JP6410459B2 - 画像検査方法、および画像検査装置 - Google Patents
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Description
<全体構成>
図1は、本発明を採用した画像処理を実施可能な画像検査装置の構成例を示している。画像処理を実行する演算部の後述の機能ブロック(図2)は、それぞれ専用のハードウェアで構成してもよいが、例えば図1に示すようにCPU(中央演算処理装置)などの演算制御手段で画像処理装置の各ハードウェアを構成することができる。図1の画像処理装置は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)の構成を利用して構成することができ、全体として演算部1300(図2)のハードウェア構成に相当する。
図11は、図3のステップS303における特徴量閾値を生成する画像処理の流れを示している。
特徴量閾値Pは、例えばパラメータに平均値Mと標準偏差σを用い、次式(1)によって算出することができる。
図12は、具体的な計算例を説明する。図12(A)は、良品(A)の画像例、また図12(B)は、別の良品(B)の画像例で、いずれも第1の特徴量に対応する画素値(例えば濃淡値)を1桝を1画素に対応させた方眼の形式で示している。以下では、簡略化のため、図12(A)、図12(B)の2枚の良品画像から特徴量閾値Pを画素ごとに算出する例を示す。ここでは、第1の特徴量は画素値(例えば濃淡値)である。また、被検査物の位置合わせ範囲は、例えば注目画素からチェス盤距離で1画素の範囲とする。なお、このチェス盤距離で1画素の範囲は、図中の方眼において注目画素を距離1画素で取り囲む範囲で、斜め方向の距離1画素も含む全部で9画素の範囲である。
なお、特徴量閾値Pを算出する式は、上記の式(1)、(2)に限定されるものではない。例えば、パラメータとして平均値Mと標準偏差σを用い、次式(3)によって算出してもよい。
あるいは、特徴量閾値Pは、例えば最大値をパラメータとして次式(4)のようにして算出してもよい。
図13を用いて、上記の式(4)を用いて特徴量閾値Pを生成した場合の具体的な計算例を説明する。図13(A)は、良品Aの画像例、また図13(B)は、別の良品Bの画像例で、いずれも第1の特徴量に対応する画素値(例えば濃淡値)を1桝を1画素に対応させた方眼の形式で示している。以下では、簡略化のため、図13(A)、図13(B)の2枚の良品画像から第1の特徴量閾値Pを画素ごとに算出する例を示す。ここでは、第1の特徴量は画素値(例えば濃淡値)である。また、被検査物の位置合わせ範囲は、例えば注目画素から市街地距離で1画素の範囲とする。なお、この市街地距離で1画素の範囲は、図中の方眼において注目画素を1画素の距離で取り囲む範囲で、斜め方向の1画素は含まない十字型の5画素の範囲である。
特徴量閾値Pを、式(4)により第1の特徴量の最大値とする場合は、画素ごとの最大値合成処理とモルフォロジ処理で算出することができる。最大値合成処理とは、複数の画像間で同一座標の画素値を比較し、その最大値を出力する処理である。
図14は、図13(A)、(B)の場合と同じ2枚の良品画像(図14(A)、(B))を用い、画素ごとの最大値合成処理とモルフォロジ処理により特徴量閾値Pを生成した場合の具体的な計算例を説明する。図13(A)は、良品Aの画像例、また図13(B)は、別の良品Bの画像例で、いずれも第1の特徴量に対応する画素値(例えば濃淡値)を1桝を1画素に対応させた方眼の形式で示している。ここでは、図13の場合と同様に図14(A)、図14(B)の2枚の良品画像(図13(A)、(B)のものと同じ)から第1の特徴量閾値Pを画素ごとに算出する例を示す。ここでは、第1の特徴量は画素値(例えば濃淡値)である。また、位置合わせ範囲は、図13の場合と同様、注目画素から市街地距離で1画素の範囲とし、閾値Pを算出する計算式は上記の式(4)とする。
さて、位置合わせ範囲内の画素から算出される第1の特徴量は、別の良品画像の同一座標の画素から算出される第1の特徴量の近似値として考えることができる。このことを図6を用いて説明する。以下では、簡略化のため位置合わせ範囲を±1画素とする。
上記の第1実施形態では、例えば複数(例えばn個)の良品からそれぞれ良品画像を(n枚)取得し、取得した複数(n枚)の画像から特徴量閾値を生成する。しかしながら、特徴量閾値の生成のために必要な複数(n枚)の画像は、同一の良品から取得することも考えられる。本実施形態では、位置摂動部1312による摂動制御を介して同一の良品から複数(n枚)の良品画像を取得することにより、画像検査のために用意すべき良品の数を減少させる構成例につき説明する。
第1および第2実施例では、複数の良品画像から第1の特徴量を取得し、取得した第1の特徴量を用いた演算により画素ごとに特徴量閾値を生成する。この特徴量閾値は、被検査物の画像データから別途、第2の特徴量を取得し、この第2の特徴量を用いて、画像検査の目的に沿うより適切な値に補正することも考えられる。本実施形態では、このような特徴量閾値の補正技術につき説明する。
Claims (16)
- 被検査物の画像データを取得して前記被検査物の欠陥判定を行う画像検査方法において、
複数の良品サンプルの画像データの同一座標の画素の画素値と、前記同一座標の画素の周囲に位置する複数の画素の画素値とに対する統計量演算によって取得した第1の特徴量に基づき、画素ごとの特徴量閾値を生成する閾値生成工程と、
前記被検査物の画像データを取得し、画素ごとに取得した第2の特徴量に基づいて、前記閾値生成工程で画素ごとに生成された前記特徴量閾値を補正する補正工程と、
前記被検査物の画像データから取得した第1の特徴量と、前記補正工程にて補正された前記特徴量閾値とを比較して閾値を超えた画素を欠陥部位として抽出する欠陥抽出工程と、
前記欠陥抽出工程により抽出された画素が構成する欠陥部位の特性に基づき前記被検査物の欠陥の有無を判定する欠陥判定工程と、を含むことを特徴とする画像検査方法。 - 請求項1に記載の画像検査方法において、前記閾値生成工程では、同一の良品サンプルを前記画像データの取得の際の位置決めの公差範囲内で摂動させ、前記摂動の都度、取得した同一の良品サンプルの画像データを前記複数の良品サンプルの画像データとして用いることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1に記載の画像検査方法において、前記閾値生成工程における前記同一座標の画素の周囲に位置する複数の画素は、前記画像データの取得の際の位置決めの公差範囲内にある画素であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像検査方法において、検査者の選択操作に応じて選択された種類の特徴量を前記第1の特徴量として用いることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像検査方法において、前記統計量演算が前記複数の良品サンプルの画像データの同一座標の画素の画素値、および前記同一座標の画素の周囲に位置する複数の画素の画素値に対する多値膨張処理または多値収縮処理であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像検査方法において、前記統計量演算が前記複数の良品サンプルの画像データの同一座標の画素の画素値、および前記同一座標の画素の周囲に位置する複数の画素の画素値に対する最大値合成処理、およびモルフォロジ処理であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像検査方法において、前記第1の特徴量が画素の濃淡値であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像検査方法において、前記第1の特徴量が画素ごとに算出されるエッジ強度の情報であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像検査方法において、前記第2の特徴量が画素ごとに算出される低周波成分の情報であることを特徴とする画像検査方法。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像検査方法の各工程を制御装置に実行させるための画像検査プログラム。
- 請求項10に記載の画像検査プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像検査方法により被検査物を検査する検査工程を備え、前記欠陥判定工程において欠陥なしと判定された被検査物を後流の組み立て工程または出荷工程に送ることを特徴とする生産方法。
- 被検査物の画像データを取得して前記被検査物の欠陥判定を行う画像検査装置において、
撮像対象物の画像データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像した複数の良品サンプルの画像データの同一座標の画素の画素値と、前記同一座標の画素の周囲に位置する複数の画素の画素値とに対する統計量演算によって取得した第1の特徴量に基づき、画素ごとの特徴量閾値を生成する制御装置と、
前記特徴量閾値を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御装置は、前記撮像手段により撮像された被検査物の画像データより、画素ごとに取得した第2の特徴量に基づいて、前記記憶部に記憶された画素ごとの前記特徴量閾値を補正し、被検査物の画像データより取得した第1の特徴量と、前記補正された特徴量閾値とを比較して閾値を超えた画素を欠陥部位として抽出し、抽出された画素が構成する欠陥部位の特性に基づき前記被検査物の欠陥の有無を判定することを特徴とする画像検査装置。 - 請求項13に記載の画像検査装置において、前記制御装置が前記第1の特徴量として画素の濃淡値を取得することを特徴とする画像検査装置。
- 請求項13に記載の画像検査装置において、前記制御装置が前記第1の特徴量として画素ごとに算出されるエッジ強度の情報を取得することを特徴とする画像検査装置。
- 請求項13から15のいずれか1項に記載の画像検装置において、前記制御装置が前記第2の特徴量として画素ごとに算出される低周波成分の情報を取得することを特徴とする画像検査装置。
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