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JP6445839B2 - オープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造 - Google Patents
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オープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造 Download PDF

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Description

本発明は、物品の陳列に用いられるオープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造に関する。
一般的なオープンショーケースは、底部と、底部の前端から立ち上がる前壁部と、底部の後端から立ち上がる後壁部と、で構成された断熱性のケース(断熱箱体)を備えており、このケースは、内部に商品陳列用空間部を有している。このようなオープンショーケースは、必要に応じてコーナー部のケースとストレート部のケースとを組み合わせて構成されるようになっている。
例えば特許文献1に開示されるようなコーナー部のケースは、前記ストレート部のケースを複数の分割ケース(分割箱体)に切断し、各分割ケースの底部、前壁部、及び後壁部同士が夫々面一となるように組み合わせることで形成されることが一般的であり、このようなコーナー部のケースを用いるオープンショーケースにあっては、コーナー部のケースと、前記コーナー部のケースに隣接して配置されるストレート部のケースとの露出する面に化粧板を取付けて美観を向上させるような手法が用いられる。
特開2005−30656号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、特許文献1のコーナー部のケースにあっては、複数の分割ケースを組み合わせる構造であるため、各分割ケース同士の少なくとも露出する面を合わせた状態で、各分割ケースの相互の位置及び角度が整合した寸法精度の高いコーナー部あるいはラウンド部を構成するケースを形成することが困難であった。そのため、例えば、コーナー部のケースとストレート部のケースとの露出する面に取付けられる化粧板同士に段差が形成されてしまい、化粧板を美観良く取り付けるためには時間を要するという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、寸法精度の高いコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体を容易に形成できるオープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のオープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造は、
複数の分割箱体と、少なくとも前記複数の分割箱体をそれぞれ規定位置に位置決めする位置決め部材と、を有し、
前記位置決め部材は、各分割箱体がそれぞれ当接することで、これら各分割箱体をそれぞれ前記規定位置に位置決めできる案内部備えられ、各分割箱体同士の間の隙間にはシール材が充填されていることを特徴としている。
この特徴によれば、位置決め部材を用いることにより、複数の分割箱体をそれぞれ規定位置に位置決めして、寸法精度の高いコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体を容易に形成することができる。
前記位置決め部材は、平面視において組み立てた各分割箱体の外形形状がそれぞれの前記規定位置に沿うような外形形状を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、位置決め部材の外形形状を視認しながら各分割箱体の外形形状を規定位置に沿って容易に位置決めできる。
前記位置決め部材は、前部フレームと、後部フレームと、前記前部フレーム及び前記後部フレームを連結する連結フレームと、を具備することを特徴としている。
この特徴によれば、曲げ剛性、捩じり剛性の高い位置決め部材を軽量化して形成できるばかりか、製造コストを抑えることができる。
前記位置決め部材は、前記各分割箱体の下方に取付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、各分割箱体同士の接続や分割箱体の付属部品等に対して位置決め部材が影響しないため、分割箱体に特殊な加工などを施すことなく、そのまま使用して断熱箱体を構成することができる。
実施例におけるオープンショーケースを示す斜視図である。 ストレートショーケースの構造を示す側断面図である。 コーナーショーケースの構造を示す分解斜視図である。 コーナーショーケースの構造を示す側断面図である。 コーナー型断熱箱体の構造を示す上面図である。 コーナー型断熱箱体に補正治具を取付けた状態を示す斜視図である。
本発明に係るオープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係るオープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造につき、図1から図6を参照して説明する。以下、図4の画面左側をコーナー型断熱箱体の正面側(前方側)として説明する。
図1に示されるように、本実施例のオープンショーケース2は、オープンショーケース2におけるコーナー部に配置されるコーナー型断熱箱体1を有したコーナーショーケース10と、コーナー型断熱箱体1の両側に配置されるストレート型断熱箱体3を有したストレートショーケース30,30と、を備えている。尚、このオープンショーケース2は、スーパーやコンビニエンスストア等の配置スペースに合わせてコーナー型断熱箱体1とストレート型断熱箱体3とを適宜組み合わせることで設計の変更が可能となっている。
図1及び図2に示されるように、ストレートショーケース30は、ストレート型断熱箱体3と、ストレート型断熱箱体3の底部3bの下面に取付けられた複数のストレート用ベース脚31,31,…と、から主に構成されている。このストレート型断熱箱体3は、外面材32と、その内方に離間して設けられた内面材33とを備え、外面材32と内面材33との間に発泡ウレタン等の断熱材34が充填されている。この外面材32及び内面材33は、底面の前後両端から前面及び後面が立ち上がるように鋼板等を折り曲げて形成されており、外面材32及び内面材33で外側の形状が構成されるストレート型断熱箱体3は、前壁部3a、底部3b、及び後壁部3cが長手方向に延在し、前上面が開放された断面視略U字形状を成している。ストレート用ベース脚31,31,…は、ストレート型断熱箱体3の底部3bの長手方向に所定間隔離間して配置されている。また、ストレート型断熱箱体3には、内面材33の内方に離間して内箱体35が配置されており、この内箱体35の底板上面は、物品を載置して収容・陳列する物品収容部36となっている。また、ストレート型断熱箱体3の上端には、物品収容部36を照らす照明等の付属装置が取付けられている。尚、例えば、内箱体35の背板側に別体の棚等を片持ち状態で接続して物品収容部36を増設してもよい。
次に、コーナーショーケース10の構造について説明する。図3及び図4に示されるように、このコーナーショーケース10は、複数の分割箱体11,12,13(本実施例では3つ)及び位置決め部材としての枠体4から形成されるコーナー型断熱箱体1と、枠体4の下面に取付けられる複数のコーナー用ベース脚14,14,…(本実施例では4つ)と、から主に構成されている。
この分割箱体11,12,13は、それぞれを組み合わせた際において後述にて詳述する枠体4の外形形状よりもその左右寸法が若干小さくなるようにストレート型断熱箱体3をジグソー等の工具で複数に切断加工したものである。
枠体4は、前部フレーム40と、後部フレーム41と、前部フレーム40及び後部フレーム41とを連結する連結フレーム42,42,…(本実施例では4本)と、から主に構成されている。また、各部材が組み合わされて構成された枠体4は、その平面視における外形形状が、オープンショーケース2においてコーナー型断熱箱体1が配置されるスペースに整合するように予め設計されている。
前部フレーム40は、左右方向に延び、略中央部で左右2分割されている延設部40a,40a’と、その右側の延設部40aの右端及び左側の延設部40a’の左端からそれぞれ所定の角度で前方に広がるように傾斜して延びる傾斜部40b,40b’と、を有しており、左右の延設部40a,40a’は、連結部材43により連結されるようになっている。後部フレーム41も同様に左右方向に延び、略中央部で左右2分割されている延設部41a,41a’と、その右側の延設部41aの右端及び左側の延設部41a’の左端から所定の角度で前方に広がるように傾斜して延びる傾斜部41b,41b’と、を有しており、左右の延設部41a,41a’は、連結部材43により連結されるようになっている。ここでの、所定の角度は、傾斜部40b,40b’,41b,41b’が隣接するストレートケース30,30の延在方向と平行となる角度であり、このような傾斜部40b,40b’,41b,41b’を設けることにより、分割箱体11,13を正確かつ容易に位置調整できる。
連結フレーム42,42,…は、それぞれ前後方向の長さが同一となるように形成されており、2本の連結フレーム42,42は、左右に平行に離間して延設部40a,40a’と延設部41a,41a’との間に渡って固定されているとともに、その他2本の連結フレーム42,42は、傾斜部40b,40b’と傾斜部41b,41b’との端部同士をそれぞれ繋ぐように固定されている。
これにより、枠体4は、連結フレーム42,42,…が梁として機能して曲げ剛性、捩じり剛性が高くなっている。また、後述する前部フレーム40の水平部40c,40gと後部フレーム41の水平部41c,41gとが夫々平行且つ水平となる。また、このように形成された枠体4は、連結部材43,43を取外すことにより左右に分割することができる構造となっているため、容易に運搬することができる。
