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JP6417861B2 - 車両のエネルギー補給部の制御装置 - Google Patents
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JP6417861B2 - 車両のエネルギー補給部の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば寒冷地で使用される車両に適したエネルギー補給部の制御装置に関する。
自動車等の車両に使用されるエネルギー補給部は、例えば、車両の車体外面に形成され該車体外面に開口する開口を有し、内部に給油口又は充電口の少なくとも一方が配置される凹部と、この凹部の開口を開閉するリッドとを備える。このようなエネルギー補給部を使用し車両にエネルギー(電気や燃料)を補給するには、前記リッドを開け、前記凹部内に配置された充電口あるいは給油口に、充電ガンあるいは給油ガンを接続し、エネルギーの補給操作が完了するまで待機する。
例えば、プラグインハイブリッド車や電動自動車等の電動車両に、家庭用のAC100VやAC200Vを電源として充電する場合、夜間電力を利用して充電を行うために、リッドを開けた状態で車両を屋外に一晩中放置することがある。
特に寒冷地では、エネルギーの補給操作中にリッドを開けたまま屋外に長時間放置すると、充電ガンや給油ガンがエネルギー補給部に凍結するおそれがある。このような事態を解決するために、特許文献1の充電機器が提案されている。
特許文献1の充電機器は、充電コネクタ(充電ガン)の先端に電熱ヒータを備え、充電コネクタと充電受給口とが係合した状態で凍結しないように加熱できる。しかしながら、特許文献1では、充電機器側が備えるヒータについて記載がある一方、車両側が備える凍結防止構造について記載がない。そのため、車両側でリッドが凍結していると充電受給口を使用することができず、ユーザー自身が温水等をリッドに浴びせ解凍することがあった。また、エネルギーの補給操作中に降雪があった場合、外部へ露出したエネルギー補給部の凹部に雪が積もる。積雪を除去しないとリッドを閉められないことがあった。
また、寒冷地においては、車両の走行時にも寒風や降雪の影響によりリッドと前記凹部とが凍結するおそれがある。この場合、既述のエネルギー補給操作を行うときと同様に、ユーザー自身が温水等をリッドに浴びせ解凍することが必要になる。
特開2011−167003号公報
そこで本発明は、リッドが凍結してエネルギー補給部が使用できなくなることを防止することができる車両のエネルギー補給部の制御装置を提供することにある。
本発明の車両のエネルギー補給部の制御装置は、車両の車体外面に形成され、該車体外面に開口する開口を有し、給油口又は充電口の少なくとも一方が内部に配置される凹部と、前記開口を開閉するリッドと、前記車両に搭載された電源からの通電により発熱し、前記凹部又は前記リッドの少なくとも一方を加熱するヒータとを備える。そして、前記制御装置は、前記車両が駆動中であることを含む所定の第一条件が成立した場合、前記ヒータを作動する。
このように構成された車両のエネルギー補給部の制御装置は、車両が駆動中に凹部又はリッドの少なくとも一方を加熱することで、例えば、凹部とリッドとの接触部を加熱することができ、ユーザーが給油や充電を行う前に凹部及びリッド周辺の雪や氷を溶かすることができる。つまり、ユーザーが給油や充電を行う前に凹部とリッドとの凍結状態を解消でき、車両のユーザビリティを向上することができる。
なお、車両が駆動中とは、車両のイグニッションスイッチやスタートスイッチがONの状態、即ち、トランスミッションを前後進可能な状態にさせたうえでアクセルが操作されれば車両が走行可能な状態を表しており、走行中に限らず停車中も含む。
また、前記ヒータは、少なくとも前記凹部の内側を加熱するものであり、前記制御装置は、前記車両が給油中又は充電中の少なくとも一方であることを含む所定の第二条件が成立した場合、前記ヒータを作動するようにしても良い。
このように構成すると、車両のエネルギー補給部の制御装置は、給油中又は充電中での凹部内への積雪を抑制することができる。また、リッドのヒンジ部の凍結によるリッド開閉妨げを抑制できる。
