (1H, br), 5.86 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.93 (1H, dt, J = 7.2, 15.6 Hz), 7.24-7.37 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.2, 19.5, 32.7, 37.5, 60.3, 70.9, 124.4, 127.0, 128.7, 128.8, 134.6, 143.2, 166.0, 166.9, 168.3;
IR (neat):νmax 3451, 2981, 1769, 1716, 1654, 1495, 1207, 1042, 701 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C17H21NNaO5]+: 342.1317, found: 370.1317; [α]D18 -11.1o (c = 1.62, CHCl3).
主ジアステレオマー(E異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALCEL OD-Hカラムを備え
たHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 80)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 86.9 min, 副エナンチオマー tR = 97.1 min.
ナール(0.60mmol)およびL−プロリン(0.12mmol)を−20℃で加え、表4に示す時間撹拌した。反応終了後、反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)で精製して、対応するアルデヒドを単離した後、トルエン(0.8mL)中で、ウィッテッヒ試薬(Ph3P=CHCO2Et)(0.48mmol)を加え、23℃で2時間撹拌した。ウィッテッヒ反応終了後、反応混合物をショートシリカゲルカラムクロマトグラフィーに通し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して、対応するα,β−不飽和エステルを得た。
収率、アンチ/シン比(ジアステレオマー比)及び主ジアステレオマー(anti体)のエナンチオマー過剰率を表4に示す。
実施例4−1〜4−4の収率は対応するアルデヒドのものであり、実施例4−5の収率はα,β−不飽和エステル(2工程の収率)のものである。
アンチ/シン比は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、1H−NMRスペクトルにより測定した。
エナンチオマー過剰率は対応するα,β−不飽和エステルのものであり、キラルカラム
を備えたHPLCにより測定した。
実施例4−1〜4−5で得られたアルデヒドとα,β−不飽和エステルとではアンチ/シン比およびエナンチオマー過剰率は同じであった。
結果を表4に示す。
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.98 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.15 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.57-1.65 (2H, m), 2.02 (3H, s), 2.37-2.45 (2H, m), 2.87 (1H, dt, J = 1.6, 7.4 Hz), 4.50 (1H, d, J = 6.8 Hz), 9.75 (1H, s).
ジアステレオマー混合物 (anti : syn = 4.8 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体): δ 0.97 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.09 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.56-1.62 (2H, m), 2.16 (3H, s), 2.25-2.40 (2H, m), 2.68 (1H, q, J = 6.8 Hz),, 3.13 (1H, br), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.24 (1H, t, J = 5.8 Hz), 5.89 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.93 (1H, dd, J = 8.0, 16.0 Hz);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.2, 14.5, 16.2, 19.6, 20.0, 29.0, 40.3, 60.4, 75.7, 122.7, 148.6, 166.3, 168.4, 168.5;
IR (neat):νmax 3455, 2970, 2875, 1714, 1651, 1464, 1368, 1186, 1038, 944, 897, 749, 598 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C14H23NNaO5]+: 308.1474, found: 308.1471; [α]D18 -11.6o (c = 1.48, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALCEL OD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 80)。 1 mL/min, 副エナンチオマー tR = 71.2 min, 主エナンチオマー tR = 76.8 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.85 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.10 (3H, d, J = 7.6 Hz), 1.20-1.36 (6H, m), 1.51-1.58 (2H, m), 2.14 (3H, s), 2.37-2.48 (2H, m), 2.81-2.87
(1H, m), 4.50 (1H, d, J = 7.2 Hz), 9.74 (1H, d, J = 1.6 Hz).
