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JP6401633B2 - 連窓用シャッターケースにおける化粧縁 - Google Patents
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Description

本発明は、複数のシャッターケースを水平方向に連続して設ける際に用いられる連窓用シャッターケースにおける化粧縁の技術分野に関するものである。
複数の窓が左右に連続して設けられた所謂連窓である場合、これら各窓にシャッターケースを設けることになるが、この場合に、隣接するシャッターケースのブラケット間に間隙ができ、この間隙にゴミが入り込んだり蜘蛛が巣を作ったりする等して外観を損なうという問題がある。
そこでこの間隙を長尺状の化粧縁で覆蓋するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平11−62436号公報
ところで前記従来の化粧縁は、一枚板状のものであるため強度的に乏しく、特に天井部や正面部のように長い部位においては平滑性が損なわれるという問題があり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、躯体開口部に取り付けられるシャッターケースの左右ブラケットに支持される巻取りドラムと、該巻取りドラムに巻装されるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの開閉ガイドをするガイドレールとを備えて構成される建築用シャッター装置を、隣接するブラケット同士が左右に間隙を存して配設される連窓用シャッターケースにおいて、前記間隙を覆蓋するための化粧縁を設けるにあたり、該化粧縁の左右両端縁部の内面側には、折返し折曲されることで二枚板状になる折曲片と、該折曲片の先端から内側に向けて立上がる立上り片とが形成されていることを特徴とする連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項2の発明は、立上り片は、折曲片の先端から折曲されることで形成されていることを特徴とする請求項1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項3の発明は、立上り片は、化粧縁左右両端縁部の一部に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項4の発明は、立上り片は、化粧縁の天面部と前面部に形成されていることを特徴とする請求項3記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項5の発明は、立上り片は、ブラケットの左右方向外側面に当接していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項6の発明は、立上り片は、隣接する左右ブラケットの左右方向外側面に当接するべく左右に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項7の発明は、化粧縁には、水密材が少なくともシャッターケースの天面部と前面部に当接する部位に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁である。
請求項1の発明とすることにより、連窓用シャッターケースの隣接するブラケット同士の間隙が化粧縁によって覆蓋されることになるが、該化粧縁の左右両端縁部は、二枚板構造をとる折曲片と該折曲片の先端から立上げられた立上り片とが形成されたL字形になっているため、化粧縁は補強されることになって平滑性の高いものとなる。
請求項2の発明とすることにより、立上り片の形成が容易になる。
請求項3の発明とすることにより、立上り片による補強が必要において実施されることになる。
請求項4の発明とすることにより、長尺となる長い部分の補強だけで良いため、構造が簡単になる。
請求項5、6の発明とすることにより、化粧縁の補強構造となる立上り片がブラケットに当接して位置決めとなって化粧縁の取付けが簡略化される。
請求項7の発明とすることにより、シャッターケースの雨仕舞いが向上する。
連窓用シャッター装置の正面図である。 連窓用シャッター装置の側面図である。 連窓用シャッター装置の化粧縁部位の縦断面図である。 左右水切り板の連結部位を示すものであって、(A)は平面図、(B)は中柱および中柱連結板を取り外した状態の平面図、(C)は中柱連結板の側面図である。 (A)は化粧縁の側面図、(B)は化粧縁の背面図、(C)は化粧縁の底面図、(D)は(B)のD−D断面図、(E)は(B)のE−E断面図である。 (A)は係止金具部位の正面図、(B)は係止金具部位の側面図、(C)は係止金具部位の平面図である。 係止金具部位の平面図である。 連窓用中柱部位の要部正面図である。 化粧縁の他例を示すものであって、(A)は躯体への化粧縁上端部の取付け面部部位の側面図、(B)は同背面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建築用のシャッター装置であって、該シャッター装置1は、左右に連装する窓(図示せず)のそれぞれに設けられるものであって、シャッターケース3、該シャッターケース3のブラケット4、5(以降、連窓側のブラケットの引出符号を4、5とし、サイドカバー18側のブラケットの引出符号を19と便宜上する。)間に正逆回動自在に設けられる巻取りドラム6、該巻取りドラム6に巻装されるシャッターカーテン7、窓の左右両側部に設けられるガイドレール8等の各種の部材装置により構成されていることは何れも従来通りである。尚、シャッター装置1は手動、電動の何れでシャッターカーテン7の開閉をするものあっても勿論よい。また、本実施の形態では、「前」を屋外側、「後」を「室内側」と定義して説明するが、これに限定されるものではない。
9は本発明が実施された化粧縁であって、該化粧縁9は、左右のシャッターケース3の互いに対向する連窓側のブラケット4、5間の間隙Sを覆蓋するためのものであって、左右シャッターケース3の天板面部3a、前板面部3b、底板面部3cの互いに対向する各端面部位を外側からオーバーラップする状態で組み付けられるよう天面部9a、前面部9b、底面部9cが備えられ、これによって前記連窓側のブラケット4、5間の間隙Sを覆蓋するようになっている。
尚、化粧縁9の形状は、シャッターケース3の形状に対応して形成されるものであり、本実施の形態において、天面部9aについては前側ほど低くなる緩傾斜状態となり、その後端に上方に向けて折曲された取付け面部9dが設けられている。また前面部9bついては、上端面9eは上側ほど後方に位置するよう傾斜面となり、中間面9fは垂直面となり、中間面9fの下端から後方に後退した段差面9gを備え、下端面9hは段差面9gの後端から下方を向いた略垂直面となっている。さらに底面部9cは水平面となっている。
前記各面部のうち、取付け面部9d、前面部上端面9e、前面部段差面9g、前面部下端面9h、および底面部9cは、左右両端縁部9sが折返し折曲された折曲片9i、9j、9k、9l、9mを備えた二枚板構造(積層構造)になっている。
一方、天面部9a、前面部中間面9fについても同様の折曲片9n、9oが形成されるが、さらにこの折曲片9n、9oの先端から内側に向けて立上げた立上り片9p、9qが形成されていて天面部9a、前面部中間面9fを補強するように構成されている。しかも立上り片9p、9qは、後述するように左右に隣接するシャッターケース3のブラケット4、5が当接することになって化粧縁9の位置決めができるよう設定されている。
そして化粧縁9は、上端部が取付け面部9dに形成のビス孔9tを貫通するビス9uにより躯体Kに固定されている。また底面部9cには、後述するビス13eが挿入するためのビス孔9vが形成されている。
尚、前面部段差面9g、前面部下端面9hおよび底面部9cの折曲片9k、9l、9mを除いた折曲片9i、9j、9n、9oには水密材10が貼着されており、これによってシャッターケース3の雨仕舞いが良いものとなっている。
11は互いに対向している連窓側のブラケット4、5を係止するための係止金具であって、該係止金具11は平板状をし、躯体Kにビス11aを介して固定され、前方に向けて突出状に形成の係止フック11bにブラケット4、5の後面板4a、5aに形成の切欠き孔4b、5bを挿入係止することでシャッターケース3を保持するようになっている。
前記係止金具11には、下端部に逆L字形をした支持金具12の後端がリベット(ブラインドリベット)12aにより固定した後、さらに溶接により一体に固定されているが、該支持金具12の上端縁、前端縁はL字形に折曲された折曲片12b、12cが形成されていて補強されているが、前端側折曲片12cの前端面には吹上防止体13がビス13aを介して一体に固定されている。この吹上防止体13は、平面視で冂字形をし、その跨部13bが前記ビス13aにより前端側折曲片12cに固定されるものであるが、左右の脚部13cは、シャッターケース3のブラケット4、5に左右方向外側面4d、5dから当接するようになっており、これによって左右に対向するブラケット4、5の位置決めをするようになっている。
さらに脚部13cの前下端部には左右方向サイドカバー18側に向けて折曲部13dが折曲形成されているが、該折曲部13dは、ブラケット4、5の下端部においてシャッターケースの左右方向サイドカバー18側に向けて折曲形成した支持片4c、5cに下側から当接するようになっている。そして折曲部13dについてシャッターケース3の底板面部3cが下側から当接し、さらに該底板面部3cに前記化粧縁底面部9cの折曲片9mが形成された部位が下側から当接し、これにより五枚板構造の積層部位となり、この積層部位を化粧縁底面部9c側からビス13eを螺入することで、下側から二枚板状の化粧縁底面部9cおよび9m、シャッターケース底板面部3c、吹上防止体折曲部13d、ブラケット支持片4cまたは5cの五枚板の積層部位が一体化されると共に、該一体化されたシャッターケース底板面部3cが吹上防止体折曲部13d、支持金具12を介して前記躯体Kに固定された係止金具11に一体に支持されることになって下側から底板面部3cに吹上げられた風に対する吹き上げ防止がなされるように構成されている。
尚、支持金具12の係止金具11への一体固定、並びに吹上防止体13の支持金具12への一体固定は、リベット固定、ボルト固定、ビス固定、溶着等、一般に知られた固定(取付け)手段を必要において採用することができる。
また、積層部位の固定はビス13eを用いているが、ビス13eに限定されず、リベット、ボルト等、一般に知られた固定(取付け)手段を必要において採用することができる。
一方、前記ガイドレール8のうち、左右に隣接する連窓用のガイドレール8は、あいだに中空状の連結部14aが設けられた中柱14として構成されているが、該連結部14aには角筒状をした鋼製の補強材15が嵌入組み込みされている。一方、前記支持金具12の下方に垂下する前端片12dの後端面に折曲形成した固定片12eには側面視でL字形をした取付け金具16の縦片16aが当接されリベット16bを介して固着され、さらに溶接により固定されている。そして取付け金具16を、支持金具前端片12dと共に補強材15の上端部から嵌入組込みすることで連結部14aの後側片、補強材15の後側片(室内側片)15a、取付け金具16の縦片16aが積層状態に当接し、該当接部位を後ろ側(室内側)からビス16cを螺入することでこれら積層部位が一体化されるようになっている。
そしてこのように支持金具12は、先端部位に幅広である吹上防止体13、中柱14に固定するための取付け金具16が共に固定されながら、ブラケット4、5の取付けに影響を与えない(ブラケット4、5を、支持金具12を配設するため格別に切り欠き加工する必要がない)幅狭形状に設定されており、これによって互いに隣接する連窓側のブラケット4、5を、シャッターケース3のサイドカバー(端部化粧縁)18側のブラケット19と兼用化できるようになっている。
また、補強材15の下端部も躯体K側に固定されるが、その固定構造は次のようになっている。17は各シャッター装置1の水切り板であって、該水切り板17の隣接端同士は、前記間隙S下方に配される水切り板連結板20により一連状に連結されるが、水切り板17、水切り板連結板20には連通状に切欠き17a、20aが設けられている。尚、水切り板17は後端部において上方に立設する取付け板17bをビス(図示せず)を介して躯体K側に固定されるようになっているが、水切り板17の水切り板連結板20がある部位は、取付け板17bと水切り板連結板20の後端部から上方に立設した取付板20bとが共にビス17cを介して躯体K側に固定されるようになっている。
また水切り板17の下面には当て板22が当てがわれ、後述する連結板21のない部位においては、水切り板17と水切り板連結板20とはビス20cを水切り板連結板20側から当て板22に螺入することにより固定され、また連結板21のある部位においては、連結板21、水切り板17、水切り板連結板20は、ビス21aを連結板21側から当て板22に螺入することにより固定されている。
一方、21は補強材15の下端部を水切り板17及び水切り板連結板20に一体的に連結するための連結板であって、該連結板21は、前述したように水切り板連結板20に上側から当接した状態でビス21aによって三者が一体的に固定され、さらに前端縁が上方に突設した連結片21bが形成され、該連結片21bが補強材15の後側片15aの内面(前面)に当接するよう嵌入しビス21cによって固定され、後端縁は下方に向けて折曲された係止片21dが設けられ、該係止片21dが前記切欠き17a、20aに嵌入係止するようになっている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、連窓用シャッターケース3では隣接するブラケット4、5同士が左右に間隙Sを存して配設されることになり、この間隙Sを覆蓋するための化粧縁9が設けられることになるが、該化粧縁9は、左右両端縁部が内面側に折返し折曲される折曲片9i〜9oが形成されていて二枚板構造となって補強されるが、さらにこのうちの天面部9aと前面部中間面9fの折返し面部9n、9oの先端部からは、内側に向けて立上り片9p、9qが折曲形成されている。この結果、化粧縁9の天面部9aと前面部中間面部9fは、この立上り片9p、9qによって補強されることになって平滑性を維持できることになる。
