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JP6418089B2 - 画像処理装置およびこれを備えた交通管理システム、画像処理方法 - Google Patents
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JP6418089B2 - 画像処理装置およびこれを備えた交通管理システム、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置およびこれを備えた交通管理システム、画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置およびこれを備えた交通管理システム、画像処理方法に関する。
従来、カメラ等の撮像装置で撮像した車両の撮像画像を用いて、その車両、運転者等を判別する車両認識装置が提案されている。このような車両認識装置は、交通違反の取り締まりや、事故対応等への利用が有効と考えられている。
一般的に、このような撮像画像としては、車両等の被写体に対して近赤外線を照射し、その反射光を撮像した赤外線画像が用いられる。これは、夜間などの暗い状況でも、画像を取得可能とするためである。
ここで、赤外線は可視光線ではないため、赤外線画像はモノクロ画像となる。よって、事故対応や犯罪捜査においては、白黒の画像では車両の色や車両番号等、十分な情報が得られないおそれがある。
例えば、特許文献1には、複数の異なる波長の赤外光を被写体へ照射し、被写体からの各波長の反射特性を利用して色推定を行い、赤外線画像をカラー化する技術が開示されている。
しかしながら、上記従来の技術を交通違反の検出に適用した場合には、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された画像処理装置では、異なる波長を持つ複数の赤外線を被写体に照射してそれらの波長を持つ赤外線の反射強度に応じて各色が割り当てられて色の推定を行うが、色の設定は推定に過ぎず、実際の色の再現性が低いおそれがある。
特に、交通違反や交通事故の検証を行う際に、信号機の色は正確に再現する必要があり、推定された色に基づいて交通違反や交通事故を検証するには限界がある。
特開2011−50049号公報 特開2014−236371号公報 特開2002−171519号公報 特開2005−45559号公報 特開2001−36916号公報 特開2012−65312号公報 特開2003−242440号公報 特開平8−55296号公報 特開2008−299645号公報 特開2014−115799号公報
本発明の課題は、信号機周辺の撮像画像に含まれる信号機の色を正確に再現することが可能な画像処理装置およびこれを備えた交通管理システム、画像処理方法を提供することにある。
第1の発明に係る画像処理装置は、画像取得部と、信号検出部と、色判定部と、色設定部と、を備えている。画像取得部は、信号機の周辺を撮像する撮像装置からモノクロ画像を取得する。信号検出部は、画像取得部において取得されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域を検出する。色判定部は、信号機を制御する信号制御装置から信号機の制御情報を取得して、当該制御情報に基づいてモノクロ画像の撮像時刻に対応する信号機の色を決定する。色設定部は、信号検出部において検出されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域に、色判定部において決定された信号機の色になるように配色処理を行い、信号機の領域がカラー化された画像を出力する。
ここでは、例えば、信号機が設置された交差点等を走行する車両や歩行者を含む被写体に対して照射された赤外線の反射光を撮像する撮像装置によって撮像された複数の赤外線画像(モノクロ画像の一例)が取得される。そして、赤外線画像等のモノクロ画像に含まれる信号機の領域が検出され、信号機を制御する信号制御装置から取得した信号機の制御情報に基づいて、モノクロ画像における信号機の領域に配色処理が施されて、実際の信号機の色を再現したカラー画像が出力される。
ここで、撮像装置によって取得されるモノクロ画像は、所定時間間隔で断続的に撮像された画像であってもよいし、動画撮影のように連続的に撮像された画像であってもよい。また、配色処理が施されるモノクロ画像は、画像取得部において取得された全てのモノクロ画像であってもよいし、所定の条件に基づいて選択された一部のモノクロ画像であってもよい。
そして、モノクロ画像における信号機の領域に対する配色処理とは、信号制御装置に記録された所定の日時における実際の信号機の色を制御情報として取得し、モノクロ画像中の信号機の領域に反映させて、カラー画像を形成する処理を意味している。
これにより、例えば、警察署等において交通違反の取締りを実施する際や、交通事故発生時等において、その当時の信号機の実際の色を正確に再現したカラー画像を得ることができる。
この結果、信号機周辺の撮像画像に含まれる信号機の色を正確に再現して、交通違反や交通事故の検証を実施することができる。
第2の発明に係る画像処理装置は、第1の発明に係る画像処理装置であって、画像取得部において取得された複数のモノクロ画像の中から、所定の条件に基づいて、色設定部において配色処理が施される対象となるモノクロ画像を選択する選択部を、さらに備えている。
ここでは、モノクロ画像に含まれる信号機の色を再現する対象となるモノクロ画像として、画像取得部において取得された複数のモノクロ画像の中から、所定の条件に応じて選択されたモノクロ画像を用いる。
ここで、信号機の色を再現するために配色処理されるモノクロ画像の選択条件としては、例えば、交通違反や交通事故が発生した日時に撮像されたモノクロ画像であること等が含まれる。
これにより、交通違反や交通事故に関係するモノクロ画像だけを配色処理の対象とすることで、全てのモノクロ画像に含まれる信号機の領域に配色処理を施す場合と比較して、データ処理量を低減しつつ、実際の信号機の色を正確に再現することができる。
第3の発明に係る画像処理装置は、第2の発明に係る画像処理装置であって、モノクロ画像に含まれる車両の交通違反の有無を検出する違反検出部を、さらに備えている。違反検出部においてモノクロ画像に交通違反の取締りの対象となる違反車両が含まれると検出された場合に、色設定部は、選択部において選択されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域に対して配色処理を行う。
ここでは、信号機の色を再現するために配色処理されるモノクロ画像の選択条件として、違反検出部において交通違反が検出された日時に撮像されたモノクロ画像であること等が含まれる。
これにより、信号無視等の交通違反に関係するモノクロ画像だけを配色処理の対象とすることで、全てのモノクロ画像に含まれる信号機の領域に配色処理を施す場合と比較して、データ処理量を低減しつつ、交通違反の取締りを実施する際に重要な情報である実際の信号機の色を正確に再現することができる。
第4の発明に係る画像処理装置は、第3の発明に係る画像処理装置であって、違反検出部は、交通違反の取締りの対象となる車両の状態を検出するセンサである。
ここでは、交通違反を検出するためのセンサから交通違反の発生の有無に関する情報を取得する。
これにより、例えば、信号機が赤の車線においてセンサが走行車両を検知した場合には、即座に交通違反の発生有りと判定することができる。そして、その信号無視の違反車両が通過した時間帯に撮像された1または複数のモノクロ画像を選択して、信号機の領域に配色処理を実施することができる。
第5の発明に係る画像処理装置は、第3の発明に係る画像処理装置であって、違反検出部は、交通違反の取締りの対象となる車両を撮像する撮像装置である。
ここでは、交通違反を検出するためのカメラ等の撮像装置から交通違反の発生の有無に関する情報を取得する。
なお、交通違反の検出を行う撮像装置は、上記モノクロ画像を撮像する撮像装置と共通であってもよいし、別々であってもよい。
これにより、例えば、信号機が赤の車線において、撮像装置によって撮像された画像中に走行車両が含まれることが検出された場合には、交通違反の発生有りと判定することができる。そして、その信号無視の違反車両が通過した時間帯に撮像された1または複数のモノクロ画像を選択して、信号機の領域に配色処理を実施することができる。
