JP6425123B2 - パウチ - Google Patents
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Description
互いに対向して位置する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
前記第1側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第1未シール部と、
前記第2側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第2未シール部と、
を備え、
前記第1未シール部と前記第2未シール部とは、前記収容空間を挟んで対面して位置しており、
前記第1側部シール部は、前記第1未シール部の少なくとも一部に隣接して位置し、当該第1側部シール部の他の部分よりも前記収容空間側に向けて張り出した張出部分を有し、
平面視において、前記収容空間の上縁の中央となる上中点と、前記収容空間の下縁の中央となる下中点との中央となる位置に中心をもつ仮想円の当該中心から、前記第1未シール部まで最短距離となる第1仮想直線を引いたときに、当該第1仮想直線と前記張出部分との重なる範囲の長さをa1とし、前記仮想円の中心から前記第2未シール部まで最短距離となる第2仮想直線を引いたときに、当該第2仮想直線と前記第2側部シール部との重なる範囲の長さをa2とした場合に、a1<a2の関係を満たし、
前記第1未シール部の横方向における長さは、前記第2未シール部の横方向における長さよりも長い。
本発明によるパウチにおいて、前記第1仮想直線に沿った方向における前記中心から前記張出部分までの最短距離は、前記第2仮想直線に沿った方向における前記中心から前記第2側部シール部までの最短距離よりも短くてもよい。
本発明によるパウチにおいて、前記収容空間に内容物が収容されており、上部シール部が形成されていてもよい。
本発明は、重ねられた積層フィルムをヒートシールすることにより製袋され、内容物を収容する収容空間を有するパウチの製造方法であって、
前記パウチは、
互いに対向して位置する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
前記第1側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第1未シール部と、
前記第2側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第2未シール部と、
を備え、
前記第1側部シール部は、前記第1未シール部の少なくとも一部に隣接して位置し、当該第1側部シール部の他の部分よりも前記収容空間側に向けて張り出した張出部分を有し、
前記製造方法は、
複数の前記パウチが前記パウチの横方向に沿って割り付けられ得る積層フィルムを準備する工程と、
重ねられた前記積層フィルムをヒートシールして、前記積層フィルムを、
前記第1側部シール部及び前記第2側部シール部となるべき領域を含む、ヒートシールされた領域と、
前記横方向において隣り合う2つの前記ヒートシールされた領域に挟まれる、前記収容空間となるべき領域と、1つの前記ヒートシールされた領域に囲まれる、前記第1未シール部及び前記第2未シール部になるべき領域と、を含む、ヒートシールされなかった領域と、
に区画する工程と、
重ねられた前記積層フィルムの、前記第1側部シール部及び前記第2側部シール部となるべき領域、並びに、前記第1未シール部及び前記第2未シール部になるべき領域を、前記横方向に交差する方向において裁断する工程と、を備え、
前記裁断する工程は、前記第1未シール部の前記横方向における長さが前記第2未シール部の前記横方向における長さよりも長くなるよう実施される、パウチの製造方法である。
先ず、胴部10をなす一対の主面シート11及び底部20をなす底面シート21を構成するフィルムについて説明する。本実施の形態では、一対の主面シート11及び底面シート21は、積層フィルム30からなる。図2に、積層フィルム30の層構成を示す。上述のように、パウチ1は、一対の主面シート11及び底面シート21をなす積層フィルム30をヒートシールすることによって製袋される。このため、積層フィルム30には、容器内方側となる部分にシール性を有するシーラント層34が設けられている。また、電子レンジ用のパウチ1では、印刷基材となる基材層31が、シーラント層34よりも容器外方側となる部分に設けられている。さらに、積層フィルム30は、電子レンジ用のパウチに要求される種々の機能を付与すべく、中間層33を含んでいる。したがって、このような層構成を持つ積層フィルム30は、製袋してパウチ1とするときの容器外方となる側から容器内方となる側に向けて基材層31と中間層33とシーラント層34とをこの順で含んでいる。以下、各層について詳述していく。
この場合、パウチ1の流通過程において生じ得る落下に対する耐衝撃強度に優れると共に、内容物の充填し易さ、内容物の詰替え易さといった取扱性にも優れる。
このような積層フィルム30からなる一対の主面シート11及び底面シート21の周縁近傍をヒートシールすることによってシール部50が形成される。図1に示す方向からみたときに、シール部50は、収容空間2の周りを取り囲み、当該収容空間2を密閉している。その上、シール部50は、当該シール部50によって密閉された収容空間2から、第1未シール部60及び第2未シール部70を隔離している。図1に示す例では、第1未シール部60及び第2未シール部70は、重ねられた積層フィルム30がヒートシールされていない部分であり、収容空間2を挟んで互いに対面した位置に位置している。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
また、本発明の一実施形態によるパウチは、重ねられた積層フィルムをヒートシールすることにより製袋され、内容物を収容する収容空間が積層フィルムに囲まれて規定されたパウチであって、
互いに対向して位置する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
前記第1側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第1未シール部と、
前記第2側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第2未シール部と、
を備え、
前記第1未シール部と前記第2未シール部とは、前記収容空間を挟んで対面して位置しており、
前記第1側部シール部は、前記第1未シール部の少なくとも一部に隣接して位置し、当該第1側部シール部の他の部分よりも前記収容空間側に向けて張り出した張出部分を有し、
平面視において、前記収容空間の上縁の中央となる上中点と、前記収容空間の下縁の中央となる下中点との中央となる位置に中心をもつ仮想円の当該中心から、前記第1未シール部まで最短距離となる第1仮想直線を引いたときに、当該第1仮想直線と前記張出部分との重なる範囲の長さをa1とし、前記仮想円の中心から前記第2未シール部まで最短距離となる第2仮想直線を引いたときに、当該第2仮想直線と前記第2側部シール部との重なる範囲の長さをa2とした場合に、a1<a2の関係を満たす、パウチであってもよい。
本発明の一実施形態によるパウチにおいて、前記張出部分は、角領域を含み、前記第1仮想直線は、前記角領域において前記張出部分と重なってもよい。
本発明の一実施形態によるパウチにおいて、前記第2側部シール部のうち、開封予定位置よりも上側となる部分の内縁が、前記第2側部シール部のうちの他の部分の内縁よりも前記収容空間側に位置していてもよい。
本発明の一実施形態によるパウチにおいて、前記第1側部シール部は、前記張出部分に接続され且つ当該張出部分よりも上側に位置する上側シール部分を有し、前記張出部分の内縁は、前記上側シール部分の内縁よりも前記収容空間側に位置していてもよい。
本発明の一実施形態によるパウチにおいて、平面視において、前記第1未シール部の上下方向における長さは、前記第2未シール部の上下方向における長さと等しくてもよい。
実施例1〜3は、図1に示すスタンディング形式のパウチに対応している。
比較例1に係るパウチは、実施例1〜3に係るパウチに対して、a1及びa2の寸法を変更した形態に対応している。したがって、比較例1に係るパウチは、実施例1〜3に係るパウチと同一の材料を用いて、実施例1〜3に係るパウチと同一の製造方法にて作製された。比較例1に係るパウチの各々について、上述の長さa1及び長さa2の値は、表1に示す通りとした。
上記で得られた実施例1〜3及び比較例1に係るパウチについて、蒸気抜き機能を評価した評価結果を表1に示す。蒸気抜き機能の評価は、密閉した各パウチを電子レンジに入れて600Wで2分間温め、加熱中に第1未シール部から蒸気が抜け出したかを目視にて確認し、加熱後シール部の剥離の発生の有無について検査することにより行った。表1の蒸気抜き機能の評価結果の欄において、加熱中に第1未シール部から蒸気の抜け出しを確認でき、且つ、加熱後シール部のうち張出部分のみが剥離し当該張出部分以外の領域で剥離の発生が確認されなかった場合を○とした。一方、加熱中に第1未シール部から蒸気の抜け出しが確認できなかった場合、または、加熱後シール部のうち張出部分以外の領域から剥離の進行が確認された場合を×とした。
2 収容空間
2a 上縁
2c 下縁
7 ノッチ
10 胴部
11 主面シート
20 底部
21 底面シート
30 積層フィルム
50 シール部
50a 外縁
50b 内縁
51 第1側部シール部
52 第2側部シール部
53 上部シール部
55 張出部分
55b 張出部分の内縁
55c 上張出領域
55d 下張出領域
55e 中張出領域
55f 上角領域
55g 下角領域
56 上側シール部分
56b 上側シール部分の内縁
57 下側シール部分
58 第2上側シール部分
58a 内縁
59 第2下側シール部分
59a 内縁
60 第1未シール部
61 開口
70 第2未シール部
71 開口
Y1 上中点
Y2 下中点
C 仮想円
O 中心
IL1 第1仮想直線
