JP6432466B2 - 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、及び、ヒートシンクの製造方法 - Google Patents
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Description
風力発電、電気自動車、ハイブリッド自動車等を制御するために用いられる大電力制御用のパワー半導体素子においては、発熱量が多いことから、これを搭載する基板としては、例えばAlN(窒化アルミ)、Al2O3(アルミナ)などからなるセラミックス基板と、このセラミックス基板の一方の面に導電性の優れた金属板を接合して形成した回路層と、を備えたパワーモジュール用基板が、従来から広く用いられている。なお、パワージュール用基板としては、セラミックス基板の他方の面に金属層を形成したものも提供されている。
そして、パワーモジュール用基板の下側には、ヒートシンクが接合されており、半導体素子からパワーモジュール用基板側に伝達された熱を、ヒートシンクを介して外部へ放散する構成とされている。
そこで、従来、例えば特許文献2に開示されているように、回路層及び金属層の表面に無電解めっき等によってNiめっき膜を形成した上で、半導体素子やヒートシンクをはんだ接合している。
また、特許文献3には、はんだ材の代替として、酸化銀粒子と有機物からなる還元剤とを含む酸化銀ペーストを用いて、回路層と半導体素子、及び、金属層とヒートシンクとを接合する技術が提案されている。
また、特許文献3に記載されたように、酸化銀ペーストを用いて回路層と半導体素子、及び、金属層とヒートシンクを接合する場合には、Alと酸化銀ペーストの焼成体との接合性が悪いために、予め回路層表面及び金属層表面にAg下地層を形成する必要があった。
なお、特許文献4に記載されたパワーモジュールにおいては、回路層及び金属層として、Al層とCu層とがTi層を介して接合された接合体が用いられている。ここで、Al層とTi層との間には、拡散層が形成されており、この拡散層は、Al層側から順に、Al−Ti層、Al−Ti−Si層、Al−Ti−Cu層と、を有している。
さらには、Al層上にTi箔を介してCu板等を積層し、Al層とTi箔との界面が溶融する温度にまで加熱する場合、接合界面に液相が生じてコブが生じたり、厚さが変動したりするため、接合信頼性が低下する問題があった。
しかしながら、特許文献4に記載された方法で、Ni層やAg層を形成すると、Cu層を形成した場合と同様に、Al層とTi層との接合界面に、Al−Ti層、Al−Ti−Ni層、Al−Ti−Ag層等の硬くて脆い金属間化合物層が形成されたり、接合界面にコブが生じたりすること等によって、接合信頼性が低下するおそれがあった。
以上のように、従来は、アルミニウム部材と、銅、ニッケル、銀のいずれかからなる金属部材とを良好に接合することができず、接合信頼性に優れた接合体を得ることはできなかった。
なお、本発明において、金属部材は、銅又は銅合金、ニッケル又はニッケル合金、もしくは銀又は銀合金で構成されたものとしている。
また、本発明のヒートシンク付パワーモジュール用基板においては、ヒートシンクが、Si濃度が1mass%以上25mass%以下の範囲内とされたアルミニウム合金で構成されているので、流路等を有する複雑な構造のヒートシンクを構成することができ、ヒートシンクの放熱特性を向上させることが可能となる。
以下に、本発明の実施形態について、添付した図面を参照して説明する。
図1に、本発明の第一実施形態であるヒートシンク付パワーモジュール用基板30を用いたパワーモジュール1を示す。
このパワーモジュール1は、ヒートシンク付パワーモジュール用基板30と、このヒートシンク付パワーモジュール用基板30の一方の面(図1において上面)にはんだ層2を介して接合された半導体素子3と、を備えている。
ヒートシンク付パワーモジュール用基板30は、パワーモジュール用基板10と、パワーモジュール用基板10に接合されたヒートシンク31と、を備えている。
Al層13Aは、図5に示すように、セラミックス基板11の他方の面に、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム板23Aが接合されることにより形成されている。接合されるアルミニウム板23Aの厚さは0.1mm以上1.0mm以下の範囲内に設定されており、本実施形態では、0.6mmに設定されている。
