以下、本発明について詳細に説明する。
<チロシナーゼ活性阻害剤>
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、α−リポ酸とアミノ酸により形成される酸アミドの金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩(A)と、ヒトマンガンスーパーオキシドジムスターゼ(B)を組み合わせたものである。両成分は予め混合して組成物として用いてもよいが、それぞれの成分を個別に保管しておき、皮膚外用剤などの目的とする製品を調製する際に別々に配合してもよい。
<α−リポ酸誘導体>
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、主成分としてα−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩を用いている。α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物は、α−リポ酸とアミノ酸がアミド結合し、さらに金属がキレート結合したものであり、上記式(1)で示されるものである。
本発明において、アミノ酸とは、同一分子内にカルボキシル基とアミノ基を有する、いわゆるα−アミノ酸、β−アミノ酸、γ−アミノ酸、δ−アミノ酸、ε−アミノ酸などの脂肪族アミノ酸や、アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、アントラニル酸などの脂環族または芳香族アミノ酸に加えて、同一分子内にスルホン酸基とアミノ基を有するアミノアルカンスルホン酸を意味する。α−アミノ酸としては、たとえばグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、チロシン、システイン、メチオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、トリプトファンなどが挙げられ、β−アミノ酸としてはβ−アラニンなどが挙げられ、γ−アミノ酸としてはγ−アミノ−n−酪酸(GABA)やカルニチンなどが挙げられ、δ−アミノ酸としては5−アミノレブリン酸や5−アミノ吉草酸など、ε−アミノ酸としては6−アミノヘキサン酸などが挙げられる。また、アミノアルカンスルホン酸としては、アミノエタンスルホン酸(タウリン)などが挙げられる。これらのアミノ酸のうち、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、γ−アミノ−n−酪酸、6−アミノヘキサン酸、アントラニル酸およびアミノエタンスルホン酸が好ましい。
α−リポイルアミノ酸を金属キレート化合物とするための金属としては、亜鉛、コバルトまたは鉄が用いられるが、なかでも亜鉛を用いると安定なキレート化合物を得ることができる。
該キレート化合物の薬理学的に許容できる塩としては、ナトリウム塩やカリウム塩などのアルカリ金属塩およびカルシウム塩やマグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩が挙げられるが、これら以外の塩であっても薬理学的に許容できる塩であればいずれのものであっても適宜に用いることができる。
かかるα−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩の好ましい具体例としては、たとえば、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−L−ヒスチジンナトリウム亜鉛キレート化合物(以下、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)と称することがある)、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アミノエタンスルホン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アミノエタンスルホン酸カリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)グリシンナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アスパラギン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−6−アミノヘキサン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−γ−アミノ−n−酪酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)フェニルアラニンナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アラントラニル酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)メチオニン亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)システイン亜鉛キレート化合物などが挙げられる。また、これらの化合物に対応するコバルトキレート化合物や鉄キレート化合物が例示される。
これらの化合物は、1水和物、2水和物、1/2水和物、1/3水和物、1/4水和物、2/3水和物、3/2水和物、6/5水和物として用いることもできる。
なかでも、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)は化粧品原料としての使用実績があり、安全性が確認された化合物として好ましく用いられる。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)としては、オガ リサーチ社製「DM−His. Zn」等の市販品を用いることができる。
α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩は、中間体であるα−リポイルアミノ酸を合成し、それを金属と酸で還元することにより得ることができる。
