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JP6429066B2 - 魚釣り用ルアー - Google Patents
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Description

本発明は、一般に魚釣り用ルアーに関する。
投入後に巻き取られるときに、水面を泳ぐように設計された一部の魚釣り用ルアーは、魚の注意を引き付けて、ルアーを攻撃するよう促すことができる、音、振動、水滴などの刺激を発生させるように構成された凹面ヘッドを有する。しかし、「ポッパー」と呼ばれるそのようなルアーは、それらの前面で刺激を発生させるだけである。
投入後に引き戻されるときに、水面下を泳ぐように設計された他の潜水ルアーは、唸り、渦、圧力波、気泡などの刺激を発生させ、さらに、魚の注意を引き付けて魚のあたりを誘うために、ルアーの本体の上流および下流にプロペラを装備することができる。他方で、このシステムは、特に、プロペラがルアーの本体の前後にあり、ルアー本体が、ルアーを釣り竿に取り付けた糸と絡まることがあるために扱いにくいという欠点を有する。さらに、これらのプロペラは、プロペラに損傷を与えることがある水中の草木または他の物体で捕捉され、それらの物体に絡まるか、またはルアーがなくなることさえある。最後に、ルアーにフックを取り付けるのは、フックとプロペラとの間のどんな引っかかりも避けなければならないので、より複雑である。
本発明の1つの目的は、先行技術の前述の欠点を解決し、特に、第1に、製造を複雑にすることなく、魚の注意を引き付ける複数の刺激を発生させることができ、第2に、ルアーを釣り竿に取り付ける釣り糸と絡まる危険性の高くない魚釣り用ルアーを提案することである。
このために、第1の態様によれば、本発明は、
前端部および後端部を有する、少なくとも一部分が非金属材料の本体と、
前端部に配置された第1の取付手段と、
後端部に配置された第2の取付手段と、
本体を貫通し、第1の取付手段を第2の取付手段と連結する長手方向の連結ロッドと、を含む魚釣り用ルアーであって、
本体内で前端部と後端部との間に配置された少なくとも1つの穴を含み、連結ロッドがその穴を貫通することを特徴とする魚釣り用ルアーに関する。一実施形態では、穴はルアーの本体を貫通し、一実施形態では、穴はルアーの本体の横方向の貫通穴である。本発明のルアーは、本体内に配置された穴を用いて、より多くの刺激を発生させるが、その理由は、魚釣り用ルアーが泳いでいるときに、圧力波、騒音、水滴、気泡、またはキャビテーションの形態で刺激が発生するように、穴が、ルアーのまわりの水の流れを乱すからである。穴を本体の横方向に配置して、流れの撹乱効果を高めることができる。したがって、魚釣り用ルアーは良好な引付け力を有する。一方、定義によると、穴は、魚釣り用ルアーの本体から突出する障害物を形成せず、これは、ルアーを釣り竿に取り付けた釣り糸との相互作用が全くあり得ないし、魚釣りが行われている水中の草木に引っかかることも全くあり得ないことを意味する。言い換えると、この実施形態によるルアーは、絡まり、または引っかかりの危険を高めることなく、その本体の全長に沿って刺激を発生させる。最後に、穴をあけることで形成される弱体部を大きく補う連結ロッドが穴を貫通するので、魚釣り用ルアーの頑強性が影響を受けることはない。
有利にも、前記少なくとも1つの穴は貫通穴であり、本体の長手方向に対して垂直である。この実施形態によれば、本体は、アセンブリも追加部品も全く含まず、穴は、一方の側から他方の側にルアーを横断して、本体に直接あけられる。水は穴に流入し、一方の側から他方の側に進むことができ、乱流およびキャビテーションを強力にして、より引付け力のある刺激を発生させる。したがって、この実施形態によるルアーは、(追加される部品も可動性部品もないので)非常に製造しやすいが、それにもかかわらず、本体のまわりの水の流れを乱す穴の存在を通して刺激を発生させる。
一実施形態によれば、ルアーの本体は、ルアーが2g/cm未満の密度を有するように構成される。この実施形態によれば、密度が2g/cm未満のルアーは、本体に金属部分があるとしても、良好な強度を保証するために、本体の穴を貫通する連結ロッドを必要とする。ルアーの本体は、この密度を達成するために、大部分が非金属および/または脆性材料でできており、かつ/あるいは密度とともに本体の耐性を低下させる空洞または空気貯留部を含む。理想的には、ルアーは、0.5g/cm〜1.5g/cmの密度を有する。
