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JP6375335B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP6375335B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、実行が保留されている図柄変動ゲームを示す保留情報として、所定の保留画像を表示することが行われている。例えば、特許文献1には、保留中である第1の図柄変動ゲームを示す保留画像と、保留中である第2の図柄変動ゲームを示す保留画像と、を表示するように構成された遊技機が開示されている。特許文献1に開示された遊技機では、保留画像の個数から全部で何回の図柄変動ゲームが保留されているかを認識可能とするだけでなく、第1の図柄変動ゲーム用の保留画像と、第2の図柄変動ゲーム用の保留画像とを異ならせることにより、それぞれ何回の図柄変動ゲームが保留されているかを認識可能としている。
特開2012−125275号公報
しかしながら、上述した従来の遊技機では、保留画像の表示態様を変化させる演出を実行しようとする場合、変化後の表示態様が、第1の図柄変動ゲームと第2の図柄変動ゲームとを区別して認識可能とするためのものであるか、上記演出のためのものであるのかが判別し難くなる。その結果、従来の遊技機では、第1の図柄変動ゲームと第2の図柄変動ゲームとがそれぞれ何回ずつ保留されているのかが認識し難くなり、ひいては遊技者の興趣を向上できなくなる虞があった。
この発明の目的は、遊技者の興趣を向上することができる遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するための遊技機は、第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、を備え、前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、前記第1表示部は、第1遊技状態においては、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで保留情報の表示態様を同一とする一方で、第2遊技状態においては、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで保留情報の表示態様を異ならせることを要旨とする。
上記課題を解決するための遊技機は、第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、備え、前記第1表示部と前記第2表示部とは異なる表示装置に設けられ、前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、前記第1表示部は、保留情報の表示態様を特定表示態様とする保留変化演出を実行可能であって、保留情報を前記特定表示態様とするとき、当該特定表示態様とする保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで同一とする一方で、前記特定表示態様としない保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで異ならせることを要旨とする。
上記課題を解決するための遊技機は、第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、備え、前記第1表示部と前記第2表示部とは同じ表示装置に設けられ、前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、前記第1表示部は、保留情報の表示態様を特定表示態様とする保留変化演出を実行可能であって、保留情報を前記特定表示態様とするとき、当該特定表示態様とする保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで同一とする一方で、前記特定表示態様としない保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで異ならせることを要旨とする。
この発明によれば、遊技者の興趣を向上することができる。
パチンコ遊技機を模式的に示す正面図。 情報表示パネルを拡大して示す正面図。 遊技盤の一部を拡大して示す正面図。 演出保留表示部を拡大して示す正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 特別図柄入力処理を示すフローチャート。 特別図柄開始処理を示すフローチャート。 (a)〜(d)は、演出保留表示部における保留情報の表示態様について、その具体的な一例を示す模式図。 第2実施形態の遊技盤を模式的に示す正面図。 (a)及び(b)は、振分機構を拡大して示す模式図。 別の実施形態における演出表示装置を拡大して示す模式図。
(第1実施形態)
以下、パチンコ遊技機の第1実施形態について説明する。この明細書における上、下、左、右、前(表)、及び後(裏)は、遊技者から見たときの各方向を指すものとする。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機10は、該パチンコ遊技機10を島設備に設置するための枠体11を備えている。パチンコ遊技機10は、枠体11の前面側に、発射ハンドル15を備えている。発射ハンドル15は、その操作量に応じた強度で遊技球を発射させる手段である。
パチンコ遊技機10は、枠体11の前面側に、装飾ランプ16を備えている。装飾ランプ16は、演出の1つとして、図示しない発光体を発光、点滅、及び消灯させる演出(以下、発光演出と示す)を実行する手段である。パチンコ遊技機10は、枠体11の前面側に、スピーカ17を備えている。スピーカ17は、演出の1つとして、効果音や楽曲といった各種の音声を出力する演出(以下、音声演出と示す)を実行する手段である。
パチンコ遊技機10は、遊技盤20を備えている。遊技盤20は、枠体11に組み付けられている。遊技盤20は、遊技者から見て前面側に、遊技媒体としての遊技球が流下(転動)する遊技領域21を備えている。発射ハンドル15の操作によって打ち出された遊技球は、遊技領域21を流下(転動)する。
パチンコ遊技機10は、情報表示パネル22を備えている。情報表示パネル22は、遊技盤20において、遊技領域21外であって、且つ遊技者から視認可能な位置に設けられている。情報表示パネル22では、パチンコ遊技機10の制御状態を示す各種の情報が報知される。
図2に示すように、情報表示パネル22は、第1特別図柄表示部22aを備えている。第1特別図柄表示部22aは、所定の図柄を変動表示させるとともに、最終的に第1特別図柄を確定停止表示させる第1特別図柄変動ゲームを表示する。この実施形態では、第1特別図柄が第1の図柄に相当し、第1特別図柄変動ゲームが第1ゲームに相当し、第1特別図柄表示部22aによって第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段としての機能が実現されている。以下の説明では、第1特別図柄変動ゲームを略して「第1特別ゲーム」と示す。
情報表示パネル22は、第2特別図柄表示部22bを備えている。第2特別図柄表示部22bは、所定の図柄を変動表示させるとともに、最終的に第2特別図柄を確定停止表示させる第2特別図柄変動ゲームを表示する。この実施形態では、第2特別図柄が第2の図柄に相当し、第2特別図柄変動ゲームが第2ゲームに相当し、第2特別図柄表示部22bによって第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段としての機能が実現されている。以下の説明では、第2特別図柄変動ゲームを略して「第2特別ゲーム」と示す。また、第1特別ゲームと第2特別ゲームを纏めて単に「特別ゲーム」と示す場合がある。特別図柄は、後述する内部抽選(大当り抽選)の結果を報知するための図柄である。
この明細書において「変動表示」とは、表示されている図柄の種類が時間の経過に伴って変化している状態を意味している。この明細書において「確定停止表示」とは、図柄が確定的に停止表示されており、表示されている図柄の種類が変化しない状態を意味している。なお、この明細書において、「確定停止表示」と「導出」は同じ意味である。この実施形態において、特別図柄表示部22a,22bにおいて導出可能な特別図柄には、それぞれ大当り表示結果としての大当り図柄と、はずれ表示結果としてのはずれ図柄とが少なくともある。特別ゲームにおいて、大当り図柄が導出された場合、遊技者は、大当りを認識可能である一方で、特別ゲームにおいて、はずれ図柄が導出された場合、遊技者は、はずれを認識可能である。
この実施形態において、第1特別ゲーム及び第2特別ゲームは、同時に実行されることがなく、且つ1番目(最先)に始動条件が成立したものから、最後に始動条件が成立したものの順序(保留された順序)で1回ずつ実行される。また、この実施形態では、内部抽選(大当り抽選)に当選し、特別ゲームにおいて、大当り図柄が導出されると、該特別ゲームの終了後に、大当り遊技が付与される。詳しくは後述するが、大当り遊技は、遊技者が多数の賞球やその他の特典を獲得し得るため、遊技者にとって極めて有利な状態である。
情報表示パネル22は、第1特別保留表示部22cを備えている。第1特別保留表示部22cは、始動条件が成立したが未だ実行条件が成立していないことで、その実行が保留されている第1特別ゲームの数(回数)を認識可能に表示する。以下の説明では、保留中の第1特別ゲームの数を第1特別保留数と示す。この実施形態において、第1特別保留数の最大値は第1上限数としての4である。
情報表示パネル22は、第2特別保留表示部22dを備えている。第2特別保留表示部22dは、始動条件が成立したが未だ実行条件が成立していないことで、その実行が保留されている第2特別ゲームの数(回数)を認識可能に表示する。以下の説明では、保留中の第2特別ゲームの数を第2特別保留数と示す。この実施形態において、第2特別保留数の最大値は第2上限数としての4である。
情報表示パネル22は、普通図柄表示部22eを備えている。普通図柄表示部22eは、所定の図柄を変動表示させるとともに、最終的に普通図柄を導出させる普通図柄変動ゲームを表示する。以下の説明では、普通図柄変動ゲームを略して「普通ゲーム」と示す。
この実施形態において、普通図柄表示部22eに導出可能な普通図柄には、普通当り図柄と、普通はずれ図柄とが少なくともある。普通ゲームにおいて普通当り図柄が導出された場合、遊技者は、普通当りを認識可能である一方で、普通ゲームにおいて、普通はずれ図柄が導出された場合、遊技者は、普通はずれを認識可能である。この実施形態では、内部抽選(普通図柄の当り抽選)に当選し、普通ゲームにおいて普通当り図柄が導出されると、該普通ゲームの終了後に、普通当り遊技が付与される。詳しくは後述するが、普通当り遊技は、遊技者が第2特別ゲームの始動条件を成立させ易くなることから、遊技者にとって有利な状態である。
情報表示パネル22は、普通保留表示部22fを備えている。普通保留表示部22fは、始動条件が成立したが未だ実行条件が成立していないことで、その実行が保留されている普通ゲームの数(回数)を認識可能に表示する。
なお、例えば、情報表示パネル22は、遊技状態に応じて推奨される遊技球の発射強度を表示する強度表示部や、パチンコ遊技機10の遊技状態を表示する遊技状態表示部を備えていてもよい。例えば、情報表示パネル22は、遊技者に払い出す賞球の残り個数を表示する残数表示部を備えていてもよい。これらの複数の表示部は、同じ情報表示パネル22にある必要はなく、この実施形態とは異なる部分に別々に設けられていてもよい。
図1に示すように、パチンコ遊技機10は、遊技盤20において、遊技領域21の略中央に、各種の装飾が施されたセンター役物23を備えている。センター役物23は、開口部23aを備えている。また、センター役物23は、左右方向に沿って、遊技球を転動させるためのステージ23bを備えている。ステージ23bは、開口部23aの下縁部に沿って延びている。ステージ23bは、左右方向における中央(略中央)に、下方へ向かって遊技球を案内する案内部23cを備えている。
パチンコ遊技機10は、演出表示装置25を備えている。演出表示装置25は、センター役物23の開口部23aを介して、遊技者が視認可能となるように、遊技盤20に組み付けられている。演出表示装置25は、演出の1つとして、所定のキャラクタや文字を模した各種の絵柄を表示する演出(以下、表示演出と示す)を実行する手段である。
演出表示装置25が実行可能な表示演出の1つに、演出用の図柄(以下、演出図柄と示す)を複数列で変動表示させるとともに、最終的に所定の演出図柄の組み合わせを導出させる演出図柄変動ゲームがある。以下の説明では、演出図柄変動ゲームを略して「演出ゲーム」と示す。演出図柄は、キャラクタや模様等の装飾が施された図柄(飾り図柄)であって、表示演出を多様化させるためのものである。
この実施形態において、演出ゲームは、各特別ゲームと連動して行われる。具体的に、演出ゲームは、特別ゲームの開始に伴って開始され、特別ゲームの終了に伴って終了される。そして、演出ゲームでは、特別ゲームで導出された特別図柄に応じた演出図柄の組み合わせが導出される。具体的に、特別ゲームにおいて、大当り図柄が導出される場合、演出ゲームにおいて、演出図柄による大当り図柄が導出される。例えば、演出図柄による大当り図柄は、「333」や「777」などのように、全列の演出図柄が同一となる図柄組み合わせである。特別ゲームにおいて、はずれ図柄が導出される場合、演出ゲームにおいて、演出図柄によるはずれ図柄が導出される。例えば、演出図柄によるはずれ図柄は、「787」や「556」などのように、少なくとも一部列の演出図柄が他列の演出図柄とは異なる図柄組み合わせである。なお、演出ゲームにおいては、演出図柄が確定停止表示される前に一旦停止表示されてもよい。この明細書において「一旦停止表示」とは、例えば「ゆれ変動状態」など、図柄が再び変動表示される可能性があることを示す状態を意味している。
演出ゲームは、リーチを形成して行うリーチ演出を伴う場合がある。リーチは、複数列のうち特定の列(この実施形態では左列と右列)に同一の演出図柄が一旦停止表示されており、且つ特定の列とは異なる列(この実施形態では中列)の演出図柄が引き続き変動表示されている状態である。例えば、リーチ演出には、登場させるキャラクタや図柄列の動作が異なる複数種類のリーチ演出があってもよい。
なお、この実施形態において、演出表示装置25は、複数のリール(ドラム)を備えた機械式の演出表示装置である。複数のリールは、その外周面に、それぞれ複数の演出図柄を備えている。この実施形態において、演出ゲームは、各リールを図中において矢印Aに示す縦方向に沿って回転させることにより、演出図柄を変動表示させて行われるようになっている。なお、例えば、演出表示装置25は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置であってもよく、プロジェクタとスクリーンとを含んで構成された表示装置であってもよい。
パチンコ遊技機10は、遊技領域21に開口している第1始動入賞口26を備えている。第1始動入賞口26は、遊技球が常時入球可能である。パチンコ遊技機10は、第1始動入賞口26に入球した遊技球を検知する第1始動センサSE1を備えている(図5に示す)。例えば、第1始動センサSE1は、第1始動入賞口26に入球した遊技球を機外に排出するための通路に設けられている。この実施形態では、遊技球が第1始動センサSE1で検知されると、第1特別ゲームの始動条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球の払出条件が成立する。この実施形態では、第1始動センサSE1によって第1始動手段としての機能が実現されている。なお、前述した案内部23cは、遊技球を第1始動入賞口26へ入球し易くなるように案内する。
パチンコ遊技機10は、遊技領域21に開口している第2始動入賞口27を備えている。パチンコ遊技機10は、第2始動入賞口27に入球した遊技球を検知する第2始動センサSE2を備えている(図5に示す)。例えば、第2始動センサSE2は、第2始動入賞口27に入球した遊技球を機外に排出するための通路に設けられている。この実施形態では、遊技球が第2始動センサSE2で検知されると、第2特別ゲームの始動条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球の払出条件が成立する。この実施形態では、第2始動センサSE2によって第2始動手段としての機能が実現されている。
パチンコ遊技機10は、第2始動入賞口27を開閉する第1可変部材28を備えている。第1可変部材28は、遊技球が第2始動入賞口27へ入球し易い開状態と、遊技球が第2始動入賞口27に入球し難い、又は入球できない閉状態と、に動作可能である。パチンコ遊技機10は、第1可変部材28を開状態と閉状態とに動作させる第1アクチュエータA1を備えている(図5に示す)。第1可変部材28は、普通当り遊技中に開状態に動作される。
パチンコ遊技機10は、遊技領域21に開口している大入賞口29を備えている。パチンコ遊技機10は、大入賞口29に入球した遊技球を検知するカウントセンサSE3を備えている(図5に示す)。例えば、カウントセンサSE3は、大入賞口29に入球した遊技球を機外に排出するための通路に設けられている。この実施形態では、遊技球がカウントセンサSE3で検知されると、予め定めた個数の賞球の払出条件が成立する。
パチンコ遊技機10は、大入賞口29を開閉する第2可変部材30を備えている。第2可変部材30は、所謂大入賞口扉である。第2可変部材30は、遊技球が大入賞口29へ入球可能な開状態と、遊技球が大入賞口29に入球不能な閉状態と、に動作可能である。パチンコ遊技機10は、第2可変部材30を開状態と閉状態とに動作させる第2アクチュエータA2を備えている(図5に示す)。
第1始動入賞口26、第2始動入賞口27、及び大入賞口29は、センター役物23(演出表示装置25)の下方において、上からこの順番で並んでいる。即ち、入賞口26,27,29は、同じ遊技球の流下経路上に配設されている。したがって、この実施形態では、入賞口26,27,29のうち一部である特定の入賞口を狙って遊技球を発射させたとしても、該特定の入賞口のみに遊技球を入球させることが困難である。
パチンコ遊技機10は、遊技領域21において、遊技球が入球(通過)可能なゲート31を備えている。ゲート31は、ゲート31に入球した遊技球を検知するゲートセンサSE4を備えている(図5に示す)。この実施形態では、遊技球がゲートセンサSE4で検知されると、普通ゲームの始動条件が成立し得る。パチンコ遊技機10は、アウト口32を備えている。この実施形態では、何れの入賞口にも入球しなかった遊技球は、アウト口32から機外へと排出される。なお、パチンコ遊技機10は、入賞口26,27,29とは異なる入賞口を備えていてもよい。また、パチンコ遊技機10は、釘や風車など、遊技領域21を流下する遊技球の挙動に変化を与えるための部材を備えている。
図3及び図4に示すように、パチンコ遊技機10は、センター役物23の下縁部に、演出保留表示部35を備えている。演出保留表示部35は、保留中の第1特別ゲームや保留中の第2特別ゲームに関する情報を表示する表示部である。演出保留表示部35は、第1個別保留表示部36と、第2個別保留表示部37と、合算保留表示部38と、を備えている。
第1個別保留表示部36は、第1個別表示部36aと、第2個別表示部36bと、を備えている。第1個別保留表示部36は、個別表示部36a,36bの点灯態様によって、保留中の第1特別ゲームの数を認識可能に報知する。具体的に、個別表示部36a,36bの点灯状態の組み合わせが「消灯,消灯」である場合は第1特別保留数=0を、「点灯,消灯」である場合は第1特別保留数=1を、「点灯,点灯」である場合は第1特別保留数=2を、「点滅,点灯」である場合は第1特別保留数=3を、「点滅,点滅」である場合は第1特別保留数=4を示す。
第2個別保留表示部37は、第1個別表示部37aと、第2個別表示部37bと、を備えている。第2個別保留表示部37は、個別表示部37a,37bの点灯態様によって、保留中の第2特別ゲームの数を認識可能に報知する。具体的に、個別表示部37a,37bの点灯状態の組み合わせが「消灯,消灯」である場合は第2特別保留数=0を、「点灯,消灯」である場合は第2特別保留数=1を、「点灯,点灯」である場合は第2特別保留数=2を、「点滅,点灯」である場合は第2特別保留数=3を、「点滅,点滅」である場合は第2特別保留数=4を示す。
この実施形態では、第1個別保留表示部36の点灯状態によって、保留中の第1特別ゲームの数が認識可能に表示される一方で、第2個別保留表示部37の点灯状態によって、保留中の第2特別ゲームの数が認識可能に表示される。したがって、この実施形態では、個別保留表示部36,37によって、保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示手段としての機能が実現されている。
また、合算保留表示部38は、第1表示部38a、第2表示部38b、第3表示部38c、第4表示部38d、第5表示部38e、第6表示部38f、第7表示部38g、及び第8表示部38hの全部で8つの表示部を備えている。即ち、合算保留表示部38は、第1特別保留数の上限数と第2特別保留数の上限数とを合算した数と同じ個数(以下、合算特別保留数と示す)の表示部を備えている。
表示部38a〜38hは、何れも図示しない発光体と、該発光体を覆っている透光性カバーと、を備えている。例えば、表示部38a〜38hの発光体は、フルカラーLEDである。この実施形態において、表示部38a〜38hの透光性カバーは、何れも形状、模様、及び色彩が同一である。したがって、表示部38a〜38hは、それぞれの発光体を同じ色調で発光させた場合には、同じ表示態様により所定の情報を表示することができる。
