JP6383582B2 - 接着構造体 - Google Patents
接着構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6383582B2 JP6383582B2 JP2014129166A JP2014129166A JP6383582B2 JP 6383582 B2 JP6383582 B2 JP 6383582B2 JP 2014129166 A JP2014129166 A JP 2014129166A JP 2014129166 A JP2014129166 A JP 2014129166A JP 6383582 B2 JP6383582 B2 JP 6383582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- adherend
- adhesive sheet
- resin
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
本実施形態の接着シート20は、樹脂組成物で形成された接着剤層(以下、本実施形態の接着剤層ともいう。)を備える。
・使用機器:ティー・エー・インスツルメント・ジャパン社製、商品名「ARES−2 KFRT」
・測定モード:動的粘弾性の温度依存性試験、8mmパラレルプレートを使用
・測定温度範囲:30℃〜200℃
・昇温速度:10℃/min
・振動周波数:1Hz
・歪み:0.5%
前記結晶性ポリエステル樹脂としては、多価カルボン酸とポリオールとを脱水縮合させてなるものを採用することができる。前記樹脂組成物が、一部のエポキシ基が開環されていない状態(未反応な状態)のエポキシ樹脂を含有している場合、結晶性ポリエステル樹脂が加水分解されて分子末端に水酸基やカルボキシル基を有する短鎖なものとなったときに、これらに前記未反応なエポキシ基を反応させて再び長鎖化させることができる。これにより、接着剤層を形成する樹脂組成物が湿熱劣化して接着力や引張強度等の物性が低下するのを抑制できる。
本実施形態の被着体10は、上述したように、硬化反応層11を備える。
[フィルム基材]
フィルム基材として、25μm厚みのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東レ社製)を用いた。
被着体として、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ[2−(フルオスルホニルエトキシ)プロビルビニルエーテル]共重合体膜(デュポン社製、商品名“NAFION N−115”)を用いた。
攪拌翼付きメカニカルスターラーと冷却管を取り付けた4つ口フラスコに、1,3−ジオキソラン:350部と、結晶性ポリエステル樹脂(東洋紡社製、商品名“バイロンGM920”):100部とを投入し、60℃の温度条件下で攪拌した。1時間攪拌した後、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1003”):15部と、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1004”):10部とをさらに添加して1時間攪拌した。そして、充填剤(タルク、富士タルク工業社製、商品名“LMS−200”):25部をさらに添加して30分間攪拌した。その後、イソシアネート系架橋剤(三井武田ケミカル社製、商品名“タケネートD−110N”):8部をさらに添加して10分間攪拌し、接着シート用ワニスAを得た。
接着シート用ワニスAを真空引きして脱泡した後、アプリケーターを用いてフィルム基材上に塗布し、120℃で4分間乾燥した。これにより、厚み20μmの接着剤層を備えた接着シートを得た。
接着シートの接着剤層側の面を被着体に積層した積層体を圧接することにより貼り付けた。貼り付け条件は、常温(23℃)にて重さ2kgのローラで1往復とした。その後、常温(23℃)で60分間放置することにより、参考例1の接着構造を得た。
充填剤を添加しなかったこと以外、上記参考例1と同様にして、接着シート用ワニスBを得た。そして、接着シート用ワニスBを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、参考例2の接着構造を得た。
充填剤及び架橋剤を添加しなかったこと以外、上記参考例1と同様にして、接着シート用ワニスCを得た。そして、接着シート用ワニスCを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、参考例3の接着構造を得た。
[アクリル系樹脂の合成]
冷却管、窒素導入管、温度計及び攪拌機を備えたフラスコ内に、重合開始剤としての2,2´−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}ジハイドロクロライド:0.279gと、イオン交換水:100gとを投入し、窒素ガスを導入しながら1時間攪拌した。そして、フラスコを60℃に保温した。
攪拌翼付きメカニカルスターラーと冷却管を取り付けた4つ口フラスコに、酢酸エチル:350部と、上記アクリル系樹脂:100部とを投入し、60℃の温度条件下で攪拌した。1時間攪拌した後、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1003”):15部と、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1004”):10部とをさらに添加した後、1時間攪拌し、接着シート用ワニスDを得た。
接着シート用ワニスDを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして参考例4の接着構造を得た。
[接着シート用ワニスの作製]
攪拌翼付きメカニカルスターラーと冷却管を取り付けた4つ口フラスコに、トルエン:350部と、SEBS樹脂(旭化成ケミカルズ社製、商品名“タフテックH1041”):100部とを投入し、60℃の温度条件下で攪拌した。1時間攪拌した後、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1003”):15部と、エポキシ樹脂(三菱化学社製、商品名“JER1004”):10部とをさらに添加した後、1時間攪拌し、接着シート用ワニスEを得た。
接着シート用ワニスEを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして参考例5の接着構造を得た。
エポキシ樹脂の代わりに、オキセタン樹脂(東亜合成社製、商品名“アロンオキセタンOXT−221”):25部を添加したこと以外、上記参考例1と同様にして接着シート用ワニスFを作製した。そして、接着シート用ワニスFを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、実施例6の接着構造を得た。
エポキシ樹脂を添加しなかったこと以外、上記参考例1と同様にして接着シート用ワニスGを作製した。そして、接着シート用ワニスGを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、比較例1の接着構造を得た。
エポキシ樹脂、及び充填剤を添加しなかったこと以外、上記参考例1と同様にして接着シート用ワニスHを作製した。そして、接着シート用ワニスHを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、比較例2の接着構造を得た。
エポキシ樹脂、充填剤、及びイソシアネート系架橋剤を添加しなかったこと以外、上記参考例1と同様にして接着シート用ワニスIを作製した。そして、接着シート用ワニスIを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、比較例2の接着構造を得た。
エポキシ樹脂を添加しなかったこと以外、上記参考例4と同様にして、接着シート用ワニスJを得た。そして、接着シート用ワニスJを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、比較例4の接着構造を得た。
エポキシ樹脂を添加しなかったこと以外、上記参考例5と同様にして、接着シート用ワニスKを得た。そして、接着シート用ワニスKを用いたこと以外、上記参考例1と同様にして、比較例5の接着構造を得た。
被着体として、東レ社製のPETフィルム“ルミラーS10”(厚み100μm)を用いたこと以外、参考例3と同様にして、比較例6の接着構造を得た。
接着構造を長さ100mm×幅10mmに切断して試料とした。この試料の被着体側の面を両面テープでステンレス板に貼り付けた。貼り付けてから60分間後、オートグラフ(島津製作所社製の“AG−X”)を用いて接着シートを被着体から剥離し、剥離強度(N/10mm)を測定した。測定数値が高いほど、接着力が高いと評価できる。剥離条件は、引張速度は10mm/分、剥離角度は180度であった。
熱水接着試験によって接着構造の耐水性を評価した。まず、接着構造を長さ100mm×幅10mmに切断して試料とした。この試料を90℃の水に5時間浸漬させた後、水を拭き取って、接着シートと被着体との剥がれの有無を目視により確認し、接着力を評価した。剥離が全く見られなかった場合は、接着力が高く耐水性が良好であると判断し、表1及び表2では「A」と表記した。剥離が確認された場合は、接着力が低く耐水性が良好ではないと判断し、表1及び表2では「B」と表記した。
凍結超薄切片法によって接着構造の断面作製を行い、Os(オスミウム)、Ru(ルテニウム)を含む重金属染色(オスミウム染色及びルテニウム染色)を行った。そして、日立社製のTEM“H−7650”を用いて接着構造の断面観察を行った。硬化反応層は重金属染色により強く染色されるため、TEMを用いて断面観察した際に低輝度層が確認された場合、該低輝度層が硬化反応層であると判断することができる。なお、直接倍率は3000倍とした。
まず、接着構造の断面を上にしてAFM(原子間力顕微鏡)専用のサンプル固定台に固定し、アサイラムテクノロジー社製のAFM“MEP−3D-SA-J”とオリンパス社製のカンチレバー“OMCL-AC240TS-C3”(材質:Si、ばね定数:1N/m)を用い、15nm間隔で接着シートと被着体の界面に対して垂直方向にContactモードにおけるフォースカーブを測定した。測定条件は、カンチレバーの移動速度:4μm/秒、最大押し込み荷重:100nNとした。
11 硬化反応層
20 接着シート
Claims (7)
- 被着体と、
前記被着体に積層された接着シートと、を備え、
前記被着体と前記接着シートとの間には、前記被着体を構成する成分及び前記接着シートを構成する成分を含み、且つ、前記接着シートを構成する成分が硬化反応を起こして形成された硬化反応層を備え、
前記硬化反応層は、前記接着シートを構成する成分の一部が、前記被着体の表層内に移行して硬化することにより形成されたものであり、
前記接着シートから前記被着体の表層内に移行する成分は、オキセタン化合物を含有する、接着構造体。 - 前記被着体の表面に酸成分が存在する、請求項1に記載の接着構造体。
- 前記酸成分は、酸性基を含む化合物である、請求項2に記載の接着構造体。
- 前記硬化反応層の厚みは、1nm以上5000nm以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の接着構造体。
- 前記被着体は高分子電解質膜である、請求項1から4のいずれか1項に記載の接着構造体。
- 前記被着体は、燃料電池用高分子電解質膜であり、
前記接着シートは、前記燃料電池用高分子電解質膜のシール材である、請求項5に記載の接着構造体。 - 前記接着シートは、硬化反応を起こす成分を含む接着剤層と、基材とを備え、
前記接着剤層は、前記硬化反応層を介して前記被着体に接着される、請求項1から6のいずれか1項に記載の接着構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014129166A JP6383582B2 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 接着構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014129166A JP6383582B2 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 接着構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016007748A JP2016007748A (ja) | 2016-01-18 |
| JP6383582B2 true JP6383582B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=55225678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014129166A Active JP6383582B2 (ja) | 2014-06-24 | 2014-06-24 | 接着構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6383582B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6608109B2 (ja) * | 2016-03-23 | 2019-11-20 | 富士フイルム株式会社 | 真皮線維芽細胞中のEndo180の発現を亢進させる方法 |
| KR102245125B1 (ko) | 2017-05-18 | 2021-04-28 | 주식회사 엘지화학 | 전극 조립체 제조 장치 및 전극 조립체 제조방법 |
| WO2019216402A1 (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 日東シンコー株式会社 | ホットメルト接着シート |
| JP7605357B1 (ja) | 2023-10-20 | 2024-12-24 | 大日本印刷株式会社 | 積層体および包装袋 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0845517A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-16 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 高分子電解質型燃料電池用シール構造及びその製造方法 |
| JP6122726B2 (ja) * | 2013-07-29 | 2017-04-26 | 日東シンコー株式会社 | シール材 |
-
2014
- 2014-06-24 JP JP2014129166A patent/JP6383582B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2016007748A (ja) | 2016-01-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6108877B2 (ja) | シール材 | |
| JP6343463B2 (ja) | 両面粘着テープ | |
| CN105934492B (zh) | 粘合剂组合物和使用该粘合剂组合物的粘合片材 | |
| JP5803105B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 | |
| CN107001898B (zh) | 粘合剂组合物和使用该粘合剂组合物的粘合片材 | |
| JP5699314B2 (ja) | フラットケーブル用被覆材およびそれを使用したフラットケーブル | |
| JP2015168724A (ja) | シール材、及び、ホットメルト接着剤 | |
| JP5304152B2 (ja) | 接着剤用樹脂組成物、これを含有する接着剤、接着シート及びこれを接着層として含むプリント配線板 | |
| KR102175687B1 (ko) | 시일재 | |
| WO2018179707A1 (ja) | カルボン酸基含有ポリエステル系接着剤組成物 | |
| JP6383582B2 (ja) | 接着構造体 | |
| WO2015178416A1 (ja) | 接着性を有する絶縁高熱伝導性シート | |
| JP2025186543A (ja) | 発泡性接着シートおよび回転電機用ステータ | |
| JP6380710B1 (ja) | カルボン酸基含有高分子化合物およびそれを含有する接着剤組成物 | |
| JP5434754B2 (ja) | 積層シート用接着剤組成物 | |
| JP6122726B2 (ja) | シール材 | |
| JP6313952B2 (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JP2024043757A (ja) | ホットメルト接着シート | |
| JP6346832B2 (ja) | シール材 | |
| CN114929827B (zh) | 耐高温可b阶化环氧粘合剂和由其制造的制品 | |
| JP6298636B2 (ja) | シール材 | |
| WO2024203232A1 (ja) | 粘着剤、粘着剤の製造方法および粘着シート | |
| JP7327700B1 (ja) | ロール状導電性接合シート、金属補強板付き配線板、および電子機器 | |
| JP2026045772A (ja) | 光電変換素子用封止材およびそれを用いた積層体 | |
| WO2024204044A1 (ja) | 熱硬化性接着シート、積層体、及び積層体の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170418 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180302 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180720 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180806 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6383582 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |