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JP6423535B2 - 光学部品、保持ユニット、及び生体光計測装置 - Google Patents
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JP6423535B2 - 光学部品、保持ユニット、及び生体光計測装置 - Google Patents

光学部品、保持ユニット、及び生体光計測装置 Download PDF

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Description

本発明は光学部品及び生体光計測装置に関し、特に生体に光を照射し、生体を通過した光の光量の変化を計測することにより、生体内部の情報を得る生体光計測装置、及びそれに用いられる光学部品に関する。
生体の内部状態を非侵襲的に計測する手法として、光照射により血液循環、血行動態、ヘモグロビン変化を計測して生体情報を得る手法が知られている。光照射による計測は、光の発生機構が小型であり、また、例えばMRIやX線CTによる測定に使用される特別なシールド設備も不要なため、簡便な計測が可能である。
生体内の血液動態変化を計測する生体光計測装置に関する技術の例が特許文献1に開示されている。この装置では、光源で発生させた光を光照射用光ファイバーにより伝達して被検体に照射するとともに、被検体内部を通過した光を光検出用光ファイバーによって検出し、光検出器まで導いて、光電変換により電気信号を取得している。この装置では、光照射用光ファイバーと光検出用光ファイバーとを光検出プローブとして頭皮に密着させて用いている。
特開2001−286449号公報
特許文献1に記載の装置では、医療現場において、一の装置により複数人の検査を行う場合、計測対象が変わる毎に生体との接触部を拭き取ることで、清潔状態を維持している。しかしながら、拭き取りには手間がかかり、また拭き取りを行っても付着物が完全には除去されず、衛生面で問題がある。また、生体との接触部位を使い捨てとすることで、高い衛生状態を簡便に保つことが可能となるが、光ファイバ等のプローブの構成部材は一般に高価であるため、使い捨てとするとコスト高となる。
また、例えば光ファイバや、光照射又は光検出を行う素子を、ホルダを用いて生体の表面から隔離した状態で固定する技術が知られている。ホルダを使用した場合、光ファイバや素子の拭き取りの手間が省かれる。また、生体と接触するホルダを、光ファイバや素子とは別体で廃棄することができるため、低コストでの使い捨て利用が可能である。
しかしながら、例えば光照射用の光ファイバの先端を、生体表面から隔離した状態で固定した場合、照射光が拡がり、目的とする計測対象領域だけでなく、計測対象領域から外れた領域も光照射される。この場合、計測対象領域以外の領域に関する生体情報も、検出結果に反映されるため、測定精度が低下する。
また、光検出用の光ファイバの先端を、生体表面から隔離した状態で固定した場合にも、被検体内部を通過して光ファイバにより受光される受光領域が広くなり、測定精度が低下する。
本発明の目的は、低コストで簡易に衛生状態を維持することができ、かつ光照射又は光検出を高い精度で行うことのできる光学部品及び生体光計測装置を提供することにある。
本発明に係る光学部品の好ましい実施形態としては、被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材と、前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る生体光計測装置の好ましい実施形態としては、被検体へ光を照射し、かつ前記被検体からの光を検出する生体光計測装置であって、前記被検体へ光を照射する第1の素子を支持する第1の支持部材と、前記第1の支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記第1の支持部材に着脱可能に設置される第1の保持部と、前記第1の素子から照射される照射光を案内する第1の光案内機構と、を有する第1の光学部品と、前記被検体からの光を検出する第2の素子を支持する第2の支持部材と、前記第2の支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記第2の支持部材に着脱可能に設置される第2の保持部と、前記被検体からの光を案内する第2の光案内機構と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、低コストで簡易に衛生状態を維持することができ、かつ光照射又は光検出を高い精度で行うことのできる光学部品及び生体光計測装置を実現することができる。