さらに、前記車両は、外気温を測定する外気温センサと、前記ヒータのオンオフを切換えるヒータスイッチと、を備え、前記第一条件は、さらに前記外気温センサにより測定された前記外気温が所定温度以下であること、及び前記ヒータスイッチにより前記ヒータがオンとなっていることを含むように構成しても良い。
このように構成すると、車両のエネルギー補給部の制御装置は、車両の外部状態及びユーザー(ドライバー)の意図に応じてヒータへの通電をより適切に制御できるとともに、電力消費を抑制することができる。
またさらに、前記車両は、前記リッドの開閉を検出する検出手段をさらに備え、前記制御装置は、前記検出手段により前記リッドが開から閉となったことが検出されてから所定期間経過するまで前記ヒータを作動するようにしても良い。
このように構成すると、車両のエネルギー補給部の制御装置は、凹部に積雪した状態でリッドが閉じられても、その後のヒータへの通電により融雪させることができ、凹部内での凍結を抑制して次回のリッドの開閉を容易にすることができる。
またさらに、前記車両は、前記凹部の下側内面と前記車体の外面との間を連通する連通管をさらに備え、前記ヒータは、さらに前記連通管を加熱するようにしても良い。
このように構成すると、車両のエネルギー補給部の制御装置は、ヒータへの通電により、連通管内に流れ込む雪解け水等を確実に融雪し、外部へ排出することができる。このため、ヒータ等の通電を停止した後も、連通管内で雪解け水等が凍結する事態を防止することができる。
1つの実施形態に係るエネルギー補給部を備えた車両の一例を示す斜視図。 図1に示された車両の一方のエネルギー補給部の斜視図。 同エネルギー補給部を水平方向に沿って切断し上方から見た断面図。 同エネルギー補給部を垂直方向に沿って切断し前方から見た断面図。 図1に示された車両の他方のエネルギー補給部の斜視図。 同エネルギー補給部を制御する制御装置の概略図。 同制御装置の処理を示すフローチャート。 同制御装置の処理を示すフローチャート。
以下に本発明の1つの実施形態に係るエネルギー補給部について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下の説明における前後上下左右方向は、図1に示すように平地に停車した車両1を基準にしている。
図1に示すように、エネルギー補給部は、車体2の右側面に設けられた第1のエネルギー補給部10と、車体2の左側面に設けられた第2のエネルギー補給部110とを含んでいる。これらエネルギー補給部10,110は、それぞれ車体2の側面においてリヤタイヤハウス(後輪収容部)3,103の上方に設けられている。図2乃至図4に示すように、第1のエネルギー補給部10は、車体2に形成された凹部8をなすチャージブラケット11と、2つの充電口12a,12bと、リッド14と、ヒータ15a〜15dとを備えている。第2のエネルギー補給部110(図5に示す)は、車体2に形成された凹部108をなすチャージブラケット111と、給油口13と、リッド114と、ヒータ15e〜15hとを備えている。
図2乃至図4に示すように、チャージブラケット11は板金等のパネル材料から車体2の右側面に開口する略ボックス形状に形成され、開口20と、第1底壁21と、第1上壁22と、第1プラグ支持壁23と、第1後側壁24と、第1前側壁25とを備えている。
図2に示すように、開口20は、車体2の右側面においてチャージブラケット11の内部を露出させている。図4に示すように、第1底壁21及び第1上壁22は、開口20の下縁及び上縁から車体2の内側に向かってそれぞれ延びている。第1底壁21の最低部近傍に、水抜き通路としての水抜き孔26が形成されている。第1プラグ支持壁23は、第1底壁21と第1上壁22との間に形成されている。
図3に示すように、第1後側壁24は、第1プラグ支持壁23から起立する主起立部27と、主起立部27から後方に延びる段差部28と、段差部28に連なる補起立部29とを備えている。図4に示すように、主起立部27、段差部28及び補起立部29の上下両端部は、第1底壁21及び第1上壁22の一部に沿うように重なっている。
段差部28にはリッド14に設けられたロック孔31と係合可能なロック爪32と、リッド14の開操作を補助する付勢手段としてのプッシュリフタ33とが設けられている。
図3に示すように、第1前側壁25は、リッド14の開閉操作に伴いヒンジ34が描く回転軌跡に沿うように第1プラグ支持壁23の前縁から開口20の前縁に向かって延びている。なお、リッド14については後に詳しく説明する。
第1底壁21と、第1上壁22と、第1プラグ支持壁23と、第1後側壁24と、第1前側壁25とは、それぞれチャージブラケット11の内側をなしている。特に、第1底壁21はチャージブラケット11の下側内面をなしている。
チャージブラケット11は、チャージブラケットカバー40をさらに備えている。チャージブラケットカバー40は、樹脂等の材料からチャージブラケット11と略同一の形状に成形され、上記したチャージブラケット11の内側を被覆している。
図3及び図4に示すように、チャージブラケットカバー40は、第1底壁21を被覆する第2底壁41と、第1上壁22を被覆する第2上壁42と、第1プラグ支持壁23を被覆する第2プラグ支持壁43と、第1後側壁24を被覆する第2後側壁44と、第1前側壁25を被覆する第2前側壁45とを備える。第2底壁41には、第1底壁21の水抜き孔26と対応する位置に水抜き通路としての水抜き孔46が形成されている。
水抜き孔26,46は、水抜き管として機能する連通管47の上端部と連通している。連通管47は、凹部8の下側内面と車体2の外面との間を連通する。より詳細には、連通管47は車体2に設けられ、上下方向に延びている。連通管47の下端部はリヤタイヤハウス3内において開口している。リヤタイヤハウス3は車体2の一部をなしている。チャージブラケット11の第1底壁21は、連通管47を介してリヤタイヤハウス3と連通している。
図2及び図3に示すように、第1のエネルギー補給部10は、普通充電ガンと接続可能な一方の充電口12aと、急速充電ガンと接続可能な他方の充電口12bとを備える。これら充電口12a,12bは、略円筒形に形成され、互いに前後に間隔を空けて第1プラグ支持壁23に配置されている。これら充電口12a,12bは、第2プラグ支持壁43を貫通し、リッド14が開いた状態において開口20から外部に露出する。
図3及び図4に示すように、リッド14は、開口20を被覆するように配置されている。リッド14は、板金等のパネル材料からなり、開口20の周縁に沿う外形に形成された平板部51と、平板部51の周縁に形成された曲げ部52と、ヒンジ34と、平板部51の後端部から内側へ突出するロック板53とを備える。平板部51の内面は、第1プラグ支持壁23及び段差部28と対向している。曲げ部52の外周面は、開口20の周縁と対向している。
図3に示すように、リッド14はヒンジ34の端部に設けられた軸54を回転中心として、開口20を閉塞する閉位置(図3に示す)と開口20を開放する開位置(図2に示す)との間を回動する。
ロック板53の端部にはロック爪32と係合するロック孔31が設けられている。ロック爪32とロック孔31とによって、リッド14を閉位置に固定するロック部55が構成されている。ロック部55と段差部28とはそれぞれ接触部の一例である。接触部の他の例として、互いに対向する曲げ部52の外周面及び開口20の周縁等でもよい。
ヒータ手段15は、第1のエネルギー補給部10に配置されるヒータ15a〜15dと、第2のエネルギー補給部110に配置されるヒータ15e〜15hとを含んでいる。ヒータ15a〜15hは、例えば電熱線であり、配線を介して車両1に搭載された補機バッテリー205(後述する図6に示す)と電気的に接続されている。チャージブラケットカバー40にヒータ15a,15bが配置されている。リッド14にヒータ15cが配置されている。連通管47にヒータ15dが配置されている。
すなわち、図2乃至図4に示すように、チャージブラケットカバー40には、第2底壁41と第2後側壁44とに、それぞれヒータ15a(図3に示す)及びヒータ15b(図4に示す)が埋設されている。リッド14には、平板部51にヒータ15c(図2に示す)が設置されている。連通管47には、ヒータ15d(図4に示す)が埋設されている。
補機バッテリー205から供給される電力によって、ヒータ15a〜15hが発熱する。例えば、ヒータ15aが発熱すると、第1底壁21が温められる。ヒータ15b,15cが発熱すると、ロック部55や段差部28が温められる。ヒータ15dが発熱すると、連通管47が温められる。
なお、他の実施の形態として、ヒータ手段15を備えるチャージブラケットカバー40を着脱可能な後付け部品として用意し、車両1のオプション装備として組み付けてもよい。着脱可能なチャージブラケットカバー40は、ヒータ手段15と導通する配線及び電源コネクタ61(図4に二点鎖線で示す)をさらに備えるとよい。チャージブラケットカバー40を後付け部品として車両1に組み付けるには、電源コネクタ61を電源プラグ62(図4に二点鎖線で示す)と電気的に接続する。電源プラグ62は、補機バッテリー205(図6に示す)と電気的に接続されている。なお、電源プラグ62の配置は第1上壁22に限られないが、防雪及び防水の観点から図4に示すようにチャージブラケット11内において上方に配置されることが好ましい。
