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JP6420329B2 - 情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置 - Google Patents
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JP6420329B2 - 情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置 - Google Patents

情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置 Download PDF

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Description

本発明は、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置に関する。
社会生活では、職場や家庭のように複数のメンバーがグループやチームとして集団生活を送ることが多い。一人一人の感情情緒に基づいて表出される言動の総和により集団の雰囲気ができ上がる。雰囲気は感性により個人の脳に入力され、更に個人の脳から感情情緒として出力される。つまり、自分の情緒(感情)と周囲のメンバーに感じる雰囲気(感性)は相互に影響し合う関係を持っている。
また、自分の感情や周囲の雰囲気を感じる感性には、個人ごとに個性があり感度が異なるため、夫々、過敏で過大に反応したり、鈍感で過小に反応したりする。そのため、複数のメンバーからなるグループ全体の雰囲気をリラックスさせる目標を作って集団生活を送っても、一人一人の感情、全員の感情、及び、メンバーがどのように全員の雰囲気を感じているのか、を客観的に確かめることは困難である。更に、一人一人感度の異なる感性を平均的な状態に調整することができないため、全員の情緒をリラックス状態に誘導し、全員の雰囲気をリラックスした状態に維持することは困難である。
更に、グループのメンバー数が多くなればなるほど、また部署が多くなればなるほど、その集団全体のメンバーをリラックスする方向に誘導し、リラックスした状態に安定させることは極めて困難である。
このように、人間の感性や感情は個人差が大きく曖昧であり、周囲の者が視覚によっても客観的には判断しにくいため、感性や感情を規則、指導、強制によって管理することはできない。集団を構成するメンバーの感性や感情を管理することができないことから、集団の雰囲気を望ましい状態に保持することも困難である。また感性や感情の動きに関して指標となるべき目安もないことから、個々人の努力のみで自分の感性の偏りを調整することも困難である。現在の社会生活においては、集団の生活環境を維持するため、規則、指導、強制によって言動や態度が管理されている。しかし、上述のように一人一人の感性や感情を規則、指導、強制によって規制し管理することはできないため、個々人はイライラする感情や不安な感情を抱えつつ、言動に対してのみ管理を受けながら社会生活を送っている。その結果、多くの人々が自分の不安定な感情を抑え続けるストレスに苦しみ、その蓄積によって心身を病んでいる。このことが、企業や学校などの集団の活動を阻害するとともに社会全体の医療コストを押し上げている。これらのことは、社会問題化している。
特許文献1は、コンテンツに係る属性または当該コンテンツにアクセスするユーザに係る属性を動的に、自動的に、客観的に評価することにより、評価精度を高めることができる属性評価システムを開示している。また、特許文献2は、人体にセンサーを付けてそこから持続的な生体情報を取り、その生体情報に何らかの処理を施してストレスとの関連性を見出し、社会生活中のストレスをモニターしようとする装置を開示している。なお、特許文献2においては、アンケートベースの調査方法では、全員から回答を得ることは容易ではない、アンケートの回答基準は個人差があり、結果が正確性に欠ける、と指摘されている。
特開2006−164256号公報 特開2012−217518号公報
本開示は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化して記録することを目的とする。また、本開示は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化し更に相対的に定量化した情報を視覚的若しくは聴覚的に表現することを目的とする。更に、本開示は、グループやチームに関する、客観化された個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気に基づいて、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、該判定に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラムを自動的に提供することを目的とする。
更に本開示は、個人における、その個人の感情及びその個人の意識的言動を客観化して記録すること、個人における、その個人の感情及びその個人の意識的言動を客観化し更に相対的に定量化した情報を視覚的若しくは聴覚的に表現すること、並びに、客観化された個人の感情及びその個人の意識的言動に基づいて、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、該判定に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラムを自動的に提供することをも目的とする。
本開示は、上記課題を解決するためのデータ入力、表示及び分析装置を提示する。本開示に係るデータ入力、表示及び分析装置は、
制御部と、表示部と、入力部と、記録部を含み、
前記制御部は、入力画面作成部を含み、
前記入力画面作成部は、複数のメンバーからなるグループにおいての、各メンバーの感じる情緒感情について、その陰陽及び陰陽夫々の程度、並びに、その強弱及び強弱夫々の程度を分岐させて、各メンバーに入力者として入力させる第1の入力画面を作成し、
前記表示部は、前記第1の入力画面を表示し、
前記制御部は、前記表示部に表示される前記第1の入力画面及び前記入力部を介してデータを取り込んで、前記記録部に記録する。
本開示に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化して記録することができる。また、本開示に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化し更に相対的に定量化した情報を視覚的若しくは聴覚的に表現することができる。更に、本開示に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームに関する、客観化された個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気に基づいて、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、該判定に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラムを自動的に提供することができる。
更に本開示に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、個人における、その個人の感情及びその個人の意識的言動を客観化して記録すること、個人における、その個人の感情及びその個人の意識的言動を客観化し更に相対的に定量化した情報を視覚的若しくは聴覚的に表現すること、並びに、客観化された個人の感情及びその個人の意識的言動に基づいて、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、該判定に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラムを自動的に提供することができる。
