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JP6428073B2 - 分析装置、分析システム、分析方法及びプログラム - Google Patents
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JP6428073B2 - 分析装置、分析システム、分析方法及びプログラム - Google Patents

分析装置、分析システム、分析方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、分析装置、分析システム、分析方法及びプログラムに関する。
流体を輸送するための配管は、敷設から期間が経過すると、経年に伴う劣化が生じる場合がある。経年に伴う劣化により、配管には腐食や減肉等が進行した場所が発生する可能性がある。そのため、配管の減肉や腐食などを含む配管の状態について、様々な手法で検査が行われている。
一般に、配管は、地中へ埋設されている場合や、建造物の高所に設置されている場合が多い。そのため、配管の検査は、危険を伴い、かつ多大な労力を必要とする場合が多い。したがって、配管の検査は、容易に行うことが可能であることが望ましい。
特許文献1には、配管の厚み測定方法が記載されている。特許文献1に記載の配管の厚み測定方法は、電磁石発振器を用いて配管の厚み方向に超音波又は振動を入力する。そして、特許文献1に記載の配管の厚み測定方法は、測定対象物の動的歪みを検出する光ファイバセンサを用いて、上述した超音波又は振動の反射波又は合成波を検出し、配管による共振を基に前記測定対象物の厚みを測定する。
特開2010−71741号公報
特許文献1に記載の方法は、配管に超音波又は振動を入力するための発信器を必要とする。したがって、特許文献1に記載の方法により測定を行うための準備や測定手順が煩雑となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、配管の状態の分析を容易に行うことができる分析装置等を提供することを主たる目的とする。
本発明の一態様における分析装置は、配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する条件判定手段と、判定部が、所定の条件を満たすと判断する場合に、配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて配管の状態を分析する分析手段とを備える。
また、本発明の一態様における分析方法は、配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定し、所定の条件を満たすと判断される場合に、配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて配管の状態を分析する。
また、本発明の一態様におけるプログラムは、コンピュータに、配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する処理と、所定の条件を満たすと判断される場合に、配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて配管の状態を分析する処理とを実行させる。
本発明によると、配管等の状態の分析を容易に行うことができる分析装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における分析装置等を示す図である。 本発明の第1の実施形態における分析装置及び分析システムを示す図である。 本発明の第1の実施形態における分析装置の条件判定部にて条件の判断に用いる振動の例を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態における分析装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における分析装置等を示す図である。 本発明の第2の実施形態における分析装置及び分析システムを示す図である。 本発明の第2の実施形態における分析装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、調整部に対する制御部の制御の条件と第1の検知部にて検知される配管の振動との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態における分析装置の動作の別の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、調整部に対する制御部の制御の条件と第1の検知部にて検知される配管の振動との別の関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態における分析装置等の変形例を示す図である。