第6の発明に係る画像処理装置は、第2の発明に係る画像処理装置であって、モノクロ画像に交通事故に関係する車両や歩行者が含まれる場合に、色設定部は、選択部において選択されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域に対して配色処理を行う。
ここでは、信号機の色を再現するために配色処理されるモノクロ画像の選択条件として、交通事故が発生した日時に交通事故に関係する車両や歩行者等が撮像されたモノクロ画像であること等が含まれる。
これにより、交通事故発生時の前後における車両や歩行者等を含むモノクロ画像だけを配色処理の対象とすることで、全てのモノクロ画像に含まれる信号機の領域に配色処理を施す場合と比較して、データ処理量を低減しつつ、交通事故の検証を実施する際に重要な情報である実際の信号機の色を正確に再現することができる。
第7の発明に係る画像処理装置は、第2から第6の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、選択部は、モノクロ画像に映り込んだ対象物、対象者、内容、鮮明さに基づいて、交通違反または交通事故の特定に必要な条件を満たすモノクロ画像を選択する。
ここでは、選択部におけるモノクロ画像の選択時には、例えば、交通違反や交通事故に関係する車両や歩行者を含む画像の鮮明さ等、交通違反や交通事故の特定に必要な条件を満たすモノクロ画像を選択して抽出する。
これにより、交通違反や交通事故の発生時における信号機の色を正確に再現したカラー画像を得ることで、交通違反や交通事故の検証を効果的に実施することができる。
第8の発明に係る画像処理装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、色設定部において信号機の領域に配色処理が施されたカラー化された画像、あるいは、色設定部において配色処理が施されるモノクロ画像と色判定部において決定された色情報とを関連付けて保存する第1記憶部を、さらに備えている。
これにより、警察署等において、第1記憶部に保存されたカラー画像、あるいはモノクロ画像とこれに関連付けて保存された色情報とを証拠として用いて、事後的に、交通違反や交通事故の検証を実施することができる。
また、上述のように、大量に取得されたモノクロ画像の中から選択された最小限の枚数、あるいは1枚の画像中の一部だけに配色処理を実施した場合には、第1記憶部の容量が増大してしまうことを回避することができる。
第9の発明に係る画像処理装置は、第2の発明に係る画像処理装置であって、選択部におけるモノクロ画像の選択条件を記憶した第2記憶部を、さらに備えている。
ここでは、選択部において選択される配色処理が施されるべきモノクロ画像の選択に必要な条件を、第2記憶部に格納している。
ここで、モノクロ画像の選択に必要な条件とは、例えば、交通違反が信号無視の場合には信号機が赤の車線を走行する車両が含まれる画像であること、交通事故の場合には、交通事故に関係する車両や歩行者等が含まれる画像であること等が含まれる。
これにより、第2記憶部に保存された条件に基づいて、信号機の領域に配色処理が施されるべきモノクロ画像を選択してカラー画像を形成することで、交通違反や交通事故の検証時に重要な情報となる信号機の色を正確に再現したカラー画像を得ることができる。
第10の発明に係る画像処理装置は、第1から第9の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、信号制御装置は、信号機の近傍に設置されている。色判定部は、信号制御装置から無線あるいは有線を介して信号機の制御情報を取得する。
ここでは、モノクロ画像が撮像された時間における実際の信号機の色に関する情報を、信号機の近傍に設置された信号制御装置から無線あるいは有線を介して取得する。
これにより、例えば、警察署等において、交通違反や交通事故の発生を検証する際には、信号機の近傍に設置された信号制御装置から信号機の制御情報を取得することができる。
この結果、制御情報に基づいて、モノクロ画像の撮像日時における実際の信号機の色を決定し、配色処理を実施することで、交通違反や交通事故の検証を実施する際に重要な情報である実際の信号機の色を正確に再現することができる。
第11の発明に係る画像処理装置は、第1から第9の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、信号制御装置は、信号機が設置された地域を含む複数の信号機の制御を行う制御管理室に設置されている。色判定部は、信号制御装置から無線あるいは有線を介して信号機の制御情報を取得する。
ここでは、モノクロ画像が撮像された時間における実際の信号機の色に関する情報を、例えば、周辺の複数の信号機を包括的に管理する制御管理室から無線あるいは有線を介して取得する。
これにより、例えば、警察署等において、交通違反や交通事故の発生を検証する際には、制御管理室から信号機の制御情報を取得することができる。
この結果、制御情報に基づいて、モノクロ画像の撮像日時における実際の信号機の色を決定し、配色処理を実施することで、交通違反や交通事故の検証を実施する際に重要な情報である実際の信号機の色を正確に再現することができる。
第12の発明に係る画像処理装置は、第1から第11の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、撮像装置は、交差点に設置された信号機の周辺に設置されている。
ここでは、交差点における信号機の周辺に、モノクロ画像を撮像する撮像装置を設置している。
これにより、交通違反や交通事故が発生しやすい交差点において撮像されたモノクロ画像に含まれる信号機の色を正確に再現することができる。
第13の発明に係る画像処理装置は、第1から第12の発明のいずれか1つに係る画像処理装置であって、モノクロ画像には、赤外線画像が含まれる。
ここでは、カメラ等の撮像装置によって取得されるモノクロ画像として、赤外線画像を用いる。
これにより、例えば、近赤外線の反射光を赤外線カメラ等で撮像して得られる赤外線画像に対して配色処理を実施することで、交通違反の取締りを効果的に実施するとともに、データ処理量を低減して処理負担を軽減することができる。
第14の発明に係る交通管理システムは、第1から第13の発明のいずれか1つに係る画像処理装置と、被写体に対して赤外光を照射する照明部と、被写体に対して照射された赤外光の反射光を撮像する撮像装置と、を備えている。
ここでは、上述した画像処理装置と、被写体に対して赤外光を照射する照明部と、赤外光の反射光を撮像する撮像装置とを含む交通管理システムを構築する。
ここで、照明部および撮像装置は、例えば、交差点や直進道路等、交通違反や交通事故の発生しやすい場所に設置されていればよい。一方、画像処理装置は、例えば、交通違反の取締りを行う警察署等に設置されていてもよいし、画像処理装置の一部(画像取得部等)を、撮像装置等が設置された屋外に設置してもよい。
これにより、本交通管理システムによって、撮像時における信号機の色を正確に再現することで、交通違反の取締りや交通事故の検証を効率よく実施することができる。
第15の発明に係る画像処理方法は、画像取得ステップと、信号検出ステップと、色判定ステップと、色設定ステップと、を備えている。画像取得ステップは、信号機の周辺を撮像する撮像装置からモノクロ画像を取得する。信号検出ステップは、画像取得ステップにおいて取得されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域を検出する。色判定ステップは、信号機を制御する信号制御装置から信号機の制御情報を取得して、当該制御情報に基づいてモノクロ画像の撮像時刻に対応する信号機の色を決定する。色設定ステップは、信号検出ステップにおいて検出されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域に、色判定ステップにおいて決定された信号機の色になるように配色処理を行い、信号機の領域がカラー化された画像を出力する。
ここでは、例えば、信号機が設置された交差点等を走行する車両や歩行者を含む被写体に対して照射された赤外線の反射光を撮像する撮像装置によって撮像された複数の赤外線画像(モノクロ画像の一例)が取得される。そして、赤外線画像等のモノクロ画像に含まれる信号機の領域が検出され、信号機を制御する信号制御装置から取得した信号機の制御情報に基づいて、モノクロ画像における信号機の領域に配色処理が施されて、実際の信号機の色を再現したカラー画像が出力される。
