JP6440574B2 - 光マイクロ波伝送装置 - Google Patents
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Description
例えば、無線通信システムにおいて、基地局から高周波の無線信号(周波数が数100MHz上の無線信号)を中継器側の複数の送受信アンテナに光張出を行う場合、波長多重方式(Wavelength Division Multiplex:WDM)を利用するRoFを実施することで、複数のアンテナに対して、複数の無線バンド伝送を実現することができる。
図1はこの発明の実施の形態1による光マイクロ波伝送装置を示す構成図である。
図1の光マイクロ波伝送装置は、基地局側の装置1とアンテナ側の装置2から構成されており、基地局側の装置1とアンテナ側の装置2は、信号光を伝送する光ファイバ3(第1の光ファイバ)と、給電光を送信する光ファイバ4(第2の光ファイバ)とによって接続されている。
E/O変換器11−n(n=1,2,・・・,N)は送信信号である電気信号をRF(Radio Frequency)信号で変調し、その変調した信号である送信マイクロ波信号を単一波長の信号光である波長λtnの信号光に変換する変換器である。
O/E変換器13−m(m=1,2,・・・,M)はWDM12から出力された単一波長の信号光である波長λrmの信号光を受信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)に変換する変換器である。
給電用光源14は給電光を光ファイバ4に出力する光源である。
PV22は給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換し、その電力をO/E変換器25に供給する。
PV23−m(m=1,2,・・・,M)は給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換し、その電力をE/O変換器27−mに供給する。
O/E変換器25はPV22から出力された電力によって駆動され、光サーキュレータ24から出力された波長多重信号光を送信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)に変換する変換器である。
RF分岐部26はO/E変換器25により変換された送信マイクロ波信号をN個に分岐し、分岐したN個の送信マイクロ波信号を送信アンテナ#1〜#Nに出力する。
WDM28はE/O変換器27−1〜27−Mにより変換された波長λr1〜λrMの信号光を合波して、合波後の信号光である波長多重信号光を光サーキュレータ24に出力する。
最初に、光マイクロ波伝送装置が信号を送信する場合の処理内容を説明する。
基地局側の装置1におけるE/O変換器11−n(n=1,2,・・・,N)は、電気信号である送信信号#nを受けると、その送信信号#nをRF信号で変調し、その変調した信号である送信マイクロ波信号#nを単一波長の信号光である波長λtnの信号光に変換する。
これにより、送信マイクロ波信号#1〜#Nは、互いに異なる波長λt1〜λtNの信号光に変換される。
これにより、この波長多重信号光は、光ファイバ3を通じてアンテナ側の装置2に伝送される。
また、基地局側の装置1における給電用光源14は、給電光を光ファイバ4に出力する。
これにより、この給電光は、光ファイバ4を通じてアンテナ側の装置2に伝送される。
アンテナ側の装置2における給電光分岐部21は、基地局側の装置1から出力された給電光を受けると、その給電光を(M+1)個に分岐する。
即ち、送信系における1個のPV22と、受信系におけるM個のPV23−1〜23−Mとの合計の数分だけ、基地局側の装置1から出力された給電光を分岐する。
アンテナ側の装置2におけるPV23−m(m=1,2,・・・,M)は、給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換し、その電力をE/O変換器27−mに供給する。
アンテナ側の装置2におけるRF分岐部26は、O/E変換器25から送信マイクロ波信号を受けると、その送信マイクロ波信号をN個に分岐し、分岐したN個の送信マイクロ波信号を送信アンテナ#1〜#Nに出力する。これにより、送信アンテナ#1〜#Nから送信マイクロ波信号が送信される。
この実施の形態1では、RF分岐部26が送信マイクロ波信号の電力をN分配するものを想定しているが、送信マイクロ波信号を周波数で分配し、異なる周波数の信号を送信アンテナ#1〜#Nに出力するようにしてもよい。
アンテナ側の装置2におけるE/O変換器27−m(m=1,2,・・・,M)は、PV23−mから出力された電力によって駆動され、受信アンテナ#mの受信信号である受信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)を単一波長の信号光である波長λrmの信号光に変換し、波長λrmの信号光をWDM28に出力する。
アンテナ側の装置2におけるWDM28は、E/O変換器27−1〜27−Mから波長λr1〜λrMの信号光を受けると、波長λr1〜λrMの信号光を合波して、合波後の信号光である波長多重信号光を光サーキュレータ24に出力する。
アンテナ側の装置2における光サーキュレータ24は、WDM28から波長多重信号光を受けると、その波長多重信号光を光ファイバ3に出力する。
これにより、この波長多重信号光は、光ファイバ3を通じて基地局側の装置1に伝送される。
基地局側の装置1におけるO/E変換器13−m(m=1,2,・・・,M)は、WDM12から波長λrmの信号光を受けると、波長λrmの信号光を受信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)に変換する。
したがって、N個の送信アンテナ#1〜#Nから信号を送信する場合でも、N個のPVを実装する必要がなく、1個のPV22を備えるだけで足りるため、装置の小型化を図ることができるとともに、コストを低減することができる。
なお、図1の光マイクロ波伝送装置には実装されていないが、アンテナ側の装置2がRF増幅器などのアクティブデバイスを実装している場合には、給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換して、その電力をアクティブデバイスに出力するPVをアンテナ側の装置2に実装するようにしてもよい。
図2はこの発明の実施の形態2による光マイクロ波伝送装置を示す構成図であり、図2において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
PV31−n(n=1,2,・・・,N)は給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換し、その電力をO/E変換器33−nに供給する光起電力素子である。
WDM32は基地局側の装置1から光ファイバ3を通じて伝送された波長多重信号光を波長λt1〜λtNの信号光に分離し、分離後の波長λtn(n=1,2,・・・,N)の信号光をO/E変換器33−nに出力する一方、E/O変換器27−1〜27−Mにより変換された波長λr1〜λrMの信号光を合波して、合波後の信号光である波長多重信号光を光ファイバ3に出力する波長分割多重器である。
直流成分分離部34−n(n=1,2,・・・,N)はO/E変換器33−nにより変換された送信マイクロ波信号から直流成分を分離し、その直流成分を駆動用電力としてE/O変換器27−mに供給するとともに、その直流成分を分離した送信マイクロ波信号を送信アンテナ#nに出力する。
この実施の形態2では、送信系の数Nが受信系の数M以上(N≧M)であるものとし、N>Mである場合には、直流成分分離部34−1〜34−Mが直流成分を駆動用電力としてE/O変換器27−1〜27−Mに供給するが、直流成分分離部34−(M+1)〜34−Nは、対応するE/O変換器27が存在していないので、直流成分を駆動用電力として出力することはない。したがって、直流成分分離部34−(M+1)〜34−Nは、実装されていなくてもよい。
最初に、光マイクロ波伝送装置が信号を送信する場合の処理内容を説明する。
基地局側の装置1におけるE/O変換器11−n(n=1,2,・・・,N)は、電気信号である送信信号#nを受けると、その送信信号#nをRF信号で変調して、その変調した信号である送信マイクロ波信号#nを単一波長の信号光である波長λtnの信号光に変換し、波長λtnの信号光をWDM12に出力する。
これにより、送信マイクロ波信号#1〜#Nは、互いに異なる波長λt1〜λtNの信号光に変換される。
ただし、この実施の形態2では、アンテナ側の装置2におけるE/O変換器27−1〜27−Mの駆動電力を常に確保する観点から、E/O変換器11−nは、電気信号である送信信号#nを受けていないときには、送信信号#nが変調されていない波長λtnの信号光をWDM12に出力する。つまり、E/O変換器11−nは、常に、波長λtnの信号光をWDM12に出力している。
これにより、この波長多重信号光は、光ファイバ3を通じてアンテナ側の装置2に伝送される。
また、基地局側の装置1における給電用光源14は、給電光を光ファイバ4に出力する。
これにより、この給電光は、光ファイバ4を通じてアンテナ側の装置2に伝送される。
アンテナ側の装置2における給電光分岐部21は、基地局側の装置1から出力された給電光を受けると、その給電光をN個に分岐する。
即ち、送信系におけるN個のPV31−1〜31−Nの数分だけ、基地局側の装置1から出力された給電光を分岐する。
アンテナ側の装置2におけるO/E変換器33−n(n=1,2,・・・,N)は、PV31−nから出力された電力によって駆動され、WDM32から出力された波長λtnの信号光を送信マイクロ波信号に変換し、その送信マイクロ波信号を直流成分分離部34−nに出力する。
式(1)において、右辺第1項は光搬送波の電界、第2項は強度変調による上側波帯の電界、第3項は強度変調による下側波帯の電界である。
また、Cは光搬送波の電界振幅、Aは強度変調による側波帯の電界振幅である。
ω0は光搬送波の周波数、φcは光搬送波の位相、φRFはCW信号の位相、tは時間である。
式(2)において、右辺第1項及び第2項が直流成分であり、第3項が周波数ωRFの変調CW信号である。
例えば、O/E変換器33−nがフォトダイオードで構成されている場合、直流成分分離部34−nが、送信マイクロ波信号から式(2)における右辺第1項及び第2項の直流成分を分離し、その直流成分を駆動用電力としてE/O変換器27−mに供給する。また、式(2)における右辺第3項の変調CW信号を送信アンテナ#nに出力する。
ここでは、直流成分分離部34−nが直流成分を分離した送信マイクロ波信号を送信アンテナ#nに出力する例を示しているが、送信マイクロ波信号がRF信号で変調されている電気信号である場合に限り、送信アンテナ#nに出力するようにして、送信マイクロ波信号がRF信号で変調されていない電気信号である場合には、送信アンテナ#nに出力しないようにしてもよい。
アンテナ側の装置2におけるE/O変換器27−m(m=1,2,・・・,M)は、直流成分分離部34−nから出力された電力によって駆動され、受信アンテナ#mの受信信号である受信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)を単一波長の信号光である波長λrmの信号光に変換し、波長λrmの信号光をWDM32に出力する。
アンテナ側の装置2におけるWDM32は、E/O変換器27−1〜27−Mから波長λr1〜λrMの信号光を受けると、波長λr1〜λrMの信号光を合波して、合波後の信号光である波長多重信号光を光ファイバ3に出力する。
これにより、この波長多重信号光は、光ファイバ3を通じて基地局側の装置1に伝送される。
基地局側の装置1におけるO/E変換器13−m(m=1,2,・・・,M)は、WDM12から波長λrmの信号光を受けると、波長λrmの信号光を受信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)に変換する。
なお、図2の光マイクロ波伝送装置には実装されていないが、アンテナ側の装置2がRF増幅器などのアクティブデバイスを実装している場合には、給電光分岐部21により分岐された給電光を電力に変換して、その電力をアクティブデバイスに出力するPVをアンテナ側の装置2に実装するようにしてもよい。
図3はこの発明の実施の形態3による光マイクロ波伝送装置を示す構成図であり、図3において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
無バイアスO/E変換器40−n(n=1,2,・・・,N)は無バイアスで駆動され、WDM32から出力された波長λtn(n=1,2,・・・,N)の信号光を送信マイクロ波信号(RF信号で変調されている電気信号)に変換する無バイアス光電変換器である。
無バイアスO/E変換器40−nとしては、例えば、単一走行キャリアフォトダイオード(UTC−PD)などが想定されるが、無バイアスで駆動可能なO/E変換器であれば、どのようなO/E変換器でもよい。
また、基地局側の装置1においても、給電用光源14が不要になる。したがって、この実施の形態3によれば、PV31−n、給電光分岐部21及び給電用光源14が不要になるため、上記実施の形態2よりも装置の小型化を図ることができる効果を奏する。
基地局側の装置1におけるE/O変換器11−nは、上記実施の形態2と異なり、電気信号である送信信号#nを受けていないときは、送信信号#nが変調されていない波長λtnの信号光をWDM12に出力する必要がなく、送信信号#nを受けたときだけ、送信信号#nが変調されている波長λtnの信号光をWDM12に出力すればよい。
Claims (2)
- 基地局側の装置とアンテナ側の装置とが第1及び第2の光ファイバで接続されており、
前記基地局側の装置は、
送信信号である電気信号を互いに異なる単一波長の信号光に変換する複数の電光変換器と、
前記複数の電光変換器により変換された単一波長の信号光を合波し、合波後の信号光である波長多重信号光を前記第1の光ファイバに出力する一方、前記アンテナ側の装置から前記第1の光ファイバを通じて伝送された波長多重信号光を複数の単一波長の信号光に分離する波長分割多重器と、
前記波長分割多重器により分離された単一波長の信号光を電気信号に変換する複数の光電変換器と、
給電光を前記第2の光ファイバに出力する給電用光源とを備え、
前記アンテナ側の装置は、
前記基地局側の装置から前記第2の光ファイバを通じて伝送された給電光を分岐する給電光分岐部と、
前記給電光分岐部により分岐された給電光を電力に変換する複数の光起電力素子と、
アンテナの受信信号である電気信号を互いに異なる単一波長の信号光に変換する複数の電光変換器と、
前記基地局側の装置から前記第1の光ファイバを通じて伝送された波長多重信号光を複数の単一波長の信号光に分離する一方、前記アンテナ側の装置における複数の電光変換器により変換された単一波長の信号光を合波し、合波後の信号光である波長多重信号光を前記第1の光ファイバに出力する波長分割多重器と、
前記光起電力素子により変換された電力によって駆動され、前記アンテナ側の装置における波長分割多重器により分離された単一波長の信号光を電気信号に変換する複数の光電変換器と、
前記アンテナ側の装置における光電変換器により変換された電気信号から直流成分を分離し、前記直流成分を駆動用電力として前記アンテナ側の装置における電光変換器に供給するとともに、前記直流成分を分離した電気信号をアンテナに出力する複数の直流成分分離部とを備えた
ことを特徴とする光マイクロ波伝送装置。 - 基地局側の装置とアンテナ側の装置とが光ファイバで接続されており、
前記基地局側の装置は、
送信信号である電気信号を互いに異なる単一波長の信号光に変換する複数の電光変換器と、
前記複数の電光変換器により変換された単一波長の信号光を合波し、合波後の信号光である波長多重信号光を前記光ファイバに出力する一方、前記アンテナ側の装置から前記光ファイバを通じて伝送された波長多重信号光を複数の単一波長の信号光に分離する波長分割多重器と、
前記波長分割多重器により分離された単一波長の信号光を電気信号に変換する複数の光電変換器とを備え、
前記アンテナ側の装置は、
アンテナの受信信号である電気信号を互いに異なる単一波長の信号光に変換する複数の電光変換器と、
前記基地局側の装置から前記光ファイバを通じて伝送された波長多重信号光を複数の単一波長の信号光に分離する一方、前記アンテナ側の装置における複数の電光変換器により変換された単一波長の信号光を合波し、合波後の信号光である波長多重信号光を前記光ファイバに出力する波長分割多重器と、
無バイアスで駆動され、前記アンテナ側の装置における波長分割多重器により分離された単一波長の信号光を電気信号に変換する複数の無バイアス光電変換器と、
前記無バイアス光電変換器により変換された電気信号から直流成分を分離し、前記直流成分を駆動用電力として前記アンテナ側の装置における電光変換器に供給するとともに、前記直流成分を分離した電気信号をアンテナに出力する複数の直流成分分離部とを備えた
ことを特徴とする光マイクロ波伝送装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2015110290A JP6440574B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 光マイクロ波伝送装置 |
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