JP6437062B2 - クラッド鋼用二相ステンレス鋼及びクラッド鋼 - Google Patents
クラッド鋼用二相ステンレス鋼及びクラッド鋼 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6437062B2 JP6437062B2 JP2017154639A JP2017154639A JP6437062B2 JP 6437062 B2 JP6437062 B2 JP 6437062B2 JP 2017154639 A JP2017154639 A JP 2017154639A JP 2017154639 A JP2017154639 A JP 2017154639A JP 6437062 B2 JP6437062 B2 JP 6437062B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel
- stainless steel
- duplex stainless
- laminated material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
(1)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.003〜0.05%、Ca:0.0005〜0.0040%、O:0.001〜0.004%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、鋼表面における最大径5μm以上の大きさの酸化物系介在物中のCaとAlの重量比率(Ca/Al)が0.5以上3.5以下であることを特徴とするクラッド鋼用二相ステンレス鋼。
(2)更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする(1)に記載のクラッド鋼用二相ステンレス鋼。
(3)上記(1)又は(2)の二相ステンレス鋼を合わせ材とし、母材を炭素鋼としたことを特徴とするクラッド鋼。
(4)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWが−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高いことを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
(5)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高いことを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
(6)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWが−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の硬さに対して、
1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
(7)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の硬さに対して、
1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
(8)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高く、且つ、
前記二相ステンレス鋼の硬さに対して、1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
(9)質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高く、且つ、
前記二相ステンレス鋼の硬さに対して、1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする(3)に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
本発明の二相ステンレス鋼は固溶化熱処理されていないにも関わらず、その耐食性は、耐食性に影響を与える元素含有量、及び、二相ステンレス鋼の耐食性指標として多く用いられているPREW式[Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn]が同等程度である組成を有し、且つ固溶化熱処理された鋼と比べて遜色無い。尚、前記「同等程度」とは、前記耐食性に影響を与える元素に関して、ほぼ同じ含有量であり、前記PREW式で算出されるPREW値がほぼ同じであることを意味する。また、前記耐食性に影響を与える元素を同等程度含有し、前記PREW値が同等程度である鋼を「同等鋼」と定義する。
本発明のクラッド鋼は、熱間圧延ままで最終製品にされるので、固溶化熱処理されているものよりも表面硬さを確保できる。そのため、本発明のクラッド鋼の表面硬さは、固溶化熱処理されていない状態の前記合わせ材(すなわち、本発明の二相ステンレス鋼)の硬さCが、前記合わせ材の同等鋼であってCaが添加されていない組成を有し、固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の硬さD0に対して1.05倍以上1.30倍以下である。尚、前記硬さCが前記硬さD0の1.05倍未満の場合、固溶化処理された二相ステンレス鋼と同等の金属組織状態になるため、耐孔食性が不十分になる。また、前記硬さCが前記硬さD0の1.30倍超になるように熱間圧延を行うと、加工歪みの影響や微小な析出物が生成するため、耐孔食性を“A−B0≧−5”の状態に確保することが不可能となる。
Claims (9)
- 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.003〜0.05%、Ca:0.0005〜0.0040%、O:0.001〜0.004%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、鋼表面における最大径5μm以上の大きさの酸化物系介在物中のCaとAlの重量比率(Ca/Al)が0.5以上3.5以下であることを特徴とするクラッド鋼用二相ステンレス鋼。
- 更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記載のクラッド鋼用二相ステンレス鋼。
- 請求項1又は2に記載の二相ステンレス鋼を合わせ材とし、母材を炭素鋼としたことを特徴とするクラッド鋼。
- 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高いことを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。 - 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高いことを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。 - 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の硬さに対して、
1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。 - 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の硬さに対して、
