JP6448371B2 - 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 - Google Patents
三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6448371B2 JP6448371B2 JP2015003472A JP2015003472A JP6448371B2 JP 6448371 B2 JP6448371 B2 JP 6448371B2 JP 2015003472 A JP2015003472 A JP 2015003472A JP 2015003472 A JP2015003472 A JP 2015003472A JP 6448371 B2 JP6448371 B2 JP 6448371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methane
- catalyst
- oxide
- zirconium oxide
- containing gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
ガスエンジンの排ガスのように、排ガス中の炭化水素が主としてメタンである場合には、このウインドウ領域が非常に狭く、ガソリン排ガスと同種の触媒や使用条件では高い浄化率が得られないことも知られており、特にリーン側でもメタンの浄化率が低くなる特徴がある。これは、メタンが炭化水素の中で最も安定性の高い炭化水素で、反応性に乏しいことに起因していると考えられている。そこで、このような炭化水素に占めるメタンの割合の高い排ガスに対しても高い浄化率が得られるメタン主成分ガスの燃焼排ガス用三元触媒が開発されている(特許文献1、2)。
そのような状況に鑑みて、単斜晶の酸化ジルコニウムを主成分とする無機酸化物にイリジウムおよび白金を担持して構成され、理論空燃比でメタン含有ガス中のメタンを還元力として利用可能な三元触媒も提案されており、低温域における性能の向上やリーン側でも高いメタン酸化活性が得られることが示されている(特許文献3)。しかし、イリジウムは白金族金属の中で最も希少な金属で高価であることから、より資源量が多く安価な成分で十分な性能が得られる触媒が強く求められている。
無機酸化物担体中に単斜晶の酸化ジルコニウムが50質量%より多く含まれることが好ましい。
又、前記メタン含有ガス中の一酸化炭素、窒素酸化物およびメタンの除去反応を、400℃〜550℃で行うことが好ましい。
本発明の触媒は、単斜晶の酸化ジルコニウムを主成分とする無機酸化物担体にルテニウムおよび白金を担持して構成され、燃料に対する燃焼用空気が理論空燃比に調整されたガスの燃焼により発生し、一酸化炭素、窒素酸化物及びメタンを含有するメタン含有ガスの三元触媒反応処理において、前記メタンを還元力として前記窒素酸化物の還元除去を行う三元触媒である。
担体の比表面積は、あまりに低いと担持されたルテニウムおよび白金を高分散に保つことができなくなる一方、あまりに高表面積でも、不安定となって使用中に担体の焼結が進行するおそれがある。従って、2〜90m2/gの範囲とするのがよく、より好ましくは、5〜60m2/gの範囲である。
本発明の三元触媒で用いる担体は、正方晶、立方晶の酸化ジルコニウムを含んでいてもよいが、単斜晶の酸化ジルコニウムを主成分とする必要がある。本発明の場合、主成分としての単斜晶の酸化ジルコニウムの酸化ジルコニウム以外の成分を含めた担体に占める割合が、質量基準で50%より多く含まれていると理論空燃比近傍での窒素酸化物浄化率が高く、更に、前記単斜晶の酸化ジルコニウムの割合が質量基準で60%より多く含まれると、一層、理論空燃比近傍での窒素酸化物浄化率が向上するので好ましい。
ルテニウムおよび白金の含浸は、これらの金属の水溶性化合物を純水に溶解することにより調製した水溶液を用いて行っても良く、或いはアセチルアセトナト錯体などの有機金属化合物をアセトンなどの有機溶媒に溶解した有機溶媒溶液を用いて行っても良い。
水溶性化合物としては、塩化ルテニウム、硝酸ルテニウム、ヘキサアンミンルテニウム硝酸塩、塩化白金酸(ヘキサクロロ白金酸)、テトラアンミン白金硝酸塩などが例示される。水のみでは所望の濃度の溶液が得られない場合は、必要に応じて塩酸、硝酸やアンモニア水を添加して溶液を調製してもよい。
また、有機金属化合物としては、トリス(アセチルアセトナト)ルテニウム、ビス(アセチルアセトナト)白金などが例示される。
含浸操作において、金属化合物の種類によっては、混合により沈殿を生じることがある。この様な場合には、担体に対し、順次異なる金属を担持させても良い。例えば、担体に第一の活性成分を担持し、必要ならば、乾燥した後或いは乾燥および仮焼した後、第二の活性成分の担持操作を行うことができる。
ルテニウムの担持量は、少なすぎると三元触媒活性が低く、また多すぎてもルテニウムの粒径が大きくなり担持量に見合った性能も得られなくなり、経済性に劣る。よって、好ましくは担体の質量に対して0.1〜0.5%とする。
担持された白金とルテニウムの質量比は、通常20:1〜2:1程度で、好ましくは15:1〜5:1程度である。
含浸時間は、所定の担持量が確保される限り、特に制限されないが、通常1〜50時間程度、好ましくは3〜20時間程度である。
次いで、所定の金属成分を担持させた担体を、必要に応じて蒸発乾固または乾燥させた後、焼成する。
焼成は、空気の流通下に行えばよい。或いは、空気あるいは酸素と窒素などの不活性ガスとを適宜混合したガスなどの酸化性ガス流通下において行っても良い。
焼成温度は、高すぎる場合には、担持された金属の粒成長が進んで高い活性が得られない。また特にルテニウムは高温で高酸化数の気体状酸化物を形成して揮散する恐れがある。逆に低すぎる場合には、焼成が十分に行われないので、触媒の使用中に担持された金属粒子が粗大化して、安定した活性が得られないおそれがある。従って、安定して高い触媒活性を得るためには、焼成温度は、450〜650℃程度とすることが好ましく、約500〜600℃程度とすることがより好ましい。
焼成時間は、特に制限されないが、通常1〜50時間程度であり、好ましくは3〜10時間程度である。
耐火性ハニカム上にウオッシュコートする場合には、上記の方法で調製した三元触媒に必要に応じて酸化ジルコニウムゾルなどを加えてスラリー状にしてウオッシュコートしても、あらかじめ担体を同様の方法で耐火性ハニカム上にウオッシュコートしてから上記の方法に従ってルテニウムおよび白金を担持してもよい。
ここで、理論空燃比とは、通常、燃焼器に投入される燃料に対する燃焼用空気量が完全燃焼に必要な最小値(理論空気量)であることを言い、例えば、空気量が理論空気量の0.990倍〜1.005倍(すなわち空気過剰率λ=0.990〜1.005)程度の範囲にあることをいう。実用上、空燃比を数10ミリ秒〜数秒単位で振動させる場合においては、時間平均の空燃比が上記の範囲に入っていればよい。
特殊な場合として、燃焼器の後段で空気や燃料等を添加する場合には、これらと燃焼器に投入される燃料または空気量とを合算して計算したものが上記の範囲にあればよい。
燃焼用空気に、通常の空気ではなく、酸素富化空気等酸素濃度の異なるガスを用いる場合であっても、酸素含有量に応じて理論ガス量は計算できるので、同様に理論ガス量の0.990倍〜1.005倍程度とすればよい。
好ましくは、λ=0.998〜1.000の空燃比にあるメタン含有ガスを、本発明に係る三元触媒に接触させる。このようにすると、非常に高い浄化能を発揮することができる。
より好ましくは400〜550℃の低温運転のエンジンから排出されたガスをそのまま触媒に接触させる。
触媒の使用量は、要求される浄化率に応じて適宜選択できるが、通常ガス時間当たり空間速度(GHSV)として1000〜200,000h-1の範囲である。GHSVを低くするほど触媒量が多くなるため、触媒性能は向上するが、例えば1000h-1以下で用いるような場合には経済性の問題に加えて、触媒層での圧力損失が大きくなる問題が生じるおそれがある。これに対し、GHSVが200,000h-1を超えるような条件では十分な性能が確保できない懸念がある。好ましくは、GHSVとして10,000〜100,000h-1の範囲である。
この他、メタン含有ガス中にはメタン以外の炭化水素やその他の有機成分が含まれることがある。このような場合にも、本発明の三元触媒は、不活性なメタンも利用できるほどの高い酸化活性を有するので、メタン以外の炭化水素やその他の有機成分も有効に除去でき、浄化性能を阻害されることはない。
キシダ化学製触媒用酸化アルミニウム(活性型、4〜6mm)を破砕してふるい分け、粒径1〜2mmに揃えた。この100gに、硝酸セリウム(III)6水和物(Ce(NO3)3・6H2O)31gを純水180gに溶解した溶液を12時間含浸した。これを蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中700℃で6時間焼成して酸化セリウム−酸化アルミニウム(BET比表面積109m2/g)を得た。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)3.16gとRhとして5.0質量%を含有する硝酸ロジウム水溶液0.64gとを混合し、12gの純水で希釈した。これを前記の酸化セリウム−酸化アルミニウム担体16gに含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して2%Pt−0.2%Rh/酸化セリウム−酸化アルミニウム(以下では、触媒Aとする)を得た。触媒AのBET比表面積は104m2/gであった。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)3.17gとRuとして3.9質量%を含有する硝酸ルテニウム水溶液0.82gとを混合し、15gの純水で希釈した。これを比較例1と同じ酸化セリウム−酸化アルミニウム担体16gに含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化アルミニウム(以下では、触媒Bとする)を得た。
水酸化ジルコニウム(林純薬工業社製、ZrO2として85%含有)122.5gを、硝酸セリウム6水和物(Ce(NO3)3・6H2O)50gを100gの純水に溶解した水溶液に15時間浸漬し、蒸発乾固した。さらに、120℃で1時間乾燥後、700℃で6時間焼成して、BET比表面積33m2/gの酸化セリウム−酸化ジルコニウム(質量比で酸化セリウム:酸化ジルコニウム=16:84である複合酸化物)を得た。
Cu−Kα線を用いたX線回折測定では、2θ=30°付近の正方晶の回折線が強く観測された他、2θ=28°及び31.5°付近の単斜晶の回折線が弱く観測された。これらの強度比から、この酸化セリウム−酸化ジルコニウムは79%が正方晶または立方晶で、単斜晶の割合は21%であると計算された。単斜晶がすべて酸化ジルコニウムからなるとすると、この酸化セリウム−酸化ジルコニウム(すなわち無機酸化物担体)に占める単斜晶酸化ジルコニウムの割合は20%程度である。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)3.17gとRuとして12.5%を含有するトリニトラトニトロシルルテニウム(Ru(NO)(NO3)3)水溶液0.256gとを混合し、10gの純水で希釈した。これを前記の酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体16gに含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム(以下では、触媒Cとする)を得た。