一実施形態によれば、魚釣り用ルアーの本体は、完全に非金属製である。フローティング(floating)または中立浮力のルアーの場合、金属材料を除く軽量材料が使用されなければならず、横断連結ロッドにより、ルアーの本体に1つまたは複数の穴が存在するにもかかわらず、必要な堅牢性を備えたルアーが得られる。
一実施形態によれば、魚釣り用ルアーは、穴内に配置され、連結ロッドに取り付けられた少なくとも1つの可動体を含む。連結ロッドは、ルアーの強度に対する寄与に加えて、固定点(anchor point)として機能するように使用される。さらに、穴内に配置された可動体は、刺激の発生を促進するが、穴を越えて突出せず、魚釣り用ルアーの本体からの突出物を形成しないので、絡まり、または引っかかりの原因にはならない。最後に、穴は水の流れを乱し、ひいては、魚釣り用ルアーが泳いでいるときに、可動体をさらに揺動させて、さらにいっそうの刺激を発生させる渦が形成される。
一実施形態によれば、穴は円形の断面を有する。したがって、穴はより形成しやすい。
一実施形態によれば、穴は、少なくとも1つの寸法が10mm以上の断面を有する。
一実施形態によれば、魚釣り用ルアーの長さは、50mm以上である。
一実施形態によれば、可動体は、連結ロッドを支えにして回転するプロペラを含む。連結ロッドは、プロペラ用の理想的な回転軸を形成し、プロペラの取り付けは簡略化される。さらに、穴内のプロペラは、乱された、または加速されることさえある流れ領域に配置されて、プロペラの効果が高まる。
一実施形態によれば、可動体には、連結ロッドに通された少なくとも1つのビーズ(bead)が含まれる。
一実施形態によれば、可動体には、連結ロッドに取り付けられる少なくとも1つの迅速取付システム(quick attachment system)が含まれる。したがって、穴の内部にアクセス可能な部分を有する連結ロッドは、任意の種類の付属品を取り付けるためのさらなる使用法を付与される。例えば、別のカテゴリの刺激を加えるために、嗅覚に関する付属品を取り付けることが考えられる。
一実施形態によれば、可動体には、細長い物体(elongate body)を取り付けるためのスイベルが含まれる。
一実施形態によれば、穴は、本体の後半に配置される。
一実施形態によれば、魚釣り用ルアーは、キャスティング ルアーを形成する。高い速度で水中を移動するこの種のルアーは、穴の内部に刺激を発生させるのによく適している。
一実施形態によれば、魚釣り用ルアーは、水面に浮くように構成された水面ルアー(surface lure)を形成する。既に刺激を発生させる凹面ヘッドを有するルアーの場合、穴は、魚釣り用ルアーの引付け力を増すために、本体の残りの部分で刺激を発生させるのを可能にする。
一実施形態によれば、穴は、ルアーの本体と交差する縁部を有し、この縁部は、少なくとも部分的に斜角を付けられる。斜面を用いて、所望の効果との関連で水の流れを調整する、または方向付けることができる。
一実施形態によれば、縁部は、穴の上流の少なくとも一部分にわたって斜角を付けられる。したがって、水は穴に向かって案内され、穴の中で加速される。可動体がプロペラである実施形態と組み合わせると、その回転効果が向上する。
一実施形態によれば、縁部は、穴の下流の少なくとも一部分にわたって斜角を付けられる、または面取りされる。
この実施形態によれば、縁部は、穴の上流に位置する部分にわたって鋭利である。これは、流れを分断させて、穴内のキャビテーションまたは気泡の発現を促進する。
一実施形態によれば、縁部は、穴の下流に位置する部分にわたって鋭利である。
添付図面に示され、全く限定しない例として提示された本発明の一実施形態の以下の詳細な説明を読んだときに、本発明の他の特徴および利点がより明らかになるであろう。
本発明によるルアーの第1の変形の斜視図である。 本発明によるルアーの第2の変形の斜視図である。
淡水と海水は区別しなければならない。淡水においてか、または海水においてかの最終的な使用法との関連で、同じ挙動(浮遊、沈降、または中立浮力)を示しながら、ルアーの密度は異なることがある。海水の場合、ルアーの密度が水の密度と等しいときに、ルアーは中立浮力であると言われ、ルアーは水中の静止深さ(stationary depth)に留まる。密度が水の密度に近いルアーに関する問題の1つはその頑強性であり、その理由は、ルアーの本体を製造するのに使用される材料が軽量でなければならないか、あるいは浮遊度の余裕分を保証するために、内部空気塊を有さなければならないからであり、これらは、ルアーの全体的な堅牢性に影響を及ぼすことがある。
図1は、本発明による水面ルアーを示している。図1のルアーは、水面に浮くように設計されている。ルアーの本体は、第1の取付手段10を有する前部と、第2の取付手段20を有する後部とを有する。ルアーの本体は、その密度が水の密度よりも低く、浮くこと
ができるように、様々な非金属材料で作製することができる。例えば、樹脂またはプラスチックでルアーの本体を形成することが考えられる。
第1の取付手段10は、ルアーを釣り竿に連結する釣り糸に取り付けられるように設計されている。第3の取付手段60は、ルアーの下に配置され、魚を捕捉する釣り針(図示せず)が、第2の取付手段20および第3の取付手段60にかけられる。良好な機械強度を付与するために、連結ロッド30が前部から後部までルアーを横断して、第1の取付手段10を第2の取付手段20と連結している。
図示したルアーは、釣り人によって水面に投げ込まれ、次いで、水面に導かれ、その一方で、魚を引き付け、魚による食いを誘って、魚を捕獲するための刺激を発生させるように設計されている。このために、ルアーの前部は、第1の取付手段10に取り付けられた釣り糸によってルアーが引かれたときに、水滴を跳ね上げる凹面とされる。前面によって発生したこれらの渦および水滴は、水中に伝播して、周囲の魚の注意を引き付ける騒音および圧力波を引き起こす。
魚を引き付ける可能性を高めるために、本発明のルアーは、さらに、後部で刺激を発生させるように設計されている。このために、穴40が、魚釣り用ルアーの本体の後ろ3分の1の位置で、後部に近接して魚釣り用ルアーの本体を貫通している。穴40は貫通穴であり、ルアーの本体に対して横方向に向けられており、したがって、人がルアーを引き戻して、ルアーを泳がせているときに、ルアーの後部のまわりの水の流れは穴40によって乱される。穴40が存在することで渦が生じ、水滴はルアーのまわりに噴出されることができ、気泡もルアーのまわりの水圧流中に発生されてもよく、これにより、音波、圧力波、光フラッシュが、ルアーの周辺の水に伝播する。
穴40は、ルアーの本体との交差部に縁部41を有し、この縁部41は、その円周に斜角を付けられて、穴40の内部に特定の水の流れを発生させる。穴40の上流の縁部41の斜面は細長い切取部45を形成し、この切取部45は、ルアーの本体の断面を漸進的に縮小して、水が穴40に近づくにつれて水を増速させる。
ルアーの堅牢性を損なわないように、連結ロッド30が、第1の取付手段10を第2の取付手段20に連結しており、本発明は、連結ロッド30が穴40を貫通するようにして、連結ロッド30をさらなる取付手段として使用する。図示したルアーは、穴40内で連結ロッド30に取り付けられたプロペラ50を含む。ルアーが泳いでいるときに、プロペラ50は連結ロッド30のまわりに回転して、さらにいっそうの刺激を発生させ、穴40内でプロペラの位置が激しく変化するのは、プロペラが不規則に回転し、それに伴う騒音および唸りがランダムであり、良好な引付け力を有することを意味する。
図2は、本発明によるルアーの第2の変形を示している。図示したルアーは、前面にリップ70を有することから潜水ルアーである。引き戻し時に泳いでいる場合、このリップ70により、ルアーは水面下に潜る。ルアーの密度は、水の密度よりも低くするか、同じにするか、または高くして(それぞれ浮遊、静止、または沈降に相当する)複数の泳ぎ動作をもたらすことができる。
ルアーはまた、連結ロッド30によって互いに連結された前部の第1の取付手段10と、後部の第2の取付手段20とを含む。第1の取付手段10は、釣り糸に取り付けられるように構成され、ルアーは、第2の取付手段20と同じ態様で、フックを受けるように構成された第3の取付手段60を含む。
音および圧力刺激を発生させるために、2つの貫通穴40が後部に配置され、連結ロッ
