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JP6375905B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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JP6375905B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュール及びそれ以外の発熱体を備えた電力変換装置に関する。
従来から、電気自動車、ハイブリッド自動車等の動力源である交流モータと、車両に搭載された直流バッテリーとの間において、電力の変換を行うための電力変換装置がある。電力変換装置には、スイッチング素子を内蔵してなる複数の半導体モジュールが配設されている。半導体モジュールは、スイッチング素子に流れる被制御電流によって発熱する。
また、電力変換装置には、半導体モジュール以外にも、リアクトル等の電子部品が組み込まれている。そのため、半導体モジュールのみならず、それ以外の発熱する電子部品についても、冷却を行うことが求められる場合がある。
半導体モジュールを効率よく冷却する構造としては、半導体モジュールと冷却管とを交互に積層した積層体を構成することで、半導体モジュールを両主面から冷却可能にしたものがある。
そして、半導体モジュールとそれ以外の発熱体との双方を簡易な構成において効率よく冷却するため、特許文献1には、半導体モジュールを冷却する冷却器の冷媒流路と、発熱体を冷却する冷却器の冷媒流路とを、管状の接続部材によって連通させているものが開示されている。
特開2012−222943号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電力変換装置においては、2つの冷却器を管状の接続部材によって接続しているため、その構造が複雑になりやすい。また、2つの冷却器の位置関係等の設計自由度が制限されやすい。
また、半導体モジュールと冷却管との積層体を積層方向に加圧する場合、積層体の一端側から加圧力を受ける必要がある。しかし、管状の接続部材が配設されていると、加圧力を受ける面積を確保し難いという問題もある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、半導体モジュール及び他の発熱体の冷却構造の設計自由度を向上させると共に、積層体の加圧構造を容易に実現することができる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子を内蔵してなる複数の半導体モジュールと、
該複数の半導体モジュールと共に積層配置されて積層体を構成する複数の冷却管を有する第1冷却器と、
上記半導体モジュール以外の発熱体と、
該発熱体に接触配置された第2冷却器と、
積層方向における上記第1冷却器の前端に配されていると共に、該第1冷却器と上記第2冷却器とを連結する連結ブロック体と、
上記第1冷却器の後端に配されて、前方へ向かって上記積層体を加圧する加圧部材と、を有し、
上記連結ブロック体は、上記第1冷却器中の第1冷媒流路と上記第2冷却器中の第2冷媒流路とを連通させる連通流路を備えており、
上記連結ブロック体の前面は、上記第2冷却器又は上記発熱体に対して面で当接していることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置において、第1冷却器の第1冷媒流路と第2冷却器の第2冷媒流路とは、連結ブロック体に形成された連通流路によって連通されている。それゆえ、第1冷媒流路と第2冷媒流路とを簡易な構成において連通させることができる。すなわち、連通流路は、連結ブロック体内に設ける連通流路の形状を、第1冷媒流路と第2冷媒流路との位置関係に応じて適宜形成することにより、これらを容易に連通させることができる。それゆえ、連結ブロック体の外形自体を複雑な形状にしなくてもよい。その結果、第1冷媒流路と第2冷媒流路とを連通させるための第1冷却器と第2冷却器との位置関係や形状等の自由度が向上し、半導体モジュール及び発熱体の冷却構造の設計自由度を向上させることができる。
また、積層方向における第1冷却器の前端に連結ブロック体が配置されており、連結ブロック体に連通流路が形成されている。それゆえ、第1冷却器の前端に配された冷却管の主面において積層体を支持する面積をかせぐことができる。その結果、加圧部材によって充分な加圧力にて積層体を加圧する加圧構造を容易に実現することができる。
以上のごとく、本発明によれば、半導体モジュール及び他の発熱体の冷却構造の設計自由度を向上させると共に、積層体の加圧構造を容易に実現することができる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の上面図。 図1の、II−II線矢視断面図。 実施例1における、連結ブロック体の斜視図。 実施例2における、電力変換装置の上面図。 図4の、V−V線矢視断面図。 実施例3における、電力変換装置の、連通流路を通る断面図。 実施例4における、連結ブロック体の周囲の上面図。 実施例5における、電力変換装置の上面図。 実施例5における、連結ブロック体の、連通流路を通る断面図。 実施例6における、電力変換装置の上面図。 実施例6における、連結ブロック体の、連通流路を通る断面図。
