JP6364777B2 - 画像データ取得システム及び画像データ取得方法 - Google Patents
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Description
たとえば、3次元CGは、3次元オブジェクトが所定の光源によって照らされたときの光学現象を数学モデルで表現している。また、この3次元CGは、数学モデルに基づいて、3次元オブジェクトの表面に陰影や濃淡を付け、さらに模様を貼り付けて、2次元画面に表示する3次元的な2次元画像を生成する。
現在、様々な計測装置が市販されているが、半透明物体に対応しているものはほとんどない。半透明物体に対するものは、未だ研究段階であり、かつ形状計測に特化したものである。このように、現時点において、半透明物体の3次元形状と法線と分光によって内部散乱特性を、単一システムで一括して計測できる計測装置はない。
また、位相シフト法に偏光板を組み合わせることにより、半透明物体からの散乱光の影響を軽減し、形状計測の精度を向上させる手法がある(例えば、非特許文献2、非特許文献3及び非特許文献4参照)。
また、物体の形状計測としては、コンピュータ断層撮影技術を用いた手法(例えば、特許文献4参照)や共焦点パターン投影法を用いて計測する手法がある(例えば、特許文献5参照)。
また、3次元形状における局所的な面の傾きである法線情報を取得する方法として、照度差ステレオ法が代表的である。照度差ステレオ法は、通常、3個以上の光源が必要である三次元形状計測手法であるが、2光源でも法線情報を取得できる手法がある(例えば、非特許文献5参照)が、物体の三次元形状を計測することができない。
特許文献1においては、計測する物体の表面に対して白色光を投射し、音響光学チューナブルフィルターの透過波長を制御し、物体面から反射されたスペクトルパターンを、一回あるいは複数回撮像する。そして、得られたスペクトルパターンの画像から、画像演算回路により物体の表面の分光情報を求める。
さらに、特許文献3には、絶対値としての分光反射率を取得する手法が記載されている。 しかしながら、上述した三次元物体の計測を行う手法は、全て拡散反射物体に限定され、半透明物体には適用できない。
一つ目は、一般照明下において、光を半透明物体の表面に照射し、半透明物体からの光の反射光がぼける画像を撮影する。そして、反射光のぼけた度合いからBSSRDFと言われる内部散乱特性を記録する手法である(例えば、特許文献4、非特許文献6参照)。
二つ目は、黒のドットパターンを対象の半透明物体に投影し、明るいところから黒のドットパターンの領域内に散乱してくる光の割合から、BSSRDFを求める内部散乱特性を計測して記録する手法である(例えば、非特許文献7参照)。
また、三次元形状、法線及び分光に基づいて、半透明物体の内部散乱特性を求めるためには、三次元形状、法線及び分光の各々の計測に特化したパターンを、半透明物体に対して投影する必要がある。
図1は、本発明の本実施形態による画像データ取得システム1の構成例を示す図である。本実施形態による画像データ取得システム1は、撮像部2と、計測処理部5と、パターン光照射部7とを備えている。パターン光照射部7は、パターンを投影する2台以上のプロジェクタ、例えば本実施形態においてはプロジェクタ3及びプロジェクタ4の2台を備えている。
図1に戻り、計測処理部5は、後述するように、撮像部2が撮像した半透明物体からの反射光の波長毎の撮像データにより、半透明物体6の三次元形状、法線及び分光による散乱特性を計測する。
また、1次散乱反射成分9は、半透明物体6の表面60近傍の内部反射点61で1回程度反射して半透明物体6から放射される正弦波パターン光の成分光である。
この表面下で乱反射(表面下散乱)により、半透明物体6の反射光(反射光RLT1及び反射光RLT2)を撮像した撮像画像はぼけた画像となる。
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)である。制御部100は、計測処理部5内の各部の動作を司る機能部であり、予め自身内部の内部記憶部に書き込まれているプログラム(例えば、所定の半透明物体計測用のアプリケーションプログラム)を実行することにより、各機能部の制御処理を行う。
表示部108は、例えば、液晶ディスプレイなどであって、制御部100の制御により、上記操作部107によるオペレータの情報の入力を促す画像、あるいは後述する各演算処理による演算結果及び計測データを示す画像を表示する。
