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JP6418828B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description

本発明は、撮像装置に関する。例えば、光学フィルタを光路上に挿抜させる駆動手段を備えた撮像装置に関する。
従来からの光路上に光学フィルタを挿抜させる駆動手段を備えた撮像装置が知られている。
このような撮像装置において、衝撃や振動が加わった時に、光学フィルタの挿抜状態が意図せずに切り替わる場合がある。このような場合に、光学フィルタの挿抜状態を制御する技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の装置は、光学装置に衝撃検出手段を備え、衝撃検出手段により装置にかかる衝撃を検出し、検出された衝撃値情報に基づいて光学素子を初期位置に復帰させる制御を行っている。
特開2001−228500
しかしながら、上述の特許文献で開示された従来技術では、衝撃検出手段を設置するスペースが必要となるので装置の小型化の妨げとなる場合や、光学フィルタの挿抜状態を適切に検出できない場合が有る。
本発明はかかる問題を解決することを目的とし、小型化を妨げずに、光学フィルタの挿抜状態を適切に検出できる撮像装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段を用いて被写体を撮像する撮像装置であって、光学フィルタと、撮像光学系の光路に前記光学フィルタを挿抜する挿抜手段と、前記挿抜手段による前記光学フィルタの挿抜状態を記憶する記憶手段と、前記撮像手段を用いて撮像した画像から画像情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した画像情報の時間変化を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段に記憶された挿抜状態になるように前記挿抜手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、上述の制御とすることで、光学フィルタの挿抜状態を検出するためのスペースやコストを抑え、適切に光学フィルタの所定の挿抜状態に復帰可能となる。
本発明の実施例を示す分解斜視図である。 本発明の実施例を示す断面図である。 本発明の実施例を示す説明図である。 本発明の実施例を示す説明図である。 本発明の実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る監視システムのシステム構成図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例に過ぎず、本発明は、図示された構成に限定されるものではない。
(実施例1)
以下に、本発明における撮像装置の撮像光学系の一例としてのレンズ鏡筒の構造を図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例の撮像装置のレンズ鏡筒部を示す分解斜視図であり、図2はWIDE無限状態を示す断面図である。同図に於いて20は1群鏡筒、1は前部鏡筒、2は2群鏡筒、3は3群鏡筒、4は4群鏡筒、5は撮像素子保持枠、6は後部鏡筒である。7はフォーカスセンサ、8は光量調節装置、9はズーム駆動モータ、10はズームラック、11はズームセンサ、12はフォーカス駆動モータである。13はフォーカスラック、14はビス、15はフォーカスラックバネ、16はズームラックバネ、17は第1のガイドバー、18はフィルタ枠である。22はレンズフレキ、23は赤外カットフィルタ、27は第2のガイドバー、28は第3のガイドバーである。21は第2の3群鏡筒、24はフィルタ枠駆動モータである。本実施例において、赤外カットフィルタは光学フィルタの一例である。
尚、ズーム駆動モータ9及びフォーカス駆動モータ12はステッピングモータである。
図1及び図2を用いてレンズ鏡筒の全体構成を説明する。
1群鏡筒20はレンズ保持部を備えており第1レンズ群31を接着または熱カシメにより固定保持し、前部鏡筒1にビス14により取り付けられる。
4群鏡筒4は第4レンズ群34を保持し、フォーカスラック13及びフォーカスラックバネ15が取り付けられている。スリーブ部4a及びU溝部4cがそれぞれ1群鏡筒1と後部鏡筒6及び3群鏡筒3と後部鏡筒6により支持された第1のガイドバー17と第3のガイドバー28によりガイドされている。該ガイドにより4群鏡筒4は光軸に平行な方向以外への移動を規制される。また、後部鏡筒6にビス14により取り付けられたフォーカス駆動モータ12のシャフトにフォーカスラック13が螺合している。以上の構成により、4群鏡筒4はフォーカス駆動モータ12の駆動により4群鏡筒4は光軸方向へ移動しフォーカシングを行う。この時、後部鏡筒6に取り付けられたフォーカスセンサ7により2群鏡筒2のリセット原点位置の規定がされる。
