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JP6364639B2 - 埋設構造物及び埋設構造物の施工方法 - Google Patents
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JP6364639B2 - 埋設構造物及び埋設構造物の施工方法 - Google Patents

埋設構造物及び埋設構造物の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、埋設構造物、埋設構造物の施工方法、及び、表示物に関するものである。
例えば、特許文献1では、 排水路に規格品の鋼管を用いた路面用排水路であって、前記規格品の鋼管の上面に通水孔を設け、側面には通水孔を設ける場合と、設けない場合とがあり、路面からの排水を、前記上面の通水孔を介して前記鋼管内へ効率よく誘導するように構成された導水補助部材を備えることを特徴とする路面用排水路として開示されている。
また、例えば、特許文献2では、水流入口を有する蓋体が上部に装着される排水桝本体の下端部に、排水管が接続される接続管部を備える排水桝の製造方法であって、排水桝本体を合成樹脂で形成し、かつ、上記接続管部の先端側が鉛直線に交差して側方に延びる形状に形成することを特徴とする排水桝の製造方法として開示されている。
特開2011−241675号公報 特開2001−132083号公報
本発明によれば、施工面との固着力を効率的に向上する埋設構造物を提供することを目的とする。
本発明に係る埋設構造物は、一部が埋設される埋設構造物であって、第1部材と、第2部材と、前記第1部材に設けられ、該第1部材と前記第2部材の重なる領域に設けられた第1の穿孔部と、前記第2部材に設けられ、前記前記1部材と該第2部材の重なる領域に設けられた第2の穿孔部と、前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とに挿入される接合部材とを有し、前記接合部材は、頭部と軸体とを含み、前記埋設構造物の外側に向かって突出するように構成される。
好適には、埋設構造物は、排水構造物であって、前記第1部材は、施工された状態で、一部が露出する排水取込部材と、前記第2部材は、施工された状態で、地下に埋設される排水誘導部材でであり、前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部は、施工された状態で地下に埋設される位置に配置されている。
好適には、突出した前記軸体は、アスファルト部材、又は、コンクリート部材内に埋設される。
好適には、前記接合部材は、前記軸体の周りに1つ以上の平行状の溝、又は、山を備える第1接合部材と、前記軸体の溝、又は、山と締結する第2接合部材とを含み、前記第2接合部材は、前記埋設構造物の外側に向かって突出する前記軸体と締結することにより、前記第1部材と、前記第2部材と接合する。
本発明に係る埋設構造物の施工方法は、一部が埋設される埋設構造物の施工方法であって、第1部材と、第2部材と、前記第1部材に設けられ、該第1部材と前記第2部材の重なる領域に設けられた第1の穿孔部と、前記第2部材に設けられ、前記前記1部材と該第2部材の重なる領域に設けられた第2の穿孔部とに、接合部材を、前記埋設構造物の外側に向かって突出するように構成する工程と、前記埋設構造物の外側に向かって突出する前記接合部材を地下に埋設する工程とを有する。
本発明に係る表示板は、橋梁用防護柵、又は、橋梁用高欄に取り付けられる表示板であって、銘板と、前記銘板を支持する銘板支持部材と、前記銘板と前記銘板支持部材とを接合する接合部材とを有し、前記接合部材は、頭部と軸体とを含み、該軸体の周りに1つ以上の平行状の溝、又は、山を備える。
本発明によれば、容易に製作でき、埋設構造物の外側に突出する接合部材を地下に埋設することにより、施工面との固着力を効率的に向上することができる。
本実施形態に係る埋設構造物の概要を説明する図である。 実施形態1に係る排水桝1を説明する図である。 接合具2による接合例を示す図である 実施形態1に係る排水桝1の施工例を説明する図である。 実施形態2に係る排水溝20を説明する図である。 実施形態2に係る排水溝20施工例を説明する図である。 その他の実施形態を説明する図である。 変形例1を説明する図である。 変形例2、及び、変形例3を説明する図である。 変形例4を例示する図である。