計測処理部5は、上述した制御部100、操作部107、表示部108、外部インターフェイス109及び記憶部110を備える汎用のPC(Personal Computer)であっても良い。
光照射制御部101は、図1のパターン光照射部7におけるプロジェクタ3及びプロジェクタ4のいずれからパターン光を照射するかの制御を行う。
撮像制御部102は、撮像部2が撮像した分光撮像データを外部インターフェイス109を介して入力する。
撮像データ解析部103は、位相シフト法によって正弦波パターンの照射された半透明物体6の波長毎の分光撮像データから、位相画像(後述する位相画像11)、1次散乱反射画像(後述する1次散乱反射画像19)及び多重散乱反射画像(後述する多重散乱反射画像20)の各々を分離する処理を行う。
なお、撮像部2が分光撮像データを撮像し、撮像制御部102がこの分光撮像データを受信した時点においては、半透明物体6の三次元形状、法線及び分光による散乱特性は未知の状態である。
すなわち、正弦波パターン光LT1及び正弦波パターン光LT2の双方において、それぞれ上記(2)式により、正弦波パターンの種類毎に位相値Φ(x,y)、直接反射成分Ld、間接反射成分Lgの各々を推定する。
ここで、本実施形態においては、半透明物体6の表面下の浅い部分(表面近傍)で1回程度反射する直接反射成分Ldを1次反射成分9とし、表面下において何度も反射して表面下散乱となる間接反射成分Lgを多重散乱反射成分10としている。
そして、形状演算部104は、反射光RTL1及び反射光RTL2毎に、反射光の画素と正弦波パターン光の画素との対応を判定し、対応する画素を示す対応情報を出力する。
また、形状演算部104は、各画素の対応情報を用い三角測量法により、半透明物体6の三次元形状(三次元形状の情報)を求める。すなわち、形状演算部104は、2種類の位相が異なる正弦波パターン光において、各位相を接続して、プロジェクタから投影された各画素と、撮像部2で撮像される画素の対応を取る。そして、形状演算部104は、プロジェクタから投影された各画素と、反射光RTL1及び反射光RTL2の各々の各画素との対応情報から三角測量法を用いて、半透明物体6の三次元形状を得る。
そのため、本実施形態においては、反射光を撮像した分光撮像データから、(2)式により求めた1次散乱反射画像19を用いることで、法線の推定を可能としている。
したがって、この畳み込まれた状態の画像から、半透明物体の各点における散乱特性を推定するため、散乱を点像分布関数のような任意の関数(多重散乱関数)で表すことができると仮定する。そして、この仮定により、物体の各点における多重散乱関数を最適化手法により推定することで求めることができる。
散乱演算部16は、撮像データ解析部103が算出した多重散乱反射画像20を用い、以下の示すように、多重散乱反射画像20の画素毎の散乱特性を示す関数を求める。
多重散乱反射画像20は、物体表面上におけるある任意の一点に対して光を照射した際、その点から散乱する光の強度を物体表面で空間的に畳み込んだ画像である。任意の一点に照射した正弦波パターン光の表面下における散乱特性を表すため、一般的にはBSSRDFといわれる関数で表すことができる。すなわち、散乱演算部16は、多重散乱反射画像20を再現することが可能な、画素毎の散乱関数を、数値計算により求める。
図7におけるBSSRDFの関数の曲線は、散乱による伝搬距離が大きくなるほど、散乱強度が低下していくことが判る。このBSSRDFの関数を推定することにより、半透明物体に光が入射した際のぼけ(物体中の光の滲み状態)を表現することができる。
一般的な物体の場合、屈折率ηが既知であれば、この散乱係数及び吸収係数を推定することにより、多重散乱を計測できることになる。例えば、多重散乱における散乱強度の推定には、上記(3)式のダイポール近似モデル式を用いた最尤推定法などで推定することができる。
光照射制御部101は、プロジェクタ3及びプロジェクタ4の各々に対し、それぞれ正弦波パターン光LT1、正弦波パターン光LT2の波長λを設定し、処理をステップS2へ進める。