第2のエネルギー補給部110は、図2及び図5に示すように第1のエネルギー補給部10と左右対称で略同一形状である。
次に、第1のエネルギー補給部10及び第2のエネルギー補給部110の加熱制御を実行する、制御装置であるヒータECU(Electric Control Unit)201の構成について説明する。
図6に示すように、ヒータECU201は、車室内ヒータスイッチ202、EV−ECU(Electric Vehicle −Engine Control Unit)203、外気温センサ204、補機バッテリー205、ヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´とそれぞれ接続する。
ここで、ヒータAはヒータ15a及びヒータ15bであり、ヒータBはヒータ15cであり(図2に示す)、ヒータA´はヒータe及びヒータ15fであり、ヒータB´はヒータ15gである(図5に示す)。なお、ヒータA及びBは充電口側のヒータになり、ヒータA´及びヒータB´は給油口側のヒータになり、また、ヒータA,ヒータA´は、チャージブラケット11,111に配設されるヒータであり、ヒータB,ヒータB´は、リッド14,114に配設されるヒータである。
また、ヒータECU201内には、リレーR1、R2、R3、及びR4が設けられる。このリレーR1、R2、R3、及びR4により、ヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´と補機バッテリー205との接続/離間が行われる。なお、本実施の形態では、ヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´は、補機バッテリー205から電圧の供給を受ける構成で説明するが、補機バッテリー205以外の電源から電圧の供給を受けるようにしても良い。
車室内ヒータスイッチ202は、車両1の車室内に設けられる、ヒータA、ヒータB、ヒータA´及びヒータB´のオンオフを切り替えるスイッチである。所定のタイミングでユーザーによりON/OFFされる。この車室内ヒータスイッチ202のON/OFF信号は、スイッチ情報D1としてヒータECU201に出力される。
EV−ECU203は、車両1の走行制御等の各種制御を実行する。また、EV−ECU203は、各種制御情報等に基づいて車両1のステータスを判断する。この判断結果を示す情報は、ステータス情報D2としてヒータECU201に出力される。このステータス情報には、例えば、車両1が駆動中であるか否か、及び充電中であるか否かを示す情報が含まれる。
外気温センサ204は、車両1の外気温の温度を測定する。この測定した温度を示す情報は、温度情報D3としてヒータECU201に出力される。
次に、ヒータECU201が、スイッチ情報D1、ステータス情報D2、及び温度情報D3に基づいて実行する、ヒータA、及びヒータBの加熱制御、つまり充電口側のエネルギー補給部10の加熱制御について、図7を参照しながら説明する。この加熱制御は、例えば、所定の時間毎に繰り返し実行される。
まず、ヒータECU201は、車室内ヒータスイッチ202がONか否かを判断する(ST101)。この判断は、車室内ヒータスイッチ202から出力されるスイッチ情報D1に基づいて判断される。
車室内ヒータスイッチ202がONであると判断した場合(ST101:YES)、ヒータECU201は、外気温が、所定温度である5℃以下であるか否かを判断する(ST102)。この判断は、外気温センサ204から出力される温度情報D3に基づいて判断される。なお、所定温度の5℃は一例であり、他の温度を設定することも可能である。
外気温が5℃以下であると判断した場合(ST102:YES)、ヒータECU201は、EV−ECU203のステータスが駆動中であるか否かを判断する(ST103)。この判断は、EV−ECU203から出力されるステータス情報D2に基づいて判断される。なお、ステータス情報には、イグニッションスイッチのON/OFFを示すイグニッション情報や、車両1の駆動源となる電池のSOC(残充電量)が所定値以下であるか否かの残充電量情報が含まれることとし、このイグニッション情報や残充電量情報に基づいて、ステップST103の判断を行うようにしても良い。
