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JP6432749B2 - 混気ジェット噴射装置 - Google Patents
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JP6432749B2 - 混気ジェット噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は混気ジェット噴射装置に関し、より詳しくは、高圧の液体と気体に防錆材と研掃材を混合した混気ジェットを、例えば鋼製の船体や橋脚等の構造物に噴射することにより、構造物の外面の塗装前下地処理や塗膜の剥離や洗浄等を行うようにした混気ジェット噴射装置に関する。
従来、気体通路を流通する圧縮空気に粉状の重曹と研掃材を混入させた後に、該重曹と研掃材を含んだ圧縮空気と高圧水をノズル内で混合させて混気ジェットを作成し、それを噴射ノズルから処理対象物に噴射する技術は公知である(特許文献1の段落0035〜0041参照)。このような従来の混気ジェット噴射装置は、例えば鋼材からなる船体の塗装前下地処理や船体の塗膜の剥離作業等を効率的に処理することができる。
国際公開WO2014/045607A1
ところで、特許文献1の装置においては次のような問題点が指摘されている。すなわち、特許文献1の装置においては、圧縮空気が流通する気体通路の途中に供給タンクを接続してあり、該供給タンク内に予め所定割合で混合させた重曹と研掃材とを収容するようにしている。そのため、特許文献1の装置においては、重曹と研掃材を予め所定割合に混合する混合装置を別に設ける必要があり、その分だけ製造コストが高くなるという問題があった。
また、予め混合した所定割合の重曹と研掃材を供給タンク内に収容しているが、粒度や比重の違いから供給タンク内の重曹と研掃材が分離されてしまう。そのため、供給タンク内の重曹と研掃材を撹拌装置で撹拌させているにも拘わらず、供給タンクから重曹と研掃材を気体通路に供給する際に重曹と研掃材の割合にばらつきが生じ、その結果、防錆材として重曹が少なく噴出された箇所は防錆効果が低くなるために、すぐに錆が出てしまうという問題がある。
しかも、特許文献1の装置において、予め重曹を混入させた液体を高圧水として使用する場合には、該液体中に重曹の粒が含まれるために該液体をノズルへ給送するポンプが損傷しやすいという問題もあった。
上述した事情に鑑み、本発明は、高圧の液体と高圧の気体とを混合させた混気ジェットを処理対象物に向けて噴射する噴射ノズルと、高圧の液体を供給する高圧液体供給源と、該高圧液体供給源と上記噴射ノズルを接続する液体通路と、高圧の気体を供給する高圧気体供給源と、該高圧気体供給源と噴射ノズルとを接続する気体通路とを備え、上記気体通路内で高圧の気体に防錆剤と研掃材を混入させるとともに、上記噴射ノズル内で上記防錆材と研掃材を混入させた高圧の気体に高圧の液体を混合させて上記混気ジェットとするように構成した混気ジェット噴射装置において、
上記気体通路は、上記高圧気体供給源と噴射ノズルとを接続する単一の気体通路から構成されており
上記防錆材の粉末を収容する第1タンクと上記研掃材を収容する第2タンクとが別箇に設けられるとともに、上記第1タンクの防錆材の粉末及び第2タンクの研掃材を所定の割合で気体通路へ供給する供給装置が設けられたものである。
このような構成によれば、高圧の気体に混入される防錆材の粉末と研掃材の割合を所定の割合に維持することができる。そのため、本発明の混気ジェット噴射装置によって例えば船体の塗膜の剥離作業を行う場合には、混気ジェットが噴射された箇所の全域においてむらなく効率的に塗膜を剥離させることができるとともに、高い防錆効果を得ることができる。
本発明の一実施例を示す構成図。 図1に示すノズルの断面図。 本発明の第2実施例を示す構成図。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において、混気ジェット噴射装置1は、例えば処理対象物としての鋼製の船体Wに向けて噴射ノズル2から混気ジェットJを噴射することにより、船体Wの外面Waの塗膜の剥離や外面Waの塗装前下地処理を行うことができるようになっている。
混気ジェット噴射装置1は、混気ジェットJを処理対象物に向けて噴射する噴射ノズル2と、水3’を貯溜した液体供給源4と、液体供給源4と噴射ノズル2とを接続する導管からなる液体通路5と、液体通路5に設けられて液体供給源4内の水3’を噴射ノズル2へ高圧水3として給送する高圧ポンプ6とを備えており、液体供給源4内の水3’は高圧ポンプ6以降高圧水3となって噴射ノズル2へ送られる。
