Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6401940B2 - 補助器具 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6401940B2 - 補助器具 - Google Patents

補助器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6401940B2
JP6401940B2 JP2014118077A JP2014118077A JP6401940B2 JP 6401940 B2 JP6401940 B2 JP 6401940B2 JP 2014118077 A JP2014118077 A JP 2014118077A JP 2014118077 A JP2014118077 A JP 2014118077A JP 6401940 B2 JP6401940 B2 JP 6401940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
reader
metal rod
resonance
manhole cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014118077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015230706A (ja
Inventor
久仁浩 井上
久仁浩 井上
繁 山内
繁 山内
雅章 猿山
雅章 猿山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IRO CO., LTD.
Hitachi Systems Ltd
Original Assignee
IRO CO., LTD.
Hitachi Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IRO CO., LTD., Hitachi Systems Ltd filed Critical IRO CO., LTD.
Priority to JP2014118077A priority Critical patent/JP6401940B2/ja
Publication of JP2015230706A publication Critical patent/JP2015230706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6401940B2 publication Critical patent/JP6401940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

本発明は、リーダ/ライタの補助器具に関するものである。
従来、金属製のマンホール蓋に個体識別情報が格納されたICタグを組み込んでおき、リーダ/ライタなどによって、このICタグから情報を読み取ることが知られている(たとえば特許文献1)。
特開2014−080850号公報
ところで、特許文献1に示すような金属製のマンホール蓋に組み込まれたICタグから情報を読み出す場合、マンホール蓋の半径程度の距離(たとえば、組込位置から5〜10cm程度)まで近づけないと、ICタグを検出することができない。図18は、隣接したマンホール蓋(例えば上水用のマンホール蓋720と下水用のマンホール蓋721)のICタグ222,223の隣接距離dとリーダRの検出可能距離hとの関係について示した図である。
図18に示すように、上水用のマンホール蓋720と下水用マンホール蓋721とが隣接して設置されている。ここで、上水用のマンホール蓋720に取り付けられているICタグ222と下水用マンホール蓋721に取り付けられているICタグ223との間の隣接距離dと、リーダRとICタグ222あるいはICタグ223までの検出可能距離hとの関係がh>dである場合、本来検出しようとしたICタグと異なったICタグの識別情報を誤って検出してしまう可能性がある。
たとえば、隣接距離dの中間地点付近からリーダRでICタグ222,223を検出しようとすれば、どちらのICタグ222,223も検出することが可能である。そのため、リーダRの感度は、隣接距離dの1/2以下の感度となるように調整することが好ましい。
しかしながら、作業者側の観点から捉えた場合、ICタグの誤検出を防止するためにリーダRの感度が低く設定されていると、リーダRをICタグ222,223に必ず近づけて検出するようにしなければならない。図19は、リーダR1,R2を近づけてICタグ231を検出する際の作業員の検出方法A、検出方法Bを示した図である。図19の検出方法Aに示すように、作業者はしゃがんだ姿勢でリーダR1をICタグ231へ近づけて識別情報を検出する必要がある。あるいは、検出方法Bに示すように、作業者は、リーダRを棒STの先端に取り付けて、マンホール蓋730に埋め込まれているICタグ231の情報を検出する必要がある。
しかしながら、図19に示す検出方法Aでは、作業者の機敏性が失われてしまい、ICタグ231から情報を検出中に周囲に通行車両があるとその場から機敏な退避がしにくい。また、検出方法Aでは、チェックするマンホール蓋毎に作業者はしゃがみ込んで検出する必要があり、身体的な負荷も高く、作業の効率性が損なわれてしまう。なお、検出方法Bであれば作業者の機敏性は損なわれないが、リーダR2は棒STの先端に取り付けられているため、リーダR2のボタンなど操作性が損なわれたり、モニター画面が付いている場合は視認しにくくなったりする。また、棒STの先端にリーダR2が取り付けられているため、リーダR2が何かとぶつかって破損してしまう危険性もある。
本発明は、上述した課題のいずれかを解決するものであり、ICタグに対してリーダ/ライタを用いて安全かつ容易に情報の読み書きをすることができる補助器具を提供することを目的とする。
本発明は、ICタグに対して情報を読み書きすることができるリーダ/ライタと共に用いられる補助器具であって、リーダ/ライタからの電波を伝播させることができる伝播手段と、伝播手段によって伝播されてきた電波に基づいて、ICタグの偏波方向の共振を助長させることができる共振助長手段と、共振助長手段と一体化され、一定の厚みを有する緩衝手段と、伝播手段と共振助長手段とを接合する接合手段とを有し、接合手段は、伝播手段と共振助長手段との接合角度を変化させることができる支持構造を有し、支持構造は、伝播手段により伝播してきた電波を2通りの方向に分岐させる高周波分岐回路として機能する構造を有していることを特徴とする。
また、本発明は、上述した補助器具であって、共振助長手段は略円板形状に構成されていることが好ましい。
また、本発明は、上述した発明であって、高周波分岐回路として、前記共振助長手段の表面にストリップラインが形成され、あるいは、共振助長手段の表面に1/4波長アンテナが形成されたことが好ましい。
本発明によれば、ICタグに対してリーダ/ライタを用いて安全かつ容易に情報の読み書きをすることができる補助器具を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る補助器具1の使用例を示した図である。 図2は、図1の補助器具1の金属棒2を垂直に立てた状態を示す図である。 図3は、ブースタ部3と緩衝部材11に関する図であり、(A)は、ブースタ部3とマンホール蓋7とを重ね合わせた状態を側面から示した図、(B)は、ブースタ部3と一体化されている緩衝部材11を裏面から示した図、(C)はブースタ部3の切断端面図である。 図4は、ブースタ部3とマンホール蓋7とを重ね合わせた状態を作業者側の視点から示した図である。 図5は、図1の補助器具1の金属棒2およびブースタ部3の上空に放射される電波を示した図である。 図6は、図1の補助器具1の金属棒2を垂直に立てた場合に放射される電波感度のイメージを示した図である。 図7は、図1の補助器具1の金属棒2を斜めに倒した場合に放射される電波感度のイメージを示した図である。 図8は、図1の補助器具1を用いて車両80の下にマンホール蓋7が位置する場合におけるICタグの検出方法を示す図である。 図9は、図1の補助器具1を用いてガードレール90越しにマンホール蓋7からICタグの検出方法を示す図である。 図10は、金属棒2を伝播してきた表面波の進行方向とマンホール蓋内部のICタグの偏波方向との関係によって生じる課題を説明するための図である。 図11は、図10に示す課題を解消させる工夫の一例を示した図である。 図12は、図11の工夫を取り入れた支持構造の一例を示した図である。 図13は、図11の工夫を取り入れた他の支持構造の一例を示した図である。 図14は、図11の工夫を取り入れた他の支持構造の一例を示した図である。 図15は、図11の工夫を取り入れた他の支持構造の一例を示した図である。 図16は、本発明の他の実施形態に係る補助器具1Aの外観である。 図17は、図1のブースタ部3の変形例を示した図である。 図18は、隣接したマンホール蓋(例えば上水用のマンホール蓋720と下水用のマンホール蓋721)のICタグ222,223の隣接距離dとリーダRの検出可能距離hとの関係について示した図である。 図19は、リーダR1,R2を近づけてICタグ231を検出する際の作業員の検出方法A、検出方法Bを示した図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る補助器具について説明する。ただし、本発明の補助器具は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る補助器具1の使用例を示した図である。図1に示すように、補助器具1は、金属棒2と、ブースタ部3と、接合部4と、緩衝部材11とを有している。なお、図1において図示していないが、ICタグはマンホール蓋7に埋め込まれている。
補助器具1は、ICタグに対してリーダ/ライタ6を用いて情報の読み書きを安全かつ容易に実施するために、リーダ/ライタ6と共に用いられる補助器具である。図1に示すように、作業者は、片方の手で補助器具1を金属棒2で保持しながら、金属棒2の先端に設けられているブースタ部3をICタグが取り付けられているマンホール蓋7の上に重ね合わせる。そして、作業者は、もう片方の手でリーダ/ライタ6を操作して、マンホール蓋7に向けて電波を放射させる。ICタグとリーダ/ライタ6との通信経路は大きく分けると2つある。1つの経路は、リーダ/ライタ6からの放射電波が直接ブースタ部3に照射され直下のICタグに至る直接経路である。他の1つの経路は、金属棒2の仲介による金属棒経路である。金属棒経路については、まず、リーダ/ライタ6と金属棒2が手のひらサイズ程度の距離内に接近している場合で、リーダ/ライタ6からの放射電波(円偏波あるいは直線偏波)は金属棒2の表面を這って伝わるように電磁波が流れる。これがブースタ部3の金属棒2との連結部分に進んできたとき、連結部分が電気的に離間する樹脂で絶縁されていたとしてもこの近辺において電磁結合により電磁的に連結する。従って、金属棒2から、ブースタ部3の金属部分(不図示)の表面に電磁波が伝わるという金属棒経路ができる。金属棒経路の電磁波は、金属棒2の延長線上の方向の偏波で共振する。この偏波と、ICタグの共振偏波の方向とが一致することにより、リーダ/ライタ6は、ICタグに対して感度が良好な通信が確立し情報の読み書きをすることができるようになる。つまり、補助器具1を用いたICタグ通信経路が2通りあるので、ICタグを真上など上空方向からであっても、補助器具を斜めや横倒しした金属棒経路の方向であっても通信できる。
金属棒2は、伝播手段の一例であり、たとえばステンレス製の棒である。リーダ/ライタ6からの放射電波(円偏波あるいは直線偏波)は、金属棒2の表面を這うようにしてブースタ部3へ伝播される。金属棒2は、作業者がしゃがみ込まなくてもICタグから情報を読み取ることができるように、地面から作業者の腰の高さ程度の長さを有している。なお、金属棒2は、常に地面から腰の高さ程度の長さである必要はない。たとえば、金属棒2は、伸縮自在に構成されていてもよい。
ブースタ部3は、共振助長手段の一例であり、金属棒2の一端と接合部4を介して取り付けられている。ブースタ部3は、プラスチックの表層部5と金属部12(図3)とで構成されている。リーダ/ライタ6から金属棒2の表面に沿って伝播する金属棒2の経路の電磁波では、マンホール蓋7に取り付けられたICタグの共振を助長させるために、ICタグの偏波方向とブースタ部3で共振する偏波の方向を揃えることが好ましい。そこで、ブースタ部3のアンテナとして機能する金属部12は、円形に拡張して略円板形状となるように構成することが好ましい。これにより、マンホール蓋7に取り付けられているICタグの偏波方向がいかなる方向であっても共振が助長させることができるようになる。しかしながら、デザインや可搬性など理由から他の形状に制限されることがある。ブースタ部3のアンテナとして機能する金属部は、半波長の長さで共振を助長することができるので、感度が実用上許容範囲のものであれば、少なくとも1箇所以上は辺の長さが半波長の寸法を持つ細長い板状、多角形状(三角形、四角形、六角形等)のものであってもよい。
接合部4は、金属棒2とブースタ部3とを接合する支持機構である。接合部4は、金属棒2とブースタ部3との接合角度を自由(0度〜180度)に変化させることができる。なお、接合部4は、金属棒2との接合角度を維持できる程度の強さで接合されているが、作業者が操作してその接合角度を自由に変更させることもできる。
緩衝部材11は、ブースタ部3と一体化されており、マンホール蓋7と接触する際の衝撃を吸収する部材である。また、緩衝部材11は、ブースタ部3が有する金属部12とICタグとが電磁結合するために必要な一定の厚み(たとえば2mm〜10mm程度)を有している。緩衝部材11は、絶縁性の媒質で、空気を多く含む多孔質(たとえばウレタン樹脂など)で構成されることが好ましい。ブースタ部3とマンホール蓋7の衝撃緩衝や、マンホール蓋7との間に小石が挟まれても吸収することができるからである。また、緩衝部材11が空気を多く含むものである場合、媒質内における電波の波長の短縮率が空気中と同等となるからである。
図1のマンホール蓋7に埋め込まれているICタグは、いわゆるパッシブタイプのRFタグであり、ICチップと小型のアンテナが組み込まれており、リーダ/ライタ6からの放射電波を受けて電力を得ると共に、リーダ/ライタ6から送信された情報を記録したり、内蔵されているメモリに記録されている情報を読み出したりすることができる。なお、マンホール蓋7に埋め込まれているICタグの構造および動作原理については、特許文献1(特開2014−080850号公報)に開示されているように公知技術であるため、詳細な説明は割愛する。
リーダ/ライタ6は、作業者が手に持って操作できる、いわゆるハンディタイプのICタグと通信を行ってデータを読み書きするための装置である。リーダ/ライタ6は、ICタグに記憶された個体識別情報を無線通信によって読み出したり、ICタグに個体識別情報を書き込んだりすることができる。なお、リーダ/ライタ6にはディスプレイ6Aが備えられており、ディスプレイ6A上に読み取った個体識別情報あるいはその個体識別情報に関連付けられた情報を表示させることができる。
マンホール蓋7は、地下の下水道、暗渠、埋設された電気・通信ケーブルなどの管理を目的として作業員が地上から出入りできるようにあるいは地上から地下のバルブなどを操作するための道具の出入り用の地面にあけられた縦孔を塞ぐための金属製の蓋である。なお、本実施例では、マンホール蓋7を例として挙げているが、マンホール用の蓋以外でもよい。
図2は、図1の補助器具1の金属棒2を垂直に立てた状態を示す図である。図2に示すように、補助器具1は、たとえばマンホール蓋7近辺に独立して直立させることができる。したがって、補助器具1を壁にたてかける、あるいは作業者が常に保持しておく必要がない。また、補助器具1を使用しないときは、金属棒2を垂直にしておくだけで、作業現場であっても他の作業の邪魔になりにくい。
図3は、ブースタ部3と緩衝部材11に関する図であり、(A)は、ブースタ部3とマンホール蓋7とを重ね合わせた状態を側面から示した図、(B)は、ブースタ部3と一体化されている緩衝部材11を裏面から示した図、(C)はブースタ部3の切断端面図である。図3に示すように、ブースタ部3とマンホール蓋7との間に緩衝部材11(GAP)があるため、ブースタ部3とマンホール蓋7との接触の際の衝撃を吸収することができる。また、マンホール蓋7との間に小石が挟まれてもそれらを吸収することができる。ブースタ部3の裏側は、(B)に示すように、緩衝部材11を構成する複数のスポンジが取り付けられている。なお、図3の(B)に示す緩衝部材11を構成する複数のスポンジの形状、配置はあくまでも一例であり、これ以外の形状、配置(たとえば、円板形状、ドーナツ形状等)であってもよい。また、ブースタ部3および金属部12の形状についても細長い板状、多角形状(三角形、四角形、六角形等)であってもよい。
図4は、ブースタ部3とマンホール蓋7とを重ね合わせた状態を上空から示した図である。ブースタ部3の直径は、共振の周波数が920MHzの場合だと15cm前後が好ましいが、この直径から±20%の許容範囲で変更することも可能である。図4に示すように、作業者は単純にブースタ部3をマンホール蓋7とを重ね合わせて、リーダ/ライタ6を操作するだけでよいため、通常の歩行スピードでマンホール蓋7の検収作業を順次行うことができる。
続いて、補助器具1を利用した場合の電波感度に関して図5〜7を参照して説明する。図5は、図1の補助器具1の金属棒2およびブースタ部3の上空に放射される電波を示した図である。図6は、図1の補助器具1の金属棒2を垂直に立てた場合に放射される電波感度のイメージを示した図である。図7は、図1の補助器具1の金属棒2を斜めに倒した場合に放射される電波感度のイメージを示した図である。ちなみに図6の場合は、電波感度T1に図7の金属棒2に沿う電波感度T3が包含されている。
図5に示すように、金属棒2から垂直方向に進行する電波の感度は放射電波の特徴である空間の進行方向の距離h1の逆数に比例することが知られている。すなわち、ブースタ部3上空の放射電波の感度は、ブースタ部3から離れるにつれて徐々に弱くなる。一方、金属棒2の表面に這うように流れる電磁波(表面波)の感度は、金属棒2の延びる方向とは直角の方向の距離h2の2乗の逆数に比例するか、指数関数的に弱くなることが知られている。すなわち、金属棒2の表面波の感度は、金属棒2から離れるにつれて急激に弱くなる。さらに、金属棒2の長さ方向に伝わる電磁波の沿線距離rに関する感度は、金属棒2の長さ方向に周期的に強弱をする定在波が分布する。この定在波が分布は、金属棒2表面の抵抗ロスで徐々に弱くなることが知られている。すなわち、抵抗ロスが少ないほど沿線距離rの長さで感度が確保されることになる。また、図6に示すように、補助器具1を垂直にした場合のブースタ部3の上空の放射電波の感度は、電波感度T1に示すように、作業者が金属棒2を保持する位置まで含まれるため、リーダ/ライタ6をマンホール蓋7に近づけなくてもICタグを検出することができるようになる。更に、図7に示すように、補助器具1を斜めに倒した場合には、ブースタ部3の上空まで伸びた電波感度T2と金属棒2表面の周囲の電波感度T3とが形成されるため、この場合であってもリーダ/ライタ6をマンホール蓋7に近づけなくてもICタグを検出することができるようになる。ちなみに電磁気学で知られる定在波は、図7の電波感度T3に相当する。
図8は電波感度T3の活用で、図1の補助器具1を用いて車両80の下にマンホール蓋7が位置する場合におけるICタグの検出方法を示す図である。図8に示すように、マンホール蓋7の上空に駐車中の車両80が存在する場合もあり、リーダ/ライタ6のみではICタグに対して情報の読み書きをすることが非常に困難となる場合もある。しかしながら、補助器具1の金属棒2を横に倒してブースタ部3を車両80の下にすべり込ませると共に、マンホール蓋7に重ね合わせ、リーダ/ライタ6を金属棒2の近傍から電波を放射することで、マンホール蓋7に取り付けられているICタグに対しても安全かつ容易に情報の読み書きをすることができる。
図9は、図1の補助器具1を用いてガードレール90越しにマンホール蓋7からICタグの検出方法を示す図である。図9に示すように、マンホール蓋7がガードレール90より車道側に位置し、交通量が非常に多い環境下での作業を強いられる場合もある。しかしながら、補助器具1の金属棒2を横に倒してブースタ部3をガードレール90の下にすべり込ませると共に、図7で示した電波感度T3の活用でマンホール蓋7に重ね合わせ、リーダ/ライタ6を金属棒2の近傍から電波を放射することで、マンホール蓋7に取り付けられているICタグに対しても安全かつ容易に情報の読み書きをすることができる。なお、図9に示す例の場合、ブースタ部3をマンホール蓋7に重ねた状態であれば、図7で説明したようなブースタ部3の上空まで伸びた電波感度T2が形成されるため、マンホール蓋7の上空からリーダ/ライタ6で電波を放射して情報の読み書きをするようにしてもよい。
以上で説明したように、補助器具1は、ICタグに対して情報を読み書きすることができるリーダ/ライタ6と共に用いられ、リーダ/ライタ6からの放射電波を伝播させることができる金属棒2(伝播手段の一例)と、金属棒2の表面を這うように伝播されてきた電磁波に基づいて、ICタグの偏波方向の共振を助長させることができるブースタ部3(共振助長手段)と、ブースタ部3と一体化され、一定の厚みを有する緩衝部材11(緩衝手段)とを有しているので、金属棒2の表面を這うように伝播した電磁波によって、ブースタ部3の金属棒2との連結部分の近辺において電磁結合が成立し、ブースタ部3を構成する金属製の円板12の表面にも電磁波が伝播してくる。金属棒2の延長線上の方向での共振偏波と、ICタグの共振偏波の方向とが一致すると最良のICタグ通信が確立し、リーダ/ライタ6は、ICタグに対して情報の読み書きをすることができるようになる。したがって、リーダ/ライタ6の出力が低く設定されていたとしても、マンホール蓋7にしゃがんだ姿勢で逐一近づいて検出する必要がなく、作業の効率性が損なわれることがない。また、ICタグから情報を検出中に周囲に通行車両がある場合には、立ち姿勢が保てるので補助器具2と共にすぐに退避することが可能であり、作業者の機敏性が失われることもない。また、リーダ/ライタ6を金属棒2の先端に取り付けるわけではないため、リーダ/ライタ6の操作性が損なわれることもない。すなわち、補助器具1は、ICタグに対してリーダ/ライタ6を用いて安全かつ容易に情報の読み書きをすることができるものである。
