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JP6447279B2 - 光ファイバ製造方法 - Google Patents
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Description

本発明は、光ファイバ製造方法に関するものである。
共通クラッド中に複数のコアが軸方向に延在するマルチコア光ファイバ(以下「MCF」という。)を製造する方法として、特許文献1〜3に記載された方法が知られている。この製造方法では、石英ガラス製の母材管の軸方向に形成された複数の空孔それぞれに石英ガラス製のコアロッドを挿入し、これら母材管とコアロッドとを一体化し線引してMCFを製造する。母材管はMCFの共通クラッドとなり、コアロッドはMCFのコアおよび一部クラッドとなる。
特開2006−160528号公報 特開2010−111554号公報 特開2011−168464号公報
本発明は、母材管とコアロッドとを一体化する際に長手方向の両者の位置関係を固定した状態で母材管の空孔内を減圧してマルチコア光ファイバを製造することができる新たな光ファイバ製造方法を提供することを目的とする。
本発明の光ファイバ製造方法は、石英ガラス製の母材管の軸方向に形成された複数の空孔それぞれに石英ガラス製のコアロッドを挿入する挿入工程と、前記挿入工程の前に、前記挿入工程以降の各工程において前記コアロッドが前記母材管から突出するのを防止するとともに前記空孔内を減圧する為の空孔窓を有する突出防止部を前記母材管の第1端側に形成する突出防止部形成工程と、前記挿入工程の後に、前記母材管の前記第1端に接続された支持管を介して前記母材管の前記空孔内を減圧する減圧工程と、前記減圧工程下で前記母材管の第2端側を加熱軟化させ前記母材管および前記コアロッドを一体化する一体化工程と、前記母材管および前記コアロッドを線引して光ファイバを製造する線引工程とを備える。
本発明によれば、母材管とコアロッドとを一体化する際に長手方向の両者の位置関係を固定した状態で母材管の空孔内を減圧してマルチコア光ファイバを製造することができる。
第1比較例の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第1実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第1実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第2比較例の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第2比較例の光ファイバ製造方法の一部変形例を説明する図である。 第2実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第2実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。 第3実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。
本発明の光ファイバ製造方法は、石英ガラス製の母材管の軸方向に形成された複数の空孔それぞれに石英ガラス製のコアロッドを挿入する挿入工程と、前記挿入工程の前に、前記挿入工程以降の各工程において前記コアロッドが前記母材管から突出するのを防止するとともに前記空孔内を減圧する為の空孔窓を有する突出防止部を前記母材管の第1端側に形成する突出防止部形成工程と、前記挿入工程の後に、前記母材管の前記第1端に接続された支持管を介して前記母材管の前記空孔内を減圧する減圧工程と、前記減圧工程下で前記母材管の第2端側を加熱軟化させ前記母材管および前記コアロッドを一体化する一体化工程と、前記母材管および前記コアロッドを線引して光ファイバを製造する線引工程とを備える。
前記母材管の前記第2端側において前記空孔を封止する封止部を形成する封止部形成工程を備えるのが好適である。前記一体化工程は、前記線引工程の前に、前記コアロッドの全体を前記母材管と一体化するコラプス工程であってもよい。また、前記一体化工程は、前記線引工程の開始時に前記母材管の前記第2端側で前記コアロッドと前記母材管とを一体化する工程であり、前記減圧工程下で前記線引工程を行うこととしてもよい。