また、混気ジェット噴射装置1は、圧縮空気Aの供給源である圧縮空気供給源7と、この圧縮空気供給源7と噴射ノズル2とを接続する気体通路8と、防錆材としての重曹11を収容した第1タンク12と、第1タンク12から気体通路8内へ重曹11を供給する第1フィーダー13と、第1タンク12よりも下流側に配置されて研掃材14を収容した第2タンク15と、第2タンク15から気体通路8内へ研掃材14を供給する第2フィーダー16と、上記構成要素の駆動部分の作動を制御する制御装置17を備えている。後に詳述するが、本実施例は、第1フィーダー13、第2フィーダー16を介して重曹11と研掃材14とを所定の割合で気体通路8内の圧縮空気Aに混入させるようにしたことが特徴である。
図2に示すように、噴射ノズル2は、その内部空間に液体ノズル2Aを備えるとともに、この液体ノズル2Aを囲繞して設けられた気体ノズル2Bを備えている。また、液体ノズル2A及び気体ノズル2Bの先端に隣接する内部空間は混合室2Cとなっており、混合室2Cの隣接箇所が外方へ向けた先端部2Dとなっている。
高圧ポンプ6が作動された際に、該高圧ポンプ6により液体通路5内を給送されてきた高圧水3が液体ノズル2Aから噴射されると同時に、気体通路8内を給送されてきた重曹11と研掃材14を混入した圧縮空気Aが気体ノズル2Bから噴射されると、混合室2C内で液滴化された高圧水3と圧縮空気Aとが混合されて混気ジェットJとなり、その混気ジェットJが先端部2Dから処理対象物に向けて噴射されるようになっている。そのように、噴射ノズル2から処理対象物に向けて混気ジェットJを噴射することにより、混気ジェットJが噴射された処理対象物、例えば船体Wの外面Waの防錆や目粗し等の下地処理や塗膜の剥離を行うことができる。なお、噴射ノズル2の構成は従来公知である(例えば特開2006−123141号公報参照)。
本実施例においては、液体供給源4として水3’を貯溜した水槽を用いている。液体供給源4内の水面が所定高さよりも下降した場合には、図示しない供給ポンプによって液体供給源4に所要量の水3’が供給されるようになっている。それにより、液体供給源4内に常に所定量以上の水3’が貯溜されるようになっている。高圧ポンプ6の作動は制御装置17によって制御されるようになっており、制御装置17によって高圧ポンプ6のモーターが作動されると、液体供給源4内の水3’は液体通路5及び高圧ポンプ6を経由して高圧水3となって噴射ノズル2に給送されるようになっている。本実施例においては、高圧ポンプ6から給送する高圧水3の圧力25〜70MPaとなっている。
次に、本実施例においては、圧縮空気供給源7としてコンプレッサを用いており、コンプレッサ用の図示しない自動バルブが制御装置17によって開放されると、圧縮空気Aが圧縮空気供給源7から気体通路8を介して噴射ノズル2の気体ノズル2Bに給送されるようになっている。圧縮空気供給源7の圧縮空気Aの圧力は0.4〜0.8MPaに設定されている。
本実施例においては、圧縮空気供給源7から噴射ノズル2に向けて気体通路8内を流通する圧縮空気Aに、先ず第1タンク12の重曹11を混入させ、その後、下流側の第2タンク15の研掃材14を混入させるようになっている。それにより、重曹11と研掃材14が所定の割合で圧縮空気A内に混入されるようになっており、それによって所望の混合比の圧縮空気Aが噴射ノズル2の気体ノズル2Bから噴射されるようになっている。それにより、噴射ノズル2の混合室2C内において、重曹11と研掃材14を所定の割合で含んだ圧縮空気Aと高圧水3とが混合されて混気ジェットJが作成されるようになっている。なお、上記混合比とは、研掃材14に対する重曹11の混合割合を意味している。
本実施例においては、第1タンク12及び第1フィーダー13は、気体通路8における第2タンク15及び第2フィーダー16よりも上流側となる圧縮空気供給源7に近い位置に配置されている。
第1タンク12の下端には排出口12Aが形成されており、その排出口12Aと気体通路8とにわたって第1フィーダー13が配置されている。第1タンク12の上方の投入口12Bは蓋体12Cによって開閉できるようになっており、蓋体12Cを開放して第1タンク12内に重曹11を投入できるようになっている。蓋体12Cによって投入口12Bが閉鎖されると、第1タンク12内は密閉されるようになっている。
第1タンク12内にはモーター21に連動して回転される撹拌機22が設けられており、モーター21は制御装置17によって所要時に駆動されるようになっている。所要時に制御装置17によってモーター21が回転されると撹拌機22が回転されるので、第1タンク12内の重曹11が撹拌されるようになっている。撹拌された重曹11は排出口12Aから第1フィーダー13内へ供給されるようになっている。本実施例では、防錆材として重曹11(炭酸水素ナトリウム)を用いているが、重曹11代わりに炭酸水素カリウム(粒径180〜300μm)を用いても良い。
第1フィーダー13は、先端となる接続部13aが気体通路8に接続された筒状のケーシング13Aと、このケーシング13A内に回転自在に設けられた螺旋状のスクリュー13Bと、このスクリュー13Bを回転させるモーター13Cとを備えている。ケーシング13Aの上面に形成された図示しない導入口に上記第1タンク12の排出口12Aが気密を保持して接続されている。そのため、排出口12Aからケーシング13A内に重曹11が落下して供給されるようになっている。
モーター13Cの作動は制御装置17によって制御されるようになっており、所要時に制御装置17によってモーター13Cが回転されるとスクリュー13Bが回転されるようになっている。それに伴って、第1タンク12の排出口12Aからケーシング13A内に重曹11が落下して供給され、その後、ケーシング13A内の重曹11はスクリュー13Bによって送り出されてケーシング13Aの接続部13aから気体通路8内に供給されるようになっている。
制御装置17がモーター13Cの回転数を制御することによりスクリュー13Bの回転数を変更することができ、それによって第1フィーダー13から気体通路8へ供給される重曹11の単位時間当たりの供給量を所定の供給量に変更できるようになっている。本実施例においては、重曹11を第1フィーダー13によって気体通路8へ供給する量は、10〜300cc/minの間で変更できるようになっている。
上記ケーシング13Aと第1タンク12の上部とにわたって圧力調整パイプ23が配置されている。気体通路8内の圧縮空気Aの圧力が接続部13aからケーシング13A内に作用した際には、圧力調整パイプ23を介して第1タンク12内の上部空間にも圧縮空気Aの圧力が導入されるようになっている。それにより、ケーシング13A内と第1タンク12内の上部空間の圧力がバランスして、ケーシング13A内の重曹11が第1タンク12内へ逆送されないようになっている。
次に、第1タンク12よりも下流側に配置された第2タンク15について説明する。研掃材14を収容した第2タンク15の下端には排出口15Aが形成されており、この排出口15Aと気体通路8とにわたって第2フィーダー16が設けられている。
第2タンク15の上方の投入口15Bは蓋体15Cによって開閉できるようになっており、蓋体15Cを開放して第2タンク15内に研掃材14を投入できるようになっている。蓋体15Cによって投入口15Bが閉鎖されると、第2タンク15内が密閉されるようになっている。本実施例では、第2タンク15に収容する研掃材12として粒径0.1〜2mmのカッパースラグ、珪砂、スチールグリッドのいずれかを用いている。研掃材12は固まりにくいので、自重によって自然落下して排出口15Aから第2フィーダー16に供給されるようになっている。
第2フィーダー16は、上記第1フィーダー13と同様の構成となっている。すなわち、第2フィーダー16は、先端となる接続部16aが気体通路8に接続された筒状のケーシング16Aと、このケーシング16A内に回転自在に設けられた螺旋状のスクリュー16Bと、このスクリュー16Bを回転させるモーター16Cとを備えている。ケーシング16Aの上面に形成された図示しない導入口に上記第2タンク15の排出口15Aが気密を保持して接続されている。
モーター16Cは制御装置17によって作動を制御されるようになっている。所要時に制御装置17によってモーター16Cが回転されるとスクリュー16Bが回転される。それに伴って第2タンク15の排出口15Aからケーシング16A内に研掃材14が落下して供給され、その後、ケーシング16A内の研掃材14は、スクリュー16Bによって送り出されて接続部16aから気体通路8内に供給されるようになっている。
モーター16Cを介してスクリュー16Bの回転数を変更することにより、第2フィーダー16から気体通路8に供給される研掃材14の単位時間当たりの供給量を所定の供給量に変更できるようになっている。具体的には、第2フィーダー16から気体通路8への研掃材14の供給量は0.5〜3リットル/minとなっている。
また、ケーシング16Aと第2タンク15内の上部空間との間を連通させる圧力調整パイプ24が配置されている。気体通路8内の圧縮空気Aの圧力が接続部16aを介してケーシング16A内に作用した際に、圧力調整パイプ24を介して第2タンク15内の上部空間にも圧縮空気Aの圧力を作用させるようになっている。それにより、ケーシング16A内と第2タンク15内の上部空間の圧力がバランスして、ケーシング16A内の研掃材14が第2タンク15内へ逆送されないようになっている。
本実施例の混気ジェット噴射装置1は以上のように構成されており、この混気ジェット噴射装置1の噴射ノズル2から処理対象物に対して混気ジェットJを噴射することで、所要の処理を行うことができる。
つまり、制御装置17が各モーター13C、16C、21及び高圧ポンプ6のモーターを作動させると、高圧ポンプ6によって液体通路5を経由して高圧水3が噴射ノズル2へ給送されるとともに、圧縮空気供給源7の圧縮空気Aが気体通路8を介して噴射ノズル2へ供給される。圧縮空気供給源7から気体通路8を介して噴射ノズル2に向けて流通する圧縮空気Aは、先ず第1フィーダー13によって第1タンク12の重曹11が混入され、その後、第2フィーダー16によって第2タンク15の研掃材14が混入される。そして、所定の割合で重曹11と研掃材14が混入された圧縮空気Aが噴射ノズル2に給送されることにより、噴射ノズル2内で圧縮空気Aと高圧水3と混合されて混気ジェットJとなり、先端部2Dから外方の処理対象物に向けて噴射されるようになっている。
ここで、混気ジェット噴射装置1による処理対象物が例えば鋼製の船体Wであって、その外面Waの塗装を剥離させる作業を行う場合には、外面Waに向けて混気ジェットJを噴射することで外面Waの塗装を効率的に剥離させることができる。塗装の剥離作業を行う場合には、例えば次のような混気ジェットJを噴射させる。
研掃材14の種類:カッパースラグ、珪砂、スチールグリッド(粒径0.1〜2mm)
研掃材14の供給量:0.5〜3リットル/min
防錆材粉末:重曹、炭酸水素カリウム(粒径180〜300μm)
防錆材粉末供給量:10〜300cc/min(研掃材に対して3〜5%の重量比であっても良い)
高圧ポンプ6の吐出圧力:25〜70MPa
圧縮空気Aの圧力:0.4〜0.8MPa
本実施例の混気ジェット噴射装置1によって船体Wの外面Waの塗膜の剥離作業を行う際には、混気ジェットJに含まれる重曹11と研掃材14の割合は、所定の割合のままでばらつきが生じない。そのため、剥離作業中において前述したような従来のような問題が生じない。
本実施例の混気ジェット噴射装置1によれば、鋼材を使用した船舶、橋脚等の構造物の表面の塗装前の目粗しや溶接部分の洗浄・剥離、再塗装する際の塗装の剥離、及びメンテナンス時の汚れの洗浄等を行うことができる。そして、混気ジェット噴射装置1による処理対象物と処理内容の違いに応じて、研掃材14の種類や供給量を変更することで、効率的に所要の処理を行うことができる。
混気ジェット噴射装置1によって、例えば鋼材からなる船舶や構造物の溶接部の洗浄を行う際には次のような条件で混気ジェットJを噴射する。
研掃材14の種類:カッパースラグ(粒径1〜2mm)
研掃材14の供給量:1リットル/min
防錆材粉末:重曹(平均粒径240μm:Eグレード)
防錆材粉末供給量:50cc/min
高圧ポンプ6の吐出圧力:35MPa
圧縮空気Aの圧力:0.7MPa
さらに、混気ジェット噴射装置1によって、鋼材からなる船舶や構造物の塗装前の表面の目粗しを行う場合には、次のような条件で混気ジェットJを噴射するようにしている。研掃材14の種類:カッパースラグ(粒径1〜2mm)
研掃材14の供給量:3リットル/min
防錆材粉末:重曹(平均粒径240μm:Eグレード)
防錆材粉末の供給量:120cc/min
高圧ポンプ6の吐出圧:35MPa
圧縮エアAの圧力:0.7MPa
このように、混気ジェット噴射装置1による処理対象物と処理内容の違いに応じて研掃材14の種類や供給量を変更することで、効率的に所要の処理を行うことができる。
なお、上記実施例においては、第2タンク15内には撹拌機を設けていないが、第2タンク15内にも第1タンク12と同様の撹拌機22を設けて、第2タンク15内の研掃材14を撹拌するようにしても良い。
また、上記実施例において、第1タンク12、第1フィーダー13の配置位置と、第2タンク15、第2フィーダー16の配置位置は逆でもよい。つまり、気体通路8における上流側に上記第2タンク15、第2フィーダー16を配置し、それらよりも下流側に第1タンク12、第1フィーダー13を配置しても良い。
次に、図3は本発明の第2実施例を示したものである。上記第1実施例においては、各タンク12、15を気体通路8の異なる位置に配置して、第1タンク12に第1フィーダー13を設けるとともに第2タンク15に第2フィーダー16を設けていたが、第2実施例においては、気体通路8の途中に両タンク12、15を別箇に設けて単一のフィーダー100によって所定の割合の重曹11と研掃材14を気体通路8内の圧縮空気Aに供給するようにしている。
より詳細には、第2実施例のフィーダー100は、筒状に形成されて先端の接続部100aが気体通路8に接続されたケーシング100Aと、このケーシング100A内に回転自在に設けられた螺旋状のスクリュー100Bと、スクリュー100Bを回転させるモーター100Cを備えている。
ケーシング100Aの上部における接続部100aに近い位置に第2タンク15の排出口15Aが気密を保持して接続されおり、ケーシング100Aの上部におけるモーター100Cに近い位置に第1タンク12の排出口12Aが気密を保持して接続されている。第1タンク12及び第2タンク15の構成は上記第1実施例と同様の構成となっており、上記第1実施例と対応する部分には同じ番号を付している。前述したように、第1タンク12内には重曹11が収容されており、第2タンク15内には研掃材14が収容されている。
モーター100Cは制御装置17によって作動を制御されるようになっており、所要時に制御装置17によってモーター100Cが回転されるとスクリュー100Bが回転されるようになっている。
ここで、本実施例においては、スクリュー100Bにおける相前後する羽根部のピッチを第2タンク15の下方側の領域と、第1タンク12の下方側の領域とで異ならせている。より詳細には、スクリュー100Bにおける第2タンク15の下方側の領域の羽根部材のピッチP2は、第1タンク12の下方側領域の羽根部材のピッチP1よりも所定値だけ大きくなっている。それにより、スクリュー100Bが回転された際において、スクリュー100Bによって送り出される重曹11と研掃材14の割合を所定の割合とすることができ、該所定の割合の重曹11と研掃材14をフィーダー100によって気体通路8内の圧縮空気Aに混入させることができる。
その他の構成は上記第1実施例と同じであり、第1実施例と対応する各部に同じ番号を付している。このような第2実施例であっても上記第1実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、第2実施例の混気ジェット噴射装置1は、鋼材からなる構造物の表面の塗装前の目粗し処理を行う場合に好適である
1‥混気ジェット噴射装置 2‥噴射ノズル
3‥水 4‥液体供給源
5‥液体通路 6‥高圧ポンプ
7‥圧縮空気供給源 8‥気体通路
11‥重曹(防錆材) 12‥第1タンク
13‥第1フィーダー 14‥研掃材
15‥第2タンク 16‥第2フィーダー
J‥混気ジェット W‥船体(処理対象物)

Claims (3)

  1. 高圧の液体と高圧の気体とを混合させた混気ジェットを処理対象物に向けて噴射する噴射ノズルと、高圧の液体を供給する高圧液体供給源と、該高圧液体供給源と上記噴射ノズルを接続する液体通路と、高圧の気体を供給する高圧気体供給源と、該高圧気体供給源と噴射ノズルとを接続する気体通路とを備え、上記気体通路内で高圧の気体に防錆剤と研掃材を混入させるとともに、上記噴射ノズル内で上記防錆材と研掃材を混入させた高圧の気体に高圧の液体を混合させて上記混気ジェットとするように構成した混気ジェット噴射装置において、
    上記気体通路は、上記高圧気体供給源と噴射ノズルとを接続する単一の気体通路から構成されており
    上記防錆材の粉末を収容する第1タンクと上記研掃材を収容する第2タンクとが別箇に設けられるとともに、上記第1タンクの防錆材の粉末及び第2タンクの研掃材を所定の割合で気体通路へ供給する供給装置が設けられたことを特徴とする混気ジェット噴射装置。
  2. 気体通路における上流側に第1タンクが設けられるとともに、該第1タンクを設けた位置に第1タンクから気体通路へ防錆材を供給する第1供給装置が設けられており、気体通路における第1タンクの位置よりも下流側に上記第2タンクが設けられるとともに、該第2タンクを設けた位置に第2タンクから気体通路に研掃材を供給する第2供給装置が設けられることを特徴とする請求項1に記載の混気ジェット噴射装置。
  3. 気体通路における所要位置に上記供給装置が設けられており、この供給装置は、上記第1タンクの排出口と第2タンクの排出口が接続された単一のケーシングと、このケーシング内に設けられた回転自在なスクリューとを備え、該スクリューの相前後する羽根部材のピッチは、第1タンクの排出口の下方の位置と、第2タンクの排出口の下方の位置で異ならせてあることを特徴とする請求項1に記載の混気ジェット噴射装置。
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