本発明の各実施形態について、添付の図面を参照して説明する。なお、本発明の各実施形態において、各装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、当該プログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、通信ネットワーク接続用インターフェイスを含むハードウエアとソフトウエアとの任意の組み合わせにより実現することができる。また、各装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、各装置は、専用の装置として実現することができる。また、各装置は、複数の装置の組み合わせにより実現することができる。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における分析装置等を示す図である。図2は、本発明の第1実施形態における分析装置及び分析システムを示す図である。図3は、本発明の第1の実施形態における分析装置の条件判定部にて条件の判断に用いる振動の例を示すグラフである。図4は、本発明の第1の実施形態における分析装置の動作を示すフローチャートである。
図1に示すとおり、本発明の第1の実施形態における分析装置100は、条件判定部110と、分析部120とを備える。図1に示す例では、分析装置100は、第1の検知部150及び第2の検知部160と接続される。条件判定部110は、配管の状態を検知する第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する。分析部120は、判定部110が、所定の条件を満たすと判断する場合に、配管の振動を検知する第2の検知部160の検知結果に基づいて配管の状態を分析する。
本実施形態においては、分析装置100と、第1の検知部150と、第2の検知部160とを備える分析システム10が構成される。図2は、分析システム10の構成例を示す。分析装置100と第1の検知部150及び第2の検知部160の各々とは、有線又は無線による任意の通信手段によって接続されている。また、第1の検知部150は、配管180の状態を検知できるように設置されている。第2の検知部160は、配管180の振動を検知できるように設置されている。なお、配管180は、水やガスなどの流体が流れる配管であり、例えば地中に埋設されていたり、建造物の壁や柱などに設けられていたりする。また、本実施形態において、配管180には、内部を流れる流体の流れの性質が変わる変化部181があるとする。変化部181は、例えば配管180において周辺とは口径の異なる個所、分岐がある個所、曲がりがある個所等である。図2に示す例では、第1の検知部150は、例えば配管180の変化部181における配管180の状態を検知できるように設置されている。なお、第1の検知部150及び第2の検知部160は、配管180の該壁面や内壁面に直接設置されてもよいし、配管180に付帯して設けられる図示しない消火栓などの栓に設置されてもよい。また、第1の検知部150及び第2の検知部160は、上述した個所に常時設置されてもよいし、必要に応じて随時設置されてもよい。
続いて、本実施形態における分析装置100の構成要素の詳細について説明する。
最初に、条件判定部110について説明する。条件判定部110は、先に述べたとおり、配管の状態を検知する第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する。この場合において、所定の条件は、例えば分析部120において配管の状態を分析する際に適した振動であるか否かを表す条件である。すなわち、条件判定部110は、配管に生じている振動が配管の状態を分析する際に適した振動であるか否かを判定することができる。
なお、配管の状態を分析する際に適した振動は、例えば、配管の状態の分析対象となる地点にて、配管の状態が反映される周波数帯域における振動振幅が、配管の状態を検知する際に必要となる信号対雑音比を満たす振動である。また、配管の状態が反映される周波数帯域は、例えば、配管の共振周波数やその周辺の周波数を含む帯域である。
条件判定部110は、配管の状態を検知する第1の検知部150の検知結果に基づいて判定を行う。第1の検知部150は、配管の状態を検知することができる任意の種類の検知手段が用いられる。
一例として、第1の検知部150は、配管180の振動を検知する。この場合に、条件判定部110は、第1の検知部150の検知結果である配管の振動に関する情報に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する。すなわち、条件判定部110は、第1の検知部150によって検知された配管の振動が、配管の状態を分析する際に適した振動であるか否かを判定する。
図3は、条件判定部110が判定を行う場合における配管180の状態の分析に適した振動の条件に関する例を示す。この例では、条件判定部110は、第1の検知部150にて検知される振動が、0Hz(ヘルツ)以上で所定の範囲以下である周波数帯域において、振動の振幅が図3に示す範囲に含まれる場合に、上述する所定の条件を満たすと判断する。すなわち、条件判定部110は、当該周波数帯域において振動振幅が当該条件を満たす振動を、配管の状態の分析に適した振動であると判断する。この周波数帯域は、例えば状態の分析対象となる配管の共振周波数を含む周波数帯域である。