上記電力変換装置は、例えば、電気自動車又はハイブリッド自動車に搭載され、直流電源と車両の駆動源としての三相交流回転電機との間の電力変換を行うものとすることができる。
また、上記発熱体としては、例えば、リアクトル等の電子部品、DC−DCコンバータ等の電気機器とすることができる。
本明細書においては、積層体の積層方向を、単に積層方向という。また、積層方向における、上記加圧部材が積層体を押圧する側を「前方」、その反対側を「後方」として適宜説明する。
(実施例1)
上記電力変換装置の実施例につき、図1〜図3を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1、図2に示すごとく、半導体素子を内蔵してなる複数の半導体モジュール2と、複数の半導体モジュール2と共に積層配置されて積層体10を構成する複数の冷却管31を有する第1冷却器3とを有する。また、電力変換装置1は、半導体モジュール2以外の発熱体(リアクトル11、DC−DCコンバータ12)と、該発熱体に接触配置された第2冷却器4とを有する。
また、電力変換装置1は、積層方向Xにおける第1冷却器3の前端に配されていると共に、第1冷却器3と第2冷却器4とを連結する連結ブロック体5を有する。また、電力変換装置1は、第1冷却器3の後端に配されて、前方へ向かって積層体10を加圧する加圧部材13を有する。図1〜図3に示すごとく、連結ブロック体5は、第1冷却器3中の第1冷媒流路30と第2冷却器4中の第2冷媒流路40とを連通させる連通流路50を備えている。
半導体モジュール2は、IGBT等のスイッチング素子やFWD等のダイオードを内蔵してなる。複数の半導体モジュール2と、それらを両主面から冷却する複数の冷却管31とが積層されて、積層体10が構成されている。
図1に示すごとく、積層方向Xに隣り合う冷却管31は、その長手方向の両端部において連結管32によって互いに連結されている。連結管32は、積層方向Xに変形可能に構成されている。冷却管31及び連結管32は、第1冷却器3を構成している。なお、適宜、冷却管31の長手方向を横方向Yといい、積層方向X及び横方向Yに直交する方向を、高さ方向Zという。
図2に示すごとく、第1冷却器3の前端に配された冷却管31には、横方向Yにおける両端部において、第1冷却器3に冷媒を導入し、又は、第1冷却器3から冷媒を排出する一対の突出管33が、前方に向かって突出形成されている。
積層体10の前方には、発熱体としてのリアクトル11及びDC−DCコンバータ12が配されている。リアクトル11とDC−DCコンバータ12とは、高さ方向Zに並んで配されている。
図1、図2に示すごとく、積層体10、リアクトル11、及びDC−DCコンバータ12は、積層方向X及び横方向Yから、ケース6によって囲まれている。図2に示すごとく、ケース6内の前方部には、高さ方向Zの一方に向かって開口し、内側にリアクトル11が収容されたリアクトル収容部61と、高さ方向Zの他方に向かって開口し、内側にDC−DCコンバータ12が収容されたコンバータ収容部62とが形成されている。
第2冷却器4は、リアクトル収容部61とコンバータ収容部62との間に配設され、リアクトル11及びDC−DCコンバータ12に接触している。
図1に示すごとく、第2冷媒流路40は、横方向Yにおける第2冷却器4の両端部付近に一対形成されており、それぞれ積層方向Xに延びるように形成されている。図2に示すごとく、一対の第2冷媒流路40の各前端部には、冷媒を導入、排出するための導入パイプ111、排出パイプ112が嵌入されている。
図1、図3に示すごとく、積層方向Xにおける第1冷却器3と第2冷却器4との間には、金属製の連結ブロック体5が配されている。連結ブロック体5は、直方体形状の外形を呈しており、例えばアルミニウムからなる。
図1〜図3に示すごとく、連結ブロック体5は、横方向Yにおける両端部付近において、積層方向Xに貫通して形成された一対の連通流路50を有する。すなわち、本例において、連結ブロック体5は、互いに独立した連通流路50を2つ備えている。また、本例において、各連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと一致している。連通流路50は、例えば、直方体形状の金属ブロックを積層方向Xに穿孔することにより形成される。
図1、図2に示すごとく、第1冷却器3と第2冷却器4とは、積層方向Xに一直線状に配されている。図2に示すごとく、連結ブロック体5における一対の連通流路50には、後方から第1冷却器3の一対の突出管33が嵌入されている。第1冷却器3の前端に配された冷却管31の前端面は、その略全面において連結ブロック体5に当接している。
連結ブロック体5の前端面は、第2冷却器4と当接している。このとき、連結ブロック体5における連通流路50の前方側の開口端50aと、第2冷却器4における第2冷媒流路40の後方側の開口端40aとを、重ね合わせるように、連結ブロック体5と第2冷却器4とが当接配置されている。そして、連結ブロック体5における連通流路50の周囲と第2冷却器4における第2冷媒流路40の周囲との間はシールされている(図示略)。
これにより、第1冷却器3の第1冷媒流路30と、第2冷却器4の第2冷媒流路40とは、連結ブロック体5の連通流路50によって連通されている。これにより、冷却媒体を第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とに連続して流通させることができる。
すなわち、導入パイプ111から導入された冷却媒体は、第2冷却器4の一方の第2冷媒流路40を通る。この間に、冷却媒体とリアクトル11及びDC−DCコンバータ12との間で熱交換が行われ、リアクトル11、DC−DCコンバータ12が冷却される。そして、冷却媒体は、第2冷媒流路40から連結ブロック体5の一方の連通流路50を通り、突出管33から第1冷却器3の第1冷媒流路30に流入する。
第1冷却器3内に導入された冷却媒体は、連結管32を適宜通り、各冷却管31に分配されると共にその長手方向に流通する。この間に冷却媒体と半導体モジュール2との間で熱交換が行われ、半導体モジュール2が冷却される。そして、冷却媒体は、下流側の連結管32を適宜通り、下流側の突出管33において第1冷却器3から排出される。そして、その冷却媒体は、連結ブロック体5の連通流路50、第2冷却器4の第2冷媒流路40を通る。この間にも、冷却媒体とリアクトル11及びDC−DCコンバータ12との間で熱交換が行われる。そして、冷却媒体は、排出パイプ112から排出される。
冷却媒体としては、例えば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート(登録商標)等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等を用いることができる。
図1に示すごとく、第1冷却器3の後方には、支承ピン113によって支承された加圧部材13が配されている。加圧部材13は、積層方向Xに圧縮された状態にて、積層体10の後端面とケース6の内側面との間に配されている。これにより、加圧部材13は積層体10を前方へ向って加圧している。加圧部材13は、例えば板バネ等の弾性部材からなる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1において、第1冷却器3の第1冷媒流路30と第2冷却器4の第2冷媒流路40とは、連結ブロック体5に形成された連通流路50によって連通されている。それゆえ、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とを簡易な構成において連通させることができる。すなわち、連通流路50は、連結ブロック体5内に設ける連通流路50の形状を、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40との位置関係に応じて適宜形成することにより、これらを容易に連通させることができる。そのため、連結ブロック体5の外形自体を複雑な形状にしなくてもよい。その結果、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とを連通させるための第1冷却器3と第2冷却器4との位置関係や形状等の自由度が向上し、半導体モジュール2及び発熱体(リアクトル11、DC−DCコンバータ12)の冷却構造の設計自由度を向上させることができる。
また、積層方向Xにおける第1冷却器3の前端に連結ブロック体5が配置されており、連結ブロック体5に連通流路50が形成されている。それゆえ、第1冷却器3の前端に配された冷却管31の主面において積層体10を支持する面積を稼ぐことができる。その結果、加圧部材13によって充分な加圧力にて積層体10を加圧する加圧構造を容易に実現することができる。
また、連結ブロック体5は、互いに独立した連通流路50を複数備えている。それゆえ、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とを、複数箇所において適宜連通させることができ、冷却構造の設計自由度を向上させることができる。
以上のごとく、本例によれば、半導体モジュール及び他の発熱体の冷却構造の設計自由度を向上させると共に、積層体の加圧構造を容易に実現することができる電力変換装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図4、図5に示すごとく、第1冷却器3と第2冷却器4とが、高さ方向Zにずれた位置に配されている例である。なお、図4以降においては、ケース(図1、図2における符号6参照)の図示を省略している。
本例において、積層体10の前方に配された連結ブロック体5の前端面には、リアクトル11が当接配置されている。そして、リアクトル11における高さ方向Zの一方側に、第2冷却器4が配されている。
図5に示すごとく、第2冷却器4は、高さ方向Zの一端面を後退させた凹部41を有する。そして、凹部41を覆うように、リアクトル11及び連結ブロック体5が配置されている。これにより、凹部41とリアクトル11及び連結ブロック体5との間の領域に第2冷媒流路40が形成されている。
連結ブロック体5には、該連結ブロック体5を略L字状に貫通してなる連通流路50が形成されている。すなわち、連通流路50は、連結ブロック体5の後端面から前方に向って延びた後、高さ方向Zにおける第2冷却器4側に向って屈曲して、第2冷却器4の凹部41に向って開口するように形成されている。これにより、連通流路50は、第2冷媒流路40と連通している。そして、連通流路50には、後方から第1冷却器3の突出管33が嵌入されている。これにより、連通流路50は第1冷媒流路30と連通され、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とが連通される。
連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと異なる。本例において、連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと高さ方向Zとの双方に対して傾斜している。
リアクトル11は、リアクトルケース63内に、コイル(図示略)及び磁性粉末混合樹脂からなるコア64を収容してなる。リアクトルケース63は、高さ方向Zに直交する方向に形成され、第2冷却器4の凹部41を覆う底壁部631と、底壁部631の端縁から高さ方向Zに立設された側壁部632とを有する。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例において、連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと異なっているため、第1冷却器3と第2冷却器4とが高さ方向Zにおける異なる位置に配されている場合においても、第1冷却器3の第1冷媒流路30と、第2冷却器4の第2冷媒流路40とを、連結ブロック体5の連通流路50によって連通させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図6に示すごとく、実施例2の変形例である。本例において、連結ブロック体5は、直方体形状の外形を呈した金属製の金属ブロック51と、リアクトル11の一部とからなる。
リアクトルケース63の後端部には、側壁部632の後端側部分から、後方に向って設けられた厚肉部633が形成されている。
厚肉部633の後端面には、金属ブロック51の前端面が当接して配置されている。本例においては、金属ブロック51とリアクトルケース63の厚肉部633とが、連結ブロック体5を構成している。そして、連結流路630が、金属ブロック51と厚肉部633とにわたって連続するように形成されている。
その他は、実施例2と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例2において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例2と同様の構成要素等を表す。
本例においても、実施例2と同様の作用効果を有する。
なお、本例においては、連結ブロック体5をリアクトルケース63の厚肉部633と金属ブロック51とによって構成した例を示したが、これに限られるものではない。例えば、連結ブロック体5を、リアクトルケース63の厚肉部633のみによって構成し、厚肉部633に第1冷却器3の突出管33を直接嵌入する構成としてもよい。
(実施例4)
本例は、図7に示すごとく、実施例1に対して、第1冷却器3の第1冷媒流路30における一対の開口端30a同士の間隔と、第2冷却器4の第2冷媒流路40における後方の一対の開口端40a同士の間隔とを異ならせた例である。本例においては、第1冷媒流路30の一対の開口端30a同士の間隔よりも第2冷媒流路40の一対の開口端40a同士の間隔を大きくしている。
連結ブロック体5の一対の連通流路50は、積層方向Xにおける第1冷却器3側から第2冷却器4側へ向うにつれて、互いに横方向Yに離れる方向に向かうように傾斜している。これにより、一対の連通流路50の前方の開口端50a同士の間隔は、一対の連通流路50の後方の開口端50b同士の間隔よりも大きくなっている。
連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと異なる。本例において、連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと横方向Yとの双方に対して傾斜している。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例において、連通流路50の一対の開口端50a、50bの並び方向は、積層方向Xと異なっているため、第1冷却器3の冷媒流路30における一対の開口端30a同士の間隔と、第2冷却器4の第2冷媒流路40における後方の一対の開口端40a同士の間隔とが異なっている場合においても、第1冷却器3の第1冷媒流路30と、第2冷却器4の第2冷媒流路40とを連結ブロック体5の連通流路50によって連通させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図8、図9に示すごとく、高さ方向Zから見たとき、積層体10とリアクトル11とが横方向Yに並んで配置されている例である。第2冷却器4は、リアクトル11における高さ方向Zの一方側において、リアクトル11に接触して配置されている。なお、本例においては、横方向Yにおける積層体10側をY1側、横方向Yにおけるリアクトル11側をY2側という。
積層体10の第1冷却器3と第2冷却器4とは、横方向Yに並んで配置されている。第1冷却器3のY2側に、第2冷却器4が配置されている。
第1冷却器3の第1冷媒流路30の一対の開口端30aは前方を向いている。また、第2冷却器4の第2冷媒流路40は、高さ方向Zから見た形状がU字状を有する。そして、第2冷媒流路40の一対の開口端40aも前方を向いている。そして、本例の電力変換装置1においては、第1冷却器3の前端と第2冷却器4の前端との双方に当接するように、連結ブロック体5が配設されている。