酸化ジルコニウム(日本電工(株)製、N−PC、比表面積28m2/g)を空気中700℃で6時間焼成し、BET比表面積17m2/gの焼成酸化ジルコニウムを得た。Cu−Kα線を用いたX線回折測定では、2θ=28°及び31.5°付近の単斜晶の回折線のみが観測されたことから、焼成酸化ジルコニウムはほぼ単斜晶酸化ジルコニウムのみからなっていると考えられる。
比較例3の酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体16gに代えて、前記の焼成酸化ジルコニウム10gと比較例3の酸化セリウム−酸化ジルコニウム6gを混合したものを担体としたほかは、比較例3と同様にして、2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Dとする)を得た。触媒DのBET比表面積は22m2/gであった。また、触媒Dの無機酸化物担体に占める単斜晶の酸化ジルコニウムの割合(質量基準)は70%と計算される。また、触媒Dの無機酸化物担体に占める酸化セリウムの割合(質量基準)は6.0%である。
Ru担持量を担体に対する質量比で0.1%および0.5%に変えたほかは、実施例1と同様にして、2%Pt−0.1%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Eとする)および2%Pt−0.5%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Fとする)を得た。
実施例1と同様の焼成酸化ジルコニウム10gと比較例3の酸化セリウム−酸化ジルコニウム6gを混合したものを担体として用い、特許文献3の実施例3と同様にして、2%Pt−0.2%Ir/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Gとする)および2%Pt−0.5%Ir/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Hとする)を得た。
水酸化ジルコニウム(林純薬工業社製、ZrO2として79%含有)39.4gを、硝酸セリウム6水和物(Ce(NO3)3・6H2O)36.6gを60gの純水に溶解した水溶液に15時間浸漬し、蒸発乾固した。さらに、120℃で1時間乾燥後、700℃で6時間焼成して、BET比表面積35m2/gの酸化セリウム−酸化ジルコニウムB(質量比で酸化セリウム:酸化ジルコニウム=32:68)を得た。
Cu−Kα線を用いたX線回折測定では、2θ=28°及び31.5°付近の単斜晶酸化ジルコニウムの回折線は観測されなかった。従って、この酸化セリウム−酸化ジルコニウムBには単斜晶は実質的に含まれていない。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)3.09gとRuとして3.9%を含有する硝酸ルテニウム(Ru(NO3)3)水溶液0.80gとを混合し、11gの純水で希釈した。これを前記の酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体B3.6gと実施例1で得た焼成酸化ジルコニウム12.0gとを混合してなる担体に含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Iとする)を得た。触媒IのBET比表面積は21m2/gであった。また、触媒Iの無機酸化物担体に占める単斜晶の酸化ジルコニウムの割合(質量基準)は77%と計算される。また、触媒Iの無機酸化物担体に占める酸化セリウムの割合(質量基準)は7.38%である。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)3.06gとRuとして3.9%を含有する硝酸ルテニウム(Ru(NO3)3)水溶液0.79gとを混合し、11gの純水で希釈した。これを前記の酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体B1.4gと実施例1で得た焼成酸化ジルコニウム14.0gとを混合してなる担体に含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Jとする)を得た。触媒JのBET比表面積は19m2/gであった。また、触媒Jの無機酸化物担体に占める単斜晶の酸化ジルコニウムの割合(質量基準)は91%と計算される。また、触媒Jの無機酸化物担体に占める酸化セリウムの割合(質量基準)は2.91%である。
担体の混合比を酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体B7.7gと実施例1で得た焼成酸化ジルコニウム7.7gに代えたほかは実施例5を同様にして2%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Kとする)を得た。触媒Kの無機酸化物担体に占める単斜晶の酸化ジルコニウムの割合(質量基準)は50%と計算される。また、触媒Kの無機酸化物担体に占める酸化セリウムの割合(質量基準)は16.0%である。
Ptとして10.1質量%を含有するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(硝酸20質量%含有)6.18gとRuとして3.9%を含有する硝酸ルテニウム(Ru(NO3)3)水溶液0.80gとを混合し、11gの純水で希釈した。これを前記の酸化セリウム−酸化ジルコニウム担体B3.6gと実施例1で得た焼成酸化ジルコニウム12.0gとを混合してなる担体に含浸し、蒸発乾固した後、120℃で1時間乾燥し、さらに空気中550℃で6時間焼成して4%Pt−0.2%Ru/酸化セリウム−酸化ジルコニウム混合担体(以下では、触媒Lとする)を得た。また、触媒Lの無機酸化物担体に占める単斜晶の酸化ジルコニウムの割合(質量基準)は77%と計算される。また、触媒Lの無機酸化物担体に占める酸化セリウムの割合(質量基準)は7.38%である。
触媒AおよびBはそのまま、触媒C〜Hは打錠成型して粒径を1〜2mmに揃えたものを、それぞれ1.45g(触媒AおよびBは約1.9mL、触媒C〜Hは約1.5mL)石英反応管に充填し、触媒層温度を525,500,475,450,425,400℃に変えて、それぞれの温度で表1に示す組成のガスを毎分1.675リットル(0℃、1気圧の標準状態に換算した体積、以下同様)流通して、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)および炭化水素(CH4)の転化率を測定した(初期の性能)。なお、転化率はいずれも、100×(1−(出口濃度)/(入口濃度))(%)で定義され、NOxについては一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)の合計濃度を用いている。
これらが示すように、単斜晶の酸化ジルコニウムの割合が高いほど、低温の理論空燃比付近における窒素酸化物の浄化性能は向上する。
そして当該酸化セリウムは、一旦酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの複合酸化物として調整したものを、別途単斜晶の酸化ジルコニウムと混合し、前記無機酸化物担体として用いる方法で前記無機酸化物担体として用いられることが好ましい。
Claims (7)
- 単斜晶の酸化ジルコニウムを含む無機酸化物担体にルテニウムおよび白金を担持して構成され、燃料に対する燃焼用空気が理論空燃比に調整されたガスの燃焼により発生し、一酸化炭素、窒素酸化物及びメタンを含有するメタン含有ガスの三元触媒反応処理において、前記無機酸化物担体中に含まれる前記単斜晶の酸化ジルコニウムの質量割合が50質量%以上であり、前記無機酸化物担体が酸化セリウムを含み、前記メタンを還元力として前記窒素酸化物の還元除去を行う三元触媒。
- ルテニウムの担持量が、前記無機酸化物担体に対する質量基準で0.1〜0.5%である請求項1に記載の三元触媒。
- 白金の担持量が前記無機酸化物担体に対する質量基準で0.5〜5%である請求項1または2に記載の三元触媒。
- 前記無機酸化物担体に単斜晶の酸化ジルコニウムが50質量%より多く含まれる請求項1〜3のいずれか一項に記載の三元触媒。
- 理論空燃比に調整されたガスの燃焼により発生し、一酸化炭素、窒素酸化物及びメタンを含有するメタン含有ガスを、単斜晶の酸化ジルコニウムを含む無機酸化物担体にルテニウムおよび白金を担持して構成される三元触媒に接触させ、前記メタン含有ガス中のメタンを還元力として利用して、前記メタン含有ガス中の一酸化炭素、窒素酸化物およびメタンを三元触媒反応により除去し、前記無機酸化物担体中に含まれる前記単斜晶の酸化ジルコニウムの質量割合が50質量%以上であり、前記無機酸化物担体が酸化セリウムを含む、メタン含有ガスの浄化方法。
- 前記メタン含有ガスの空燃比を、λ=0.998〜1.000に調整して前記三元触媒に接触させる請求項5に記載のメタン含有ガスの浄化方法。
- 前記メタン含有ガス中の一酸化炭素、窒素酸化物およびメタンの除去反応を、400℃〜550℃の反応温度で行う請求項5又は6に記載のメタン含有ガスの浄化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015003472A JP6448371B2 (ja) | 2014-03-06 | 2015-01-09 | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014044105 | 2014-03-06 | ||
| JP2014044105 | 2014-03-06 | ||
| JP2015003472A JP6448371B2 (ja) | 2014-03-06 | 2015-01-09 | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015180490A JP2015180490A (ja) | 2015-10-15 |
| JP6448371B2 true JP6448371B2 (ja) | 2019-01-09 |
Family
ID=54329024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015003472A Active JP6448371B2 (ja) | 2014-03-06 | 2015-01-09 | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6448371B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK1356863T3 (da) * | 2000-11-17 | 2009-06-02 | Osaka Gas Co Ltd | Fremgangsmåde til rensning af methan-holdig spildgas |