α−リポイルアミノ酸は、通常、アミノ酸の酸性基であるカルボン酸をエステル化して保護した後、α−リポ酸と脱水縮合剤で酸アミドとし、最後にケン化するのが一般的である。より具体的に説明すると、まずα−リポ酸を有機溶媒(たとえばクロロホルム、テトラヒドロフラン、アセトニトリルなど)に溶かし、これに3級アミン(トリエチルアミン、トリブチルアミンやN−メチルモルホリンなど)の存在下に−15℃〜−5℃でハロゲン化炭酸エステル(クロル炭酸エチル、クロル炭酸ブチルなど)、混合酸無水物化試薬(イソブチルオキシカルボニルクロリド、塩化ジエチルアセチル、塩化トリメチルアセチルなど)を反応させてα−リポ酸の混合酸無水物を合成する。このときの反応時間は1〜2分から数10分程度である。
次いで、塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウムやトリエチルアミン、トリブチルアミンなどの3級アミン)の存在下に、アルコール、水またはそれらの混液などの溶媒に溶かしたアミノ酸を加えてα−リポ酸の混合酸無水物と反応させた後、適当な溶媒、たとえば水またはアルコールから再結晶させると、高収率でα−リポイルアミノ酸を得ることができる。
次いで、このα−リポイルアミノ酸を亜鉛、コバルトまたは鉄と酸で還元することにより、ジハイドロ体を経て、金属キレート化合物を得ることができる。α−リポイルアミノ酸の還元反応に用いられる酸としては、塩酸や硫酸などの無機酸および酢酸やクエン酸などの有機酸が挙げられる。また、還元反応に用いられる金属としては、たとえば亜鉛末、コバルト粉末、鉄粉末などが挙げられる。亜鉛キレート化合物の場合、分子内の2個のSH基(メルカプト基)が1原子の金属と結合してキレート化していると考えられる。
上記の合成法は、以下の反応式(I)で示すことができる。なお、式中のAおよびMは前記式(1)の場合と同義である。
<ヒトマンガンSOD>
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤においては、前記(A)成分と組み合わせてヒトマンガンSOD(B)が用いられる。前述のようにヒトSODとしては、従来からSOD1、SOD2およびSOD3の存在が知られている。本発明においては、これらのヒトSODのなかでSOD2として知られているヒトマンガンSODを用いることが必須の要件であり、銅と亜鉛を活性中心とするSOD1やSOD3を使用しても本発明の目的を達成することはできない。
ヒトマンガンSODは、マンガンを活性中心として含む、分子量が約20,000のペプチドの4量体であり、1ユニットを構成するアミノ酸の数は196個であること、およびそのアミノ酸配列はD.バラ(Barra)らにより報告されている(Barra. D. ら, J. Biol. Chem., 259, 12595-12601,1984年)。かかる知見に基づき、大腸菌や酵母を用いる遺伝子組換技術によりヒトマンガンSODを合成する技術開発が進み、具体的な製法として特開平1−63383号公報、特開平4−117288号公報などが提案されている。その結果、現在では、ヒトを含む動物の臓器から抽出されたヒトマンガンSODに加えて、遺伝子工学的製法によって得られるヒトマンガンSODも入手できるようになっている。たとえば、酵母による組換合成により得られたSODは、ビオックス・テクノロジー社から「酵母エキス(SOD)」(酵素単位濃度3,000unit/mL)として市販されている。なお、SODの酵素単位(unit)については、McCord 及びFridovittch によりJ.Biol.Chem.244,6049(1969)において定義されている。
本発明においては、ヒトマンガンSODのアミノ酸配列の一部を改変した類似体、変異体を使用することもできる。ヒト変異マンガンSODの具体例としては、たとえば、特許文献6の実施例1−1〜実施例4に記載されているMHS:Mn-SOD、同文献の実施例11〜実施例16に記載されているMHS2:Mn-SODなどが挙げられる。ちなみに、MHS:Mn-SODは、ヒトマンガンSODのペプチド配列において、そのN末端から3番目のセリン基をアルギニン基で置換したものであり、約8.2の等電点を有している。また、MHS2:Mn-SODは、N末端から3番目のセリン基をアルギニン基で置換し、且つ42番目のグルタミン基をバリン基で置換したものであり、約8.5〜9.4の等電点を有している(特許文献6の段落0060、0061および0072参照)。
ヒトマンガンSODのペプチド配列において、酵素活性を維持する上で必要なアミノ酸(保存アミノ酸)の配列は特許文献6に記載されている。この配列を参照して保存アミノ酸を変更せずに、他のアミノ酸をより等電点が高くなるようなアミノ酸で適宜変更することができる。たとえば、セリン残基をアルギニン、リジン、ヒスチジンなどの塩基性アミノ酸残基で置換したり、グルタミン酸残基をバリン、ロイシン、イソロイシン、グリシン、アラニンなどの中性アミノ酸残基またはアルギニン、リジン、ヒスチジンなどの塩基性アミノ酸残基で置換することによって、等電点を高めることができる。
ヒトマンガンSODは水溶液の状態で得られることが多いが、形状はそれに限定されるものではない。例えば、安定化の目的でシクロデキストリン等に内包させ、粉末状としたものであってもよい。
本発明においては、前記(A)、(B)両成分を組み合わせてチロシナーゼ活性阻害剤とすることが重要であり、その使用比率(R)は、R=[(B)成分のユニット濃度(unit/mL)/(A)成分の濃度(μg/mL)]と定義すると、通常、R=0.001〜1,500であり、好ましくはR=0.1〜500、より好ましくはR=0.2〜200である。(B)成分の比率が過度に低くなると、チロシナーゼ活性阻害能を高めることができなくなり、逆にその比率を過度に大きくしても、(A)成分を単独で用いる場合に比較してチロシナーゼ活性阻害能の改良効果は増大せず、経済的に不利になる。
なお、前記(B)成分のユニット数は、Joe M. McCord等, J. Biol. Chem., 244, 6049-6055(1969)の記載に基づいて以下のようにして測定することができる。まず、10−4MのEDTAを含み、0.05Mのリン酸カリウムバッファーでpH7.8に調整した試験溶液3mLを1cmのキュベットに入れ、25℃にて保温する。この試験溶液には、1×10−5Mのフェリシトクロムc、5×10−5Mのキサンチン、およびフェリシトクロムcの550nmの吸光度を1分間あたり0.025減少させるのに十分なキサンチンオキシダーゼが含まれている。この条件の下で、シトクロムcの減少速度を50%に抑えるSODの量を1ユニットの活性と定義する。
本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、メラニンの産生を抑制する機能を有しているため、美白や美肌を目的とする皮膚外用剤、たとえば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等のスキンケア化粧料、口紅、メーキャップ化粧料等の化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム剤、外用液剤などの医薬部外品の成分として用いられる。
<皮膚外用剤>
本発明の皮膚外用剤は、チロシナーゼ活性阻害剤を構成する前記(A)成分および(B)成分を含むこと以外は、常法に従って調製することができる。皮膚外用剤の形態はとくに限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等のスキンケア化粧料、口紅、メーキャップ化粧料等の化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム剤、外用液剤等の医薬部外品などとすることができる。また、その剤型についてもとくに制限はなく、固形状、ペースト状、ムース状、ジェル状、粉末状、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、多層状などとすることができる。
乳液やクリームのような乳化系の皮膚外用剤を調製する場合の乳化剤型は、とくに限定されるものではなく、たとえば、O/W(水中油型)、W/O(油中水型)、W/O/W(水中油中水型)、O/W/O(油中水中油型)などが挙げられる。これらの剤型のなかでも水中油中水型を採用し、最内水相に前記(A)成分を配合し、最外水相に前記(B)成分を配合すると、製剤の安定性や(A)成分の安定性の向上が期待でき、それに伴いチロシナーゼ活性阻害作用をより効果的に発揮することが期待される。
本発明の皮膚外用剤における(A)成分(α−リポ酸誘導体)の配合量(含有量)は、乾燥固形分として、1×10−5〜1質量%であることが好ましく、より好ましくは5×10−5〜0.5質量%である。(A)成分の含有量が過度に少ないとチロシナーゼの活性を抑制することによる十分な美白効果が得られず、逆に過度に多くしてもより高度の美白効果を得ることができない。
一方、皮膚外用剤における(B)成分(ヒトマンガンSOD)の配合量は、好ましくは3〜30,000ユニット/100gであり、さらに好ましくは30〜15,000ユニット/100gである。(B)成分の配合量が過度に少ないと美白効果が十分でなくなり、逆に過度に多くしても美白効果の改良効果は増大せず、経済的に不利になる。
本発明の皮膚外用剤には、前記(A)成分および(B)成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、活性酸素消去剤、細胞賦活剤、保湿剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を適宜一種又は二種以上添加することができる。
油剤としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等、いずれの油剤も使用することができる。例えば、
スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類;
ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ等のロウ類;
牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油等の動物油;
ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のラノリン誘導体;
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類;
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の高級アルコール;
アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸−N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸−2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油;
アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等のグリセライド油;
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン;
高級脂肪酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコンゴム、シリコーン油等のシリコーン系油剤;
パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤などが挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤が用いられる。アニオン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合物等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
金属セッケンとしては、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等が挙げられる。
ゲル化剤としては、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、無機粉体、有機粉体、顔料などいずれのものも使用することができる。例えば、無機粉体としては、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、合成雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、含硫ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、モンモリロナイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン等が挙げられる。
有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタン、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロン、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、ラウロイルリジン等が挙げられる。
有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化した顔料、天然色素をレーキ化した顔料、及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等が挙げられる。パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等が挙げられる。金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等が挙げられる。
タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色 204号、橙色206号、橙色207号等が挙げられる。天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等が挙げられる。上記した無機粉体、有機粉体、顔料、タール色素等の粉体は、複合化したり、油剤やシリコーン、又はフッ素化合物で表面処理を行なってもよい。
紫外線防御剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジパラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、メトキシケイ皮酸オクチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸ブチル、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸アミル等の安息香酸系紫外線吸収剤が挙げられる。
また紫外線防御剤として、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸イソプロピルベンジル、サリチル酸カリウム等のサリチル酸系紫外線吸収剤;4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−メトキシジベンゾイルメタン、4−t−ブチル−4’−ヒドロキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤;メンチル−O−アミノベンゾエート、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メンチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤;酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等が挙げられる。
アルコール類としてはエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等が挙げられる。
水溶性高分子としては、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナン等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子;デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリ コールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、フェノキシエタノール及びチアントール、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。PH調整剤としては、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。清涼剤としては、L−メントール、カンフル等が挙げられる。
細胞賦活剤としては、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸、アデノシン一リン酸などのアデニル酸誘導体及びそれらの塩、リボ核酸及びその塩、サイクリックAMP、サイクリックGMP、フラビンアデニンヌクレオチド、グアニン、アデニン、シトシン、チミン、キサンチン及びそれらの誘導体であるカフェイン、テオフェリン並びにそれらの塩等の核酸関連物質、幼牛血液抽出液、血清除蛋白抽出物、脾臓抽出物、トリ等の卵成分、鶏冠抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物又はそれらの誘導体、ヘモグロビン又はその分解物、ラクトフェリン又はその分解物、イカスミ等の軟体動物抽出物、魚肉抽出物等、哺乳類、鳥類、貝類、昆虫類、魚類、軟体動物類、甲殻類等の動物由来の抽出物、酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物等の発酵代謝産物から選ばれる微生物由来の抽出物が挙げられる。
更に細胞賦活剤として、レチノール及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール、カロチン等のカロチノイド等のビタミンA類、チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩)、リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等)、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、コリン類等のビタミンB類、アンズ抽出物、イチョウ抽出物、オタネニンジン抽出物、オオムギ抽出物、オレンジ抽出物、キュウリ抽出物、キウイ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、タイソウ抽出物、トウガラシ抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ブクリョウ抽出物、モモ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、霊芝抽出物、ローズマリー抽出物、ヒノキチオール、セファランチン等の植物由来の抽出物、α−及びγ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸及びそれらの誘導体、エストラジオール及びその誘導体並びにそれらの塩、グリコール酸、コハク酸、乳酸、サリチル酸等の有機酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩等が挙げられる。上記に挙げた細胞賦活剤は一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