ここで、撮像装置によって取得されるモノクロ画像は、所定時間間隔で断続的に撮像された画像であってもよいし、動画撮影のように連続的に撮像された画像であってもよい。また、配色処理が施されるモノクロ画像は、画像取得部において取得された全てのモノクロ画像であってもよいし、所定の条件に基づいて選択された一部のモノクロ画像であってもよい。
そして、モノクロ画像における信号機の領域に対する配色処理とは、信号制御装置に記録された所定の日時における実際の信号機の色を制御情報として取得し、モノクロ画像中の信号機の領域に反映させて、カラー画像を形成する処理を意味している。
これにより、例えば、警察署等において交通違反の取締りを実施する際や、交通事故発生時等において、その当時の信号機の実際の色を正確に再現したカラー画像を得ることができる。
この結果、信号機周辺の撮像画像に含まれる信号機の色を正確に再現することができる。
本発明に係る画像処理装置によれば、信号機周辺の撮像画像に含まれる信号機の色を正確に再現することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置を含む交通管理システムの構成を示す図。 図1の交通管理システムに含まれるカメラやセンサ、信号制御装置等の交差点における設置位置を示す図。 図1の交通管理システムに含まれる画像処理装置の違反検出部における処理内容を示すブロック図。 図1の交通管理システムに含まれる画像処理装置の選択部における処理内容を示すブロック図。 図1の交通管理システムに含まれる画像処理装置の色判定部における処理内容を示すブロック図。 図1の交通管理システムに含まれる画像処理装置の色設定部における処理内容を示すブロック図。 図6の色設定部によって配色処理される赤外線画像の領域を示す図。 図1の交通管理システムに含まれる画像処理装置の表示部に表示されるカラー画像を含む交通違反の表示態様を示す図。 図1の交通管理システムによる赤外線画像に含まれる信号機の領域に対する配色処理の流れを示すフローチャート。 本発明の他の実施形態に係る画像処理装置を含む交通管理システムの構成を示す図。 本発明のさらに他の実施形態に係る画像処理装置を含む交通管理システムの構成を示す図。 本発明のさらに他の実施形態に係る画像処理装置を含む交通管理システムの構成を示す図。 本発明のさらに他の実施形態に係る交通管理システムの構成例を示す図。
(実施形態1)
本発明の一実施形態に係る画像処理装置について、図1〜図9を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態に係る交通管理システム100では、交差点を通過する車両A1,A2に対して照射された近赤外線の反射成分をカメラ(撮像装置)103を用いて撮像し、警察署等において交通違反の取締りや交通事故の検証等を実施する。
<交通管理システム100の構成>
交通管理システム100は、図1に示すように、センサ101と、照明部102と、カメラ(撮像装置)103と、画像処理装置10と、を備えている。
センサ101は、例えば、交差点内を走行する車両A1,A2の交通違反を検出するセンサであって、交通違反の検知結果を、画像処理装置10に含まれる違反検出部11へと送信する。そして、センサ101は、例えば、図2に示すように、交差点に設置された支柱111に取り付けられている。
照明部102は、例えば、近赤外線を照射する装置であって、センサ101と同様に、図2に示すように、交差点に設置された支柱111に取り付けられている。そして、照明部102は、交通違反の対象となる車両A1,A2等に対して近赤外線を照射する。また、照明部102は、画像処理装置10に含まれる照明制御部12によって、照射タイミング等を制御される。
なお、本実施形態において、照明部102から照射される近赤外線とは、赤色の可視光線に近い0.7〜2.5μmの波長を持つ電磁波を意味している。ここで、近赤外線は、可視光線に近い特性を持つことを利用して、赤外線カメラ等に使用される。
カメラ103は、照明部102から車両A1および信号機110等へ照射された近赤外線の反射を撮像する。そして、カメラ103は、例えば、センサ101および照明部102と同様に、図2に示すように、交差点に設置された支柱111に取り付けられている。
なお、カメラ103は、明るい時間帯は可視光を含む画像を取得し、暗い時間帯は近赤外線含む画像を撮像するように切り替えられてもよい。また、カメラ103による画像の撮像は、連続的に行われてもよいし、交通違反を検出した際に随時、行われてもよい。
また、本実施形態では、カメラ103によって取得されるモノクロ画像として、赤外線画像を用いているが、他のモノクロ画像を用いてもよい。
<画像処理装置10の構成>
画像処理装置10は、カメラ103によって撮像されたモノクロの赤外線画像(モノクロ画像の一種)の中から配色処理を施す画像を選択して、その選択された画像の信号機の領域に対して配色処理を施してカラー画像を生成する。そして、画像処理装置10は、例えば、交通違反の取り締まりを行う警察署等に設置される。また、画像処理装置10は、図1に示すように、違反検出部11、照明制御部12、画像取得部13、選択部14、第2記憶部15、信号検出部16、色判定部17、色設定部18、第1記憶部19、表示部20を備えている。
違反検出部11は、交差点等に設置された走行中の車両A1,A2の走行状態等を検知するセンサ101における検知結果を受信して、交通違反の有無を検出する。
具体的には、違反検出部11は、図3に示すように、DB(データベース)11aと、判定手段11bと、を有している。
DB11aには、交通違反の立証条件に関する情報が保存されている。立証条件としては、例えば、信号無視の場合には、センサ101が設置された交差点における信号の切替タイミング等の情報が含まれる。なお、DB11aには、その他の交通違反の取締りを実施する各種交通違反の内容に応じて、それぞれの交通違反の立証に必要な条件等に関する情報が保存されていればよい。
判定手段11bは、DB11aに保存された各種交通違反の立証条件と、センサ101から受信した検知結果(センサ出力)とを参照して、交通違反が発生しているか否かを判定する。例えば、信号無視の場合には、センサ101において赤信号の交差点に進入してきた車両A1,A2を検知した場合に、交通違反の発生有りとして判定する。
そして、判定手段11bは、信号無視の交通違反の発生有りとして、照明制御部12および選択部14に対して違反検出情報を出力する。
照明制御部12は、車両A1,A2に対して近赤外線を照射する照明部102を制御する。具体的には、違反検出部11の判定手段11bから違反検出情報を受信すると、その交通違反の対象となる走行中の車両A1等に対して、即座に近赤外線を照射するように、照明部102を制御する。
画像取得部13は、カメラ103によって撮像された複数の赤外線画像を取得する。そして、画像取得部13は、違反検出部11の判定手段11bから違反検出情報を受信すると、その交通違反の対象となる走行中の車両A1等に対して照射された近赤外線の反射を含む画像を撮像するようにカメラ103に撮影指令を送信する。そして、画像取得部13は、撮影指令を受けて撮像された交通違反に関係する赤外線画像、あるいは連続的に撮像された動画等の連続撮像画像を、カメラ103から受信する。
選択部14は、画像取得部13において取得された複数の赤外線画像について、交通違反の検出に必要な条件を満たす1枚または複数枚の赤外線画像を選択する。
具体的には、選択部14は、まず、図4に示すように、画像取得部13から受信した複数の赤外線画像と、違反検出情報(交通違反の有無)とに基づいて、交通違反に関連する赤外線画像を選択する。次に、選択部14は、第2記憶部15に保存された選択条件に基づいて、交通違反の証拠画像として最適な赤外線画像をさらに選択する。
ここで、後段にて詳述する第2記憶部15は、交通違反の証拠画像として適した画像の条件を記憶している。例えば、交通違反の種類に対して、赤外線画像に映っていなければならない内容(信号機やナンバープレート等)が対応付けて記憶されていればよい。
なお、選択部14において選択される赤外線画像は、交通違反の種類や赤外線画像の状態等に応じて、1枚であってもよいし複数枚を組み合わせてもよい。
そして、選択部14は、選択された赤外線画像の情報を出力する。なお、選択部14から出力される赤外線画像は、選択された赤外線画像に加えて、残りの非選択の赤外線画像も出力してもよい。