EV−ECU203が駆動中であると判断した場合(ST103:YES)、ヒータECU201は、ヒータAが作動中であるか否かを判断する(ST104)。この判断は、例えば、リレーR1が接続状態にあるか否かに基づいて判断される。なお、ステップST103の判断を残充電量情報に基づいて行なう場合には、電池のSOC(残充電量)が所定値以下であると判断した場合にステップST104に進むようにすればよい。このように構成すれば、充電を行なう可能性が高い状態に限ってヒータを作動させることができ、車両駆動中の電力消費を抑制することが出来る。
ヒータAが作動中でないと判断した場合(ST104:NO)、ヒータECU201は、ヒータAを作動させる(ST105)。つまり、ヒータECU201は、離間状態にあるリレーR1を接続状態に遷移させる。これにより、補機バッテリー205から電圧が供給されヒータAの加熱が開始される。
ヒータAが作動中であると判断した場合(ST104:YES)、又はヒータAを作動させた場合(ST105)、ヒータECU201は、ヒータBが作動中であるか否かを判断する(ST106)。この判断は、例えば、リレーR2が接続状態にあるか否かに基づいて判断される。
ヒータBが作動中でないと判断した場合(ST106:NO)、ヒータECU201は、ヒータBを作動させる(ST107)。つまり、ヒータECU201は、離間状態にあるリレーR2を接続状態に遷移させる。これにより、補機バッテリー205から電圧が供給されヒータBの加熱が開始される。このように、ヒータA及びヒータBが共に加熱制御され、処理はリターンとなる。
また、ステップST103において、EV−ECU203のステータスが駆動中でないと判断した場合(ST103:NO)、ヒータECU201は、ステータス情報D2に基づいて、EV−ECU203のステータスが充電中か否かを判断する(ST108)。なお、リッド14の開閉を検出する検出手段(例えば、センサ)を設け、該検出手段からの信号に基づいてステップST108の判断を行うようにしても良い。
充電中であると判断した場合(ST108:YES)、ヒータECU201は、ヒータAが作動中であるか否かを判断する(ST109)。この判断は、例えば、既述の場合と同様に、リレーR1が接続状態にあるか離間状態にあるかに基づいて判断される。
充電中でないと判断した場合(ST109:NO)、ヒータECU201は、ヒータAを作動させる(ST110)。つまり、ヒータECU201は、離間状態にあるリレーR1を接続状態に遷移させる。
ヒータAが作動中であると判断した場合(ST109:YES)、又はヒータAを作動させた場合(ST110)、ヒータECU201は、ヒータBが作動中であるか否かを判断する(ST111)。この判断は、例えば、既述の場合と同様に、リレーR2が接続状態にあるか否かに基づいて判断される。
ヒータBが作動中であると判断した場合(ST111:YES)、ヒータECU201は、ヒータBの作動を停止させる(ST112)。つまり、ヒータECU201は、接続状態にあるリレーR2を離間状態に遷移させる。これにより、ヒータAのみが加熱され、処理はリターンとなる。
また、ステップST101において車室内ヒータスイッチ202がONでないと判断した場合(ST101:NO)、ステップST102において外気温が5℃以下でないと判断した場合(ST102:NO)、又は、ステップST110において充電中でないと判断した場合(ST108:NO)、リッドヒータECU201は、ヒータAが作動中か否かを判断する(ST113)。
ヒータAが作動中であると判断した場合(ST113:YES)、ヒータECU201は、ヒータAの作動を停止させる(ST114)。つまり、ヒータECU201は、接続状態にあるリレーR1を離間状態に遷移させる。
次に、ヒータECU201は、ヒータBが作動中か否かを判断する(ST115)。ヒータBが作動中であると判断した場合(ST115:YES)、ヒータECU201は、ヒータBの作動を停止させる(ST116)。つまり、ヒータECU201は、接続状態にあるリレーR2を離間状態に遷移させる。このように、ヒータA及びヒータBの加熱が共に停止される。
次に、ヒータECU201が、スイッチ情報D1、ステータス情報D2、及び温度情報D3に基づいて実行する、ヒータA´、及びヒータB´の加熱制御、つまり、給油口側のエネルギー補給部110の加熱制御について、図8に示す。この加熱制御は、例えば、所定の時間毎に繰り返し実行される。
この図8に示す制御は、図7を用いて既述した処理の充電中か否かの判断(ST108)が給油中か否かの判断(ST208)に変更されている以外は、同様な処理であるため詳細な説明を省略する。なお、ステップST203の判断は、駆動中か否かの判断に代えて、燃料の残量が所定量以下であるか否かを判断するようにしても良い。
以上述べたように、この実施の形態のヒータECU201によると、車両1が駆動中であることを含む所定の第一条件(ST103でYES,ST203でYES)が成立した場合に、ヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´を作動する。
このためヒータECU201は、車両1が駆動中に凹部8,108及びリッド14,114を加熱することで、例えば、凹部8,108とリッド14,114とのそれぞれ接触部を加熱することができ、ユーザーが給油や充電を行う前に凹部8,108及びリッド14,114周辺の雪や氷を溶かすることができる。つまり、ユーザーが給油や充電を行う前に凹部8,108とリッド14,114との凍結状態を解消でき、車両1のユーザビリティを向上することができる。
また、ヒータECU201は、車両1が充電中である(ST108でYES)場合、ヒータAを作動する。同様に、ヒータECU201は、車両1が給油中である(ST208でYES)場合、ヒータA´を作動する。即ち、ヒータECU201は、車両1が充電中又は給油中の少なくとも一方であることを含む所定の第二条件が成立した場合、充電中であればヒータAを、給油中であればヒータA´を作動する。
これにより凹部8,108が加熱されるため、ヒータECU201は、給油中又は充電中での凹部8,108内への積雪を抑制することができる。また、リッド14、114のヒンジ部の凍結によるリッド開閉妨げを抑制できる。
さらに、車両1は、外気温センサ204と、車室内ヒータスイッチ202と、を備えており、既述の所定の第一条件は、さらに外気温センサ204により測定された外気温が、例えば5℃以下であること(ST102でYES)、及び車室内ヒータスイッチ202によりヒータがオンとなっていること(ST101でYES)を条件に含むようにすることができる。
このため、ヒータECU201は、車両1の外部状態及びユーザー(ドライバー)の意図に応じてヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´への通電をより適切に制御できるとともに、電力消費を抑制することができる。
なお、車室内ヒータスイッチ202は、ONとなってから所定時間が経過した後に自動的にOFFとなるようにしてもよい。このように構成すれば、車室内ヒータスイッチ202をドライバーがOFFにし忘れも自動的にヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´への通電が停止され、電力消費を抑制することができる。
また、車両1がリッド14,114の開閉を検出する検出手段を備えているときには、ヒータECU201は、当該検出手段によりリッド14,114が開から閉となったことが検出されてから所定期間経過するまでヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´を作動するようにしても良い。
このように構成した場合、ヒータECU201は、凹部8,108に積雪した状態でリッド14,114が閉じられても、その後のヒータA、ヒータB、ヒータA´及びヒータB´への通電により融雪させることができ、凹部8,108内での凍結を抑制して次回のリッド14,114の開閉を容易にすることができる。
またさらに、車両1は、連通管47,147を備え、連通管47,147をそれぞれ加熱するヒータ15d、及びヒータ15hを設けている。そして、この各ヒータ15d、及びヒータ15hそれぞれと補機バッテリー205とをリレーで接続し(図示を省略する)、ヒータECU201は、ヒータA及びヒータA´と同様な制御を行うようにしても良い。
この場合、ヒータECU201は、各ヒータ15d及び15hへの通電により、連通管47,147内に流れ込む雪解け水等を確実に融雪し、外部へ排出することができる。このため、ヒータ等の通電を停止した後も、連通管47,147内で雪解け水等が凍結する事態を防止することができる。
