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JP6434738B2 - シートベルト及びシートベルト装置 - Google Patents
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本発明は、シートベルト及びシートベルト装置に関する。
従来、膨張構造を備えるシートベルトが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に開示されたシートベルトは、シートベルトを膨張させるガスの通路として、ホース状のガス管を備える。
国際公開第99/039940号パンフレット
しかしながら、上述の従来技術は、シートベルトの内部に配置されたホース状のガス管から供給されるガスによって、シートベルトを膨張させるので、シートベルトを膨張させる構造が複雑である。
そこで、簡素な膨張構造を備えるシートベルト及びシートベルト装置の提供を目的とする。
一つの案では、
ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
前記ショルダーベルト部は、前記外周面と前記内周面とが結合したまま膨張する、シートベルトが提供される。
また、一つの案では、
ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
前記ショルダーベルト部の中間部のコース密度は、前記ショルダーベルト部の端部のコース密度よりも低く、
前記編物は、コース密度が前記中間部よりも高い部分が設けられたラップベルト部を有する、シートベルトが提供される。
また、一つの案では、
ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
前記フィルムの内周面同士は、前記フィルムの膨張時に剥離可能に、結合される、シートベルトが提供される。
一態様によれば、ガスの通路として機能するフィルム自体が筒状に膨張するので、シートベルトの膨張構造を簡素化できる。
シートベルトを備えるシートベルト装置の一例を示す斜視図である。 シートベルトの一例を部分的に示す斜視図である。 編物の一例を部分的に示す平面図である。 シートベルトの一例を示す平面図である。 膨張前のフィルムの通常状態の一例を示す断面図 膨張後のフィルムの膨張状態の一例を示す断面図
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の一の実施形態であるシートベルト装置10の構成図である。図1には、シートベルト装置10が車両に搭載された状態の一例が示されている。シートベルト装置10は、エアベルト11と、ショルダーアンカー14と、リトラクタ12と、タング15と、バックル17と、インフレータ50とを備える。
エアベルト11は、シート18に座る乗員を拘束するシートベルトの一例であり、例えば、リトラクタ12に接続される一方の端部13と、車室のフロア部24に接続される他方の端部16とを有する帯状部材である。図示の場合、端部16は、フロア部24に固定されるインフレータ50に接続される。
ショルダーアンカー14は、シート18の車幅方向外側の部位に設置されるベルト挿通部材である。エアベルト11の端部13と端部16との間の部分が、ショルダーアンカー14に通される。
リトラクタ12は、エアベルト11の巻き取り又は引き出しを可能にする巻き取り装置の一例であり、例えば車両衝突時等の所定値以上の加速度が検知されたときに、エアベルト11がリトラクタ12の本体部から引き出されることを制限する。リトラクタ12は、シート18の背もたれ19の側方の車体部位(例えば、ショルダーアンカー14が固定されるピラー部の下側部位)に固定されている。
タング15は、フロア部24とショルダーアンカー14との間(図示の場合、インフレータ50とショルダーアンカー14との間)で、エアベルト11にスライド可能に取り付けられた板状部材である。
バックル17は、タング15が着脱される部材である。バックル17は、シート18の座部20に対してリトラクタ12とは反対側の車体部位に固定されている。
タング15がバックル17に連結されることによって、シート18上の乗員の胸部はエアベルト11のショルダーベルト部21によって拘束され、その乗員の腰部はエアベルト11のラップベルト部22によって拘束される。ショルダーベルト部21は、タング15がバックル17に連結された状態において、ショルダーアンカー14とタング15との間のエアベルト11の部位である。ラップベルト部22は、タング15がバックル17に連結された状態において、タング15とフロア部24との間(図示の場合、タング15とインフレータ50との間)のエアベルト11の部位である。