以下、本発明の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
まず、本実施形態の概要を説明する。
埋設構造物は、例えば、道路の路肩、公園、又は、建物の周辺等に一部が埋設されるように設置される。
埋設構造物は、頭部と軸体とを含む接合部材により、第1部材と、第2部材とを接合されて構成される。具体的には、埋設構造物は、第1部材に設けられる第1の穿孔部と、第2部材に設けられる第2の穿孔部とに挿入される接合部材により、第1部材と、第2部材とを接合される。このとき、接合部材は、埋設構造物の外側に向かって突出するように構成される。
また、埋設構造物は、施工された状態である場合、第1の穿孔部と、第2の穿孔部とは、地下に埋設される位置に配置され、接合部材は、埋設構造物の外側に向かって突出するため地中に埋設される。
このように、埋設構造物は、接合部材を地中に埋設するため、例えば、グレーチング蓋の盗難や、走行する車両によるグレーチング蓋の跳ね上げを防止することができる。また、埋設構造物は、接合部材を埋設構造物の外側に向かって突出するように接合することにより、地下に埋設する場合に、埋設構造物の外側に向かって突出する接合部材がずれ止め(ジベル)として機能することにより、施工面との固着力を向上することができる。
次に、埋設構造物の概要を説明する。
図1は、本実施形態に係る埋設構造物の概要を説明する図である。
埋設構造物には、例えば、排水構造物が含まれる。排水構造物には、例えば、排水桝、排水溝(側溝)、及び、暗渠等が含まれる。これら排水構造物は、例えば、コンクリート部材、合成樹脂部材、金属部材、又は、それらの組み合わせにより構成される。
図1に例示するように、図1(a)は、実施形態1に係る排水桝1を例示し、図1(b)は、実施形態2に係る排水溝20を例示する。
排水桝1、及び、排水溝20は、例えば、金属部材で構成され、具体的には、鋼製である。また、排水桝1、及び、排水溝20は、これに限定するものではなく、合成樹脂部材やコンクリート部材でもよい。本実施形態では、鋼製で構成される場合を例示する。
また、排水構造物は、接合部分から排水が漏れる場合、ガスケットやパッキンを含むシール部材を用いて水密性を高めてもよい。本実施形態では、シール部材については不図示とし説明を省略する。
[実施形態1]
実施形態1に係る排水桝1を説明する。
図2は、本実施形態に係る排水桝1の構成を説明する図である。
図1(a)に例示するように、排水桝1は、排水取込部5と、排水誘導部8とを含む。排水桝1は、接合具2により排水取込部5と、排水誘導部8とを接合される。具体的には、図2に例示するように、排水桝1は、排水取込部5に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる穿孔部10と、排水誘導部8に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる穿孔部10とに接合部2を挿入されて構成される。このとき、接合部2は、排水桝1の外側に向かって突出するように構成される。
[排水取込部5]
排水取込部5は、本発明に係る排水取込部材の一例である。
排水取込部5は、施工された状態で、一部が露出するよう埋設され、路面からの排水を取り込み、排水誘導部8を介して、例えば、既存の配管や側溝等に排水する。
図1(a)及び図2に例示するように、排水取込部5は、グレーチング4と、フレーム6とを含む。排水取込部5は、グレーチング4と、フレーム6との重なる領域に穿孔部10を穿設される。
グレーチング4は、排水を取り込むために、鋼材を格子状に組まれる。グレーチング4は、既存の製品を用いることができる。また、グレーチング4は、これに限定するものではなく、穿孔された板状のものを使用してもよい。また、グレーチング4は、フレーム6と接合するために、フレーム6と重なる領域に穿孔部10を穿設される。
図2に例示するように、フレーム6は、例えば、既定の大きさのシート状の部材を曲げることで器状に構成される。具体的には、フレーム6は、フレーム底面6aの周縁沿ってフレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cの一部の領域を重なるように曲げることで器状に構成する。
フレーム6は、フレーム壁面6bに設けられ、フレーム壁面6bとフレーム壁面6cの重なる領域に設けられる穿孔部10と、フレーム壁面6cに設けられ、フレーム壁面6bとフレーム壁面6cの重なる領域に設けられる穿孔部10とに接合具2を挿入されフレーム壁面6bとフレーム壁面6cとを接合することで、器状に構成される。
フレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cは、これに限定するものではなく、例えば、フレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cを別途製作し、フレーム底面6aに接合具2接合してもよいし、溶接してもよい。また、フレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cは、フレーム底面6aと一体となるように構成してもよい。
また、図2に例示するように、フレーム6は、フレーム底面6aに孔部6dを備え、排水誘導部8の筒体8aの外周形状に適うように穿孔される。
また、フレーム6は、フレーム底面6aに排水誘導部8と重なる領域に穿孔部10を備える。フレーム6は、フレーム底面6aに設けられ、フレーム底面6aと排水誘導部8(えり部8b)の重なる領域に設けられる穿孔部10と、排水誘導部8(えり部8b)に設けられ、フレーム底面6aと排水誘導部8(えり部8b)の重なる領域に設けられる穿孔部10とに接合部2を挿入されて構成される。このとき、接合部2は、排水桝1の外側に向かって突出するように構成される。
フレーム6は、フレーム底面6aに穿設される穿孔部10の数、及び、位置を適宜に設計変更することができる。
[排水誘導部8]
排水誘導部8は、本発明に係る排水誘導部材の一例である。
排水誘導部8は、施工された状態で、地下に埋設され、排水取込部5より取り込まれた排水を、例えば、既存の配管や側溝等に誘導する。
排水誘導部8は、円筒状の筒体8aと、筒体8aの一方の端部に放射状に備えられるえり部8bを含む。排水誘導部8は、えり部8bに穿孔部10を備え、フレーム底面6aと接合するために設けられる。
筒体8aは、例えば、既定の直径である筒材である。筒体8aは、長さ、直径、及び、板厚を適宜に変更することができる。筒体8aは、既存のパイプ材を使用してもよい。
えり部8bは、筒体8aの一方の端部に放射状に備えられる。えり部8bは、大きさ、形状、及び、数を特に限定するものではなく、適宜に変更することができる。えり部8bは、例えば、筒体8aの一方の端部を加工することで実現してもよし、筒体8aと別途製作し、接合してもよい。また、えり部8bは、ラップジョイントを用いてもよい。
また、排水誘導部8は、えり部8bに排水取込部5と重なる領域に穿孔部10を備える。排水誘導部8は、えり部8bに設けられ、えり部8bと排水取込部5(フレーム底面6a)の重なる領域に設けられる穿孔部10と、排水取込部5(フレーム底面6a)に設けられ、えり部8bと排水取込部5(フレーム底面6a)の重なる領域に設けられる穿孔部10とに、接合部2を挿入されて構成される。このとき、接合部2は、排水桝1の外側に向かって突出するように構成される。
[穿孔部10]
穿孔部10は、本発明に係る穿孔部の一例である。
穿孔部10は、例えば、排水取込部5と、排水誘導部8とに設けられる。具体的には、穿孔部10は、排水取込部5に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる。また、穿孔部10は、排水誘導部8に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる。また、穿孔部10は、施工された状態で地下に埋設される位置に配置される。
穿孔部10は、排水取込部5と排水誘導部8とを接合する接合具2を挿入するために設けられ、接合具2を挿入できる形状や大きさであるならば、特に限定しない。
また、穿孔部10は、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域だけでなく、排水取込部5を構成するグレーチング4や、グレーチング4とフレーム6の重なる領域にも設けられる。
[接合具2]
接合具2は、本発明に係る接合部材の一例である。
接合具2は、排水取込部5と、排水誘導部8とを接合する。具体的には、接合具2は、排水取込部5に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる穿孔部10と、排水誘導部8に設けられ、排水取込部5と排水誘導部8の重なる領域に設けられる穿孔10とに挿入され、排水取込部5と、排水誘導部8とを接合する。
接合具2は、例えば、金属部材や合成樹脂部材等で構成される。接合具2は、具体的には、ボルトとナット、ピンとカラー、又は、リベット等である。