1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。 - 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高く、且つ、
前記二相ステンレス鋼の硬さに対して、1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。 - 質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.0001〜0.0014%、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.5〜9.0%、Mo:0.12〜5.0%、N:0.05〜0.35%、Al:0.002〜0.05%、O:0.001〜0.0052%を含有し、
更に質量%で、W:3.0%以下、Co:1.0%以下、Cu:3.0%以下、V:0.5%以下、Nb:0.15%以下、Ti:0.05%以下、B:0.0050%以下、Mg:0.0030%以下のうちの少なくとも1種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、
前記合わせ材の組成に含まれる元素Cr、Mn、W、N、Moの含有量(%)との差が、Cr:−1.0%〜+1.0%、Mn:−1.0%〜+1.0%、W:−0.6%〜+0.6%、N:−0.06%〜+0.06%、Mo:−0.3%〜+0.3%の範囲内であり、下記(1)式で表される耐食性指数PREWの差が−1.0〜+1.0の範囲内にあり、Caが添加されていない組成を有し且つ固溶化熱処理された二相ステンレス鋼の孔食発生温度に対して、
前記合わせ材の孔食発生温度が−5℃以上高く、且つ、
前記二相ステンレス鋼の硬さに対して、1.05倍以上1.30倍以下の硬さを有することを特徴とする請求項3に記載のクラッド鋼。
PREW=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N−Mn ・・・(1)
但し、式中の元素記号は当該元素の含有量(質量%)を意味し、元素が含まれないときは0を代入する。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016158105 | 2016-08-10 | ||
| JP2016158105 | 2016-08-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018028146A JP2018028146A (ja) | 2018-02-22 |
| JP6437062B2 true JP6437062B2 (ja) | 2018-12-12 |
Family
ID=61248272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017154639A Active JP6437062B2 (ja) | 2016-08-10 | 2017-08-09 | クラッド鋼用二相ステンレス鋼及びクラッド鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6437062B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7005396B2 (ja) * | 2018-03-14 | 2022-01-21 | 日鉄ステンレス株式会社 | 自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板 |
| JP6961518B2 (ja) * | 2018-03-14 | 2021-11-05 | 日鉄ステンレス株式会社 | タンクバンド用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板およびこれを用いたタンクバンドならびにスポット溶接方法 |
| JP6652225B1 (ja) * | 2018-03-30 | 2020-02-19 | Jfeスチール株式会社 | 二相ステンレスクラッド鋼板及びその製造方法 |
| EP3778960B1 (en) * | 2018-03-30 | 2023-12-27 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | Duplex stainless-clad steel plate and production method thereof |
| US11891675B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-02-06 | Jfe Steel Corporation | Duplex stainless clad steel plate and method of producing same |
| JP7266976B2 (ja) * | 2018-07-27 | 2023-05-01 | 日鉄ステンレス株式会社 | スポット溶接部の強度と耐食性に優れたフェライト・オーステナイト二相ステンレス鋼板及びその製造方法 |
| JP7109333B2 (ja) * | 2018-10-12 | 2022-07-29 | 日鉄ステンレス株式会社 | 耐食性に優れた省資源型二相ステンレス鋼 |
| CN111230406A (zh) * | 2018-11-28 | 2020-06-05 | 无锡市新峰管业有限公司 | 一种海洋环境下双相不锈钢管及其加工方法 |
| CN109532144B (zh) * | 2018-11-29 | 2021-01-12 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种超级双相不锈钢复合钢板及其制造方法 |
| CN113646457B (zh) | 2019-03-29 | 2022-10-25 | 日铁不锈钢株式会社 | 复合钢板及其制造方法 |
| JP7442270B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2024-03-04 | 日鉄ステンレス株式会社 | クラッド鋼板およびその製造方法 |
| CN109852900B (zh) * | 2019-03-29 | 2021-07-30 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种具有不同屈强比的600MPa级热镀锌双相钢及其生产方法 |
| EP4101577A4 (en) | 2020-02-06 | 2023-05-31 | JFE Steel Corporation | TWO-PHASE CLAD STAINLESS STEEL AND ITS PRODUCTION PROCESS |
| JP7054078B2 (ja) | 2020-02-06 | 2022-04-13 | Jfeスチール株式会社 | 二相ステンレスクラッド鋼およびその製造方法 |
| JP7228755B2 (ja) * | 2020-02-19 | 2023-02-27 | Jfeスチール株式会社 | 二相ステンレスクラッド鋼板の製造方法 |
| CN111118498B (zh) * | 2020-03-06 | 2022-02-18 | 贵州大学 | 一种304不锈钢表面激光熔覆的trip钢涂层及熔覆方法 |
| EP4129549A4 (en) * | 2020-03-25 | 2024-04-03 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | WELDED STRUCTURE, WELDED STAINLESS STEEL STRUCTURE, WELDED STAINLESS STEEL CONTAINER AND STAINLESS STEEL |
| JP7518686B2 (ja) * | 2020-07-27 | 2024-07-18 | 日鉄ステンレス株式会社 | フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板を用いた締結部品ならびにスポット溶接方法 |
| CN112195466B (zh) * | 2020-10-14 | 2021-12-21 | 燕山大学 | 一种抗冲击高硬度激光熔覆层的一次熔覆制备方法 |
| CN112195465B (zh) * | 2020-10-14 | 2021-11-05 | 燕山大学 | 一种阶梯粒度合金粉末制备耐高温高硬激光熔覆层的方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3312401B2 (ja) * | 1992-11-04 | 2002-08-05 | 大同特殊鋼株式会社 | カルシウム快削ステンレス鋼 |
| JP4025171B2 (ja) * | 2002-10-29 | 2007-12-19 | 日本冶金工業株式会社 | 耐食性、溶接性および表面性状に優れるステンレス鋼およびその製造方法 |
| EP1867748A1 (fr) * | 2006-06-16 | 2007-12-19 | Industeel Creusot | Acier inoxydable duplex |
| JP4824640B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2011-11-30 | 日本冶金工業株式会社 | 二相ステンレス鋼およびその製造方法 |
| JP2010070812A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 冷間鍛造性に優れるオーステナイト系ステンレス快削鋼線材とその製造方法 |
| JP5406233B2 (ja) * | 2011-03-02 | 2014-02-05 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板およびその製造方法 |
| JP6004700B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-10-12 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板およびその製造方法 |
| JP6116286B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-04-19 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 発銹の少ないフェライト系ステンレス鋼 |
| WO2014148540A1 (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-25 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 線状加熱性良好な二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板およびその製造方法 |
-
2017
- 2017-08-09 JP JP2017154639A patent/JP6437062B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2018028146A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6437062B2 (ja) | クラッド鋼用二相ステンレス鋼及びクラッド鋼 | |
| JP5072285B2 (ja) | 二相ステンレス鋼 | |
| JP5773098B1 (ja) | フェライト−マルテンサイト2相ステンレス鋼およびその製造方法 | |
| JP7511480B2 (ja) | 溶接構造物及びその製造方法 | |
| JP5511208B2 (ja) | 耐食性の良好な省合金二相ステンレス鋼材とその製造方法 | |
| CN110225989B (zh) | 双相不锈钢包层钢及其制造方法 | |
| CN103857816B (zh) | 双相不锈钢、双相不锈钢铸坯以及双相不锈钢钢材 | |
| EP2476771B1 (en) | Two-phase stainless steel | |
| WO2019189871A1 (ja) | 二相ステンレスクラッド鋼板およびその製造方法 | |
| WO2019186911A1 (ja) | オーステナイト系耐摩耗鋼板 | |
| US20120003116A1 (en) | Austenitic stainless steel | |
| JP2019052349A (ja) | ニッケル基合金 | |
| JP7285050B2 (ja) | フェライト・オーステナイト二相ステンレス鋼板および溶接構造物、ならびにそれらの製造方法 | |
| CN113631732A (zh) | 双相不锈钢焊接接头及其制造方法 | |
| JP6222806B2 (ja) | 耐脆化性に優れる高耐食二相ステンレス鋼 | |
| JP5329632B2 (ja) | 二相ステンレス鋼、二相ステンレス鋼鋳片、および、二相ステンレス鋼鋼材 | |
| WO2015151521A1 (ja) | 溶接継手 | |
| JP6036645B2 (ja) | 低温靭性に優れたフェライト−マルテンサイト2相ステンレス鋼およびその製造方法 | |
| GB2131832A (en) | Steel material exhibiting superior hydrogen cracking resistance in a wet sour gas environment | |
| CN116391055A (zh) | 高耐腐蚀奥氏体系不锈钢及其制造方法 | |
| JP5329634B2 (ja) | 二相ステンレス鋼、二相ステンレス鋼鋳片、および、二相ステンレス鋼鋼材 | |
| JP7758927B2 (ja) | マルテンサイト系ステンレス鋼板 | |
| JP2018135601A (ja) | 二相ステンレス鋼材およびそれを用いた二相ステンレス鋼管 | |
| JP6191783B2 (ja) | ステンレス鋼材 | |
| JP7727195B2 (ja) | マルテンサイト系ステンレス鋼の溶接継手、溶接構造体および溶接方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180612 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180731 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181001 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181016 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181113 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6437062 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |