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JP6445857B2 - ハット形フレーム部品溶接方法およびその装置 - Google Patents
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本発明は、例えば自動車用車体の鋼板製フレームを量産するとき、両側縁に他部品を溶接するフランジを曲げ延ばしたハット形フレーム部品の溶接方法およびその装置に関する。
従来は、この種の断面形状がハット形のフレーム部品に、他のフレーム部品又は板状のパネル部品のような他部品を溶接して自動車用車体の鋼板製フレームを量産する場合は、フレーム部品の両側縁に有するフラットなフランジと、縦壁のウェブから連なる断面円弧状の曲げR部との境目に位置するR止まり位置の近傍を、スポット溶接ではなく連続溶接し、これにより、亜鉛めっき鋼板を溶接する際に亜鉛のヒュームを逃がしてブローホールの発生を防止し自動車用車体等の鋼板製フレームの剛性を高めていた(特許文献1)。
特開2010−253545号公報
ところが、従来、自動車用車体などの鋼板製フレームの量産時、ハット形フレーム部品のR止まり位置近傍を連続溶接してハット形フレーム部品に他部品を接合するが、溶接対象のハット形フレーム部品は、その材料特性やプレス成形などの製造過程において設計図と溶接位置のR止まり位置とがずれて歪むことがある。また、溶接治具の所定セット位置に位置決めてセットする際にも不可避的にずれが生じ、これにより、フレーム部品個々のR止まり位置にバラツキを生じ、その結果、溶接精度が低下し、鋼板製フレームの剛性並びに品質が低下するという課題があった。
本発明の目的は、ハット形フレーム部品の溶接方法およびその装置において、溶接するR止まりの位置にバラツキをなくして溶接精度を上げて、量産する鋼板製フレームの剛性と品質が低下するのを防止することにある。
そこで、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、断面コ形のフレーム本体13の両側縁から曲げ延びるフランジ15を有した断面形状がハット形のハット形フレーム部品10の前記フランジ15とウェブ14との間を連ねた断面円弧状の曲げR部12と前記フランジ15との境目にあるR止まり位置Pの近傍を溶接して他部品を接合し鋼板製フレームFを量産するときに用いる溶接方法であって、前記ハット形フレーム部品10の基準形状に成形したマスタ部品Mの現物を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データを取り込んで教示位置のR止まり位置Pを検出する一方、溶接実部品のハット形フレーム部品10を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データを取り込んでR止まりの位置Pを検出する検出工程と、検出した前記マスタ部品Mと前記溶接実部品双方のR止まり位置Pの位置ずれ量を演算する演算工程と、演算した位置ずれ量に応じて前記マスタ部品MのR止まり位置の前記教示位置を補正して補正教示位置データを求める位置補正工程と、補正教示位置データに基づいて溶接を行う溶接工程と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、断面コ形のフレーム本体13の両側縁から曲げ延びるフランジ15を有した断面形状がハット形のハット形フレーム部品10の前記フランジ15とウェブ14との間を連ねた断面円弧状の曲げR部12と前記フランジ15との境目にあるR止まり位置Pの近傍を溶接して他部品11を接合し鋼板製フレームFを量産するときに用いる溶接装置であって、前記ハット形フレーム部品10の基準形状であるマスタ部品Mの現物を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データを取り込んで前記マスタ部品Mの教示位置のR止まり位置を検出する一方、溶接実部品のハット形フレーム部品10を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データを取り込んで前記溶接実部品のR止まり位置Pを検出する検出装置Cと、検出した前記マスタ部品Mと前記溶接実部品10双方のR止まり位置Pの位置ずれ量を演算する演算手段Bと、演算した位置ずれ量に応じて前記マスタ部品MのR止まり位置の前記教示位置を補正して補正教示位置データを求める制御装置Aと、補正教示位置データに基づいて溶接を行う溶接ヘッドHとを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記溶接ヘッドがレーザ溶接ヘッドHで、その溶接トーチを溶接位置から離れた離隔位置からレーザ光を出射するリモートレーザ溶接方法により溶接することを特徴とする。