(他の実施形態)
以上、図1〜図9を参照して補助器具1について説明したが、補助器具1は、更に下記に示す課題に対応した工夫を行うことも可能である。
図10は、金属棒2を伝播してきた表面波の進行方向とマンホール蓋内部のICタグの偏波方向との関係によって生じる課題を説明するための図である。図10に示すように、金属棒2の表面を伝わる電波の方向X1と、ICタグ側の電波の偏波方向X2とが一致する場合、電波の感度は最大となる。しかしながら、金属棒2の表面を伝わる電波の方向X1と、ICタグ側の電波の偏波方向X3との関係のように、直交する関係となる場合には、最低の電波感度、あるいは電波感度が極端に低くなり場合によってはICタグ通信が出来なくなってしまう。すなわち、上述の図8や図9に示す使用状態の場合であっても、マンホール蓋7に取り付けられたICタグに対してうまく読み書きすることができない場合がある。
図11は、図10に示す課題を解消させる工夫の一例を示す図である。図11に示すように、金属棒2を伝わる電波X1が円板形状のブースタ部3に進入したとき2つの方向に分岐する仕掛けを設置している。具体的には、直径が半波長で円板を直角に折り曲げ、半円部分が金属棒2に近接し、残り半円部分がブースタ3に重なるような金具110が設置されている。このような構成とした場合、金属棒2を伝わる電波から、実線矢印の偏波(A)とこれに直交する偏波(C)とが発生する。この偏波(C)はICタグの偏波(B)と一部が同一方向となるため、感度が極端に低くなってしまうことを防止することができる。すなわち、このような金具110は、表面電波X1の高周波分岐回路とみなすことができる。
図12は、図11の工夫を取り入れた支持構造の一例を示す図である。図12では、金属棒2Aとブースタ部3Aとの接合ヒンジに工夫がなされている。図12に示す支持構造は、金属棒2Aを2つのヒンジ部品30a,30bで挟み、ネジ120とナット121で締め上げて、接合角度が0〜180度の間で調整可能な自在継手として構成されている。ヒンジ部品30aは金属棒2Aをブースタ部3Aに取り付けるための絶縁性の部品である。また、ヒンジ部品30bは、金属棒2Aをブースタ部3Aに取り付けるヒンジ部品であると共に、金属棒2を伝播してきた表面波とブースタ部3Aの金属部分とを電磁結合させるための高周波回路の役割がある。なお、ヒンジ部品30bは、半径が1/4波長の寸法の金属製の部品である。すなわち、ヒンジ部品30bは、機械的接合機構と高周波回路の役割を兼用している。
図13は、図11の工夫を取り入れた他の支持構造の一例を示す図である。図13に示すブースタ部3Bでは、4分の1波長アンテナ30Cによって円偏波成分を発生させることができる。すなわち、4分の1波長アンテナ30Cは、金属棒2を伝播してきた表面波とブースタ部3Bとを電磁結合させるための高周波回路として機能する。これは金属棒2Aが4分の1波長アンテナ30C側に傾いたとき、金属棒2Aの伸びる方向と直交する方向の偏波を発生させることで、ブースタ部3Bの直下のICタグがいずれの方向であってもICタグとの通信が可能となる。
図14および図15は、図11の工夫を取り入れた他の支持構造の一例を示す図である。図14に示すブースタ部3Cでは、ストリップライン30dによる分岐がなされている。ストリップライン30dは、図14の(B)に示すように円形の金属部12の表面を絶縁性の誘電体である表層部5aで被覆した形態のブースタ部3Cの表面に帯状の導体箔を形成した構造(ストリップライン)を持つ。なお、ストリップライン30dは導体箔の経路に沿った全長が半波長とするなど共振するように調整しておくことが好ましい。ストリップライン30dは、金属棒2に沿って伝播されてきた電磁波h3、h5を伝達する伝送路として機能する。金属棒2と円板状のブースタ部3Cとストリップライン30dとが重なる部分において、それぞれが互いに電磁結合する。この構成においては、金属棒2から円板状のブースタ部3Cに向かう電波が重なる部分を通過すると2つの直角の方向にそれぞれ分岐させることができる。なお、図14および図15に示すように、金属棒2Aは0〜180度の屈曲の自由度があるため、高周波回路としては2カ所配置されている。これらの高周波回路により、一方が図14の(A)に示す金属棒2A1の状態、または図15の金属棒2A2の状態における延長方向と一致する直線偏波方向h3または直線偏波方向h5、もう一方が、金属棒2A1,2A2の状態における直角の方向の直線偏波方向h4、または直線偏波方向h6に分岐させることができる。なお、金属棒2Aが90度の位置の場合(すなわち直立した状態)には、ブースタ部3Cには、リーダ/ライタ6から直接円偏波や、図6で示したような補助器具1を垂直にした場合の上空の放射電波の電波感度T1により、この高周波回路は機能しなくてもICタグに対する情報の読み書きは可能である。
図16は、本発明の他の実施形態に係る補助器具1Aの外観である。図16に示す補助器具1Aは、図1の補助器具1とは異なり、リーダ/ライタ6が金属棒2に直接取り付けられており、一体化されている。また、リーダ/ライタ6で読み取った情報は、通信部(不図示)を介して情報表示端末160へと転送される。そして、情報表示端末160のディスプレイ(不図示)には、読み取った情報、もしくは読み取った情報に関連付けられているマンホール蓋7に関する情報が表示される。このような補助器具1AであってもICタグに対してリーダ/ライタ6を用いて立ち姿勢で操作が出来るため安全かつ容易に情報の読み書きをすることができる。
図17は、図1のブースタ部3とは異なるブースタ部3Dを示す図である。ブースタ部3Dは、長方形状のプラスチック層と長方形状の金属層および部緩衝部材とから構成される。長方形の長手方向(偏波の方向)とICタグの偏波の方向とをあわせる必要があるが、立ち姿勢の操作が出来るためこのようなブースタ部3Dを有する補助器具1Bであっても安全かつ容易に情報の読み書きをすることも可能である。
なお、ブースタ部3,3A,3B,3C,3Dは、プラスチック製の表層部5、5aが金属部12を挟み込む構造としたが、接合部4がある側のみ表層部5、5aを設け、接合部4とは反対側の金属部12に緩衝部材5を直接取り付ける構造としてもよい。
1,1A…補助器具、2…金属棒(伝播手段の一例)、3,3A,3B,3C…ブースタ部(共振助長手段の一例)、4…接合部、5…緩衝部材、6…リーダ/ライタ、7…マンホール蓋

Claims (4)

  1. ICタグに対して情報を読み書きすることができるリーダ/ライタと共に用いられる補助器具であって、
    前記リーダ/ライタからの電波を伝播させることができる伝播手段と、
    前記伝播手段によって伝播されてきた前記電波に基づいて、前記ICタグの偏波方向の共振を助長させることができる共振助長手段と、
    前記共振助長手段と一体化され、一定の厚みを有する緩衝手段と、
    前記伝播手段と前記共振助長手段とを接合する接合手段と
    を有し、
    前記接合手段は、前記伝播手段と前記共振助長手段との接合角度を変化させることができる支持構造を有し、
    前記支持構造は、前記伝播手段により伝播してきた前記電波を2通りの方向に分岐させる高周波分岐回路として機能する構造を有している
    ことを特徴とする補助器具。
  2. 請求項1記載の補助器具であって、
    前記高周波分岐回路として、前記共振助長手段の表面にストリップラインが形成された
    ことを特徴とする補助器具。
  3. 請求項1記載の補助器具であって、
    前記高周波分岐回路として、前記共振助長手段の表面に1/4波長アンテナが形成された
    ことを特徴とする補助器具。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の補助器具であって、
    前記共振助長手段は略円板形状に構成されていることを特徴とする補助器具。
JP2014118077A 2014-06-06 2014-06-06 補助器具 Active JP6401940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118077A JP6401940B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 補助器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118077A JP6401940B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 補助器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015230706A JP2015230706A (ja) 2015-12-21
JP6401940B2 true JP6401940B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=54887416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014118077A Active JP6401940B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 補助器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6401940B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764177B2 (en) * 2007-07-10 2010-07-27 Allflex Usa, Inc. Inductively coupled extension antenna for a radio frequency identification reader
JP3145468U (ja) * 2008-07-28 2008-10-09 株式会社エイピーリファイン 情報処理装置
JP5296111B2 (ja) * 2011-02-02 2013-09-25 明義 藤田 検出装置及び盗難自転車発見システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015230706A (ja) 2015-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12210130B1 (en) Electromagnetic marker devices for buried or hidden use
JP4571555B2 (ja) アンテナ装置及びリーダライタ
JP5731659B2 (ja) ラック上の機器を追跡するためのrfidシステム
JP4225654B2 (ja) 物体の埋設位置検出方法及びその装置
ES2372984T3 (es) Etiqueta que integra una antena antirrobo rf y un transpondedor rfid ihf.
JP4452865B2 (ja) 無線icタグ装置及びrfidシステム
CN101814157B (zh) Rfid标签
JP2008090813A (ja) 小型金属rfidタグおよび該小型金属rfidタグを内装する金属製タグならびに小型金属rfidタグアクセスシステム
EP3238141B1 (en) Rfid devices with multi-frequency antennae
EP2879077B1 (en) A conveyor system for identifying RFID tags on parcels
JP5411513B2 (ja) 埋設物位置案内システム
JP5928625B2 (ja) 複素誘電率検出装置及び物品有無検出システム
JP2018067165A (ja) 金属蓋および金属蓋用アンテナ並びに金属蓋用icタグ
JP6401940B2 (ja) 補助器具
US20110148584A1 (en) Method of placing rfid tag for underground use under ground surface
KR20140053476A (ko) 4개의 격자형 전송라인 안테나로 구성된 rfid 특수태그
KR101828219B1 (ko) 지반함몰 탐지를 위한 태그
CN103136568A (zh) 管件追踪装置及具有该追踪装置的管件
CN108460306B (zh) 长距离360度广角无线射频识别器
JP2015225579A (ja) 無線icデバイス、その製造方法、及び、無線icデバイス付き物品
KR101418907B1 (ko) 반도체 소자 탐지 장치
KR20140082690A (ko) 알에프 태그 검출
JP6359854B2 (ja) マンホール蓋用icタグユニットおよびicタグ組み込みマンホール蓋
KR102333929B1 (ko) 지중 장치를 위한 안테나
JP2008102853A (ja) Icタグユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6401940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250