接合具2は、例えば、第1接合具2aと、第2接合具2bとで構成される。
第1接合具2aは、本発明に係る第1接合部材の一例である。
第1接合具2aは、少なくとも、頭部と、頭部より伸びる軸体とを含む雄部材であり、例えば、ボルト、又は、ピン等が含まれる。第1接合具2aは、軸体の周りに、平行状、又は、螺旋状の溝、又は、山を備える。第1接合具2aは、平行状の溝、又は、山を備える場合、少なくとも、1つ以上の溝、又は、山を備える。
ここで、本実施形態では、第1接合具2aは、軸体の周りに、平行状の溝、又は、山を備える場合を具体例として説明するが、これに限定するものではない。
第2接合具2bは、本発明に係る第2接合部材の一例である。
第2接合具2bは、第1接合具2aと締結する雌部材であり、例えば、ナット、又は、カラー等が含まれる。
第2接合具2bは、第1接合具2aの軸体の備える溝、又は、山と締結する。第2接合具2bは、第1接合具2aの軸体の備える溝、又は、山が平行状である場合、第2接合具2bは、軸体の備える溝、又は、山に合わせて変形し締結することで、被接合部材を接合する。また、第2接合具2bは、第1接合具2aの軸体の備える溝、又は、山が螺旋状である場合、第2接合具2bは、軸体に螺合することにより締結し、被接合部材を接合する。このとき、第2接合具2bは、2つ以上使用してもよい。
また、第2接合具2bは、被接合部材と一体として構成されてもよい。
図3は、接合具2による接合例を示す図である。
また、図3に例示するように、接合具2は、第1接合具2aを排水桝1の外側に向かって突出するように穿孔部10に挿入される。ここで、排水桝1の外側とは、排水桝1を埋設する状態である場合に、施工されるアスファルト部材、又は、コンクリート部材と接触する壁面側を示す。また、排水桝1の内側とは、施工されるアスファルト部材、又は、コンクリート部材と接触しない壁面側であって、排水と接触する壁面側を示す。
接合具2は、第1接合具2aと、第2接合具2bと締結する場合、第1接合具2aに第2接合具2bを挿入し、第1接合具2aと第2接合具2bとを相対的に引っ張る。接合具2は、相対的に第1接合具2aと、第2接合具2bとを引っ張ることにより、圧力を掛けた状態で、締結することができる。接合具2は、第1接合具2aの軸体形状に第2接合具2bを変形させることで締結する。このように、接合具2は、第1接合具2aと第2接合具2bとが相対的に引っ張る状態で締結し、かつ、第2接合具2bが軸体形状に合わせて変形するため、振動等による緩みを防止することができる。
また、第1接合具2aは、軸体に螺旋状の溝、又は、山を備える場合、第2接合具2bを緩み止め用ナット(例えば、ロックナット)とすることが好適である。
また、接合具2は、排水桝1を施工された場合、排水桝1の外側に向かって突出する第1接合具2aの軸体を、アスファルト部材、又は、コンクリート部材内に打設される。接合具2は、第1接合具2aの軸体を打設されることで、アスファルト部材、又は、コンクリート部材との接触する面積が増えるため、アスファルト部材、又は、コンクリート部材との固着力を向上することができる。
排水桝1の組立ての概要を説明する。
図2に例示するように、作業者は、接合具2を用いて排水桝1を組み立てる。
工程1において、作業者は、フレーム6と、排水誘導部8とを接合する。
まず、フレーム6は、フレーム底面6aに穿設される孔部6dに、排水誘導部8の筒体8aを挿入される。このとき、フレーム底面6aに穿設される穿孔部10と、排水誘導部8のえり部8bに含まれる穿孔部10とを連通するように設置する。
次に、フレーム6、及び、排水誘導部8は、接合具2により接合される。
図2及び図3に例示するように、接合具2は、えり部8bに設けられる穿孔部10と、フレーム底面6aに設けられる穿孔部10に挿入する。このとき、接合具2は、第1接合具2aをえり部8bからフレーム底面6aの方向に軸体を穿孔部10に挿入することで、排水桝1の外側に、第1接合具2aの軸体を既定量突出させる。接合具2は、フレーム底面6aから既定量突出した軸体に第2接合具2bを締結することで、フレーム6と、排水誘導部8とを接合する。
工程2において、作業者は、グレーチング4と、フレーム6とを接合する。
図2に例示するように、グレーチング4は、フレーム6のフレーム底面6a、フレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cにより囲まれる領域内に挿入される。このとき、グレーチング4は、グレーチング4に穿設される穿孔部10と、フレーム6のフレーム壁面6b、及び、フレーム壁面6cの少なくとも一方に穿設される穿孔部10とを連通するように、領域内に挿入される。