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 7.1 : 1))のジアステレオマー混合物(anti : syn = 4.8 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体): δ 0.87 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.09 (3H, d, J = 3.2 Hz), 1.24-1.37 (9H, m), 1.49-1.58 (2H, m), 2.16 (3H, s), 2.27-2.42 (2H, m), 2.68 (1H, q, J = 6.8 Hz), 3.22 (1H, br), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.24 (1H, d
, J =6.8 Hz), 5.86 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.93 (1H, dd, J = 8.0, 15.6 Hz);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.0, 14.2, 16.2, 19.6, 22.4, 26.3, 26.9, 29.5, 31.2, 40.3, 60.3, 75.6, 122.6, 148.8, 166.3, 168.4, 168.8;
IR (neat):νmax 3455, 2932, 2872, 1768, 1719, 1651, 1461, 1367, 1199, 1040, 1000, 936, 868 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C17H29NNaO5]+: 350.1943, found: 350.1943; [α]D18 -10.9o (c = 1.51, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 80)。 1 mL/min, 副エナンチオマー tR = 22.5 min, 主エナンチオマー tR = 26.1 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) :δ 0.87 (6H, s), 1.16 (3H, d, J = 7.2 Hz), 2.17 (3H, s), 2.92 (1H, dt, J = 2.0, 7.2 Hz), 3.01-3.08 (1H, m), 4.51 (1H, d, J = 6.8 Hz), 9.79 (1H, d, J = 2.0 Hz).
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 5.9 : 1))のジアステレオマー混合物(anti : syn = 7.0 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体): δ 1.10 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.11-1.28 (9H, m), 2.16 (3H, s), 2.71 (1H, q, J = 6.8 Hz), 2.85-2.94 (1H, m), 3.21 (1H, d, J = 6.4 Hz), 4.13-4.20 (3H, m), 5.86 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.94 (1H, dd, J = 8.2, 15.6 Hz);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.1, 16.6, 18.8, 19.0, 19.6, 28.9, 40.1, 60.3, 75.2, 122.7, 148.9, 166.3, 168.3, 171.2;
IR (neat):νmax 3457, 2971, 2932, 1769, 1746, 1731, 1713, 1681, 1658, 1651, 1644, 1633, 1462, 1454, 1371, 1186, 1040, 1004, 934, 890, 733, 597, 543 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C14H23NNaO5]+: 308.1474, found: 308.1474; [α]D18 -11.0o (c = 0.98, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 80)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 63.0 min, 副エナンチオマー tR = 72.8 min.
−メチル−6−フェニルヘキサ−2−エノエート(実施例4−5)
α,β−不飽和エステル(E/Z混合物(E : Z = 8.1 : 1))のジアステレオマー混合物(anti : syn = 7.7 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体):δ 1.15 (3H, d, J = 9.2 Hz), 1.27 (3H, t, J =
7.2 Hz), 2.04 (3H, s), 2.40-2.48 (1H, m), 3.35 (1H, br), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.68 (1H, d, J = 4.4 Hz), 5.68 (1H, dd, J = 1.2, 15.6 Hz), 6.81 (1H, dd, J =
8.0, 15.6 Hz), 7.33-7.36 (2H, m), 7.43-7.46 (3H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体): δ 14.2, 16.2, 19.5, 40.1, 60.3, 76.3, 122.8, 127.7, 128.5, 130.1, 130.3, 147.6, 164.9, 166.1, 168.0;
IR (neat):νmax 3442, 2978, 1769, 1715, 1652, 1445, 1368, 1273, 1199, 1037, 1004, 918, 702 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C17H21NNaO5]+: 342.1317, found: 342.1317; [α]D18 +2.53 o (c = 0.69, CHCl3).
主ジアステレオマー(anti異性体)のエナンチオマー過剰率は、CHIRALPAK AD-Hカラムを備えたHPLCで測定した(iPrOH : ヘキサン = 1 : 40)。 1 mL/min, 主エナンチオマー tR = 54.1min, 副エナンチオマー tR = 60.0 min.