ここで、光照射制御部101は、予め設定した「色」の分光撮像データを撮像するため、波長λ1、λ2、λ3、…、λnの各々を順番に設定する。例えば、各波長の大小関係は、λ1<λ2<λ3<…<λnである。光照射制御部101は、初回のフローにおいては波長λ1を、2回目のフローチャートにおいては波長λ2を、…と、波長の小さい方から順次大きい方に変更する。
次に、光照射制御部101は、プロジェクタ3あるいはプロジェクタ4のいずれを用いるかの設定を行い、処理をステップS3へ進める。
本実施形態においては、例えば、画像データ取得システム1が動作した時点に、プロジェクタ3を最初に設定(初期設定)する。そして、以降のフローにおいては、プロジェクタ3であればプロジェクタ4に設定を変更し、一方、プロジェクタ4であればプロジェクタ4に設定を変更する。
光照射制御部101は、設定したプロジェクタに対して、3つの異なる位相により正弦波パターンを順次照射させる。例えば、プロジェクタとしてプロジェクタ3が選択されていれば、光照射制御部101は、プロジェクタ3に対して異なる3つの位相によって正弦波パターンLT1を半透明物体6に投影させる。一方、プロジェクタとしてプロジェクタ4が選択されていれば、光照射制御部101は、プロジェクタ4に対して異なる3つの位相によって正弦波パターンLT2を半透明物体6に投影させる。
一方、プロジェクタ4が選択されている場合、プロジェクタ4は、所定の周期において順次位相(3つの異なる位相)を変更し、正弦波パターンLT2を半透明物体6に投影する。
また、光照射制御部101は、各プロジェクタに正弦波パターンを照射させる際、照射させるプロジェクタの識別番号と、撮像した際の位相を示す位相情報と、分光する波長λを示す波長情報を付加し、この識別番号と位相情報と波長情報とを撮像部2に対して出力する。
ここで、プロジェクタ3が半透明物体6に正弦波パターンLT1を投影している場合、撮像制御部102は、半透明物体6からの反射光RTL1を撮像した分光撮像データを撮像部2から取得する。そして、撮像制御部102は、取得した分光撮像データに対し、プロジェクタ3の識別情報と、撮像した際の位相を示す位相情報と、波長情報とを付加し、記憶部110に書き込んで記憶させる。
光照射制御部101は、プロジェクタに3つの異なる位相の正弦波パターンを照射させた後、処理をステップS4へ進める。
光照射制御部101は、半透明物体6に対して正弦波パターン光を照射させるプロジェクタの変更を行うか否かの判定を行う。
このとき、光照射制御部101は、現在選択されているプロジェクタがプロジェクタ3である場合、プロジェクタの変更を行うために処理をステップS2へ進める。
一方、光照射制御部101は、現在選択されているプロジェクタがプロジェクタ4である場合、プロジェクタの変更を行わないので処理をステップS5へ進める。
光照射制御部101は、半透明物体6に対して照射する正弦波パターン光の波長を変更するか否かの判定を行う。すなわち、光照射制御部101は、現在選択されている波長λが、波長λnであるか否かの判定を行い、波長λが波長λnである場合、全ての波長の変更が終了したとする。
一方、光照射制御部101は、現在選択されている波長λが、波長λnである場合、予め設定されている全ての波長λにおける撮像処理が終了したと判定して、処理をステップS1へ進める。
撮像データ解析部103は、記憶部110から読み出す分光データの波長λ(正弦波パターン光LT1あるいは正弦波パターン光LT2の波長)を設定し、処理をステップS12へ進める。
ここで、撮像データ解析部103は、予め設定した「色」の分光撮像データを読み出すため、波長λ1、λ2、λ3、…、λnの各々を順番に設定する。例えば、各波長の大小関係は、λ1<λ2<λ3<…<λnである。光照射制御部101は、初回のフローにおいては波長λ1を、2回目のフローチャートにおいては波長λ2を、…と、波長の小さい方から順次大きい方に変更する。
次に、撮像データ解析部103は、プロジェクタ3あるいはプロジェクタ4のいずれの分光撮像データを、記憶部110から読み出すかの設定を行い、処理をステップS13へ進める。
本実施形態においては、例えば、画像データ取得システム1が動作した時点に、プロジェクタ3を最初に設定(初期設定)する。そして、以降のフローにおいては、プロジェクタ3であればプロジェクタ4に設定を変更し、一方、プロジェクタ4であればプロジェクタ4に設定を変更する。
撮像データ解析部103は、ステップS11で設定した波長λの波長情報と、ステップS12で設定したプロジェクタ(プロジェクタ3、プロジェクタ4)の識別番号とに基づき、3つの位相が異なる分光撮像データをそれぞれの位相情報とともに、記憶部110から読み出す。