第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置のブロック図である。 情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置におけるデータ記録部に記録されるデータのレコードフォーマットである。 (1)第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、情緒マップである。(2)情緒マップにおける数値化例である。(3)第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、感情・情緒データの入力画面例である。 (1)第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、雰囲気マップである。(2)雰囲気マップにおける数値化例である。(3)第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面例である。 第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、感情・情緒データの入力画面例である。 第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面例である。 第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、感情・情緒データの入力画面例の一部である。 情緒マップの例である。 雰囲気マップの例である。 第2の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置のブロック図である。 情緒マップの例である。 情緒マップの例である。 雰囲気マップの例である。 情緒マップに表示される、全員の感情情緒に基づいて、各メンバーの情緒・感性をリラックスさせるように向かわせる最適プログラムを、メンバー毎に判定(選別)する最適プログラム判定部の動作を示すフローチャートである。 雰囲気マップに表示される、全員に感じる雰囲気に基づいて、各メンバーの情緒・感性をリラックスさせるように向かわせる最適プログラムを、メンバー毎に判定(選別)する最適プログラム判定部の動作を示すフローチャートである。 グループを構成するメンバーにおける、感性、脳、感情、及び言動の関係を示す模式図である。 グループにおける、感性、感情、及び言動の調整の様子を示す模式図である。 他のメンバーの言動だけで無く、自分自身の言動も、感性への入力と成り得ることを示す模式図である。 第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置における、入力者自身(自分自身)の意識的な言動を数値化したデータの入力画面例である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態に到る経緯)
社会生活では、職場、学校、及び家庭のように複数のメンバーがグループやチームとして集団生活を送ることが多い。メンバー夫々の感情や情緒は、人によって個性があり、その感度が皆違うために全員の感性を統一することは困難である。
人によっては感性の感度が高過ぎて感情が不安定になり、不安やイライラというネガティブな感情に陥ることで周囲の人にもストレスを与えてしまう。また、感性の感度が鈍すぎると、自分は悪気なく集団生活をしているつもりでも、周囲のメンバーに不快なストレスを与えていることもある。
一方で、自分が、所属するグループの中で、平均的な人達よりも感性の感度が高過ぎて過大評価しているのか、感度が低すぎて過小評価しているのかを客観的に知ることができず、不安や不満を感じたり感じさせたりする状況のまま我慢して生活していることが殆どである。その持続的な我慢の状態が、慢性的な社会的対人ストレスとなり、多くのメンバーの心身の健康を害し、心身症を始めとする多くの慢性疾患や社会的トラブルの原因を作り出している。このことは、各メンバーの健康を損なうだけでなく、チームワークを持って企業や家族が機能することを妨げチームの効率を低下させる。更に、疾病のために働けなくなった職員に対する人件費や、治療に要する社会保障費の負担増加など、企業、自治体、国、及び保険組合にとって、様々なコストを増やすという問題となっている。
一人一人の感情情緒に基づいて出力される言動の総和として集団の雰囲気ができ上がる。また、自分の情緒(感情)と、周囲のメンバーに感じる雰囲気とは、個々のメンバーによる言動を介して、お互いに影響し合う相互関係を持っている。更に、自分の感情や周囲の雰囲気を感じる感性には、個人ごとに個性があり感度が異なるため、夫々、過敏で過大に反応したり、鈍感で過小に反応したりする。
そのため、複数のメンバーからなるグループ全員の情緒をリラックス状態に誘導し、全員の雰囲気をリラックスした状態に維持することは困難である。なぜなら、グループ全体の雰囲気をリラックスさせる目標を作り集団生活を送っても、一人一人の感情、全員の感情、及び、メンバーがどのように全員の雰囲気を感じているのか、を客観的に(例えば、視覚により)確かめることはできないからである。更には、一人一人感度の異なる感性を平均的な状態に調整することはできないからである。
更に、グループのメンバー数が多くなればなる程、またグループを構成するサブグループが多くなればなる程、その集団全体のメンバーをリラックスする方向に誘導し、リラックスした状態に安定させることは極めて困難である。
ところで、人の脳の機能には、五感を通して脳に入力される感性入力と、脳内で発生する感情出力がある。感性の入力によって感情の出力は影響を受け、その感情に反応した言動が変動して出力されている。例えば、個人の生活する周囲の環境や、その個人自身の行動により、不快な刺激が「雰囲気」として感性に入力されると、それに反応して不安や不快な感情が出力として生じ、その個人はその不快な感情を言葉、表情及び態度に表現して出力する。また、心地よい環境が「雰囲気」として個人の感性に入力されると、それに反応してその個人の感情はリラックスし、その個人はおだやかな言動を出力する。図16(A)は、このような、グループを構成するメンバーにおける、感性、脳、感情、及び言動の関係を示す模式図である。
2名以上のグループで集団生活する場合、あるメンバーの感情出力とそれに伴う言動は他のメンバーの周辺環境となり、そのメンバーの感情によって出力される言動は他のメンバーの感性に入力される(図16(B)参照)。前述のように、感性の感度には個人差があり、感度が高すぎて敏感な場合と、感度が低すぎて鈍感な場合があるため、同じ環境で集団生活を送っていても、人によって感性入力の強さは異なる。そして感性入力によって感情出力が影響を受けるため、同じ環境で集団生活していても、メンバーごとに感性入力の感度が異なることにより、その感性入力に反応して出力される感情の反応もメンバーごとに異なっている。
一方で、個人に拠って、自分の感情を表情や言動に出し易い人と、出し難い人がいる。更に、その雰囲気を感じる感性入力の感度には、前述のように個人差がある。つまり、グループのメンバーに関して、実際の感情出力状況や感性入力状況を客観的に知ることは困難である。敢えてそれを知ろうとするには、少なくとも、個々のメンバーに対して問診や心理テストを行う必要があるが、日々の社会生活の中で変化する集団に対して、感情出力状況や感性入力状況を毎日テストし続けることは困難である。
同様に、長期間に亘る自分自身の過去の感情出力状況や感性入力状況、及び、その経時的変化を正確に記憶し、長期間に亘る変化を客観的に評価することも困難である。
複数のメンバーが集団生活を送る場合、メンバー全員の感情に基づいて出力される言動の雰囲気が、メンバー全員の感性入力となる。これらが更に感情に影響を与えることになる(図16(B)参照)。不快な感情を不快な言動として誰かが出力すると、他のメンバーは不快な刺激を感性に入力され、更に他のメンバーは不安や不快な感情を出力して言動に表現する、という悪循環を生じる。つまり、生活環境の雰囲気を悪化させ環境のストレスを増大させていることになる。このように、ストレスが増加する環境において長期間働いたり共同生活したりする中でストレスを溜めるメンバーが増加し、相互のストレスを更に増加させる悪循環を生じ、結果として心身における様々なストレス性疾患を発症させる原因となっている。つまり、集団生活におけるストレスの発生には、他のメンバーの感性入力の感度や感情出力の程度が関連する悪循環が背景として存在する。ストレスの発生において、他のメンバーの影響を排除することは困難であり、メンバーの一人が独自に感情や感性を調整してストレスを減らすことは非常に困難である。
人の感情や情緒は、言葉や行動のような目に見えるものではなく、客観的に評価できるものではないことから、規則や罰則で管理することはできない。また、感情や情緒は人の感性によって生じるものであり、人の感性は人によって異なり、他の人の感性を客観的に知ることもできないため、規則や指標によってメンバー全員が客観的に感情や情緒を認識し、一定のルールに従って感情や情緒を管理することはできない。そこで、一般的な集団社会生活の場では、規則や罰則やマナーによって、周囲の人に迷惑をかけないように言葉や行動(言動)だけを規制し管理する。このことにより、集団で生活する環境をできるだけ改善する努力が行われている。
