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JP6366019B2 - 配送管理システム - Google Patents
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JP6366019B2 - 配送管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物の配送管理を行う配送管理システムに関する。
運送事業では、仕分けを行った複数の荷物をロールボックスと呼ばれる搬送専用の台車に搭載して遠方の集積所まで輸送する。ロールボックスには輸送の目的地を表示する仕分け札と呼ばれる行き先を表示するための表示シート(以下、“仕分け札”と呼ぶ)を装着して、仕分けした複数の荷物をまとめて目的地に輸送する。ロールボックスに同一目的地となる複数の荷物を出来る限り多く積み込むことが輸送コストを抑えるために必要であるが、ロールボックスに荷物を積み込むための仕分け作業では、数多くの荷物を短時間に仕分ける必要があるとともに、目的地に向かうロールボックスに正確に搭載することが必要となる。
図15は、従来の仕分け手法を模式的に示した図である。同図において、仕分け作業場には、複数のロールボックス10(10〜10)が置かれており、それぞれに仕分け札20(20〜20)が装着されている。各仕分け札20には輸送先の情報が記載されている。図15では、例えば「大阪19」と記載されている。各作業者30,30は、複数の荷物40(40〜40)のそれぞれに貼られている伝票50(50〜50)を目視確認し、続いて、確認した伝票50に記載された住所が含まれる仕分け札20を目視確認する。伝票50に記載された住所が含まれる仕分け札20を確認した後、当該仕分け札20が装着されたロールボックス10に荷物40を積み込む。例えば、荷物40に貼り付けられた伝票50に記載された住所が大阪方面であれば、輸送先が大阪方面の仕分け札20が装着されたロールボックス10に荷物40を積み込む。残りの荷物40についても同様の手順でロールボックス10に積み込まれる。
従来、荷物の所在を管理する技術が案出されており、例えば特許文献1に記載された荷物所在管理装置が知られている。特許文献1に記載された荷物所在管理装置は、管理対象の荷物の搬送手段の位置を測位する手段と、前記荷物のRFIDから当該荷物を識別する荷物IDを読み取るリーダであって前記搬送手段と対応付けられたリーダと接続された手段と、前記リーダが前記荷物IDを読み取った場合、当該荷物IDと測位された前記位置を対応付けて記憶する手段と、を有し、前記荷物IDで識別される荷物の位置を前記測位された位置として管理する。
特開2011−219229号公報
ところで、荷物をどのロールボックスに積み込むかを、作業者が荷物に貼り付けられた伝票とロールボックスに装着された仕分け札を目視確認することで判断しているため、仕分けにおける作業量が多くなり、また仕分けのミスが発生し易いという課題がある。
また、1つの目的地に1台のロールボックスが輸送されるとは限らず、複数台のロールボックスが輸送されることが多いが、このような場合、どのロールボックスにどの荷物が搭載されているかを追跡することができないという課題もある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、仕分けにおける作業量の低減及び仕分けのミスの低減が図れるとともに、どのロールボックスにどの荷物が搭載されているかを追跡することができる配送管理システムを提供することを目的とする。
本発明の配送管理システムは、荷物を集荷し、配達先エリア毎に仕分けて荷物を置くスペースに対し、このスペース毎に設置され、配達先エリア情報を送信する無線送信装置と、荷物を配送する作業者が携帯する端末と、前記端末に荷物の伝票番号に紐付いた配達先住所データを送信するサーバと、を備えた配送管理システムであって、前記端末が、前記荷物の伝票から伝票番号を読み取る読み取り部と、前記無線送信装置から送信された配達先エリア情報を受信する無線受信部と、前記読み取り部で読み取った伝票番号を前記サーバに送信し、このサーバから前記伝票番号に紐付いた配達先住所データを受信する通信部と、前記配達先エリアと前記配達先エリアに含まれる住所とが対応付けて記憶されたデータ格納部と、前記通信部が受信した配達先住所データが、前記無線受信部が受信した配達先エリア情報内の住所か否かを判断する制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、荷物を置くスペース(ロールボックスに対応)と荷物を自動的に紐付けることで、荷物の仕分け作業による作業量の低減が図れるとともに、仕分けミスの低減が図れる。また、荷物を置くスペースがロールボックスである場合、ロールボックスと荷物が紐付けされることから、どのロールボックスにどの荷物が搭載されているかを追跡することができる。