そして、撮像データ解析部103は、プロジェクタ3及びプロジェクタ4毎に読み出した分光撮像データを直接反射成分と間接反射成分とに、(2)式を用いて分離する。この際、撮像データ解析部103は、位相値Φ(x,y)も、直接反射成分(1次散乱反射成分9)と間接反射成分(多重散乱反射成分10)とともに算出し、処理をステップS14へ進める。
ここで、撮像データ解析部103は、位相値Φから位相画像を、直接反射成分(1次散乱反射成分9)から1次散乱反射画像19を、そして間接反射成分(多重散乱反射成分10)から多重散乱反射画像20を求める。
形状演算部104は、撮像データ解析部103が算出した位相値Φ(x,y)の位相画像11を、同一のプロジェクタ(プロジェクタ3あるいはプロジェクタ4)における異なる位相毎に生成する。ここで、形状演算部104は、半透明物体6に対して正弦波パターン光(弦波パターン光LT1及び正弦波パターン光LT2)を投影した際、反射光の画素と正弦波パターン光の画素との対応を判定する。
そして、形状演算部104は、各画素の対応情報を用い三角測量法により、半透明物体6の三次元形状を求める。
法線演算部105は、予めカメラとプロジェクタの幾何学キャリブレーションを行い、物体上の光線方向を計算し、RGB値に格納することで、反射光RTL1、反射光RTL2のそれぞれの分光画像データに対応する光線画像13_1、光線画像13_2を生成する。
法線演算部105は、光線画像13_1及び光線画像13_2の各々を参照し、異なる陰影を有する1次散乱反射画像19_1及び1次散乱反射画像19_2の各々の画素と、光線画像13_1及び光線画像13_2の各々の画素との位置関係を特定する。
そして、法線演算部105は、1次散乱反射画像19_1及び1次散乱反射画像19_2の各々の画素の陰影情報から、照度差ステレオ法により半透明物体の法線を求める。
撮像データ解析部103は、読み出す分光撮像データのプロジェクタの変更を行うか否かの判定を行う。
このとき、撮像データ解析部103は、現在選択されているプロジェクタがプロジェクタ3である場合、プロジェクタの変更を行うために処理をステップS12へ進める。
一方、撮像データ解析部103は、現在選択されているプロジェクタがプロジェクタ4である場合、プロジェクタの変更を行わないので処理をステップS17へ進める。
撮像データ解析部103は、読み出す分光撮像データの波長の変更を行うか否かの判定を行う。すなわち、撮像データ解析部103は、現在選択されている波長λが、波長λnであるか否かの判定を行い、波長λが波長λnである場合、全ての波長の変更が終了したとする。
このとき、撮像データ解析部103は、現在選択されている波長λが、波長λnでない場合、次に大きな波長λに変更するため、処理をステップS11へ進める。
一方、撮像データ解析部103は、現在選択されている波長λが、波長λnである場合、予め設定されている全ての波長λにおける撮像処理が終了したと判定して、処理をステップS18へ進める。
形状演算部104は、波長λ1、λ2、λ3、…、λnの全波長の3次元形状のデータを用い、例えば、最小二乗法により、改善された3次元形状を生成する。
そして、形状演算部104は、処理をステップS19へ進める。
法線演算部105は、波長λ1、λ2、λ3、…、λnの全波長の法線のデータを用い、例えば、最小二乗法により、改善された法線のデータを生成する。
そして、法線演算部105は、処理をステップS20へ進める。
次に、法線演算部15は、例えば、プロジェクタ3及びプロジェクタ4の1次散乱反射画像19_1または1次散乱反射画像19_2とこれらに対応する光線画像13_1または光線画像13_2とから求めた陰影情報により、陰影のない(陰影が除去された)画像アルベドの1次散乱反射情報(画像アルベド1次散乱反射画像)を生成する。
散乱演算部106は、例えば、プロジェクタ3及びプロジェクタ4の波長毎の多重散乱反射画像20の画素値の平均から、すでに説明した(3)式を用いて、波長毎のダイポール近似モデル式を生成する。ここで、波長毎のダイポール近似モデル式を生成することが、多重散乱特性の推定となる。
散乱演算部106は、生成したダイポール近似モデル式により、それぞれの波長の多重散乱反射画像20に対応する多重散乱分光画像を生成する。
