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JP6445796B2 - 画像難読化装置、画像難読化方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents
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JP6445796B2 - 画像難読化装置、画像難読化方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

画像難読化装置、画像難読化方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、主に、画像を難読化する装置に関する。
昨今、画像を含むコンテンツ(例えば、“漫画”や“挿絵を含む小説”等の電子書籍コンテンツ)が様々なWEBサイトで販売されている。
また、そのような画像を特定の者(例えば、コンテンツの購入者)以外が判読できないようにするために使用可能な様々な難読化技術(例えば、特許文献1に開示されている技術)が提案されている。
また、そのような難読化技術の一例として、その概略が図17に模式的に示されている技術が挙げられる。図17は、従来の難読化技術を模式的に示した図である。
図17に示すように、この技術は、周波数領域から空間領域に変換された(例えば、逆離散コサイン変換された)オリジナル画像にスクランブル処理を施すことにより、オリジナル画像を難読化する技術である。
国際公開第2012/127578号(2012年9月27日公開)
しかしながら、図17に示すように、この従来技術には、難読化画像の保存の際の処理(具体的には、離散コサイン変換)に起因して、オリジナル画像と難読化画像に復号処理を施すことで得られる復号画像との間に差分が生じてしまう(即ち、画質の劣化が生じてしまう)という欠点がある。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、復元後に画質の劣化が殆どあるいは全く視認されないように画像を難読化する画像難読化装置を実現することにある。
本発明の一態様に係る画像難読化装置は、周波数成分に変換する処理が施された画像を読み出す読出手段と、上記画像に難読化処理を施す難読化手段と、を備え、上記難読化手段は、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理を施すように構成されている。
本発明の一態様に係る画像難読化方法は、装置が実行する画像難読化方法であって、周波数成分に変換する処理が施された画像を読み出す読出ステップと、上記画像に難読化処理を施す難読化ステップと、を含み、上記難読化ステップにて、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理を施す。
本発明の一態様に係る画像難読化装置および画像難読化方法は、復元後に画質の劣化が殆どあるいは全く視認されないように画像を難読化することができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態1〜3に係るシステムを構成する各装置のブロック図である。 実施形態1〜3に係るシステムに含まれるコンテンツ変換サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態1〜3に係るコンテンツ変換サーバが電子書籍コンテンツに含まれる画像(オリジナル画像)を複数のブロックに分割するために使用する関数を示した図である。 実施形態1〜3に係るコンテンツ変換サーバが電子書籍コンテンツに含まれる画像を複数のブロックに分割する方法を説明するための図である。 実施形態1〜3に関する図であり、オリジナル画像の外縁部に位置するブロックのサイズをどのように決定するかに応じて、難読化画像の見え方が異なることを説明するための図である。 実施形態1に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から規定の画像群(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用される画像群)を作成する方法を説明するための図である。 実施形態1〜3に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から難読化画像を作成する方法を説明するための図である。 実施形態1〜3に係るコンテンツ変換サーバが作成する復号キー(オリジナル画像を復号するための復号キー)を含むデータを模式的且つ概略的に例示した図である。 実施形態1に係るシステムに含まれるタブレット端末(電子書籍コンテンツの閲覧に使用される端末)の動作を示すフローチャートである。 実施形態1に係るタブレット端末が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。 実施形態1〜3に関する図であり、アップサプリングされた難読化画像の各ブロックの境界画素(当該ブロックに隣接するブロックの画素に隣接する画素)の画素値(境界画素値)について説明するための図である。 実施形態1に係るタブレット端末が電子書籍コンテンツに含まれる画像をどのように表示するかを説明するための図である。 実施形態2に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から規定の画像(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用される画像)を作成する方法を説明するための図である。 実施形態2に係るタブレット端末が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。 実施形態3に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から規定のデータ(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用されるデータ)を作成する方法を説明するための図である。 実施形態3に係るタブレット端末が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。 従来の難読化技術を模式的に示した図である。
<実施形態1>
以下、図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態に係るシステムについて説明する。
(本実施形態に係るシステムの概要)
本実施形態に係るシステム(以下、単に「システム」と呼称する)の概要について図1を参照しながら説明する。図1は、システムを構成する各装置のブロック図である。
図1に示すように、システムには、コンテンツ変換サーバ100、書籍販売用サーバ200、及び、タブレット端末300が含まれている。
コンテンツ変換サーバ100は、電子書籍コンテンツの暗号化(具体的には、電子書籍コンテンツに含まれる画像及びテキストの難読化)を行う装置である。
書籍販売用サーバ200は電子書籍サイトを構成するサーバであり、書籍販売用サーバ200には、多数の電子書籍コンテンツが暗号化された状態で保存されている。書籍販売用サーバ200は、電子書籍コンテンツを購入する操作が行われた端末(タブレット端末300等)に向けて、暗号化された状態の電子書籍コンテンツと電子書籍コンテンツ内の画像及びテキストを復号するための復号キーとを送信する。
タブレット端末300は、電子書籍コンテンツの閲覧に使用可能な端末である。
(システムに含まれる各装置の構成)
次にシステムに含まれる各装置の構成について引き続き図1を参照しながら説明する。