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、ハット形フレーム部品の基準形状であるマスタ部品の現物そのものを所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データに基づいて検出したR止まり位置を溶接実部品の教示位置にする一方、溶接実部品のハット形フレーム部品を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データから検出し、検出したマスタ部品と溶接実部品双方のR止まり位置の位置ずれ量を演算し、演算した位置ずれ量に応じてマスタ部品のR止まり位置の教示位置を補正して補正教示位置データに基づいて溶接を行うようにし、溶接実部品のハット形フレーム部品のR止まりの位置変化に追従してマスタ部品の教示位置を自動的に補正する構成にするから、溶接するR止まりの位置にバラツキをなくして溶接精度を上げて、量産する鋼板製フレームの剛性と品質が低下するのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、溶接ヘッドがレーザ溶接ヘッドで、その溶接トーチを溶接位置から離れた離隔位置からレーザ光を出射するリモートレーザ溶接方法により溶接する構成とし、溶接位置から遠く離れた位置からでもレーザ光を照射するから、ハット形フレーム部品の縦壁のウェブ面にレーザ溶接ヘッドのトーチが当ったりして溶接精度が低下するのを防止することができる。
本発明の一例であるハット形フレーム部品溶接装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明のハット形フレーム部品溶接装置を用いてハット形フレーム部品のR止まり位置近傍に連続溶接して他部品を接合した鋼板製フレームの平面図と端面図および端面図中丸で囲ったD部の拡大図である。 本発明のハット形フレーム部品溶接装置を用いて製造した鋼板製フレームの外観斜視図である。 本発明のハット形フレーム部品溶接装置のレーザセンサでマスタ部品のRとまり位置を撮影して検出する段階を説明する斜視図である。 ずれた溶接実部品のR止まり位置の教示位置を補正する状態を示す説明図である。 本発明のハット形フレーム部品溶接装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の他例であるハット形フレーム部品溶接装置のR止まり位置の検出と位置補正を別の溶接ロボットを用いて行う例を説明するシステム構成図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に本発明の一例である溶接装置のシステム構成を示し、図2と図3にハット形フレーム部品に他のパネル部品を溶接して得た鋼板製フレームの形状・構造を示し、図4に検出装置のレーザセンサでマスタ部品のR止まり位置を検出する状態を示し、図5は溶接位置がずれた溶接実部品の教示位置を補正する状態を説明している。
本発明において、図示例の溶接装置は、断面ハット形フレーム部品10に他のパネル部品11を溶接して例えば自動車用車体の鋼板製フレームFを製造する装置で、特徴とするところは、溶接する実部品のハット形フレーム部品10の基準形状であるマスタ部品Mの現物そのものを、所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データを取り込んで教示位置のR止まり位置Pを検出する一方、溶接実部品のハット形フレーム部品10を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データを取り込んで教示位置のR止まり位置Pを検出する位置検出工程で用いる検出装置Cと、マスタ部品Mと溶接実部品双方のR止まり位置Pの位置ずれ量を演算する演算工程に用いる演算装置Bと、演算した位置ずれ量に応じてマスタ部品MのR止まり位置Pの教示位置を補正して補正教示位置データを求める位置補正工程で用いる制御装置Aと、補正教示位置データに基づいて溶接を行う溶接工程で用いる溶接ヘッドHとを備える点にある。
図示溶接装置が本発明の溶接方法を用いて製造する鋼板製フレームFは、薄鋼板を用いて、断面コ形状をなすフレーム本体13と、フレーム本体13のウェブ(縦壁部)14の両側縁から曲げ延びるフランジ15とからなる断面ハット型にプレス成形したフレーム部品10のフランジ15に、該フランジと対向して接合するパネル部品11を、R止まり位置Pの近傍において連続溶接して製造される。R止まり位置Pは、ハット形フレーム部品10のフランジ15とウェブ14との間を連ねた断面円弧状の曲げR部12とフランジ15との境目にある部位で、このR止まり近傍で連続溶接することにより鋼板製フレームFの剛性並びに品質が高められる。なお、使用する薄鋼板の種類としては、熱延鋼板、冷延鋼板、めっき鋼板など、焼入れ可能ないずれの鋼鈑であってもよい。めっき鋼鈑としては、溶融亜鉛めっき鋼鈑、電気亜鉛めっき鋼鈑などの各種表面処理を施した鋼鈑を使用することができる。
そこで、図示溶接装置は、本発明の溶接方法を用いて、この鋼板製フレームFを製造する。そのため、図示溶接装置は、溶接機の溶接ロボットRと、溶接ロボットRを電気的に駆動制御する制御装置Aを備える。
溶接ロボットRは、例えばレーザ・アークハイブリッド溶接方法を用いて、溶接ヘッドのレーザ溶接ヘッドHからラインレーザ光を照射して連続溶接するレーザビーム溶接機である。溶接ロボットRにおいて、レーザ溶接ヘッドHは、支持装置16にロボットアーム17を介して回転可能に把持し、制御装置Aがロボットコントローラ18を介して制御し、ウィービング動作すると共に光源のレーザ発振器Lを制御して送給するラインレーザ光をレーザ照射部から照射して連続溶接が行われる。
また、図示溶接ロボットRは、レーザ溶接ヘッドHのトーチを溶接位置から離れた離隔位置からレーザ光を出射するリモートレーザ溶接方法により溶接する。従って、溶接位置から遠く離れた位置からでもレーザ光を照射するから、ハット形フレーム部品10の縦壁のウェブ面14にレーザ溶接ヘッドHのトーチが当ったりして溶接精度が低下するのを防止することができる。
一方、溶接ロボットRは、同じ支持装置16にロボットアーム17を介してレーザセンサCを把持し、制御装置Aがレーザセンサコントローラ19を介してレーザセンサCを制御する。
レーザセンサCは、ロボットアーム17の先端側に、図4に示すように、CCDカメラ21およびがレーザ照射部を付設して光センサを構成し、溶接治具25上の所定セット位置に位置決めした状態で部品の溶接部位(溶接すべき線)に向けてレーザ光を照射する一方、そのレーザ光をCCDカメラ21が撮像した画像を光学的に読み取り、その読み取った画像を画像処理部に取り込んでマクロファイルの画像データを得る。そして、レーザセンサCは、CCDカメラ21から得られたマクロファイルの画像データから溶接部位のR止まり位置Pを幾何学的に検出する。この画像データは、例えばモニターに画像として表示する。
制御装置Aは、図示溶接装置全体を電気的にコントロールし、溶接部品を所定セット位置に位置決め保持する溶接治具25と電気的に接続し、予め規定されたセット位置を示すセット位置データを設定し、このセット位置データおよび画像データに基づいてセット位置のずれを把握する。一方、制御装置Aには、レーザセンサCとの間にレーザセンサコントローラ19を介して演算装置Bと電気的に接続している。そこで、演算装置Bは、それぞれ取り込んだR止まり位置P近傍の画像データから検出したマスタ部品Mと溶接実部品双方のR止まり位置Pの位置ずれ量を演算するようになっている。
他方、制御装置Aは、演算装置Bが演算した位置ずれ量に応じて、マスタ部品MのR止まりの教示位置を補正して補正教示位置データを求め、補正教示位置データに基づいてロボットコントローラ18を介してサーボモータを駆動制御してレーザ溶接ヘッドHを動作させると共に光源のレーザ発振器Lを制御してレーザ照射部からラインレーザ光りを出射して連続溶接を実行する構成になっている。