| JP4568640B2 (ja) * | 2005-05-24 | 2010-10-27 | 大阪瓦斯株式会社 | メタン含有排ガスの浄化方法、メタン含有排ガス浄化用三元触媒の前処理方法及びこれを用いた三元触媒 |
| JP4901366B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2012-03-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 排ガス中のメタンの酸化除去用触媒および排ガス中のメタンの酸化除去方法 |
-
2015
- 2015-01-09 JP JP2015003472A patent/JP6448371B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2015180490A (ja) | 2015-10-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7206045B2 (ja) | 排気システム用の亜酸化窒素除去触媒 | |
| CN1457921B (zh) | 降低贫燃发动机废气中氮氧化物含量的催化剂 | |
| JP5910833B2 (ja) | 排ガス浄化触媒 | |
| US11559788B2 (en) | Oxygen storage and release material, catalyst, exhaust gas purification system, and exhaust gas treatment method | |
| EP1729872A1 (en) | Nitrogen oxide storage material and nitrogen oxide storage catalyst produced therefrom | |
| WO1997037761A1 (en) | Exhaust gas purifying catalyst and exhaust gas purifying method | |
| RU2621679C2 (ru) | Катализатор для очистки выхлопного газа и способ очистки выхлопного газа с применением указанного катализатора | |
| JP5865110B2 (ja) | メタン酸化触媒およびその製造方法 | |
| CN108080001A (zh) | 用于twc应用的多分区增效pgm催化剂 | |
| JP2005021880A (ja) | 排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化用触媒システム | |
| JP4688646B2 (ja) | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 | |
| JP4901366B2 (ja) | 排ガス中のメタンの酸化除去用触媒および排ガス中のメタンの酸化除去方法 | |
| US20120214665A1 (en) | Oxygen adsorbent based on lanthanoide oxysulfate, method for producing it, and exhaust gas purifying catalyst containing it | |
| JP2013146726A (ja) | 排ガス浄化装置および排ガス浄化方法 | |
| JP2017189761A (ja) | 排ガス浄化用触媒の製造方法 | |
| JP6448371B2 (ja) | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 | |
| JP2016165707A (ja) | 三元触媒及びこれを用いたメタン含有ガスの浄化方法 | |
| JP2017503634A (ja) | 酸素吸蔵成分としての混合酸化物の使用 | |
| JP2001038211A (ja) | 排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法 | |
| JP2020070219A (ja) | セリア・ジルコニア系複合酸化物酸素吸収放出材料および排ガス浄化触媒 | |
| CN105121010B (zh) | 废气净化催化剂组合物和废气净化催化剂 | |
| JP5094049B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
| JP2007105632A (ja) | 排ガス浄化触媒 | |
| JP5051009B2 (ja) | NOx吸蔵還元型触媒 | |
| JP4239679B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180918 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181019 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181106 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181204 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6448371 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |