以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる各実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態の構成に限定されない。
[第1実施形態]
〔処理構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。図1に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、表示処理部110、対応付け部120、対応付け格納部122、及び操作受付部130を有する。
対応付け格納部122は、商品情報とサービス情報とを、対応関係を判別可能に記憶する。図2は、対応付け格納部122に格納される情報の一例を示す図である。「精算商品ID」は、オペレータが精算対象へ登録した商品の登録順、即ち、オペレータが後述の読取部108に商品をかざした順番を示す。図2の例では、この「精算商品ID」によって、同一商品に関する商品情報とサービス情報とを対応付けている。詳細には、図2の1、3行目には、対応付けされた商品情報とサービス情報の格納例が示されている。図2の2行目には、対応付けられるサービス情報がない商品情報の格納例が示されている。
なお、図2はあくまで一例であり、対応付け格納部122に格納される情報は、図2の例に制限されない。また、対応付け格納部122は、情報処理装置10に備えられていてもよいし、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置に備えられていてもよい。対応付け格納部122に格納される情報は、例えば、次のような、図示されていない処理部の処理により生成される。
商品情報は、各商品に添付または記載された商品情報シンボルを用いて取得され、対応付け格納部122に格納される。商品情報シンボルは商品検出部(図示せず)によって検出される。商品検出部は、例えば、既知の画像解析アルゴリズム等を用いて、商品の外観が撮像された画像を解析することにより、商品情報シンボルを検出する。これに限らず、商品検出部は、光源と受光素子とを用いて商品の包装材等に照射した光の反射光を検知し、その検知結果を基に商品情報シンボルを検出してもよい。商品情報シンボルが文字列シンボルの場合には、既知の文字認識手法が利用される。なお、商品検出部は、情報処理装置10に備えられていてもよいし、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置に備えられていてもよい。
ここで「商品情報シンボル」とは、商品情報を取得し得る形象を意味し、商品コードがエンコードされた1次元コードや2次元コード、または、商品情報を表す文字列シンボル(文字列形象)等が含まれる。商品情報シンボルは商品ラベルから検出される。「商品ラベル」とは、商品または商品の包装材等に付された、商品情報シンボルを表示する部材(シール等)、或いは、商品または商品の包装材等において商品情報シンボルが印刷される領域である。「商品情報」とは、例えば、商品の名称、価格、または商品コードといった、商品に関する何らかの情報である。「商品コード」とは、各商品を特定するために予め決められた、文字、数字、記号等から形成される商品識別データである。商品コードには、PLU(Price Look Up)コード(例えば、JAN(Japan Article Number)コード等)、またはNon−PLUコード等が利用され得る。商品コードがPLUコードである場合、検出されたPLUコードを基に商品情報を記憶する記憶部(図示せず)を参照することにより、商品情報が取得される。また、商品コードがNon−PLUコードである場合、検出されたNon−PLUコードから商品情報が取得される。「商品情報を表す文字列シンボル」とは、当該シンボルを解析することによって何らかの商品情報を得られるシンボルであり、例えば、商品の包装材または包装材に付されたシール等に記載される、商品の名称や価格を表す文字列等が挙げられる。なお、商品情報を表す文字列シンボルはこれらの例に制限されない。
また、商品検出部は、前回の商品情報シンボルが検出されたタイミングから所定時間経過後に、新たな商品情報シンボル(今回の商品情報シンボル)を検出した場合、当該新たな商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱う。言い換えれば、商品検出部は、先の商品情報シンボルが検出されてから所定時間が経過する前に、後の商品情報シンボルが検出された場合には、後の商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱わず、廃棄する。但し、商品検出部は、先の商品情報シンボルの検出から所定時間の経過前に検出されたとしても、各商品情報シンボルが示す商品情報が異なる場合には、後の商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱ってもよい。以降、「商品検出部による商品情報シンボルの検出」とは、商品検出部により行われる、商品情報シンボルの全ての検出の中の、異なる商品の商品情報シンボルとして扱われる検出を意味するものとする。商品検出部で用いられる「所定時間」は、例えば、オペレータによる後述の読取部108への商品のかざし方等の実際の商品精算業務を基に、経験的又は理論的に算出され、商品検出部に予め設定される。
また、サービス情報は、各商品に添付または記載されたサービス情報シンボルを用いて取得され、対応付け格納部122に格納される。サービス情報シンボルはサービス検出部(図示せず)によって検出される。サービス検出部は、例えば、既知の画像解析アルゴリズム等を用いて、商品の外観が撮像された画像を解析することにより、サービス情報シンボルを検出する。また、サービス検出部は、光源と受光素子とを用いて商品の包装材等に照射した光の反射光を検知し、その検知結果を基にサービス情報シンボルを検出してもよい。サービス情報シンボルが文字列シンボルの場合には、既知の文字認識手法が利用される。なお、サービス検出部は、情報処理装置10に備えられていてもよいし、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置に備えられていてもよい。
ここで「サービス情報シンボル」とは、サービス情報を取得し得る形象を意味し、サービスコードがエンコードされた1次元コードや2次元コード、または、サービス情報を表す文字列シンボル(文字列形象)等が含まれる。サービス情報シンボルはサービスラベルから検出される。「サービスラベル」とは、商品または商品の包装材等に付された、サービス情報シンボルを表示する部材である。「サービス情報」とは、各商品に付与されるあらゆるサービスの内容を示す情報である。サービス情報には、例えば、「20円引き」といった値引き情報、「30%引き」といった割引き情報、「5倍ポイント付与」といったポイント割増情報、及び各サービスを特定可能なサービスコード等が含まれる。「サービスコード」とは、各サービスを特定するために予め決められた、文字、数字、記号等から形成されるサービス識別データである。このようなサービスコードを基に、各サービスに関する情報を記憶する記憶部(不図示)を参照することで、該当するサービス情報が取得される。「サービス情報を表す文字列シンボル」とは、当該シンボルを解析することによって何らかのサービス情報を得られるシンボルであり、例えば、商品の包装材または商品の包装材に付されたシール等に記載される、値引き額や割引率を表す文字列等が挙げられる。なお、サービス情報を表す文字列シンボルはこれらの例に制限されない。
また、サービス検出部は、前回のサービス情報シンボルが検出されたタイミングから所定時間経過後に、新たなサービス情報シンボル(今回のサービス情報シンボル)を検出した場合、当該新たなサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとして扱う。言い換えれば、サービス検出部は、先のサービス情報シンボルが検出されてから所定時間が経過する前に、後のサービス情報シンボルが検出された場合には、後のサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとして扱わず、廃棄する。但し、サービス検出部は、先のサービス情報シンボルの検出から所定時間の経過前に検出されたとしても、各サービス情報シンボルが示すサービス情報が異なる場合には、後のサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとして扱ってもよい。以降、「サービス検出部によるサービス情報シンボルの検出」とは、サービス検出部より行われる、サービス情報シンボルの全ての検出の中の、異なる商品のサービス情報シンボルとして扱われる検出を意味するものとする。サービス検出部で用いられる「所定時間」は、例えば、オペレータによる後述の読取部108への商品のかざし方等の実際の商品精算業務を基に、経験的又は理論的に算出され、サービス検出部に予め設定される。
ここで、図15を用いて、商品検出部により検出される商品情報シンボルおよびサービス検出部により検出されるサービス情報シンボルについて説明する。図15は、1つの商品20が撮像されている商品画像2を例示する図である。図15に示されるような商品画像2は、図示しない撮像部において撮像される。図15の例で示される商品画像2に写っている商品20には、バーコード22及び値引きシール24が付されている。バーコード22は商品情報シンボルの一形態であり、値引きシール24はサービス情報シンボル一形態である。商品検出部は、例えば、既知の画像処理アルゴリズム等を用いて、商品画像2の中からバーコード22を検出する。また、サービス検出部も同様に、既知の画像処理アルゴリズム等を用いて、商品画像2の中から値引きシール24を検出する。ここで、1枚の商品画像2の中に複数の商品20が写ることもある。この場合は、図15に示されるように、商品検出部及びサービス検出部は、商品画像2から商品20を示す商品領域26を特定し、当該特定された各商品領域26の中からバーコード22及び値引きシール24をそれぞれ検出する。なお、図15の例では、商品領域26が商品20の全体が写っている領域を表しているが、これに限らず、商品20の一部が写っている領域であってもよい。
商品検出部およびサービス情報検出部によって検出された各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付けは、後述の対応付け部120により遂行される。対応付け部120は、図2に示されるような、商品情報と各サービス情報とが対応付けられた情報を対応付け格納部122に格納する。対応付け部120の詳細については後述する。
表示処理部110は、対応付け格納部122に格納されている情報に基づいて、商品情報とサービス情報とを対応付けた状態で表示部(図示せず)に表示させる。なお、表示部は情報処理装置10に含まれていてもよいし、別装置として設けられ、有線または無線で情報処理装置10と通信可能に接続されていてもよい。
表示処理部110が表示部に表示させる情報について図3を用いて説明する。図3は、図2の対応付け格納部の情報に基づいて表示処理部が表示部に表示させる情報の一例を示す図である。表示処理部110は、対応付け格納部122に格納されている情報を基に、例えば図3に示されるような一覧を含む画面を表示する。図3の一覧の1、3行目は、対応付けされた商品情報とサービス情報の表示例を示している。また、図3の一覧の2行目は、対応付けられるサービス情報がないと判断された商品情報の表示例を示している。図3に示されるような一覧を確認することで、情報処理装置10のオペレータは、商品情報とサービス情報との対応関係を容易に把握することができる。例えば、図3において、商品名が「ABC」および「GHI」の商品には、それぞれ「10%引き」および「50円引き」のサービス情報が対応付けられていることが容易に判断できる。また、図3において、商品名「DEF」の商品には、サービス情報が対応付けられていないことが容易に判断できる。但し、図3はあくまで一例であり、表示処理部110によって表示される画面は図3に制限されない。例えば、商品情報とサービス情報は、同一の行ではなく、決められた順序(例えば、商品情報、サービス情報の順)で前後の行に分けて表示されてもよい。また、例えば、表示処理部110は、画面上に表示される商品情報とサービス情報のうち、対応する商品情報とサービス情報に同一の色や同一の印等を付して、その対応関係を識別可能に表示するようにしてもよい。
操作受付部130は、表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けの選択操作、及び、対応付けの変更操作を受け付ける。
ここで「選択操作」とは、表示部に表示された商品情報とサービス情報との対応付けのうち、解除対象の対応付けを選択する操作である。選択操作の一例としては、図3の例に示されるような一覧が表示部に表示されており、対応付けの解除対象の商品情報またはサービス情報が表示されている行をタッチパネルや入力装置を介して選択する操作等が考えられる。なお、選択操作としては、表示処理部110によって表示部に表示される情報に応じて、様々な操作が採用され得る。例えば、対応付けられた商品情報およびサービス情報が別々の行で表示されるような場合、選択操作は、解除対象の対応付けに含まれる商品情報またはサービス情報のいずれか一方を選択する操作であってもよいし、その両方を選択する操作であってもよい。選択操作はこれらの例に制限されず、様々な操作を採用できる。例えば、各シンボルから得られた商品情報またはサービス情報がアイコンとして画面上に表示されている状態において、操作受付部130が、対象とするアイコンを長押しする操作を選択操作として受け付けてもよい。このアイコンを長押しする選択操作によって、商品情報、サービス情報、またはその両方が選択された状態(選択モード)となる。この場合に、操作受付部130は、選択モード以外で各アイコンに触れても変更操作を受け付けないように制御されてもよい。
また「変更操作」とは、対応付け解除処理を実行するトリガとなる操作である。変更操作には、上記選択操作で選択された対応付けの解除対象に含まれる商品情報又はサービス情報と新たに対応付ける、他のサービス情報又は他の商品情報の指定を含む形態と、その指定を含まない形態とがあり得る。指定を含まない形態の一例として、対応付け解除処理を実行するボタンを表示部等に用意しておき、当該ボタンをタッチパネル領域や入力装置を介して押下する操作等が考えられる。また、指定を含む形態の例として、選択操作で選択された商品情報またはサービス情報を、新たに対応付ける他の商品情報または他のサービス情報の所へドラッグアンドドロップする操作が考えられる。また、指定を含む形態の他の例として、新たに対応付ける他の商品情報または他のサービス情報を選択する操作等も考えられる。また、変更操作は、単一の操作のみならず、対応付け解除処理を実行するボタンを押下した後、解除した対応付けに含まれるサービス情報を新たに対応付ける商品情報を選択するといった複数の操作の組み合わせも含む。変更操作はこれらの例に制限されず、様々な操作を採用できる。
この変更操作について図16を用いてより詳細に説明する。図16は、操作受付部130が受け付ける変更操作の一例を示す図である。図16(a)では、変更操作を受け付ける前の状態が示されている。具体的には、商品情報A、商品情報B、サービス情報Aが画面60上に表示されており、商品情報Aとサービス情報Aが対応付けられている。なお、図16において、商品情報およびサービス情報は、特に制限されないが、例えばアイコンとして表示されている。図16(a)において点線で示されている画面領域61は、商品情報Aに関する対応付け領域を示し、当該領域に位置するサービス情報が商品情報Aと対応付けられる。また、図16(a)において点線で示されている画面領域62は、商品情報Bに関する対応付け領域を示し、当該領域に位置するサービス情報が商品情報Bと対応付けられる。画面領域61および画面領域62は、画面上でそれぞれ認識可能に表示されていると好ましい。図16(a)では、商品情報Aに関する画面領域61の内側にサービス情報Aが存在するため、サービス情報Aは商品情報Aに対応付けられている。また、図16(a)では、商品情報Bに関する画面領域61の外側にサービス情報Aが存在するため、サービス情報Aは商品情報Bとは対応付けられていない。図16(b)には、図16(a)の矢印で示されるような、画面領域61から画面領域62へサービス情報Aを移動させる変更操作(例えば、ドラッグアンドドロップ操作)を操作受付部130が受け付けた後の状態が示されている。図16(b)に示されるように、サービス情報Aは商品情報Aに関する画面領域61の外側に移動されたため、サービス情報Aと商品情報Aとの対応付けは解除される。また、サービス情報Aは商品情報Bに関する画面領域62の内側に移動されたため、サービス情報Aおよび商品情報Bが新たに対応付けられる。また、操作受付部130は、画面領域61または画面領域62などの所定の画面領域を用いず、商品情報またはサービス情報の一方を他方に重ねるような操作を変更操作として受け付けてもよい。
操作受付部130は、選択操作および変更操作を受け付けると、当該選択操作および変更操作に応じたユーザ操作情報を対応付け部120に送信する。ユーザ操作情報には、選択操作によって選択された対応付けを特定可能な情報(例えば、一覧で選択された行に関連する商品情報IDやサービス情報ID等)がユーザ操作情報に含められる。さらに、上述の変更操作で変更先の指定がある場合は、当該変更先を示す情報(例えば、変更操作で指定された行に関連する商品情報IDやサービス情報ID等)がユーザ操作情報に更に含まれる。
対応付け部120は、上述のように、商品検出部およびサービス情報検出部によって検出された各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付けを行う。この対応付けには任意の手法が採用され得る。例えば、対応付け部120は、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルの検出間隔の長さや検出パターン等に応じて、各シンボルから得られる商品情報およびサービス情報を対応付けてもよい。また、対応付け部120は、商品情報シンボル及びサービス情報シンボルの検出順に基づくルールに従って、商品情報とサービス情報を対応付けてもよい。例えば、或るサービス情報は、それに対応するサービス情報シンボルの検出の直前又は直後に検出された商品情報シンボルに対応する商品情報と検出するといったルールが利用される。
対応付け部120は、ユーザ操作に応じて、表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けを変更する。本実施形態の対応付け部120は、操作受付部130が受け付けたユーザ操作に応じた情報(ユーザ操作情報)を操作受付部130から取得し、当該取得されたユーザ操作情報を基に、解除対象とする商品情報とサービス情報との対応付けを特定する。そして、対応付け部120は、特定された商品情報とサービス情報との対応付けを変更する。
「対応付けの変更」について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、対応付け部120が対応付けを変更する流れを説明するための図である。図4では、具体的な例として、図3の3行目に表示されている精算商品の対応付けに対して選択操作および変更操作が実行された場合の、対応付け格納部122の情報の変化を示している。図4に示されるように、対応付け部120は、選択された行に対応する精算商品の情報(精算商品ID「003」に関する情報)に関して、例えばサービス情報がないことを示す情報を設定する。これにより、選択操作で選択された精算商品に関する対応付けに含まれる商品情報とサービス情報とが切り離される。すなわち、当該対応付けに含まれる商品情報とサービス情報との対応付けが解除される。そして、表示処理部110は、図4に示されるように変更された対応付けに基づいて、表示部に表示させる情報を図5に示されるように更新する。図5は、対応付けの変更によって更新された表示部の情報の例を示す図である。図5に示されるように、3行目の商品情報は、対応付け部120によって対応付けが解除され、サービス情報がない商品情報として表示される。
ここで、全ての商品には商品情報が付与されるが、サービス情報が付与されない商品は存在する。もし、全ての商品に関し商品情報の取得漏れがないと仮定した場合には、サービス情報は単独では存在し得ず、組となり得る商品情報が存在することになる。即ち、解除された対応付けに含まれていたサービス情報には、対応付けの解除前に対応付けられていた商品情報以外の他の商品情報が対応付けの対象として存在する。そこで、対応付け部120は、解除された対応付けに含まれていたサービス情報を、解除された対応付けに含まれていた商品情報とは異なる他の商品情報に対応付ける。
例えば、対応付け部120は、この「他の商品情報」を操作受付部130が受け付けた変更先の指定を含む変更操作に基づいて判断することができる。対応付け部120は、その受け付けられた変更操作で指定される変更先の商品情報を上記「他の商品情報」と特定することができる。
また、対応付け部120は、「他の商品情報」の指定がなくても、「他の商品情報」を特定することもできる。これは、操作受付部130は、変更先の指定を含まない変更操作を受け付ける場合に実行される。あるサービス情報を含むサービス情報シンボルの検出直前または検出直後に検出された商品情報シンボルは、当該サービス情報シンボルが付されている商品のものである可能性が高い。これは、店舗において商品精算業務を行うオペレータが、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を商品ごとに行い、特に、商品情報シンボルの読み取り漏れがないように作業を行うからである。よって、対応付け部120は、対応付けが解除されたサービス情報の前後の商品情報のうち、当該対応付けに含まれていなかった商品情報を「他の商品情報」と判断することもできる。具体的には、あるサービス情報が直前の商品情報と対応付けられており、その対応付けが解除された場合、対応付け部120は、対応付けが解除されたサービス情報と直後の商品情報とを新たに対応付ける。また、あるサービス情報が直後の商品情報と対応付けられていて、その対応付けが解除された場合、対応付け部120は、対応付けが解除されたサービス情報と直前の商品情報とを新たに対応付ける。なお、「対応付けが解除されたサービス情報の前後の商品情報」は、例えば商品検出部およびサービス検出部で各シンボルが検出された時間を併せて取得する等して、当該取得された時間の関係から判断できる。
対応付け部120によって実行される、解除された対応付けに含まれていたサービス情報と他の商品情報との対応付け処理の流れを、図6及び図7を用いて説明する。図6は、解除された対応付けに含まれていたサービス情報と他の商品情報とを、対応付け部が対応付ける流れを説明するための図である。解除された対応付けに含まれていたサービス情報と他の商品情報とを対応付ける処理は、図4及び図5に示される処理の流れに続けて実行される。ここでは、図3に示される一覧の3行目の対応付けが変更された際、図3に示される一覧の2行目を選択する操作が上述の「他の商品を指定する操作」として受け付けられた場合を考える。この場合、対応付け部120は、解除された対応付けに含まれていたサービス情報を、変更操作によって指定された商品情報と対応付け、対応付け格納部122の情報を更新する。具体的には、図6に示されるように、指定された商品情報(精算商品ID=002に関する商品情報)に、解除された対応付けに含まれていたサービス情報が新たに対応付けられる。そして、表示処理部110は、図6に示されるように変更された対応付けに基づいて、表示部に表示させる情報を図7に示されるように更新する。図7は、対応付けの変更によって更新された表示部の情報の例を示す図である。図7に示されるように、2行目の商品情報には、対応付け部120によって解除された対応付けに含まれていたサービス情報(50円引き)が対応付けられた状態で表示される。
また、対応付け部120は、商品情報とサービス情報との各対応付けに関し、変更可能か否かをそれぞれ管理していてもよい。この場合、対応付け部120で管理される対応付けの変更可否に関する情報を用いて、操作受付部130は、変更可能な対応付けの選択操作を受け付け、変更不可の対応付けの選択操作を受け付けないようにすることができる。また、これに限らず、操作受付部130は、選択操作に関しては対応付けの変更可否に関わらず受け付けるが、変更操作に関しては対応付けの変更可否に応じて受け付けるか否かを決定してもよい。具体的には、操作受付部130は、変更操作に関しては変更可能な対応付けに対する変更操作のみを受け付け、変更不可の対応付けに対する変更操作を受け付けないようにしてもよい。
対応付けが変更可能か否かについては、例えば、各情報を含む各シンボルが検出された順序等から判断することができる。具体的には、対応付け部120は、対象の対応付けを解除した場合、単独で残るサービス情報が存在するか否かによって、対象の対応付けが変更不可か否かをそれぞれ管理する。例えば、商品情報シンボル、サービス情報シンボル、商品情報シンボル、サービス情報シンボルの順で4つのシンボルが検出され、その各々のペアが対応付けられている場合を考える。ここで、前のサービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報と後の商品情報シンボルを用いて得られる商品情報とを対応付けてしまうと、後のサービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報が単独で残ってしまう。よって、この例では、対応付け部120は、前の商品情報と前のサービス情報との対応付け、及び、後の商品情報と後のサービス情報との対応付けを「変更不可」と判断する。また、他の例として、商品情報シンボル、サービス情報シンボル、商品情報シンボルの順で、3つのシンボルが検出された場合を考える。この場合、サービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報は、前の商品情報シンボル及び後の商品情報シンボルを用いて得られる各商品情報のいずれにも対応付けられ得る。よって、この例では、対応付け部120は、サービス情報がいずれの商品情報と対応付けられていても、その対応付けを「変更可能」と判断する。対応付け部120は、表示処理部110による商品情報およびサービス情報の取得に応じて各対応付けの変更可否を判断し、その結果を図示しない記憶部に保持する等して管理する。
また、対応付け部120は、商品の種類等によってサービス情報シンボルが付される可能性が高い商品と低い商品とを分けて、対応付けの変更可否を管理することもできる。例えば、生鮮食品や惣菜などの商品にはサービス情報シンボルが付される可能性が高い。一方で、日用品や雑貨などの商品にはサービス情報シンボルが付される可能性が低い。そこで、例えば、「サービス情報が付される商品」と「サービス情報が付されない商品」とに各商品を分け、その少なくともいずれか一方に属する商品群をリストアップして図示しない記憶部に記憶しておく。そして、対応付け部120は、対応付けに含まれる商品情報を基に当該記憶部を参照することにより、各対応付けの変更可否を管理する。具体的には、ある対応付けに含まれる商品情報が、「サービス情報が付される商品」を示す商品情報である場合、対応付け部120は、当該対応付けを「変更不可」とする。一方、ある対応付けに含まれる商品情報が、「サービス情報が付されない商品」を示す商品情報である場合、対応付け部120は、当該対応付けを「変更可能」とする。
この他にも、対応付け部120は、サービス情報シンボルが付される可能性や頻度等を示す情報(以下、可能性情報とも表記)を商品の種類毎または商品毎に設定して、商品情報とサービス情報との対応付けの変更可否を管理してもよい。この可能性情報は、例えば、図示しない記憶部に予め記憶されている。対応付け部120は、対応付けに含まれる商品情報を基に当該記憶部を参照して、精算対象の商品に対してサービス情報シンボルが付される可能性や頻度を把握する。一の具体例として、対応付け部120は、例えば、ある対応付けに含まれる商品情報に対応する商品の可能性情報が所定の閾値以上である場合に、当該対応付けを「変更不可」として管理する。一方で、ある対応付けに含まれる商品情報に対応する商品の可能性情報が所定の閾値未満である場合に、当該対応付けを「変更可能」として管理する。また他の具体例として、第1の商品情報シンボルおよび何らかのサービス情報シンボルが検出され、当該各シンボルから得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられている状態で、第2の商品情報シンボルが更に検出された場合を考える。この場合、対応付け部120は、第1の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する商品の可能性情報と、第2の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する可能性情報の大小によって、対応付けの変更可否を管理する。より具体的には、第1の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する商品の可能性情報が第2の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する商品の可能性情報よりも大きい場合、対応付け部120は当該対応付けを「変更不可」として管理する。一方、第1の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する商品の可能性情報が第2の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応する商品の可能性情報以下の場合、対応付け部120は当該対応付けを「変更可能」として管理する。但し、これらはあくまで一例であり、対応付け部120が各対応付けの変更可否を管理する方法は制限されない。
〔ハードウェア構成〕
図8は、第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。図8に示されるように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、入出力インタフェース(I/F)103、通信部104等を有する。CPU101は、他の各部とバス105等の通信線により接続される。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等である。通信部104は、他の装置や機器と信号をやり取りする。通信部104には、可搬型記録媒体等も接続され得る。入出力I/F103は、表示部106、入力部107等と接続される。
表示部106は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU101やGPU(Graphics Processing Unit)(図示せず)等により処理された描画データに対応する画面を表示するユニットである。入力部107は、ユーザ操作の入力を受け付けるユニットであり、例えば、ハードウェアボタンユニット、タッチセンサ等として実現される。入力部107は、操作受付部130としても機能する。表示部106及び入力部107は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。
情報処理装置10のハードウェア構成は、図8に示される構成に限定されない。情報処理装置10は、図8に示される構成以外の構成を更に有してもよい。また、情報処理装置10は、表示部106、入力部107を有していなくてもよい。この場合、情報処理装置10は、通信部104を介して外部の他の装置と通信し、他の装置の表示部へ描画データを表示させたり、他の装置の入力部を介してユーザからの入力操作を受け付けたりする。
先に説明した情報処理装置10の各処理部(表示処理部110、対応付け部120、操作受付部130)は、例えば、CPU101によってメモリ102に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)やメモリカード等のような可搬型記録媒体、あるいはネットワーク上の他のコンピュータから通信部104等を介してインストールされ、メモリ102に格納される。そして、CPU101が、メモリ102に格納された、表示処理部110、対応付け部120、操作受付部130の機能を実現する各プログラムを実行することにより、表示処理部110、対応付け部120、操作受付部130がそれぞれ実現される。また、対応付け格納部122は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ(図示せず)により実現される。
〔動作例〕
図9を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作例を説明する。図9は、第1実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
表示処理部110は、例えば、上述した商品情報またはサービス情報を取得して表示部に表示させる(S101)。このとき、表示処理部110は、各商品情報と各サービス情報との対応付けを示す情報を併せて取得し、対応関係を識別可能に表示部に表示させる。操作受付部130は、表示部に表示されている各対応付けに対する選択操作および変更操作の検出状況を監視している(S102)。選択操作および変更操作が検出されない場合(S102:NO)、表示処理部110は、商品情報またはサービス情報を取得して表示部に表示させる処理を続行する(S101)。選択操作および変更操作が検出された場合(S102:YES)、操作受付部130は、対応付け部120によって管理される対応付けの変更可否を示す情報を基に、選択操作および変更操作の対象となっている対応付けが変更可能か否かを判断する(S103)。解除対象の対応付けが変更不可である場合(S103:NO)、操作受付部130は、選択操作および変更操作を受け付けずに処理を終了する。一方、解除対象の対応付けが変更可能である場合(S103:YES)、操作受付部130は選択操作および変更操作を受け付け、当該選択操作および変更操作に応じたユーザ操作情報を対応付け部120に出力する。対応付け部120は、処理対象とする対応付けを受け付けたユーザ操作情報に基づいて認識し、当該対応付けを解除する(S104)。そして、対応付け部120は、解除された対応付けに含まれるサービス情報と、他の商品情報とを新たに対応付ける(S105)。さらに、表示処理部110は、対応付けの変更結果に応じて、表示部に表示されている情報を更新する(S106)。上述の各処理は、顧客単位の商品精算処理が完了するまで繰り返される。
〔第1実施形態の作用と効果〕
以上、本実施形態では、操作受付部130で受け付けたユーザ操作に基づいて、商品情報とサービス情報との対応付けが解除される。さらに、操作受付部130で受け付けたユーザ操作に基づいて、対応付けが解除されたサービス情報が他の商品情報と対応付けられる。ここで、精算業務において用いられる情報処理装置10(POS端末等)が、商品情報及びサービス情報を自動かつ素早く読み取り、それらを自動かつ適切に対応付けることは大変難しい。商品情報及びサービス情報を自動かつ素早く読み取るために、例えば、商品情報シンボル及びサービス情報シンボルの検出が並列に実行され、情報処理装置10が自動かつ適切に対応付けを判断するために、例えば、対応付けに関する何らかのルールが設けられる。しかしながら、オペレータの商品のかざし方や、情報処理装置10による各シンボルの検出順序は必ずしも一定ではないため、既定のルールから外れて誤った対応付けが発生する可能性は高い。本実施形態によれば、このように発生し得る対応付けの誤りを修正することが可能となるため、オペレータは、商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを読み取らせる操作にそれ程神経質にならなくてもよく、素早くその操作を行うことができる。結果として、各精算業務に係る時間の短縮効果が見込める。
また、本実施形態では、商品情報とサービス情報との対応付けを変更する形態として、解除された対応付けに含まれるサービス情報の変更先を指定する変更操作、または、変更先の指定を含まない変更操作がある。変更先の指定を含む変更操作を受け付ける場合、解除された対応付けに含まれていたサービス情報と、オペレータの変更操作で指定された商品情報とが新たに対応付けられる。これにより、オペレータの判断に基づいて、解除された対応付けに含まれるサービス情報と商品情報とを適切に対応付けることができる。また、変更先の指定を含まない変更操作を受け付ける場合、解除された対応付けに含まれるサービス情報は、当該サービス情報の前後の商品情報のうち、解除された対応付けに含まれていなかった商品情報と自動的に対応付けられる。これにより、オペレータによる変更先の指定操作を省略でき、対応付けの変更操作を容易化できる。また、精算業務において、オペレータは、通常、商品ごとに各シンボルを読み取る操作を、特に、商品情報シンボルの読み取り漏れがないように行う。そのため、あるサービス情報と対応付けられるべき商品情報は、当該サービス情報の前後に存在する商品情報である可能性が高い。すなわち、あるサービス情報に関する対応付けが誤っている場合、当該前後の商品情報のうち、対応付けに含まれていない商品情報が本来対応付けられるべき商品情報である可能性が高い。よって、変更先の指定を含まない変更操作であっても、商品情報とサービス情報とを十分適切に対応付けることができる。