実施例1に係る光学部品の構成を説明するための断面図である。 光学部材として、光検出素子を設けた光学部品の構成を説明するための断面図である。 実施例1の光学部品を使用する生体光計測装置の構成を示すブロック図である。 密着部として吸盤を備えた光学部品の構成を説明するための断面図である。 実施例4に係る光学部品の構成を説明するための断面図である。 実施例5に係る光学部品の構成を説明するための断面図である。 実施例6に係る光学部品の構成を説明するための断面図である。 実施例7に係る光学部品を被検体の表面に装着した状態を示す図である。
図1は、実施例1に係る光学部品100の構成を説明するための断面図であり、図1(a)は、支持プレート102を保持部103と一体化させる前の状態を示している。光学部品に備える素子としては、被検体へ光を照射する光源を備えていてもよく、被検体を通過した光を検出する光検出素子を備えていてもよいが、図1では、素子として光源を備えた場合を例に説明する。
光学部品100は、被検体120へ光を照射する光源101と、光源101を支持する支持プレート102と、支持プレート102を保持する保持部103と、被検体120に密着させる密着部104と、光源101から照射される照射光の一部を案内する光案内機構である光導通孔105と、を有している。
保持部103、密着部104及び後述する鏡面部161〜162により保持ユニット150を構成し、この保持ユニット150は、支持プレート102に対して着脱自在にして交換可能に設けられている。
光源101としては、例えば半導体レーザ、チタンサファイアレーザ、発光ダイオード等を用いることができる。
支持プレート102は、ほぼ円形の平面形状を有しており(図1(c)参照。)、その外周にねじ機構102aが形成されている。支持プレート102は、ねじ機構102aを、保持部103の内壁に形成されたねじ機構103aに嵌合して保持部103と一体化する。一方、この嵌合状態を解除することで、支持プレート102を保持部103と分離することができる。
保持部103は、中空の円筒が円環形状を形成し、円環の中空の開口部に支持プレート102が嵌合されるように、開口部の径は、支持プレート102の径と略同等の大きさに形成されている。保持部103には、被検体120側に開口する開口部を塞ぐように、密着部104が設けられている。
密着部104は、高粘着性を有する黒色のゲル状シート材で形成され、中心に孔部を有する円形状に形成されている。密着部104は、その外周縁を保持部103の内壁に接触させるように設置されており、被検体120表面に対して接触させた状態で設置することで、保持部103及び支持プレート102を被検体120上に固定する機能を有する。
密着部104の上面及び保持部103の内壁面には鏡面部162が形成されており、支持プレート102の光源101の設置面には鏡面部163が形成されている。鏡面部162〜163は、光反射性材料により形成される。
光導通孔105は、密着部104及び鏡面部162に形成されており、光導通孔105の内壁面には、鏡面部161が光反射性材料により形成されている。
実施例1では、密着部104を黒色のゲル状シート部材により形成しているが、鏡面部162が密着部104の上面全体に設けられていれば、密着部104は必ずしも黒色でなくてもよい。ただし、密着部104を黒色とすることで、例えば鏡面部161が、光導通孔105の下端部まで形成されていなくても、光導通孔105からの光の漏出を防止することができるため好ましい。
図1(b)は、支持プレート102を保持部103と一体化させた状態を示す図であり、図1(c)は、図1(b)の光学部品100を支持プレート102側から見た平面図である。
図1(b)に示すように、支持プレート102が保持部103により保持されることで、光源101は、被検体120から隔離した状態で保持される。支持プレート102は、光源101の設置面と反対側の面の一端に設けられたつまみ具107を上方に持ち上げることで、保持部103から取り外し可能に構成されている。
保持部103と支持プレート102とが一体化されることで、保持部103内部には、光導通孔105と連通する空間108が形成される。空間108を形成する密着部104の上面、保持部103の内壁面、及び支持プレート102の光源101の設置面には、上記したように、鏡面部162、163が設けられており、空間108全体が、鏡面部162、163により囲まれた状態となっている。
図1(b)に示すように、光源101は、保持部103により、被検体120の表面から隔離された状態で保持されているため、光源101による光の照射範囲は、図1(b)中一点鎖線で示す範囲110に広がっている。このため、光源101の照射範囲110には、目的とする計測対象領域(例えば光源101の直下の領域)だけでなく、計測対象領域から外れた領域も含まれている。