意識的な言葉や行動は、規則に合わせるように管理することも一定程度可能である。しかしながら、無意識に出力される言葉や行動は、本人が制御できないものであるため、規則に合わせるように管理することは不可能である。つまり、周囲の人にとって不快な言動を無意識且つ無自覚に出力する人を指導する必要があるにせよ、本人が自覚を欠くため指導を受けても本人が言動を管理することは困難である。その結果、その者は繰り返し同じ指導を受けることになる。これは指導する側にとっても指導される側にとっても大変負担が大きく、その場の人間関係を改善させることよりも悪化させることに結びつき易い。
また、ある個人の感情が不安定な状態であるにも拘わらず、その言動のみを集団の規則に従って意識的に自制したり、無意識に規則に反した行動を他の者から矯正されたりすることは、その個人にとって、不安定な精神状態に耐えることに加えて、言動を我慢したり我慢させられたりするストレスが持続的に加わり、さらに情緒不安定になる悪循環を生じることになる)。その結果、自分自身だけでなく周囲のメンバーの心身に負担を掛けることになっている(図16(B)参照)。
本実施形態に係る装置は、上述の問題を解決するためのシステムである。本実施形態に係る装置は、集団生活における自分と周囲のメンバー全員の情緒環境を改善するために、変動する感性(雰囲気)と感情(情緒)を、一定のルールに従い一定期間毎に入力することで数値化して視覚的に確認できるように図示する。このことにより、全員の平均値と比較して自分の感性と感情のずれを確認できるようにする。そして、メンバー全員の協力の下、個々のメンバーの感情(情緒)が安定するように学習することにより、全員の情緒環境を改善する。情緒環境を改善することによって、個々のメンバーが無理な我慢をすることなく自然に集団の規則に沿うように言動を改善することを可能にする。図17は、本実施形態に係る装置による、グループにおける、感性、感情、及び言動の好適な調整の様子を示す模式図である。
本実施形態に係る装置は、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を数値化した上でディスプレイに視覚的に表示し、メンバー夫々が全体の中での自分の感情や自分の感じる雰囲気の位置を確認しながら、リラックスする方向に情緒を安定させられるようにサポートするものである。また、本実施形態に係る装置は、全員の感情や全員が感じる雰囲気を数値化したものの平均値と、個人の感情や個人が感じる雰囲気を数値化したものとの乖離を指標として、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、個別の利用者に対して、必要に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラム(例えば、文章、音声、動画)を自動提供する。
本実施形態に係る装置を用いて、個々のメンバーが自分の情緒を積極的に、情緒マップ及び雰囲気マップにおいて「リラックスする」方向に向かうよう努力することで、他のメンバーがリラックスできる環境が整っていくことになる。つまり、本実施形態に係る装置を用いることは、他人に自分をリラックスさせてもらうのではなく、自分が積極的にリラックスすることで他のメンバーをリラックスさせる、という目標をチームメンバー全員が共通して持つこととなる。即ち、本実施形態に係る装置は、全員の感情情緒と、全員に感じる(感性による)雰囲気とを、情緒マップ及び雰囲気マップに表示し、この表示を利用して、自分の情緒をリラックスする方向に向かわせるように各メンバーに努力させるものである。このことにより、本実施形態に係る装置は、全員の情緒及び雰囲気を全員のチームワークにより「リラックスする」方向に誘導し、維持し続けることを可能にする。
[第1の実施形態]
[1−1]情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置の構成
図1は、第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置のブロック図である。図1に示す情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2は、制御部(プロセッサ)3、表示部4、入力部12、記録部14、通信インタフェース部60、及び外部機器インタフェース部62により構成される。制御部(プロセッサ)3は、演算処理、並びに、表示部4、入力部12、記録部14、通信インタフェース部60、及び外部機器インタフェース部62を含む装置全体の制御を行う。表示部4は、プロセッサ(制御部)3による処理結果等を表示する部位であり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。入力部12は、装置に対する入力データを生成する若しくは受け取る部位であり、通常、キーボード、マウス、タッチパネル等により構成される。なお、後で説明する入力画面6は表示部4に表示されるが、データ入力手段として動作する。記録部14は、制御部(プロセッサ)3で稼働するプログラム、入力データ、マップ生成に必要なデータ等が記録されている。通信インタフェース部60は、外部ネットワーク66とのインタフェースとして動作する部位である。外部機器インタフェース部62は、プリンタ等の外部機器とのインタフェースとして動作する部位である。これらのプロセッサ(制御部)3、表示部4、入力部12、記録部14、通信インタフェース部60、及び外部機器インタフェース部62は、適切なバス62により相互に接続されている。情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2は、デスクトップパソコン、ノートパソコン、ワークステーション、タブレット端末、又はスマートホンのような情報処理装置で構成される。
図1に示す第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における制御部3は、入力画面生成部10、データ演算部16、及び、マップ作成部18を含む。これら入力画面生成部10、データ演算部16、及び、マップ作成部18は、ハードウエア資源であるプロセッサと、記録部に記録されるソフトウエアであるプログラムとの協働により実現される。
表示部4は、図3(3)、図4(3)、図5、図6、及び図7(1)(2)(3)(4)に示す入力画面、並びに、図8、及び図9に示すマップ(情緒マップ、雰囲気マップ)8を表示する。入力画面生成部10は、表示部4に表示する入力画面を生成する。
入力画面6に対する操作による入力データ、及び、入力部12からの入力データは、記録部14に記録される。
ここで、第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、入力画面6に対する操作による入力データは、図2に示すようなレコードフォーマットを備える。つまり、第1の実施形態に係る入力データは、種別、入力者ID(識別子)、入力日時、x入力値、y入力値、及び、その他などで構成される。「その他」には、例えば、入力(コンピュータ)端末ID等のデータが含まれる。なお、「種別」「x入力値」「y入力値」については、後で説明する。
データ演算部16は、入力画面6や入力部12を介して入力され記録部14に記録されたデータを演算する。マップ作成部18は、データ演算部16により演算されたデータに基づいて、(後で説明する)マップ(情緒マップ、雰囲気マップ)8を作成して表示部4に表示する。
[1−2]情緒マップ及び雰囲気マップの構成
図3(1)は、第1の実施形態に係る情緒マップの基本構成を示す図であり、図4(1)は、第1の実施形態に係る雰囲気マップの基本構成を示す図である。ここに示す「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」は、本実施の形態における入力画面及び出力画面の基礎となるマップである。
「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」の構成について説明する。まず、「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」におけるy軸は、情緒及び雰囲気の陰陽を示す。つまり、y軸の正側は情緒及び雰囲気の「陽」を示し、y軸の負側は情緒及び雰囲気の「陰」を示す。次に、「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」におけるx軸は、情緒及び雰囲気の強弱を示す。つまり、x軸の正側は情緒及び雰囲気の「強」を示し、x軸の負側は情緒及び雰囲気の「弱」を示す。
従って、「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」においては、以下のような情緒及び雰囲気を表すことになる。
・x軸の値がプラスであり且つy軸の値がプラスであるとき、情緒及び雰囲気は「興奮」(「熱中」)である。
・x軸の値がマイナスであり且つy軸の値がプラスであるとき、情緒及び雰囲気は「リラックス」である。
・x軸の値がマイナスであり且つy軸の値がマイナスであるとき、情緒及び雰囲気は「不安」(「憂鬱」)である。
・x軸の値がプラスであり且つy軸の値がマイナスであるとき、情緒及び雰囲気は「不満」(「イライラ」)である。
更に、「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」においては、y軸の「陽」及び「陰」の程度、並びに、x軸の「強」及び「弱」の程度が、多段階で数値化され展開されている。図3(2)及び図4(2)に示す「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」では、y軸の「陽」及び「陰」の程度、並びに、x軸の「強」及び「弱」程度が、2段階で数値化され展開されている。
即ち、y軸の「陽」の程度は、y=10及びy=20の2段階で数値化され展開されている。y軸の「陰」の程度は、y=−20及びy=−10の2段階で数値化され展開されている。x軸の「強」の程度は、x=10及びx=20の2段階で数値化され展開されている。x軸の「弱」の程度は、x=−20及びy=−10の2段階で数値化され展開されている。もちろん、「情緒マップ」及び「雰囲気マップ」における、y軸の「陽」及び「陰」の程度及びその展開、並びに、x軸の「強」及び「弱」程度及びその展開は、図3(2)及び図4(2)と異なるように、複数段階で数値化され展開されていてもよい。
図3(3)及び図4(3)に示すように、感情・情緒データの入力画面例(情緒マップ)、及び、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面例(雰囲気マップ)では、2段階に数値化されたy軸の「陽」「陰」の程度、及び、x軸の「強」「弱」程度に対応して、16個の区画の入力ボタンが設けられている。つまり、各座標の(x=10、y=10)、(x=20、y=10)、(x=20、y=20)、(x=10、y=20)、(x=−10、y=10)、(x=−10、y=10)、(x=−20、y=20)、(x=−20、y=10)、(x=−10、y=−10)、(x=−20、y=−10)、(x=−20、y=−20)、(x=−10、y=−20)、(x=10、y=−10)、(x=10、y=−20)、(x=20、y=−20)、(x=20、y=−10)を表す入力ボタンが設けられている。
[1−3]情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置の動作
本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置の動作を説明する。表示部4に表示される図3(3)に示す入力画面6に対しては、入力者は個人主観に基づいて自分がグループにいるときの感情情緒に関するデータを入力する。具体的には、入力者は個人主観に基づいて自分がグループにいるときの感情情緒について、「陽」「陰」の程度及び「強」「弱」の程度に応じて、図3(3)の入力画面6における16個の入力ボタンのいずれかをデータ入力部12を利用してクリックする。
入力者によりデータが入力されると、図2に示すように、入力者ID及び入力日時が格納されると共に、感情情緒に係るデータであることを示す符号が「種別」の項目に格納され、数値化された感情情緒に係る陰陽データ及び強弱データ(x=±10、±20、x=±10、±20のいずれか)が「x入力値」及び「y入力値」として格納されて、入力レコードを構成してデータ記録部14に記録される。
表示部4に表示される図4(3)に示す入力画面6に対しては、入力者は個人客観に基づいて、メンバーと共にいるとき周囲のメンバー全体に感じた雰囲気に関するデータ(即ち、感性に関するデータ)を入力する。具体的には、入力者は個人客観に基づいてメンバーと共にいるとき周囲のメンバー全体に感じた雰囲気(即ち、周囲のメンバー全体から受ける感性)について、「陽」「陰」の程度及び「強」「弱」の程度に応じて、図4(3)の入力画面6における16個の入力ボタンのいずれかをデータ入力部12を利用してクリックする。
入力者によりデータが入力されると、図2に示すように、入力者ID及び入力日時が格納されると共に、雰囲気(感性)に係るデータであることを示す符号が「種別」の項目に格納され、数値化された雰囲気に係る陰陽データ及び強弱データ(x=±10、±20、x=±10、±20のいずれか)が「x入力値」及び「y入力値」として格納されて、入力レコードを構成して記録部14に記録される。
このように、
(a)個人主観に基づく、入力者がグループにいるときの感情情緒に関するデータ(以下では、「主観情報数値」と称する)、及び、
(b)個人客観に基づく、入力者がメンバーと共にいるとき周囲のメンバー全体に感じた雰囲気(即ち、周囲のメンバー全体から受ける感性)に関するデータ(以下では、「客観情報数値」と称する)が、
任意の所定時間間隔で入力される。
これらの(a)(b)に関するデータは、例えば、(グループが職場である場合には)退社時、(グループが学校である場合には)退校時、若しくは(グループが家族である場合には)就寝時に、入力されればよい。
グループの全員が、主観情報数値A(xa、ya)と客観情報数値D(xd、yd)を所定期間入力後、演算部16は、一定の回数分(例えば、5日間で5回分、7日間で7回分等)の主観情報数値Aの平均値Bと、客観情報数値Dの平均値Eについて算出する。
例えば、5日間で5回分の個人の主観情報数値A(xa、ya)の平均値B(xb、yb)は下記のようにして求める。
xb=(xa1+xa2+xa3+xa4+xa5)/5
yb=(ya1+ya2+ya3+ya4+ya5)/5
更に、集団メンバーの各々の主観情報数値B(xb、yb)の全員についての平均値C(xc、yc)を求める。例えば、メンバー6人分の各々の主観情報数値B(xb、yb)の平均値C(xc、yc)は下記のようにして求める。
xc=(xb1+xb2+xb3+xb4+xb5+xb6)/6
yc=(yb1+yb2+yb3+yb4+yb5+yb6)/6
上述と同様にして、個人が周囲のメンバー全体に感じた雰囲気に関するデータとして入力した客観情報数値D(xd、yd)の、一定回数分の平均値E(xe、ye)を求める。例えば、5日間で5回分の個人の客観情報数値D(xd、yd)の平均値E(xe、ye)は下記のようにして求める。
xe=(xd1+xd2+xd3+xd4+xd5)/5
ye=(yd1+yd2+yd3+yd4+yd5)/5
更に、集団メンバーの各々の客観情報数値E(xe、ye)の全員についての平均値F(xf、yf)を求める。例えば、メンバー6人分の各々の客観情報数値E(xe、ye)の平均値F(xf、yf)は下記のようにして求める。
xf=(xe1+xe2+xe3+xe4+xe5+xe6)/6
yf=(ye1+ye2+ye3+ye4+ye5+ye6)/6
上述のように算出された、
・個人の主観情報数値Aの平均値B(xb、yb)、
・他のメンバーの主観情報数値Aの平均値B(xb、yb)、
・メンバーの各々の主観情報数値Bの平均値C(xc、yc)、
・個人の客観情報数値D(xd、yd)の平均値E(xe、ye)、
・他のメンバーの客観情報数値D(xd、yd)の平均値E(xe、ye)、及び
・メンバーの各々の客観情報数値E(xe、ye)の平均値F(xf、yf)は
マップ生成部18により、図3(1)に示す情緒マップ、及び図4(1)に示す雰囲気マップに、プロットされる。
図8は、個人の主観情報数値Aの平均値B、他のメンバーの主観情報数値Aの平均値B、及び、メンバーの各々の主観情報数値Bの平均値Cをプロットした、感情、情緒マップの例である。メンバー全員の主観情報数値Bの平均値Cと、個人の主観情報数値Aの平均値Bとの乖離が、太矢印で示されている。
同様に、図9は、個人の客観情報数値Dの平均値E、他のメンバーの客観情報数値Dの平均値E、及び、メンバーの各々の客観情報数値Eの平均値Fをプロットした、周囲のメンバー全体の雰囲気マップの例である。メンバー全員の客観情報数値Eの平均値Fと、個人の客観情報数値Dの平均値Eとの乖離が、太矢印で示されている。
情緒マップ及び雰囲気マップにプロットされるデータの、情緒マップ及び雰囲気マップにおける位置に従って、入力者、及び入力者が属するグループ(集団)の状態が分類及び判別される。まず、個人の主観情報値については、以下の表1のようになる。
Figure 0006420329
グループ(集団)メンバー全員についての主観情報値については、以下の表2のようになる。
Figure 0006420329
個人の客観情報値については、以下の表3のようになる。
Figure 0006420329
グループ(集団)メンバー全員についての客観情報値については、以下の表4のようになる。
Figure 0006420329
このように、情緒マップにおいて、グループを構成する個人の感情、及び、全員の感情が数値化された上で、分類される。更に、個人の感情と全員の感情との乖離の有無及び程度が示される。
また、雰囲気マップにおいて、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気が数値化された上で、分類される。更に、個人が感じる全員の雰囲気と全員が感じる全員の雰囲気との乖離の有無及び程度が示される。
[1−4]入力画面の別例
上述のように本実施の形態では、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、感情・情緒データの入力画面6の例として、図3(3)に示す画面40が用いられる。また、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面6の例として、図4(3)に示す画面50が用いられる。感情・情緒データの入力画面、及び、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面は、これらに限定されるものでは無い。
図5は、本実施の形態に係る、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、感情・情緒データの入力画面6の別例である。図6は、本実施の形態に係る、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面6の別例である。
図5に示す入力画面では、二者択一メニューによるツリー状フローが示されている。ツリーの上位から下位に進むにつれて、即ち、フローの左から右に進むにつれて、情緒の陽陰及びその程度、並びに、情緒の強弱及びその程度を、分岐的に選択するようになっている。ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々には、入力ボタン54が設けられている。よって、ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々の入力ボタン54は、図3(3)(及び図3(2))に示す16個の入力ボタン42の何れかに対応する。従って、図3(3)に示す入力ボタン42により入力する操作は、ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々の入力ボタン54により入力する操作と、等価なものである。
図6に示す入力画面でも、二者択一メニューによるツリー状フローが示されている。ツリーの上位から下位に進むにつれて、即ち、フローの左から右に進むにつれて、雰囲気の陽陰及びその程度、並びに、情緒の強弱及びその程度を、分岐的に選択するようになっている。ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々には、入力ボタン55が設けられている。よって、ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々の入力ボタン55は、図4(3)(及び図4(2))に示す16個の入力ボタン52の何れかに対応する。従って、図4(3)に示す入力ボタン52により入力する操作は、ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々の入力ボタン55により入力する操作と、等価なものである。
更に図7は、図5に示す二者択一メニューによるツリー状フローを、複数画面及びそれら複数画面上の選択ボタンにより、構成したものである。例えば、図5に示す二者択一メニューによるツリー状フローの左端では「主観入力/今日の気分は?」との問い、並びに、「どちらかと言えば楽しかった、楽だった」及び「どちらかと言えば辛かった、不快だった」との選択肢が示されている。この内容が、図7(1)に示す画面に示されている。
図5に示す二者択一メニューによるツリー状フローの左端で「どちらかと言えば楽しかった、楽だった(A)」を選択すると、「すごく楽しかった、すごく楽だった(B)」又は「少し楽しかった、少し楽だった」の選択肢に進むことになる。この内容が、図7(2)に示す画面に示されている。
図5に示す二者択一メニューによるツリー状フローにて「どちらかと言えば楽しかった、楽だった(A)」及び「すごく楽しかった、すごく楽だった(B)」を選択すると、「どちらかと言えば興奮した(C)」又は「どちらかと言えばリラックスした」の選択肢に進むことになる。この内容が、図7(3)に示す画面に示されている。
更に、図5に示す二者択一メニューによるツリー状フローにて「どちらかと言えば楽しかった、楽だった(A)」「すごく楽しかった、すごく楽だった(B)」及び「どちらかと言えば興奮した(C)」を選択すると、「すごく興奮した(D)」又は「少し興奮した」の選択肢に進むことになる。この内容が、図7(4)に示す画面に示されている。
このように、本実施の形態に係る、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、感情・情緒データの入力画面、及び、周囲のメンバー全体の雰囲気データの入力画面は、図5、図6及び図7のようにも構成され得る。
[1−5]まとめ
本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、制御部と、表示部と、入力部と、記録部を含む。制御部は、入力画面作成部を含む。入力画面作成部は、複数のメンバーからなるグループにおいての、各メンバーの感じる情緒感情について、その陰陽及び陰陽夫々の程度、並びに、その強弱及び強弱夫々の程度を分岐させて、各メンバーに入力者として入力させる第1の入力画面を作成し、表示部は、第1の入力画面を表示し、制御部は、表示部に表示される第1の入力画面及び入力部を介してデータを取り込んで、記録部に記録する。
第1の入力画面は、第1の軸と第2の軸を備える第1の平面を含み、第1の平面では、第1の軸に沿って、入力者に関する情緒の陰陽及び陰陽夫々の程度が展開され、第2の軸に沿って、入力者に関する情緒の強弱及び強弱夫々の程度が展開される。
更に、本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置では、制御部は、更に、第1の入力画面及び入力部を介して入力されたデータ及び記録部に記録されたデータを用いて演算を行うデータ演算部と、データ演算部により演算されたデータに基づいて、表示部に表示する第1の出力画面を作成するマップ作成部とを含む。データ演算部は、所定期間における各メンバーの入力データに関する第1の平均値、及び、各メンバーが属するグループに関する第2の平均値を計算するものであり、マップ作成部は、第1の平均値及び第2の平均値を表示する平面として第1の平面を用いて、第1の出力画面を作成する。
また、本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、制御部と、表示部と、入力部と、記録部を含む。制御部は、入力画面作成部を含む。入力画面作成部は、複数のメンバーからなるグループにおいての、各メンバーが当該グループについて感じる雰囲気について、その陰陽及び陰陽夫々の程度、並びに、その強弱及び強弱夫々の程度を分岐させて、各メンバーに入力者として入力させる第2の入力画面を作成する。表示部は、第2の入力画面を表示する。制御部は、表示部に表示される第2の入力画面及び入力部を介してデータを取り込んで、記録部に記録する。
第2の入力画面は、第1の軸と第2の軸を備える第2の平面を含み、第2の平面では、第1の軸に沿って、入力者の受ける雰囲気の陰陽及び陰陽夫々の程度が展開され、第2の軸に沿って、入力者の受ける雰囲気の強弱及び強弱夫々の程度が展開される。
更に、本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置では、制御部は、更に、第2の入力画面及び入力部を介して入力されたデータ及び記録部に記録されたデータを用いて演算を行うデータ演算部と、データ演算部により演算されたデータに基づいて、表示部に表示する第2の出力画面を作成するマップ作成部とを含む。データ演算部は、所定期間における各メンバーの入力データに関する第3の平均値、及び、各メンバーが属するグループに関する第4の平均値を計算するものであり、マップ作成部は、前記第3の平均値及び前記第4の平均値を表示する平面として前記第2の平面を用いて、前記第2の出力画面を作成する。
本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化して記録することができる。また、本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームにおける、個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気を客観化して視覚的に表現することができる。
[第2の実施形態]
[2−1]情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置の構成
図10は、第2の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置のブロック図である。第2の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、第1の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置とほぼ同様の構成を備える。従って、同一部位には同一符号を付して説明を省略し、両者の差異を中心に説明する。
図10に示す第2の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2は、図1に示す第2の実施形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置と同様に、制御部3、表示部4、入力部12、記録部14、通信インタフェース部60、及び、外部機器インタフェース部62を備えると共に、最適プログラム提示部22を備える。更に、制御部は、入力画面生成部10、データ演算部16、及び、マップ作成部18を備えると共に、更に、最適プログラム判定部20を備える。
図10に示す最適プログラム判定部20は、情緒マップ及び雰囲気マップに表示される、(数値化された)全員の感情情緒と、(数値化された)全員に感じる雰囲気とに基づいて、各メンバーの情緒・感性をリラックスさせるように向かわせる最適プログラム、例えば、文章、音声、動画などを、メンバー毎に判定(選別)する。
最適プログラム提示部22は、最適プログラム判定部20により選別(判定)された最適プログラム、例えば、文章、音声、動画などを利用者に提示する。最適プログラムが音声である場合には、最適プログラム提示部22はスピーカ等の音響装置により構成される。ここで、最適プログラムである音声は、複数のメンバーに提供する音楽(例えば、クラッシック音楽)であってもよいし、個々のメンバー又は複数のメンバーに対するカウンセリングを音声化したものであってもよい。最適プログラムが文章や動画である場合には、表示部4が最適プログラム提示部22を兼ねてもよい。最適プログラムは、記録部14に記録されていてもよいし、外部ネットワーク66を介して外部から取り込まれるものであってもよい。
[2−2] 最適プログラム判定部の動作
最適プログラム判定部20は、様々な判定(選別)を行うことが可能である。以下に、判定(選別)動作の例を記載する。以下の最適プログラム判定部20の動作は、図14のフローチャート及び図15のフローチャートに示されている。
図14のフローチャートは、情緒マップに表示される、数値化された全員の感情情緒に基づいて、各メンバーの感情情緒をリラックスさせるように向かわせる最適プログラムをメンバー毎に判定(選別)する動作を示している。図15のフローチャートは、雰囲気マップに表示される、数値化された全員に感じる雰囲気に基づいて、各メンバーの感性をリラックスさせるように向かわせる最適プログラムを、メンバー毎に判定(選別)する動作を示している。
[2−2−1]情緒マップの表示に基づく判定(選別)
[2−2−1−1]個人の主観情報値Aの平均値Bのxb、ybのいずれもマイナスとなる「不安」の範囲にあり(xb < 0 , yb < 0)、個人の主観情報値Aの平均値Bのxb値から、全員についての主観情報値Bの平均値Cのxc値を引いた値が、(例えば、−20〜0の)閾値以下になるとき(xb ‐ xc < -20 〜 0)(図14・ST02・YES)。
このとき、この個人は、グループの中でより不安になりやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「不安感情の言動や雰囲気表現の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、不安状態を解消するための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図14・ST04)。最適プログラムは、上述のように、例えば、文章、音声(音楽を含む)、若しくは動画のいずれであってもよい(以下も同様である)。
図11は、上記[2−2−1−1]の状態を表す情緒マップの例である。最適プログラムにより、利用者の情緒をリラックスさせることで、グループ全体の情緒もリラックスさせる方向に向けることを示している。
[2−2−1−2]個人の主観情報値Aの平均値Bのxbがプラスでybがマイナスとなる「不満イライラ」の範囲にあり(xb > 0 , yb < 0)、個人の主観情報値Aの平均値Bのxb値から、全員についての主観情報値Bの平均値Cのxc値を引いた値が、(例えば、0〜20の)閾値以上になるとき(xb ‐ xc > 0 〜 20)(図14・ST06・YES)。
このとき、この個人は、グループの中でより不満イライラしやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「不満感情の言動や雰囲気表現の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、イライラや不満状態を解消するための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図14・ST08)。
図12は、上記[2−2−1−2]の状態を表す情緒マップの例である。最適プログラムにより、利用者の情緒をリラックスさせることで、グループ全体の情緒もリラックスさせる方向に向けることを示している。
[2−2−1−3]個人の主観情報値Aの平均値Bのxbがプラスでybがプラスとなる「興奮」の範囲にあり(xb > 0 , yb > 0)、個人の主観情報値Aの平均値Bのxb値から、全員についての主観情報値Bの平均値Cのxc値を引いた値が、(例えば、0〜20の)閾値以上になるとき(xb ‐ xc > 0 〜 20)(図14・ST10・YES)。
このとき、この個人は、グループの中でより興奮しやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「興奮感情の言動や雰囲気表現の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、興奮状態を解消するための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提供する(図14・ST12)。
[2−2−1−4]更に、上記[2−2−1−1]〜[2−2−1−3]に加えて、個人の主観情報値Aの平均値Bが「リラックス」以外の範囲にある場合(xb < 0 , yb < 0 若しくは xb > 0 , yb < 0 若しくは xb > 0 , yb > 0)(図14・ST14・NO)。
全員についての主観情報値Bの平均値Cが「不安」の範囲にあるときには(xc < 0 , yc < 0)(図14・ST16・YES)、最適プログラム判定部20は、不安な人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図14・ST18)。
次に、全員についての主観情報値Bの平均値Cが「不満イライラ」の範囲にあるときには(xc > 0 , yc < 0 )(図14・ST20・YES)、最適プログラム判定部20は、イライラしている人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図14・ST22)。
次に、全員についての主観情報値Bの平均値Cが「興奮」の範囲にあるときには(xc > 0 , yc > 0 )(図14・ST24・YES)、最適プログラム判定部20は、興奮している人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図14・ST26)。
[2−2−2]雰囲気マップの表示に基づく判定(選別)
[2−2−2−1]個人の客観情報値Dの平均値Eのxeがマイナスでyeもマイナスとなる、「不安」そうに感じる範囲にあり(xe < 0 , ye < 0)、個人の客観情報値Dの平均値Eのxe値から、全員についての客観情報値Eの平均値Fのxf値を引いた値が、(例えば、−20〜0の)閾値以下になるとき(xe ‐ xf < -20 〜 0)(図15・ST52・YES)。
このとき、この個人は、グループの中で、より周囲が不安そうにしているように感じやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「不安の言動や雰囲気表現への感覚の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、周囲の不安に対する過敏性を減らすための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST54)。
[2−2−2−2]個人の客観情報値Dの平均値Eのxeがプラスでyeがマイナスとなる、「不満イライラ」の範囲にあり(xe > 0 , ye < 0)、個人の客観情報値Dの平均値Eのxe値から、全員についての客観情報値Eの平均値Fのxf値を引いた値が、(例えば、0〜20の)閾値以上になるとき(xe ‐ xf > 0 〜 20)(図15・ST56・YES)。
このとき、この個人は、グループの中で、より周囲が不満でイライラしているように感じやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「不満感情の言動や雰囲気表現への感覚の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、周囲のイライラや不満に対する過敏性を解消するための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST58)。
図13は、上記[2−2−2−2]の状態を表す雰囲気マップの例である。最適プログラムにより、利用者がリラックスした雰囲気を感じやすくなれば、グループの全員が感じる雰囲気もリラックスする方向に向くことを示している。
[2−2−2−3]個人の客観情報値Dの平均値Eのxeがプラスでyeがプラスとなる、「興奮」の範囲にあり(xe > 0 , ye > 0)、個人の客観情報値Dの平均値Eのxe値から、全員についての客観情報値Eの平均値Fのxf値を引いた値が、(例えば、0〜20の)閾値以上になるとき(xe ‐ xf > 0 〜 20)(図15・ST60・YES)。
このとき、この個人は、グループの中で、より周囲が興奮しているように感じやすい傾向があると判定される。即ち、この個人は「興奮感情の言動や雰囲気表現への感覚の亢進」があると判定される。これにより、最適プログラム判定部20は、周囲の興奮状態への過敏性を解消するための学習や指導内容を備える最適プログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST62)。
[2−2−2−4]更に、上記[2−2−2−1]〜[2−2−2−3]に加えて、個人の客観情報値Dの平均値Eが「リラックス」の範囲にある場合(xe < 0 , ye > 0)(図15・ST64・YES)。
全員についての客観情報値Eの平均値Fが「不安」の範囲にあるときには(xf < 0 , yf < 0 )(図15・ST66・YES)、最適プログラム判定部20は、不安な人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST68)。
次に、全員についての客観情報値Eの平均値Fが「不満イライラ」の範囲にあるときには(xf > 0 , yf < 0 )(図15・ST70・YES)、最適プログラム判定部20は、イライラしている人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST72)。
次に、全員についての客観情報値Eの平均値Fが「興奮」の範囲にあるときには(xf > 0 , yf > 0 )(図15・ST74・YES)、最適プログラム判定部20は、興奮している人に対する理解と共感を学習するプログラムを、この個人たる利用者に、最適プログラム提示部22を介して提示する(図15・ST76)。
[2−3]まとめ
本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置では、制御部は、更に、第1の平均値及び第2の平均値に基づいて、各メンバーが習得すべきプログラムを判定する最適プログラム判定部を含み、データ入力、表示及び分析装置は、更に、最適プログラム判定部により判定された最適プログラムを提示する最適プログラム提示部を含む。
本実施の形態に係る情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置は、グループやチームに関する、客観化された個人の感情、全員の感情、個人が感じる全員の雰囲気、全員が感じる全員の雰囲気に基づいて、個人の感情や感性の過敏さや鈍感さを自動的に判定し、該判定に応じて過敏さや鈍感さを解消するためのプログラムを自動的に提供することができる。
[その他の実施の形態]
[意識的言動の入力]
図18に示すように、あるグループを構成するメンバー(個人)の感性に対しては、他のメンバーの言動や雰囲気だけでは無く、自分自身の言動も入力される。例えば、自分の激しい言動は他のメンバーだけで無く、自分の感性に入力され、このことにより自分自身の感情も不安定にすることがある。
ところで、自分自身の意識的な言動は、自分自身で管理(制御)することが可能である。そこで、図4(3)に示す、雰囲気データの入力画面50を、自分自身の意識的な言動を数値化して定期的に入力する画面として利用するようにしてもよい。この場合、入力した自分自身の意識的な言動を数値化したデータの、所定期間における平均値を、図4(1)に示すマップ画面に表示することで、自分個人の意識的行動(言動)マップを形成することができる。これにより、入力者個人は、客観的且つ視覚的に自分自身の意識的な行動(言動)を確認できるようになる。
グループのメンバー全員が、図4(3)に示す画面50を利用して、自分自身の意識的な言動を数値化して定期的に入力するようにすれば、グループのメンバー全員についての、自分自身の意識的な言動を自分自身で数値化したデータの所定期間における平均値を、図4(1)に示すマップ画面に表示することで、グループのメンバー全員についての、自分個人の意識的行動(言動)マップを形成することができる。このとき、グループのメンバーの各々に関するデータを表示することもできるし、グループのメンバー全員の平均に関するデータを表示することもできる。
なお、図19は、その他の実施の形態に係る、情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置2における、自分自身の意識的な言動を数値化して定期的に入力する画面6の別例である。図5や図6に示す入力画面と同様に、図19に示す入力画面でも、二者択一メニューによるツリー状フローが示されている。ツリーの上位から下位に進むにつれて、即ち、フローの左から右に進むにつれて、自分自身の言動の陽陰及びその程度、並びに、言動の強弱及びその程度を、分岐的に選択するようになっている。ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々には、入力ボタン56が設けられている。よって、ツリーの最下位、即ち、フローの右端の夫々の入力ボタン56は、例えば、図4(3)(及び図4(2))に示す16個の入力ボタン52の何れかにほぼ対応する。