前記突出防止部は、前記母材管の前記空孔が前記第1端側で前記コアロッドが突出できない形状又は大きさである第1条件、前記母材管の前記空孔が前記支持管により一部塞がれることにより前記コアロッドが突出できない第2条件、および、前記母材管と前記支持管との間に設けられたプレートにより前記コアロッドが突出できない第3条件、のうち何れか一つ又はこれら二以上の組合せにより形成されるのが好適である。
前記封止部は、前記母材管の前記第2端側において全ての前記空孔を封止する支持棒であってもよいし、前記母材管の前記第2端側において全ての前記空孔を封止するキャップであってもよい。前記キャップは、前記母材管の前記第2端側において前記空孔の一部または全部の開口を連通させた状態であるのが好適である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(第1比較例)
図1は、第1比較例の光ファイバ製造方法を説明する図である。第1比較例の光ファイバ製造方法は、ロッドインコラプス(rod in collapse、以下「RIC法」という。)法を用いる。
母材管10、コアロッド21〜23および支持管31,32を準備する(同図(a))。母材管10は、石英ガラス製であり、軸方向に貫通して形成された複数の空孔を有する。母材管10はMCFの共通クラッドとなる。コアロッド21〜23は、石英ガラス製であり、MCFのコアおよび一部クラッドとなる。支持管31,32は、母材管10の外径と同程度の外径を有し、母材管10の空孔を塞がない程度の内径を有する。
母材管10の第1端11に支持管31を接続するとともに、母材管10の第2端12に支持管32を接続して、母材管10の各空孔の内壁面を気相エッチングし、母材管10の各空孔内に浄化ガス(塩素や酸素)を流しながらバーナ40で母材管10を加熱することによる浄化処理によって空孔内を清浄にする(浄化工程、同図(b))。
母材管10の複数の空孔それぞれにコアロッド21〜23を挿入する(挿入工程、同図(c))。母材管10の空孔にコアロッド21〜23が挿入された状態で、支持管32の側から母材管10の空孔内を減圧し、母材管10を軸周りに回転させ、母材管10の第1端11側をバーナ40で加熱し、支持管31と支持管32とを互いに引っ張ることで、母材管10とコアロッド21〜23とを一体化する(減圧工程、一体化工程、同図(d))。これにより、母材管10の加熱部が延伸し、母材管10とコアロッド21〜23とが一体化するための起点部分を形成する。
起点部分は、母材管10の空孔を大気圧に対し減圧した状態で母材管10をコラプスする上での封止部としても機能する。封止部が形成されることにより、以後は延伸をせずに、加熱および減圧状態化のみで母材管10とコアロッド21〜23とを一体化することが可能となる。
この第1比較例では、挿入工程以降の工程において、母材管10の回転の際の振動によりコアロッド21〜23が移動したり、加熱により軟化したコアロッド21〜23が延伸したりすることにより、母材管10の空孔に挿入されていたコアロッド21〜23は母材管10の空孔から突出する可能性がある。
(第1実施形態)
図2および図3は、第1実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。図3は、母材管10と支持管31との接続部分を拡大して示す。第1実施形態の光ファイバ製造方法はRIC法を用いる。
母材管10、コアロッド21〜23、支持管31および支持棒33を準備する(図2(a))。母材管10は、石英ガラス製であり、軸方向に貫通して形成された複数の空孔を有する。母材管10はMCFの共通クラッドとなる。コアロッド21〜23は、石英ガラス製であり、MCFのコアおよび一部クラッドとなる。母材管10の空孔は、第1端11側でコアロッド21〜23が突出できない形状または大きさを有する突出防止部とされている(突出防止部形成工程、図3)。
母材管10の第1端11に支持管31を接続して、母材管10の各空孔の内壁面を気相エッチングし、母材管10の各空孔内に浄化ガス(塩素や酸素)を流しながらバーナで母材管10を加熱することによる浄化処理によって空孔内を清浄にする(浄化工程)。
母材管10の複数の空孔それぞれに第2端12側からコアロッド21〜23を挿入する(挿入工程、図2(b)、図3)。挿入されたコアロッド21〜23は、母材管10の第1端11側に形成された突出防止部に突き当てられる。
母材管10の第2端12に支持棒33を接続し、母材管10の第2端12側において空孔を封止して、第2端12側でコアロッド21〜23の突出を防止する突出防止部とするとともに、母材管10の空孔内を減圧する際の封止部とする(封止部形成工程、図2(c))。