また、本実施形態によれば、商品情報とサービス情報との各対応付けに関し、各情報の読み込み順序等に基づいて、当該対応付けを変更可能か否かがそれぞれ管理される。そして、管理されている各対応付けの変更可否に応じて、選択操作または変更操作を受け付けるか否かが決定される。これにより、本実施形態によれば、現状で変更する必要のない対応付けを、オペレータが誤って変更してしまうことを防止できる。
[第2実施形態]
ある顧客に対する商品精算業務に関して、商品情報とサービス情報との対応付けは複数存在し得る。そして、その中のある対応付けを変更した場合、当該変更がその他の対応付けにも影響を与え得る。本実施形態では、その他の対応付けに対する影響を加味して動作する情報処理装置について説明する。
〔処理構成〕
第2実施形態における情報処理装置10は、図1に示されるような、第1実施形態と同様の処理構成を有する。情報処理装置10の各処理部(表示処理部110、対応付け部120、操作受付部130)は、第1実施形態と同様に、CPU101が各処理部の機能を実現するプログラムをそれぞれ実行することにより実現される。また、対応付け格納部122は、第1実施形態と同様に、HDDやSSDなどのストレージ(図示せず)により実現される。
第1実施形態では説明しなかったが、変更操作に応じて対応付けが解除されたサービス情報と新たに対応付けられる他の商品情報に関して、変更操作より前の時点で他のサービス情報(元サービス情報)が既に対応付けられていることもある。本実施形態の対応付け部120は、この場合、変更操作に基づく対応付けを優先して、他の商品情報と元サービス情報との対応付けを解除する。さらに、上述したように、サービス情報は単独で存在し得ず、組となる商品情報が存在する。よって、元サービス情報に関しても、解除された対応付けに含まれていた他の商品情報以外の更なる他の商品情報が、対応付け対象の商品情報として存在するはずである。そこで、本実施形態の対応付け部120は、元サービス情報に関する対応付けが解除された場合、この更なる他の商品情報と元サービス情報とをさらに対応付ける。なお、対応付け部120は、第1実施形態で他の商品情報を判断した方法と同様にして、更なる他の商品情報を判断することができる。
また、変更操作に応じて対応付けが解除された商品情報に関して、本来対応付けられるべき他のサービス情報が存在することもある。このような場合、当該他のサービス情報には誤った他の商品情報が変更操作より前の時点で対応付けられている。この場合、対応付け部120は、当該他のサービス情報と誤った他の商品情報との対応付けを解除して、変更操作に応じて対応付けが解除された商品情報と当該他のサービス情報とをさらに対応付けてもよい。
しかしながら、商品情報に関してはサービス情報が存在しない場合もあり、変更操作に応じて対応付けが解除された商品情報がそのような商品情報に該当することもあり得る。このような場合、変更操作より前の時点で設定されている、他のサービス情報に関する対応付けは正しい対応付けであると言える。よって、このような正しい対応付けを誤って変更することを防止するような対策をとるのが好ましい。例えば、表示処理部110が、オペレータに対して、他のサービス情報に関する対応付けを解除してよいか確認する旨のメッセージを表示するなどしてもよい。但し、上述した対策はこれに制限されず、様々な手法を採用できる。
〔動作例〕
図10を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作例を説明する。図10は、第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図10の例において、S201〜S206の処理は、第1実施形態で説明したS105の処理とS106の処理との間で実行される。
対応付け部120は、S105で対応付けた他の商品情報に関して、元サービス情報が存在するか否かを判定する(S201)。他の商品情報に元サービス情報が存在する場合(S201:YES)、対応付け部120は、他の商品情報と元サービス情報との対応付けを解除する(S202)。そして、対応付け部120は、S202で解除された対応付けに含まれる元サービス情報と、更なる他の商品情報とを新たに対応付ける(S203)。
対応付け部120は、さらに、S104で解除された商品情報に対応する他のサービス情報があるか否かを判断する(S204)。S104で解除された商品情報に対応する他のサービス情報が存在しない場合(S204:NO)、対応付け部120は以降の処理を実行せず、処理はS106に遷移する。一方、S104で解除された商品情報に対応する他のサービス情報が存在する場合(S204:YES)、対応付け部120は、当該他のサービス情報に関する既存の対応付けを解除する(S205)。この際、正しい対応付けを誤って変更することを防止するために、メッセージ等を表示部に表示し、オペレータにS205の対応付け解除処理を実行するか否かを判断させてもよい。対応付け部120は、S104で対応付けが解除された商品情報と、S205で対応付けが解除された他のサービス情報とを新たに対応付ける(S206)。
〔第2実施形態の作用と効果〕
以上、本実施形態では、第1実施形態と同様に、ある商品情報とサービス情報との対応付けが解除される。そして、対応付けが解除されたサービス情報と他の商品情報とが新たに対応付けられる。さらに、当該他の商品情報に関して元サービス情報が既に対応付けられている場合、当該他の商品情報と元サービス情報との対応付けが解除される。そして、元サービス情報は更なる他の商品情報と新たに対応付けられる。また、本実施形態では、対応付けが解除された他の商品情報に関して、対応付けられるべき他のサービス情報が存在する場合、当該他のサービス情報の既存の対応付けが解除された上で、対応付けが解除された商品情報と新たに対応付けられる。
これにより、本実施形態によれば、ある商品情報とサービス情報との対応付けを変更することをトリガとして、商品情報とサービス情報とに関するその他の対応付けをまとめて修正することができる。
[第3実施形態]
第1実施形態および第2実施形態において、情報処理装置10の操作受付部130がユーザ操作を受け付ける構成を例示したが、これらの実施形態の構成に限らず、情報処理装置10は少なくとも表示処理部110と対応付け部120とを備えていればよい。表示処理部110および対応付け部120は、第1実施形態と同様に、CPU101が表示処理部110の機能を実現するプログラムおよび対応付け部120の機能を実現するプログラムをそれぞれ実行することにより実現される。
〔処理構成〕
図11は、第3実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。図11に示されるように、第3実施形態の情報処理装置10は、表示処理部110と、対応付け部120とを有する。