第2記憶部15は、交通違反の検出に必要な画像条件等の情報を保存する。
ここで、第2記憶部15に保存されている交通違反の検出に必要な画像条件とは、例えば、交通違反が信号無視の場合には、信号機と信号無視した車両等が含まれる画像であること等がある。そして、撮像された対象物が鮮明に撮像されており、ナンバープレートの文字認識や運転者の顔認識等に利用できること、等も含まれる。
信号検出部16は、選択部14において選択された赤外線画像に含まれる信号機の領域を検出する。具体的には、信号検出部16は、赤外線画像に含まれる物体の形状等から信号機を検出し、そのうちの発光部分となる複数の領域を配色領域として設定する。そして、信号検出部16は、選択された赤外線画像情報とともに、その画像における信号機の発光部分の領域に関する情報を出力する。
ここで、配色領域は、例えば、車両用の信号機の場合は、横方向または縦方向に並んだ3つの丸形状の領域であり、歩行者用の信号機の場合は、縦方向に並んだ2つの人型の領域である。車両用の信号機の場合、配色領域として矢印で表されることもある。
なお、これらの配色領域は、国や地域によって異なることがあるため、撮像対象の信号機の形状などに合わせて、予め信号機の外形形状や、配色領域の形状を記憶しておいてもよい。
また、カメラ103が固定配置され常に同じ領域が撮像される場合には、信号検出部16は、赤外線画像の中の特定の領域に信号機があることを前提とし、その領域において信号機の検出を行ってもよい。
色判定部17は、信号制御装置104から、選択された赤外線画像に含まれる信号機の制御情報を取得して、当該赤外線画像の撮像時刻(年月日時分秒)から、撮像当時の実際の信号機の発光色を判定する。
信号制御装置104は、例えば、地域の交通管制センターに設置された信号機の中央制御装置として設置されていてもよいし、各信号機周辺に設置された個別の制御装置として設置されていてもよい。また、信号制御装置104が信号機毎に設けられた個別の装置の場合には、信号制御装置104と画像処理装置10とが一体として設けられていてもよい。
具体的には、色判定部17は、図5に示すように、信号検出部16から、選択部14において選択された赤外線画像の情報と、信号領域情報とを取得する。そして、色判定部17は、選択された赤外線画像の撮像時刻に関する情報を信号制御装置104へと送信し、信号制御装置104からその日時における信号機110の制御情報(発光色情報)を取得する。
例えば、赤外線画像の撮像日時が、「2013年11月11日16時20分35秒」であった場合には、信号制御装置104からその時間に対応する信号機の制御情報を取得する。
このとき、信号制御装置104からは、「2013年11月11日16時21分35秒」の周辺の信号機の制御情報が色判定部17へと送信される。
具体的には、上記赤外線画像の撮像日時周辺の信号機の制御情報が以下の場合には、上記撮像時刻が含まれる(c)の情報(信号機の色:赤)が、色判定部17へと送信される。
(a)2013年11月11日16時16分00秒〜16時19分50秒:青
(b)2013年11月11日16時19分50秒〜16時20分00秒:黄
(c)2013年11月11日16時20分00秒〜16時24分00秒:赤
(d)2013年11月11日16時24分00秒〜16時27分50秒:青
その後、色判定部17は、選択された赤外線画像に関する情報、その画像における信号機の領域に関する情報、撮像日時における実際の信号機の色に関する情報を出力する。
なお、本実施形態では、色判定部17における信号機の色判定は、信号制御装置104に対して、選択部14において選択された赤外線画像の撮像時刻情報を送信して、その日時に対応する信号制御情報を受信して実施しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、信号制御装置104から信号制御情報を常時受信して、記憶部等に保存してもよい。
この場合には、色判定部17は、信号検出部16から、選択部14において選択された赤外線画像を受信すると、その赤外線画像の撮像時刻情報と信号制御情報とに基づいて、赤外線画像の撮像時における実際の信号機の色を判定すればよい。
色設定部18は、図6に示すように、色判定部17から、選択された赤外線画像の情報、検出された信号機の領域に関する情報、判定された信号機の色に関する情報を受信して、選択された赤外線画像の信号機の領域C1(図7参照)に対して、配色処理を実施する。
具体的には、色設定部18は、受信した赤外線画像に対して、信号機の領域C1に関する情報に基づいて配色処理を実施する領域を設定するとともに、信号機の色情報に基づいてその領域に配色される色(例えば、赤、黄、青のいずれか1つ)を設定する。
そして、色設定部18は、図6に示すように、信号機の領域C1に配色処理されたカラー画像を、第1記憶部19へ送信して保存させる。また、色設定部18は、信号機の領域C1に配色処理されたカラー画像を、液晶表示ディスプレイ等の表示部20にも出力する。
ここで、色設定部18における配色処理は、図7に示す信号機の領域C1だけを配色処理の対象とする以外に、別の配色処理技術を用いて、車両の領域C2、車両番号の領域C3、運転者の領域C4、背景の領域C5も含めて画像全体を対象としてもよい。あるいは、信号機の領域C1に加えて、例えば、交通違反や交通事故に関係する車両の領域C2、車両番号の領域C3、運転者の顔等の領域C4に限定して、配色処理の対象としてもよい。
なお、上記別の配色処理技術としては、例えば、特開2011−50049P号公報に開示された方法等、公知技術として周知の方法を用いることができる。なお、モノクロの赤外線画像をカラー画像化する技術としては、この方法に限らず、他の公知技術を用いてもよい(上記特許文献2〜6参照)。
第1記憶部19は、色設定部18から、信号機の領域C1が配色処理されたカラー画像を受信して保存する。そして、第1記憶部19に保存されたカラー画像は、警察署等において事後的に交通違反の取締り、交通事故の検証等が実施される際に、取り出されて使用される。
表示部20は、例えば、交通違反の取締りを行う警察署等に設置された液晶表示ディスプレイやPC用のモニタ等である。そして、表示部20は、色設定部18において配色処理が施されたカラー画像を受信して、交通違反に関する情報とともにカラー画像を表示する。
<表示部20における表示態様>
本実施形態の交通管理システム100では、交通違反の取締りを実施する警察署等に設置された表示部20において、以下のような表示態様で、信号機の領域C1に配色処理が施されたカラー画像を含む交通違反に関する各種情報を表示させる。
(信号無視の場合)
交通違反が信号無視の場合には、図8に示すように、表示画面S1において、1つの交通違反に関する情報を1つの画面内に全て表示する。
表示画面S1は、図8に示すように、違反内容表示領域31、特定用画像表示領域32、および人物情報表示領域33という3つの表示領域を有している。
違反内容表示領域31には、違反内容(例えば、赤信号無視)、違反場所、画像の撮影日時が表示されている。本実施形態では、図8に示すように、1枚のカラー画像と2枚のモノクロ画像とを用いて交通違反を立証しているため、カラー画像およびモノクロ画像の元になる赤外線画像が撮像された年月日秒まで記載される。
特定用画像表示領域32には、違反内容表示領域31に表示された違反内容を立証するために信号機の領域C1に配色処理が施されたカラー画像が表示される。本実施形態では、図8に示すように、1枚の違反特定用カラー画像P1、2枚のモノクロの人物特定用画像P2,P3が表示されている。
違反特定用カラー画像P1は、対向車線の信号が赤信号である状態で、交差点内を対象車両が走行している状態を示している。通常、対向車線の信号と対象車両の走行している車線の信号とは、同期して同じ表示になっている。このため、このカラー画像は違反特定用カラー画像P1として、違反の立証が可能と判定され抽出されたものである。
人物特定用画像P2は、違反特定用カラー画像P1において信号無視と判定された違反車両の前面の画像のうち、画像処理によって車両番号(ナンバープレート)の部分を拡大して表示している。この画像によって、違反車両の車両番号を特定することで、予め登録されている車検情報等を参照し、違反車両の所有者の氏名、あるいは使用者(企業)の名称等を特定することができる。
人物特定用画像P3は、違反特定用カラー画像P1において信号無視と判定された違反車両の前面の画像のうち、画像処理によって運転席付近を拡大して表示している。この画像によって、違反車両の運転者、同乗者の顔を特定することで、予め登録されている免許証の顔写真情報等を参照し、違反車両の運転者、同乗者の氏名を特定することができる。
人物情報表示領域33には、特定用画像表示領域32に表示された人物特定用画像P2,P3を用いて特定された人物(運転者、所有者、使用者等)に関する情報を表示する。例えば、表示される運転者情報としては、運転者の氏名、住所、免許証番号、違反の履歴、減点数等のデータが含まれる。
ここで、本実施形態の交通管理システム100では、上述したように、画像取得部13から受信した大量の赤外線画像の中から交通違反の検出に最適な画像に対して選択的に信号機の領域の配色処理を実施している。
これにより、全ての赤外線画像の信号機の領域に配色処理を施す場合と比較して、配色処理に要するデータ処理の負担を大幅に低減することができる。
そして、最終的に、カラー画像が保存される第1記憶部19は、全ての赤外線画像に配色処理が施されたカラー画像を保存する場合と比較して、記憶容量を大幅に削減することができる。
また、本実施形態では、選択された赤外線画像に含まれる信号機の領域C1に絞って配色処理を実施するため、さらに効果的にデータ処理量を低減しつつ、第1記憶部19の記憶容量の増大を回避することができる。
<本実施形態の配色処理フロー>
本実施形態の交通管理システム100では、画像処理装置10において、図9に示すフローチャートに従って、カメラ103によって取得した赤外線画像の中から、交通違反や交通事故の検出、車両の特定等に必要な条件を満たす赤外線画像を選択して配色処理を行う。
具体的には、図9に示すように、まず、ステップS11において、センサ101において、例えば、信号無視等の交通違反速の車両を検出する。そして、センサ101は、違反検知情報を、画像処理装置10の違反検出部11へと送信する。
次に、ステップS12において、違反検出部11において、DB11aに保存された各種条件等を参照して、交通違反の検出の有無について判定を行う。
ここで、交通違反の発生有りと判定した場合には、ステップS13へと進む。一方、交通違反の発生無しと判定した場合には、再び、ステップS11へと戻る。
次に、ステップS13において、違反検出部11から違反検出情報を受信した照明制御部12が照明部102に照明指令を出す。
次に、ステップS14において、照明制御部12から照明指令を受信した照明部102は、違反車両に対して近赤外線を照射する。
次に、ステップS15において、照明部102から近赤外線が照射されるタイミングに同期して、カメラ103が違反車両を含む赤外線画像を1または複数取得する。
次に、ステップS16において、カメラ103において撮像され画像取得部13において取得された複数の赤外線画像の中から、選択部14が、第2記憶部15に保存された交通違反の立証に必要な条件等を参照して、配色処理の対等となる赤外線画像を1または複数枚選択する。
次に、ステップS17において、ステップS16において選択された赤外線画像における信号機の領域C1(図7参照)を検出する。ここで、信号機の領域C1の検出は、赤外線画像に含まれる物体の形状等から信号機を検出し、そのうちの発光部分となる3つあるいは2つの領域を配色領域として設定すればよい。
次に、ステップS18において、選択部14において選択された赤外線画像の撮像日時と、信号制御装置104から受信した信号機の制御情報とに基づいて、撮像日時(分秒)における実際の信号機の色の情報を設定する。
次に、ステップS19において、ステップS17において設定された信号機の発光部分の領域C1に対して、ステップS18において設定された色の情報を反映させるように配色処理を実施する。
次に、ステップS20において、色設定部18において生成されたカラー画像を、第1記憶部19に保存する。そして、警察署等において交通違反の取締り、交通事故の検証等を実施する際には、警察署等に設置された表示部20に対して、カラー画像を出力する。
本実施形態の交通管理システム100では、以上のように、交通違反の取締りや交通事故の検証を実施する警察署等において、連続的あるいは断続的に撮像された複数の赤外線画像の中から、交通違反の内容や違反車両、運転者等を特定するための証拠となる重要な画像を選択する。そして、選択された1または複数の赤外線画像に含まれる信号機の領域に配色処理を施したカラー画像を形成する。
これにより、交通違反の取締りや交通事故の検証を実施する際に重要な情報となる信号機の色を、正確に再現した画像を得ることができる。よって、交通違反の有無の特定や交通事故における状況把握を効率よく実施することができる。
また、必要最小限の赤外線画像を抽出して、そこに含まれる信号機の領域だけに配色処理を実施するため、カメラ103によって取得された全ての赤外線画像の信号機の領域に配色処理を実施する場合と比較して、データ処理量を大幅に低減することができる。
さらに、配色処理が施される選択済みの赤外線画像においても、交通違反等の特定に重要な信号機の領域だけに配色処理を実施することで、データ処理量をさらに低減しつつ、交通違反の取締り効率を向上させることができる。
(実施形態2)
本実施形態に係る交通管理システム200および画像処理装置210について、図10を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態の交通管理システム200では、センサではなく、カメラ103によって撮像された赤外線画像を用いて交通違反の検出を行う点で、上記実施形態1とは異なっている。その他の構成については、上記実施形態1で説明した構成と同一の機能を有することから、ここでは同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の交通管理システム200では、照明部102による近赤外線の照射、カメラ103による撮像は連続的に行われる。
そして、画像取得部13は、カメラ103において連続的に撮像された赤外線画像を受信して、違反検出部11および選択部14へと送信する。
違反検出部11では、赤外線画像に含まれる車両の交通違反の有無について判定を行い、判定結果を選択部14へと送信する。
なお、違反検出部11における違反検出は、上記実施形態1と同様に、DB11aに保存された各種条件を参照して、判定手段11bによって行われる。
選択部14は、違反検出部11から交通違反の検出有りとの判定結果を受信した場合に、その交通違反の検出時に使用された赤外線画像のうち、交通違反の立証に必要な条件を満たす赤外線画像を選択し、信号検出部16へと送信する。
なお、選択部14における交通違反の立証に必要な条件は、上記実施形態1と同様に、第2記憶部15に保存されている。
信号検出部16は、選択部14において選択された赤外線画像に含まれる信号機の領域を検出する。そして、信号検出部16は、選択された赤外線画像情報とともに、その画像における信号機の発光部分の領域に関する情報を出力する。
色判定部17は、信号制御装置104から、選択された赤外線画像に含まれる信号機の制御情報を取得して、当該赤外線画像の撮像時刻(年月日時分秒)から、撮像当時の実際の信号機の発光色を判定する。
色設定部18では、選択部14において選択された赤外線画像の信号機の領域に対して配色処理を実施して、カラー画像を生成する。そして、色設定部18は、生成したカラー画像を第1記憶部19に保存するとともに、表示部20へ出力する。
本実施形態の交通管理システム200によれば、交通違反を検出するためのセンサ等を用いることなく、交通違反の取締りや交通事故の検証等を実施する際に、当時の信号機の色を正確に反映させたカラー画像を得ることができるという、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、違反検出部11において信号機の色を検出する必要がある場合には、色判定部17および第1記憶部19における信号機の色の判定と同様の検出方法を用いてもよい。
また、必要最小限の赤外線画像だけを抽出して、配色処理を実施するため、カメラ103によって取得された全ての赤外線画像に配色処理を実施する場合と比較して、データ処理量を大幅に低減することができるという効果も奏する。
さらに、配色処理が施される選択済みの赤外線画像においても、交通違反の特定等に重要な信号機の色を反映させるために信号機の領域だけに配色処理を実施することで、データ処理量をさらに低減しつつ、交通違反の取締り等の効率を向上させることができる。
(実施形態3)
本実施形態に係る交通管理システム300および画像処理装置310について、図11を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態の交通管理システム300では、カメラ103によって連続的に撮像された赤外線画像のデータを、一旦、全て保存する第3記憶部21を備えている点で、上記実施形態1,2とは異なっている。
また、本実施形態では、センサではなく、カメラ103によって撮像された赤外線画像を用いて交通違反の検出を行う点で、上記実施形態2と共通である。
その他の構成については、上記実施形態1,2で説明した構成と同一の機能を有することから、ここでは同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の交通管理システム300では、上記実施形態2と同様に、照明部102による近赤外線の照射、カメラ103による撮像は連続的に行われる。
そして、画像取得部13は、カメラ103において連続的に撮像された赤外線画像を受信して、全ての赤外線画像を一旦保存する第3記憶部21へと送信する。
違反検出部11では、警察署等において交通違反の取締りを実施する際に、第3記憶部21から連続的に取得された赤外線画像を用いて、事後的に、車両の交通違反の有無について判定を行い、判定結果を選択部14へと送信する。
なお、このとき、第3記憶部21に保存された赤外線画像は、選択部14へも送信される。
ここで、違反検出部11における違反検出は、上記実施形態1,2と同様に、DB11aに保存された各種条件を参照して、判定手段11bによって行われる。
選択部14は、違反検出部11から交通違反の検出有りとの判定結果を受信した場合に、その交通違反の検出時に使用された赤外線画像のうち、交通違反の立証に必要な条件を満たす赤外線画像を選択し、信号検出部16へと送信する。
なお、選択部14における交通違反の立証に必要な条件は、上記実施形態1,2と同様に、第2記憶部15に保存されている。
信号検出部16は、選択部14において選択された赤外線画像に含まれる信号機の領域を検出する。そして、信号検出部16は、選択された赤外線画像情報とともに、その画像における信号機の発光部分の領域に関する情報を出力する。
色判定部17は、信号制御装置104から、選択された赤外線画像に含まれる信号機の制御情報を取得して、当該赤外線画像の撮像時刻(年月日時分秒)から、撮像当時の実際の信号機の発光色を判定する。
色設定部18は、選択部14において選択された赤外線画像の信号機の領域に対して配色処理を実施して、カラー画像を生成する。そして、色設定部18は、生成したカラー画像を第1記憶部19に保存するとともに、表示部20へ出力する。
本実施形態の交通管理システム300によれば、交通違反を検出するためのセンサ等を用いることなく、交通違反の取締りや交通事故の検証等を実施する際に、当時の信号機の色を正確に反映させたカラー画像を得ることができるという、上記実施形態1,2と同様の効果を得ることができる。
また、必要最小限の赤外線画像だけを抽出して、配色処理を実施するため、カメラ103によって取得された全ての赤外線画像に配色処理を実施する場合と比較して、データ処理量を大幅に低減することができるという効果も奏する。
さらに、配色処理が施される選択済みの赤外線画像においても、交通違反の特定等に重要な信号機の色を反映させるために信号機の領域だけに配色処理を実施することで、データ処理量をさらに低減しつつ、交通違反の取締り効率を向上させることができる。
(実施形態4)
本実施形態に係る交通管理システム400および画像処理装置410について、図12を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態の交通管理システム400では、センサ101を用いて交通違反の検出を行う点で、上記実施形態1と共通している。そして、カメラ103によって連続的に撮像された赤外線画像のデータを、一旦、全て保存する第3記憶部21を備えている点で、上記実施形態1,2とは異なり、上記実施形態3と共通している。
その他の構成については、上記実施形態1〜3で説明した構成と同一の機能を有することから、ここでは同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の交通管理システム400では、センサ101によって交通違反の有無を検出する。
照明部102による近赤外線の照射およびカメラ103による赤外線画像の撮像は、上記実施形態2,3と同様に、連続的に行われる。
画像取得部13は、違反検出部11における交通違反の検出の有無に関わらず、カメラ103において連続的に撮像された赤外線画像を受信して、全ての赤外線画像を一旦保存する第3記憶部21へと送信する。
違反検出部11では、警察署等において事後的に交通違反の取締りを実施する際に、センサ101において交通違反が検出された時間等を参照して第3記憶部21から連続的に取得された赤外線画像の一部を用いて、車両の交通違反の有無について判定を行い、判定結果を選択部14へと送信する。
なお、このとき、第3記憶部21に保存された赤外線画像は、選択部14へも送信される。
ここで、違反検出部11における違反検出は、上記実施形態1〜3と同様に、DB11aに保存された各種条件を参照して、判定手段11bによって行われる。
選択部14では、違反検出部11から交通違反の検出有りとの判定結果を受信した場合に、その交通違反の検出時に使用された赤外線画像のうち、交通違反の立証に必要な条件を満たす赤外線画像を選択し、信号検出部16へと送信する。
なお、選択部14における交通違反の立証に必要な条件は、上記実施形態1〜3と同様に、第2記憶部15に保存されている。
信号検出部16は、選択部14において選択された赤外線画像に含まれる信号機の領域を検出する。そして、信号検出部16は、選択された赤外線画像情報とともに、その画像における信号機の発光部分の領域に関する情報を出力する。
色判定部17は、信号制御装置104から、選択された赤外線画像に含まれる信号機の制御情報を取得して、当該赤外線画像の撮像時刻(年月日時分秒)から、撮像当時の実際の信号機の発光色を判定する。
色設定部18は、選択部14において選択された赤外線画像の信号機の領域に対して配色処理を実施して、カラー画像を生成する。そして、色設定部18は、生成したカラー画像を第1記憶部19に保存するとともに、表示部20へ出力する。
本実施形態の交通管理システム400では、交通違反を検出するためのセンサ等を用いて交通違反の発生の有無をリアルタイムで検出することができる。そして、事後的に交通違反の取締りや交通事故の検証等を実施する際には、このセンサ101によって交通違反が検出された時間帯に撮像された複数の赤外線画像や赤外線動画の中から、最も交通違反の立証に適した赤外線画像等を取り出して、配色処理を実施する。
これにより、交通違反を検出するためのセンサ等を用いることなく、交通違反の取締りを実施する際に、当時の信号機の色を正確に反映させたカラー画像を得ることができるという、上記実施形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
また、必要最小限の赤外線画像だけを抽出して、配色処理を実施するため、カメラ103によって取得された全ての赤外線画像に配色処理を実施する場合と比較して、データ処理量を大幅に低減することができるという効果も奏する。
さらに、配色処理が施される選択済みの赤外線画像においても、交通違反の特定等に重要な信号機の色を反映させるために信号機の領域だけに配色処理を実施することで、データ処理量をさらに低減しつつ、交通違反の取締り等の効率を向上させることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
本発明の他の実施形態に係る交通管理システム500および画像処理装置510は、例えば、図13に示すような構成であってもよい。
具体的には、交通管理システム500は、図13に示すように、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークNによって外部の交通違反取締装置(カメラ103)に接続される。また、交通管理システム500は、記憶装置160に接続される。