上記構成において、前記無線送信装置を、平面アンテナビーコンとすることを特徴とする。
上記構成によれば、電波のエリアが1方向に限定されるため、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。
上記構成において、前記無線送信装置のアンテナをシート状アンテナとし、配達先エリア情報の表示機能を有することを特徴とする。
上記構成によれば、電波のエリアが1方向に限定されるため、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。また、無線送信装置と仕分け札が一体化されるので、無線送信装置と仕分け札を個別にスペースに設置することがないため、スペースへの設置が容易になる。
上記構成において、前記端末は、複数の前記無線送信装置から配達先エリア情報を受信した場合には、受信電力が最も強い無線送信装置からの配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、スペース毎に複数の無線送信装置が設けられていて、受信電力が最も強い無線送信装置からの配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。
上記構成において、前記スペースに複数の前記無線送信装置を設け、前記端末は、複数の前記無線送信装置から配達先エリア情報を受信した場合には、受信電力が強い2つの配達先エリア情報が一致した場合には、この配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、スペース毎に複数の無線送信装置が設けられていて、受信電力が強い2つの無線送信装置からの配達先エリア情報が一致した場合に、この配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。
上記構成において、前記無線送信装置は、所定の間隔で配達先エリア情報を送信し、前記端末が配達先エリア情報を複数回受信し、その受信電力平均が所定のしきい値以上である場合には、この配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、無線送信装置から所定の間隔で配達先エリア情報が送信されて、端末が配達先エリア情報を複数回受信して、その受信電力平均が所定のしきい値以上である場合に、この配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。
上記構成において、前記端末が、前記通信部が受信した配達先住所データが、前記無線受信部が受信した配達先エリア情報内の住所でないと判断した場合には、前記作業者に報知することを特徴とする。
上記構成によれば、伝票番号に紐付いた配達先住所データが配達先エリア情報内の住所でない場合、その旨が作業者に報知されるので、作業者は仕分けミスを把握することができる。
本発明によれば、仕分けにおける作業量の低減及び仕分けのミスの低減が図れるとともに、どのロールボックスにどの荷物が搭載されているかを追跡することができる。
本発明の第1実施形態に係る配送管理システムの外観を示す斜視図 第1実施形態に係る配送管理システムを構成する各装置の概略構成を示すブロック図 第1実施形態に係る配送管理システムにおけるデータ構成を示す図 第1実施形態に係る配送管理システムの端末の外観を示す斜視図 第1実施形態に係る配送管理システムの仕分け手法を模式的に示した図 第1実施形態に係る配送管理システムの端末の動作を説明するためのフローチャート 第1実施形態に係る配送管理システムにおける仕分け札及び無線送信装置の変形例〔1〕を示す斜視図 図7の変形例〔1〕において平面アンテナをパッチアンテナとしたときの指向性を示す図 図7の変形例〔1〕において平面アンテナをパッチアレーアンテナとしたときの指向性を示す図 第1実施形態に係る配送管理システムにおける仕分け札及び無線送信装置の変形例〔2〕を示す斜視図 図10の変形例〔2〕における指向性を示す図 本発明の第2実施形態に係る配送管理システムの外観を示す斜視図 第2実施形態に係る配送管理システムの端末の動作の一部を説明するためのフローチャート 本発明の第3実施形態に係る配送管理システムの端末の動作の一部を説明するためのフローチャート 従来の配送管理システムの仕分け手法を模式的に示した図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る配送管理システム1の外観を示す斜視図である。