支持管31の側から母材管10の空孔内を減圧し、母材管10を軸周りに回転させ、母材管10の第2端12側をバーナで加熱し、支持管31と支持棒33とを互いに引っ張ることで、母材管10とコアロッド21〜23とを一体化する(減圧工程、一体化工程、図2(d))。これにより、母材管10の加熱部が延伸し、母材管10とコアロッド21〜23とが一体化するための起点部分を形成する。その後、線引工程により、母材管10およびコアロッド21〜23を線引してMCFを製造する。
本実施形態では、母材管10の第1端11側に突出防止部を形成するとともに、母材管10の第2端12側に封止部を形成する。封止部形成工程前にコアロッド21〜23が母材管10の空孔から突出しないようにする。封止部は、減圧のための補助だけでなく、突出防止部としての機能をも有する。
コアロッド21〜23が突出しないように封止部(突出防止部)を形成できる場合は、支持棒33に替えて第1比較例と同様に支持管32を用いてもよい。支持管32の内径を小さくして肉厚にし、この支持管32により母材管10の空孔の一部または全部を塞ぐようにしてもよい。また、母材管10の中心に空孔がある場合は、支持管32の内部に何等かの突出防止部を設けてもよい。
第1比較例のように、母材管10の空孔の径が長手方向に一定であると、そのままでは母材管10の空孔からコアロッド21〜23が突出することを防止することはできない。そこで、母材管10と支持管31とを互いに接続する際に母材管10の第1端11側において空孔の形状または大きさを限定することで、コアロッド21〜23の突出を防止するようにしてもよい。この場合、母材管10の中心にある空孔は限定することができないので、何らかの手段で空孔の径を調節する。例えば、空孔にコアロッドを挿入した後に、空孔に開口を狭くする栓をすることで調整可能である。
母材管10の部分的に封止すべき空孔の端面と支持管31との間に突出防止用のプレートを配し、これを突出防止部としてもよい。この場合、プレートは空孔窓を有し、その空孔窓は、コアロッド21〜23が挿入される各空孔の空間を小さくし、コアロッド21〜23が通過できない形状とする。プレートに空孔窓があることで、浄化工程や一体化工程の際に空孔の減圧処理に寄与する。支持管31へのプレートの接続に際しては、断面がプレートと同じ形状のガラスロッドを用意し、このガラスロッドを支持管31に加熱溶着し、ガラスロッドを所定の厚さを残して切断することで、プレートを形成することが可能となる。また、プレートの各空孔窓に対応して、各空孔窓から支持管31の中心の空間に向かって連通する溝を支持管31の端面に施しておけば、支持管31を厚肉としても、各空孔内を減圧することが可能である。
(第2比較例)
図4は、第2比較例の光ファイバ製造方法を説明する図である。第2比較例の光ファイバ製造方法は、ロッドイン線引(rod in drawing、以下「RID法」という。)法を用いる。
母材管10、コアロッド21〜23、支持管31およびキャップ34を準備する(同図(a))。母材管10は、石英ガラス製であり、軸方向に貫通して形成された複数の空孔を有する。母材管10はMCFの共通クラッドとなる。コアロッド21〜23は、石英ガラス製であり、MCFのコアおよび一部クラッドとなる。支持管31は、母材管10の外径と同程度の外径を有し、母材管10の空孔を塞がない程度の内径を有する。キャップ34は、概略円錐形状を有し、底面が母材管10の空孔を塞ぐことができる大きさを有する。
母材管10の第1端11に支持管31を接続するとともに、母材管10の第2端12にキャップ34を接続する(封止部形成工程、同図(b))。母材管10の各空孔の内壁面を気相エッチングし、母材管10の各空孔内に浄化ガス(塩素や酸素)を流しながら母材管10を加熱することによる浄化処理によって空孔内を清浄にしてもよい(浄化工程)。
母材管10の複数の空孔それぞれに第1端11側からコアロッド21〜23を挿入する(挿入工程、同図(c))。母材管10の第2端12側が下になるように母材管10,コアロッド21〜23,支持管31およびキャップ34を鉛直方向に配置して、支持管31の側から母材管10の空孔内を減圧しながら、キャップ34および母材管10の第2端12側を加熱軟化し紡糸して、MCFを製造する(減圧工程、線引工程、同図(d))。
線引端(第2端12側)は、母材管10とコアロッド21〜23とが一体化され、キャップ34の脱落後も封止された状態となる。逆の端(第1端11側)は、非封止である。線引工程中、コアロッド21〜23は、引き伸ばされる状態で母材管10と一体化され、逆の端(上端)から一部が突出することがある。