また 、本実施形態によれば、レンダリングを行い、半透明物体のCG画像を生成する際に用いる半透明物体の形状、法線、分光による多重散乱特性の全てのデータを、単一システムで単一シーケンスのパターンのみを照射することで一括して求めることができる。
すなわち、本実施形態によれば、半透明物体であっても、それらの形状、法線情報、散乱特性を分光情報で簡素に計測できる。また、拡散反射物体と半透明物体が混在する場合においても、各反射成分の領域を判定すること両者の特性を計測することができる。さらにこれらを利用してCGで写実的な再現をすることができる。
2 撮像部
3,4 プロジェクタ
5 計測処理部
6 半透明物体
7 パターン光照射部
100 制御部
101 光照射制御部
102 撮像制御部
103 撮像データ解析部
104 形状演算部
105 法線演算部
106 散乱演算部
107 操作部
108 表示部
109 外部インターフェイス
110 記憶部
Claims (5)
- 半透明物体の表面の三次元形状情報と、表面の法線情報と、陰影の除去された1次散乱特性と、多重散乱特性とを取得する画像データ取得システムであり、
2種類以上の異なる位相のパターン光を前記半透明物体に対して照射するパターン光照射部と、
パターン光が照射された前記半透明物体の表面からの反射光を分光し、所定の波長毎の分光撮像データを取得する撮像部と、
波長毎の前記分光撮像データから、所定の演算式により、位相成分と、前記法線情報及び前記1次散乱特性を求めるための1次散乱反射成分と、前記多重散乱特性を求めるための多重散乱反射成分との各々を分離し、位相画像、1次散乱反射成分画像、多重散乱反射成分画像の各々とを生成する撮像データ解析部と、
前記位相画像に基づき、位相シフト法により前記半透明物体の表面の三次元形状情報を求める形状演算部と、
2箇所以上の場所の異なるプロジェクタによる前記1次散乱反射成分画像から前記法線情報を求める法線演算部と、
前記多重散乱反射成分画像から、所定の関数で表される多重散乱特性を求める散乱演算部と
を備えることを特徴とする画像データ取得システム。 - 前記散乱演算部が、
前記多重散乱反射成分画像から画素毎の多重散乱特性を示す前記所定の関数を求める
ことを特徴とする請求項1に記載の画像データ取得システム。 - 前記法線演算部が、
2種以上の前記パターン光の各々から求めた前記1次散乱反射成分画像と、2箇所以上のプロジェクタ画素から物体表面への方向を表す光線画像とにより、前記半透明物体の陰影情報を求め、当該陰影情報から前記半透明物体の法線と、画像アルベドの1次散乱特性とを求める
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像データ取得システム。 - 前記形状演算部が、
2種以上の前記パターン光毎の位相が各々異なる前記位相画像の各画素と、前記プロジェクタから投影された前記パターン光の各画素との対応を取り、三角測量法によって前記半透明物体の三次元形状を推定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像データ取得システム。 - 半透明物体の表面の三次元形状情報と、表面の法線情報と、陰影の除去された1次散乱特性と、多重散乱特性とを取得する画像データ取得方法であり、
2種類以上の異なる位相のパターン光を前記半透明物体に対して照射するパターン光照射過程と、
パターン光が照射された前記半透明物体の表面からの反射光を分光し、所定の波長毎の分光撮像データを取得する撮像過程と、
波長毎の前記分光撮像データから、所定の演算式により、位相成分と、前記法線情報及び前記1次散乱特性を求めるための1次散乱反射成分と、前記多重散乱特性を求めるための多重散乱反射成分との各々を分離し、位相画像、1次散乱反射成分画像、多重散乱反射成分画像の各々とを生成する撮像データ解析過程と、
前記位相画像に基づき、位相シフト法により前記半透明物体の表面の三次元形状情報を求める形状演算過程と、
2箇所以上の場所の異なるプロジェクタによる前記1次散乱反射成分画像から前記法線情報を求める法線演算過程と、 前記多重散乱反射成分画像から、所定の関数で表される多重散乱特性を求める散乱演算過程と
を含むことを特徴とする画像データ取得方法。
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