ここで、本実施例では、グレーチング4と、フレーム壁面6cとを接合する場合を例として説明する。
次に、グレーチング4、及び、フレーム6は、接合具2により接合される。
図2及び図3に例示するように、接合具2は、グレーチング4に穿設される穿孔部10と、フレーム壁面6cに穿設される穿孔部10とに挿入する。接合具2は、第1接合具2aをグレーチング4からフレーム壁面6cの方向に軸体を穿孔部10に挿入することで、排水桝1の外部側に第1接合具2aの軸体を既定量突出させる。接合具2は、フレーム壁面6cから既定量突出した軸体に第2接合具2bを締結することで、グレーチング4、及び、フレーム6を接合する。
このように、排水桝1は、機械的接合により効率的に製作することができる。
排水桝1の施工例を説明する。
図4は、排水桝1の施工例、及び、グレーチング4の取外例を説明する図である。
図4(a)に例示するように、排水桝1は、例えば、コンクリート部材により路面の路肩等に打設される。このとき、排水桝1は、接合具2の第1接合具2aの軸体がコンクリート部材に突出する。排水桝1は、突出する第1接合具2aによりコンクリート部材との接触する表面積を増加することで、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。このように、排水桝1は、コンクリート部材に接合具2を突出しない場合に比べて、接合具2を突出する場合の方が、コンクリート部材との接触する表面積が増加するため、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。
また、例えば、排水桝1は、第1接合具2aと、第2接合具2bと締結せずに、第1接合具2aを被接合部材の穿孔部10に挿入した状態のまま、コンクリート部材に打設してもよい。
また、排水桝1は、グレーチング4を接合する接合具2を含めてコンクリート部材により打設されるため、高速道路等に設置される場合、走行車両からの振動によるグレーチング4の脱落や、脱落したグレーチング4の跳ね上げを防止することができる。さらに、排水桝1は、施工業者以外の一般の人によって、グレーチング4を接合する接合具2の近傍の領域のコンクリート部材を容易に取り除くことができないため、盗難防止とすることができる。
排水桝1のグレーチング4の取外例を説明する。
図4(b)に例示するように、排水桝1は、例えば、グレーチング4をフレーム6に接合する接合具2をコンクリート部材から露出させるために、コンクリート部材の所望の領域を掘削する。例えば、施工業者等は、接合具2を取り外すため機器を使用可能となるような範囲のコンクリ―ト部材を取り除く。
図4(c)に例示するように、排水桝1は、露出した接合具2における第2接合具2bの締結を解除することで、グレーチング4をフレーム6から取り外すことができる。
このように、排水桝1は、接合具2により、打設されるコンクリ―ト部材との接触する表面積を増加させることで、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。
また、排水桝1は、接合具2を含めて打設することにより、例えば、グレーチング4の盗難や脱落を防止できる。また、排水桝1は、接合具2の締結を解除することで容易に解体することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係る排水溝20を説明する。
図5は、本実施形態に係る排水溝20の構成を説明する図である。
ここで、実施形態2では、実施形態1と同様の機能を有するものは同符号とし、説明を省略する。
図1(b)及び図5に例示するように、排水溝20は、排水取込部50と、排水誘導部80とを含む。排水溝20は、例えば、接合具2により排水取込部50と、排水誘導部80とを接合される。具体的には、排水溝20は、排水取込部50に設けられ、排水取込部50と排水誘導部80の重なる領域に設けられる穿孔部10と、排水誘導部80に設けられ、排水取込部50と排水誘導部80の重なる領域に設けられる穿孔部10とに接合部2を挿入されて構成される。このとき、接合部2は、排水溝20の外側に向かって突出するように構成される。
排水溝20の構成を説明する。
図5は、本実施形態に係る排水溝20の構成を説明する図である。