図5は、第2比較例の光ファイバ製造方法の一部変形例を説明する図である。この変形例では、母材管10の第1端11側に接続される支持管31が、母材管10の周辺孔の一部を塞ぐことで、周辺孔の開口からのコアロッドの突出を防止することができる。しかし、母材管10の中心孔からのコアロッドの突出を防止するには別の対策が必要である。
(第2実施形態)
図6および図7は、第2実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。図7は、母材管10の第1端11側の部分を拡大して示す。第2実施形態の光ファイバ製造方法はRID法を用いる。
母材管10、コアロッド21〜23、支持管31およびキャップ34を準備し、母材管10の空孔にコアロッド21〜23を挿入する(図6(a))。母材管10は、石英ガラス製であり、軸方向に貫通して形成された複数の空孔を有する。母材管10はMCFの共通クラッドとなる。コアロッド21〜23は、石英ガラス製であり、MCFのコアおよび一部クラッドとなる。母材管10の空孔は、第1端11側でコアロッド21〜23が突出できない形状または大きさを有する突出防止部とされている(突出防止部形成工程、図7)。母材管10の複数の空孔それぞれに第2端12側からコアロッド21〜23を挿入する(挿入工程)。
支持管31は、母材管10の外径と同程度の外径を有し、母材管10の空孔を塞がない程度の内径を有する。キャップ34は、概略円錐形状を有し、底面が母材管10の空孔を塞ぐことができる大きさを有する。母材管10の第2端12にキャップ34を接続するとともに(封止部形成工程、図6(b))。母材管10の第1端11に支持管31を接続する(図6(c))。母材管10の各空孔の内壁面を気相エッチングし、母材管10の各空孔内に浄化ガス(塩素や酸素)を流しながら母材管10を加熱することによる浄化処理によって空孔内を清浄にしてもよい(浄化工程)。
母材管10の第2端12側が下になるように母材管10,コアロッド21〜23,支持管31およびキャップ34を鉛直方向に配置して、支持管31の側から母材管10の空孔内を減圧しながら、キャップ34および母材管10の第2端12側を加熱軟化し紡糸して、MCFを製造する(減圧工程、線引工程、図6(d))。
線引端(第2端12側)は、母材管10とコアロッド21〜23とが一体化され、キャップ34の脱落後も封止された状態となる。逆の端(第1端11側)は突出防止部となっている。線引工程中、コアロッド21〜23は、引き伸びが起き第1端11側の突出防止部へ向かって進展するが、突出防止部により母材管10の空孔から突出することはない。
なお、母材管10が中心孔を有しない場合は、図5に示されるように母材管10の第1端11側に接続される支持管31が母材管10の周辺孔の一部を塞ぐ構成としてもよい。また、母材管10の第1端11側において、上記のように全ての空孔に突出防止部を設ける必要はなく、中心孔のみ突出防止部を設けてもよく、この場合、図5に示されるように周辺孔に対しては開口部の一部を塞ぐ厚さを有する支持管31を接続することにより、コアロッドの突出を防止してもよい。また、中心孔にプレートを突出防止部として使用してもよい。
支持管31と母材管10との接続部の断面積は、母材管10および全コアロッドの総重量に対する単位断面積あたりの引っ張り応力が0.15MPa以下となるように設計されているのが好適である。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態の光ファイバ製造方法を説明する図である。第3実施形態の光ファイバ製造方法はRID法を用いる。
第2実施形態に対し、第3実施形態では、母材管10の第2端12側において複数の空孔を連通する空間部13が設けられている点で相違し、支持管31が厚肉で母材管10の第1端11側において周辺孔を支持管31が塞ぐ点で相違する。
本実施形態では、線引開始端(第2端12)側において母材管10とコアロッド21〜23とが一体化されると母材管10の周辺孔が密閉状態になるので、一体化前に母材管10の周辺孔内の空間を十分減圧状態としておく。
本実施形態では、母材管10の線引開始端(第2端12)側で複数の空孔が互いにつながることにより、一部の空孔が第2端12側で開放されていれば、コアロッドと母材管10とが一体化される線引き開始までの間に、母材管10に形成した全ての空孔の内部を減圧状態とすることが可能となる。唯一残っている中心孔の空間のみを継続して減圧すればよい。
本実施形態では、支持管31を厚肉とすることが容易となる。それにより、光ファイバ内にコアを高密度に配置する場合、母材管10の外周付近まで空孔を形成することが可能となり、また、より大きな母材の線引きも可能となる。
なお、連通させる空間は、必ずしも全ての空孔でなくてもよく、支持管31により塞がれた空間と塞がれていない何れか一つの空孔とが連通されていればよい。また、連通する空間部は、母材管10内だけでなく、キャップ34内に設けられてもよい。
また、接続強度に問題がなければ、図6に示されるように周辺孔を支持管31で完全に塞がない構成としてもよい。支持管31の厚さは、中心孔の開口を一部塞ぎ、中心孔のコアロッドが突出しない状態であれば、中心孔の開口を事前に狭くしておかなくてもよい。
10…母材管、11…第1端、12…第2端、13…空間部、21〜23…コアロッド、31,32…支持管、33…支持棒、34…キャップ、40…バーナ。

Claims (8)

  1. 石英ガラス製の母材管の軸方向に形成された複数の空孔それぞれに石英ガラス製のコアロッドを挿入する挿入工程と、
    前記挿入工程の前に、前記挿入工程以降の各工程において前記コアロッドが前記母材管から突出するのを防止するとともに前記空孔内を減圧する為の空孔窓を有する突出防止部を前記母材管の第1端側に形成する突出防止部形成工程と、
    前記挿入工程の後に、前記母材管の前記第1端に接続された支持管を介して前記母材管の前記空孔内を減圧する減圧工程と、
    前記減圧工程下で前記母材管の第2端側を加熱軟化させ前記母材管および前記コアロッドを一体化する一体化工程と、
    前記母材管および前記コアロッドを線引して光ファイバを製造する線引工程と、
    を備え、
    前記突出防止部は、前記母材管の前記空孔が前記第1端側で前記コアロッドが突出できない形状または大きさである第1条件、および、前記母材管の前記空孔が前記支持管により一部塞がれることにより前記コアロッドが突出できない第2条件、のうち何れか一つまたはこれらの組合せである、
    光ファイバ製造方法。
  2. 前記母材管の前記第2端側において前記空孔を封止する封止部を形成する封止部形成工程を備える、
    請求項1に記載の光ファイバ製造方法。
  3. 前記一体化工程は、前記線引工程の前に、前記コアロッドの全体を前記母材管と一体化するコラプス工程である、
    請求項1または2に記載の光ファイバ製造方法。
  4. 前記一体化工程は、前記線引工程の開始時に前記母材管の前記第2端側で前記コアロッドと前記母材管とを一体化する工程であり、
    前記減圧工程下で前記線引工程を行う、
    請求項1または2に記載の光ファイバ製造方法。
  5. 前記封止部は、前記母材管の前記第2端側において全ての前記空孔を封止する支持棒である、
    請求項2に記載の光ファイバ製造方法。
  6. 石英ガラス製の母材管の軸方向に形成された複数の空孔それぞれに石英ガラス製のコアロッドを挿入する挿入工程と、
    前記挿入工程の前に、前記挿入工程以降の各工程において前記コアロッドが前記母材管から突出するのを防止するとともに前記空孔内を減圧する為の空孔窓を有する突出防止部を前記母材管の第1端側に形成する突出防止部形成工程と、
    前記母材管の第2端側において前記空孔を封止する封止部を形成する封止部形成工程と、
    前記母材管の前記第1端に接続された支持管を介して前記母材管の前記空孔内を減圧する減圧工程と、
    前記減圧工程下で前記母材管の前記第2端側を加熱軟化させ前記母材管および前記コアロッドを一体化する一体化工程と、
    前記母材管および前記コアロッドを線引して光ファイバを製造する線引工程と、
    を備え、
    前記封止部は、前記母材管の前記第2端側において前記空孔の一部または全部の開口を連通させた状態で全ての前記空孔を封止するキャップである、
    光ファイバ製造方法。
  7. 前記一体化工程は、前記線引工程の前に、前記コアロッドの全体を前記母材管と一体化するコラプス工程である、
    請求項6に記載の光ファイバ製造方法。
  8. 前記一体化工程は、前記線引工程の開始時に前記母材管の前記第2端側で前記コアロッドと前記母材管とを一体化する工程であり、
    前記減圧工程下で前記線引工程を行う、
    請求項6に記載の光ファイバ製造方法。
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