ド30は、各穴40を貫通している。なお、ルアーの堅牢性は、連結ロッド30が穴40を貫通し、第2の取付手段20に加えられた力を第1の取付手段10に直接伝達していることから、複数の穴40の存在によって影響を受けることはない。
このルアーに関して、各穴40のルアーの本体との縁部41は、ルアーの本体のまわりの水の流れ状態を急に変える突出縁部とされる。幾何形状のこの急な変化は、渦、乱流、場合によってはキャビテーションの形成を可能にし、穴40内に気泡を捕捉または形成することができて、様々な音または圧力刺激が、ルアーの周辺の水に伝播する。
プロペラ50は、連結ロッド30に取り付けられ、プロペラの回転はさらなる刺激を発生させる。一方、連結ロッド30の穴40を貫通する部分に沿ってスライドできるビーズ(beads)を(金属であってもなくても)連結ロッド30に取り付けることが考えられ、この場合に、これらのビーズ(beads)は、互いに,または穴40の壁にぶつかって、がたつき音、クリック音を発生させる。
連結ロッド30の穴40を貫通する部分に他のタイプの可動体を取り付けることも考えられる。例えば、スイベルなどの迅速取付システム(quick attaching systems)の、細長い物体(elongate bodies)またはポークリンドに関して言及することができるが、これらに限定されるものではない。
当然のことながら、本明細書で説明した本発明の様々な実施形態に対して、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者には明らかな様々な修正および/または改良を行うことができる。特に、剛性ルアーについて言及しているが、例えば、本発明を軟性ルアーに適用することが考えられる。

Claims (9)

  1. 前端部および後端部を有する、少なくとも一部分が非金属材料の本体と、
    前記前端部に配置された第1の取付手段(10)と、
    前記後端部に配置された第2の取付手段(20)と、
    前記本体を貫通し、前記第1の取付手段(10)を前記第2の取付手段(20)と連結する長手方向の連結ロッド(30)と、
    を含む魚釣り用ルアーであって、
    横方向に前記本体を貫通し、本体内で前記前端部と前記後端部との間に配置された少なくとも1つの貫通穴(40)を含み、前記連結ロッド(30)は、前記穴(40)を貫通し、
    前記穴(40)に配置され、前記連結ロッド(30)に取り付けられた少なくとも1つの可動体を含むことを特徴とする、
    魚釣り用ルアー。
  2. 前記穴(40)は、円形断面を有することを特徴とする、請求項に記載の魚釣り用ルアー。
  3. 前記穴(40)は、少なくとも1つの寸法が10mm以上である断面を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の魚釣り用ルアー。
  4. 全長が50mm以上であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
  5. 前記可動体には、前記連結ロッド(30)を支えにして回転するように取り付けられたプロペラ(50)が含まれることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
  6. 前記可動体には、前記連結ロッド(30)に通された少なくとも1つのビードが含まれることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
  7. 前記可動体には、前記連結ロッド(30)に取り付けられた少なくとも1つの迅速取付
    システムが含まれることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
  8. 前記可動体には、細長い物体(elongate body)を取り付けるためのスイベルが含まれることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
  9. 前記穴(40)は、前記本体の後半に配置されることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の魚釣り用ルアー。
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