光学部品100では、光源101からの照射光は、密着部104及び鏡面部162により遮蔽され、光導通孔105内に入射した光が被検体120の表面に導かれる。従って、被検体120表面に光が照射される範囲は、光導通孔105の被検体120側に開口する開口範囲111に限定される。図1に示すように、光導通孔105の開口範囲111の径は、光源101による光の照射範囲110の径より小さく形成されている。従って、目的とする計測対象領域から外れた領域の生体情報が反映されることによる、測定精度の低下を防止することができる。
また、密着部104及び鏡面部162により遮蔽された光が被検体120表面に照射されないと、その分、光の損失となる。光学部品100では、光導通孔105と連通する空間108を形成する面に、鏡面部162、163が設けられている。このため、密着部104及び鏡面部162により遮られた照射光は、密着部104の上面、保持部103の内壁面、及び支持プレート102の光源101の設置面において、鏡面部162、163により反射され、光導通孔105に導かれる。光導通孔105に導かれた光は、鏡面部161により反射されながら、最終的に、被検体120の表面に導かれる。このため、遮蔽部を設けたことによる光の損失を低減することができる。
また、上記したように、光学部品100の光源101は、支持プレート102により、被検体120から隔離した状態で保持されている。このため、光源101の拭き取りを行うことなく、光源101の衛生状態を維持して使用することができる。
また、上記したように、光学部品100は、保持ユニット150を交換可能に備えている。このため、例えば被検体120から保持部103に生体物質が付着する等により、密着部104や保持部103に汚れが生じた場合に、保持ユニット150を、光源101とは別体として廃棄することができる。このため、低コストでの使い捨て利用が可能となる。
図2は、光学部材として、被検体を通過した光を検出する光検出素子を設けた光学部品200の構成を説明するための断面図である。
光学部品200において、保持部203、密着部204及び後述する鏡面部261〜262により保持ユニット250を構成し、この保持ユニット250は、支持プレート202に対して着脱自在にして交換可能に設けられている。
図2に示す光学部品200は、光源101に代えて光検出素子201を設けた点以外は、図1に示す光学部品100の構成と同様であり、詳細な説明は省略する。
光検出素子201としては、例えばフォトダイオード等の光電変換素子を用いることができる。
図2に示す光学部品200では、光案内機構である光導通孔205は、密着部204及び鏡面部262に形成されており、光導通孔205の内壁面には、鏡面部261が光反射性材料により形成されている。
図2に示すように、光検出素子201は、被検体220の表面から隔離された状態で保持されている。このため、被検体220からの出射される光の、光検出素子201による受光可能範囲は、図2中一点鎖線で示す範囲210に広がっており、受光可能範囲210には、目的とする受光領域(例えば、光検出素子201の直下の領域)だけでなく、目的とする受光領域から外れた領域も含まれている。
光学部品200では、被検体220表面から出射した光は、密着部204及び鏡面部262により遮蔽され、光導通孔205から入射した光が、鏡面部261により反射されながら、光導通孔205と連通する空間208に導かれる。従って、空間208に導かれる光の範囲は、光導通孔205の被検体220側への開口範囲211に限定される。図2に示すように、被検体220側の光導通孔205の開口範囲211の径は、光検出素子201による受光可能範囲210の径より小さく形成されている。従って、目的とする受光領域から外れた領域から出射される出射光を受光することによる、測定精度の低下を防止することができる。
また、図2に示す光学部品200では、図1に示す光学部品100と同様、光導通孔205と連通する空間208を形成する面全体に、鏡面部262、263が設けられている。
このため、被検体220からの出射光が、光導通孔205から空間208内の種々の方向に向けて出射されても、これらの出射光は、保持部203の内壁面、支持プレート202の光検出素子201の設置面及び密着部204の上面において鏡面部262、263により反射され、最終的に光検出素子201に導かれる。このため、空間208に導かれた光が、保持部203の外部に漏出することによる光の損失を低減することができる。
なお、図1、図2では、被検体に対する密着部104、204として、ゲル状のシート部材を使用する例を示したが、密着部として、例えば図4で示すような吸盤250を用いることもできる。吸盤250としては、例えばゴム等の樹脂材料により形成することができる。