[排水取込部50]
排水取込部50は、本発明に係る排水取込部材の一例である。
排水取込部50は、施工された状態で、一部が露出するよう埋設され、路面からの排水を取り込み、排水誘導部80を介して、例えば、既存の配管や側溝等に排水する。
図1(b)及び図5に例示するように、排水取込部50は、長手方向と直交する方向の断面がコの字型となるように構成される。排水取込部50は、排水誘導部80と対向する方向に凹となるように設置される。
また、排水取込部50は、排水を取り込むための貫通孔部50aを備える。
貫通孔部50aは、例えば、略矩形となるように穿設される。貫通孔部50aは、孔の形状や、孔の間隔、孔の配列、又は、その組み合わせを適宜に変更することができる。
また、排水取込部50は、排水誘導部80と重ね合わせとなる既定の領域に穿孔部10を備える。穿孔部10は、排水取込部50と、排水誘導部80と重ね合わせた場合に、連通するように穿設される。穿孔部10は、穿設する数や穿設箇所を適宜に変更することができる。
[排水誘導部80]
排水誘導部80は、施工された状態で、地下に埋設され、排水取込部50より取り込まれた排水を、例えば、既存の配管や側溝等に誘導する。
排水誘導部80は、例えば、長手方向と直交する方向の断面がコの字型となるように構成される。排水誘導部80は、排水取込部50と対向する方向に凹となるように設置される。
排水誘導部80は、排水取込部50と重ね合わせとなる既定の領域に穿孔部10を備える。
また、排水誘導部80は、端部に支持部82を備え、施工面にて固定することができる。図5に例示するように、支持部82は、接合具2により排水誘導部80と接合する場合を説明するが、溶接により接合しても行ってもよい。また、支持部82は、排水誘導部80と接合するための位置を適宜に変更することができる。
排水溝20の組立ての概要を説明する。
図5に例示するように、作業者は、接合具2を用いて排水溝20を組み立てる。
工程1において、まず、作業者は、排水取込部50と、排水誘導部80とを組み合わせる。
排水取込部50、及び、排水誘導部80は、筒状となるように、互いに対抗する方向に凹となるように組み合わせる。このとき、排水取込部50、及び、排水誘導部80の重なり合う領域に穿設される穿孔部10を連通するように組み合わせる。ここで、実施形態2では、排水誘導部80に排水取込部50を収めるように組み合わせる場合を説明するが、特に限定しない。
次に、作業者は、排水取込部50、及び、排水誘導部80を接合具2により接合する。
接合具2は、第1接合具2aを排水取込部50から排水誘導部80方向に軸体を穿孔部10に挿入することで、排水溝20の外部側に第1接合具2aの軸体を既定量突出させる。接合具2は、排水誘導部80から既定量突出した軸体に第2接合具2bを締結することで、排水取込部50と、排水誘導部80とを接合する。(図3参照)
このように、排水溝20は、機械的接合により効率的に製作することができる。
排水溝20の施工例を説明する。
図6は、実施形態2に係る排水溝20施工例を説明する図である。
図6に例示すように、排水溝20は、例えば、コンクリート部材により路面の路肩等に打設され場合、排水溝20を連続的に配置することで、排水を既存の配管や側溝に排出する。このとき、排水溝20は、接合具2の第1接合具2aの軸体がコンクリート部材に突出する。排水溝20は、排水桝1と同様に、突出する第1接合具2aによりコンクリート部材との接触する表面積を増加することで、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。このように、排水桝1は、コンクリート部材に接合具2を突出しない場合に比べて、接合具2を突出する場合の方が、コンクリート部材との接触する表面積を増加するため、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。
また、排水溝20は、排水取込部50を取り外す場合は、排水桝1と同様であるが、排水取込部50と排水誘導部80との重なり合う領域での接合箇所が多いため、コンクリート部材の掘削領域は広くなる。
このように、排水溝20は、接合具2により、打設されるコンクリ―ト部材との接触する表面積を増加させることで、コンクリート部材との固着力を向上させることができる。また、排水溝20は、接合具2の締結を解除することで容易に解体することができる。
以上説明したように、実施形態1〜2に係る埋設構造物によれば、路面に施工される場合において、接合具2の軸体が、埋設構造物の外部に突出することにより、施工された状態で、接合具2がずれ止め(ジベル)として作用し、施工面との固着力を向上させることができる。
また、埋設構造物は、接合具2を含めて施工することにより、振動によって外れることや盗難を防止することができる。
また、埋設構造物は、接合具2を施工面から露出させ、露出した接合具2の締結を解除(破壊、又は、緩めること)することで、容易に既定の部材を取り外すことができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、発明の趣旨を 逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
[その他の実施形態]
図7は、その他の実施形態を説明する図である。
図7(a)は、橋梁用防護柵、又は、橋梁用高欄に取り付けられる表示板30を例示し、図7(b)は、B部拡大断面を模式的に例示する図である。
図7(a)に例示するように、表示板30は、銘板31と、銘板支持板32とを含み、接合具2により接合される。
銘板31は、シート状に形成され、文字を表記する。
銘板支持板32は、銘板31を橋梁用防護柵、又は、橋梁用高欄に取り付ける場合に銘板31を支持する。
接合具2は、橋梁用防護柵、又は、橋梁用高欄に設けられる銘板支持板32と、銘板31とを接合する。
図7(b)に例示するように、図7(a)のB部に着目すると、銘板31と、銘板支持板32との重なる領域に穿孔部10を穿設される。接合具2は、銘板30から銘板支持板32の方向に、第1接合具2aの軸体を穿孔部10に挿入し、銘板支持板32から既定量突出した軸体に第2接合具2bを締結することにより、銘板31と、銘板支持板32とを接合することができる。
また、接合具2は、銘板支持板32から既定量突出した軸体を、例えば、コンクリート部材により打設してもよい。
また、図7(c)に例示するように、接合具2は、第1接合具2aを銘板30と一体とする構成としてもよい。
また、図7(d)に例示するように、銘板支持板32は、橋梁用防護柵、又は、橋梁用高欄の柵板を囲うような形状に構成してもよい。
このように、表示板30は、接合具2により、容易に銘板31と、銘板支持板32とを接合することができる。
次に、実施形態変形例1変形例1〜4を説明する。
[変形例1]
図8は、変形例1を説明する図である。
ここで、図8に例示する排水桝3において、符号を付すが、実施形態1と同様であるものは符号を一部省略する。
排水桝3は、排水取込部5の構成をこれに限定するものではない。
図8に例示するように、排水取込部5は、フレーム6に受皿部7を接合してもよい。このとき、フレーム6のフレーム底面6aを一部を取り除き、受皿部7に排水を流れるように構成する。
フレーム6は、受皿部7を備える場合、フレーム底面6aの備える孔部6d、及び、穿孔部10を、受皿部7に構成する。受皿部7は、器状とであるため排水をより取り込むことができる。さらに、排水桝3は、路面に施工した場合、フレーム6と、受皿部7とを接合する接合具2により、さらなるずれ止め効果を期待できる。
また、受皿部7は、フレーム6と一体して構成されてもよい。
図9は、変形例2、及び、変形例3を説明する図である。
[変形例2]
実施形態1では、グレーチング4と、フレーム6とを別途設けて、接合具2により接合する場合を説明したが、これに限定するものではなく、グレーチング4をフレーム6に回転可能に構成してもよい。
図9(a)に例示するように、排水取込部5は、回転部40をさらに備え、回転部40により、グレーチング4と、フレーム6とを回転可能に接続してもよい。グレーチング4は、回転部40により回転し、フレーム6に収納することができる。
[変形例3]
図1に例示するように、実施形態1の排水桝1は、接合具2を排水桝1の外側に突出するようにクレーチング4と、フレーム6とを接合し、図4(a)に例示するように、この接合具2をコンクリート部材に埋設する場合を例示したが、これに限定するものではない。例えば、排水桝1は、クレーチング4、及び、フレーム6と接合する接合具2を埋設しないよう配置してもよい。
図9(a)に例示するように、クレーチング4は、固定板42をさらに備え、固定板42に穿孔部10を設けられる。接合具2は、フレーム6ぶ収納された状態のクレーチング4と、フレーム6とを接合する。
図9(b)、及び図9(c)は、クレーチング4とフレーム6とを接合を模式的に例示する図である。
図9(b)に例示するように、接合具2は、クレーチング4の備える固定板42と、フレーム6のフレーム底面6aとを接合する。ここで、固定板42とフレーム底面6aとを接合する具体例を例示するが、これに限定せず、フレーム6に新たに固定板42と接合するための部材を構成してもよい。
また、図9(b)に例示するように、接合具2は、第1接合具2aと、フレーム6とを一体としてもよいし、図9(b)に例示するように、第1接合具2aと、フレーム6とを別途構成してもよい。
接合具2は、第1接合具2aを穿孔部10に挿入し、第2接合具2bを締結することにより、固定板42と、フレーム6とを接合する。接合具2は、第1接合具2aをグレーチング4の方向に突出するように配置することにより、打設されるコンクリート部材を掘削せずに第2接合具2bの締結や取外しを行うことができる。
[変形例4]
図10は、変形例4を例示する図である。
縁石兼用排水溝60は、排水桝1、及び、排水溝20と同様の構成は説明を省略する。
図1に例示するように、排水桝1、及び、排水溝20を具体例として説明したが、これに限定するものではなく、図10に例示するように、縁石兼用排水溝60の場合も同様に構成することができる。縁石兼用排水溝60は、道路の縁石部の領域に設置され、路上の排水を既存の側溝や配管等へ誘導する。縁石兼用排水溝60は、おもに、橋梁、高架橋、又は、トンネル等に用いられる。縁石兼用排水溝60は、接合具2により、排水取込部500と、排水誘導部800とを接合される。このとき、接合具2は、第1接合具2aと、第2接合具2bと相対的に引っ張り合う状態で締結されるため、振動によって緩まない。また、縁石兼用排水溝60は、接合具2の第2接合具2bを取り除くことにより、排水取込部500から排水誘導部800を容易に取外すことができる。
1 排水桝
2 接合具
2a 第1接合具
2b 第2接合具
10 穿孔部
5 排水取込部
4 グレーチング
6 フレーム
6a フレーム底面
6b、6c フレーム壁面
6d 孔部
8 排水誘導部
8a 筒体
8b えり部
20 排水溝
50 排水取込部
50a 貫通孔部
80 排水誘導部

Claims (4)

  1. 一部が埋設される埋設構造物であって、
    第1部材と、
    第2部材と、
    前記第1部材に設けられ、該第1部材と前記第2部材の重なる領域に設けられた第1の穿孔部と、
    前記第2部材に設けられ、前記第1部材と該第2部材の重なる領域に設けられた第2の穿孔部と、
    前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とに挿入される接合部材と
    を有し、
    前記接合部材は、頭部と軸体とを含み、前記埋設構造物の外側に向かって突出するように構成され、前記埋設構造物の外側に向かって突出した長さは、ジベルとして機能する長さであり、
    埋設構造物は、排水構造物であって、
    前記第1部材は、施工された状態で、一部が露出する排水取込部材と、
    前記第2部材は、施工された状態で、地下に埋設される排水誘導部材と
    であり、
    前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部は、施工された状態で地下に埋設される位置に配置されている
    埋設構造物。
  2. 突出した前記軸体は、アスファルト部材、又は、コンクリート部材内に埋設される
    請求項1に記載の埋設構造物。
  3. 前記接合部材は、
    前記軸体の周りに1つ以上の平行状の溝、又は、山を備える第1接合部材と、
    前記軸体の溝、又は、山と締結する第2接合部材と
    を含み、
    前記第2接合部材は、前記埋設構造物の外側に向かって突出する前記軸体と締結することにより、前記第1部材と、前記第2部材と接合する
    請求項1に記載の埋設構造物。
  4. 一部が埋設される埋設構造物の施工方法であって、
    第1部材に設けられ、第1部材と第2部材との重なる領域に設けられた第1の穿孔部と、第2部材に設けられ、第1部材と第2部材との重なる領域に設けられた第2の穿孔部とに接合部材を挿入し、挿入した接合部材を埋設構造物の外側に向かって突出するように構成し、埋設構造物の外側に向かって突出した長さをジベルとして機能する長さとする工程と、
    埋設構造物の外側に向かって突出する接合部材を地下に埋設する工程と
    を有する埋設構造物の施工方法。
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