2群鏡筒2は第2レンズ群32を保持しており、ズームスラック10及びズームラックバネ16が取り付けられている。スリーブ部2a及びU溝部2cが第1のガイドバー17及び第2のガイドバー27によりガイドされて光軸以外の方向への移動を規制されており、ズーム駆動モータ9に駆動され光軸方向へ移動する。また、後部鏡筒6にビス14により取り付けられたズーム駆動モータ19のシャフトにズームラック10が螺合している。ズームセンサ11は2群鏡筒2のリセット原点位置を検出するセンサであり、この信号により2群鏡筒2の移動量を決定し、2群鏡筒2の移動によりズームを行う。
尚、第1のガイドバー17は1群鏡筒1と後部鏡筒6に、第2のガイドバー27は1群鏡筒1と3群鏡筒3とに両端を保持されている。
3群鏡筒3は第3レンズ群33と第2の第3レンズ群35を保持した第2の3群鏡筒21を保持しており、後部鏡筒6に保持されている。
光量調節装置8は3群鏡筒3に固定されており、内蔵している羽根を移動することにより光軸上の開口径を調節し、撮像素子に進入する光量を調節している。
レンズフレキ22は、フォーカス駆動モータ12、ズーム駆動モータ19、光量調節装置8、フォーカスセンサ7、ズームセンサ11への信号及び電流の入力を行う。
撮像素子保持枠5のセンサ取り付け面5fには撮像素子を有するユニットが取り付く。
図3は、赤外カットフィルタ23を保持したフィルタ枠18まわりの構造を示す図であり、撮像素子保持枠を不図示とした状態の図である。図3(a)は赤外カットフィルタ23が光路上に挿入された状態、図3(b)は赤外カットフィルタ23が光路上から抜去された状態を示す。
フィルタ枠18は赤外カットフィルタ23が取り付けられた開口部18aと素通しの開口部18bとを有している。
フィルタ枠18からガイドピン18aが突出しており、後部鏡筒6に設けられたガイド溝6aにガイドされている。また、フィルタ枠18の穴18cはフィルタ枠駆動モータ24のレバー24aから突出しているピンにガタを保ちながら嵌っている。
フィルタ枠駆動モータ24は、後部鏡筒6に取り付けられてレンズフレキ22により給電されレバー部24aがレバー軸24b中心に所定の角度分だけ回動される。
フィルタ枠駆動モータ24のレバー部24aが回動するとフィルタ枠18は後部鏡筒6のガイド溝6aにガイドされてガイド溝6aに沿った方向に移動して赤外カットフィルタ23を光路上に挿入及び光路上から抜去させる構造である。
被写体の色再現性を優先する場合は、撮像素子に赤外光が入射するのを防ぐために光路上に赤外カットフィルタ23を挿入する。また、被写体照度を優先する場合は撮像素子に赤外光も取り込む為に光路上から赤外カットフィルタ23を抜去した状態に切り替える等の動作を行う。つまり、この切り替えを行うことで、多くの被写体の状況に応じた撮影が可能となる。
この場合、厚さを有し屈折率が空気とは異なる光学素子である赤外カットフィルタ23を光路上に挿入及び抜去するのでピント位置変化が生じるので、その補正の為、フォーカス群の4群鏡筒4を所定量移動させピント補正制御を行うようにしてもよい。また、ピント位置が変化しないように、空洞ではなく、赤外線を透過するガラス等を用いてもよい。
図4は、本実施例のカメラの設置状態を示す図である。
上述のレンズ鏡筒を覆う外装部41は取り付け軸42を有し、天井43などに設置される。
この状態で、天井方向からは天井が有るので強い衝撃が加わる可能性は低く、フィルタ枠18が切り替わる程度の衝撃は天井と反対方向のみから加わる場合が多い。
図5は、本発明の実施例のカメラ装置100のブロック図で有る。
本図において、51はズームレンズ群、52はフォーカスレンズ群、23は赤外カットフィルタ、54はズームモータ、55はフォーカスモータ、24はフィルタ枠駆動モータ、57は撮像素子、58は撮像素子制御回路、59は映像信号処理回路。
60は映像信号出力回路、61はズームモータ制御回路、62はフォーカスモータ制御回路、63は赤外カットフィルタ制御回路、65はカメラ制御回路、66はメモリ、67は操作スイッチで有る。また、70は不図示のPC等の外部装置と通信を行う通信部である。
通信部70は、各ブロックの制御コマンドを外部装置に対して送信または受信する。通信部70において、通信する内容(データ等)は、適切なパケット処理を行いメモリ66や通信部70等に設けられたバッファに一次的に記憶される。
ズームモータ54はズームモータ制御回路61の制御信号によりズームレンズ群51を、フォーカスモータ55はフォーカスモータ制御回路62の制御信号によりフォーカスレンズ群52をそれぞれ光軸方向へ駆動しズーム及びフォーカスを行う。
フィルタ枠駆動モータ24は赤外カットフィルタ制御回路63からの制御信号により赤外カットフィルタ23を光路中に挿入及び抜去する。