交通管理システム500は、コンピュータ端末により構成され、CPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)151、出力部152、通信部153、入力部154、および画像処理装置510等を備えている。
CPU150は、各種の演算処理等を実行するとともに、RAM151に読み込まれて展開される所定の制御プログラムを実行する。この制御プログラムにより、交通管理システム500に含まれる各構成の機能が実行される。
RAM151は、SRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)等のメモリ素子によって構成され、CPU150の処理過程で発生したデータ等の記憶を行う。
出力部152は、画像および音声等のアナログ信号またはデジタル信号を伝送するケーブルなどを接続する接続端子を有している。そして、出力部152は、これらのケーブルを介して、上述した各実施形態の表示部20に接続されている。出力部152は、表示制御手段(図示せず)の指令に応じて記憶装置160から読み出された各種の情報を画像信号に変換し、ケーブルを介して表示部20へ出力する。
通信部153は、通信ケーブルを接続するための接続端子あるいは無線通信インターフェースを有し、ネットワークNに接続される。通信部153は、ネットワークNに接続された交通違反取締装置(センサ101、カメラ103等)との間でデータの送受信を行う。
入力部154は、(マウス、キーボード、画面上で操作するタッチパネル等)により構成される。入力部154は、ユーザの操作による情報の入力およびメニューの選択等を受け付けて、受け付けた操作内容をCPU150へ通知する。
記憶装置160は、半導体メモリ、磁気記録媒体、光記録媒体等によって構成される。なお、上述した各実施形態の第1記憶部19、第2記憶部15、第3記憶部21は、この記憶装置160に含まれるものであってもよいし、別途接続された大容量記憶装置であってもよい。また、記憶装置160はネットワークを介して交通管理システム500に接続されていてもよい。
(B)
上記実施形態では、交通違反の発生を検知した後、交通違反の立証に関係する赤外線画像を選択して、その画像に対して信号機の領域に配色処理を実施する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、交通違反の発生の有無に関わらず、連続的あるいは断続的に撮像された全ての赤外線画像の信号機の領域に配色処理を実施してもよい。つまり、上述した各実施形態1〜4の選択部14を持たない構成であってもよい。
この場合には、取得された赤外線画像の全てに配色処理が実施されるため、全ての赤外線画像に含まれる信号機の撮像当時の実際の色を再現したカラー画像を得ることができる。
ここで、本実施形態では、配色処理の対象領域が信号機の領域に限定されている。このため、取得した全ての赤外線画像に配色処理を実施した場合でも、データ処理量の増大も最小限に抑えることができる。
(C)
上記実施形態では、画像処理装置10が、交通違反の有無を検出する違反検出部11を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の適用範囲としては、交通違反の発生は必須ではないため、違反検出部を持たない画像処理装置およびこれを備えた交通管理システムであってもよい。
この場合には、交通事故発生時における信号機の色を正確に再現した画像を得ることで、交通事故の検証に有効に活用することができる。
(D)
上記実施形態では、交通違反の検出時には、赤外線の照射タイミングに合わせてカメラ103によって複数の赤外線画像を取得する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、動画撮影時のように、連続的に交差点内の状況を撮像した複数の赤外線画像をカメラによって取得してもよい。
この場合には、交通違反とは直接関係のない赤外線画像が大量に取得されることになる。このため、本発明の適用時には、全ての赤外線画像に配色処理を実施する場合と比較して、データ処理量の低減効果もより大きくなり、第1記憶部19の記憶容量の増大も抑制できるという点で、より好ましい。
(E)
上記実施形態では、カメラ103によって走行車両の正面から撮像された赤外線画像を用いて、交通違反の内容、違反車両、運転者等の人物を特定するために必要な条件を満たす赤外線画像を選択して信号機の領域に配色処理を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、走行車両の後部を撮像する方向にカメラを設置して取得された赤外線画像を用いて、交通違反の内容、違反車両、違反車両の所有者を特定するために必要な条件を満たす赤外線画像を選択してもよい。
この場合には、違反車両の運転者は画像から特定できないため、違反車両の車両番号等から所有者を特定すればよい。
また、走行車両の後部を撮像する方向にカメラを設置した場合には、信号機110の正面と違反車両とが1枚の画像中に含まれるように撮像することができる。この場合には、この1枚の画像から、信号無視の違反車両とその所有者とを特定することができる可能性がある。
よって、運転者の特定が交通違反として認定するための必須条件でない場合には、走行車両の後部を撮像する方向にカメラを設置してもよい。
(F)
上記実施形態では、交通管理システム100,200,300,400が、液晶ディスプレイ等の表示部20を含む構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、液晶ディスプレイ等の表示部を含まないシステムとして、本発明の交通管理システムおよび画像処理装置を構成してもよい。
この場合には、外部装置として、液晶ディスプレイ等の表示手段を用いることで、簡素な構成により効率よく交通違反の取締りを実施することができるという、上記と同様の効果を得ることができる。
(G)
上記実施形態では、図2に示すように、1車線に対して1つのセンサ101やカメラ103等を設置して、交通違反の検出と赤外線画像の取得を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、複数の車線に対して1台のセンサやカメラを設置して、違反内容等を特定するための画像を取得してもよい。
この場合には、複数の車線をカバーする視野範囲および解像度を持つカメラを設置することで、複数車線を走行する対象車両の中から違反車両を効果的に検出することができる。よって、システムの構成をより簡素化することができる。
さらに、カメラの撮影方向は、道路の走行方向に沿った方向に限定されるものではない。
例えば、交差点の曲がり角の部分に設けられた支柱等にカメラを設置して交差点全体を撮影し、その画像を用いて、交通違反の内容、違反車両、違反車両の運転者や所有者等を特定してもよい。
あるいは、交差点の曲がり角の部分に設けられた信号機の支柱にカメラを設置して交差点全体を撮影し、その画像を用いて、交通違反の内容、違反車両、違反車両の運転者や所有者等を特定してもよい。
この場合には、カメラが交差点の全体を撮影できるため、右左折の禁止違反を犯した違反車両とその運転者等とを特定することができる可能性がある。
(H)
上記実施形態では、本システムにおいて検出・管理される交通違反の例として、主に、信号無視を例として挙げて詳細に説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本システムにおいては、上記実施形態において例示した交通違反以外にも、センサやカメラ等で検出可能な交通違反や交通事故であって、各国で定められた法律等で規定された各種交通違反や交通事故の検出・管理が可能である。
(I)
上記実施形態では、交通違反の取締りを実施する場所としてために、センサ101やカメラ103、信号制御装置104等を交差点に設置した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、赤信号無視の取締りを実施する場合には、見通しがよく走行速度が上がりやすい直進道路等にセンサやカメラ等を設置してもよい。
その他の交通違反についても同様に、その交通違反が発生しやすい条件の道路の周辺に、センサやカメラ等を設置することで、取り締まりの効率を向上させることができる。
(J)
上記実施形態では、車両の交通違反の取締りを行う交通管理システムに対して、本発明を適用する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、自転車や歩行者の交通違反を取り締まるための交通管理システムに対して、本発明が適用されてもよい。