しかもこのものでは、立上り片9p、9qは、長さが長い天面部と前面部の二部位に設けられているため、全部位に立上り片を形成する場合のように加工が面倒になってしまうことがない。
そのうえこの立上り片9p、9qは、ブラケット4、5の左右外側面に当接しているため、化粧板9の位置決め部材に兼用され、化粧縁9の取付けが簡略化されることになる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、化粧縁の形状は前述したようにシャッターケースの形状に基づいて決定されることになるが、例えば図9に示す他例のように、躯体Kへの取付け面部9dの上端に段差面部9rを形成し、ここにコーキング材を充填して雨仕舞い機能を向上させることができるようにしたものとしても実施することができる。
また立上り片について、本実施の形態においては折曲片から折曲形成して一体物になっていて部品点数が少なく加工がしやすいものになっているが、これに限定されず、立上り片を別体のものとし、例えば溶着や接着、ビス、リベット等で一体に固着するようにしてもよい。さらに立上り片としては、隣接する左右両方のブラケットの左右方向外側面に当接する必要はなく、一方のブラケットの外側面に当接するようにしたものであってもよい。
さらに立上り片としては、左右両側に設けられているが、左右何れか一方であっても良い。
本発明は、連窓用のシャッターケースにおいて、連窓部位の化粧縁として利用することができる。
1 シャッター装置
3 シャッターケース
4、5、19 ブラケット
4d、5d 外側面
6 巻取りドラム
7 シャッターカーテン
8 ガイドレール
9 化粧縁
9a 天面部
9b 前面部
9f 中間面
9i〜9o 折曲片
9p、9q 立上り片
9s 左右両端縁部
10 水密材
S 間隙

Claims (7)

  1. 躯体開口部に取り付けられるシャッターケースの左右ブラケットに支持される巻取りドラムと、該巻取りドラムに巻装されるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの開閉ガイドをするガイドレールとを備えて構成される建築用シャッター装置を、隣接するブラケット同士が左右に間隙を存して配設される連窓用シャッターケースにおいて、前記間隙を覆蓋するための化粧縁を設けるにあたり、該化粧縁の左右両端縁部の内面側には、折返し折曲されることで二枚板状になる折曲片と、該折曲片の先端から内側に向けて立上がる立上り片とが形成されていることを特徴とする連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  2. 立上り片は、折曲片の先端から折曲されることで形成されていることを特徴とする請求項1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  3. 立上り片は、化粧縁左右両端縁部の一部に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  4. 立上り片は、化粧縁の天面部と前面部に形成されていることを特徴とする請求項3記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  5. 立上り片は、ブラケットの左右方向外側面に当接していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  6. 立上り片は、隣接する左右ブラケットの左右方向外側面に当接するべく左右に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
  7. 化粧縁には、水密材が少なくともシャッターケースの天面部と前面部に当接する部位に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の連窓用シャッターケースにおける化粧縁。
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