IL2 第2仮想直線
CP 開封予定位置
Claims (8)
- 重ねられた積層フィルムをヒートシールすることにより製袋され、内容物を収容する収容空間が積層フィルムに囲まれて規定されたパウチであって、
互いに対向して位置する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
前記第1側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第1未シール部と、
前記第2側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第2未シール部と、
を備え、
前記第1未シール部と前記第2未シール部とは、前記収容空間を挟んで対面して位置しており、
前記第1側部シール部は、前記第1未シール部の少なくとも一部に隣接して位置し、当該第1側部シール部の他の部分よりも前記収容空間側に向けて張り出した張出部分を有し、
平面視において、前記収容空間の上縁の中央となる上中点と、前記収容空間の下縁の中央となる下中点との中央となる位置に中心をもつ仮想円の当該中心から、前記第1未シール部まで最短距離となる第1仮想直線を引いたときに、当該第1仮想直線と前記張出部分との重なる範囲の長さをa1とし、前記仮想円の中心から前記第2未シール部まで最短距離となる第2仮想直線を引いたときに、当該第2仮想直線と前記第2側部シール部との重なる範囲の長さをa2とした場合に、a1<a2の関係を満たし、
前記第1未シール部の横方向における長さは、前記第2未シール部の横方向における長さよりも長い、パウチ。 - 前記張出部分は、角領域を含み、
前記第1仮想直線は、前記角領域において前記張出部分と重なる、請求項1に記載のパウチ。 - 前記第2側部シール部のうち、開封予定位置よりも上側となる部分の内縁が、前記第2側部シール部のうちの他の部分の内縁よりも前記収容空間側に位置している、請求項1または2に記載のパウチ。
- 前記第1側部シール部は、前記張出部分に接続され且つ当該張出部分よりも上側に位置する上側シール部分を有し、
前記張出部分の内縁は、前記上側シール部分の内縁よりも前記収容空間側に位置している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパウチ。 - 平面視において、前記第1未シール部の上下方向における長さは、前記第2未シール部の上下方向における長さと等しい、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のパウチ。
- 前記第1仮想直線に沿った方向における前記中心から前記張出部分までの最短距離は、前記第2仮想直線に沿った方向における前記中心から前記第2側部シール部までの最短距離よりも短い、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のパウチ。
- 前記収容空間に内容物が収容されており、上部シール部が形成されている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のパウチ。
- 重ねられた積層フィルムをヒートシールすることにより製袋され、内容物を収容する収容空間を有するパウチの製造方法であって、
前記パウチは、
互いに対向して位置する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
前記第1側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第1未シール部と、
前記第2側部シール部によって前記収容空間から隔離され、重ねられた積層フィルムの縁部に開口を形成した第2未シール部と、
を備え、
前記第1側部シール部は、前記第1未シール部の少なくとも一部に隣接して位置し、当該第1側部シール部の他の部分よりも前記収容空間側に向けて張り出した張出部分を有し、
前記製造方法は、
複数の前記パウチが前記パウチの横方向に沿って割り付けられ得る積層フィルムを準備する工程と、
重ねられた前記積層フィルムをヒートシールして、前記積層フィルムを、
前記第1側部シール部及び前記第2側部シール部となるべき領域を含む、ヒートシールされた領域と、
前記横方向において隣り合う2つの前記ヒートシールされた領域に挟まれる、前記収容空間となるべき領域と、1つの前記ヒートシールされた領域に囲まれる、前記第1未シール部及び前記第2未シール部になるべき領域と、を含む、ヒートシールされなかった領域と、
に区画する工程と、
重ねられた前記積層フィルムの、前記第1側部シール部及び前記第2側部シール部となるべき領域、並びに、前記第1未シール部及び前記第2未シール部になるべき領域を、前記横方向に交差する方向において裁断する工程と、を備え、
前記裁断する工程は、前記第1未シール部の前記横方向における長さが前記第2未シール部の前記横方向における長さよりも長くなるよう実施される、パウチの製造方法。
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