さらに、ヒータECU201は、ヒータ15d及びヒータ15hの加熱制御をヒータA及びヒータA´と同様にしなくても、まず、ヒータ15d及びヒータ15hの加熱を行い、所定期間経過してからヒータA及びヒータA´を加熱するようにしても良い。
この場合、凹部8,108より下方に位置する連通管47,147が先に加熱されるため、その後融雪される凹部8,108内の積雪の排水処理をスムーズに行うことができる。
なお、本実施の形態においては、ヒータECU201がヒータA、ヒータB、ヒータA´、及びヒータB´の加熱制御を実行する場合で説明したが、ヒータECUを2つ設け、ヒータA及びヒータB、並びに、ヒータA´及びヒータB´をそれぞれ制御するようにしても良い。また、ヒータECU201は、EV−ECU203内に設けるようにしても良いし、ヒータECU201の機能をアナログ回路によって実現するようにしても良い。
さらに、車両1にヒータA及びヒータB、又は給油口側にヒータA´及びヒータB´を共に設け、それぞれ加熱制御する場合で説明したが、車両1に少なくとも一方を設けて加熱制御を行うようにしても良い。例えば、電池のみを駆動源とする車両ではヒータA及びヒータBのみを搭載して加熱制御すれば良いし、燃料(エンジン)のみを駆動源とする車両ではヒータA´及びヒータB´のみを搭載して加熱制御すれば良い。
1…車両、2…車体、3,103…リヤタイヤハウス、10,110…エネルギー補給部、8,108…凹部、12a,12b…充電口、13…給油口、14,114…リッド、15…ヒータ手段、15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h…ヒータ、20,120…開口、21,121…第1底壁、22…第1上壁、23…第1プラグ支持壁、24…第1後側壁、25…第1前側壁、28,128…段差部、47,147…連通管、55,155…ロック部、60…電源、201…ヒータECU、202…車室内ヒータスイッチ、203…EV−ECU、204…外気温センサ、205…補機バッテリー

Claims (5)

  1. 車両の車体外面に形成され、該車体外面に開口する開口を有し、給油口又は充電口の少なくとも一方が内部に配置される凹部と、
    前記開口を開閉するリッドと、
    前記車両に搭載された電源からの通電により発熱し、前記凹部又は前記リッドの少なくとも一方を加熱するヒータと、
    を備えた車両のエネルギー補給部の制御装置であって、
    前記制御装置は、前記車両が駆動中であることを含む所定の第一条件が成立した場合、前記ヒータを作動する、
    ことを特徴とする車両のエネルギー補給部の制御装置。
  2. 前記ヒータは、少なくとも前記凹部の内側を加熱するものであり、
    前記制御装置は、前記車両が給油中又は充電中の少なくとも一方であることを含む所定の第二条件が成立した場合、前記ヒータを作動する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のエネルギー補給部の制御装置。
  3. 前記車両は、
    外気温を測定する外気温センサと、
    前記ヒータのオンオフを切換えるヒータスイッチと、を備え、
    前記第一条件は、さらに前記外気温センサにより測定された前記外気温が所定温度以下であること、及び前記ヒータスイッチにより前記ヒータがオンとなっていることを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のエネルギー補給部の制御装置。
  4. 前記車両は、前記リッドの開閉を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記検出手段により前記リッドが開から閉となったことが検出されてから所定期間経過するまで前記ヒータを作動する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のエネルギー補給部の制御装置。
  5. 前記車両は、
    前記凹部の下側内面と前記車体の外面との間を連通する連通管をさらに備え、
    前記ヒータは、さらに前記連通管を加熱する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のエネルギー補給部の制御装置。
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