(コンテンツ変換サーバ100)
コンテンツ変換サーバ100は、記憶部110、制御部120、及び、通信I/F部130を備えている。
記憶部110は、電子書籍サイトに登録される前の電子書籍コンテンツ(暗号化されていない電子書籍コンテンツ)等の様々なデータが格納される記録媒体である。
制御部120は、コンテンツ変換サーバ100全体を統括的に制御するCPUである。
制御部120は、記憶部110に記録されている暗号化プログラムを読み出すことにより、暗号化部121として機能する。
暗号化部121は、電子書籍コンテンツに含まれているテキストに加え、当該電子書籍コンテンツに含まれている各画像を難読化する。
具体的には、暗号化部121は、画像を分割した複数のブロック(又は、当該複数のブロックのうち一部のブロックを除く残りのブロック)の各々について当該ブロックを他のブロックと入れ替えることにより、当該画像に上記難読化処理を施すようになっている。即ち、暗号化部121は、上記画像にスクランブル処理を施すようになっている。
本実施形態においては、暗号化部121は、周波数成分に変換する処理が施された画像(離散コサイン変換されたJPEG画像等)についても、当該画像にそのまま上記のスクランブル処理を施すことを特徴としている。
通信I/F部130は、コンテンツ変換サーバ100が他の機器とIP通信することを可能にするために設けられた通信インタフェースである。
(書籍販売用サーバ200)
書籍販売用サーバ200は、記憶部210、記憶部215、制御部220、及び、通信I/F部230を備えている。なお、記憶部215及び記憶部215は、1つの記録媒体に含まれていてもよいし、異なる記録媒体に含まれていてもよい。
記憶部210は、URLを指定した外部からのアクセスが可能な記録領域である。記憶部210には、電子書籍サイトに登録されている多数の電子書籍コンテンツ(暗号化済の電子書籍コンテンツ)が保存されている。
記憶部215は、URLを指定した外部からのアクセスが不可能な記録領域である。記憶部215には、各ユーザの書誌情報(対象ユーザが購入済の電子書籍コンテンツについて最後に当該電子書籍コンテンツの何ページを閲覧したかを示す情報)が含まれている。
制御部220は、書籍販売用サーバ200全体を統括的に制御するCPUである。
通信I/F部230は、書籍販売用サーバ200が他の機器とIP通信することを可能にするために設けられた通信インタフェースである。
(タブレット端末300)
タブレット端末300は、記憶部310、制御部320、通信I/F部330、及び、タッチパネル式表示部340を備えている。
記憶部310は、暗号化済の電子書籍コンテンツや、当該電子書籍コンテンツに含まれる難読化画像に復号処理を施すために使用する復号キー等の各種データが保存される記録媒体である。
制御部320は、タブレット端末300全体を制御するCPUである。
制御部320は、記憶部310に記録されている特定のプログラムを読み出すことにより、ダウンロード処理部321、復号部322、書籍表示処理部323、及び、書籍情報アップロード処理部324として機能する。上記特定のプログラムは、例えば、ウェブブラウザアプリケーション上で動作するスクリプトあってもよいし、電子書籍アプリケーションのプログラムであってもよい。
ダウンロード処理部321は、暗号化済の電子書籍コンテンツ、及び、復号キーを書籍販売用サーバ200からダウンロードする。
復号部322は、復号キーを用いて、暗号化済の電子書籍コンテンツに復号処理を施す。具体的には、復号部322は、復号キーを用いて、タッチパネル式表示部340に表示すべきページ内のテキスト及び/又は画像を復号する。
書籍表示処理部323は、ユーザにより指定されたページ内の画像及び/又はテキストをタッチパネル式表示部340に表示する。
書誌情報アップロード処理部324は、タッチパネル式表示部340が電子書籍コンテンツの表示を終了させる操作を受け付けた場合に、表示していたページの番号を示す情報(タブレット端末300を使用しているユーザの書誌情報)を書籍販売用サーバ200にアップロードする。
通信I/F部330は、タブレット端末300が他の機器とIP通信することを可能にするために設けられた通信インタフェースである。
タッチパネル式表示部340は、操作デバイスとしても機能する表示デバイスである。タッチパネル式表示部340がタッチ操作を受け付けると、タッチパネル式表示部340には、タッチ操作の内容に応じた情報が表示される。
以上、システムに含まれる各装置の構成について説明した。
(コンテンツ変換サーバ100の動作)
次に、コンテンツ変換サーバ100の動作について図2〜図8を参照しながら説明する。
図2は、電子書籍コンテンツに含まれている画像(オリジナル画像)に難読化処理を施す動作を示すフローチャートである。図3は、コンテンツ変換サーバ100が電子書籍コンテンツに含まれるオリジナル画像を複数のブロックに分割するために使用する関数を示した図である。図4は、コンテンツ変換サーバ100が電子書籍コンテンツに含まれるオリジナル画像を複数のブロックに分割する方法を説明するための図である。図5は、オリジナル画像の外縁部に位置するブロックのサイズをどのように決定するかに応じて、難読化画像の見え方が異なることを説明するための図である。
図6は、コンテンツ変換サーバ100がオリジナル画像から複数のバー画像(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用される画像)を作成する方法を説明するための図である。図7は、コンテンツ変換サーバ100がオリジナル画像から難読化画像を作成する方法を説明するための図である。図8は、コンテンツ変換サーバ100が作成する復号キー(オリジナル画像を復号するための復号キー)を含むデータを模式的且つ概略的に(即ち、当該復号キーの部分のみを)例示した図である。
なお、図3において、引数lengthは、オリジナル画像の縦(横)のサイズを示す数値であり、引数div_numは、縦方向(横方向)の分割数を示す数値である。また、引数block_min_unitは、オリジナル画像の形式に応じた規定の定数であり、引数fractionは、オリジナル画像の縦(横)のサイズから、オリジナル画像の上端にも下端にも位置しないブロック群からなる矩形領域の縦のサイズ(オリジナル画像の左端にも右端にも位置しないブロック群からなる矩形領域の横のサイズ)を引くことにより得られる数値である。
暗号化部121は、電子書籍コンテンツからオリジナル画像を読み出すと(読出ステップ)、S1において、オリジナル画像の縦及び横のサイズを特定し、当該オリジナル画像の縦方向および横方向の分割数(ブロック数)を決定する。なお、縦方向および横方向の分割数は、例えば、コンテンツ変換サーバ100の管理者によって入力された数であってもよいし、暗号化部121が、何らかのアルゴリズムに従って決定した数であってもよい。また、各ブロック(具体的には、下端のブロックにも右端のブロックにも該当しない各ブロック)の縦及び横のサイズがオリジナル画像の形式に応じた規定の定数(オリジナル画像がJPEG画像である場合には“8”)の整数倍(好ましくは偶数倍)になるように、縦方向および横方向の分割数が決定されることが望ましい。
また、S1において、暗号化部121は、当該オリジナル画像の分割により規定される複数のブロックの各々について、当該オリジナル画像の左上座標を原点とする座標系における当該ブロックの左上座標と当該ブロックの縦および横のサイズとを決定する。
具体的には、暗号化部121は、図3に示すgetBlockLengthCenter関数とgetFirstFractionLength関数とを用いて、各ブロックの縦及び横のサイズを計算する。
より具体的には、暗号化部121は、getBlockLengthCenter関数を用いてオリジナル画像の上端にも下端にも位置しない各ブロックの縦のサイズを計算し、次に、getFirstFractionLength関数を用いてオリジナル画像の上端に位置する各ブロックの縦のサイズを計算し、更に、オリジナル画像の下端に位置する各ブロックの縦のサイズを計算する。
同様に、暗号化部121は、getBlockLengthCenter関数を用いてオリジナル画像の右端にも左端にも位置しない各ブロックの横のサイズを計算し、次に、getFirstFractionLength関数を用いてオリジナル画像の左端に位置する各ブロックの横のサイズを計算し、更に、オリジナル画像の右端に位置する各ブロックの横のサイズを計算する。
例えば、オリジナル画像が図4に示すような縦128ドット、横128ドットの画像であり、縦方向および横方向の分割数がそれぞれ“4”であり、画像形式に応じた規定の定数が“8”である場合、暗号化部121は、getBlockLengthCenter関数を用いてオリジナル画像の上端にも下端にも位置しないブロックの縦のサイズ(及び、オリジナル画像の右端にも左端にも位置しないブロックの横のサイズ)の値“32”を導く。さらに、暗号化部121は、getFirstFractionLength関数を用いて、オリジナル画像の左端のブロックの横のサイズ(及び、オリジナル画像の上端のブロックの縦のサイズ)の値“32”を導くことができる。これらの値から、オリジナル画像におけるすべてのブロックの左上座標値並びに縦及び横のサイズが決定される。
なお、暗号化部121は、オリジナル画像の下端にも右端にも位置しない全ブロックの縦及び横のサイズが必ず同一となるように分割処理を行ってもよいが、上記のような図3に示す関数を用いた分割処理を行うことがより望ましい。その理由は、前者の分割処理の場合、オリジナル画像の大きさに依っては、十分に難読化される領域が難読化画像の左上に偏ってしまうためである。
図5(縦方向及び横方向の分割数が8であり、オリジナル画像の形式に応じた規定の定数が16であるケースにおける難読化画像を示す図)を参照しながら、この点について、少し具体的に説明する。
図5の(a)には、縦224ドット、横224ドットのオリジナル画像から、前者の分割処理で規定された各ブロックを他のブロックと入れ替える処理を通じて得られる難読化画像が示されている。図5の(b)には、縦208ドット、横208ドットのオリジナル画像から、後者の分割処理で規定された各ブロックを他のブロックと入れ替える処理を通じて得られる難読化画像が示されている。
図5の(a)の難読化画像からわかるように、暗号化部121が前者の分割処理を行った場合、オリジナル画像の下端にも右端にも位置しない(オリジナル画像の左上4分の1を構成する)全49個(縦7個×横7個)のブロックのサイズは縦16ドット、横16ドットとなる。同様に、オリジナル画像の下端に位置する(オリジナル画像の左下4分の1を構成する)7個のブロックのサイズは縦112ドット、横16ドットとなり、オリジナル画像の右端に位置する(オリジナル画像の右上4分の1を構成する)7個のブロックのサイズは縦16ドット、横112ドットとなり、オリジナル画像の右下隅のブロックのサイズは縦112ドット、横112ドットとなる。
そのため、暗号化部121は、前者の分割処理を行った場合、その後に難読化処理を行ってもオリジナル画像を十分に難読化できない(図5の(a)からわかるように、難読化画像の右下4分の1が全く難読化されていない)。
一方、図5の(b)の難読化画像からわかるように、暗号化部121が後者の分割処理を行った場合、全ブロックの中で縦及び横のブロックのサイズが最も大きい右下隅のブロックであっても、そのサイズは、たかだか縦64ドット、横64ドットとなる(左上隅のブロックのサイズは、縦48ドット、横48ドットであり、上下左右のどの端にも位置しないブロックのサイズは、縦16ドット、横16ドットである)。
そのため、暗号化部121は、後者の分割処理を行った場合、図5の(b)の難読化画像からもわかるように、十分な難読化を行うことができる(図5からわかるように、図5の(b)の難読化画像の中央部分は、図5の(a)の難読化画像の中央部分よりも、十分に難読化されている)。
S1の後、暗号化部121は、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像(例えば、サンプリング比が4:2:0であるようなJPEG画像)であるか否かを判定する(S2)。暗号化部121は、「オリジナル画像はアップサンプリングされた画像である」と判定した場合にはS3に進み、「オリジナル画像はアップサンプリングされた画像でない」と判定した場合にはS4に進む。
S3において、暗号化部121は、図6に示すような2つのPNG画像(縦長のバー画像、及び、横長のバー画像)を作成する。縦長のバー画像は、左右に隣接する2つのブロック間の境界にある全境界画素を結合することにより(具体的には、当該境界に隣接する各列の境界画素群(境界画像)を水平方向に並べて結合することにより)作成される結合画像である。同様に、横長のバー画像は、上下に隣接する2つのブロック間の境界にある全境界画素を結合することにより(具体的には、当該境界に隣接する各行の画素群(境界画像)を垂直方向に並べて結合することにより)作成される結合画像である。
即ち、「2つのバー画像は、オリジナル画像を分割した複数のブロックの各々における境界画素(特定の画素)からなる領域に関するデータである」と言える。また、「上記領域全体を占める像の各部(当該像のうち行方向に並んだ境界画素からなる部分、及び、当該像のうち列方向に並んだ境界画素からなる部分)は、2つのバー画像(規定の画像群)のいずれかによって表されている」と言える。
S3の後、暗号化部121は、S4に進む。
S4において、暗号化部121は、ブロック入れ替えルールをランダムに作成する。ブロック入れ替えルールとは、オリジナル画像を分割した各ブロックを当該オリジナル画像のどのブロックと入れ替えるべきかを示すルールである。
S4の後、暗号化部121は、オリジナル画像にスクランブル処理(ブロック入れ替えルールに基づいて、オリジナル画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を当該オリジナル画像内の他のブロックと入れ替える処理)により、難読化画像を生成する(S5:難読化ステップ)
S5の処理についてより具体的に説明する。
暗号化部121は、オリジナル画像が離散コサイン変換された画像(例えば、図7の(a)に示すような、周波数領域に変換されているJPEG画像)である場合、各ブロックのDCT係数群を、対応する他のブロックのDCT係数群と入れ替える。例えば、暗号化部121は、図7の(a)に示すように、オリジナル画像を分割した複数のブロックの一部について、各ブロックのDCT係数群を、対応する他のブロックのDCT係数群と入れ替える。なお、図7の(a)において、難読化画像の各ブロックに付された数値iは「オリジナル画像において、数値iが付されたブロックに対応するブロックがラスタスキャン順でi番目の位置にあること」を示している。
一方、暗号化部121は、オリジナル画像が離散コサイン変換された画像でない場合には、各ブロックの画素値群を、対応する他のブロックの画素値群と入れ替える。例えば、暗号化部121は、オリジナル画像が図7の(b)に示すようなPNG画像である場合、各ブロックの画素値群を、対応する他のブロックの画素値群と入れ替えることにより、図7の(b)に示すような難読化画像を生成する。
なお、S5におけるブロックの入れ替えには、公知のツールを用いることができる。
S5の後、暗号化部121(第2生成手段)は、オリジナル画像のサイズと、縦および横の分割数と、難読化処理に使用されたブロック入れ替えルールと、を示す情報を含む復号キー(図8に例示されているような復号キー)を作成する(S6)。なお、図8における「ブロック入れ替えルールを示す数列ai」は、「i≠aiであるような各iについてラスタスキャン順でi番目のブロックをラスタスキャン順でai番目のブロックと入れ替えることにより、難読化画像が生成されたこと」を示している。
以上、オリジナル画像に難読化処理を施す動作について説明したが、コンテンツ変換サーバ100は、電子書籍コンテンツに含まれている全オリジナル画像について、当該動作を行う。但し、コンテンツ変換サーバ100は、縦及び横のサイズが小さいオリジナル画像(複数のブロックに分割できない画像)については、当該動作を行わないようになっている。
また、コンテンツ変換サーバ100は、電子書籍コンテンツに含まれているテキストに対しても難読化処理を施し、当該テキストを復号するための復号キーを生成する。なお、この処理は、任意のアルゴリズム(例えば、公知のアルゴリズム)に基づく処理であってよい。
そして、コンテンツ変換サーバ100は、暗号化された電子書籍コンテンツ(各オリジナル画像と、テキストと、が難読化された電子書籍コンテンツ)と、全オリジナル画像を復号するための復号キー群とテキストを復号するための復号キーとを含むデータ5と、を書籍販売用サーバ200に送信する。
(タブレット端末300の動作)
次に、タブレット端末300の動作について図9〜図12を参照しながら説明する。
図9は、難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元し、復元した画像を表示する動作を示すフローチャートである。図10は、タブレット端末300が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。図11は、アップサプリングされた難読化画像の各ブロックの境界画素について説明するための図である。図12は、タブレット端末300が電子書籍コンテンツに含まれる画像をどのように表示するかを説明するための図である。
なお、タブレット端末300が図9のフローチャートに従った動作を行う前に、ダウンロード処理部321が、購入済の電子書籍コンテンツを閲覧するための操作を受け付け、タブレット端末300のユーザの書誌情報をダウンロードしたものとする。そして、ダウンロード処理部321は、書誌情報に基づいて、当該電子書籍コンテンツにおける、ユーザが最後に閲覧したページを特定し、特定したページの難読化画像、難読化済のテキスト、当該難読化画像に復号処理を施すために使用する復号キー、及び、当該難読化済のテキストから元のテキストを復号するための復号キーをダウンロードしたものとする。
S11において、復号部322は、ダウンロードされた難読化画像および復号キーを記憶部310から読み出し、復号キーを用いて、難読化画像に復号処理を施す。
S11の処理についてより具体的に説明する。
まず、復号部322は、復号キーを参照することにより、難読化画像における各ブロックの位置およびサイズを特定する。例えば、復号部322は、難読化画像の縦及び横のサイズと、図8に示されている復号キーを参照すると、各ブロックの縦及び横のサイズが32ドットであることを認識した上で、更に、各ブロックの左上座標を認識する。
そして、復号部322は、ダウンロードされた難読化画像が離散コサイン変換された画像(例えば、JPEG画像)である場合、難読化画像に逆離散コサイン変換を施す。そして、逆離散コサイン変換後の難読化画像に対してブロック入れ替えルールに基づく復号処理(各ブロックの画素値群を、対応する元のブロックの画素値群と入れ替える処理)を施すことにより、復号画像を生成する。
一方、ダウンロードされた難読化画像が離散コサイン変換された画像でない場合、当該難読化画像に対して同様の復号処理を施すことにより、復号画像を生成する。
なお、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像である場合、生成される復号画像に図10に示すような格子状のノイズが含まれることがある。オリジナル画像がアップサンプリングされた画像である場合、図11の(a)および(b)からわかるように、これは、難読化画像のブロックの境界画素の色差値が、補間処理により(具体的には、隣のブロックの境界画素の色差値の影響により)元の色差値(オリジナル画像における、対応するブロックの対応する境界画素の色差値)と異なってしまうためである。従って、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像である場合には、「難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元するためには復号画像を補正する必要がある」と言える。
S11の後、復号部322は、難読化画像に対応する2つのバー画像が存在するか否かを判定する。復号部322は、「難読化画像に対応する2つのバー画像が存在する」と判定した場合にはS13に進み、「難読化画像に対応する2つのバー画像が存在しない」と判定した場合にはS14に進む。
S13において、復号部322は、2つのバー画像を用いて、復号画像を補正する。即ち、縦長のバー画像を、Hd−1個(Hd:横方向のブロック数)の境界画像(同一列に属する境界画素群からなる画像)に分割し、各境界画像を復号画像の対応する各領域に重ねる。同様に、横長のバー画像を、Vd−1個(Vd:縦方向のブロック数)の境界画像(同一行に属する境界画素群からなる画像)に分割し、各境界画像を復号画像の対応する各領域に重ねる。S13の処理により、復号画像中の境界画像が重ねられた領域においては、オリジナル画像中の対応する領域(特定の領域)全体を占める像が復元される。
S14において、書籍表示処理部323は、復号部322が直近の工程を経ることにより復元した画像を、当該画像を表示するための領域に表示する。なお、当該領域の縦および/または横のサイズが、当該画像の縦および/または横のサイズと異なる場合、図12の(a)に示すように、復元した画像を当該領域と同じサイズにリサイズした上で、当該領域に表示する。
以上、難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元し、復元した画像を表示する動作について説明したが、タブレット端末300は、表示対象のページに含まれている全難読化画像について、当該動作を行う。
また、タブレット端末300は、表示対象のページに含まれているテキストに対しても復号キーを用いた復号処理を施し、当該テキストをオリジナル画像と共に表示する。
タブレット端末300は、表示対象のページが変更される度に、以上のようにして表示対象のページを表示する。
なお、電子書籍コンテンツの再生を終了させる操作をタッチパネル式表示部340が受け付けると、書誌情報アップロード処理部324は、書誌情報(当該操作を行われた時点で表示しているページを示す情報(しおり情報))を書籍販売用サーバ200にアップロードする。
(コンテンツ変換サーバ100の利点)
以上の説明から以下のことが言える。
即ち、コンテンツ変換サーバ100の暗号化部121(読出手段、難読化手段)は、周波数成分に変換する処理(例えば、離散コサイン変換)が施された画像を読み出し、読み出した画像に「空間成分に変換する処理(例えば、逆離散コサイン変換)」を施すことなく、当該画像そのものに難読化処理を施す。
暗号化部121(難読化手段)は、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像にスクランブル処理を施すように構成されている。
上記の構成によれば、コンテンツ変換サーバ100が生成する難読化画像には、従来技術に起因するノイズ(具体的には、周波数成分に変換する処理(例えば、離散コサイン変換)に起因して発生する、オリジナル画像にはないノイズ)が含まれない。従って、コンテンツ変換サーバ100は、復元後に画質の劣化が殆どあるいは全く視認されないように画像を難読化することができる、と言える。
(付記事項1)
図17に示す従来技術には、オリジナル画像と難読化画像に復号処理を施すことで得られる復号画像との間に差分が生じてしまう(即ち、復号画像に、オリジナル画像にはない格子状のノイズが生じてしまう)という欠点がある。この欠点は、アップサンプリングされたオリジナル画像をスクランブル処理により難読化する際における補間処理、及び/又は、オリジナル画像(アップサンプリングされた画像、又は、アップサンプリングされていない画像)から生成された難読化画像に施す復号処理のアルゴリズムに起因している。
暗号化部121は、画像を分割した複数のブロックの各々における特定の画素(隣接する2つのブロック間の境界に隣接する画素)からなる領域(補間処理に起因して格子状のノイズが生じることがある領域)に関するデータを生成する。
具体的には、暗号化部121は、オリジナル画像(難読化処理が施される前の画像)から、上記データとして、上記領域全体を占める像の各部を表す2つのバー画像を生成する。前述のように、2つのバー画像は、オリジナル画像の復元に使用可能である。
従って、「コンテンツ変換サーバ100は、復元後に格子状のノイズが視認されないように画像を復元するのに使用可能なデータを生成するデータ生成装置である。」とも言える。
(付記事項2)
実施形態1にて説明したように、タブレット端末300の復号部322は、難読化画像に対して復号処理を施す復号手段である。具体的には、復号部322は、難読化画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記難読化画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記難読化画像に対してデスクランブル処理を施すようになっている。
また、復号部322は、上記復号処理(デスクランブル処理)により得られる復号画像全体を構成する複数のブロックの各々における特定の画素(隣接する2つのブロック間の境界に隣接する画素)からなる領域(補間処理に起因して格子状のノイズが生じることがある領域)に関するデータを用いて、上記復号画像に対して、当該領域内のノイズを消去するための補正を施す。
従って、「タブレット端末300は、復元後に格子状のノイズが視認されないように画像を復元する画像復元装置である」とも言える。
(付記事項3)
難読化画像に対してデスクランブル処理を施す(難読化画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記難読化画像内の他のブロックと入れ替える)ためには、オリジナル画像における各ブロックの位置およびサイズを特定するための情報が必要である。
そのような情報としては、各ブロックの位置およびサイズそのものを示す情報が考えられる。しかしながら、オリジナル画像を構成するブロックの数が増えれば増えるほど、当該情報の情報量が大きく増えてしまう、という問題がある。
実施形態1で説明したように、コンテンツ変換サーバ100の暗号化部121は、難読化画像の復号に用いられる復号用情報(復号キー)を生成する生成手段でもある。
上記復号用情報には、上記入れ替えの規則を示す情報に加えて、上記画像の縦方向及び横方向の分割数を示す情報が含まれているが、各ブロックの位置及びサイズそのものを示す情報は含まれていない。
従って、「コンテンツ変換サーバ100は、難読化画像に対して復号処理(デスクランブル処理)を施すために使用する情報を、ブロックの数が増えてもその情報量がそれほど大きくならないように生成する生成装置」であるとも言える。
(付記事項4)
タブレット端末300の復号部322は、難読化画像から当該難読化画像と同じ大きさの復号画像を生成する生成手段であると言える。また、復号部322は、当該復号画像の表示領域の大きさと当該復号画像の大きさとが異なる場合に当該表示領域の大きさと同じ大きさになるように当該復号画像をリサイズするリサイズ手段であると言える。更に、実施形態1に係るタブレット端末300の書籍表示処理部323は、リサイズ後の復号画像を表示する表示処理手段であると言える。
しかしながら、本発明は、タブレット端末300の構成に限定されない。即ち、復号画像の表示領域の大きさと当該復号画像の大きさとが異なる場合、電子書籍コンテンツを閲覧するための端末は、図12の(b)に示すように、当該表示領域の大きさと同じ大きさになるような難読化画像のリサイズを伴った復号処理を行ってもよい。ただし、図12の(b)に示すように、そのようにして得られる復号画像には、リサイズ時の補間処理に起因する格子状のノイズが現れてしまうことがある。従って、難読化画像のリサイズを伴った復号処理は望ましくない。
なお、難読化画像のリサイズを伴った復号処理を行う装置とは異なり、「タブレット端末300は、復号後に格子状のノイズが視認されないように画像を復号する画像復号装置である」と言える。
(付記事項5)
実施形態1では、ブロックの隅(右上隅、左上隅、右下隅、及び/又は、左下隅)の画素の画素値が横長のバー画像、及び、縦長のバー画像の両方に含まれているが、ブロックの隅の画素の画素値は、横長のバー画像、及び、縦長のバー画像のいずれか一方のみに含まれていてもよい。
(付記事項6)
図示した例では、コンテンツ変換サーバ100は、オリジナル画像を分割した複数のブロックの一部を当該オリジナル画像内の他のブロックと入れ替えるようになっていた。当然ながら、コンテンツ変換サーバ100は、オリジナル画像を分割した複数のブロックの全部を当該オリジナル画像内の他のブロックと入れ替えるようになっていてもよい。
<実施形態2>
以下、更に図13及び図14を参照して、本発明の別の一実施形態に係るシステムについて説明する。図13は、本実施形態に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から規定の画像(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用される画像)を作成する方法を説明するための図である。図14は、本実施形態に係るタブレット端末が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(本実施形態に係るシステムの概要)
本実施形態に係るシステムは、実施形態1に係るシステムと類似しているが、以下の点で異なっている。
即ち、本実施形態に係るコンテンツ変換サーバ100は、上記規定の画像として、オリジナル画像の各ブロックの境界画素からなる領域全体を占める像の各部を示す2つのバー画像ではなく、当該像を示す透過画像であって、当該像を構成する画素のみが非透過になっている透過画像を生成するように構成されている。
また、本実施形態に係るタブレット端末300は、2つのバー画像ではなく、この透過画像を用いて、格子状のノイズが現れている復号画像を補正するようになっている。
(本実施形態に係るシステムの構成)
本実施形態に係るシステムは、実施形態1に係るシステムと同様に構成されているので、本実施形態に係るシステムの構成の具体的な説明は省略する。
(コンテンツ変換サーバ100の動作)
コンテンツ変換サーバ100は、図2のフローチャートにおける「S3」を以下に説明する「代替工程」に置き換えることにより得られるフローチャートに従った動作を行うようになっている。