エアベルト11は、リトラクタ12に巻き取られる被巻き取りベルト部23を有する。被巻き取りベルト部23は、タング15がバックル17に連結された状態において、ショルダーアンカー14とリトラクタ12との間のエアベルト11の部位である。なお、ショルダーベルト部21の一部又は全部が、リトラクタ12に巻き取られてもよい。
インフレータ50は、エアベルト11の膨張部を膨張させるガスを供給するガス供給器(ガス発生器)の一例であり、例えば車両衝突時等の所定値以上の加速度が検知されたときに、エアベルト11の膨張部に対してガスを供給する。例えば、ショルダーベルト部21は、インフレータ50からラップベルト部22を経由して供給されるガスによって、図示の点線のような紡錘状に膨張する膨張部である。
図2は、エアベルト11の一部を示す斜視図である。図2には、エアベルト11の膨張部の断面が示されている。エアベルト11は、フィルム40と、メッシュウェビング30とを備える。
フィルム40は、ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムの一例である。フィルム40は、例えば、エラストマーフィルム等のゴム製の材料から形成される弾性部材である。エラストマーフィルムは、例えば、ポリウレタン系、ポリエステル系又はポリアミド系などのシート状の部材である。フィルム40は、ポリエチレンフィルム等の樹脂製の材料から形成される弾性部材でもよい。中空のフィルム40は、継ぎ目があってもなくてもよい。
なお、ゴム製又は樹脂製とは、主要な成分がゴム又は樹脂という意味であり、ゴムのみ又は樹脂のみから作られた物と限定する意味ではない。
フィルム40は、フィルム40の長手方向に延在する中空部43を有し、インフレータ50から中空部43に供給されるガスの圧力によって筒状に膨張する気密材である。フィルム40の膨張前の形状は、中空の帯状である。フィルム40は、フィルム40の任意の断面の周長が長くなるように、フィルム40の幅方向及び厚さ方向に膨張する。
インフレータ50は中空部43の開口端に接続され、インフレータ50から噴出するガスはその開口端から中空部43内に流入する。中空部43の開口端とは反対側の端部は、メッシュウェビング30内の長手方向の適当な位置で閉塞されている。中空部43の開口端とは反対側の閉塞端は、例えば図1において、タング15がバックル17に連結された状態で、ショルダーベルト部21のショルダーアンカー14側の端部に位置するが、被巻き取りベルト部23に位置してもよい。
図2において、メッシュウェビング30は、フィルム40の外周面41を包む筒状の編物の一例であり、例えば、ポリエステル糸などの編み糸36(図3参照。詳細は後述)で筒状に編んで作られた物である。メッシュウェビング30は、中空部43に供給されるガスによってフィルム40が筒状に膨張することに伴って膨張する部分を有する。
このように、エアベルト11は、ガスの通路として機能するフィルム40自体が筒状に膨張する簡素な膨張構造を備えるので、例えば、エアベルト11の重量及びコストの低減が可能となる。特に、フィルム及び編物といった比較的軽量な部品が使用されるので、エアベルト11の重量の低減効果は極めて高い。エアベルト11の重量が軽くなることにより、例えば、リトラクタ12に要求される巻き取り力又は引き出し力を大幅に低減することができ、乗員がエアベルト11を平常時に操作する際の労力を低減することができる。
フィルム40は、例えば、200%以上(好ましくは、500%以上)の伸度を有する高延伸部材である。フィルム40の伸度が200%以上(好ましくは、500%以上)である場合、エアベルト11が乗員を受け止める領域が適度な面積まで広がるので、フィルム40の伸度が200%未満である場合に比べて乗員の拘束性能が特に向上する。フィルム40の伸度の上限値は、例えば、最大膨張時のエアベルト11と乗員の頭部との位置関係に応じて決められる。
なお、フィルムの引っ張り試験において、フィルムの初期長さをLo、フィルムの破断時の長さをLとするとき、
伸度=(L−Lo)/Lo×100(%)
で表される。
フィルム40の厚さは、例えば、0.05mm以上1mm以下(より好ましくは、0.1mm以上0.9mm以下)である。フィルム40の厚さが0.05mm未満であると、例えば、フィルム40の強度が低下しすぎる。フィルム40の厚さが1mmを超えると、例えば、エアベルト11のしなやかさが低下する。