更に、個々のメンバー及びメンバー全員に関する、自分自身の感情を数値化して入力したデータ、並びに、個々のメンバー及びメンバー全員に関する、自分自身の意識的な言動を数値化して入力したデータに基づいて、個々のメンバーに関して、自分の感性や感情をリラックスする方向に誘導する最適プログラムを判定するように、最適プログラム判定部20を構築することもできる。これにより、個々のメンバーに関して、自分の感性や感情がリラックスする方向に誘導されれば、自分の無意識の言動をリラックスする方向に誘導することや、メンバー全員の感性や感情をリラックスする方向に誘導することが、可能となる。
[演算データの出力]
第1の実施形態及び第2の実施形態では、制御部(プロセッサ)3におけるマップ作成部18が、データ演算部16により演算されたデータに基づいて、マップ(情緒マップ、雰囲気マップ)8を作成して表示部4に表示(即ち、出力)している。ここでの、出力される「マップ」は視覚に訴えるものである。ここで、マップ作成部18により作成される「マップ」は、聴覚に訴えるものであってもよい。
第1の実施形態及び第2の実施形態における視覚に訴える前述の「マップ」は、x軸y軸を有し、y軸は情緒及び雰囲気の陰陽を示し、x軸は情緒及び雰囲気の強弱を示すものである。ここで、例えば、情緒及び雰囲気の陰陽を音の高低に対応させ、情緒及び雰囲気の強弱を音の大小に対応させるように、制御部(プロセッサ)3におけるマップ作成部18が音を作成し、その音をマップ作成部18がスピーカ等の出力部から出力するように、マップ作成部18を構成すれば、本開示に係るマップ(情緒マップ、雰囲気マップ)を音により表すことができる。マップ作成部18の出力する音における二つのパラメータ(音の高低、音の大小)が、二次元変数として、夫々、情緒及び雰囲気の陰陽、及び情緒及び雰囲気の強弱に対応することになる。
マップ作成部18がスピーカ等の出力部から「マップ」としての音を出力すれば、グループにおける多数のメンバーに一斉にフィードバックとしての音の「マップ」を提供することができる。また、外部ネットワーク66を利用すれば、遠隔地にいるグループのメンバーにも同時にフィードバックとしての音の「マップ」を提供することができる。
また、情緒及び雰囲気の陰陽を色の彩度(彩度小と彩度大)に対応させ、情緒及び雰囲気の強弱を色の明暗に対応させるように、制御部(プロセッサ)3におけるマップ作成部18が光を作成し、その光をマップ作成部18が表示部4から出力するように、マップ作成部18を構成すれば、本開示に係るマップ(情緒マップ、雰囲気マップ)を光(有色光)により表すことができる。マップ作成部18の出力する光における二つのパラメータ(光の彩度、光の明度)が、二次元変数として、夫々、情緒及び雰囲気の陰陽、及び情緒及び雰囲気の強弱に対応することになる。
また、更に、マップ作成部18により作成される「マップ」は、視覚に訴えるものと聴覚に訴えるものとの組み合わせであってもよい。つまり、マップ作成部18は、前述の図3及び図4に示される図表としての「マップ」、上述の音としての「マップ」、及び上述の光としての「マップ」の、全てを組み合わせて出力するものであってもよいし、それらの一部を選択して組み合わせて出力するものであってもよい。更に、マップ作成部18により作成される「マップ」は、触覚や味覚などの他の感覚に訴えるものであってもよいし、それらと視覚や聴覚に訴えるものとの組み合わせであってもよい。
[外部サーバ装置の利用]
入力画面生成部10、記録部14、データ演算部16、マップ作成部18、又は最適プログラム判定部20は、表示部4及び最適プログラム提示部22を備える装置2とは異なる外部のサーバ装置(図示せず)に備わってもよい。更に、そのような外部のサーバ装置が、複数の、本開示に係る、表示部4及び最適プログラム提示部22を備える装置2と、外部ネットワーク66を介して接続する、というような実施の形態であってもよい。このような実施の形態を実現すると、遠隔地に存在する複数の装置2の利用者が、随時にデータを入力でき、且つ、随時に最適プログラムの提示を受けることができる。
2・・・情緒及び雰囲気データ入力、表示及び分析装置、
3・・・制御部(プロセッサ)、
4・・・表示部、
6・・・入力画面、
10・・・入力画面生成部、
12・・・入力部
14・・・記録部、
16・・・データ演算部、
18・・・マップ作成部
20・・・最適プログラム判定部、
22・・・最適プログラム提示部。

Claims (4)

  1. データ入力、表示及び分析装置であって、
    制御部と、表示部と、入力部と、記録部を含み、
    前記制御部は、入力画面作成部を含み、
    前記入力画面作成部は、複数のメンバーからなるグループにおいての、各メンバーの感じる情緒感情について、その陰陽及び陰陽夫々の程度、並びに、その強弱及び強弱夫々の程度を分岐させて、各メンバーに入力者として入力させる第1の入力画面を作成し、
    前記表示部は、前記第1の入力画面を表示し、
    前記制御部は、前記表示部に表示される前記第1の入力画面及び前記入力部を介してデータを取り込んで、前記記録部に記録し、
    前記第1の入力画面は、第1の軸と第2の軸を備える第1の平面を含み、
    前記第1の平面では、前記第1の軸に沿って、入力者に関する情緒の陰陽及び陰陽夫々の程度が展開され、前記第2の軸に沿って、入力者に関する情緒の強弱及び強弱夫々の程度が展開され、
    前記制御部は、
    更に、前記第1の入力画面及び前記入力部を介して入力されたデータ及び前記記録部に記録されたデータを用いて演算を行うデータ演算部と、
    前記データ演算部により演算されたデータに基づいて、前記表示部に表示する第1の出力画面を作成するマップ作成部とを含み、
    前記データ演算部は、所定期間における前記グループの各メンバーの入力データに関する、前記所定期間における第1の平均値、及び、前記各メンバーが属する前記グループに関する、前記所定期間における第2の平均値を計算するものであり、
    前記マップ作成部は、前記第1の平均値及び前記第2の平均値を表示する平面として前記第1の平面を用いて、前記第1の出力画面を作成する、
    データ入力、表示及び分析装置。
  2. 前記制御部は、更に、前記第1の平均値及び前記第2の平均値に基づいて、前記各メンバーが習得すべきプログラムを判定する最適プログラム判定部を含み、
    前記データ入力、表示及び分析装置は、更に、前記最適プログラム判定部により判定された最適プログラムを提示する最適プログラム提示部を含む
    請求項1に記載のデータ入力、表示及び分析装置。
  3. データ入力、表示及び分析装置であって、
    制御部と、表示部と、入力部と、記録部を含み、
    前記制御部は、入力画面作成部を含み、
    前記入力画面作成部は、複数のメンバーからなるグループにおいての、各メンバーが当該グループについて感じる雰囲気について、その陰陽及び陰陽夫々の程度、並びに、その強弱及び強弱夫々の程度を分岐させて、各メンバーに入力者として入力させる第1の入力画面を作成し、
    前記表示部は、前記第1の入力画面を表示し、
    前記制御部は、前記表示部に表示される前記第1の入力画面及び前記入力部を介してデータを取り込んで、前記記録部に記録し、
    前記第1の入力画面は、第1の軸と第2の軸を備える第1の平面を含み、
    前記第1の平面では、前記第1の軸に沿って、入力者の受ける雰囲気の陰陽及び陰陽夫々の程度が展開され、前記第2の軸に沿って、入力者の受ける雰囲気の強弱及び強弱夫々の程度が展開され、
    前記制御部は、
    更に、前記第1の入力画面及び前記入力部を介して入力されたデータ及び前記記録部に記録されたデータを用いて演算を行うデータ演算部と、
    前記データ演算部により演算されたデータに基づいて、前記表示部に表示する第1の出力画面を作成するマップ作成部とを含み、
    前記データ演算部は、所定期間における前記グループの各メンバーの入力データに関する、前記所定期間における第1の平均値、及び、前記各メンバーが属する前記グループに関する、前記所定期間における第2の平均値を計算するものであり、
    前記マップ作成部は、前記第1の平均値及び前記第2の平均値を表示する平面として前記第1の平面を用いて、前記第1の出力画面を作成する、
    データ入力、表示及び分析装置。
  4. 前記制御部は、更に、前記第1の平均値及び前記第2の平均値に基づいて、前記各メンバーが習得すべきプログラムを判定する最適プログラム判定部を含み、
    前記データ入力、表示及び分析装置は、更に、判定された最適プログラムを提示する最適プログラム提示部を含む
    請求項3に記載のデータ入力、表示及び分析装置。
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