表示部38a〜38hは、センター役物23における開口部23aの下縁部に沿って、一列に、且つ等間隔で並んでいる。この実施形態では、表示部38a〜38hは、左右方向に沿って隣接して並んでいる。また、合算保留表示部38(表示部38a〜38h)は、前述した第1個別保留表示部36と第2個別保留表示部37との間に設けられている。第1個別保留表示部36、合算保留表示部38、及び第2個別保留表示部37は、左からこの順番で並んでいる。即ち、第1個別保留表示部36は、合算保留表示部38のうち最も左側にある第1表示部38aと隣接又は近接している。第2個別保留表示部37は、合算保留表示部38のうちもっとも右側にある第8表示部38hと隣接又は近接している。また、保留表示部36〜38は、上下方向において、演出表示装置25とステージ23bとの間に設けられている。即ち、この実施形態において、保留表示部36〜38は、演出表示装置25を構成するリールの回転方向の先にある。
この実施形態において、表示部38a〜38hには、保留中の特別ゲームがそれぞれ対応付けられている。具体的に、第1,第2特別ゲームを区別せず、最先に始動条件が成立した特別ゲームは第1表示部38aに、2番目に始動条件が成立した特別ゲームは第2表示部38bに、3番目に始動条件が成立した特別ゲームは第3表示部38cに、4番目に始動条件が成立した特別ゲームは第4表示部38dに対応付けられている。また、第1,第2特別ゲームを区別せず、5番目に始動条件が成立した特別ゲームは第5表示部38eに、6番目に始動条件が成立した特別ゲームは第6表示部38fに、7番目に始動条件が成立した特別ゲームは第7表示部38gに、8番目に始動条件が成立した特別ゲームは第8表示部38hに対応付けられている。即ち、合算保留表示部38の表示部38a〜38hは、特別ゲームの保留順序、即ち保留中のゲームが実行される順序にそれぞれ対応付けられている。
以下の説明では、特別ゲームの保留順序に関して、最先(1番目)のことを「保留順序1」と、2番目のことを「保留順序2」と、3番目のことを「保留順序3」と、4番目のことを「保留順序4」と示す。また、以下の説明では、特別ゲームの保留順序に関して、5番目のことを「保留順序5」と、6番目のことを「保留順序6」と、7番目のことを「保留順序7」と、最後(8番目)のことを「保留順序8」と示す。
そして、表示部38a〜38hは、内蔵された発光体を消灯させることにより、自身に対応付けられた保留順序の特別ゲームが存在しないことを示す情報を表示する。また、表示部38a〜38hは、内蔵された発光体を消灯以外の点灯状態(点灯又は点滅)とさせることにより、自身に対応付けられた保留順序の特別ゲームが存在することを示す保留情報を表示できる。即ち、この実施形態において、合算保留表示部38(表示部38a〜38h)は、保留中の特別ゲームを各別に示す保留情報を表示するようになっている。上述のように、表示部38a〜38hは、特別ゲームの保留順序にそれぞれ対応付けられていることから、合算保留表示部38は、保留中の特別ゲームを各別に示す保留情報について、各特別ゲームが保留された順序を認識可能に表示するといえる。
また、表示部38a〜38hの配設位置は、保留中の特別ゲームを各別に示す保留情報の表示位置として把握することができる。したがって、合算保留表示部38には、第1上限数及び第2上限数の合算数分の表示位置がある。そして、この実施形態において、各表示位置(表示部38a〜38h)には、保留中の第1特別ゲームを示す保留情報と、保留中の第2特別ゲームを示す保留情報と、の何れであっても表示可能である。
例えば、第1特別ゲーム及び第2特別ゲームの合計で5回の特別ゲームが保留中である場合、表示部38a〜38eが点灯する一方で、表示部38f〜38hが消灯される。例えば、第1特別ゲーム及び第2特別ゲームの合計で8回の特別ゲームが保留中である場合、表示部38a〜38hの全てが点灯する。したがって、この実施形態では、表示部38a〜38hの点灯数によって、保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数との合算数が認識できる。このように、この実施形態では、合算保留表示部38によって保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示手段としての機能が実現される。
また、上述のように、表示部38a〜38hの透光性カバーは、何れも形状、模様、及び色彩が同一である。したがって、合算保留表示部38(表示部38a〜38h)は、それぞれの発光体を同じ色調で発光させることによって、第1特別ゲームを示す保留情報、及び第2特別ゲームを示す保留情報を同一の表示態様により表示可能である。このため、この実施形態では、表示部38a〜38hの表示態様から、第1特別ゲームを示す保留情報であるのか、第2特別ゲームを示す保留情報であるのかを遊技者が認識し難くなっている。この実施形態において、表示部38a〜38hの形状、模様、色彩、及び発光色は、保留情報の表示態様を構成する識別部に相当する。この実施形態では、第1特別ゲームを示す保留情報の表示態様、及び第2特別ゲームを示す保留情報の表示態様は、表示部38a〜38hの形状、色彩、色彩、及び発光色の全てを同一にして構成されている。
次に、パチンコ遊技機10の遊技状態について説明する。
パチンコ遊技機10は、大当り確率が異なる遊技状態として、低確率状態と高確率状態とを備えている。大当り確率は、内部抽選(大当り抽選)において大当りに当選する確率である。高確率状態は、低確率状態に比して、大当り確率が高い遊技状態である。高確率状態では、大当り抽選に当選する可能性が低確率状態に比して高まることから、遊技者にとって有利な遊技状態となる。高確率状態は、所謂「確率変動状態(確変状態)」である。
パチンコ遊技機10の遊技状態には、普通ゲーム及び普通当り遊技に関する制御が異なる遊技状態として、低ベース状態と高ベース状態とを備えている。高ベース状態は、低ベース状態に比して、遊技球が第2始動入賞口27へ入賞する確率が高い遊技状態である。高ベース状態は、所謂「電サポ状態」であり、低ベース状態は、所謂「非電サポ状態」である。高ベース状態では、遊技球が第2始動入賞口27へ入賞する確率が高まることから、遊技者にとって有利な遊技状態となる。
例えば、高ベース状態は、次に示す4つの制御のうち任意に選択された1の制御を実行することにより、又は複数の制御を組み合わせて実行することにより実現できる。第1の制御は、普通ゲームの変動時間を、低ベース状態のときよりも短くする普通図柄の変動時間短縮制御である。第2の制御は、普通図柄の当り抽選に当選する確率(普通当り確率)を、低ベース状態のときよりも高確率に変動させる普通図柄の確率変動制御である。第3の制御は、1回の普通当り遊技における第1可変部材28の合計開放時間を、低ベース状態のときよりも長くする開放時間延長制御である。なお、開放時間延長制御としては、1回の普通当り遊技における第1可変部材28の開放回数を、低ベース状態のときよりも多くする制御、及び普通当り遊技における第1可変部材28の1回の開放時間を、低ベース状態のときよりも長くする制御のうち、少なくとも一方の制御を実行するとよい。第4の制御は、特別ゲームの変動時間(例えば平均の変動時間)を、低ベース状態のときよりも短くなり易くする特別図柄の変動時間短縮制御である。特別図柄の変動時間短縮制御を実行する場合、高ベース状態は、所謂「変動時間短縮状態」となる。
次に、パチンコ遊技機10における大当りについて説明する。
この実施形態のパチンコ遊技機10は、特別図柄の大当り図柄として、複数種類の大当り図柄を備えている。複数種類の大当り図柄は、大当り図柄Zaと大当り図柄Zbとに分類されている。複数種類の大当り図柄には、それぞれ大当り遊技の種類が定められている。複数種類の大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態が定められていてもよい。即ち、この実施形態において、大当り図柄は、遊技者に付与する特典を定めた大当りの種類に相当する。
大当り遊技では、最初に、予め定めたオープニング時間にわたって、大当り遊技の開始を報知するオープニング演出が行われる。大当り遊技では、オープニング演出の終了後に、大入賞口29を開放するラウンド遊技が行われる。ラウンド遊技は、予め定めた上限回数を上限として行われる。1回のラウンド遊技において、大入賞口29は、予め定めた上限個数の遊技球が入球する第1終了条件、又は予め定めた上限時間が経過する第2終了条件が成立する迄の間、開放される。ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、大当り遊技では、最終回のラウンド遊技が終了すると、予め定めたエンディング時間にわたって、大当り遊技の終了を報知するエンディング演出が行われる。大当り遊技は、エンディング演出の終了に伴って終了される。
また、大当り図柄Zaに分類されている大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態として、次回の大当り遊技が付与される迄の間の高確率状態と、次回の当り遊技が付与される迄の間の高ベース状態と、が定められている。大当り図柄Zbに分類されている大当り図柄には、大当り遊技の終了後に付与する遊技状態として、低確率状態と、予め定めた上限回数(例えば100回)の変動ゲームが終了される迄の間、又は上限回数の変動ゲームが終了される前に大当り遊技が付与される迄の間の低ベース状態と、が定められている。
次に、パチンコ遊技機10において実行可能な演出の一例について説明する。
この実施形態のパチンコ遊技機10は、所定の条件の成立を契機として保留情報の表示態様を変化させる保留変化演出を実行可能に構成されている。この実施形態において、保留変化演出は、保留中の特別ゲームのうち、表示態様が変化された保留情報に対応する特別ゲームについて、大当りとなる可能性を示す期待度(以下、大当り期待度と示す)を報知する演出である。
この実施形態において、合算保留表示部38を構成する表示部38a〜38hの表示態様には、通常表示態様と、第1特定表示態様と、第2特定表示態様と、がある。例えば、通常表示態様は、表示部38a〜38hにおいて、内蔵された発光体を白色で連続点灯させる表示態様である。例えば、第1特定表示態様は、表示部38a〜38hにおいて、内蔵された発光体を赤色で連続点灯させる表示態様である。例えば、第2特定表示態様は、表示部38a〜38hにおいて、内蔵された発光体を赤色で点滅させる表示態様である。この実施形態では、通常表示態様<第1特定表示態様<第2特定表示態様の順に、大当り期待度が高い。
次に、パチンコ遊技機10の電気的構成について説明する。
図5に示すように、パチンコ遊技機10は、機裏側に、主制御基板40を備えている。主制御基板40は、各種の処理を行い、該処理の結果に応じて制御情報としての制御信号(制御コマンド)を出力する。パチンコ遊技機10は、機裏側に、副制御基板41を備えている。副制御基板41は、主制御基板40から入力する制御信号に基づいて、各種の処理を行う。例えば、副制御基板41は、演出表示装置25による表示演出、装飾ランプ16による発光演出、及びスピーカ17による音声演出を実行させるための処理を行う。
まず、主制御基板40について詳しく説明する。
主制御基板40は、主制御用CPU40aと、主制御用ROM40bと、主制御用RAM40cと、を備えている。主制御用CPU40aは、主制御用のプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。主制御用ROM40bは、主制御用のプログラムや、所定の抽選に用いられるテーブルや判定値などを記憶している。
また、主制御用ROM40bは、複数種類の変動パターンを記憶している。複数種類の変動パターンは、特別ゲームが開始されてから、特別ゲームが終了される迄の変動時間を特定可能な情報である。また、変動パターンは、特別ゲームが開始されてから、特別ゲームが終了される迄の間に行われる演出ゲームの演出内容について、その一部又は全部を特定可能な情報であってもよい。
例えば、変動パターンには、大当り変動パターンとはずれ変動パターンとがある。大当り変動パターンには、演出ゲームの演出内容として、リーチ演出を経て最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる演出内容が定められている。はずれ変動パターンには、演出ゲームの演出内容として、リーチ演出を経ないで、又はリーチ演出を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを導出させる演出内容が定められている。
主制御用RAM40cは、パチンコ遊技機10の動作中に書き換えられる様々な情報を記憶可能に構成されている。主制御用RAM40cが記憶する情報は、例えばフラグ、カウンタ、及びタイマなどである。
また、この実施形態の主制御基板40は、乱数を生成可能に構成されている。例えば、乱数は、乱数の値を所定の周期毎に更新する乱数生成回路を主制御基板40に搭載することにより、ハードウェア乱数として生成してもよく、主制御用CPU40aが所定の制御周期毎に乱数の値を更新することにより、ソフトウェア乱数として生成してもよい。
主制御用CPU40aは、図示しないポートを介して、センサSE1〜SE4と接続されている。主制御用CPU40aは、図示しないポートを介して、センサSE1〜SE4が出力する検知信号を入力可能に構成されている。主制御用CPU40aは、図示しない駆動回路を介して、アクチュエータA1,A2と接続されている。主制御用CPU40aは、図示しない駆動回路を介して制御信号を出力することにより、各アクチュエータA1,A2の動作を各別に制御可能に構成されている。主制御用CPU40aは、図示しない駆動回路を介して、情報表示パネル22と接続されている。主制御用CPU40aは、図示しない駆動回路に対して制御信号を出力することにより、情報表示パネル22の表示内容を制御可能に構成されている。
次に、副制御基板41について詳しく説明する。
副制御基板41は、副制御用CPU41aと、副制御用ROM41bと、副制御用RAM41cと、を備えている。例えば、副制御用CPU41aは、副制御用のプログラムを実行することにより、演出に関する処理を実行する。副制御用ROM41bは、副制御用のプログラムや、抽選に用いられるテーブルや判定値などを記憶している。副制御用ROM41bは、演出表示装置25における表示演出の態様(内容)を特定可能な表示演出パターンや、表示演出の実行に用いる表示演出データを記憶している。副制御用ROM41bは、装飾ランプ16における発光演出の態様(内容)を特定可能な発光演出パターンや、発光演出の実行に用いる発光演出データを記憶している。副制御用ROM41bは、スピーカ17における音声演出の態様(内容)を特定可能な音声演出パターンや、音声演出の実行に用いる音声演出データを記憶している。
また、副制御用RAM41cは、パチンコ遊技機10の動作中に適宜書き換えられる様々な情報を記憶可能に構成されている。副制御用RAM41cが記憶する情報は、例えばフラグ、カウンタ、及びタイマなどである。
また、この実施形態の副制御基板41は、乱数を生成可能に構成されている。例えば、乱数は、乱数の値を所定の周期毎に更新する乱数生成回路を副制御基板41に搭載することにより、ハードウェア乱数として生成してもよく、副制御用CPU41aが所定の制御周期毎に乱数の値を更新することにより、ソフトウェア乱数として生成してもよい。
副制御基板41は、図示しない駆動回路を介して、演出表示装置25と接続されている。副制御用CPU41aは、図示しない駆動回路に対して制御信号を出力することにより、演出表示装置25の表示態様を制御可能に構成されている。副制御基板41は、図示しない駆動回路を介して、装飾ランプ16と接続されている。副制御用CPU41aは、図示しない駆動回路に対して制御信号を出力することにより、装飾ランプ16の点灯態様を制御可能に構成されている。
副制御基板41は、図示しない駆動回路を介して、スピーカ17と接続されている。副制御用CPU41aは、図示しない駆動回路に対して制御信号を出力することにより、スピーカ17による出力態様を制御可能に構成されている。この実施形態において、演出表示装置25、装飾ランプ16、及びスピーカ17は、1つ又は複数の演出装置を含んで構成された演出実行手段として把握できる。そして、副制御基板41は、演出実行手段を制御する演出制御手段として把握することができる。
次に、パチンコ遊技機10において実行される処理について説明する。
まず、主制御用CPU40aが実行する特別図柄入力処理について説明する。
図6に示すように、主制御用CPU40aは、第1始動センサSE1から検知信号を入力したか否かに基づいて、第1始動入賞口26に遊技球が入球したか否かを判定する(ステップS101)。第1始動入賞口26に遊技球が入球していない場合(ステップS101:NO)、主制御用CPU40aは、ステップS106の処理へ移行する。その一方で、第1始動入賞口26に遊技球が入球している場合(ステップS101:YES)、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている第1特別保留数が4未満であるか否かを判定する(ステップS102)。第1特別保留数が4未満ではない場合(ステップS102:NO)、主制御用CPU40aは、ステップS106の処理へ移行する。
その一方で、第1特別保留数が4未満である場合(ステップS102:YES)、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている合算特別保留数と第1特別保留数とをそれぞれ1加算して更新する(ステップS103)。ステップS103の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の第1特別保留数を特定可能な制御情報として所定の制御コマンド(以下、第1保留数コマンドと示す)を生成し、出力バッファに格納する。この実施形態において、出力バッファに格納された制御コマンドは、割り込み処理として実行される出力処理において、副制御基板41へと出力される。ステップS103の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の合算特別保留数を特定可能な制御情報として所定の制御コマンド(以下、合算保留数コマンドと示す)を生成し、出力バッファに格納する。ステップS103の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の第1特別保留数を表示するように、情報表示パネル22(第1特別保留表示部22c)を制御する。
次に、主制御用CPU40aは、主制御基板40内で生成している乱数を取得し、主制御用RAM40cに記憶させる(ステップS104)。ステップS104の処理において、主制御用CPU40aは、第1特別ゲームの実行に用いる乱数であること、及び乱数の取得順序が特定可能となるように記憶させる。ここでいう乱数の取得順序は、第1,第2特別ゲームを区別した順序ではなく、両特別ゲームを区別することなく、乱数を取得して主制御用RAM40cに記憶させた順序である。このように、この実施形態のパチンコ遊技機10では、第1特別ゲームの実行に用いる乱数を主制御用RAM40cに記憶させておくことにより、第1特別ゲームの実行条件が成立するまで、その実行を保留する。
次に、主制御用CPU40aは、ステップS104の処理において取得した乱数に基づいて、該乱数を用いて実行される第1特別ゲームが大当りとなるか否かを特定可能な制御情報として所定の制御コマンド(以下、先読みコマンドと示す)を生成し、出力バッファに格納する(ステップS105)。ステップS105の処理において、主制御用CPU40aは、ステップS104の処理において取得した乱数に基づいて、後述する大当り抽選に当選するか否かを事前に判定し、該判定結果を指定する先読みコマンドを生成する。ステップS105の処理が終了すると、主制御用CPU40aは、ステップS106の処理へ移行する。
ここで、大当り抽選に当選するか否かを事前に判定する方法としては、後述する大当り抽選と同じ判定方法を採用できる。例えば、大当り抽選に当選するか否かの事前判定は、乱数の値と、主制御用ROM40bに記憶されている大当り判定値とが一致するか否かにより判定してもよい。例えば、大当り抽選に当選するか否かの事前判定は、乱数の値と大当り判定値とを加算した値が、乱数の取り得る値の最大値を超えているか否かにより判定してもよい。
先読みコマンドは、先読みコマンドが第1特別ゲーム及び第2特別ゲームの何れを対象とした制御コマンドであるか、及び合算特別保留数についても特定可能であるとよい。例えば、第1特別ゲームが大当りとなることを特定可能な先読みコマンドとして「E1xxH(但しxxHは1〜8の合算特別保留数を示す値)」を、第1特別ゲームがはずれとなることを特定可能な先読みコマンドとして「E2xxH(但しxxHは1〜8の合算特別保留数を示す値)」を設定するとよい。例えば、第2特別ゲームが大当りとなることを特定可能な先読みコマンドとして「F1xxH(但しxxHは1〜8の合算特別保留数を示す値)」を、第2特別ゲームがはずれとなることを特定可能な先読みコマンドとして「F2xxH(但しxxHは1〜8の合算特別保留数を示す値)」を設定するとよい。
ステップS106の処理において、主制御用CPU40aは、第2始動センサSE2から検知信号を入力したか否かに基づいて、第2始動入賞口27に遊技球が入球したか否かを判定する。第2始動入賞口27に遊技球が入球していない場合(ステップS106:NO)、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。その一方で、第2始動入賞口27に遊技球が入球している場合(ステップS106:YES)、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている第2特別保留数が4未満であるか否かを判定する(ステップS107)。第1特別保留数が4未満ではない場合(ステップS107:NO)、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。
その一方で、第2特別保留数が4未満である場合(ステップS107:YES)、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている合算特別保留数と第2特別保留数とをそれぞれ1加算して更新する(ステップS108)。ステップS108の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の第2特別保留数を特定可能な制御情報として所定の制御コマンド(以下、第2保留数コマンドと示す)を生成し、出力バッファに格納する。ステップS108の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の合算特別保留数を特定可能な合算保留数コマンドを生成し、出力バッファに格納する。ステップS108の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の第2特別保留数を表示するように、情報表示パネル22(第2特別保留表示部22d)を制御する。
次に、主制御用CPU40aは、主制御基板40内で生成している乱数を取得し、主制御用RAM40cに記憶させる(ステップS109)。ステップS109の処理において、主制御用CPU40aは、第2特別ゲームの実行に用いる乱数であること、及び乱数の取得順序(保留順序)が特定可能となるように記憶させる。ここでいう乱数の取得順序は、第1,第2特別ゲームを区別した順序ではなく、両特別ゲームを区別することなく、乱数を取得して主制御用RAM40cに記憶させた順序である。このように、この実施形態のパチンコ遊技機10では、第2特別ゲームの実行に用いる乱数を主制御用RAM40cに記憶させておくことにより、第2特別ゲームの実行条件が成立するまで、その実行を保留する。
次に、主制御用CPU40aは、ステップS109の処理において取得した乱数に基づいて、該乱数を用いて実行される第2特別ゲームが大当りとなるか否かを特定可能な制御情報として先読みコマンドを生成し、出力バッファに格納する(ステップS110)。ステップS110の処理において、主制御用CPU40aは、ステップS109の処理において取得した乱数に基づいて、後述する大当り抽選に当選するか否かを事前に判定し、該判定結果を指定する先読みコマンドを生成する。ステップS110の処理が終了した場合、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。
次に、主制御用CPU40aが実行する特別図柄開始処理について説明する。
図7に示すように、主制御用CPU40aは、保留中の特別ゲームがあるか否かを判定する(ステップS201)。ステップS201の処理において、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている第1特別保留数及び第2特別保留数が何れも0である場合に否定判定する一方で、何れか一方又は両方が1以上である場合に肯定判定する。保留中の特別ゲームがない場合、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。
その一方で、保留中の特別ゲームがある場合(ステップS201:YES)、主制御用CPU40aは、特別ゲームの実行条件が成立しているか否かを判定する(ステップS202)。ステップS202の処理において、主制御用CPU40aは、大当り遊技の実行中ではなく、且つ特別ゲームの実行中ではない場合に肯定判定する一方で、大当り遊技の実行中、又は特別ゲームの実行中である場合に否定判定する。特別ゲームの実行条件が成立していない場合(ステップS202:NO)、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。
その一方で、特別ゲームの実行条件が成立している場合(ステップS202:YES)、主制御用CPU40aは、最先に取得された保留順序1の乱数が何れの特別ゲームの実行に用いる乱数であるかを特定し、該特定した特別ゲームを特定可能な値(情報)を、主制御用RAM40cに記憶されているゲーム種別フラグに設定する(ステップS203)。即ち、ステップS203の処理において、主制御用CPU40aは、次に実行させる特別ゲームの種類を特定する。
次に、主制御用CPU40aは、合算特別保留数と、ステップS203の処理において特定した特別ゲームに対応する特別保留数と、をそれぞれ1減算して更新する(ステップS204)。上述のように、第1特別保留数、第2特別保留数、及び合算特別保留数は、主制御用RAM40cに記憶されている。ステップS203の処理において、主制御用CPU40aは、ステップS203の処理において特定した特別ゲームに対応する特別保留数であって、更新後の特別保留数を特定可能な保留数コマンドを生成し、出力バッファに格納する。ステップS203の処理において、主制御用CPU40aは、更新後の合算特別保留数を特定可能な合算保留数コマンドを生成し、出力バッファに格納する。ステップS203の処理において、主制御用CPU40aは、ステップS203の処理において特定した特別ゲームに対応する特別保留数であって、更新後の特別保留数が表示されるように、情報表示パネル22を制御する。
次に、主制御用CPU40aは、最先に取得された保留順序1の乱数を主制御用RAM40cから読み出す(ステップS205)。ステップS205の処理において、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている乱数に対応している保留順序n(但しnは1〜8)を1つずつ繰り上げた保留順序n−1に更新する。これにより、保留順序2であった乱数は、新たな保留順序1の乱数となる。即ち、保留中の特別ゲームの保留順序が1つずつ繰り上げられる。
次に、主制御用CPU40aは、ステップS205の処理において読み出した乱数と、主制御用ROM40bに記憶されている大当り判定値とをもとに、大当りに当選とするか否かを判定する(ステップS206)。ステップS206の処理は、大当りか否かの大当り抽選(大当り判定)に相当する。例えば、大当りに当選とするか否かの判定は、乱数の値と大当り判定値とが一致するか否かにより判定してもよい。例えば、大当りに当選とするか否かの判定は、乱数の値と大当り判定値とを加算した値が、乱数の取り得る値の最大値を超えているか否かにより判定してもよい。
大当りに当選とする場合(ステップS206:YES)、主制御用CPU40aは、ステップS203の処理において特定した特別ゲームで導出させる大当り図柄を決定する(ステップS207)。例えば、ステップS207の処理において、主制御用CPU40aは、所定の乱数を用いた抽選により大当り図柄を決定するとよい。ステップS207の処理において、主制御用CPU40aは、決定した大当り図柄を特定可能な図柄コマンドを生成し、出力バッファに格納する。
次に、主制御用CPU40aは、大当り変動パターンの中から変動パターンを決定する(ステップS208)。例えば、ステップS208の処理において、主制御用CPU40aは、所定の乱数を用いた抽選により変動パターンを決定するとよい。ステップS208の処理において、主制御用CPU40aは、決定した変動パターンを特定可能であって、該変動パターンに基づく演出ゲームの開始を指示するゲーム開始コマンドを生成し、出力バッファに格納する。その後、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。
大当りに当選としないはずれの場合(ステップS206:NO)、主制御用CPU40aは、ステップS203の処理において特定した特別ゲームで導出させるはずれ図柄を決定する(ステップS209)。ステップS207の処理において、主制御用CPU40aは、決定したはずれ図柄を特定可能な図柄コマンドを生成し、出力バッファに格納する。
次に、主制御用CPU40aは、はずれ変動パターンの中から変動パターンを決定する(ステップS210)。例えば、ステップS210の処理において、主制御用CPU40aは、所定の乱数を用いた抽選により変動パターンを決定するとよい。ステップS210の処理において、主制御用CPU40aは、決定した変動パターンを特定可能であって、該変動パターンに基づく演出ゲームの開始を指示するゲーム開始コマンドを生成し、出力バッファに格納する。その後、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。
そして、特別図柄開始処理を終了すると、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理とは別の処理を実行することによって、特別ゲームを実行させる。具体的に、主制御用CPU40aは、ステップS203の処理において特定した特別ゲームが開始されるように、情報表示パネル22を制御する。主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理において決定した変動パターンに定められた変動時間を計測する。そして、主制御用CPU40aは、変動パターンに定められた変動時間が経過すると、ステップS203の処理において特定した特別ゲームにおいて、特別図柄開始処理にて決定した特別図柄が導出されるように、情報表示パネル22を制御する。また、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理において決定した変動パターンに定められた変動時間が経過すると、演出図柄の変動停止を指示し、図柄組み合わせを導出させるためのゲーム終了コマンドを生成し、出力バッファに格納する。
以上のように、この実施形態のパチンコ遊技機10では、第1特別ゲームと第2特別ゲームとを区別することなく、始動条件が成立した順序(保留順序)にしたがって特別ゲームが実行される。なお、この実施形態では、遊技状態を問わず、始動入賞口26,27の何れにも入賞し得る。また、始動入賞口26,27への入球順序は、遊技者が意図的に調節することが困難であることに起因して、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序を調節することも困難である。
次に、主制御用CPU40aが実行する大当り処理について説明する。
大当り処理において、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理で決定した特別図柄による大当り図柄(即ち、大当りの種類)に基づいて、大当り遊技の種類を特定する。そして、主制御用CPU40aは、大当りの特別ゲームの終了後、特定した大当り遊技を付与する制御を開始するとともに、所定の制御コマンドを出力するための処理を行う。
即ち、主制御用CPU40aは、大当りの特別ゲームが終了すると、最初にオープニング演出の実行を指示するオープニングコマンドを生成し、出力バッファに格納する。主制御用CPU40aは、オープニング時間が経過すると、ラウンド遊技を実行させるための処理を行う。即ち、主制御用CPU40aは、大当り遊技に設定された開放態様(開放パターン)にしたがって、大入賞口29を開放するように、第2アクチュエータA2を制御し、ラウンド遊技を開始させる。主制御用CPU40aは、ラウンド遊技を開始させた後、第1終了条件又は第2終了条件が成立すると、大入賞口29が閉鎖されるように第2アクチュエータA2を制御し、ラウンド遊技を終了させる。主制御用CPU40aは、このようなラウンド遊技を実行させるための処理を、所定の上限回数のラウンド遊技が終了するまで繰り返し行う。また、主制御用CPU40aは、ラウンド遊技を開始するごとに、ラウンド演出の実行を指示するラウンドコマンドを生成し、出力バッファに格納する。主制御用CPU40aは、最終回のラウンド遊技が終了すると、エンディング演出の実行を指示するエンディングコマンドを生成し、出力バッファに格納する。主制御用CPU40aは、エンディング時間が経過すると、大当り遊技を終了する。
次に、主制御用CPU40aが実行する遊技状態処理について説明する。
主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理で決定した特別図柄による大当り図柄(即ち、大当りの種類)に基づいて、大当り遊技の終了後に付与する遊技状態を特定する。主制御用CPU40aは、低確率状態の付与を特定した場合、大当り遊技を終了するときに、低確率状態に制御することを特定可能な値を、主制御用RAM40cに記憶されている確率状態フラグに設定する。主制御用CPU40aは、高確率状態の付与を特定した場合、大当り遊技を終了するときに、高確率状態に制御することを特定可能な値を確率状態フラグに設定する。
主制御用CPU40aは、低ベース状態の付与を特定した場合、大当り遊技を終了するときに、低ベース状態に制御することを特定可能な値を、主制御用RAM40cに記憶されているベース状態フラグに設定する。主制御用CPU40aは、高ベース状態の付与を特定した場合、大当り遊技を終了するときに、高ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。主制御用CPU40aは、上限回数を定めた高ベース状態の付与を特定した場合、上記上限回数に相当する回数を、高ベース状態を付与する特別ゲームの残り回数として主制御用RAM40cに記憶させる。
主制御用CPU40aは、特別ゲームが実行される毎に、主制御用RAM40cに記憶されている残り回数を1減算する。主制御用CPU40aは、残り回数が0となった場合、残り回数が0となった特別ゲームの終了に伴って、低ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。即ち、主制御用CPU40aは、高ベース状態を終了させ、低ベース状態へ移行させる。なお、主制御用CPU40aは、大当り遊技が付与された場合、低確率状態に制御することを特定可能な値を確率状態フラグに設定するとともに、低ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。
次に、副制御用CPU41aが実行する演出設定処理について説明する。
副制御用CPU41aは、第1保留数コマンドを入力すると、該第1保留数コマンドから特定可能な第1特別保留数を副制御用RAM41cに記憶させる。副制御用CPU41aは、第1保留数コマンドを入力すると、該第1保留数コマンドから特定可能な第1特別保留数を表示するように、第1個別保留表示部36を制御する。例えば、第1個別保留表示部36では、第1保留数コマンドから特定可能な第1特別保留数が、表示中の第1特別保留数よりも1少ない場合、1減少した第1特別保留数が表示される。また、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数から特定可能な第1特別保留数が、表示中の第1特別保留数よりも1多い場合、1増加した第1特別保留数が表示される。このように、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数が個別に認識可能に表示される。
副制御用CPU41aは、第2保留数コマンドを入力すると、該第2保留数コマンドから特定可能な第2特別保留数を副制御用RAM41cに記憶させる。副制御用CPU41aは、第2保留数コマンドを入力すると、該第2保留数コマンドから特定可能な第2特別保留数を表示するように、第2個別保留表示部37を制御する。例えば、第2個別保留表示部37では、第2保留数コマンドから特定可能な第2特別保留数が、表示中の第2特別保留数よりも1少ない場合、1減少した第2特別保留数が表示される。また、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数から特定可能な第2特別保留数が、表示中の第2特別保留数よりも1多い場合、1増加した第2特別保留数が表示される。このように、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数が個別に認識可能に表示される。
また、副制御用CPU41aは、合算保留数コマンドを入力すると、該合算保留数コマンドから特定可能な合算特別保留数を副制御用RAM41cに記憶させる。また、副制御用CPU41aは、合算保留数コマンドとともに先読みコマンドを入力すると、該先読みコマンドの種類に応じて合算保留表示部38(表示部38a〜38h)における保留情報の表示態様を決定し、該決定した表示態様で保留情報を表示させる。
この実施形態において、副制御用CPU41aは、通常表示態様<第1特定表示態様<第2特定表示態様の順に、大当り期待度が高くなるように、保留情報の表示態様を決定する。大当り期待度は、大当りの場合の決定確率とはずれの場合の決定確率との合算に占める、大当りの場合の決定確率の割合によって特定される。例えば、主制御用CPU40aは、大当りの先読みコマンドE1xxH,F1xxHを入力した場合には、通常表示態様<第1特定表示態様<第2特定表示態様の順に、当選確率が高くなるように抽選を行う。例えば、主制御用CPU40aは、はずれの先読みコマンドE2xxH,F2xxHを入力した場合には、通常表示態様<第1特定表示態様<第2特定表示態様の順に、当選確率が低くなるように抽選を行うとよい。
主制御用CPU40aは、保留情報の表示態様を決定すると、該決定した保留情報の表示態様を特定可能な情報として表示態様フラグを副制御用RAM41cに記憶させる。このとき、副制御用CPU41aは、入力した先読みコマンドから特定可能な合算特別保留数が特定可能となるように、表示態様フラグを記憶させる。即ち、副制御用CPU41aは、入力した先読みコマンドに対応する特別ゲームの保留順序を特定可能となるように、表示態様フラグを記憶させる。例えば、副制御用CPU41aは、先読みコマンドから合算特別保留数=3が特定可能な場合、保留順序3に対応付けて表示態様フラグを記憶させる。例えば、副制御用CPU41aは、先読みコマンドから合算特別保留数=7が特定可能な場合、保留順序7に対応付けて表示態様フラグを記憶させる。
そして、副制御用CPU41aは、決定した保留情報の表示態様となるように、表示部38a〜38hのうち、先読みコマンドから特定した合算特別保留数(保留順序)に対応する表示部を制御する。これにより、表示部38a〜38hでは、保留情報を表示している表示部の個数が、始動入賞口26,27に遊技球が入球したタイミングにおいて1増加する。即ち、表示部38a〜38hでは、合算特別保留数が認識可能に表示される。さらに、表示部38a〜38hでは、追加して表示された保留情報の表示態様が、第1特定表示態様や第2特定表示態様となり、保留変化演出が実行される場合がある。このように、この実施形態のパチンコ遊技機10では、特定表示態様の表示に当選することにより、保留変化演出を実行させる所定の条件が成立する。
次に、副制御用CPU41aが実行する演出ゲーム処理について説明する。
副制御用CPU41aは、ゲーム開始コマンド及び図柄コマンドを入力すると、演出ゲームを実行させる制御を行う。具体的に、副制御用CPU41aは、ゲーム開始コマンド及び図柄コマンドに基づいて、演出ゲームにおいて導出させる図柄組み合わせを決定する。副制御用CPU41aは、図柄コマンドから特定可能な図柄が大当り図柄である場合、演出図柄による大当りの図柄組み合わせを決定する。副制御用CPU41aは、図柄コマンドから特定可能な図柄がはずれ図柄である場合、演出図柄によるはずれの図柄組み合わせを決定する。副制御用CPU41aは、リーチ演出を行う場合には、リーチを含むはずれの図柄組み合わせを決定するとよい。
また、副制御用CPU41aは、ゲーム開始コマンドを入力すると、演出図柄を変動表示させるように、演出表示装置25を制御する。即ち、副制御用CPU41aは、演出ゲームを開始させる。また、副制御用CPU41aは、ゲーム開始コマンドから特定可能な変動パターンに基づいて、所定の演出が実行されるように、演出表示装置25、装飾ランプ16、及びスピーカ17のうち少なくとも1つを制御する。そして、副制御用CPU41aは、所定のタイミングが到来すると、決定した演出図柄による図柄組み合わせを一旦停止表示させるとともに、ゲーム終了コマンドの入力を契機に、演出図柄による図柄組み合わせを導出させる。なお、副制御用CPU41aは、ゲーム終了コマンドとは関係なく、変動パターンから特定可能な変動時間を計時し、変動時間の経過を契機に図柄組み合わせを導出させてもよい。この場合、ゲーム終了コマンドは省略してもよい。
また、副制御用CPU41aは、ゲーム開始コマンドを入力すると、副制御用RAM41cに記憶されている表示態様フラグに対応付けられた保留順序n(但しnは1〜8)を1つずつ繰り上げた保留順序n−1に更新する。副制御用CPU41aは、更新前に保留順序1に対応付けられていた表示態様フラグをクリアする。そして、副制御用CPU41aは、更新後の保留順序と、該保留順序に対応付けられた表示態様フラグとに基づいて表示部38a〜38hを制御し、保留情報を表示させる。即ち、副制御用CPU41aは、表示態様フラグから特定可能な表示態様による保留情報が、その表示態様フラグに対応付けられた保留順序に対応する表示部において表示されるように、表示部38a〜38hを制御する。
これにより、表示部38a〜38hでは、保留順序n(但しnは1〜8)に対応する表示部において表示されていた保留情報が、保留順序n−1に対応する表示部に表示される。また、表示部38a〜38hでは、保留情報を表示している表示部の個数が、特別ゲームが開始されるタイミングにおいて1減少する。即ち、表示部38a〜38hでは、合算特別保留数が表示される。このように、合算保留表示部38は、特別ゲームが実行される毎に、表示中の各保留情報の表示位置を更新する。
次に、合算保留表示部38(表示部38a〜38h)における保留情報の表示について、その具体的な一例を説明する。
図8(a)は、保留順序1に第1特別ゲーム、保留順序2に第1特別ゲーム、保留順序3に第2特別ゲーム、保留順序4に第1特別ゲームが保留中であって、保留変化演出が行われていない状況を示している。なお、図8では、説明の便宜のため、第1特別ゲームを「特1」と、第2特別ゲームを「特2」と略して併記しているが、実際にこのような表示が行われるわけではない。この状態では、表示部38a〜38dが非消灯状態となり、通常表示態様による保留情報の表示が行われる一方で、表示部38e〜38hが消灯状態となり、保留情報の表示が行われる。また、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数=3であることが表示される一方で、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数=1であることが表示される。
この状態において、遊技者は、合算保留表示部38の表示内容のみから、合算特別保留数=4であることが認識可能である一方で、第1特別ゲームと第2特別ゲームの内訳や、その保留順序を容易には認識できない。その一方で、遊技者は、個別保留表示部36,37の表示内容から、特別保留数については、特別ゲームごとに区別して認識できる。但し、遊技者は、保留表示部36〜38の表示内容を総合しても、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序についてまでは認識し難い。
図8(b)は、新たに保留順序5に第2特別ゲームが保留され、且つ第1特定表示態様による保留情報が表示された状況を示している。この状態では、新たに第5表示部38eが点灯状態となり、さらに第1特定表示態様による保留情報の表示が行われる。また、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数=3であることが表示される一方で、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数=2であることが表示される。
この状態において、遊技者は、合算保留表示部38の表示内容のみから、合算特別保留数=5であることを認識可能である一方で、第1特別ゲームと第2特別ゲームの内訳や、その保留順序を容易には認識できない。その一方で、遊技者は、個別保留表示部36,37の表示内容から、特別ゲームごとに区別して特別保留数を認識できるようになっている。但し、遊技者は、保留表示部36〜38の表示内容を総合しても、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序についてまでは認識し難い。
図8(c)は、新たに保留順序6に第2特別ゲームが保留され、且つ第2特定表示態様による保留情報が表示された状況を示している。この状態では、新たに第6表示部38fが点灯状態となり、さらに第2特定表示態様による保留情報の表示が行われる。また、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数=3であることが表示される一方で、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数=3であることが表示される。
この状態において、遊技者は、合算保留表示部38の表示内容のみから、合算特別保留数=6であることを認識可能である一方で、第1特別ゲームと第2特別ゲームの内訳や、その保留順序を容易には認識できない。その一方で、遊技者は、個別保留表示部36,37の表示内容から、特別ゲームごとに区別して特別保留数を認識できるようになっている。但し、遊技者は、保留表示部36〜38の表示内容を総合しても、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序についてまでは認識し難い。
図8(d)は、新たに保留順序1の第1特別ゲームが開始された状況を示している。この状態では、合算保留表示部38では、図中において矢印で示すように、保留順序を1つずつ繰り上げたかのように、表示中の各保留情報の表示位置(表示部)が更新される。この状態では、第6表示部38fが消灯状態となる。また、第1個別保留表示部36では、第1特別保留数=2であることが表示される一方で、第2個別保留表示部37では、第2特別保留数=3であることが表示される。
この状態において、遊技者は、合算保留表示部38の表示内容のみから、合算特別保留数=5であることを認識可能である一方で、第1特別ゲームと第2特別ゲームの内訳や、その保留順序を容易には認識できない。その一方で、遊技者は、個別保留表示部36,37の表示内容から、特別ゲームごとに区別して特別保留数を認識できるようになっている。但し、遊技者は、保留表示部36〜38の表示内容を総合しても、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序についてまでは認識し難い。
したがって、この実施形態のパチンコ遊技機10は、次の効果を奏する。
(1)遊技者は、合算保留表示部38により、保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数との合算数を認識できる。さらに、遊技者は、個別保留表示部36,37により、保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数とを区別して認識できる。したがって、保留中の特別ゲームに関する情報を正確に認識させることができ、遊技に対する興趣を向上させることができる。
(2)合算保留表示部38では、保留情報の表示態様を変化させる保留変化演出により、遊技者を楽しませることができる。また、合算保留表示部38で保留情報の表示態様が変化された場合であっても、個別保留表示部36,37により保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数とを区別して認識できる。このため、保留変化演出を楽しませつつも、保留中の特別ゲームに関する情報を正確に認識させることができる。
(3)合算保留表示部38では、第1特別ゲームを示す保留情報と、第2特別ゲームを示す保留情報とについて、同一の識別部を含む表示態様で表示可能であるため、各特別ゲームの合算数を認識させ易くすることができる。一方で、個別保留表示部36,37では、第1特別ゲームの数と第2特別ゲームの数とを区別して認識可能に表示できる。したがって、保留中の特別ゲームに関する情報を認識させ易くできる。
(4)特に、この実施形態では、第1特別ゲームを示す保留情報と、第2特別ゲームを示す保留情報とについて、完全に同一の表示態様で表示可能であるため、各特別ゲームの合算数をさらに認識させ易くすることができる。
(5)合算保留表示部38には、第1特別ゲームの保留上限数(第1上限数)及び第2特別ゲームの保留上限数(第2上限数)の合算数分の表示位置として、表示部38a〜38hがある。そして、各表示部38a〜38hには、保留中の第1特別ゲームを示す保留情報と、保留中の第2特別ゲームを示す保留情報と、の何れであっても表示可能である。このため、遊技者は、何れの表示部38a〜38hに何れの特別ゲームを示す保留情報が表示されているかを考慮しなくとも、単に合算保留表示部38に表示されている保留情報の数を数えさえすれば、保留中の第1特別ゲームの数と保留中の第2特別ゲームの数との合算数を認識することができる。したがって、保留中の特別ゲームに関する情報を認識させ易くすることができる。
(6)合算保留表示部38では、保留中の特別ゲームが実行される順序が認識できる一方で、個別保留表示部36,37では、保留中の第1特別ゲームの数及び保留中の第2特別ゲームの数が認識できるため、保留中の特別ゲームの数や実行される順序を認識させ易くすることができる。
(7)保留変化演出に用いられる特定表示態様は、何れも第1特別ゲームと第2特別ゲームとで同じ表示態様であることから、保留変化演出が行われる状況においても、表示態様から特別ゲームの種類を認識し難くできる。
(8)この実施形態では、第1特別ゲーム及び第2特別ゲームの保留順序がランダムになる。したがって、合算保留表示部38において保留順序を明確に認識できる一方で、次の特別ゲームが第1特別ゲームであるか、第2特別ゲームであるかを認識し難くできる。したがって、次に実行される特別ゲームの種類を予想する楽しみを与えることができる。
(第2実施形態)
次に、パチンコ遊技機10の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成及び同一制御について、同一の符号を付すなどし、その説明を簡略化又は省略する。
図9に示すように、パチンコ遊技機10は、遊技球の振分機構50を備えている。振分機構50は、第1始動入賞口51を備えている。第1始動入賞口51は、遊技領域21において、演出表示装置25の下方であって、第1実施形態における第1始動入賞口26と同じ位置に開口している。
図10(a)及び(b)に示すように、振分機構50は、第1始動入賞口51から入球した遊技球を受け入れる通路であって、2つに分岐する分岐通路52を備えている。振分機構50は、分岐通路52の一方の通路に、第1入球口53を備えている一方で、他方の通路に、第2入球口54を備えている。
パチンコ遊技機10は、第1入球口53に入球した遊技球を検知する第1始動センサSE1を備えている。例えば、第1始動センサSE1は、第1入球口53に入球した遊技球を機外に排出するための通路に設けられている。パチンコ遊技機10は、第2入球口54に入球した遊技球を検知する図示しない第3始動センサを備えている。例えば、第3始動センサは、第2入球口54に入球した遊技球を機外に排出するための通路に設けられている。なお、第3始動センサは、第2入球口54で専用のセンサであってもよく、第2始動センサSE2と共用されていてもよい。
振分機構50は、分岐通路52における分岐点52aに、振分部としての振分部材55を備えている。振分部材55は、第1始動入賞口51から入球した遊技球を、第1入球口53側の通路と、第2入球口54側の通路とに、交互に1球ずつ振り分ける動作が可能に構成されている。
振分部材55は、回動軸55aを中心に所定角度の範囲で回動自在に配設されている。振分部材55は、遊技球を保持可能な2つの保持領域55b,55cを有する保持部55dを備えている。保持領域55b,55cの一方に遊技球が保持されると、遊技球の自重により振分部材55が回動軸55aを中心に回動して、第1入球口53と第2入球口54の何れかに振り分けるとともに、保持領域55b,55cの他方に遊技球が保持可能な状態となる。
具体的に、図10(a)に示すように、遊技球が保持領域55bに保持されると、遊技球の自重により振分部材55が左回りに回動し、図10(b)に示すように、遊技球が第1入球口53へ振り分けられる。また、図10(b)に示すように、遊技球が保持領域55cに保持されると、遊技球の自重により振分部材55が右回りに回動し、図10(a)に示すように、遊技球が第2入球口54へ振り分けられる。
そして、この実施形態において、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理のステップS106の処理において、第3始動センサから検知信号を入力している場合にも肯定判定するように構成されている。
この実施形態によれば、第1始動入賞口51から遊技球が入球すると、第1特別ゲームの始動条件と、第2特別ゲームの始動条件とが交互に成立する。即ち、この実施形態では、主に低ベース状態において、第1特別ゲームと第2特別ゲームとが交互となる保留順序で、その実行が保留されるようになっている。なお、高ベース状態においては、遊技球が第2始動入賞口27に入賞し易くなることから、低ベース状態に比して、第1特別ゲームと第2特別ゲームの保留順序がランダムになり易くなる。
したがって、この実施形態のパチンコ遊技機10は、第1実施形態における効果(1)〜(7)に加えて、次の効果を奏する。
(9)第1特別ゲームと第2特別ゲームとが交互に保留され易くなることから、第1特別保留数と第2特別保留数とを均等に増加させ、その結果として合算特別保留数の最大数に到達し易くできる。このため、多い回数の特別ゲームに跨って保留変化演出を行い易くし、大当りに期待する遊技者の興趣を向上させることができる。
例えば、上述した実施形態は、次のような別の実施形態に変更してもよい。
・図11に示すように、保留表示部36〜38のうち一部又は全部の表示部は、同一の表示装置として構成されてもよい。例えば、パチンコ遊技機10は、液晶ディスプレイである演出表示装置25において、第1特別保留数、第2特別保留数、及び合算特別保留数を表示可能に構成されていてもよい。この場合、個別保留表示部36,37及び合算保留表示部38(表示部38a〜38h)は、演出表示装置25の表示領域の一部として設定されているとよい。そして、各表示部38a〜38hには、保留情報として所定の画像を表示する。このように、第1表示手段と第2表示手段は、同一の表示装置として構成されていてもよく、別の表示装置として構成されていてもよい。
・個別保留表示部36,37は、液晶ディスプレイや7セグメント型の表示装置とし、第1特別保留数及び第2特別保留数をアラビア数字によって表示可能であってもよい。
・合算保留表示部38における保留情報の表示態様を変更してもよい。例えば、表示部38a〜38hの形状は、星型や四角形であってもよく、所定の模様が施されていてもよい。また、表示部38a〜38hは、全てが同じ形状、模様、及び色彩である必要はなく、これらの一部又は全部が異なっていてもよい。即ち、表示部38a〜38hは、第1特別ゲームを示す保留情報の表示と、第2特別ゲームを示す保留情報の表示とで共用されておればよい。
・表示部38a〜38hにおける保留情報の表示態様は、第1特別ゲームと第2特別ゲームとで、遊技者が同一と認識可能な範囲内(略同一の範囲内)で異ならせてもよい。例えば、第1特別ゲームを示す保留情報の表示態様、及び第2特別ゲームを示す保留情報の表示態様は、表示部38a〜38hの形状、模様、色彩、及び発光色のうち、少なくとも1つが同一であればよい。即ち、第1特別ゲームを示す保留情報の表示態様、及び第2特別ゲームを示す保留情報の表示態様は、同一の識別部を含んで構成されておればよい。
・表示部38a〜38hでは、第1特別ゲームと第2特別ゲームとを区別せずに表示しない場合があってもよい。例えば、副制御用CPU41aは、低ベース状態においては、第1特別ゲームと第2特別ゲームとで保留情報の表示態様を同一とし、これらを区別せずに表示させる一方で、高ベース状態においては、第1特別ゲームと第2特別ゲームとで保留情報の表示態様を異ならせ、これらを区別して表示させてもよい。例えば、副制御用CPU41aは、特定表示態様についてのみ、第1特別ゲームと第2特別ゲームとで保留情報の表示態様を同一とし、これらを区別せずに表示させてもよい。
・保留表示部36〜38は、センター役物23に配設されていなくてもよい。保留表示部36〜38は、遊技盤20において、分散して配置されていてもよい。
・表示部38a〜38hの配設位置を変更してもよい。また、表示部38a〜38hは、一列に並んでいる必要はなく、遊技盤20において、分散して配置されていてもよい。
・主制御用CPU40aは、ステップS105,S110の処理において、大当り図柄の種類(大当りの種類)、変動パターンの種類、及びリーチ演出の有無についても事前判定してもよい。主制御用CPU40aは、これらの事前判定の結果を特定可能な先読みコマンドを出力し、副制御用CPU41aは、先読みコマンドに基づいて保留変化演出を行うとよい。
・保留情報の表示態様は、特別ゲームが保留されてから実行(消化)される迄の期間において、1回又は複数回にわたって変化するようにしてもよい。
・保留変化演出の契機となる所定の条件は、適宜変更してもよい。例えば、保留変化演出は、所定の変動パターンが決定された場合に行う抽選に当選したことを契機として実行可能であってもよい。即ち、保留変化演出は、先読みコマンドに基づいて行われるものでなくてもよい。
・保留変化演出は、省略してもよい。
・第1特別ゲームと第2特別ゲームとで、大当りの種類を変更してもよい。例えば、主制御用CPU40aは、第2特別ゲームである場合には、第1特別ゲームであるときに比して、有利な大当りを決定し易く構成されているとよい。例えば、大当りの有利度合いは、大当り遊技におけるラウンド遊技の上限回数や、大当り遊技の終了後における高確率状態及び高ベース状態の有無によって異ならせるとよい。
・大当り図柄(大当りの種類)は、1種類であってもよく、3種類以上であってもよい。
・第2特別ゲームを第1特別ゲームに優先して実行するようにしてもよい。この場合、主制御用CPU40aは、第2特別保留数が1以上であることを条件として、第2特別ゲームを実行させる。主制御用CPU40aは、第2特別保留数が0である場合であって、第1特別保留数が1以上であることを条件として、第1特別ゲームを実行させるとよい。
・特定表示態様は、1種類であってもよく、3種類以上であってもよい。また、特定表示態様として採用する表示態様は、例えば発光色を虹色や青色にするなど、適宜変更できる。
・保留表示部36〜38のうちの一部又は全部は、主制御用CPU40aが制御してもよい。
・第1特別保留数の上限数(第1上限数)及び第2特別保留数の上限数(第2上限数)は変更してもよい。
・特別ゲームは演出表示装置25において表示してもよい。この場合、演出ゲームを表示しないようにしてもよい。
・パチンコ遊技機10は、主制御基板40の機能と副制御基板41の機能とを統合した単一の制御基板を備えていてもよい。また、主制御基板40の機能は、複数の基板に分割して実現してもよい。主制御用CPU40aは、単一の基板上に実装された複数のCPUから構成されていてもよい。
・主制御用CPU40a、主制御用ROM40b、及び主制御用RAM40cは、ワンチップマイクロコンピュータとして構成されていてもよい。
・副制御基板41の機能は、複数の基板に分割して実現されていてもよい。例えば、パチンコ遊技機10は、演出表示装置25を専門に制御する表示基板、装飾ランプ16を専門に制御するランプ基板、及びスピーカ17を専門に制御する音声基板を備えていてもよく、これらの基板群を統括的に制御する統括基板をさらに備えていてもよい。また、副制御用CPU41aは、単一の基板上に実装された複数のCPUから構成されていてもよい。
次に示す技術的思想は、上述した実施形態から把握することができる。
(イ)前記第1表示手段の各表示位置は、保留中のゲームが実行される順序にそれぞれ対応付けられており、前記第1表示手段は、前記ゲームが実行される毎に、表示中の各保留情報の表示位置を更新する。
(ロ)前記第1ゲーム及び前記第2ゲームは、保留された順序で実行されるようになっており、前記第1表示手段は、保留中のゲームを各別に示す保留情報について、各ゲームが保留された順序を認識可能に表示する。
10…パチンコ遊技機(遊技機)、22a…第1特別図柄表示部(第1ゲーム実行手段)、22b…第2特別図柄表示部(第2ゲーム実行手段)、35…演出保留表示部、36…第1個別保留表示部(第2表示手段)、37…第2個別保留表示部(第2表示手段)、38…合算保留表示部(第1表示手段)、38a〜38h…表示部(表示位置)、40…主制御基板、40a…主制御用CPU、41…副制御基板、41a…副制御用CPU。

Claims (3)

  1. 第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、
    遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、を備え
    前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、
    前記第1表示部は、第1遊技状態においては、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで保留情報の表示態様を同一とする一方で、第2遊技状態においては、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで保留情報の表示態様を異ならせることを特徴とする遊技機。
  2. 第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、備え、
    前記第1表示部と前記第2表示部とは異なる表示装置に設けられ、
    前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、
    前記第1表示部は、保留情報の表示態様を特定表示態様とする保留変化演出を実行可能であって、保留情報を前記特定表示態様とするとき、当該特定表示態様とする保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで同一とする一方で、前記特定表示態様としない保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで異ならせることを特徴とする遊技機。
  3. 第1の図柄を用いる第1ゲームを実行する第1ゲーム実行手段と、第2の図柄を用いる第2ゲームを実行する第2ゲーム実行手段と、を備え、前記第1ゲーム及び前記第2ゲームの実行を保留可能な遊技機において、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数との合算数を認識可能に表示する第1表示部と、
    保留中の前記第1ゲームの数と保留中の前記第2ゲームの数とを区別して認識可能に表示する第2表示部と、備え、
    前記第1表示部と前記第2表示部とは同じ表示装置に設けられ、
    前記第1表示部は、保留中の前記第1ゲームを示す保留情報と、保留中の前記第2ゲームを示す保留情報と、を表示可能に構成され、表示中である保留情報の数によって前記合算数を認識可能であり、
    前記第1表示部は、保留情報の表示態様を特定表示態様とする保留変化演出を実行可能であって、保留情報を前記特定表示態様とするとき、当該特定表示態様とする保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで同一とする一方で、前記特定表示態様としない保留情報の表示態様を、前記第1ゲームと前記第2ゲームとで異ならせることを特徴とする遊技機
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