さて、上述した構成の本発明に係る溶接装置を用いて、断面ハット形にプレス成形したフレーム部品10のフランジ15に、フランジ15と対向させて接合する他のパネル部品11を、R止まり位置Pの近傍において連続溶接して鋼板製フレームFを製造するハット形フレーム部品溶接方法について、以下に説明する。
(1)第1段階:マスタ部品の位置決めセット工程
まず、ハット形フレーム部品の基準形状にプレス成形したブランクワークなるマスタ部品Mの現物を、溶接治具25上の所定セット位置に位置決めてセットする(ステップS1)。マスタ部品Mを溶接治具25にセットした後、入力装置30から溶接開始指令がロボットコントローラ18に入力される
(2)第2段階:マスタ部品のR止まり位置の検出工程
次いで、検出装置のレーザセンサCは、マスタ部品Mの現物を溶接治具25上の所定セット位置に位置決めした状態で、部品の溶接部位(溶接すべき線)に向けてレーザ光を照射する一方、そのレーザ光をCCDカメラ21が撮像した画像を光学的に読み取り、その読み取った画像を画像処理部22に取り込んでマクロファイルの画像データを得る。そして、レーザセンサCは、CCDカメラ21から得られたマクロファイルの画像データから溶接部位のR止まり位置Pを、幾何学的に検出する(ステップS2)。それから、レーザセンサCで検出したマスタ部品MのR止まりの位置を教示位置として制御装置Aに教示する(ステップS3)。しかる後、溶接検出を終えたマスタ部品Mは溶接冶具25上から払い出される(ステップS4)。
(3)第3段階:溶接実部品の位置決めセット工程
一方、実際の量産時、溶接する一連の溶接実部品10を溶接治具25上の所定セット位置に位置決めてセットする(ステップS5)。溶接実部品10を溶接治具25にセットした後、入力装置30から溶接開始指令を入力し、ロボットコントローラ18を介して溶接ロボットRに送られる。
(4)第4段階:溶接実部品のR止まり位置の検出工程
次いで、レーザセンサCは、溶接実部品10を溶接治具25の所定セット位置に位置きめセットした状態で、溶接実部品10の溶接部位(溶接すべき線)に向けてレーザ光を照射する一方、レーザ光をCCDカメラ21が撮像した画像を光学的に読み取り、読み取った画像を画像処理部に取り込んでマクロファイルの画像データを得る。そして、レーザセンサCは、CCDカメラ21から得られたマクロファイルの画像データから溶接部位のR止まり位置Pを幾何学的に検出する(ステップS6)。
(5)第5段階:R止まり位置の差の演算工程
その後、演算装置Aは、それぞれ取り込んだR止まり位置P近傍の画像データから検出したマスタ部品Mと溶接実部品10双方のR止まり位置P・P´の位置ずれ量を演算する(ステップS7)。
(6)第6段階:位置補正工程
演算した位置ずれ量に応じてマスタ部品MのR止まりの教示位置を補正した補正教示位置データを求める(ステップS8)。
(7)第7段階:溶接工程
補正した教示位置データに基づいて溶接ロボットRはR止まり位置を連続溶接し(ステップS9)。しかる後、溶接検出を終えた溶接実部品10は溶接冶具25上から払い出し(ステップS10)し、鋼板製フレームFが製造される。これにより、一定数の鋼板製フレームFが製造されると生産終了となる(ステップS11)。そうでない場合は、溶接工程に戻り、次に続く溶接実部品10を、溶接治具25の所定セット位置に位置決めした状態で溶接する。つまり、補正した教示位置データに基づき、溶接ロボットRによりR止まり位置Pを連続溶接する(ステップS9)
本発明の溶接方法およびその装置による溶接対象のハット形フレーム部品10は、その材料特性やプレス成形などの製造過程において設計図と溶接位置のR止まり位置Pがずれて歪むことがある。また、溶接治具25の所定セット位置に位置決めてセットするが、セットの際には不可避的にずれが生じ、これにより、フレーム部品個々の溶接位置のR止まり位置にバラツキを生じ、その結果、溶接精度が低下し、鋼板製フレームの剛性並びに品質が低下するおそれがある。