また、図4に示されるように、前部フレーム40は、鋼板等を折り曲げて形成されており、側断面視において水平部40cと、該水平部40cから下方に折れ曲がる垂直部40dと、該垂直部40dから後方側に水平に折れ曲がる底板部40eと、底板部40eから上方に折れ曲がる垂直部40fと、垂直部40fから後方側に折れ曲がる水平部40gと、を備えている。尚、後部フレーム41も側断面視において前部フレーム40と略同一の形状を成すため、後部フレーム41の側断面視における説明を省略する。また、各連結フレーム42,42,…は、断面視コ字形状を成すように鋼板等を折り曲げて形成されている(図3参照)。これによれば、前部フレーム40及び後部フレーム41の各部位と連結フレーム42,42,…の折り曲げ部位が相互にリブとして機能するため、枠体4の曲げ剛性、捩じり剛性が極めて強くなっている。さらに、折り曲げ形成により前部フレーム40、後部フレーム41、及び連結フレーム42,42,…が構成されているため、枠体4が安価で且つ軽量化されている。
また、図3及び図4に示されるように、後部フレーム41における後端側の水平部41gの後端縁には、上方に立ち上がる案内部としての立上部44が形成されている。また、前部フレーム40と後部フレーム41との左右両端同士をそれぞれ繋ぐように固定された連結フレーム42,42の外側方には、垂直に延びる板部材45,45が配置されており、板部材45,45の上端部45a,45aは、前部フレーム40の水平部40c,40g及び後部フレーム41の水平部41c,41gよりも上方に張り出している。換言すれば、枠体4の上方側は、その左右両端の辺と後端の辺とが、板部材45,45の上端部45a,45aと立上部44とにより囲われており、枠体4の前部フレーム40側が開放された状態となっている。
図4及び図5に示されるように、右側の分割箱体13は、その右端面13f(詳しくは前壁部13a、底部13b、後壁部13c、及び断熱材34によって形成される端面)が右側の板部材45の上端部45aの側面に当接されているとともに、後壁部13cの後面13eが後部フレーム41の立上部44に当接されている。これにより、右側の分割箱体13が板部材45の上端部45aと立上部44とに案内されて右側の分割箱体13の規定位置に位置決めされている。この右側の分割箱体13の規定位置とは、枠体4に対する右側の分割箱体13の位置(ポジション)であり、右側の分割箱体13が規定位置に位置決めされた状態にあっては、右側の分割箱体13の右端面13fが、右側に隣接するストレート型断熱箱体3の長手方向に対して直交する。つまり、右側の分割箱体13の角度が隣接するストレート型断熱箱体3と整合して接続できる最適な角度に決定される。尚、左側の分割箱体11は、右側の分割箱体13と同様に位置決めされているため、左側の分割箱体11の位置決め態様についての説明を省略する。
中央の分割箱体12は、その後壁部12cの後面12eが後部フレーム41の立上部44に当接されている。これにより、中央の分割箱体12が立上部44に案内されて中央の分割箱体12の規定位置に位置決めされている。この中央の分割箱体12の規定位置とは、枠体4に対する中央の分割箱体12の位置(ポジション)であり、中央の分割箱体12が規定位置に位置決めされた状態にあっては、隣接する左右の分割箱体11,13に対する中央の分割箱体12の角度も決定される。したがって、各分割箱体11,12,13がそれぞれ規定位置に位置決めされた状態にあっては、各分割箱体11,12,13の外形寸法が枠体4の外形形状上に整合される。また、中央の分割箱体12にあっては、中央の分割箱体12が立上部44に案内され、且つ左右の分割箱体11,13に干渉しなければ、左右方向どの位置にあっても規定位置となる。
このように、立上部44と板部材45,45の上端部45a,45aとによって、分割箱体11,12,13が案内されて各々の規定位置に位置決めされるため、分割箱体11,12,13の位置決め作業が極めて容易となっている。
コーナー型断熱箱体1は、各々の規定位置に位置決めされた分割箱体11,12,13が前述した前部フレーム40の水平部40c,40gと後部フレーム41の水平部41c,41gとの上面に対して図示しないボルト等で固定されるとともに、その各分割箱体11,12,13同士が図示しない板状の連結材等により固定されることにより形成される。このようにコーナー型断熱箱体1は、枠体4が分割箱体11,12,13の下に固定されている構造であるため、分割箱体11,12,13同士の接続や分割箱体11,12,13に対する付属部品等に対して枠体4が影響しない。そのため、分割箱体11,12,13に特殊な加工などを施すことなく、分割箱体11,12,13をそのまま使用してコーナー型断熱箱体1を構成することができる。さらに、分割箱体11,12,13を枠体4が補強するため、曲り方向または捻じれ方向の外力に対して剛性が高い。