Cu層13Bは、Al層13Aの他方の面に、第1Ti層15を介して銅又は銅合金からなる銅板23Bが接合されることにより形成されている。銅板23Bの厚さは0.05mm以上1mm以下の範囲内に設定されることが好ましいが、これに限定されることはない。本実施形態では、接合される銅板23Bは無酸素銅からなり、厚さは0.8mmに設定されている。
図2に示すように、金属層13(Cu層13B)と第2Ti層35との接合界面には、Cu−Ti層36が形成されている。本実施形態においては、このCu−Ti層36の厚さt1が、1μm≦t1≦8μmの範囲内とされている。このCu−Ti層36の厚さt1は、2μm≦t1≦6.5μmの範囲内とすることが好ましいが、これに限定されることはない。
第1Al−Ti−Si層37Aと第2Al−Ti−Si層37Bは、Al3TiにSiが固溶したAl−Ti−Si相からなり、第2Al−Ti−Si層37BのSi濃度が、第1Al−Ti−Si層37AのSi濃度よりも低くなっている。第1Al−Ti−Si層37AのSi濃度は10at%以上30at%以下とされており、第2Al−Ti−Si層37BのSi濃度は0.6at%以上10at%未満とされている。第1Al−Ti−Si層37AのSi濃度は、15at%以上25at%以下、第2Al−Ti−Si層37BのSi濃度は2at%以上5at%以下とすることが好ましいが、これに限定されることはない。
まず、図5に示すように、セラミックス基板11の一方の面に、回路層12となるアルミニウム板22を、Al−Si系のろう材箔26を介して積層した。
また、セラミックス基板11の他方の面に、Al層13Aとなるアルミニウム板23A、Al−Si系のろう材箔26を介して積層した。なお、本実施形態では、Al−Si系のろう材箔26として、厚さ15μmのAl−6mass%Si合金箔を用いた。
そして、積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2(0.10〜3.43MPa))した状態で真空加熱炉内に配置し加熱して、アルミニウム板22とセラミックス基板11を接合して回路層12を形成する。また、セラミックス基板11とアルミニウム板23Aを接合してAl層13Aを形成する。
ここで、真空加熱炉内の圧力は10−6Pa以上10−3Pa以下の範囲内に、加熱温度は600℃以上643℃以下、保持時間は30分以上180分以下の範囲内に設定されることが好ましい。
次に、Al層13Aの他方の面側に、第1チタン箔25を介してCu層13Bとなる銅板23Bを積層する。さらに、本実施形態では、銅板23Bの他方の面側に、第2チタン箔45を積層する。ここで、第1チタン箔25及び第2チタン箔45の純度は99mass%以上とされている。また、第1チタン箔25及び第2チタン箔45の厚さは3μm以上40μm以下に設定されており、本実施形態では、10μmに設定されている。
ここで、真空加熱炉内の圧力は10−6Pa以上10−3Pa以下の範囲内に、加熱温度は600℃以上643℃以下、保持時間は30分以上180分以下の範囲内に設定されることが好ましい。上記加熱温度は630℃以上643℃以下、保持時間は45分以上120分以下の範囲内に設定することが好ましいが、これに限定されることはない。
なお、Al層13A、第1チタン箔25、銅板23B、第2チタン箔45のうち固相拡散接合されるそれぞれの接合面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
次に、第2Ti層35とヒートシンク31とを積層し、積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2(0.10〜3.43MPa))した状態で真空加熱炉内に配置し加熱して、第2Ti層35とヒートシンク31とを固相拡散接合する。なお、第2Ti層35、ヒートシンク31のうち固相拡散接合されるそれぞれの接合面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
ここで、真空加熱炉内の圧力は10−6Pa以上10−3Pa以下の範囲内に、加熱温度は400℃以上520℃以下、保持時間は3時間以上48時間以下の範囲内に設定されることが好ましい。なお、上記加熱温度は480℃以上520℃以下、保持時間は18時間以上24時間以下の範囲内に設定することがより好ましいが、これに限定されることはない。
このようにして、本実施形態であるヒートシンク付パワーモジュール用基板30が製造される。
次いで、回路層12の一方の面(表面)に、はんだ層2となるはんだ材を介して半導体素子3を積層し、還元炉内においてはんだ接合する。
上記のようにして、本実施形態であるパワーモジュール1が製造される。
さらに、本実施形態においては、Cu層(金属層)形成工程S03とTi/金属層接合工程S04とを同時に実施する構成とされているので、製造工程を簡略化することができ、製造コストを低減可能である。
次に、本発明の第二実施形態であるヒートシンクについて説明する。図6に、本発明の第二実施形態に係るヒートシンク101を示す。
このヒートシンク101は、ヒートシンク本体110と、ヒートシンク本体110の一方の面(図6において上側)に積層された銅、ニッケル又は銀からなる金属部材層118と、を備えている。本実施形態では、金属部材層118は、図10に示すように、厚さ2mmの無酸素銅の圧延板からなる金属板128を接合することによって構成されている。前記金属板128の厚さは、0.001mm以上3mm以下であることが好ましいが、これに限定されることはない。
そして、ヒートシンク本体110と金属部材層118との接合部には、Ti層115が形成されており、金属部材層118とTi層115、及び、Ti層115とヒートシンク本体110とが、それぞれ固相拡散接合されている。
また、図7に示すように、金属部材層118とTi層115との接合界面には、Cu−Ti層116が形成されている。本実施形態においては、このCu−Ti層116の厚さt1が、1μm≦t1≦8μmの範囲内とされている。このCu−Ti層116の厚さt1は、2μm≦t1≦6.5μmの範囲内とすることが好ましいが、これに限定されることはない。
第1Al−Ti−Si層117Aと第2Al−Ti−Si層117Bは、Al3TiにSiが固溶したAl−Ti−Si相からなり、第2Al−Ti−Si層117BのSi濃度が、第1Al−Ti−Si層117AのSi濃度よりも低くなっている。第1Al−Ti−Si層117AのSi濃度は10at%以上30at%以下とされており、第2Al−Ti−Si層117BのSi濃度は0.6at%以上10at%未満とされている。第1Al−Ti−Si層117AのSi濃度は、15at%以上25at%以下、第2Al−Ti−Si層117BのSi濃度は2at%以上5at%以下とすることが好ましが、これに限定されることはない。
まず、図10に示すように、金属部材層118となる金属板128と、Ti層115となるチタン箔125とを積層し、積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2(0.10〜3.43MPa))した状態で真空加熱炉内に配置し加熱することにより、金属板128とチタン箔125とを固相拡散接合する。なお、金属板128、チタン箔125のうち固相拡散接合されるそれぞれの接合面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。また、チタン箔125の純度は99mass%以上とされており、チタン箔125の厚さは3μm以上40μm以下に設定されており、本実施形態では、10μmに設定されている。
ここで、真空加熱炉内の圧力は10−6Pa以上10−3Pa以下の範囲内に、加熱温度は600℃以上670℃以下、保持時間は30分以上180分以下の範囲内に設定されることが好ましい。なお、上記加熱温度は630℃以上670℃以下、保持時間は45分以上120分以下の範囲内に設定することがより好ましいが、これに限定されることはない。
次に、Ti層115とヒートシンク本体110とを積層し、積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2(0.10〜3.43MPa))した状態で真空加熱炉内に配置し加熱して、Ti層115とヒートシンク本体110とを固相拡散接合する。なお、Ti層115、ヒートシンク本体110のうち固相拡散接合されるそれぞれの接合面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