撮像に寄与する入射光はズームレンズ群51及びフォーカスレンズ群52を通過した後に赤外カットフィルタ23が光路上に有る時は赤外カットフィルタ23を通過し、光路上に無い場合は素通し部を通過した後、撮像素子57に入射する。
撮像素子57に入射した光は、映像信号処理回路59で信号処理されてカラー信号もしくは白黒信号が映像信号として映像信号出力回路60より出力される。なお、撮像素子57、撮像素子制御回路58、映像信号処理回路59、映像信号出力回路60は夫々後述するカメラ制御回路65によって制御される。また、映像信号出力回路60から出力された信号は通信部70から外部装置へ必要に応じて送信される。
映像信号処理回路59は、撮像素子制御回路58より入力される信号から画像情報を取得する。取得する画像情報には、輝度情報、色情報、コントラスト信号、ピント情報、顔等の人物検出結果、物体検出結果、被写体光源情報等が含まれる。そして、カメラ制御回路65は、映像信号処理回路59からの各種画像情報を受け取り、ズームモータ制御回路61、フォーカスモータ制御回路62及び赤外カットフィルタ制御回路63に制御信号等を出力する。なお、カメラ制御回路65は、CPU(Central Processing Unit)により構成される。そして、カメラ制御回路65は、後述するメモリ66等に記憶されたプログラムを実行する。
メモリ66はカメラ制御回路65を通じて、ズームレンズ群51の位置情、フォーカスレンズ群52及び赤外カットフィルタ23それぞれの制御状態を記憶する。
操作スイッチ67は、ユーザーがカメラの操作を行うスイッチで有る。ユーザー操作によりデイモードとナイトモードの選択が行われる。デイモードとは光路上に赤外カットフィルタ等を挿入して撮像素子に赤外光が入らないようにして被写体の色再現性を重視した撮影画像を得るモードで有る。ナイトモードとは光路上から赤外カットフィルタ等を抜去して撮像素子により多くの波長光を入射させ被写体照度を重視した撮影画像を得るモードで有る。なお、操作スイッチ67はトグルスイッチ等の入力手段のみではなく、ユーザーインターフェイス等の表示部を伴うものでもよい。また、ナイトモードの際には不図示の赤外照明を用いてもよい。
ここで、図9を参照して本実施例に係るネットワーク構成について説明する。より詳細には、図9は、本実施例に係る監視システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施例における監視システムにおいて、カメラ装置100と外部装置200とは、IPネットワーク網150を介して(ネットワーク経由で)相互に通信可能な状態で接続される。これにより、カメラ装置100は、画像データをIPネットワーク網150経由で外部装置200に配信することができる。
なお、本実施例におけるカメラ装置100は撮像装置または光学装置の一例であり、ク外部装置200は、PC等の外部装置の一例である。又、本実施例における監視システムは、撮像システムまたは画像処理システムに相当する。
また、IPネットワーク網150は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成されるものとする。しかしながら、本実施例においては、カメラ装置100と外部装置200との間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、IPネットワーク網150は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていても良い。なお、本実施例におけるカメラ装置100は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
外部装置200は、カメラ装置100に対し、制御コマンドとして各種コマンドを送信する。これらのコマンドは、例えば、カメラ装置100の撮像方向及び画角を変更させるためのコマンド、撮像パラメータを変更するためのコマンド、画像ストリーミングを開始させるためのコマンド等である。赤外カットフィルタ制御回路63を制御するコマンドも上記コマンドに含めるようにしてもよい。
一方、カメラ装置100は、これらのコマンドに対するレスポンス(応答コマンド)や画像ストリーミングを外部装置200に送信する。また、カメラ装置100は、外部装置200から受信した画角を変更するためのコマンドに応じて画角を変更する。また、カメラ装置100は、外部装置200から受信した撮像パラメータを変更するためのコマンドに応じて撮像に用いるパラメータや、画像処理に用いるパラメータを変更する。また、赤外カットフィルタ23の挿抜状態を変更する。
図6は本発明の実施例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はカメラ制御回路65が行う。なお、本フローチャートの処理はカメラ制御回路65が定期的に実行してもよいし、外部装置200からの指示やユーザによる指示に応じて実行してもよい。
まず、ステップS101にて、カメラ制御回路65は、ユーザー操作による操作スイッチ67の選択状況を検出する。具体的には、操作スイッチ67の選択状態がデイモードまたはナイトモードのモードのいずれのモードが選択されているかを検出する。そして、ステップS102に処理を進める。
ステップS102にて、カメラ制御回路65は、ステップS101で検出されたモードとなるように赤外カットフィルタ23を駆動する信号を赤外カットフィルタ制御回路63からフィルタ枠駆動モータ24に入力する。具体的には、ステップS101でデイモードが検出された場合は、赤外カットフィルタ23を挿入し、ナイトモードが検出された場合は、抜去するように制御する。そして、ステップS103に処理を進める。
ステップS103にて、カメラ制御回路65は、ステップS101で選択されたモードである挿抜状態をメモリ66等に記憶する。そして、ステップS104に処理を進める。
ステップS104にて、カメラ制御回路65は、撮像素子57の撮像素子上全範囲または一部の輝度値を所定時間前の輝度値と比較する。そしてその比較結果として、時間変化量が予め設定している閾値以上であればステップS105へ進む。また、閾値以上でなければ、処理を戻す。
ステップS105にて、カメラ制御回路65は、ステップS103でメモリ66に記憶された選択モードとなる信号をフィルタ枠駆動モータ24に入力すし、処理を終了する。上記制御は、被写体の輝度を撮像素子にて検出し、輝度変化が大きい場合は、光学フィルタ53が外的要因等によって、不意に切り替わった可能性がある。そのため、メモリ66等に記憶されたフィルタの設定状態となるような駆動信号を、再度フィルタ駆動手段63に入力すると言うことである。
具体的な動作として、デイモード設定の場合は、赤外カットフィルタ23は光路中に挿入されている。この状態で不意に赤外カットフィルタ23の状態が切り替わって素通し状態になると、赤外成分の光線も撮像素子に取り込まれるので撮像素子が検出する輝度は高くなる。従って、輝度が高くなって閾値を超えた場合は、赤外カットフィルタ23が光路中から抜去された可能性があるので、赤外カットフィルタ駆動手段63に光路中に挿入する信号を入力する。
一方で、ナイトモード設定の場合は、赤外カットフィルタ23は光路中から抜去されて素通し状態となっている。この状態で不意に赤外カットフィルタ23の状態が切り替わって挿入状態になると、赤外成分の光線が撮像素子に取り込まれなくなり撮像素子が検出する輝度は低くなる。従って、輝度が低くなって閾値を超えた場合は、赤外カットフィルタ23が光路中に挿入された可能性があるので、赤外カットフィルタ駆動手段63に光路中から抜去する信号を入力する。
仮に、赤外カットフィルタ23が不意に切り替わったのでは無く被写体自体の輝度変化が大きい場合も撮像素子が検出する輝度変化量が閾値を超える場合がある。その場合もメモリに記憶されたフィルタの設定状態となるような駆動信号をフィルタ駆動手段に入力されるのであるが、この場合信号が入力されるのみで赤外カットフィルタ23は切り替わらないので撮影状態や撮影画像には影響しない。
従って、本実施例の制御を行えば、特に専用の検出手段を備えて装置を大型化させることなく光学フィルタが不意に切り替わっても設定された状態に復帰可能となる。
なお、ステップS104では、輝度変化を検出対象としていたが、色信号を用いて検出してもよいし、エッジ情報等の画像情報を用いてもよい。また、変化を検出する対象を、ステップS103等で設定したモードに応じて異ならせてもよいし、複数を組み合わせてもよい。
なお、ステップS104では、撮像素子上全範囲または一部を検出対象としていたが、検出する対象としての領域設定を通信部70で受信する制御コマンド等によって、外部装置から設定できるようにしてもよい。また、検出対象とする領域をデイモードとナイトモードで異ならせてもよい。具体的には、フィルタが挿抜される方向を考慮し、フィルタの一部挿抜されても検出できるような端の領域を検出対象としてもよい。
なお、ステップS104では、検出する輝度値を所定時間前の輝度値と比較して変化量を求めているが、所定回数検出してその平均値を比較してもよい。また、閾値以上の変化が有ったとしても、所定の時間フィルタの挿抜動作を待ってもよい。
なお、ステップS104で用いる閾値は閾値設定としてあらかじめメモリ66等に記憶されている値を用いてもよいし、外部装置200からせっていできるようにしてもよい。また、デイモードとナイトモードで閾値を異ならせてもよい。
なお、ステップS104では、時間変化量が予め設定している閾値以上かどうかを判定しているが、モードに応じて輝度値自体に下限閾値または上限閾値を設けるようにしてもよい。具体的には、デイモード設定の場合は、赤外カットフィルタ23は光路中に挿入されている。この状態で不意に赤外カットフィルタ23の状態が切り替わって素通し状態になると、輝度は高くなる。従って、この場合は、輝度値の上限閾値を設けることで、異常状態を検出することができる。一方で、ナイトモード設定の場合は、赤外カットフィルタ23は光路中から抜去されて素通し状態となっている。この状態で不意に赤外カットフィルタ23の状態が切り替わって挿入状態になると、輝度は低くなる。従って、この場合は、輝度値の上限閾値を設けるようにしてもよい。
(実施例2)
本発明の第2の実施例について説明する。第1の実施例とはフローチャートのみが異なり、その他は共通で有る。
図7は本発明の実施例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はカメラ制御回路65が行う。
ステップS201からステップS204までの処理は、図6におけるステップS101からステップS104と同様であるため、説明を省略する。
ステップS205にて、カメラ制御回路65は、映像信号処理回路59で信号処理された被写体のコントラスト値を所定の時間前の値と比較する。そして時間変化量が予め設定している閾値以上で有ればステップS206へ進む。また、閾値以上でなければ、処理をステップS204まで戻す。
ここで、被写体のコントラスト値とは、テレビ信号オートフォーカスに用いられるもので一般的には、被写体の持つコントラスト信号のうち特に高周波成分の鮮鋭度を数値化したもので有る。
ステップS206にて、カメラ制御回路65は、ステップS203でメモリ66に記憶された選択モードとなる信号をフィルタ枠駆動モータ24に入力し、処理を終了する。
ここで、赤外カットフィルタ23は厚みを有し屈折率が空気とは異なるので赤外カットフィルタ23が光路中に有る場合と無い場合では結像位置が異なる。その為、赤外カットフィルタ23が光路中に有るがどうかで撮像素子に入射する被写体像のコントラスト値が変化する。
第1実施例は、赤外カットフィルタ23の状態が不意に切り替わったかどうかを撮像素子が検出する輝度値変化等により検出して赤外カットフィルタ23を設定状態に戻していた。それに対し第2実施例では、輝度変化に加えコントラスト値変化、即ちピント変化も検出手段とした。
その為、より確実な赤外カットフィルタ23の切り替わり検出が出来て設定状態への復帰が可能となる。
なお、ステップS205において、変化を検知するコントラスト値を算出する対象範囲は、通信部70で受信する制御コマンド等によって、外部装置から設定できるようにしてもよい。また、検出対象とする領域をデイモードとナイトモードで異ならせてもよい。具体的には、フィルタが挿抜される方向を考慮し、フィルタの一部挿抜されても検出できるような端の領域を検出対象としてもよい。
(実施例3)
本発明の第3の実施例について説明する。第1の実施例とはフローチャートのみが異なり、その他は共通で有る。
図8は本発明の実施例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はカメラ制御回路65が行う。
ステップS301からステップS303までの処理は、図6におけるステップS101からステップS103と同様であるため、説明を省略する。
フィルタフィルタフィルタステップS304にて、カメラ制御回路65は、ステップS301で選択されたモードがナイトモードの場合はステップS305に処理を進め、デイモードの場合はステップS302に処理を戻す。
ステップS305の処理は図6におけるステップS104と同様であるため、説明を省略する。
ステップS306にて、カメラ制御回路65は、ステップS303でメモリ66に記憶された選択モードとなる信号をフィルタ枠駆動モータ24に入力し、処理を終了する。
ここで、図4で示すように天井に設置された場合に、赤外カットフィルタ23が切り替わる程の強い衝撃は、天井とは反対方向からのみ加わる。つまり、天井等の影響によって一方向からの衝撃が加わった時に、フィルタの状態が切り替わる可能性が有る場合のみ制御を行えばよい場合がある。
本実施例においては、例えば天井と反対方向から衝撃が加わった場合は、赤外カットフィルタ23が光路上から抜去された状態から挿入状態になる可能性が有る。その為、赤外カットフィルタ23が光路上から抜去された状態であるナイトモード時のみ制御を行い、挿入状態に有る時は切り替わる可能性が極めて低いので輝度変化によるフィルタ枠駆動モータ24への信号入力制御を省略する。この省略により無駄な信号入力機会を減少させる効果がある。
以上、本発明の実施例を示したが、切り替える光学フィルタは赤外カットフィルタに限定するものでは無い。例えば、光学フィルタ4として、入射光量を減光するNDフィルタや、透過光の行き先を変えるビームスプリッタや、特定の波長の光のみを透過するフィルタや、特定の偏光成分のみを透過する偏光フィルタ等の異なる光学フィルタを用いてもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウエア(プログラム)を、ネットワーク又は各種コンピュータ読取可能記憶媒体を介してシステム或いは装置に提供する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がコンピュータプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
4 後群鏡筒
18 フィルタ枠
23 赤外カットフィルタ
24 フィルタ枠駆動モータ
51 ズームレンズ群
52 フォーカスレンズ群
54 ズームモータ
55 フォーカスモータ
57 撮像素子
58 撮像素子制御回路
59 映像信号処理回路
60 映像信号出力回路
61 ズームモータ制御回路
62 フォーカスモータ制御回路
63 赤外カットフィルタ制御回路
64 測光回路
65 カメラ制御回路
66 メモリ
67 操作スイッチ

Claims (12)

  1. 撮像手段を用いて被写体を撮像する撮像装置であって、
    光学フィルタと、
    撮像光学系の光路に前記光学フィルタを挿抜する挿抜手段と、
    前記挿抜手段による前記光学フィルタの挿抜状態を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段を用いて撮像した画像から画像情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した画像情報の時間変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段に記憶された挿抜状態になるように前記挿抜手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光学フィルタは赤外カットフィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像情報は前記撮像手段を用いて撮像した画像の輝度情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像情報は前記撮像手段を用いて撮像した画像のピント情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記光学フィルタの挿抜状態が挿入及び抜去のいずれかの場合にのみ前記挿抜手段を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記記憶手段に記憶された挿抜状態に応じて、前記画像情報を取得する領域を設定する領域設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段が画像情報の時間変化を検出するための閾値を設定する閾値設定手段をさらに備え、
    前記検出手段による検出結果は、画像情報の時間変化と前記閾値設定手段によって設定された閾値との比較結果を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記閾値設定手段によって設定される閾値は、前記記憶手段に記憶された挿抜状態によって異なることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記挿抜手段を制御するための制御コマンドを外部装置から受信するための受信手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記検出手段の検出結果を前記外部装置に送信するための送信手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 被写体を撮像する撮像部と光学フィルタと撮像光学系の光路に光学フィルタを挿抜する挿抜部を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記挿抜部による前記光学フィルタの挿抜状態を記憶する記憶ステップと、
    前記撮像部にて被写体を撮像した画像から画像情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した画像情報の時間変化を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて前記記憶ステップに記憶された挿抜状態になるように前記挿抜部を制御する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の複数のステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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