また、図2は、第1実施形態に係る配送管理システム1を構成する各装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、第1実施形態に係る配送管理システム1は、荷物40を集荷し、配達先エリア(目的地)毎に仕分けて荷物40を置くロールボックス(スペース)10に対し、ロールボックス10毎に設置され、仕分け番号(配達先エリア情報に対応)をビーコン信号として送信する無線送信装置70と、荷物40を配送する作業者30が携帯する端末80と、端末80に対し、荷物40の伝票番号に紐付いた配達先住所データを送信するサーバ90と、を備える。
ロールボックス10には、無線送信装置70の他に、仕分け札20が取り付けられる。前述したように、仕分け札20には、例えば「大阪19」のように目的地の情報が記載されている。無線送信装置70は、限定された電波エリア(例えば、50cm以内)Aを形成し、この電波エリアA内で仕分け番号を送信する。無線送信装置70から送信される仕分け番号は、仕分け札20に記載された目的地の情報に対応する。
ここで、通常、荷物40は複数個あり、またロールボックス10、無線送信装置70、端末80及び仕分け札20もそれぞれ複数個あり、特にロールボックス10、無線送信装置70及び仕分け札20はそれぞれ同数となる。荷物40、ロールボックス10、無線送信装置70、端末80及び仕分け札20のそれぞれを個別に扱う場合は、荷物40については、荷物40,荷物40,…,荷物40と呼び、ロールボックス10については、ロールボックス10,ロールボックス10,…,ロールボックス10と呼び、無線送信装置70については、無線送信装置70,無線送信装置70,…,無線送信装置70と呼び、端末80については、端末80,端末80,…,端末80と呼ぶ。特に、図2では、荷物40を荷物40と呼び、ロールボックス10をロールボックス10と呼び、無線送信装置70を無線送信装置70と呼び、端末80を端末80と呼ぶ。また、荷物40に貼られている伝票50を伝票50と呼ぶ。
図2において、無線送信装置70は、ロールボックス10に取り付けて使用するものであり、無線送信部701と、仕分け番号格納部702とを備える。仕分け番号格納部702には仕分け番号が格納される。無線送信部701は、端末80が受信可能な周波数及び電波型式の搬送波に仕分け番号を乗せて送信する。無線送信部701は、一定の時間間隔で仕分け番号を送信する。なお、ロールボックス10の輸送先が大阪方面であれば、このロールボックス10には「大阪19」と記載された仕分け札20が取り付けられる(図示略)。他の無線送信装置70〜70も無線送信装置70と同様の構成を採る。
端末80は、荷物40に貼られた伝票50から伝票番号を読み取る読み取り部801と、無線送信装置70から送信される仕分け番号を受信する無線受信部802と、読み取り部801が読み取った伝票番号をサーバ90に送信することで、サーバ90から送信されてくる伝票番号に紐付いた配達先住所データを受信する通信部803と、目的地である配達先エリアと該配達先エリアに含まれる住所とが対応付けて記憶されたデータ格納部804と、端末80の端末番号を格納する端末番号格納部805と、送信データを格納する送信データ格納部806と、通信部803が受信した配達先住所データが、無線受信部802が受信した配達先エリア情報内の住所か否かを判断する制御部807と、を備える。
読み取り部801は、バーコードリーダであり、レーザ光線又はLED(Light Emitting Diode)の光をバーコードに照射し、反射光をCCD(Charge-Coupled Device)で読み取ってバーコードを認識する。バーコードリーダでは文字、数字、記号等を認識できる。無線受信部802は、無線送信装置70から送信される信号を受信し、仕分け番号を復調する。通信部803は、無線LANを用いてサーバ90と通信を行う。送信データ格納部806には、仕分け番号、伝票番号、照合結果、照合日時及び照合した端末番号が格納される。他の端末80〜80も端末80と同様の構成を採る。
図3は、第1実施形態に係る配送管理システム1におけるデータ構成を示す図である。同図の(a)は、端末80におけるデータ格納部804のデータ構成である。同図の(b)は、サーバ90から端末80へ送られる送信データのデータ構成である。同図の(c)は、端末80からサーバ90へ送られる送信データのデータ構成である。同図の(a)において、端末80のデータ格納部804には、仕分け番号毎に配達先エリア情報が格納される。例えば、配達先エリアが東北であれば、東北6県(青森県、秋田県、宮城県、山形県、岩手県、福島県)の住所が格納される。同図の(b)において、サーバ90から端末80へは、伝票番号に紐付けられた配達先住所データが送られる。伝票番号は、端末80が荷物40に貼り付けられた伝票50から読み取ったものである。同図の(c)において、端末80からサーバ90へは、仕分け番号、伝票番号、照合結果、照合日時及び照合した端末番号が送信データとして送られる。この場合、仕分け番号は、無線送信装置70から送られてきたものである。また、伝票番号は、端末80が荷物40に貼り付けられた伝票50から読み取ったものである。また、照合結果は、サーバ90から送られてきた伝票番号に紐付いた配達先住所データと、無線送信装置70から送られてきた配達先エリア情報を照合した結果である。
端末80は、例えば図4の斜視図に示すように、手首に装着できる腕時計型を成しており、内部には無線受信部802と通信部803の双方で使用されるアンテナ808が設けられている。なお、端末80は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示器(図示略)やブザー等の鳴動装置(図示略)も有しており、これらの表示器や鳴動装置は、上述した照合結果の通知に用いられる。
荷物40に貼られる伝票50には、バーコード、伝票番号及び配達先住所が印刷されている。なお、バーコード、伝票番号及び配達先住所は、それぞれが印刷されたシールとして荷物40に貼られる場合もある。バーコードと伝票番号は1:1の関係になっている。即ち、バーコード=伝票番号である。配達先住所は、手書きで記載される場合もある。荷物40には、図2に示すように、伝票50の他に仕分け番号が印刷されたシール60が貼り付けられる。
端末80は、印刷機能を有し、ロールボックス10に取り付けられた無線送信装置70から送信された仕分け番号を受信することで、その仕分け番号をシール60に印刷して出力する。仕分け番号が印刷されたシール60は、端末80を所持する作業者30によって荷物40に貼り付けられる。
サーバ90は、伝票番号と配達先住所データとが紐付けられた複数の紐付けデータを格納する紐付けデータ格納部901と、仕分け番号を格納する仕分け番号格納部902と、端末80の通信部803と無線LANで通信を行う通信部903と、受信データを格納する受信データ格納部904と、通信部903が伝票番号を受信することで、紐付けデータ格納部901から伝票番号に紐付いた配達先住所データを取得して端末80へ送信し、また通信部903が端末80からの送信データを受信することで、その送信データを受信データ格納部904に格納する制御部905と、を備える。受信データ格納部904には、端末80から送られてきた仕分け番号、伝票番号、照合結果、照合日時及び照合した端末番号が受信データとして格納される。
次に、第1実施形態に係る配送管理システム1の動作について説明する。
図5は、第1実施形態に係る配送管理システム1の仕分け手法を模式的に示した図である。同図において、仕分け作業場には、複数のロールボックス10〜10が置かれており、それぞれには、仕分け札20〜20が装着されている。各仕分け札20には目的地の情報が記載されている。作業者30は、端末80のバーコード読み取り面を荷物40に貼られている伝票50にかざす操作を行う。この操作により、端末80がバーコードの読み取りを行う。作業者30は、残りの荷物40,40,40に対しても同様の操作を行う。端末80は、荷物40に貼られている伝票50のバーコードを読み取ることで得られた伝票番号をサーバ90へ送る。サーバ90は端末80から送られてきた伝票50の伝票番号を元に、この伝票番号に紐付いた配達先住所データを自身の紐付けデータ格納部901から取得する。サーバ90は、取得した配達先住所データを端末80へ送る。
端末80は、伝票番号の読み取りの他に、ロールボックス10〜10に取り付けられた無線送信装置70〜70から送信される仕分け番号(配達先エリア情報)を受信する。ここで、各無線送信装置70〜70の電波エリアAが50cm以内であるので、端末80は、現在位置を電波エリアA内とする無線送信装置70から送信される仕分け番号を受信する。例えば、端末80が無線送信装置70の電波エリアA内にあれば、その無線送信装置70から送信される仕分け番号を受信する。このように、端末80は、電波エリアA内に入っている無線送信装置70から送信される仕分け番号のみを受信する。
端末80は、例えば無線送信装置70から送信された仕分け番号を受信すると、この仕分け番号と、サーバ90から送られてきた配達先住所データを照合する。即ち、伝票番号に紐付いた配達先住所データが、仕分け番号(配達先エリア情報)内の住所か否かを判断する。端末80は、配達先住所データが、仕分け番号内の住所でないと判断した場合には、その旨を作業者30に報知する。即ち、端末80は、配達先住所データが、仕分け番号内の住所であると判断した場合、端末80の表示器(図示略)に“照合OK”を表示し、鳴動装置(図示略)を“ピッ”と鳴動させる。端末80は、配達先住所データが、仕分け番号内の住所でないと判断した場合は、端末80の表示器(図示略)に“照合NG”を表示し、鳴動装置(図示略)を“ピッピッ”と鳴動させる。
作業者30は、端末80の表示器(図示略)に“照合OK”が表示されて、鳴動装置(図示略)が“ピッ”と鳴動したことを確認すると、現在扱っている荷物40の積み込み先のロールボックス10を認識することができる。逆に、端末80の表示器(図示略)に“照合NG”が表示されて、鳴動装置(図示略)が“ピッピッ”と鳴動したことを確認すると、現在扱っている荷物40の積み込み先のロールボックス10が間違っていることを認識することができる。作業者30は、端末80の照合結果表示と照合結果音を確認することで、仕分けミスを犯すことなく荷物40をロールボックス10に積み込むことができる。例えば、荷物40の配達先が大阪で、ロールボックス10が大阪向けのものであれば、作業者30は、間違うことなく大阪行きのロールボックス10に大阪を配達先とする荷物40を積み込むことができる。
端末80は、仕分け番号、伝票番号、照合結果、照合日時及び照合した端末番号の照合情報をサーバ90へ送る。サーバ90は、端末80から送られてきた仕分け番号、伝票番号、照合結果、照合日時及び照合した端末番号を自身の受信データ格納部904に格納する。
作業者30は、残りの荷物40,40,40についても同様してロールボックス10に積み込む。作業者30においても、仕分けミスを犯すことなく荷物40,40,40,40をロールボックス10に積み込むことができる。
図6は、第1実施形態に係る配送管理システム1の端末80の動作を説明するためのフローチャートである。なお、端末80における制御は制御部807により行われるので、端末80の動作説明において、主語を制御部807とする。
図6において、制御部807は、荷物40の伝票番号が正しく読み取られたかどうか判定する(ステップS10)。即ち、荷物40に貼られた伝票50のバーコードが正しく読み取られたかどうか判定する。制御部807は、荷物40の伝票番号が正しく読み取られなかったと判断した場合(ステップS10で「No」と判断した場合)、伝票番号が正しく読み取られるまで本処理を繰り返す。これに対し、制御部807は、荷物40の伝票番号が正しく読み取られたと判断した場合(ステップS10で「Yes」と判断した場合)、仕分け番号(配達先エリア情報)が受信されたか否かを判定する(ステップS11)。即ち、無線送信装置70から送信された仕分け番号が受信されたかどうか判定する。制御部807は、仕分け番号が受信されなかったと判断した場合(ステップS11で「No」と判断した場合)、仕分け番号が受信されるまで本処理を繰り返す。これに対し、制御部807は、仕分け番号が受信されたと判断した場合(ステップS11で「Yes」と判断した場合)、荷物40の伝票番号に紐付いた配達先住所データが、仕分け番号内の住所か否かを判断する(ステップS12)。
制御部807は、荷物40の伝票番号に紐付いた配達先住所データが、仕分け番号内の住所ではないと判断した場合(ステップS12で「No」と判断した場合)、照合エラー情報を出力する(ステップS14)。制御部807は、照合エラー情報の出力後、ステップS11に戻る。これに対し、制御部807は、荷物40の伝票番号に紐付いた配達先住所データが、仕分け番号内の住所であると判断した場合(ステップS12で「Yes」と判断した場合)、照合情報を出力する(ステップS13)。制御部807は、照合情報の出力後、サーバ90へ照合情報を送信するかどうか判定する(ステップS15)。制御部807は、サーバ90へ照合情報を送信しないと判断した場合(ステップS15で「No」と判断した場合)、ステップS10に戻る。これに対し、制御部807は、サーバ90へ照合情報を送信すると判断した場合(ステップS15で「Yes」と判断した場合)、サーバ90へ照合情報を送信し(ステップS16)、その後、ステップS10に戻る。