表示処理部110は、商品情報シンボルを用いて得られる商品情報と、サービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報とを対応付けた状態で表示部に表示させる。表示処理部110の動作は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
対応付け部120は、ユーザ操作に応じて、表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けを変更する。本実施形態では、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置等がユーザ操作を受け付け、受け付けたユーザ操作に関する情報(ユーザ操作情報)を対応付け部120に出力する。対応付け部120は、他の装置等から受け付けたユーザ操作情報に基づいて、商品情報とサービス情報との対応付けを変更する。
〔動作例〕
図12を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作例を説明する。図12は、第3実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
表示処理部110は、商品情報またはサービス情報を取得して表示部に表示させる(S301)。このとき、表示処理部110は、各商品情報と各サービス情報との対応付けを示す情報を併せて取得し、対応関係を識別可能に表示部に表示させる。対応付け部120は、表示部に表示されている各対応付けに対するユーザ操作情報を他の装置等から受け付けたか否かを監視している(S302)。他の装置等からユーザ操作情報の入力がない場合(S302:NO)、表示処理部110は、商品情報またはサービス情報を取得して表示部に表示させる処理を続行する(S301)。他の装置等からユーザ操作情報を受け付けた場合(S302:YES)、対応付け部120は、選択された商品情報とサービス情報との対応付けをユーザ操作情報に基づいて認識し、当該対応付けを解除する(S303)。さらに、表示処理部110は、対応付けの変更結果に応じて、表示部に表示されている情報を更新する(S304)。上述の各処理は、顧客単位の商品精算処理が完了するまで繰り返される。
〔第3実施形態の作用と効果〕
以上、本実施形態では、他の装置等で解除対象の対応付けの選択操作および変更操作が実行され、ユーザ操作情報として対応付け部120に出力される。そして、対応付け部120が受け付けたユーザ操作情報に基づいて、商品情報とサービス情報との対応付けが変更される。これにより、本実施形態によれば、商品情報とサービス情報との誤った対応付けを修正することが可能となる。
以下に複数の実施例を挙げ、上述の各実施形態を更に詳細に説明する。本発明は以下の各実施例から何ら限定を受けない。
図13は、POSレジスタ装置の構成例を示す図である。図13に示されるように、実施例1は、上述の情報処理装置10及び情報処理方法が、POS(Point Of Sale)レジスタ装置30に適用された例を示す。実施例1におけるPOSレジスタ装置30は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41から構成される。チェッカ装置31は、商品を精算対象に登録し、精算対象商品の情報をキャッシャ装置41に送る。キャッシャ装置41は、精算対象の商品の決済処理を行う。精算対象商品は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにおいても登録可能である。
実施例1におけるチェッカ装置31及びキャッシャ装置41は、図8と同様に、CPU101、メモリ102、入出力I/F103及び通信部104等を有する。上述の情報処理装置10は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにも適用可能であり、上述の情報処理方法は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれでも実行可能である。
上述の表示部106は、タッチパネルユニット32の表示部32a及び表示部42の少なくとも一方に相当する。上述の入力部107は、タッチパネルユニット32のタッチパネル32b及びキーボード33、並びに、キーボード43の少なくとも1つに相当する。スキャナ装置34は、読取窓35にかざされた商品の外観を映し出す商品画像を撮像する。スキャナ装置34で撮像された画像を処理することにより、商品情報シンボルやサービス情報シンボルが検出され、商品情報やサービス情報を取得できる。スキャナ装置44は、光源および受光素子を有しており、商品の包装材等に照射した光の反射光の検知結果を基に商品情報シンボルやサービス情報シンボルを検出する。商品情報やサービス情報は、スキャナ装置44で検出された商品情報シンボルやサービス情報シンボルを用いて取得されてもよい。
実施例1によれば、商品情報とサービス情報との各対応付けが、タッチパネルユニット32や表示部42等に表示される。例えば、図3等に示されるような情報が、タッチパネルユニット32や表示部42等に表示される。POSレジスタ装置30のオペレータはこの表示を確認することで、各対応付けが正しいか否かを判断することができる。ここで、誤った対応付けを発見した場合、POSレジスタ装置30のオペレータは、タッチパネル32b、キーボード33、及びキーボード43を用いて、当該誤った対応付けを修正することができる。具体的には、次のような操作を実行することにより、誤った対応付けが修正される。まず、POSレジスタ装置30のオペレータは、誤った対応付けに関する商品情報またはサービス情報の少なくともいずれか一方を、例えば図3に示されるような一覧の中から選択する。そして、POSレジスタ装置30のオペレータは、タッチパネルユニット32や表示部42等に別途表示される、選択された対応付けを変更するボタン(図示せず)を更に押下する。これにより、上述の各実施形態で説明したような対応付けの変更処理が実行され、誤った対応付けを修正することができる。
実施例1では、POSレジスタ装置30がチェッカ装置31及びキャッシャ装置41を有する例を示したが、POSレジスタ装置30はキャッシャ装置41のみで構成されてもよい。
図14は、POSシステムの構成例を示す図である。図14に示されるように、実施例2は、上述の情報処理装置10及び商品画像提示方法が、POSシステム50に適用された例を示す。実施例2におけるPOSシステム50は、サーバ装置51及び店舗側構成52から構成され、サーバ装置51と店舗側構成52とは、通信網53により通信可能に接続される。店舗側構成52には、通信中継装置を介して通信網53に接続可能な店舗端末54、スタンド55等が含まれる。スタンド55は、店舗端末54と、他の機器(ハンディスキャナ、キャッシュドロア、レシートプリンタ等)とを通信可能に接続するための機器である。
店舗端末54は、PC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット型端末、スマートフォン等のような汎用コンピュータであり、サーバ装置51との間でデータのやり取りをすることにより、上述のPOSレジスタ装置30と同様の機能を実現する。店舗端末54は、タッチパネルユニット56、撮像部57等を有する。上述の表示部106は、タッチパネルユニット56の表示部に相当する。上述の入力部107は、タッチパネルユニット56のタッチパネルに相当する。
サーバ装置51は、一般的なサーバコンピュータであり、WEBサーバ、アプリケーションサーバ等として実現される。店舗端末54及びサーバ装置51は、図8と同様に、CPU101、メモリ102、入出力I/F103及び通信部104等を有する。
上述の情報処理装置10は、サーバ装置51のみ、店舗端末54のみ、又は、それら両方として実現され得る。同様に、上述の情報処理方法は、サーバ装置51のみ、店舗端末54のみ、又は、それら両方により実行可能である。例えば、サーバ装置51と店舗端末54との間のインタフェースとしてWEBシステムが利用される場合、上述の全処理部がサーバ装置51で実現され、店舗端末54は、単なる表示部として動作してもよい。逆に、店舗端末54において全処理部が実現されてもよい。また、一部の処理部がサーバ装置51で実現され、残りの処理部が店舗端末54で実現されてもよい。例えば、対応付け部120がサーバ装置51で実現され、その他の処理部が店舗端末54で実現されてもよい。
実施例2によれば、商品情報とサービス情報との各対応付けがタッチパネルユニット56に表示される。例えば、図3等に示されるような情報が、タッチパネルユニット56に表示される。店舗端末54のオペレータはこの表示を確認することで、各対応付けが正しいか否かを判断することができる。ここで、誤った対応付けを発見した場合、店舗端末54のオペレータは、タッチパネルユニット56等を用いて、当該誤った対応付けを修正することができる。具体的には、次のような操作を実行することにより、誤った対応付けが修正される。まず、店舗端末54のオペレータは、誤った対応付けに関する商品情報またはサービス情報の少なくともいずれか一方を、例えば図3に示されるような一覧の中から選択する。そして、店舗端末54のオペレータは、選択された商品情報またはサービス情報の少なくともいずれか一方を、新たに対応付ける他の商品情報または他のサービス情報のところにドラッグアンドドロップする操作を実行する。これにより、上述の各実施形態で説明したような対応付けの変更処理が実行され、誤った対応付けを修正することができる。
上述の情報処理装置10及び情報処理方法は、POSレジスタ装置30及びPOSシステム50のみに適用可能なわけではなく、商品の判断を支援するあらゆる装置に適用可能である。例えば、上述の情報処理装置10及び情報処理方法は、一般ユーザに利用されるPCやスマートデバイスのような汎用コンピュータに適用されてもよい。
このように、本発明における情報処理装置は、複数の装置(複数のコンピュータ、複数のCPUを持つ筐体)で実現されることを排除するものではない。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
商品情報シンボルを用いて得られる商品情報と、サービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報とを対応付けた状態で表示部に表示させる表示処理手段と、
ユーザ操作に応じて、前記表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けを変更する対応付け手段と、
を備える情報処理装置。
2.
前記表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けの選択操作、及び、該対応付けの変更操作を受け付ける操作受付手段、
を更に備え、
前記対応付け手段は、前記操作受付手段により前記変更操作が受け付けられた場合に、前記選択操作で選択された対応付けを解除し、解除された対応付けに含まれていたサービス情報を他の商品情報と対応付ける、
1.に記載の情報処理装置。
3.
前記対応付け手段は、商品情報とサービス情報との各対応付けに関し、変更可能か否かをそれぞれ管理し、
前記操作受付手段は、変更可能な対応付けの選択操作または変更操作を受け付け、変更不可の対応付けの選択操作または変更操作を受け付けない、
2.に記載の情報処理装置。
4.
前記操作受付手段は、前記他の商品情報の指定を含む前記変更操作を受け付ける、
2.又は3.に記載の情報処理装置。
5.
前記対応付け手段は、前記変更操作に応じて対応付けが解除された商品情報と他のサービス情報とを対応付け、前記変更操作より前に設定されていた、該他のサービス情報を含む対応付けを解除する、
2.から4.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
6.
前記対応付け手段は、前記変更操作に応じて前記サービス情報と新たに対応付けられた前記他の商品情報と、前記変更操作より前に対応付けられていた元サービス情報との対応付けを解除し、該元サービス情報を更なる他の商品情報と対応付ける、
2.から5.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
7.
少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
商品情報シンボルを用いて得られる商品情報と、サービス情報シンボルを用いて得られるサービス情報とを対応付けた状態で表示部に表示させ、
ユーザ操作に応じて、前記表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けを変更する、
ことを含む情報処理方法。
8.
前記コンピュータが、
前記表示部に表示される商品情報とサービス情報との対応付けの選択操作、及び、該対応付けの変更操作を受け付け、
前記操作受付手段により前記変更操作が受け付けられた場合に、前記選択操作で選択された対応付けを解除し、解除された対応付けに含まれていたサービス情報を他の商品情報と対応付ける、
ことを含む7.に記載の情報処理方法。
9.
前記コンピュータが、
商品情報とサービス情報との各対応付けに関し、変更可能か否かをそれぞれ管理し、
変更可能な対応付けの選択操作または変更操作を受け付け、変更不可の対応付けの選択操作または変更操作を受け付けない、
ことを含む8.に記載の情報処理方法。
10.
前記コンピュータが、前記他の商品情報の指定を含む前記変更操作を受け付ける、
ことを含む8.又は9.に記載の情報処理方法。
11.
前記コンピュータが、前記変更操作に応じて対応付けが解除された商品情報と他のサービス情報とを対応付け、前記変更操作より前に設定されていた、該他のサービス情報を含む対応付けを解除する、
ことを含む8.から10.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
12.
前記コンピュータが、前記変更操作に応じて前記サービス情報と新たに対応付けられた前記他の商品情報と、前記変更操作より前に対応付けられていた元サービス情報との対応付けを解除し、該元サービス情報を更なる他の商品情報と対応付ける、
ことを含む8.から11.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
13.
7.から12のいずれか1つに記載の情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム。
この出願は、2014年7月1日に出願された日本出願特願2014−136162号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。