図3に示す例では、計測時刻1における振動は、上述した周波数帯域において振動の振幅が上述した範囲に含まれる。一方、計測時刻2又は3における振動は、上述した周波数帯域において、振動の振幅が上述した範囲から外れる周波数帯域がある。したがって、条件判定部110は、計測時刻1における振動は、所定の条件を満たす、すなわち、配管の状態を分析する際に適した振動であると判断する。一方、条件判定部110は、計測時刻2又は3における振動は、所定の条件を満たさない、すなわち、配管の状態を分析する際に適した振動ではないと判断する。
なお、第1の検知部150が配管の振動を検知する場合に、第1の検知部150は、例えば圧電型加速度センサ等の固体の振動を計測する任意のセンサが用いられる。具体的には、第1の検知部150は、例えば、圧電式加速度センサ、動電型加速度センサ、静電容量型加速度センサ、光学式速度センサ、動ひずみセンサ等が用いられる。第1の検知部150は、先に述べたとおり、配管180の例えば変化部181における振動を検知するように設置される。変化部181のように、流体の流れの性質が変わる場所では、圧力低下に伴うキャビテーションの発生などに起因して、振動が生じる場合がある。第1の検知部150は、先に述べたとおり、配管180は、変化部181における振動を検知するように設置されることによって、上述した振動を検知することができる。
別の一例として、第1の検知部150は、配管を流れる流体の流れに関する状態を検知する。配管を流れる流体の流れに関する状態は、例えば、当該流体の圧力、当該流体の流量、当該流体の温度等やこれらの変化が含まれる。条件判定部110は、第1の検知部150の検知結果である配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすかを判定する。すなわち、条件判定部110は、配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報に基づいて、状態の分析対象となる配管において配管の状態を分析する際に適した振動が生じているか否かを判定する。
条件判定部110は、この場合の一例として、流体の流れに関する状態と、配管の振動との関係を用いることで、上述した流体の流れに関する状態を示す情報に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する。
条件判定部110は、流体の流れに関する状態と配管に生じている振動との関係を、任意の手順にて求めることができる。例えば、条件判定部110は、流体の流れに関する状態と配管に生じている振動との関係を、図示しない記憶部に予め保持することで、当該関係を求めることができる。この場合には、条件判定部110は、当該関係を保持する記憶部(非図示)を備える構成としてもよい。
また、条件判定部110は、配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する度に、流体の流れに関する状態と配管の振動との関係を、例えば外部のサーバ等から通信ネットワーク等を介して取得することができる。
更に、条件判定部110は、上述した流体の流れに関する状態を示す情報と、配管に関する任意の計算モデルとを用いることで、流体の流れに関する状態と配管の振動との関係を算出することができる。
なお、条件判定部110は、上述した関係から配管に生じている振動が求められた場合には、例えば第1の検知部が配管の振動を検知する場合と同様に、配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定することができる。
第1の検知部150が配管を流れる流体の流れに関する状態を検知する場合に、第1の検知部150として任意の種類のセンサが用いられる。例えば、第1の検知部150が配管を流れる流体の流量を検知する場合、電磁式流量センサ、羽根車式流量センサ、カルマン式流量センサ等が用いられる。また、第1の検知部150が配管を流れる流体の圧力を検知する場合、ブルドン管式圧力センサ、シリコンダイヤフラム式圧力センサ、ステンレスダイヤフラム式圧力センサ等が用いられる。なお、第1の検知部150は、先に述べたとおり、配管180の例えば変化部181における振動を検知するように設置される。
続いて、分析部120について説明する。分析部120は、先に述べたとおり、判定部110が、所定の条件を満たすと判断する場合に、配管の振動を検知する第2の検知部160の検知結果に基づいて配管の状態を分析する。分析部120は、配管の状態として、例えば配管の劣化の程度を算出することができる。
分析部120は、配管180に生じる振動に基づいて配管180の状態を分析する任意の手法を用いて、配管の状態を分析することができる。例えば、分析部120は、第2の検知部160にて検知された配管の振動に関する情報から、分析対象となる配管の共振周波数や共振尖鋭度を求めることができる。そして、分析部120は、求められた共振周波数や共振尖鋭度の値や、共振周波数や共振尖鋭度の値の経時的な変化に基づいて、例えば配管の劣化の程度などの配管の状態を分析することができる。