活性酸素除去剤としては、マンニトール、ビリルビン、コレステロール、トリプトファン、ヒスチジン、クエルセチン、クエルシトリン、カテキン、カテキン誘導体、ルチン、ルチン誘導体、タウリン、チオタウリン、卵殻膜抽出物、没食子酸、没食子酸誘導体、酵母抽出物、霊芝抽出物、ヤシャジツ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ボタンピ抽出物、メリッサ抽出物、パセリ抽出物及びジコッピ抽出物、レチノール及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のビタミンA類;チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩等)、リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等)、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、コリン類等のビタミンB類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等のビタミンD類;トコフェロール及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等)、ユビキノン類等のビタミンE類;ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
保湿剤としては、アルカリ単純温泉水、深層水、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸などのムコ多糖類またはそれらの塩、コラーゲン、エラスチン、ケラチンなどのタンパク質またはそれらの誘導体並びにそれらの塩、大豆及び卵由来のリン脂質、糖脂質、セラミド、ムチン、ハチミツ、エリスリトール、マルトース、マルチトール、キシリトール、キシロース、ペンタエリスリトール、フルクトース、デキストリン及びその誘導体、マンニトール、ソルビトール、イノシトール、トレハロース、ブドウ糖等の糖類、尿素、アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、オルチニン、グルタミン、グリシン、グルタミン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、システイン、シスチン、シトルリン、スレオニン、セリン、チロシン、トリプトファン、テアニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシリジン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸及びその塩、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、リジンなどのアミノ酸及びそれらの誘導体又はそれらの塩などが挙げられる。
その他の保湿剤としては、D−パンテノール、アボカド抽出物、アーモンド油、イナゴマメ抽出物、イネ抽出物、イチゴ抽出物、ウイキョウ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、オウレン抽出物、オリーブ油、オドリコソウ抽出物、カカオ脂、カラスムギ抽出物、キズタ抽出物、クマザサ抽出物、クチナシ抽出物、グレープフルーツ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ゲンチアナ抽出物、ゴボウ抽出物、コボタンヅル抽出物、ゴマ抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、ショウガ抽出物、ジオウ抽出物、シア脂、シモツケ抽出物、センキュウ抽出物、ゼニアオイ抽出物、タチジャコウソウ抽出物、ツバキ抽出物、トウモロコシ抽出物、トウチュウカソウ抽出物、トルメンチラ抽出物、ドクダミ抽出物、バクモンドウ抽出物、ハウチマメ抽出物、ハマメリス抽出物、ハッカ抽出物、ミドリハッカ抽出物、セイヨウハッカ抽出物、パセリ抽出物、バラ抽出物、ヒマワリ抽出物、ヒノキ抽出物、ヘチマ抽出物、プルーン抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ボラージ油、ボタン抽出物、ホホバ油、ボダイジュ抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マロニエ抽出物、マカデミアナッツ油、マルメロ抽出物、ムラサキ抽出物、メドウホーム油、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユリ抽出物、ユズ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンドウ抽出物、ワレモコウ抽出物及びリンゴ抽出物等が挙げられる。上記に挙げた保湿剤は、一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
ビタミンとしては、フィトナジオン、メナキノン、メナジオン、メナジオール等のビタミンK類、エリオシトリン、ヘスペリジン等のビタミンP類、ビオチン、カルチニン、フェルラ酸等が挙げられる。
血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルアミド、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、α―ボルネオール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、γ―オリザノール等が挙げられる。
皮膚収斂剤としてはタンニン酸等、抗脂漏剤としてはチアントロール等、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。
美白剤としてはアスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩(一般的にビタミンCと呼ばれているもの)、N,N’−ジアセチルシスチンジメチル等のシステイン及びその誘導体並びにその塩、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン、胎盤抽出物、アルブチン等のハイドロキノン及びその誘導体、レゾルシン及びその誘導体、フェルラ酸とカフェー酸及びそれらの誘導体並びにそれら塩、グルタチオン等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を組み合わせて用いても良い。このうち、アスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩としては、L―アスコルビン酸及びL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等の誘導体等であり、これらの塩であるナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩等でも良い。
更に具体的には、パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、ジステアリン酸L−アスコルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリスチン酸L−アスコルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、ジオレイン酸L−アスコルビル、2−エチルヘキサン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸グルコシド、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸カルシウム、L−アスコルビン酸アルミニウム等、抽出物では、蝉退抽出物、プラセンタ抽出物、カンゾウ抽出物、カミツレ抽出物、カロチノイド類を含有する動植物抽出物、アスパラガス抽出物、エンドウ豆抽出物、エイジツ抽出物、オウゴン抽出物、オノニス抽出物、海藻抽出物、キイチゴ抽出物、クジン抽出物、ケイケットウ抽出物、ゴカヒ抽出物、コーヒー抽出物、コメヌカ抽出物、小麦麦芽抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ抽出物、シラユリ抽出物、シャクヤク抽出物、センプクカ抽出物、大豆抽出物、茶抽出物、糖蜜抽出物、トマト抽出物、ビャクレン抽出物、ブナの芽抽出物、ブドウ抽出物、フローデマニータ抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ抽出物、モッカ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨクイニン抽出物及び羅漢抽出物等が挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。なお、各成分の配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。
<チロシナーゼ活性阻害評価試験>
評価用試料にチロシナーゼ(マッシュルーム由来、Sigma社製 100unit/mL)0.1mLを加え、次いで0.1Mリン酸緩衝液(pH6.5)を加えて2.0mLの試験溶液を調製する。この試験溶液を37℃の恒温槽で10分間インキュベートし、その後、DOPA(3,4−Dihydroxy−L−phenylalanine 0.03%溶液)1mLを加え、2分後に475nmにおける吸光度を測定する。得られた値をD1とする。コントロールとして、各試料を精製水に置き換えた試験溶液について同様の測定を行い、得られた吸光度の値をD2とする。チロシナーゼ活性阻害率は、下式により算出される。
チロシナーゼ活性阻害率(%)=(D2−D1)/D2 ×100
参考例1
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)のチロシナーゼ活性阻害評価試験
評価用α-リポイルアミノ酸誘導体として、市販のヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(分子量=430.84、オガ リサーチ社製「DM−His.Zn」)を使用した。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の含有量がそれぞれ1.08μg/mL(2.5μM)、2.15μg/mL(5μM)、3.23μg/mL(7.5μM)、4.31μg/mL(10μM)となるように添加された試験溶液を調製し、前記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。その結果は下記のとおりであった。
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)濃度 チロシナーゼ活性阻害率(%)
1.08μg/mL 13.2
2.15μg/mL 25.3
3.23μg/mL 53.6
4.31μg/mL 68.9
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の濃度が増すにつれてチロシナーゼ活性阻害率は大きくなることがわかり、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)にはチロシナーゼ活性阻害効果があることが確認された。しかし、チロシナーゼ活性阻害能は未だ十分なものとは言えなかった。
参考例2
ヒトマンガンSODのチロシナーゼ活性阻害評価試験
評価用ヒトマンガンSOD溶液として、市販の「酵母エキス(SOD)」(ビオックス・テクノロジー社製、3,000unit/mL)を使用した。ヒトマンガンSODの含有量がそれぞれ3unit/mL、15unit/mL、150unit/mLとなるように添加された試験溶液を調製し、上記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。その結果は下記のとおりであった。
ヒトマンガンSOD濃度 チロシナーゼ活性阻害率(%)
3unit/mL 4.53
15unit/mL 3.74
150unit/mL 4.66
この結果から、ヒトマンガンSOD単体では濃度を増加させてもチロシナーゼ活性阻害効果は大きくならず、ヒトマンガンSOD単体で使用してもチロシナーゼ活性阻害剤としては十分な性能を期待できないことがわかった。
実施例1
参考例1で用いたヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)[表1では(A)成分と略記]と参考例2で用いたヒトマンガンSOD[表1では(B)成分と略記]をそれぞれ表1に示す割合となるように組み合わせて用いること以外は、参考例1および参考例2に準じて試験溶液を調製し、前記試験法によりチロシナーゼ活性阻害率を調べた。各試料のチロシナーゼ活性阻害率およびヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)単独の場合との改善度合いは表1に記載のとおりであった。なお、表1には参考例1および参考例2の結果も併せて記載した。
この結果から、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)とヒトマンガンSODを併用することにより、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)のチロシナーゼ活性阻害能は顕著に改善されることがわかる。
比較例1
ヒトマンガンSODに代えて、銅/亜鉛SOD(1)(「DISMUTIN BTJ」 DSMニュートリション社製、 50,000PIU/mL)の0.5容量%水溶液(酵素単位濃度250PIU/mL)を用いること以外は実施例1と同様にしてチロシナーゼ活性阻害能を評価した。なお、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の濃度は4.31μg/mLとした。また、PIUとはピロガロール自動酸化法による酵素単位を示す。
その結果、チロシナーゼ活性阻害率は38%であり、銅/亜鉛SOD(1)を単独で使用したときの値16.1%と、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を単独で使用したときの値68.9%の中間の値であった。このことから、銅/亜鉛SOD(1)にはヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)のチロシナーゼ活性阻害能を改善する機能がないことがわかった。
比較例2
銅/亜鉛SOD(1)に代えて、別の銅/亜鉛SOD(2)(「SOD酵母エキス」、 アリア社製)の0.5容量%水溶液を用いること以外は比較例1と同様にしてチロシナーゼ活性阻害能を評価した。その結果、チロシナーゼ活性阻害率は75.9%であり、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を単独で使用したときの値68.9%を上回っていたが、本発明のチロシナーゼ活性阻害剤が示す95.9%には到底及ばないものであった。
比較例3
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)に代えて、チロシナーゼ活性阻害能を有する化合物として知られているコウジ酸、アスコルビン酸誘導体(アスコルビルグルコシド)またはアルブチンを用いて、ヒトマンガンSODと併用した場合のチロシナーゼ活性阻害能を実施例1に準じて評価した。ヒトマンガンSODは150unit/mLとなるように添加し、その他の化合物は、コウジ酸のときは1.2質量%、アスコルビン酸誘導体(アスコルビルグルコシド)のときは2.0質量%、またはアルブチンのときは3.0質量%となるように添加した。
その結果、コウジ酸を単独で使用したときのチロシナーゼ活性阻害率は45.6%、ヒトマンガンSODと併用したときのチロシナーゼ活性阻害率は47.4%であり、両者を併用することによる効果はほとんど見られなかった。また、アスコルビン酸誘導体を単独で使用したときのチロシナーゼ活性阻害率は21.9%、ヒトマンガンSODと併用したときのチロシナーゼ活性阻害率は25.6%であり、この場合にも両者を併用することによる改善は僅かなものであった。さらに、アルブチンを単独で使用したときのチロシナーゼ活性阻害率は71.3%、ヒトマンガンSODと併用したときのチロシナーゼ活性阻害率は69.7%であり、両者を併用することによる効果は見られなかった。
以上のごとき実施例1および比較例1〜3の結果から、(1)α-リポイルアミノ酸誘導体とヒトマンガンSODを組み合わせて用いる場合にのみチロシナーゼ活性阻害率は大きく向上すること、(2)α-リポイルアミノ酸誘導体に代えて他のチロシナーゼ活性阻害能を有する化合物をヒトマンガンSODと組み合わせて使用してもチロシナーゼ活性阻害率は改善できないことがわかる。
実施例2 ローションの調製
以下に示す配合および手順にしたがってローションを調製した。
手順: 精製水に保湿剤、退色防止剤、緩衝剤、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)、ヒトマンガンSODを加え室温下で溶解して水相を得る。一方、エタノールにエモリエント剤、界面活性剤、防腐剤、香料を加え室温下で溶解してアルコール相を得る。このアルコール相を前述の水相に添加する。
配合(質量%):
保湿剤 :1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 5.0
PEG4000 3.0
エモリエント剤:オリーブ油 0.5
界面活性剤 :POE(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル1.5
POE(5)オレイルアルコールエーテル 0.3
エタノール : 10.0
香料 : 適量
色剤 : 適量
防腐剤 : 適量
緩衝剤 : 適量
退色防止剤 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
ヒトマンガンSOD*2 1.0
精製水 : 残量
*1:DM−His.Zn(オガ リサーチ社製)
*2:酵母エキス(SOD)(ビオテックス・テクノロジー社製)
実施例3 水中油型クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがってクリームを調製した。
手順: 精製水に保湿剤、アルカリを加え70℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解した後、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤を加え70℃に調整して油相を得る。これを先の水相に加えてホモミキサーにて均一化した後、冷却を行う。最後に少量の精製水で溶解したヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)、ヒトマンガンSODおよび香料を加えて混合し、脱気を行う。
配合(質量%):
油分 :ステアリン酸 8.0
ステアリルアルコール 4.0
ステアリン酸ブチル 6.0
保湿剤 :プロピレングリコール 5.0
界面活性剤 :モノステアリン酸グリセリン 2.0
アルカリ :水酸化カリウム 0.4
防腐剤 : 適量
酸化防止剤 : 適量
香料 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.1
ヒトマンガンSOD*2 0.1
精製水 : 残量
実施例4 W/O/W(水中油中水型)クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがってクリームを調製した。
手順:
(1)中間油中水型乳化物を調製する工程
精製水に、保湿剤、塩化ナトリウム、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)を加え50℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解した後、界面活性剤を加え50℃に調整する。これに先の水相を加え、ディスパーミキサーで均一化した後、冷却を行い、中間油中水型乳化物を得る。
(2)中間油中水型乳化物を用いて水中油中水型クリームを調製する工程
精製水に保湿剤を加え75℃に加熱混合して水相を得る。油分を加熱溶解した後、(1)の工程で調製した中間油中水型乳化物、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤を加え75℃に調整する。これを先の水相に加えてディスパーミキサーにて均一化した後、冷却を行う。最後に少量の精製水で溶解したヒトマンガンSODおよび香料を加えて混合し、脱気を行う。
配合(質量%):
(1)中間油中水乳化物
油分 :スクワラン 0.8
パルミチン酸エチルヘキシル 0.5
界面活性剤 :ポリリシノレイン酸ヘキサグリセリル 0.15
モノイソステアリン酸ジグリセリル 0.05
保湿剤 :グリセリン 5.0
ソルビトール 0.05
精製水 : 6.0
塩化ナトリウム: 0.2
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.1
(2)水中油中水型クリーム
油分 :スクワラン 5.0
パルミチン酸エチルヘキシル 2.0
マイクロクリスタリンワックス 2.0
ワセリン 2.0
ベヘニルアルコール 3.0
中間油中水型乳化物 12.85
界面活性剤 :モノステアリン酸グリセリン 2.0
ステアロイルグルタミン酸Na 0.5
保湿剤 :1,3−ブチレングリコール 10.0
防腐剤 : 適量
酸化防止剤 : 適量
香料 : 適量
ヒトマンガンSOD*2 0.1
精製水 : 残量
実施例5 洗顔フォームの調製
以下に示す配合および手順にしたがって洗顔フォームを調製した。
手順: 脂肪酸、エモリエント剤、保湿剤を加熱溶解し70℃に保つ(油相)。精製水にアルカリを溶解し、油相を撹拌しつつ添加する。中和反応を十分に行った後界面活性剤を添加し混合した後、冷却を始める。キレート剤、香料、少量の精製水で溶解したヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)、ヒトマンガンSODを添加し均一化、冷却、脱泡を行う。
配合(質量%):
脂肪酸 :ステアリン酸 12.0
ミリスチン酸 14.0
ラウリン酸 5.0
エモリエント剤:ホホバ油 3.0
アルカリ :水酸化カリウム 5.0
保湿剤 :ソルビット(ソルビトール70%Soln. ) 15.0
グリセリン 10.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
界面活性剤:POE(20)グリセロールモノステアリン酸エステル 2.0
アシルメチルタウリン 4.0
キレート剤 : 適量
香料 : 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
ヒトマンガンSOD*2 0.5
精製水 : 残量
実施例6 リキッドファンデーションの調製
以下に示す配合および手順にしたがってリキッドファンデーションを調製した。
手順: 十分に混合して粉砕した粉体成分を油相に添加し、ホモミキサーで均一になるように処理する。得られた混合物に水相成分を加えてホモミキサーで処理する。次いで、少量の精製水で溶解したヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)、ヒトマンガンSODを添加し均一化し、脱泡を行う。
配合(質量%):
粉体 :疎水化処理タルク 7.0
疎水化処理二酸化チタン 12.0
疎水化処理無水ケイ酸 2.0
ナイロンパウダー 4.0
疎水化処理着色顔料 2.0
油相 :デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ロジンペンタエリスリットエステル 1.5
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 1.5
水相 :精製水 残量
1,3ブチレングリコール 4.0
エタノール 7.0
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.1
ヒトマンガンSOD*2 1.0
実施例7 日焼け止め乳液の調製
以下に示す配合および手順にしたがって日焼け止め乳液を調製した。
手順: 油相部と水相部をそれぞれ70℃に加熱し溶解させる。油相部は二酸化チタンの分散を十分に行い、ホモジナイザー処理を行いながら水相部を添加する。均一化後、冷却を開始する。少量の精製水で溶解したヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)、ヒトマンガンSODを添加し均一化後、脱泡を行う。
配合(質量%):
水相 :精製水 残量
1,3−ブチレングリコール 5.0
油相 :パラメトキシケイ皮酸オクチル 5.0
オキシベンゾン 3.0
4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 1.0
疎水化処理二酸化チタン 3.0
スクワラン 20.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 3.0
有機変性モンリロナイト 1.5
防腐剤 適量
香料 適量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 1.0
ヒトマンガンSOD*2 1.0