ここで、真空加熱炉内の圧力は10−6Pa以上10−3Pa以下の範囲内に、加熱温度は400℃以上520℃以下、保持時間は3時間以上48時間以下の範囲内に設定されることが好ましい。なお、上記加熱温度は480℃以上520℃以下、保持時間は18時間以上24時間以下の範囲内に設定することがより好ましいが、これに限定されることはない。
このようにして、本実施形態であるヒートシンク101が製造される。
また、ヒートシンク本体/Ti接合工程S102においては、ヒートシンク本体110が溶融しない低温条件でTi層115とヒートシンク本体110とを確実に固相拡散接合することができる。
例えば、上記実施の形態では、金属部材層として銅からなるCu層とが接合される場合について説明したが、Cu層に代えて、ニッケル又はニッケル合金からなるNi層、もしくは銀又は銀合金からなるAg層が接合されても良い。
また、第1の実施形態において回路層及びAl層形成工程S02とCu層(金属層)形成工程S03及びTi/金属層接合工程S04を別々に行ったが、これに限らず、一括して行うこともできる。即ち、セラミックス基板の一方の面にAl−Si系のろう材箔26を介してアルミニウム板22を積層し、他方の面にセラミックス基板側から、Al−Si系のろう材箔26、アルミニウム板23A、第1チタン箔25、銅板23B、第2チタン箔45を積層し、積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2(0.10〜3.43MPa))した状態で、保持時間30分以上180分以下とし、加熱(600℃以上643℃以下)することでパワーモジュール用基板10を製造ができる。
表1に示すアルミニウム板(50mm×50mm×厚さ10mm)及び金属板(40mm×40mm)を準備した。また、純度99mass%、厚さ10μmのチタン箔を準備した。
なお、比較例1,2においては、金属板とチタン箔とアルミニウム板との接合を同時に実施した。また、本発明例1ではアルミニウム板としてAl−1.3mass%Siの板を用いた。アルミニウム板のSi濃度は、アルミニウム板を酸溶解し、ICP発光分析法(SIIナノテクノロジー社製ICP発光分光分析装置:SPS3100)により求めた。
接合体の断面をクロスセクションポリッシャ(日本電子株式会社製SM−09010)を用いて、イオン加速電圧:5kV、加工時間:14時間、遮蔽板からの突出量:100μmでイオンエッチングした。次に、金属板とTi層の接合部をEPMA(日本電子株式会社社製JXA−8530F)によって、倍率2000倍の視野(縦45μm;横60μm)で5視野観察し、Tiのマッピングを行った。金属間化合物層の面積を求め、その面積を測定視野の幅の寸法で除して厚さを算出し、5視野の平均を金属間化合物層の厚さとした。
銅からなる金属板を用いた場合は、Ti濃度が19at%以上67at%以下の領域を金属間化合物層とした。
ニッケルからなる金属板を用いた場合は、Ti濃度が25at%以上67at%以下の領域を金属間化合物層とした。
銀からなる金属板を用いた場合は、Ti濃度が50at%以上67at%以下の領域を金属間化合物層とした。
接合体のアルミニウム板と金属板との接合部の接合率について超音波探傷装置(株式会社日立パワーソリューションズ製FineSAT200)を用いて評価し、以下の式から算出した。ここで、初期接合面積とは、接合前における接合すべき面積であり、すなわちアルミニウム板の面積(50mm×50mm)とした。超音波探傷像を二値化処理した画像において剥離は白色部で示されることから、この白色部の面積を剥離面積とした。
接合率(%)={(初期接合面積)−(剥離面積)}/(初期接合面積)×100
以上の評価の結果を表1に示す。
金属板とチタン箔とアルミニウム板との接合を同時に実施し、接合温度を高温に設定した比較例2においては、アルミニウム板の一部が溶融してしまい、接合率が大幅に低下した。なお、比較例2では、アルミニウム板の一部が溶融したため、金属間化合物の層の厚さが測定できなかった。
表2に示すアルミニウム板(50mm×50mm×厚さ5mm)及び金属板(40mm×40mm)を準備した。また、純度99mass%、厚さ10μmのチタン箔を準備した。なお、本発明例11及び本発明例12ではアルミニウム板としてAl−1.3mass%Siの板を用いた。Si濃度は実施例1と同様の方法で求めた。
接合体を積層方向に機械切断し、得られた断面を厚さ約30μmまで機械研磨し、断面試料とする。その後、接合界面付近に4kVのアルゴンイオンを上下(積層方向と垂直の面)から4度の角度で入射させ、スパッタリングで断面試料に穴が開くまで薄片化する。穴の縁がエッジ状になって電子線が透過可能な厚さ0.1μm程度となるので、この部分をTEM及びEDSで測定した。TEM及びEDSの測定は、FEI社製Titan ChemiSTEM(EDS検出器付)、加速電圧:200kV、ビーム径:5nm、倍率:1万倍で行った。
TEM及びEDSで測定では、Ti層側からアルミニウム板側(アルミニウム部材側)に向かってSiのライン分析を行い、最初に出現したSiのピークを第1Al−Ti−Si層のSi濃度とし、そのピークからアルミニウム板側に150nm離れた箇所を第2Al−Ti−Si層のSi濃度とした。
一方、第2Al−Ti−Si層のSi濃度が0.2at%であった本発明例11では、初期の接合率が本発明例12〜14と比べ、若干低下した。
また、第2Al−Ti−Si層のSi濃度が13.1at%であった本発明例17では、Si濃度が高いことから接合界面が硬くなり、接合信頼性が若干低下した。
11 セラミックス基板
13,213 金属層
13B Cu層(金属部材)
31 ヒートシンク(アルミニウム部材)
35 第2Ti層(Ti層)
45 第2チタン箔(Ti材)
101 ヒートシンク
110 ヒートシンク本体
115 Ti層
118 金属部材層
Claims (6)
- アルミニウム合金からなるアルミニウム部材と、銅、ニッケル、又は銀からなる金属部材とが接合された接合体であって、
前記アルミニウム部材は、Si濃度が1mass%以上25mass%以下の範囲内とされたアルミニウム合金で構成されており、
前記アルミニウム部材と前記金属部材との接合部には、Ti層が形成されており、前記アルミニウム部材と前記Ti層、及び、前記Ti層と前記金属部材とが、それぞれ固相拡散接合されていることを特徴とする接合体。 - 絶縁層と、この絶縁層の一方の面に形成された回路層と、前記絶縁層の他方の面に形成された金属層と、この金属層に接合されたヒートシンクと、を備えたヒートシンク付パワーモジュール用基板であって、
前記金属層は、前記ヒートシンクとの接合面が銅、ニッケル、又は銀で構成され、
前記ヒートシンクは、Si濃度が1mass%以上25mass%以下の範囲内とされたアルミニウム合金で構成されており、
前記金属層と前記ヒートシンクとの接合部には、Ti層が形成されており、前記金属層と前記Ti層、及び、前記Ti層と前記ヒートシンクとが、それぞれ固相拡散接合されていることを特徴とするヒートシンク付パワーモジュール用基板。 - ヒートシンク本体と、前記ヒートシンク本体に接合された金属部材層と、を備えたヒートシンクであって、
前記金属部材層は、銅、ニッケル、又は銀からなり、
前記ヒートシンク本体は、Si濃度が1mass%以上25mass%以下の範囲内とされたアルミニウム合金で構成されており、
前記ヒートシンク本体と前記金属部材層との接合部には、Ti層が形成されており、前記ヒートシンク本体と前記Ti層、及び、前記Ti層と前記金属部材層とが、それぞれ固相拡散接合されていることを特徴とするヒートシンク。 - 請求項1に記載の接合体の製造方法であって、
前記Ti層となるTi材と前記金属部材とを固相拡散接合するTi/金属部材接合工程と、
前記Ti材が接合された金属部材と前記アルミニウム部材とを固相拡散接合するアルミニウム部材/Ti接合工程と、
を備えていることを特徴とする接合体の製造方法。 - 請求項2に記載のヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法であって、
前記Ti層となるTi材と前記金属層とを固相拡散接合するTi/金属層接合工程と、
前記Ti材が接合された金属層と前記ヒートシンクとを固相拡散接合するヒートシンク/Ti接合工程と、
を備えていることを特徴とするヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法。 - 請求項3に記載のヒートシンクの製造方法であって、
前記Ti層となるTi材と前記金属部材層とを固相拡散接合するTi/金属部材層接合工程と、
前記Ti材が接合された金属部材層と前記ヒートシンク本体とを固相拡散接合するヒートシンク本体/Ti接合工程と、
を備えていることを特徴とするヒートシンクの製造方法。
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