連結ブロック体5は、第1冷却器3の前端と第2冷却器4の前端とにわたって、配されている。連結ブロック体5は、第1冷媒流路30の一対の開口端30aのうちY2側のものと、第2冷媒流路40の一対の開口端40aのうちY1側のものとを連結するように、連結流路50が形成されている。これにより、連結流路50が、第1冷媒流路30と第2冷媒流路40とを連通させている。
具体的には、連結ブロック体5には、一対の開口端50cが後方を向き、これらの開口端50cをつなぐように連通流路50が形成されている。図8、図9に示すごとく、本例において、連通流路50は、高さ方向Zから見た形状がU字状となるように形成されている。本例において、連通流路50の一対の開口端50cの並び方向は、横方向Yである。
図8に示すごとく、連結ブロック体5には、横方向YにおけるY1側の端部に、外部から第1冷媒流路30に冷却媒体を導入するための導入側流路71が形成されており、横方向YにおけるY2側の端部に、第2冷媒流路40から外部に冷却媒体を排出するための排出側流路72が形成されている。導入側流路71及び排出側流路72は、積層方向Xに連結ブロック体5を貫通してなる。
連結ブロック体5の導入側流路71には、前方から導入パイプ111が嵌入されており、排出側流路72には、前方から排出パイプ112が嵌入されている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例のように、高さ方向Zから見たとき、積層体10とリアクトル11とが横方向Yに並んでいる場合においても、第1冷却器3の第1冷媒流路30と、第2冷却器4の第2冷媒流路40とを、連結ブロック体5の連通流路50によって連通させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例6)
本例は、図10、図11に示すごとく、実施例5に対して、第2冷却器4の第2冷媒流路40の形状を変更した例である。本例において、第2冷媒流路40は、一端が積層方向Xの一方側に向って開口しており、他端が積層方向Xの他方側に向って開口している。第2冷媒流路40は、積層方向Xにおける中間部位が、積層方向Xにおける両端部位よりも横方向Yに広がっている。第2冷媒流路40は、高さ方向Zから見て、リアクトル11の略全域に形成されている。
連結ブロック体5には、排出側流路(実施例4の図8、図9の符号72参照)が設けられていない。図10に示すごとく、本例において、排出パイプ112は、第2冷媒流路40の後端に嵌入されている。
その他は、実施例5と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例5において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例5と同様の構成要素等を表す。
本例においても、実施例5と同様の作用効果を有する。
なお、本発明は、上記実施例に限られず、第1冷却器の第1冷媒流路と第2冷却器の第2冷媒流路とを連通させる構造であるならば、種々の変更を行うことができる。すなわち、第1冷却器と第2冷却器との様々な位置関係に応じて、連結ブロック体、連通流路の形状を変更することにより、第1冷媒流路と第2冷媒流路とを連通させることができる。
また、連結ブロック体を構成する部材は、単数でも複数でもよい。例えば、実施例5又は実施例6において、連結ブロック体5を、横方向Yにおける積層体10とリアクトル11との間で分割した構成としてもよい。
1 電力変換装置
10 積層体
11 リアクトル
12 DC−DCコンバータ
2 半導体モジュール
3 第1冷却器
30 第1冷媒流路
31 冷却管
4 第2冷却器
40 第2冷媒流路
5 連結ブロック体
50 連通流路
X 積層方向

Claims (3)

  1. 半導体素子を内蔵してなる複数の半導体モジュール(2)と、
    該複数の半導体モジュール(2)と共に積層配置されて積層体(10)を構成する複数の冷却管(31)を有する第1冷却器(3)と、
    上記半導体モジュール(2)以外の発熱体(11、12)と、
    該発熱体(11、12)に接触配置された第2冷却器(4)と、
    積層方向(X)における上記第1冷却器(3)の前端に配されていると共に、該第1冷却器(3)と上記第2冷却器(4)とを連結する連結ブロック体(5)と、
    上記第1冷却器(3)の後端に配されて、前方へ向かって上記積層体(10)を加圧する加圧部材(13)と、を有し、
    上記連結ブロック体(5)は、上記第1冷却器(3)中の第1冷媒流路(30)と上記第2冷却器(4)中の第2冷媒流路(40)とを連通させる連通流路(50)を備えており、
    上記連結ブロック体(5)の前面は、上記第2冷却器(4)又は上記発熱体(11、12)に対して面で当接していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 上記連結ブロック体(5)は、互いに独立した上記連通流路(50)を複数備えていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(1)。
  3. 上記連通流路(50)の一対の開口端(50a、50b、50c)の並び方向は、上記積層方向(X)と異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)。
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