また、分析部120は、上述の通り求められた共振周波数や共振尖鋭度の値を、状態の分析対象となる配管の密度や肉厚などの物性値を導出することができる。この場合に、分析部120は、例えば予め取得した状態の分析対象となる配管の口径や材質に関する情報と、上述の通り求められた共振周波数や共振尖鋭度の値とに基づいて、密度や肉厚などの物性値を導出する。このような情報を導出することによって、分析装置200の利用者は、分析対象となる配管の状態を具体的に知ることが可能となる。
なお、第2の検知部160は、例えば圧電型加速度センサ等の固体の振動を計測する任意のセンサが用いられる。第2の検知部160は、例えば第1の検知部150と同じ種類のセンサが用いられる。また、第2の検知部160は、配管180の状態を分析したい箇所における振動を検知するように設置される。
続いて、図4を用いて、本実施形態における分析装置100の動作の一例を示す。
最初に、条件判定部110は、第1の検知部150による検知結果である配管の状態に関する情報を取得する(ステップS101)。続いて、条件判定部110は、ステップS101にて取得した第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS102)。
条件判定部110が、配管に生じている振動が所定の条件を満たすと判定する場合(ステップS102:Yes)、分析装置100は、ステップS103の処理に進む。すなわち、分析部120は、第2の検知部による検知結果である配管の振動に関する情報を取得する。そして、分析部120は、ステップS103にて取得した第2の検知部160の検知結果に基づいて、配管の状態を分析する(ステップS104)。
ステップS102において、条件判定部110が配管に生じている振動が所定の条件を満たさないと判定する場合(ステップS102:No)、分析装置100は、ステップS101の処理に戻る。すなわち、条件判定部110は、再度第1の検知部150による検知結果を取得する。
分析装置100は、上述した処理を、随時実行してもよいし、任意の間隔毎に上述した処理を実行してもよい。
また、分析装置100は、上述した処理を、第1の検知部150及び第2の検知部160における検知結果を取得した時点で即時に実行しなくてもよい。分析装置100は、予め任意の期間における第1の検知部150及び第2の検知部160の検知結果を取得しておき、配管の状態を分析する必要が生じた時点において、上述のステップを実行してもよい。
以上のとおり、本発明の第1の実施形態における分析装置100は、配管に生じている振動が所定の条件を満たす場合に、配管の振動に関する情報に基づいて、配管の状態を分析する。本実施形態における分析装置100は、配管の振動として、配管を流れる流体の移動によって生じる振動を利用する。すなわち、本実施形態における分析装置100は、配管の状態を分析する際に、加振器などを必要としない。したがって、本実施形態における分析装置100は、配管の状態の分析を容易に行うことができる。
また、本発明の第1の実施形態における分析装置100は、配管に生じている振動が所定の条件を満たすと判断した場合に、配管の状態を分析する。すなわち、本実施形態における分析装置100は、配管を流れる流体の移動によって生じる振動のうち、配管の状態を分析する際に適した振動を選択して配管の状態を分析する。したがって、本実施形態における分析装置100は、高い精度で配管の状態を分析することができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態における分析装置等を示す図である。図6は、本発明の第2の実施形態における分析装置及び分析システムを示す図である。図7は、本発明の第2の実施形態における分析装置の動作の一例を示すフローチャートである。図8は、本発明の第2の実施形態において、調整部170に対する制御部130の制御の条件と、第1の検知部150にて検知される配管180の振動との関係を示す図である。図9は、本発明の第2の実施形態における分析装置の動作の別の一例を示すフローチャートである。図10は、本発明の第2の実施形態において、調整部に対する制御部の制御の条件と第1の検知部にて検知される配管の振動との別の関係を示す図である。図11は、本発明の第2の実施形態における分析装置等の変形例を示す図である。
図5に示すとおり、本発明の第2の実施形態における分析装置200は、条件判定部110と、分析部120と、制御部130とを備える。制御部130は、配管を流れる流体の流れに関する状態を変化させる調節部170を制御する。
すなわち、本発明の第2の実施形態における分析装置200は、調節部170を制御する制御部130を備える点が、本発明の第1の実施形態における分析装置100と異なる。これ以外の点については、本発明の第2の実施形態における分析装置200は、本発明の第1の実施形態における分析装置100と同様の構成を備えている。
本実施形態においては、例えば、分析装置200と、第1の検知部150と、第2の検知部160とを備える分析システム20が構成される。図6は、分析システム20の構成例を示す。分析装置200と第1の検知部150及び第2の検知部160の各々とは、有線又は無線による任意の通信手段によって接続されている。また、分析装置200と調節部170は、例えば有線又は無線による任意の通信手段によって接続される。
続いて、本実施形態における分析装置200の構成要素の詳細について説明する。
制御部130は、配管180を流れる流体の流れに関する状態を変化させる調節部170を制御する。制御部130は、本実施形態における分析装置200を用いて配管180の状態が分析される場合に、調節部170を、例えば配管180の状態を分析する際に適した振動となるように制御する(キャリブレーションする)。
なお、調節部170は、配管180を流れる流体の流れの状態を変化させる配管の構成要素である。調節部170によって配管180を流れる流体の流れに関する状態が変化することで、配管180に生じる振動が変化する。したがって、制御部130は、例えば配管180の状態を分析する際に適した振動となるように調節部170の状態を制御することができる。調節部170は、例えば配管180に予め設置されている。調節部170は、例えばバタフライ弁、仕切弁、空気弁等である。調整部170がこれらの弁のいずれかである場合、制御部130は、例えばこれらの弁の開口度等を制御する。
なお、本実施形態において、第1の検知部150は、例えば配管180の調整部170における配管の状態を検知できるように設置される。
制御部130は、配管180の状態を分析する際に適した振動となるように、任意の手法で調節部170を制御することができる。例えば、制御部130は、第1の検知部150の検知結果に基づいて、調節部170を制御することができる。この場合には、制御部130は、例えば、第1の検知部150の検知結果である配管180を流れる流体の状態と、配管180の状態を分析する際に適した振動の条件との関係を用いて、調節部170を制御することができる。
本実施形態における一つの例として、本発明の第1の実施形態における分析装置100等の場合と同様に、本実施形態における第1の検知部150は、例えば配管180の振動を検知する。
この場合において、制御部130は、第1の検知部150にて検知された配管180の振動と、配管180の状態を分析する際に適した振動の条件とに基づいて、必要に応じて調節部170を制御することができる。例えば、制御部130は、配管180に生じている振動と、配管180の状態を分析する際に適した振動との相違から、配管180に生じる振動が、状態の分析に適した振動になるように調節部170を制御するための条件を求める。そして、制御部130は、このようにして求めた条件に基づいて、配管180における流体の流れを変化させるように調節部170を制御することができる。
なお、制御部130は、調節部170を制御した結果の妥当性を、その制御後における第1の検知部150の検知結果に基づいて判断することができる。例えば、制御部130は、調節部170を制御した後における第1の検知部150の検知結果が所定の条件を満たす場合に、当該制御が妥当であると判断することができる。
制御部130は、上述した配管180の状態を分析する際に適した振動の条件等、調節部170を制御するために必要な情報を、図示しない記憶部に予め保持しておくことができる。制御部130は、必要に応じて当該記憶部から当該情報を参照して、調節部170を制御する。
また、制御部は、上述した配管180の状態を分析する際に適した振動の条件等の情報を、外部のサーバ等から通信ネットワーク等を介して取得したり、内部で任意のモデルなどを用いて算出したりすることができる。
本実施形態において、上述のように第1の検知部150が配管180の振動を検知する場合には、分析装置200は例えば図7に示すように動作する。図7を用いてこの場合における分析装置200の動作の一例を説明する。
最初に、制御部130は、配管180を流れる流体の流れに関する状態を変化させるように調節部170を制御する(ステップS201)。制御部130が初めて調節部170を制御する場合、制御部130は、例えば、第1の検知部150の検知結果以外の配管180又は配管180を流れる流体に関する情報に基づいて調節部170を制御することができる。
次に、条件判定部110は、第1の検知部150による検知結果である配管180の振動に関する情報を取得する(ステップS202)。続いて、条件判定部110は、ステップS202にて取得した第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管180に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS203)。
条件判定部110が配管に生じている振動が所定の条件を満たすと判定する場合(ステップS203:Yes)、分析装置100は、ステップS204の処理に進む。すなわち、分析部120は、第2の検知部による検知結果である配管の振動に関する情報を取得する。そして、分析部120は、ステップS204にて取得した第2の検知部160の検知結果に基づいて、配管の状態を分析する(ステップS205)。
ステップS203において、条件判定部110が配管に生じている振動が所定の条件を満たさないと判定する場合(ステップS203:No)、分析装置100は、ステップS201の処理に戻る。すなわち、制御部130は、配管180を流れる流体の流れに関する状態を変化させるように調節部170を制御する。
この場合に、制御部130は、前回のステップS202にて取得した第1の検知部150の検知結果である配管180に生じている振動に関する情報を用いることができる。すなわち、制御部130は、第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管180の状態を分析する際に適した振動となるように、調節部170を制御して配管180を流れる流体の流れに関する状態を変化させる。その後、本実施形態における分析装置200は、ステップS202以降の処理を行うことができる。すなわち、条件判定部は、ステップS203の処理として、第1の検知部150の検知結果に基づいて、配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する。そして、配管に生じている振動が所定の条件を満たす場合には、分析部がステップS204の処理を実行する。配管に生じている振動が所定の条件を満たさない場合には、制御部130が、ステップS201の処理として、配管180の状態を分析する際に適した振動となるように、再び調節部170を制御する。
図8は、調整部170に対する制御部130の制御の条件と、第1の検知部150にて検知される配管180の振動との関係を示す例である。なお、配管180の状態の分析に適した振動の条件は、例えば図3で説明した条件と同様である。
図8の例では、制御部130が、調節部制御条件Aという条件が成立するように調節部170を制御すると、第1の検知部150にて検知される配管180の振動は、分析部120にて配管180の状態を分析する際に適した振動となる。一方、制御部130が、調節部制御条件B又は調節部制御条件Cという条件が成立するように調節部170を制御すると、第1の検知部150にて検知される配管180の振動は、配管180の状態を分析する際に適した振動から外れる。したがって、図10に示す例においては、制御部130は、調節部170を、例えば調節部制御条件Aという条件が成立するように制御する。
本実施形態における別の一例として、本発明の第1の実施形態における分析装置100等の場合と同様に、本実施形態における第1の検知部150は、例えば配管180を流れる流体の流れに関する状態を検知する。
この場合において、制御部130は、例えば配管180を流れる流体の流れに関する状態と配管180に生じる振動との相関関係に基づいて、調節部170を制御することができる。例えば、制御部130は、配管180の状態を分析する際に適した振動と相関関係にある流体の流れになるように、調節部170を制御して配管180を流れる流体の流れを変えることができる。制御部130は、上述するような制御を、配管180の状態を分析する際に適した振動と相関関係にある流体の流れと、第1の検知部150の検知結果とを比較することで行うことができる。
なお、制御部130による調節部170の具体的な制御の内容は、例えば図10に示す例のように、制御を行う時点における配管180を流れる流体の流れに関する状態に応じて異なる。例えば、図10(a)に示すように、配管180を流れる流体の流れに関する状態が状態1である場合、制御部130は、調節部170を制御条件Aとなるように制御する。一方、図10(b)に示すように、配管180を流れる流体の流れに関する状態が状態2である場合、制御部130は、調節部170を制御条件Cとなるように制御する。制御部130は、第1の検知部150の検知結果に基づいて、調節部170を制御する条件を決定することができる。
そして、第1の検知部150に基づいて調節部170を制御する条件を決定できるので、制御部130は、配管180を流れる流体の流れに関する状態が意図した状態になるような調節部170の制御を容易に行うことができる。すなわち、第1の検知部150が配管の振動を検知する場合と比較して、制御部130は、配管180に所定の条件を満たす振動が生じる状態になるような調節部170の制御をより正確に行うことができる。
なお、制御部130は、上述した配管180を流れる流体の流れに関する状態と振動との相関関係等を、図示しない記憶部に予め保持しておくことができる。制御部130は、必要に応じて当該記憶部から上述した相関関係などを参照することができる。また、制御部は、上述した配管180の状態を分析する際に適した相関関係等を、外部のサーバ等から通信ネットワーク等を介して取得したり、内部で任意のモデルなどを用いて算出したりすることができる。
本実施形態において、上述のように第1の検知部150が配管180の流体の流れに関する状態を検知する場合には、分析装置200は例えば図9に示すように動作する。図9を用いてこの場合における分析装置200の動作の一例を説明する。
最初に、条件判定部110は、第1の検知部150による検知結果である配管180を流れる流体の流れに関する情報を取得する(ステップS251)。
続いて、制御部130は、第1の検知部150にて検知された流体の流れに関する状態と、配管180に生じる振動との相関関係に基づいて、調節部170における流体の流れを変化させるように制御する(ステップS252)。
上述のとおり、制御部130は、第1の検知部150が配管の振動を検知する場合と比較して、調節部170の制御をより正確に行うことができる。すなわち、ステップS252において制御部130による制御が行われると、配管180に生じている振動は、配管180の状態を分析する際に適した振動である(すなわち、所定の条件を満たす)可能性が高いと考えられる。
そこで、条件判定部110は、ステップS252の動作が行われた場合に、配管180に実際に生じている振動に関わらず、配管180に生じている振動が、所定の条件を満たすと判断することができる。また、この場合には、分析装置200は、条件判定部110を備えない、図11に示される分析装置201のような構成とすることができる。分析装置201は、図11に示すとおり、制御部130が、第1の検知部150の検知結果を取得して調節部170の制御を行う。
なお、条件判定部110は、この場合に、第1の検知部150の検知結果を取得し、配管180を流れる流体の流れが、配管180の状態を分析する際に適した振動と相関関係にある流れであるか否かを判定することもできる。
続いて、分析部120は、第2の検知部による検知結果である配管の振動に関する情報を取得する(ステップS253)。そして、分析部120は、ステップS253にて取得した第2の検知部160の検知結果に基づいて、配管の状態を分析する(ステップS254)。
以上のとおり、本発明の第2の実施形態における分析装置200は、制御部130が、配管を流れる流体の流れに関する状態を変化させる調節部170を制御する。第1の実施形態においては、分析装置100は、配管180の状態を分析する際に適した振動が生じるのを待つ必要がある。これに対して、本実施形態における分析装置200は、分析する際に適した振動が生じるように、制御部130によって配管180の調節部170を制御することができる。すなわち、本実施形態における分析装置200は、任意のタイミングで配管の状態を分析することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施形態における構成は、本発明のスコープを逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
上記の各実施形態及び各変形例の一部又は全部は、例えば、以下の付記のようにも特定され得る。ただし、各実施形態及び各変形例は、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、
前記判定部が、前記所定の条件を満たすと判断する場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する分析手段とを備える、分析装置。
(付記2)
前記第1の検知部の検知結果は、前記配管を流れる流体の流れが変化する前記配管の変化部における配管の状態を示す検知結果である、付記1に記載の分析装置。
(付記3)
前記第1の検知部の検知結果は、前記配管の振動を表す情報である、付記1又は2に記載の分析装置。
(付記4)
前記第1の検知部の検知結果は、前記配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報である、付記1から3のいずれか一項に記載の分析装置。
(付記5)
前記配管を流れる流体の流れを変化させる調節部を制御する制御手段を備える、付記1又は2記載の分析装置。
(付記6)
前記制御手段は、前記第1の検知部の検知結果に基づいて前記調節部を制御する、付記5に記載の分析装置。
(付記7)
前記第1の検知部の検知結果は、前記配管の振動を表す情報であり、
前記制御手段は、前記第1の検知部の検知結果が示す配管の振動と、前記所定の条件を満たす振動との相違に基づいて、前記調節部を制御する、付記6に記載の分析装置。
(付記8)
前記第1の検知部の検知結果は、前記配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報であり、
前記制御手段は、前記流体の流れに関する状態と、前記配管に生じる振動との相関に基づいて、前記調節部を制御する、付記6に記載の分析装置。
(付記9)
前記制御手段は、前記所定の条件を満たす振動と相関がある前記流体の流れになるように前記調節部を制御する、付記8に記載の分析装置。
(付記10)
前記条件判定手段は、前記配管に生じている振動が、所定の周波数帯域において振動振幅が所定の範囲に含まれる場合に前記所定の条件を満たすと判断する、付記1から8のいずれか一項に記載の分析装置。
(付記11)
付記1から10のいずれか一項に記載の分析装置と、
配管の状態を検知する第1の検知部と、
配管の振動を検知する第2の検知部とを備える、分析システム。
(付記12)
配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定し、
前記所定の条件を満たすと判断される場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する、分析方法。
(付記13)
コンピュータに、
配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する処理と、
前記所定の条件を満たすと判断される場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する処理とを実行させる、プログラム。
100、200、201 分析装置
110 条件判定部
120 分析部
130 制御部
150 第1の検知部
160 第2の検知部
170 調節部
180 配管
181 変化部

Claims (8)

  1. 配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段が、前記所定の条件を満たすと判断する場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する分析手段を備え
    前記所定の条件は、前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれることであり、
    前記配管を流れる流体の流れを変化させる調節部を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれるように、前記調整部を制御する
    分析装置。
  2. 前記第1の検知部の検知結果は、前記配管の振動を表す情報である、請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記第1の検知部の検知結果は、前記配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報である、請求項1に記載の分析装置。
  4. 前記第1の検知部の検知結果は、前記配管の振動を表す情報であり、
    前記制御手段は、前記第1の検知部の検知結果が示す配管の振動と、前記所定の条件を満たす振動との相違に基づいて、前記調節部を制御する、請求項に記載の分析装置。
  5. 配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段が、前記所定の条件を満たすと判断する場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する分析手段とを備え、
    前記所定の条件は、前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれることであり、
    前記配管を流れる流体の流れを変化させる調節部を制御する制御手段をさらに備え、
    前記第1の検知部の検知結果は、前記配管を流れる流体の流れに関する状態を示す情報であり、
    前記制御手段は、前記流体の流れに関する状態と、前記配管に生じる振動との相関に基づいて、前記調節部を制御する分析装置。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の分析装置と、
    前記配管の状態を検知する第1の検知部と、
    前記配管の振動を検知する第2の検知部とを備える、分析システム。
  7. 配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定し、
    前記所定の条件を満たすと判断される場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析
    前記所定の条件は、前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれることであり、
    前記配管を流れる流体の流れを変化させる調節部を制御し、
    前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれるように、前記調整部を制御する
    分析方法。
  8. コンピュータに、
    配管の状態を検知する第1の検知部の検知結果に基づいて、前記配管に生じている振動が所定の条件を満たすか否かを判定する処理と、
    前記所定の条件を満たすと判断される場合に、前記配管の振動を検知する第2の検知部の検知結果に基づいて前記配管の状態を分析する処理とを実行させ
    前記所定の条件は、前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれることであり、
    前記配管を流れる流体の流れを変化させるように調節部を制御する処理と、
    前記配管の共振周波数を含む周波数帯域内において、前記配管に生じている振動の振幅が所定の範囲内に含まれるように、前記調整部を制御する処理と、を前記コンピュータにさらに実行させる
    プログラム。
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