上述のように、コーナー型断熱箱体1は、分割箱体11,12,13と枠体4とから構成され、枠体4を用いてそれぞれの分割箱体11,12,13を規定位置に位置決めできるため、寸法精度の高いコーナー型断熱箱体1を容易に形成することができる。そのため、例えば、コーナー型断熱箱体1の露出面である前壁部11a,12a,13aの前面11d,12d,13dに対して所定の寸法に形成された既製の化粧板を取付ける場合に、段差などを生じさせることなく見栄えよく取付けることができる(特に図5参照)。
また、左右の分割箱体11,13は、その左右端面11f,13fが隣接するストレート型断熱箱体3,3の長手方向に対して直交するため、その前壁部11a,13aの前面11d,13dと、前記ストレート型断熱箱体3,3の前壁部3a,3aの前面3d,3dとを面一にできる(図1参照)。これにより、例えば、コーナー型断熱箱体1とストレート型断熱箱体3,3との露出面に前記化粧板を面一に取付けることができる。
また、枠体4は、オープンショーケース2においてコーナー型断熱箱体1が配置されるスペースに整合する平面視の外形形状を有しているため、枠体4の外形形状を視認しながら分割箱体11,12,13を容易に規定位置に位置決めできる。また、枠体4が分割箱体11,12,13の外側に張り出さず、コンパクトなコーナー型断熱箱体1を形成できる。
また、図3及び図4に示されるように、コーナー用ベース脚14,14,…は、床面に当接して延びる脚部14aと、脚部14aの両端が上方に立設された立設部14b,14bと、立設部14b,14bの上端にそれぞれ設けられ枠体4を載置する載置部14c,14cとをそれぞれ備えている。この載置部14c,14cは、前述した前部フレーム40の底板部40eと後部フレーム41の底板部41eとの下面に配置されボルト等により固定される。また、枠体4の左右両端に配置された立設部14b,14bの側方には、前述した板部材45,45の下方側がボルト等により着脱可能に固定される。このように、接続された分割箱体11,12,13よりも剛性の高いフレーム構造の枠体4にコーナー用ベース脚14,14,…が取付けられるため、コーナー型断熱箱体1を安定性して支持できる。
このコーナー用ベース脚14の高さ寸法は、前述したストレート用ベース脚31の高さ寸法よりも、分割箱体13とコーナー用ベース脚14の載置部14c,14cとの間に介在する枠体4の厚さ分短く形成されている。これによれば、ストレート用ベース脚31,31,…を設けたストレート型断熱箱体3の底部3b下面の高さ位置と、コーナー用ベース脚14,14,…を設けたコーナー型断熱箱体1の底部13b下面の高さ位置と、を略同一高さとすることができるため、コーナー型断熱箱体1とストレート型断熱箱体3との高さの差異を無くして正確に連結される(図1参照)。
次に、コーナーショーケース10の組立方法について説明する。先ず、図3に示されるように、ストレート型断熱箱体3をジグソー等の工具で切断加工して分割箱体11,12,13を形成する。また、枠体4を組み立てるとともに、その枠体4にコーナー用ベース脚14,14,…と板部材45,45とを取付けておく。
続いて、図4及び図5に示されるように、枠体4の前部フレーム40の水平部40c,40gと後部フレーム41の水平部41c,41gとの上に分割箱体11,12,13を載置する。前述のように前部フレーム40の水平部40c,40gと後部フレーム41の水平部41c,41gとは水平となっているため、分割箱体11,12,13同士の上下のずれを抑えることができる。また、前述のように、分割箱体11,12,13は、それぞれを組み合わせた際において枠体4の外形形状よりもその左右寸法が若干小さくなるように切断加工されたものであるため、各分割箱体11,12,13同士に隙間が形成されることとなり、各分割箱体11,12,13を相互に移動させることが可能となっている。さらに、各分割箱体11,12,13を相互に移動させる際には、開放された枠体4の前部フレーム40側を利用して各分割箱体11,12,13を容易に位置調整できる。
次に、分割箱体11,12,13のそれぞれの規定位置への位置決めを行う。図5に示されるように、先ず、左右の分割箱体11,13を位置決めする。右側の分割箱体13の右端面13f及び左側の分割箱体11の左端面11fを板部材45,45の上端部45a,45aに当接させるとともに、左右の分割箱体11,13の後壁部11c,13cの後面11e,13eを後部フレーム41の立上部44に当接させる。これにより、左右の分割箱体11,13が板部材45,45の上端部45a,45aと立上部44とに案内されてそれぞれの規定位置に位置決めされる。その後、中央の分割箱体12の後壁部12cの後面12eを後部フレーム41の立上部44に当接させる。これにより、中央の分割箱体12が立上部44に案内されて中央の分割箱体12の規定位置に位置決めされる。
尚、本実施例では、枠体4に分割箱体11,12,13を載置した後、各分割箱体11,12,13の位置決め作業を行う態様について説明したが、これに限られず、各分割箱体11,12,13の位置決め作業を行う際に枠体4に対して順に各分割箱体11,12,13が載置されるようになっていてもよい。更に尚、各分割箱体11,12,13の位置決め作業の順番は、これに限られず、分割箱体11,12,13を各々の規定位置に配置できれば自由に変更しても構わない。
次いで、図6に示されるように、予めコーナー型断熱箱体1の前面側の形状に形成された補正治具5を、分割箱体11,12,13の前壁部11a,12a,13aの前面11d,12d,13dに対して跨がるように取付ける。詳しくは、この補正治具5の両端部を左右の分割箱体11,13の前壁部11a,13aの外側面に取付ける。これにより、補正治具5によって各分割箱体11,12,13の位置の微小なずれや歪み等が補正され、より確実に規定位置に位置決めされる。その後、規定位置への位置決めが完了した各分割箱体11,12,13を枠体4に対してボルト等で固定するとともに、隣接し合う分割箱体11,12,13同士を長手方向に連続するように連結材等により互いに接続することで、コーナー型断熱箱体1が構成される。この状態で各分割箱体11,12,13同士の間の隙間にシール材やコーキング材等を充填する。次いで、コーナー型断熱箱体1に対して照明などの付属装置を取付けるとともに、板部材45,45と補正治具5とを取外すことによりコーナーショーケース10を形成する。
尚、上記実施例では、組み立てた枠体4の上で分割箱体11,12,13の位置決め作業と固定作業とを行うことでコーナー型断熱箱体1を形成する方法について説明したが、コーナー型断熱箱体1を形成する別態様として、例えば、各分割箱体11,12,13を上下反転させて配置し、上方側に配置された分割箱体11,12,13の各底部に枠体4を固定することで各分割箱体11,12,13が規定位置に配置されるように矯正し、その後、各分割箱体11,12,13を再度上下反転させてコーナー型断熱箱体1を形成するようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、位置決め部材として枠体4を用いる態様について説明したが、これに限られず、例えば、位置決め部材を各分割箱体11,12,13の規定位置を示す目印を有したプレートであってもよいし、規定の外形形状を有した無端状の帯部材などであってもよい。
また、前記実施例では、案内部として立上部44と板部材45,45の上端部45a,45aとを用いる態様について説明したが、例えば、左右の分割箱体11,13の左端面11e及び右端面13fを立上部44の左右両端面に合わせれば、左右の分割箱体11,13が位置決めされるため、立上部44のみを案内部として板部材45,45の構成を省略しても構わない。更に、案内部は、位置決め部材から立ち上がる形状に限られず、少なくとも各分割箱体11,12,13の前後いずれかの面に作用する面を有していればよい。
また、前記実施例では、3つの分割箱体11,12,13によりコーナー型断熱箱体1の一部が形成されていたが、分割箱体は、2つ以上の複数であればいくつであってもよい。また、コーナー型断熱箱体1に限られず、ラウンド型の断熱箱体であってもよいことは、言うまでもない。
1 コーナー型断熱箱体
2 オープンショーケース
3 ストレート型断熱箱体
4 枠体(位置決め部材)
5 補正治具
10 コーナーショーケース(コーナー部)
11 左側の分割箱体
12 中央の分割箱体
13 右側の分割箱体
14 コーナー用ベース脚
30 ストレートショーケース
31 ストレート用ベース脚
36 物品収容部
40 前部フレーム
41 後部フレーム
42 連結フレーム
44 立上部(案内部)
45a 板部材の上端部(案内部)

Claims (4)

  1. オープンショーケースにおけるコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造は、
    複数の分割箱体と、少なくとも前記複数の分割箱体をそれぞれ規定位置に位置決めする位置決め部材と、を有し
    前記位置決め部材には、各分割箱体がそれぞれ当接することで、これら各分割箱体をそれぞれ前記規定位置に位置決めできる案内部が備えられ、各分割箱体同士の間の隙間にはシール材が充填されていることを特徴とするコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造。
  2. 前記位置決め部材は、平面視において組み立てた各分割箱体の外形形状がそれぞれの前記規定位置に沿うような外形形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造。
  3. 前記位置決め部材は、前部フレームと、後部フレームと、前記前部フレーム及び前記後部フレームを連結する連結フレームと、を具備することを特徴とする請求項1または2に記載のコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造。
  4. 前記位置決め部材は、前記各分割箱体の下方に取付けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のコーナー部あるいはラウンド部の断熱箱体の組立構造。
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