密着部として吸盤250を用いることで、例えばゲル状のシート部材では、被検体との接着が不十分な場合でも、吸盤250により、被検体に対して十分な接着状態を得ることができる。
上記した光学部品100、200は、被検体の表面に、それぞれ単独で設置することができる。また、光学部品100、200は、例えば、別途用意したベルト状の部材にそれぞれ固定したうえで、被検体に設置するようにしてもよい。この点は、後述する実施例2〜3においても同様である。
図3は、実施形態に係る光学部品を使用する生体光計測装置の構成を示すブロック図である。図3では、光照射部として、例えば図1に示す光学部品100を使用することができ、光検出部として、例えば図2に示す光学部品200を使用することができる。
図3において、1は光照射部、2は光検出部、3は被検体、4は制御部、5は処理部、6は表示部、7は記憶部である。制御部4は、光照射部1を制御し、所定の波長の光を被検体3に照射させる。また、制御部4は、光検出部2を制御し、被検体3の内部を通過して被検体3の表面から出射する光を検出させる。光検出部2は、検出した光を光電変換し、電気信号として処理部5に出力する。処理部5は、光検出部2から出力された電気信号の強度を算出し、算出結果を表示部6及び記憶部7に出力する。処理部5から出力された強度は、表示部6に表示され、記憶部7に記憶される。また、各々の構成要素は制御部4により制御される。
図5は、実施例4に係る光学部品300の構成を説明するための断面図である。以下の説明では、光学部材として光源を備えた場合を例に説明するが、実施例4の光学部品は、光学部材として光検出素子を備えた構成とすることも可能である。
図5において、312はガラスロッド、313は保護フィルタである。なお、図5において光源は図示していないが、光源は、ガラスロッド312と支持プレート302とが接触する位置において、ガラスロッド312の内側に設置されている。
図5では、支持プレート302と保持部303とを一体化した状態の断面図を示している。光学部品300においても、実施例1と同様、支持プレート302が、保持部303に着脱可能に構成されている。
光学部品300において、保持部303、密着部304及び後述する鏡面部361〜362により保持ユニット350を構成し、この保持ユニット350は、支持プレート302に対して着脱自在にして交換可能に設けられている。
実施例4は、ガラスロッド312及び保護フィルタ313を設けた点以外は、基本的な構成は実施例1と同様であり、実施例1と共通する構成についてはその説明を省略する。
ガラスロッド312は、一端側において光源を覆い、かつ他端側が光導通孔305の光源側の開口部まで達するように延設されている。光源から照射された光は、ガラスロッド312により光導通孔305内に導かれる。
保護フィルタ313は、光導通孔305の、被検体320側の開口部を覆うように設けられている。保護フィルタ313は、ガラスロッド312の先端部や光源が被検体と接触しないように、保持部303の内部領域を、被検体320の表面から隔離するものである。
保護フィルタ313は、光源からの光や被検体320からの出射光に対する光透過性を有する光透過性材料により形成されていればよく、例えばガラス基板を用いることができる。
また、保護フィルタ313として、例えば液晶フィルタ等の減光フィルタを用いることもできる。この場合、液晶フィルタへの印加電圧を、制御部4(図1参照。)により調整することで、光透過率が適切な値に調整される。保護フィルタ313として液晶フィルタを設けることで、例えば光源からの照射光の光量が多すぎる場合にも、被検体に照射される光の量を適切な量に制御することができる。
図5に示す例では、ガラスロッド312は、保護フィルタ313との間に所定の隙間を設けて設置されている。これにより、支持プレート302を、保持部303から容易に取り外すことができる。
図5において、光導通孔305の内壁面には鏡面部361が形成されており、密着部304の上面には鏡面部362が形成されている。
実施例2の光学部品300では、光源から照射された光は、ガラスロッド312により光導通孔305内に出射される。光導通孔305内に出射された光は、光導通孔305の内壁面に設けられた鏡面部361により反射されながら、被検体320に向けて導かれる。また、光導通孔305から、光導通孔305に連通する空間308内に漏れ出た光は、密着部304及び密着部304の上面に設けられた鏡面部362により遮蔽され、被検体320表面への光照射が防止される。
図5に示す光学部品において、光源に代えて光検出素子を設けた場合には、図示しないが、被検体320の表面から出射される光は、密着部304及び鏡面部362により遮蔽され、光導通孔305内に入射した光は、鏡面部361により反射されながら、ガラスロッド312に導かれ、ガラスロッド312により光検出素子まで導かれる。