即ち、コンテンツ変換サーバ100の暗号化部121は、代替工程において、オリジナル画像から、当該オリジナル画像と同じ大きさの透過画像を生成する。この透過画像は、図13に例示されているような透過画像(即ち、上記の像を構成する画素のα値が1であり、上記の像を構成しない画素のα値が0であるような透過画像)である。即ち、「この透過画像は、オリジナル画像を分割した複数のブロックの各々における境界画素(特定の画素)からなる領域に関するデータである」と言える。
(タブレット端末300の動作)
タブレット端末300は、図9のフローチャートにおける「S13」を以下に説明する「代替工程」に置き換えることにより得られるフローチャートに従った動作を行うようになっている。
即ち、タブレット端末300の復号部322は、代替工程において、透過画像を用いて、格子状のノイズが現れている復号画像を補正する。具体的には、復号部322は、図14に示すように、前景画像および背景画像をそれぞれ透過画像および復号画像とした上で、アルファブレンディング処理を行う。
(タブレット端末300の利点)
以上のように、タブレット端末300の復号部322は、難読化画像に対して復号処理を施す復号手段である。
また、復号部322は、復号処理により得られる復号画像に対して補正処理を施す補正手段でもある。具体的には、復号部322は、上記の像を示す規定の画像(格子状のノイズが現れていない画像)を、復号画像における格子状のノイズが現れている領域(即ち、「オリジナル画像における各ブロックの境界画素からなる領域」に対応する「復号画像中の領域」)に重ねる。
その結果、補正後の復号画像では、格子状のノイズが視認されない。従って、本実施形態に係るタブレット端末300も、復元後に格子状のノイズが視認されないように画像を復元することができる。
<実施形態3>
以下、更に図15及び図16を参照して、本発明の更に別の一実施形態に係るシステムについて説明する。図15は、本実施形態に係るコンテンツ変換サーバがオリジナル画像から規定のデータ(難読化画像からのオリジナル画像の復元に使用されるデータ)を作成する方法を説明するための図である。図16は、本実施形態に係るタブレット端末が難読化画像から劣化を生じさせることなくオリジナル画像を復元する方法を説明するための図である。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(本実施形態に係るシステムの概要)
本実施形態に係るシステムは、実施形態1、2に係るシステムと類似しているが、以下の点で異なっている。
即ち、本実施形態に係るコンテンツ変換サーバ100は、上記規定のデータとして、上記複数のブロックの各々における境界画素からなる領域に関するデータ(具体的には、テキストデータ、又は、画像ではないバイナリデータ)を生成する点において、上記規定のデータとして画像を生成する実施形態1、2に係るコンテンツ変換サーバとは異なっている。
また、本実施形態に係るタブレット端末300は、画像ではなく、このデータを用いて、格子状のノイズが現れている復号画像を補正するようになっている。
(本実施形態に係るシステムの構成)
本実施形態に係るシステムは、実施形態1、2に係るシステムと同様に構成されているので、本実施形態に係るシステムの構成の具体的な説明は省略する。
(コンテンツ変換サーバ100の動作)
コンテンツ変換サーバ100は、図2のフローチャートにおける「S3」を以下に説明する「代替工程」に置き換え、更に、以下に説明する「追加工程」を「S5」または「S6」の直後に追加することにより得られるフローチャートに従った動作を行うようになっている。
即ち、コンテンツ変換サーバ100の暗号化部121は、代替工程において、オリジナル画像の各ブロックについて、当該ブロックの全境界画素の画素値を一時的に記憶部110に保存する。
また、暗号化部121は、追加工程において、難読化画像の各ブロックについて、当該ブロックの全境界画素の画素値を一時的に記憶部110に保存する。そして、追加工程において、暗号化部121は、図15に示すように、オリジナル画像の各境界画素について、当該境界画素の画素値と当該境界画素に対応する「難読化画像の境界画素」の画素値との差分値を算出する。ここで、「オリジナル画像の境界画素」に対応する「難読化画像の境界画素」とは、当該「オリジナル画像の境界画素」が属するブロックに対応する「難読化画像のブロック」においてラスタスキャン順でi(i:当該「オリジナル画像の境界画素」が属するブロックにおいて当該「オリジナル画像の境界画素」がラスタスキャン順で何番目に位置するかを示す値)番目に位置する画素のことを指している。
更に、暗号化部121は、追加工程において、難読化画像の各境界画素について上記差分値が示されたデータ(差分値データ)を生成するようになっている。なお、差分値データは、テキスト形式のデータであってもよいが、バイナリ形式のデータであることが望ましい。バイナリ形式の差分値データは、テキスト形式の差分値データよりも、データサイズを小さくすることが容易だからである。
(タブレット端末300の動作)
タブレット端末300は、図9のフローチャートにおける「S13」を以下に説明する「代替工程」に置き換えることにより得られるフローチャートに従った動作を行うようになっている。
即ち、タブレット端末300の復号部322は、代替工程において、図16に示すように、差分値データを用いて、格子状のノイズが現れている復号画像を補正する。具体的には、復号部322は、格子状のノイズによって占められている領域(「オリジナル画像の境界画素」と座標値が同じであるような画素からなる領域)の各画素について、当該画素の画素値を、当該画素と座標値が同じである「オリジナル画像の境界画素」について算出した差分値を用いて補正する。その結果、復号画像の当該領域の各画素の画素値は、対応する「オリジナル画像の境界画素」の画素値と同じ値になる。
(タブレット端末300の利点)
以上のように、タブレット端末300の復号部322は、難読化画像に対して復号処理を施す復号手段である。
また、復号部322は、復号処理により得られる復号画像に対して補正処理を施す補正手段でもある。具体的には、復号部322は、上述の差分値データを用いて、復号画像における格子状のノイズが現れている領域(即ち、「オリジナル画像における各ブロックの境界画素からなる領域」に対応する「復号画像中の領域」)の各画素値を補正する。
その結果、補正後の復号画像では、格子状のノイズが視認されない。従って、本実施形態に係るタブレット端末300も、復元後に格子状のノイズが視認されないように画像を復元することができる。
(付記事項7)
電子書籍コンテンツを閲覧するための機器は、タブレット端末300に限定されず、タブレット端末300と同様の特徴を備えた他の種類の機器(パーソナルコンピュータ、フィーチャーフォン、スマートフォン、電子書籍端末等)であってもよい。
また、実施形態1〜3では、サーバを2台用いたが、コンテンツ変換サーバ100の機能と書籍販売用サーバ200の機能とを兼ね備えた1台のサーバを用いてよいし、サーバを3台以上用いてもよい。
また、コンテンツ変換サーバ100ではなく、サーバではない端末にコンテンツ変換サーバ100と同様の処理をさせてもよい。この場合、端末のオペレータは、リムーバブル記録媒体を用いて、実施形態1〜3に係るコンテンツ変換サーバ100が書籍販売用サーバ200に送信したデータ(暗号化済の電子書籍コンテンツや復号キー等)を端末から書籍販売用サーバ200に手作業で移動させてもよい。あるいは、端末と書籍販売用サーバ200とがネットワークを介して互いと接続している場合、コンテンツ変換サーバ100は、生成したデータを、手動(即ち、オペレータの操作をトリガとして)又は自動で(例えば、当該データの生成完了をトリガとして)書籍販売用サーバ200にアップロードするようにしてもよい。
(付記事項8)
実施形態1では、暗号化部121は、左右に隣接する2つのブロック間の境界に隣接している全境界画素を結合することで縦長のバー画像を生成し、上下に隣接する2つのブロック間の境界に隣接している全境界画素を結合することで横長のバー画像を生成するようになっていた。
しかしながら、暗号化部121が生成するバー画像はそのようなものに限定されない。例えば、暗号化部121は、左右に隣接する2つのブロック間の境界からの距離が一定未満であるような全画素を結合することで縦長のバー画像を作成し、上下に隣接する2つのブロック間の境界からの距離が一定未満であるような全画素を結合することで横長のバー画像を作成してもよい。
また、実施形態2では、暗号化部121は、オリジナル画像から透過画像を生成するようになっており、当該透過画像は、オリジナル画像における境界画素のみを非透過にする(即ち、オリジナル画像における境界画素以外の画素を透過にする)ことで得られるようになっていた。
しかしながら、暗号化部121が生成する透過画像はそのようなものに限定されない。例えば、暗号化部121が生成する透過画像は、オリジナル画像における「隣接する2つのブロック間の境界からの距離が一定未満であるような画素」のみを非透過にする(即ち、オリジナル画像における「隣接する2つのブロック間の境界からの距離が一定以上であるような画素」を透過にする)ことで得られるものであってもよい。
(付記事項9)
コンテンツ変換サーバ100は、以下の特徴1〜特徴3を兼ね備えるように構成されていた。
特徴1:周波数領域(周波数成分)に変換する処理が施された(例えば、離散コサイン変換された)画像にスクランブル処理を施す。
特徴2:復号画像中の格子状のノイズを消去するためのデータを生成する。
特徴3:難読化画像における各ブロックの位置及びサイズを特定するための情報として、縦方向及び横方向のブロック数を示す情報を生成する。
本発明に係る画像難読化装置は、コンテンツ変換サーバ100には限定されず、上記の特徴1〜特徴3の少なくとも1つ以上を備えていればよい。
なお、特徴1を備えていない画像難読化装置は、空間領域(画素成分)に変換する処理が施された(例えば、逆離散コサイン変換された)画像にスクランブル処理を施せばよい。また、特徴3を備えていない画像難読化装置は、縦および横の分割数を予め決められた固定値に設定するか、あるいは、画像の縦および横のサイズに応じて縦および横の分割数を決定するようにすればよい。
タブレット端末300は、以下の特徴4〜特徴6を兼ね備えるように構成されていた。
特徴4:難読化画像と同じサイズの復号画像を生成する。
特徴5:画像難読化装置が生成したデータを用いて、復号画像中の格子状のノイズを消去する。
特徴6:難読化画像の縦方向及び横方向のブロック数を示す情報を参照することで、当該難読化画像における各ブロックの位置及びサイズを特定する。
本発明に係る画像復元装置(画像復号装置)は、タブレット端末300には限定されず、上記の特徴4〜特徴6の少なくとも1つ以上を備えていればよい。
なお、特徴4を備えていない画像難読化装置は、難読化画像から復号画像を生成するように構成されていればよい。また、特徴6を備えていない画像難読化装置は、縦および横の分割数を予め決められた固定値に設定するか、あるいは、画像の縦および横のサイズに応じて縦および横の分割数を決定し、難読化画像における各ブロックの位置及びサイズを特定するようになっていればよい。
(付記事項10)
実施形態1〜3では、コンテンツ変換サーバ100は、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像である場合に限り、復号画像中の格子状のノイズを消去するためのデータ(例えば、実施形態1では、2つのバー画像)を生成するようになっていた。その理由は、既に述べたように、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像である場合、復号画像に格子状のノイズが現れることがあるからである。
これに関し、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像でない場合であっても、復号のアルゴリズムによっては格子状のノイズが現れることがある。
この点に鑑みて、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像であるか否かに関わらず、復号画像中の格子状のノイズを消去するためのデータ(例えば、実施形態2では、1つの透過画像)を生成するように、コンテンツ変換サーバ100を構成してもよい。同様に、オリジナル画像がアップサンプリングされた画像であるか否かに関わらず、当該データ(例えば、実施形態3では、差分値データ)を用いて、格子状のノイズを消去するための補正を復号画像に施すように、タブレット端末300を構成してもよい。
(付記事項11)
上述のように、実施形態1〜3では、復号キー(データ5)に、ブロック入れ替えルールと、縦方向の分割数と、横方向の分割数とを示す情報が含まれている。しかしながら、難読化画像に復号処理を施すために参照する情報は、そのような複号キー(データ5)には限定されない。即ち、当該情報は、縦方向の分割数と横方向の分割数との両方を示す情報ではなく、縦方向の分割数と横方向の分割数とのうちのいずれか一方を示す情報が格納されるようになっていてもよい。
この場合、タブレット端末300は、ブロック入れ替えルールを示す数列からブロックの総数を特定するとともに、縦方向の分割数と横方向の分割数とうちのいずれか一方を示す情報から、当該いずれか一方(例えば、縦方向の分割数)を特定することになる。そして、特定した分割数でブロックの総数を割ることにより、もう一方(例えば、横方向の分割数)を特定することになる。
(プログラム等)
実施形態1〜3の各装置の制御ブロック(特に、暗号化部121、復号部322、書籍表示処理部323)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、各装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る画像難読化装置は、周波数成分に変換する処理(離散コサイン変換)が施された画像(JPEG画像)を読み出す読出手段(暗号化部121)と、上記画像に難読化処理を施す難読化手段(暗号化部121)と、を備え、上記難読化手段は、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理(スクランブル処理)を施すように構成されている。
上記の構成によれば、上記態様1に係る画像難読化装置による難読化処理が施された画像には、従来技術に起因するノイズ(読出手段により読み出された画像にはないノイズ)が含まれない。従って、上記態様1に係る画像難読化装置は、復元後に画質の劣化が殆どあるいは全く視認されないように画像を難読化することができる、と言える。
本発明の態様2に係る画像難読化装置は、上記態様1において、上記画像(オリジナル画像)内の特定の領域に関するデータを生成する生成手段(暗号化部121)を更に備えており、上記特定の領域は上記複数のブロックの各々における特定の画素からなる領域であり、上記特定の画素は、隣接する2つのブロック間の境界に隣接する画素であり、上記データは、上記特定の領域全体を占める像を復元するためのデータであってもよい。なお、上記特定の領域に関するデータは、当該領域に関する情報のみを含むデータであってもよいし、当該領域に関する情報と当該領域の周辺領域(例えば、最も近い境界画素からの距離が一定以下であるような「境界画素ではない画素」からなる領域)に関する情報とを含むデータであってもよい。
上記難読化処理により出力された画像(難読化画像)に復号処理を施した場合、上記特定の領域に対応する復号画像内の領域には、アップサンプリングされた難読化画像の生成に起因する格子状のノイズが視認されることがある。
上記の構成によれば、上記態様2に係る画像難読化装置は、難読化処理を施す対象となる画像がアップサンプリングされた画像である場合であっても、難読化画像から元の画像を上記ノイズが視認されないように復元することを可能にする、という更なる効果を奏する。
本発明の態様3に係る画像難読化装置は、上記態様2において、上記生成手段が、上記画像から、上記データとして、上記像を表す規定の画像、又は、上記像の各部がいずれかの画像によって表されているような規定の画像群を生成してもよい。
上記の構成によれば、上記態様3に係る画像難読化装置は、「難読化画像に復号処理を施し、得られた復号画像に上記規定の画像(又は上記規定の画像群)を重ねるだけで、難読化画像から元の画像を上記ノイズが視認されないように復元することを可能にする」という更なる効果を奏する。
本発明の態様4に係る画像難読化装置は、上記態様2において、上記生成手段が、上記画像の各ブロックについて、当該ブロック内においてラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、上記難読化処理によって出力される画像における、当該ブロックに対応するブロック内において、ラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、の差分を示すデータを生成してもよい。
上記の構成によれば、上記態様4に係る画像難読化装置は、「難読化画像から元の画像を上記ノイズが視認されないように復元すること」を可能にするために生成する上記データのデータ量を削減することができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様5に係る画像難読化装置は、上記態様1から上記態様4のいずれかの態様において、上記読出手段が読み出した画像の復号に用いられる復号用情報(データ5)を生成する第2生成手段(暗号化部121)を更に備え、上記復号用情報には、上記入れ替えの規則を示す情報に加えて、当該画像の縦方向及び横方向の分割数を示す情報が含まれていてもよい。
上記の構成によれば、ブロックの個数が多い場合であっても、上記復号用情報の情報量はそれほど大きくならない。
従って、上記態様5に係る画像難読化装置は、上記復号用情報の情報量を削減することができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様6に係る画像難読化方法は、装置が実行する画像難読化方法であって、周波数成分に変換する処理が施された画像を読み出す読出ステップと、上記画像に難読化処理を施す難読化ステップと、を含み、上記難読化ステップにて、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理を施してもよい。
上記の構成によれば、上記態様6に係る画像難読化方法は、上記態様1に係る画像難読化装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様1から5に係る画像難読化装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記画像難読化装置が備える各手段として動作させることにより上記各手段をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、電子書籍に関連する分野において好適に利用できる。
100 コンテンツ変換サーバ(画像難読化装置)
110 記憶部
120 制御部
121 暗号化部(読出手段、難読化手段、生成手段、第2生成手段)
200 書籍販売用サーバ
300 タブレット端末(画像復号装置、画像復元装置)
310 記憶部
320 制御部
321 ダウンロード処理部
322 復号部
323 書籍表示処理部
324 書籍情報アップロード処理部

Claims (6)

  1. 周波数成分に変換する処理が施された画像を読み出す読出手段と、
    上記画像に難読化処理を施す難読化手段と、
    上記画像内の特定の領域に関するデータを生成する生成手段と、を備え、
    上記難読化手段は、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理を施すように構成されており
    上記特定の領域は上記複数のブロックの各々における特定の画素からなる領域であり、
    上記特定の画素は、隣接する2つのブロック間の境界に隣接する画素であり、
    上記データは、上記特定の領域全体を占める像を復元するためのデータであり、
    上記生成手段は、上記画像の各ブロックについて、当該ブロック内においてラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、上記難読化処理によって出力される画像における、当該ブロックに対応するブロック内において、ラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、の差分を示すデータを生成する、
    ことを特徴とする画像難読化装置。
  2. 上記生成手段は、上記画像から、上記データとして、上記像を表す規定の画像、又は、上記像の各部がいずれかの画像によって表されているような規定の画像群を生成する、ことを特徴とする請求項に記載の画像難読化装置。
  3. 上記読出手段が読み出した画像の復号に用いられる復号用情報を生成する第2生成手段を更に備え、
    上記復号用情報には、上記入れ替えの規則を示す情報に加えて、当該画像の縦方向及び横方向の分割数を示す情報が含まれている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像難読化装置。
  4. 装置が実行する画像難読化方法であって、
    周波数成分に変換する処理が施された画像を上記装置が読み出す読出ステップと、
    上記装置が上記画像に難読化処理を施す難読化ステップと、
    上記画像内の特定の領域に関するデータを生成する生成ステップと、を含み、
    上記装置は、上記難読化ステップにて、上記画像を分割した複数のブロックの全部又は一部を上記画像内の他のブロックと入れ替えることにより、上記画像に上記難読化処理を施
    上記特定の領域は上記複数のブロックの各々における特定の画素からなる領域であり、
    上記特定の画素は、隣接する2つのブロック間の境界に隣接する画素であり、
    上記データは、上記特定の領域全体を占める像を復元するためのデータであり、
    上記生成ステップでは、上記画像の各ブロックについて、当該ブロック内においてラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、上記難読化処理によって出力される画像における、当該ブロックに対応するブロック内において、ラスタスキャン順でi番目に位置する上記特定の画素の画素値と、の差分を示すデータを生成する、
    ことを特徴とする画像難読化方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像難読化装置が備える上記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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