フィルム40は、例えば、メッシュウェビング30の内周面32と結合する外周面41を有する。フィルム40とメッシュウェビング30とが一体化するように内周面32と外周面41とが結合することにより、エアベルト11の膨張構造の簡素化が可能である。また、フィルム40とメッシュウェビング30とが一体化するように内周面32と外周面41とが結合することにより、乗員又はリトラクタ12がエアベルト11を引っ張っても、フィルム40がメッシュウェビング30内でずれるのを抑えることができる。また、フィルム40とメッシュウェビング30とが一体化するように内周面32と外周面41とが結合することにより、乗員がエアベルト11を触ってもフィルム40がメッシュウェビング30内でずれにくいので、乗員の操作性やエアベルト11の商品性が向上する。
例えば、フィルム40とメッシュウェビング30とが一体化するように外周面41の表面と内周面32の表面とが接着剤60により結合することによって、エアベルト11の膨張構造を容易に簡素化することができる。接着剤60は、接着フィルム等の接着部材でもよい。
例えば、接着剤60の融点がフィルム40の融点よりも低い場合、接着剤60の融点よりも高くフィルム40の融点よりも低い温度で接着剤60を加熱して接着剤60の溶着により外周面41と内周面32とを結合させることができる。このように外周面41と内周面32とを結合させることにより、フィルム40の融解によるフィルム40内への気泡の混入を抑制することができる。
接着剤60の具体例として、熱可塑性樹脂が挙げられる。例えば、外周面41は、内周面32に含浸させた熱可塑性樹脂(例えば、フィルム40と同材料のホットメルト)の溶着によって内周面32に結合される。
また、外周面41と内周面32とが結合することにより、メッシュウェビング30の編み糸36又は緯糸37(図3参照。詳細は後述)が仮に切断されても、フィルム40に結合した編み糸36又は緯糸37がほどけることを抑制できる。また、編み糸36又緯糸37が外周面41と結合することにより、フィルム40に仮に孔があいても、その孔の拡大をメッシュウェビング30の編目内に抑えることができる。
図2において、フィルム40の対向する内周面42同士は、フィルム40の膨張時の中空部43内のガス圧によって剥離可能に、結合されてもよい(図2では、対向する内周面42同士が離れているが、フィルム40の膨張前には接した状態)。内周面42同士が結合して一体化することにより、メッシュウェビング30内でのフィルム40のずれにくさが増し、乗員の操作性やエアベルト11の商品性が特に向上する。内周面42同士の結合方法は、接着、溶着、圧着などが挙げられる。
図3は、メッシュウェビング30の一部分を模式的に示す平面図であり、メッシュウェビング30のよこ編みの一例を模式的に示す。よこ編みの具体例として、平編み、ゴム編み、パール編みなどが挙げられる。ウェールWは、メッシュウェビング30の長手方向に連続して並ぶ編目であり、コースCは、メッシュウェビング30の幅方向に連続して並ぶ編目である。
タング15がバックル17に連結された状態でガスがインフレータ50から中空部43に供給されると、膨張するフィルム40によって押圧されたメッシュウェビング30の編目が幅方向に広がる。メッシュウェビング30は、メッシュウェビング30の幅方向には柔軟に伸縮するが、メッシュウェビング30の長手方向には加熱延伸加工が施されることにより殆ど伸長しないように作製されるので、メッシュウェビング30の長手方向の長さは短くなる。したがって、エアベルト11が乗員に密着し、乗員を極めて確実に保護することが可能となる。
なお、メッシュウェビング30の幅方向は、エアベルト11又はフィルム40の幅方向にほぼ一致し、メッシュウェビング30の長手方向は、エアベルト11又はフィルム40の長手方向にほぼ一致する。
メッシュウェビング30は、例えば図3に示されるように、緯糸37が挿入された編目(ループ)を有する。コースCの編み糸36とは別の緯糸37が適当な間隔で編目に挿入されることによって、メッシュウェビング30の幅方向の剛性が上がる。その結果、メッシュウェビング30の幅方向の膨張量を抑えることができ、エアベルト11の剛性を上げることができる。エアベルト11の剛性が適度に上がることによって、例えば、しっかりとした感触を乗員に与えることができ、また、メッシュウェビング30を包む外装カバーを無くすことができる。
図4は、エアベルト11を示す平面図である。エアベルト11は、リトラクタ12に接続される一方の端部13と、インフレータ50に接続されるもう一方の端部16とを有する。
メッシュウェビング30は、例えば、端部16から端部13までの一つの筒状の編物である。一つの中空のフィルム40(図2参照)は、端部16からメッシュウェビング30の長手方向での適当な位置まで、メッシュウェビング30の内側に延在する。例えば、フィルム40の中空部43の開口端は、端部16に位置し、中空部43の開口端とは反対側の閉塞端は、ショルダーベルト部21のショルダーアンカー14側の端部に位置する。
中空部43の上記の閉塞端は、被巻き取りベルト部23に位置してもよい。この場合、例えば、被巻き取りベルト部23に挿入される緯糸37の強度又は被巻き取りベルト部23のコース密度は、被巻き取りベルト部23が膨張しないようにショルダーベルト部21よりも高くされる。
メッシュウェビング30は、ショルダーベルト部21と、ショルダーベルト部21に対して端部16側に位置するラップベルト部22と、ショルダーベルト部21に対して端部13側に位置する被巻き取りベルト部23とを有する。
ショルダーベルト部21は、フィルム40が筒状に膨張することに伴って膨張する部位である。ショルダーベルト部21の中間部33は、ショルダーベルト部21の一方の端部34及び他方の端部35のコース密度よりも低いコース密度で形成されているので、中間部33は、端部34,35よりも大きく膨張する。したがって、乗員の体格の違いによって乗員の胸部の位置が異なっても、乗員の胸部を確実に中間部33で受け止めることができる。
ラップベルト部22の一部又は全部は、例えば、中間部33のコース密度よりも高いコース密度で形成される。これにより、ラップベルト部22をショルダーベルト部21よりも小さく膨張させることができ、或いは、ラップベルト部22を膨張させないこともできる。ラップベルト部22は、例えば、ショルダーベルト部21の端部34又は端部35よりも高いコース密度で形成される。ラップベルト部22のコース密度を比較的高くすることで、乗員の腰部の移動をラップベルト部22で確実に抑えることができる。
被巻き取りベルト部23の一部又は全部は、例えば、ショルダーベルト部21及びラップベルト部22よりも高いコース密度で形成される。これにより、被巻き取りベルト部23の剛性を上げることができ、リトラクタ12は滑らかに被巻き取りベルト部23を巻き取ることができる。
ショルダーベルト部21、ラップベルト部22及び被巻き取りベルト部23の各剛性は、図3に示した緯糸37の追加によっても上げることができる。例えば、被巻き取りベルト部23に挿入される緯糸37は、ショルダーベルト部21に挿入される緯糸37の強度よりも高い強度を有することにより、被巻き取りベルト部23の剛性をショルダーベルト部21の剛性よりも高くすることができる。緯糸37の強度は、例えば、挿入される緯糸37の本数、太さ又はピッチの調整により緯糸37の密度を大きくすることによって、高くなる。
図5は、膨張前のフィルム40の通常状態の一例を示す断面図である。メッシュウェビング30の内周面32の編み糸36は、接着フィルム等の接着剤60により、フィルム40の外周面41に接合される。図6は、膨張後のフィルム40の膨張状態の一例を示す断面図である。メッシュウェビング30は、中空部43に供給されるガスによってフィルム40が円筒状に膨張することに伴って紡錘状に膨張するショルダーベルト部21を有する。弾性のフィルム40の表面積は、編目の大きさ(例えば、隣り合う編み糸36の間隔)が広がるように、中空部43に供給されるガスにより拡大する。
弾性のフィルム40が、中空部43内のガスの抜けにより平帯状の元の形状にほぼ戻ることに伴って、エアベルト11も、平帯状の元の形状にほぼ戻る。これにより、例えば、車両が修理工場に到着するまで、臨時的に、膨張後に萎んだ状態のエアベルト11で乗員を拘束し続けることができる。
ショルダーベルト部21は、図6のように、フィルム40の外周面41とメッシュウェビング30の内周面32の編み糸36とが接着剤60により結合したまま膨張する。これにより、編み糸36の一部がフィルム40の膨張により切断されても、編み糸36が外周面41に接合しているので、編み糸36がほどけることを抑制することができる。また、膨張したフィルム40に孔があいても、その孔の拡大を、メッシュウェビング30の各編目の内側で抑えることができる。
以上、シートベルト及びシートベルト装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、ショルダーベルト部21とラップベルト部22が別体の編物で構成されてもよい。この場合、バックル17に設置されたインフレータは、ショルダーベルト部21に包まれるフィルム40を膨張させるガスを供給し、リトラクタ12は、被巻き取りベルト部23を巻き取る。ラップベルト部22を膨張させる場合、端部16又はバックル17側に配置されたインフレータは、ラップベルト部22に包まれるフィルム40を膨張させるガスを供給し、バックル17側又は端部16側に設置されたリトラクタ(リトラクタ12とは別のリトラクタ)が、ラップベルト部22を巻き取る。
また、例えば、エアベルト11は、メッシュウェビング30を包む外装カバーを備えてもよい。また、メッシュウェビング30の剛性を高めるため、樹脂コーティングがメッシュウェビング30の外周面31に施されてもよい。
10 シートベルト装置
11 エアベルト
12 リトラクタ
14 ショルダーアンカー
15 タング
17 バックル
18 シート
19 背もたれ
20 座部
21 ショルダーベルト部
22 ラップベルト部
23 被巻き取りベルト部
24 フロア部
30 メッシュウェビング
31 外周面
32 内周面
33 中間部
34,35 端部
36 編み糸
37 緯糸
40 フィルム
41 外周面
42 内周面
43 中空部
50 インフレータ
60 接着剤

Claims (12)

  1. ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
    前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
    前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
    前記ショルダーベルト部は、前記外周面と前記内周面とが結合したまま膨張する、シートベルト。
  2. ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
    前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
    前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
    前記ショルダーベルト部の中間部のコース密度は、前記ショルダーベルト部の端部のコース密度よりも低く、
    前記編物は、コース密度が前記中間部よりも高い部分が設けられたラップベルト部を有する、シートベルト。
  3. ゴム製又は樹脂製の中空のフィルムと、前記フィルムを包む筒状の編物とを備え、
    前記編物は、前記フィルムの中空部に供給されるガスによって前記フィルムが筒状に膨張することに伴って膨張するショルダーベルト部を有し、
    前記フィルムと前記編物とが一体化するように前記フィルムの外周面と前記編物の内周面とが結合し、
    前記フィルムの内周面同士は、前記フィルムの膨張時に剥離可能に、結合される、シートベルト。
  4. 前記ショルダーベルト部の中間部のコース密度は、前記ショルダーベルト部の端部のコース密度よりも低い、請求項1又は3に記載のシートベルト。
  5. 前記編物は、コース密度が前記中間部よりも高い部分が設けられたラップベルト部を有する、請求項に記載のシートベルト。
  6. 前記ラップベルト部は、コース密度が前記端部よりも高い部分を有する、請求項2又は5に記載のシートベルト。
  7. 前記外周面と前記内周面とが接着剤により結合する、請求項1から6のいずれか一項に記載のシートベルト。
  8. 前記接着剤の融点は、前記フィルムの融点よりも低く、
    前記外周面と前記内周面とが前記接着剤の溶着により結合する、請求項に記載のシートベルト。
  9. 前記フィルムは、200%以上の伸度を有する、請求項1からのいずれか一項に記載のシートベルト。
  10. 前記編物は、コース密度が前記ショルダーベルト部よりも高い部分が設けられた被巻き取りベルト部を有する、請求項1からのいずれか一項に記載のシートベルト。
  11. 前記編物は、緯糸が挿入された編目を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載のシートベルト。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のシートベルトと、
    前記フィルムを膨張させるガスを供給するガス供給器と、
    前記シートベルトを巻き取るリトラクタと、
    前記シートベルトに取り付けられたタングと、
    前記タングが着脱されるバックルと、
    前記シートベルトが通されるショルダーアンカーとを備える、シートベルト装置。
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