この場合でも、上記各実施形態と同様に、交通違反の検出時や交通事故発生時における信号機の色を正確に再現することにより、自転車や歩行者による赤信号無視等の交通違反を効率よく取り締まることができる。
(K)
上記実施形態では、車両の交通違反の取締りを行う交通管理システムに対して、本発明を適用する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明の画像処理装置は、交通違反の取締りの際に用いられる以外に、交通事故発生時における信号機の色を正確に再現したカラー画像を形成してもよい。
この場合でも、交通事故が発生した時間の信号機の色の情報を正確に再現することができるため、交通事故の検証を効果的に実施することができる。
(L)
上記実施形態では、カメラによって撮像された複数の赤外線画像の中から、所定の条件を満たす1または複数の赤外線画像を選択して配色処理を実施する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、カメラによって動画撮影をしている場合には、所定の条件を満たす動画の一部だけを切り取って、この一部の動画を構成する複数の赤外線画像を選択して配色処理を実施してもよい。
この場合には、例えば、交通違反や交通事故の検出に関係する動画の一部を信号機の色が正確に再現されたカラー画像として生成することができるため、交通違反の取締りや交通事故の検証を効果的に実施することができる。
本発明の画像処理装置は、信号機周辺の撮像画像に含まれる信号機の色を正確に再現することができるという効果を奏することから、モノクロ画像を取得する各種装置に対して広く適用可能である。
10 画像処理装置
11 違反検出部
11a DB
11b 判定手段
12 照明制御部
13 画像取得部
14 選択部
15 第2記憶部
16 信号検出部
17 色判定部
18 色設定部
19 第1記憶部
20 表示部
21 第3記憶部
31 違反内容表示領域
32 特定用画像表示領域
33 人物情報表示領域
100 交通管理システム
101 センサ
102 照明部
103 カメラ(撮像装置)
104 信号制御装置
110 信号機
111 支柱
150 CPU(Central Processing Unit)
151 RAM(Random Access Memory)
152 出力部
153 通信部
154 入力部
160 記憶装置
200 交通管理システム
210 画像処理装置
300 交通管理システム
310 画像処理装置
400 交通管理システム
410 画像処理装置
500 交通管理システム
510 画像処理装置
A1,A2 車両
C1 信号機の領域
C2,C3,C4 領域(非配色領域)
P1 違反特定用カラー画像
P2,P3 人物特定用画像
S1 画面

Claims (15)

  1. 信号機の周辺を撮像する撮像装置からモノクロ画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部において取得されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域を検出する信号検出部と、
    前記信号機を制御する信号制御装置から前記信号機の制御情報を取得して、当該制御情報に基づいて前記モノクロ画像の撮像時刻に対応する信号機の色を決定する色判定部と、
    前記信号検出部において検出された前記モノクロ画像に含まれる前記信号機の領域に、前記色判定部において決定された前記信号機の色になるように配色処理を行い、前記信号機の領域がカラー化された画像を出力する色設定部と、
    を備えている画像処理装置。
  2. 前記画像取得部において取得された複数のモノクロ画像の中から、所定の条件に基づいて、前記色設定部において配色処理が施される対象となる前記モノクロ画像を選択する選択部を、さらに備えている、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記モノクロ画像に含まれる車両の交通違反の有無を検出する違反検出部を、さらに備えており、
    前記違反検出部において前記モノクロ画像に交通違反の取締りの対象となる違反車両が含まれると検出された場合に、
    前記色設定部は、前記選択部において選択された前記モノクロ画像に含まれる前記信号機の領域に対して配色処理を行う、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記違反検出部は、交通違反の取締りの対象となる前記車両の状態を検出するセンサである、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記違反検出部は、交通違反の取締りの対象となる前記車両を撮像する撮像装置である、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記モノクロ画像に交通事故に関係する車両や歩行者が含まれる場合に、
    前記色設定部は、前記選択部において選択された前記モノクロ画像に含まれる前記信号機の領域に対して配色処理を行う、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記選択部は、前記モノクロ画像に映り込んだ対象物、対象者、内容、鮮明さに基づいて、交通違反または交通事故の特定に必要な条件を満たすモノクロ画像を選択する、
    請求項2から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記色設定部において前記信号機の領域に配色処理が施された前記カラー化された画像、あるいは、前記色設定部において配色処理が施される前記モノクロ画像と前記色判定部において決定された色情報とを関連付けて保存する第1記憶部を、
    さらに備えている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記選択部における前記モノクロ画像の選択条件を記憶した第2記憶部を、
    さらに備えている、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  10. 前記信号制御装置は、前記信号機の近傍に設置されており、
    前記色判定部は、前記信号制御装置から無線あるいは有線を介して前記信号機の制御情報を取得する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記信号制御装置は、前記信号機が設置された地域を含む複数の信号機の制御を行う制御管理室に設置されており、
    前記色判定部は、前記信号制御装置から無線あるいは有線を介して前記信号機の制御情報を取得する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記撮像装置は、交差点に設置された前記信号機の周辺に設置されている、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記モノクロ画像には、赤外線画像が含まれる、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    被写体に対して赤外光を照射する照明部と、
    前記被写体に対して照射された赤外光の反射光を撮像する撮像装置と、
    を備えた交通管理システム。
  15. 信号機の周辺を撮像する撮像装置からモノクロ画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得されたモノクロ画像に含まれる信号機の領域を検出する信号検出ステップと、
    前記信号機を制御する信号制御装置から前記信号機の制御情報を取得して、当該制御情報に基づいて前記モノクロ画像の撮像時刻に対応する信号機の色を決定する色判定ステップと、
    前記信号検出ステップにおいて検出された前記モノクロ画像に含まれる前記信号機の領域に、前記色判定ステップにおいて決定された前記信号機の色になるように配色処理を行い、前記信号機の領域がカラー化された画像を出力する色設定ステップと、
    を備えた画像処理方法。
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