しかし、以上のように本発明によれば、ハット形フレーム部品の基準形状であるマスタ部品Mの現物そのものを、所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データに基づいて検出したR止まり位置Pを溶接実部品の教示位置にする一方、溶接実部品のハット形フレーム部品10を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置Pの近傍を撮影して得た画像データから検出し、検出したマスタ部品Mと溶接実部品双方のR止まり位置Pの位置ずれ量を演算し、演算した位置ずれ量によってマスタ部品MのR止まり位置Pの教示位置を補正して補正教示位置データに基づいて溶接を行うようにし、溶接実部品のハット形フレーム部品10のR止まりの位置変化に追従してマスタ部品Mの教示位置を自動的に補正するから、溶接するR止まりの位置にバラツキをなくして溶接精度を上げて、量産する鋼板製フレームの剛性と品質が低下するのを防止することができる。
上述した図示例では、一台の溶接ロボットRが同じ支持装置16にロボットアーム17を介してレーザ溶接ヘッドHを回転可能に把持すると共にロボットアーム17を介して検出装置のレーザセンサCを把持する構造であったが、図7に示すように、レーザ溶接ヘッドHとレーザセンサCをそれぞれ別体の溶接ロボットR・R´で把持する構成にすることもできる。
A 制御装置
B 演算装置
C レーザセンサ(検出装置)
F 鋼板製フレーム
H レーザ溶接ヘッド
M マスタ部品
P R止まり位置
R・R´ 溶接ロボット
10 ハット形フレーム部品
11 パネル部品
15 フランジ

Claims (3)

  1. 断面コ形のフレーム本体の両側縁から曲げ延びるフランジを有した断面形状がハット形のハット形フレーム部品の前記フランジとウェブとの間を連ねた断面円弧状の曲げR部と前記フランジとの境目にあるR止まり位置の近傍を溶接して他部品を接合し鋼板製フレームを量産するときに用いる溶接方法であって、
    前記ハット形フレーム部品の基準形状に成形したマスタ部品の現物を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データを取り込んで教示位置のR止まり位置を検出する一方、溶接実部品のハット形フレーム部品を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データを取り込んでR止まりの位置を検出する検出工程と、
    検出した前記マスタ部品と前記溶接実部品双方のR止まり位置の位置ずれ量を演算する演算工程と、
    演算した位置ずれ量に応じて前記マスタ部品のR止まり位置の前記教示位置を補正して補正教示位置データを求める位置補正工程と
    補正教示位置データに基づいて溶接を行う溶接工程と、
    を備えることを特徴とする、ハット形フレーム部品溶接方法。
  2. 断面コ形のフレーム本体の両側縁から曲げ延びるフランジを有した断面形状がハット形のハット形フレーム部品の前記フランジとウェブとの間を連ねた断面円弧状の曲げR部と前記フランジとの境目にあるR止まり位置の近傍を溶接して他部品を接合し鋼板製フレームを量産するときに用いる溶接装置であって、
    前記ハット形フレーム部品の基準形状であるマスタ部品の現物を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データを取り込んで前記マスタ部品の教示位置のR止まり位置を検出する一方、溶接実部品のハット形フレーム部品を所定セット位置に位置決めした状態でR止まり位置の近傍を撮影して得た画像データを取り込んで前記溶接実部品のR止まり位置を検出する検出装置と、
    検出した前記マスタ部品と前記溶接実部品双方のR止まり位置の位置ずれ量を演算する演算装置と、
    演算した位置ずれ量に応じて前記マスタ部品のR止まり位置の前記教示位置を補正して補正教示位置データを求める制御装置と、
    補正教示位置データに基づいて溶接を行う溶接ヘッドと、
    を備えることを特徴とする、ハット形フレーム部品溶接装置。
  3. 前記溶接ヘッドがレーザ溶接ヘッドで、トーチを溶接位置から離れた離隔位置からレーザ光を出射するリモートレーザ溶接方法により溶接することを特徴とする、請求項2に記載のハット形フレーム部品溶接装置。
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