このように、第1実施形態に係る配送管理システム1によれば、端末80が無線送信装置70の電波エリアA内に入ることで、ロールボックス10と荷物40が自動的に紐付けられるので、荷物40の仕分け作業による仕分けミスが低減するとともに作業量が低減する。また、荷物40がどのロールボックス10に積み込まれているが分かり、輸送過程における荷物40の追跡が可能となる。
なお、第1実施形態を詳細に説明したが、第1実施形態の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。以下、第1実施形態に係る配送管理システム1の変形例及び他の実施形態について説明する。
(変形例〔1〕)
図7は、第1実施形態に係る配送管理システム1における仕分け札及び無線送信装置の変形例〔1〕を示す斜視図である。同図に示すように、変形例〔1〕は、第1実施形態に係る配送管理システム1における仕分け札20と無線送信装置70を一体化させ、無線送信装置70を平面アンテナビーコンとしたものである。変形例〔1〕では、仕分け札21の一部分に無線送信装置70が取り付けられる。仕分け札21には行き先表示部21Aが設けられており、この行き先表示部21Aは行き先を印刷したものでも、液晶表示器で構成したものでもよい。
無線送信装置70は、無線回路部703とアンテナ部704から構成される。アンテナ部704は、正面方向へ電波エリアAを形成する平面アンテナである。アンテナ部704を平面アンテナとすることで電波エリアAを1方向に限定することができ、これにより隣り合うロールボックス10の誤検知を防ぐことができる。平面アンテナには、パッチアンテナやパッチアレイアンテナがあり、パッチアレイアンテナはパッチアンテナに対しより鋭い指向性である。図8は、パッチアンテナの電波エリアA1を示す図である。パッチアンテナの電波エリアA1は平面視でアンテナ正面の広い範囲に広がっている。図9は、パッチアレイアンテナの電波エリアA2を示す図である。パッチアレイアンテナは指向性が鋭いので、電波エリアA2はパッチアンテナと比較し平面視でより狭い範囲へ広がる。
(変形例〔2〕)
図10は、第1実施形態に係る配送管理システム1における仕分け札及び無線送信装置の変形例〔2〕を示す斜視図である。同図に示すように、変形例〔2〕は、アンテナ部705がシート状アンテナで構成されており、仕分け札としても使用できるようにした無線送信装置71である。無線回路部703は、アンテナ部705の一部分に取り付けられる。アンテナ部705には行き先表示部705Aが設けられている。この行き先表示部705Aは、上述した変形例〔1〕の行き先表示部21Aと同様に行き先を印刷したものでも、液晶表示器で構成したものでもよい。図11は、アンテナ部705の電波エリアA3を示す図である。アンテナ部705には2次元通信シートがある。2次元通信シートはシート表面にエバネッセント波を発生させる構造を有しているため、シート表面近傍に電波エリアを有している。アンテナ部705をシート状アンテナとすることで電波エリアAを1方向に限定でき、これにより隣り合うロールボックス10の誤検知を防ぐことができる。また、アンテナ部705は、その表面近傍全体で利用可能である。
次に、本発明の他の実施形態に係る配送管理システムについて説明する。
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態に係る配送管理システム1Aの外観を示す斜視図である。同図に示すように、第2実施形態に係る配送管理システム1Aは、1個のロールボックス10に2個の無線送信装置70,70が離間配置され、端末80が2個の無線送信装置70,70のそれぞれから送信される仕分け番号を受信して、配達先住所データとの照合を行うものである。端末80は、2個の無線送信装置70,70のそれぞれから送信される仕分け番号(配信先エリア情報)を受信した場合に、受信電力が最も強い無線送信装置70(又は無線送信装置70)の仕分け番号を用いて、配達先住所データとの照合を行う。
第2実施形態に係る配送管理システム1Aによれば、スペース毎に2個の無線送信装置70,70が設けられていて、受信電力が最も強い無線送信装置70(又は70)からの配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックス10の誤検知を防止できる。
なお、第2実施形態に係る配送管理システム1Aにおいて、受信電力が強い2つの仕分け番号が一致した場合に、この仕分け番号を用いて、配達先住所データとの照合を行うようにすることも勿論可能である。図13は、このようにした場合の配送管理システム1Aの端末80の動作の一部を説明するためのフローチャートである。同図において、ステップS111〜S114が、図6に示すフローチャートにおけるステップS11に対応する。端末80の制御部807は、荷物40の伝票番号が正しく読み取られたと判断した後、最も受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されたかどうか判定する(ステップS111)。制御部807は、最も受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されなかったと判断した場合(ステップS111で「No」と判断した場合)、最も受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されるまで、このステップS111を繰り返す。
これに対し、制御部807は、最も受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されたと判断した場合(ステップS111で「Yes」と判断した場合)、2番目に受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されたかどうか判定する(ステップS112)。制御部807は、2番目に受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されなかったと判断した場合(ステップS112で「No」と判断した場合)、2番目に受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されるまで、このステップS112を繰り返す。これに対し、制御部807は、2番目に受信電力の強い無線送信装置70の仕分け番号が受信されたと判断した場合(ステップS112で「Yes」と判断した場合)、2個の無線送信装置70の仕分け番号が合致しているかどうか判定する(ステップS113)。制御部807は、2個の無線送信装置70の仕分け番号が合致していないと判断した場合(ステップS113で「No」と判断した場合)、受信エラー情報を出力し(ステップS114)、ステップS111に戻る。これに対し、制御部807は、2個の無線送信装置70の仕分け番号が合致していると判断した場合(ステップS113で「Yes」と判断した場合)、次のステップS12へ進む。
このような構成によれば、ロールボックス10に複数の無線送信装置70が設けられていて、受信電力が強い2つの無線送信装置70からの配達先エリア情報が一致した場合に、この配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックス10の誤検知を防止できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る配送管理システムでは、無線送信装置70が、所定の間隔で仕分け番号(配達先エリア情報)を送信し、端末80が、仕分け番号を複数回受信し、その受信電力平均が所定のしきい値以上である場合には、この仕分け番号を用いて、配達先住所データとの照合を行う。第3実施形態に係る配送管理システムの構成は、第1実施形態に係る配送管理システム1と同様であるので、図1を援用し、また番号「1B」を付与する。図14は、第3実施形態に係る配送管理システム1Bの端末80の動作の一部を説明するためのフローチャートである。同図において、ステップS115〜S117が、図6に示すフローチャートにおけるステップS11に対応する。
端末80の制御部807は、荷物40の伝票番号が正しく読み取られたと判断した後、同じ仕分け番号がN回受信されたかどうか判定する(ステップS115)。制御部807は、同じ仕分け番号がN回受信されていないと判断した場合(ステップS115で「No」と判断した場合)、同じ仕分け番号がN回受信されるまで、このステップS115を繰り返す。これに対し、制御部807は、同じ仕分け番号がN回受信されたと判断した場合(ステップS115で「Yes」と判断した場合)、N回の平均電力がしきい値以上かどうか判定する(ステップS116)。制御部807は、N回の平均電力がしきい値未満であると判断した場合(ステップS116で「No」と判断した場合)、受信電力不足情報を出力し(ステップS117)、ステップS115に戻る。これに対し、制御部807は、N回の平均電力がしきい値以上であると判断した場合(ステップS116で「Yes」と判断した場合)、次のステップS12へ進む。
第3実施形態に係る配送管理システム1Bによれば、無線送信装置70から所定の間隔で配達先エリア情報が送信されて、端末80が配達先エリア情報を複数回受信して、その受信電力平均が所定のしきい値以上である場合に、この配達先エリア情報が用いられるので、隣り合うロールボックスの誤検知を防止できる。
本発明は、仕分けにおける作業量の低減及び仕分けのミスの低減が図れるとともに、どのロールボックスにどの荷物が搭載されているかを追跡することができるといった効果を有し、運送事業における荷物の配送管理に適用が可能である。
1,1A,1B 配送管理システム
10 ロールボックス
20,21 仕分け札
21A,705A 行き先表示部
30 作業者
40 荷物
50 伝票
70,71 無線送信装置
80 端末
90 サーバ
701 無線送信部
702 仕分け番号格納部
703 無線回路部
704,705 アンテナ部
801 読み取り部
802 無線受信部
803 通信部
804 データ格納部
805 端末番号格納部
806 送信データ格納部
807 制御部
808 アンテナ
901 紐付けデータ格納部
902 仕分け番号格納部
903 通信部
904 受信データ格納部
905 制御部

Claims (7)

  1. 荷物を集荷し、配達先エリア毎に仕分けて荷物を置くスペースに対し、このスペース毎に設置され、配達先エリア情報を送信する無線送信装置と、
    荷物を配送する作業者が携帯する端末と、
    前記端末に荷物の伝票番号に紐付いた配達先住所データを送信するサーバと、を備えた配送管理システムであって、
    前記端末が、
    前記荷物の伝票から伝票番号を読み取る読み取り部と、
    前記無線送信装置から送信された配達先エリア情報を受信する無線受信部と、
    前記読み取り部で読み取った伝票番号を前記サーバに送信し、このサーバから前記伝票番号に紐付いた配達先住所データを受信する通信部と、
    前記配達先エリアと前記配達先エリアに含まれる住所とが対応付けて記憶されたデータ格納部と、
    前記通信部が受信した配達先住所データが、前記無線受信部が受信した配達先エリア情報内の住所か否かを判断する制御部と、
    を備えたことを特徴とする配送管理システム。
  2. 前記無線送信装置を、平面アンテナビーコンとすることを特徴とする請求項1に記載の配送管理システム。
  3. 前記無線送信装置のアンテナをシート状アンテナとし、配達先エリア情報の表示機能を有することを特徴とする請求項1に記載の配送管理システム。
  4. 前記端末は、複数の前記無線送信装置から配達先エリア情報を受信した場合には、
    受信電力が最も強い無線送信装置からの配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配送管理システム。
  5. 前記スペースに複数の前記無線送信装置を設け、
    前記端末は、複数の前記無線送信装置から配達先エリア情報を受信した場合には、
    受信電力が強い2つの配達先エリア情報が一致した場合には、この配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配送管理システム。
  6. 前記無線送信装置は、所定の間隔で配達先エリア情報を送信し、前記端末が配達先エリア情報を複数回受信し、その受信電力平均が所定のしきい値以上である場合には、この配達先エリア情報を用いて、前記配達先住所データとの照合を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配送管理システム。
  7. 前記端末が、前記通信部が受信した配達先住所データが、前記無線受信部が受信した配達先エリア情報内の住所でないと判断した場合には、前記作業者に報知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の配送管理システム。
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