実施例2の光学部品300においても、鏡面部は、光導通孔305の内壁面及び密着部304の上面だけでなく、保持部303の内壁面や支持プレート302の光源の設置面に設けることも可能である。
保護フィルタ313は、実施例1及び後述する実施例3〜4の構成に適用することも可能である。
図6は、実施例5に係る光学部品400の構成を説明するための断面図である。以下の説明では、素子として光源401を備えた場合を例に説明するが、実施例4の光学部品400は、素子として光検出素子を備えた構成とすることも可能である。
図6において、401は光源、402は支持プレート、407はつまみ具、403は枠体、404は底板部材、405は光導通孔、408は光導通孔と連通する空間、409は保持部、410は密着部、411はばね材である。
光学部品400において、枠体403、底板部材404、保持部409、密着部410、ばね材411により保持ユニット450を構成し、この保持ユニット450は、支持プレート402に対して着脱自在にして交換可能に設けられている。
実施例1の光学部品100では、保持部103及び密着部104が、光導通孔105と一体に形成されていたが、実施例5の光学部品400は、保持部409及び密着部410が、光導通孔405と別体として形成されている。
枠体403は、中空の円筒形状を有しており、枠体403の開口部の一端側には、その内周面に接するように、底板部材404が設けられている。枠体403は、円形の平面形状を有しており、中心部に突設された中空状の円筒部により、光案内機構である光導通孔405を形成している。図6には示していないが、底板部材404の内面一帯には、鏡面部が形成されている。
支持プレート402は、枠体403に対して着脱可能に構成されており、その外周面に形成されたねじ機構402aを、枠体403の内壁に形成されたねじ機構403aに嵌合することで、枠体403と一体化される。また、支持プレート402は、つまみ具407を上方に持ち上げることで、枠体403から取り外し可能である。
保持部409は、枠体403の外径より大きい径を有する中空円筒形状を有しており、枠体403の外周を囲むように設置されている。
保持部409の被検体420側の開口部には、内周側に向けて所定の幅を有する脚部409aが延設されている。脚部409aの底面には、密着部410が貼着されている。密着部410を被検体420表面に接触させて設置することで、保持部409が被検体420上に立設される。密着部410は、例えば実施例1と同様、ゲル状のシート部材を用いることができる。
保持部409は、ばね材411により、枠体403と接続されている。このため、支持プレート402が枠体403と一体化されることで、支持プレート402に設置された光源401は、保持部409により被検体420の表面から隔離された状態で保持される。
保持部409は、ばね材411により枠体403と接続されることで、光源401とは独立に変位可能とされている。このため、例えば、表面に凹凸を有する被検体420上に光学部品400を設置する場合、被検体420の凹凸形状に追従させるように保持部409の設置位置を調整しながら装着させることが可能であり、良好な設置状態を得ることができる。
図4に示す光学部品400では、光源401から照射された光は、底板部材404の上面により遮蔽され、光導通孔405内に入射した光が被検体420の表面に導かれる。なお、光学部材として光検出素子を設けた場合には、被検体の表面から出射する光は、底板部材404の下面により遮蔽され、光導通孔405に入射した光が空間408に導かれる。
図7は、実施例6に係る光学部品500の構成を説明するための断面図である。実施例4は、被検体の計測対象領域に毛髪が存在している場合に、毛髪を掻き分ける掻き分け部を備えた構成である。
図7(a)は、実施例1と同様の構成を有する光学部品に、掻き分け部510を装着した状態を示す概略図であり、図7(b)は、掻き分け部510の構成を示す平面図である。
掻き分け部510は、中心に観測窓511を有する押さえ部512と、掻き分け片513と、可動部514とを有している。押さえ部512は、円形の平面形状を有しており、観測窓511内の領域に保持部503を設置可能に構成されている。掻き分け片513は三角形状を有しており、押さえ部512の外周縁に設置されている。可動部514は、押さえ部512の外周縁の、掻き分け部513と対向する位置に設置されている。
図7(c)は、掻き分け部510の移動前と移動後の状態を示す図であり、図7(d)は、掻き分け部510により毛髪を掻き分けるときの動きを連続的に示す図である。
光学部品500を被検体に装着するときには、まず、掻き分け片513を被検体に押し付けながら、図7(d)に示すように、可動部514を中心として掻き分け片513の端部を移動させる。これにより、掻き分け片513の先端部により、毛髪が掻き分けられる。掻き分け片513の端部がさらに移動して図7(c)の右図に示す状態となると、掻き分け片513で掻き分けられた毛髪は、押さえ部512により押さえつけられる。
このとき、観測窓511内の領域に保持部503が設置され、最終的に、密着部504が被検体表面に押し付けられることで、光学部品500全体が被検体上に設置される。これにより、光源501からの被検体上への光照射、又は被検体からの出射光の光検出素子501による検出を、毛髪により遮られることなく行うことができる。このため、高精度な計測を行うことができる。
図8は、実施例1〜2、4〜5に係る光学部品を被検体の表面に装着した状態を示す図である。
図8では、光源を備えた光照射部601を1個、光検出素子を備えた光検出部602を2個の単位で、線状に並べて連結具603により連結した連結体604として、被検体に装着した例を示す。図8では、連結体604を、被検体の前額部に装着した例を示している。
生体光計測では、一般に、同一の被験者に対して複数回の生体光計測が行われる。このとき、光照射部601や光検出部602の設置位置が測定回毎に異なると、測定精度が低下する。このため、光照射部601及び光検出部602は、同一の被検者に対して毎回同じ箇所に設置することが望ましい。
図8に示す例では、連結体604は、鼻根部との距離を一定に保つ第1の固定機構605、及び耳部との距離を一定に保つ第2の固定機構606に設置された状態で、被検体に装着されている。
第1の固定機構605は、鼻根部を両側から挟むワイヤの一端に、連結体604を設置するようにしたものであり、第2の固定機構606は、耳部に架設されるワイヤの一端に連結体604を設置するようにしたものである。
第1の固定機構605及び第2の固定機構606は、いずれも金属材料を針金状に成形したものや、プラスチックの成形体等の、ある程度強度を有するものを用いることが好ましい。
連結体604を、第1の固定機構605や第2の固定機構606に設置した状態で被検体に装着することで、連結体604を、例えば鼻根部や耳部等の、被検体の基準位置から一定の距離を保って装着することが可能となる。
図8に示す例では、第2の固定機構606に目盛607を備えており、鼻根部や耳部から連結体604までの距離を可変に構成している。この場合、利用者は、鼻根部や耳部から連結体604までの距離を予め把握しておくことで、測定の都度、設置位置を調整しなくても、連結体604を毎回ほぼ同一の位置に設置することが可能となる。
1、601…光照射部、2、602…光検出部、3…被検体、4…制御部、5…処理部、6…表示部、7…記憶部、100、200、300、400、500…光学部品、101、401…光源、102、202、302、402…支持プレート、103、203、303、409、503…保持部、102a、103a、402a、403a…切込み機構、104、204、304、410、504…密着部、105、205、305、405…光導通孔、107、407…つまみ具、108、208、308、408…光導通孔と連通する空間、110…光源の照射範囲、210…光検出素子による受光可能範囲、111、211…光導通孔の開口範囲、120、220、320、420…被検体、161、162、163、261、262、263、361、362…鏡面部、201…光検出素子、250…吸盤、312…ガラスロッド、313…保護フィルタ、403…枠体、404…底板部材、409a…保持部の脚部、411…ばね材、501…光源又は光検出素子、510…掻き分け部、511…観測窓、512…押さえ部、513…掻き分け片、514…可動部、603…連結具、604…連結体、605…第1の固定機構、606…第2の固定機構、607…目盛

Claims (15)

  1. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材と、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記支持部材と結合された前記保持部内に前記光案内機構と連通する空間を形成する面の少なくとも一部及び前記光案内機構の内面に、光反射性材料により鏡面部が形成されていることを特徴とする光学部品。
  2. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材と、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記保持部には、前記被検体に密着される密着部が設けられ、前記密着部は、ゲル状部材により形成されていることを特徴とする光学部品。
  3. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材と、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記被検体側に向けて開口する前記光案内機構の開口部に、光透過性を有する保護部材が設けられ、前記保護部材は、印加電圧によって光透過率を可変させる液晶フィルタであることを特徴とする光学部品。
  4. 前記素子は、前記被検体へ光を照射する発光素子であり、
    前記光案内機構は断面円形を成し、その径は、前記発光素子から出射される光の照射範囲の径より小さいことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の光学部品。
  5. 前記素子は、前記被検体から光を検出する光検出素子であり、
    前記光案内機構は断面円形を成し、その径は、前記光検出素子の受光可能範囲より小さいことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の光学部品。
  6. 前記光案内機構は、前記密着部に形成された光導通孔であることを特徴とする請求項に記載の光学部品。
  7. 前記密着部は黒色体であることを特徴とする請求項に記載の光学部品。
  8. 前記保持部が、前記光案内機構と別体で、かつ前記支持部材とは独立に変位可能に設けられていることを特徴とする請求項に記載の光学部品。
  9. 前記被検体の基準位置から前記素子までの距離を一定に保持する固定機構を有することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の光学部品。
  10. 前記保持部と前記光案内機構とが一体となって保持ユニットを構成し、前記保持ユニットが、前記支持部材に対して交換可能であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光学部品。
  11. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材を保持するための保持ユニットであって、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記保持部内に前記光案内機構と連通する空間を形成する面の少なくとも一部及び前記光案内機構の内面に、光反射性材料により鏡面部が形成されていることを特徴とする保持ユニット。
  12. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材を保持するための保持ユニットであって、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記保持部には、前記被検体に密着される密着部が設けられ、前記密着部は、ゲル状部材により形成されていることを特徴とする保持ユニット。
  13. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持する支持部材を保持するための保持ユニットであって、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部と、
    前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構と、を有し、
    前記被検体側に向けて開口する前記光案内機構の開口部に、光透過性を有する保護部材が設けられ、前記保護部材は、印加電圧によって光透過率を可変させる液晶フィルタであることを特徴とする保持ユニット。
  14. 被検体へ光を照射するか又は前記被検体からの光を検出する素子を支持し、前記素子から照射される照射光又は前記被検体からの光を案内する光案内機構を有する支持部材を保持するための保持ユニットであって、
    前記支持部材を前記被検体から隔離した状態で保持し、かつ前記支持部材に着脱可能に設置される保持部を有し、
    前記保持部は、前記支持部材を保持するために、前記保持部と前記支持部材が独立に変位可能に接続する接続機構を備え、
    前記保持部には、前記被検体に密着される密着部が設けられ、前記密着部は、ゲル状部材により形成されていることを特徴とする保持ユニット。
  15. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学部品を備え、かつ、前記被検体へ光を照射する素子と前記被検体からの光を検出する素子の双方を備え、前記被検体へ光を照射し、かつ前記被検体からの光を検出することにより、前記被検体の情報を取得する生体光計測装置。
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