1H NMR (CHCl3, 400 MHz):δ 1.23 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.78 (1H, ddd, J = 8.4, 10.4, 13.8 Hz), 1.89 (1H, ddd, J = 2.6, 7.9, 13.6 Hz), 2.40 (1H, dd, J = 7.4, 14.6 Hz), 2.66 (1H, dd, J = 5.4, 14.6 Hz), 2.70 (1H, dd, J = 8.8, 13.2 Hz), 2.97-3.02
(1H, m), 3.15 (1H, dd, J = 5.2, 13.2 Hz), 3.41-3.45 (1H, m), 3.92-3.96 (1H, m),
4.11 (2H, q, J = 7.2 Hz), 5.35 (1H, br), 7.18-7.31 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz):δ 14.2, 36.1, 38.4, 38.7, 60.5, 62.6, 71.9, 77.0, 126.5, 128.7, 129.2, 138.3, 172.2;
IR (neat):νmax 3410, 2980, 2931, 1731, 1713, 1495, 1453, 1370, 1299, 1180, 1029, 968, 753, 701 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C15H21NNaO4]+: 302.1368, found: 302.1368;
[α]D18 -6.98o(c = 1.05, CHCl3).
1H NMR (CHCl3, 400 MHz):δ 0.99 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.82 (1H, dq, J = 7.2, 10.4 Hz), 2.48 (1H, dd, J = 6.4, 14.0 Hz), 2.54 (1H, dd, J
= 5.2, 14.0 Hz), 2.73-2.80 (1H, m), 3.02-3.12 (3H, m), 3.82 (1H, dd, J = 4.4, 7.2 Hz), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.19-7.32 (5H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz):δ 10.8, 14.2, 37.7, 38.4, 38.6, 60.5, 69.5, 73.7, 76.6, 126.4, 128.5, 129.3, 138.6, 172.5;
IR (neat):νmax 3422, 2929, 1711, 1495, 1453, 1369, 1259, 1182, 1030, 991, 951, 752, 701 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C16H23NNaO4]+: 316.1525, found: 316.1524;
[α]D18 +29.7o(c = 1.20, CHCl3).
1H NMR (CHCl3, 400 MHz):δ 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.13-2.21 (1H, m), 2.41 (1H, dd, J = 6.2, 14.2 Hz), 2.50 (1H, dd, J = 4.8, 14.0 Hz), 2.68 (1H, dd, J = 5.4,
14.2 Hz), 2.73 (1H, dd, J = 8.4, 13.4 Hz), 2.92 (1H, dd, J = 10.0, 14.0 Hz), 3.03 (1H, dd, J = 6.0, 13.6 Hz), 3.13-3.16 (1H, m), 3.27-3.32 (1H, m), 3.80 (1H, dd, J = 4.4, 6.8 Hz), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.17-7.29 (10H, m);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz):δ 14.2, 32.0, 37.5, 38.6, 44.9, 60.5, 68.1, 72.7, 76.4, 126.2, 126.3, 128.5, 128.6, 128.7, 129.3, 138.6, 139.9, 172.3;
IR (neat):νmax 3417, 3061, 3026, 2924, 2853, 1714, 1602, 1495, 1453, 1369, 1259, 1163, 1030, 950, 748, 700, 550 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C22H27NNaO4]+: 392.1838, found: 392.1838;
[α]D18 +39.2o(c = 0.73, CHCl3).
ジアステレオマー混合物 (dr = 3.5 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体):δ 0.88 (3H, t, J = 6.8 Hz), 1.03 (3H, d, J =
7.6 Hz), 1.19-151 (11H, m), 1.60-1.72 (2H, m), 1.82 (1H, dt, J = 7.0, 10.8 Hz),
2.50 (2H, d, J = 6.0 Hz), 2.76 (1H, dt, J = 4.8, 8.0 Hz), 3.07-3.13 (1H, m), 3.77 (1H, dd, J = 4.4, 6.8 Hz), 4.15 (2H, q, J = 7.2 Hz);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体):δ 10.7, 14.1, 14.2, 22.6, 26.1, 29.5, 31.8,
32.5, 37.6, 38.9, 60.5, 69.4, 75.0, 75.9, 172.5;
IR (neat):νmax 3414, 2957, 2929, 2857, 1736, 1459, 1370, 1252, 1182, 1033, 952 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C15H29NNaO4]+: 310.1994, found: 310.1994.
ジアステレオマー混合物(cis: trans = 7.7 : 1);
1H NMR (CHCl3, 400 MHz) (主異性体):δ 1.26 (3H, t, J = 6.4 Hz), 1.29 (3H, d, J =
7.2 Hz), 2.26-2.32 (1H, m), 2.74 (1H, dd, J = 5.2, 16.4 Hz), 2.94 (1H, dd, J = 6.4, 16.0 Hz), 4.20 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.61-4.66 (1H, m), 4.95 (1H, br), 7.24-7.31 (3H, m), 8.17 (2H, d, J = 6.8 Hz);
13C NMR (CHCl3, 100 MHz) (主異性体):δ 10.9, 14.1, 35.4, 38.5, 60.9, 73.4, 74.5,
127.6, 127.8, 128.3, 130.3, 170.8, 194.7;
IR (neat):νmax 3331, 2979, 1732, 1552, 1448, 1369, 1157, 1103, 1029, 995, 765,
691 cm-1;
HRMS (ESI): [M+Na]+calcd for [C15H19NNaO4]+: 300.1212, found: 300.1211;
mp. : 129-131℃;
[α]D27 +48.4o(c = 1.18, CHCl3).
6−(アセトキシイミノ)−5−(トリエチルシリルオキシ)−4−メチル−7−フェニルヘプタ−2−エノエートを用いて上記反応を行い、エチル 2−((3R,4R)−5−ベンジル−3−メチル−4−(トリエチルシリルオキシ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル)アセテートを得た。収率67%。ジアステレオマー混合物(dr = 1.2 : 1);
Claims (2)
- 光学活性なプロリン、または式(4):
(式中、Ar 1 およびAr 2 はそれぞれ独立に、C 1 −C 12 フッ化アルキル基を有していてもよいフェニル基を表し、R 3 は、水酸基を表し、**は、不斉炭素原子を表す。)
で示される光学活性化合物の存在下、式(1):
(式中、R1は以下の群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C20炭化水素基を表し、AはC1−C13アシル基を表す。)
で示される化合物と、式(2):
(式中、R2は水素原子または以下の群G1より選ばれる置換基を有していてもよいC1−C20炭化水素基を表す。)
で示される化合物とを反応させる工程を含む、式(3):
(式中、R1、R2およびAは上記で定義した通りであり、*は、不斉炭素原子を表す。)
で示される光学活性化合物の製造方法。
<群G1>
群G2より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基、群G2より選ばれる置換基を有していてもよい芳香族複素環基、C1−C12アルコキシ基、群G2より選ばれる置換基を有していてもよいC6−C20芳香族炭化水素基を有するC1−C12アルコキシ基、ハロゲン原子、オキソ基及びトリC1−C12アルキルシリル基からなる群
<群G2>
C1−C12アルキル基、C1−C12アルコキシ基、C2−C13アルコキシカルボニル基、C1−C12フッ化アルキル基、C1−C13アシル基、ニトロ基、シアノ基、保護されたアミノ基及びハロゲン原子からなる群 - 請求項1に記載の製造方法により式(3):
(式中、R1、R2、Aおよび*は請求項1で定義した通りである。)
で示される光学活性化合物を得る工程;および
当該工程で得られる式(3)で示される光学活性化合物と、Ph3P=C(R7)COOR8(式中、Phはフェニル基を表し、R7は水素原子またはC1−C8アルキル基を表し、R8はC1−C8アルキル基を表す。)とを反応させる工程;
を含む、式(5):
(式中、R1、R2、Aおよび*は請求項1で定義した通りであり、R7およびR8は上記で定義した通りである。)
で示される光学活性化合物の製造方法。
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